アルバート・ラスカー基礎きそ医学いがく研究けんきゅうしょう

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アルバート・ラスカー基礎きそ医学いがく研究けんきゅうしょう
Albert Lasker Basic Medical Research Award
受賞じゅしょう対象たいしょう障害しょうがい原因げんいんのぞくための技術ぎじゅつ情報じょうほう概念がいねんをもたらす基礎きそてき発見はっけん
くにアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
主催しゅさいラスカー財団ざいだん
初回しょかい1946ねん
最新さいしんかい2023ねん
最新さいしん受賞じゅしょうしゃデミス・ハサビス
ジョン・ジャンパー
公式こうしきサイトhttps://laskerfoundation.org/winners/integrins-mediators-of-cell-matrix-cell-adhesion/

アルバート・ラスカー基礎きそ医学いがく研究けんきゅうしょう(アルバート・ラスカーきそいがくけんきゅうしょう)は、アルバート・ラスカー医学いがく研究けんきゅうしょういち部門ぶもんラスカー財団ざいだんによって授与じゅよされる国際こくさいてき医学いがくしょうひとつで、障害しょうがい原因げんいんのぞくための技術ぎじゅつ情報じょうほう概念がいねんをもたらす基礎きそてき発見はっけんげた科学かがくしゃ対象たいしょうとする[1]

ノーベル生理学せいりがく医学いがくしょう受賞じゅしょうしゃがそれに先行せんこうしてほんしょう受賞じゅしょうしている場合ばあいおおく、その割合わりあいやく50%にたっする。

歴代れきだい受賞じゅしょうしゃ[編集へんしゅう]

1940年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1946ねん カール・コリ
Carl Ferdinand Cori
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 チェコ出身しゅっしん
炭水化物たんすいかぶつ代謝たいしゃ経路けいろコリ回路かいろ解明かいめいたいする貢献こうけん
1947ねん オズワルド・アベリー
Oswald Avery
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
カナダの旗 カナダ出身しゅっしん
細菌さいきん化学かがく組成そせいかんする研究けんきゅう
ホーマー・スミス
Homer W. Smith
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく こころ血管けっかんけいおよび腎臓じんぞう生理学せいりがくかんする研究けんきゅう
1948ねん ヴィンセント・デュ・ヴィニョー
Vincent du Vigneaud
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 動物どうぶつ栄養えいよう吸収きゅうしゅうにおけるメチルもと転移てんいかんする研究けんきゅう、およびビオチンならびにペニシリン合成ごうせい
セルマン・ワクスマン
Selman Waksman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 ウクライナ出身しゅっしん
土壌どじょう微生物びせいぶつ抗菌こうきん活性かっせいかんする研究けんきゅう、および(ワクスマンのみ)ストレプトマイシン発見はっけん
ルネ・デュボス
René Dubos
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
フランスの旗 フランス出身しゅっしん
1949ねん アンドレ・フレデリック・クルナン
André Frédéric Cournand
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
フランスの旗 フランス出身しゅっしん
こころ血管けっかん疾患しっかんかんする研究けんきゅうおよび心臓しんぞうカテーテルほう開発かいはつ
ウィリアム・S・ティレット
William S. Tillett
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ストレプトキナーゼ発見はっけんたんはなれ
L・ロイヤル・クリステンセン
L. Royal Christensen
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

1950年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1950ねん ジョージ・ウェルズ・ビードル
George Wells Beadle
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 代謝たいしゃ過程かてい調節ちょうせつにおける遺伝子いでんし重要じゅうようせいかんする基礎きそ研究けんきゅう
1951ねん カール・F・マイヤー
Karl Friedrich Meyer
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
スイスの旗 スイス出身しゅっしん
寄生虫きせいちゅうがくへの貢献こうけん
1952ねん フランク・マクファーレン・バーネット
Frank Macfarlane Burnet
オーストラリアの旗 オーストラリア ウイルス遺伝いでん情報じょうほう伝達でんたつかんする研究けんきゅう
1953ねん ハンス・クレブス
Hans Adolf Krebs
イギリスの旗 イギリス
ドイツの旗 ドイツ出身しゅっしん
尿素にょうそ回路かいろおよびクエン酸くえんさん回路かいろ発見はっけん
マイケル・ハイデルベルガー
Michael Heidelberger
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 免疫めんえき化学かがくてき定量ていりょうほうかんするあらたな分野ぶんや開発かいはつ
ジョージ・ワルド
George Wald
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒトの視覚しかくかんする生理学せいりがくてき研究けんきゅう
1954ねん エドウィン・アストウッド
Edwin B. Astwood
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 甲状腺こうじょうせん機能きのう亢進こうしんしょう治療ちりょうほう開発かいはつにつながる、内分泌ないぶんぴつ機能きのう基本きほんてき理解りかいたいする貢献こうけん
ジョン・フランクリン・エンダース
John Franklin Enders
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 急性きゅうせいはいしろずいえん(ポリオ)・流行りゅうこうせい耳下腺炎じかせんえん(おたふく風邪かぜ)・麻疹ましん原因げんいんウイルスの培養ばいようほう確立かくりつ
セント=ジェルジ・アルベルト
Albert Szent-Györgyi
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 ハンガリー出身しゅっしん
アクトミオシン発見はっけんふくむ、こころ血管けっかん疾患しっかんかんする研究けんきゅう
1955ねん カール・P・リンク
Karl Paul Link
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 血栓けっせん形成けいせいじょ解明かいめいおよび栓塞せんそくせんしょう治療ちりょうほう開発かいはつ
カール・J・ウィガーズ
Carl J. Wiggers
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく こころ血管けっかんけい生理学せいりがくたいする多大ただい貢献こうけん
1956ねん カール・マイヤー
Karl Meyer
ドイツの旗 ドイツ 関節かんせつえんリウマチたいするあらたな理解りかいをもたらす、結合けつごう組織そしき構成こうせい要素ようそかんする先駆せんくてき研究けんきゅう
フランシス・シュミット
Francis O. Schmitt
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1957ねん アイザック・スター
Isaac Starr
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 心臓しんぞう循環じゅんかんけいかんする基礎きそ研究けんきゅうおよびしんだんどうけい開発かいはつ
1958ねん ペイトン・ラウス
Francis Peyton Rous
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく はつがんの原因げんいん抗体こうたい起源きげん、および血球けっきゅうさんせい破壊はかいのメカニズムにかんするあらたな知見ちけん獲得かくとくへの貢献こうけん
セオドア・パック
Theodore Puck
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 哺乳類ほにゅうるい細胞さいぼう純粋じゅんすい培養ばいようほう開発かいはつ
アルフレッド・ハーシー
Alfred Hershey
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ウイルス複製ふくせい過程かていにおける核酸かくさん役割やくわり伝達でんたつ機構きこう発見はっけん
ゲルハルト・シュラム
Gerhard Schramm
ドイツの旗 ドイツ
ハインツ・フレンケル=コンラート
Heinz Fraenkel-Conrat
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ドイツの旗 ドイツ出身しゅっしん
アーヴァイン・ページ
Irvine Page
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 高血圧こうけつあつ基本きほん機構きこう解明かいめいへの多大ただい貢献こうけん
1959ねん アルバート・クーンズ
Albert Coons
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 感染かんせんしょう研究けんきゅう有用ゆうよう手段しゅだんとなった、免疫めんえき蛍光けいこうほう開発かいはつ
ジュール・フロイント
Jules T. Freund
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 ハンガリー出身しゅっしん
結核けっかくマラリア狂犬病きょうけんびょうポリオなどにたいする免疫めんえきがくアレルギー分野ぶんやでのあらたな発見はっけん

1960年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1960ねん エルンスト・ルスカ
Ernst Ruska
ドイツの旗 ドイツ 電子でんし顕微鏡けんびきょう開発かいはつ
ジェームズ・ヒリアー
James Hillier
カナダの旗 カナダ
ジェームズ・ニール
James V. Neel
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒト遺伝いでんがく研究けんきゅう発展はってんたいする貢献こうけん、および(Neelのみ)サラセミアかまじょう赤血球せっけっきゅうしょうかんする研究けんきゅう
ライオネル・ペンローズ
Lionel S. Penrose
イギリスの旗 イギリス
モーリス・ウィルキンス
Maurice H.F. Wilkins
イギリスの旗 イギリス DNA構造こうぞう解明かいめいにおける貢献こうけん
フランシス・クリック
Francis Crick
イギリスの旗 イギリス
ジェームズ・ワトソン
James D. Watson
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1962ねん チョー・H・リーたくあきら
Choh Hao Li
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく
6種類しゅるいホルモン分離ぶんり同定どうていふくむ、下垂かすいたいぜん由来ゆらいホルモンの化学かがく特性とくせい理解りかいへの貢献こうけん
1963ねん ライマン・C・クレイグ
Lyman C. Craig
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 化学かがく物質ぶっしつ分離ぶんり手法しゅほう開発かいはつおよび抗生こうせい物質ぶっしつ構造こうぞう研究けんきゅう
1964ねん レナート・ドゥルベッコ
Renato Dulbecco
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イタリアの旗 イタリア出身しゅっしん
腫瘍しゅようウイルスはつがんの関係かんけいについての基礎きそてき貢献こうけん
ハリー・ルービン
Harry Rubin
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1965ねん ロバート・W・ホリー
Robert W. Holley
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく アミノ酸あみのさん転移てんいRNA(Amino acid transfer RNA)の化学かがく構造こうぞう決定けってい
1966ねん ジョージ・エミール・パラーデ
George Emil Palade
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 ルーマニア出身しゅっしん
電子でんし顕微鏡けんびきょうによる細胞さいぼう生物せいぶつがくへの貢献こうけん
1967ねん バーナード・ブローディ
Bernard Brodie
イギリスの旗 イギリス アセトアニリドプロカインアミド研究けんきゅうふくむ、生化学せいかがくてき薬理やくりがくにおける偉大いだい貢献こうけん
1968ねん ハー・ゴビンド・コラナ
Har Gobind Khorana
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
インドの旗 インドげんパキスタンの旗 パキスタン出身しゅっしん
遺伝いでん暗号あんごう解読かいどくたいする貢献こうけん
マーシャル・ニーレンバーグ
Marshall Warren Nirenberg
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ウィリアム・F・ウィンドル
William F. Windle
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく のうへの障害しょうがいとその影響えいきょうについての研究けんきゅうふくむ、発生はっせい生物せいぶつがくにおける基本きほん原理げんり発見はっけん
1969ねん ロバート・メリフィールド
Robert Bruce Merrifield
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく タンパク質たんぱくしつおよびペプチドかたあい合成ごうせいほう開発かいはつ

1970年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1970ねん エール・サザランド
Earl Wilbur Sutherland Jr.
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 環状かんじょうアデノシンいちリンさん(cAMP)およびそのホルモン作用さようじょにおける重要じゅうよう役割やくわり発見はっけん
1971ねん シーモア・ベンザー
Seymour Benzer
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 分子ぶんし遺伝いでんがくたいする顕著けんちょ貢献こうけん
シドニー・ブレナー
Sydney Brenner
南アフリカ共和国の旗 みなみアフリカ共和きょうわこく
チャールズ・ヤノフスキー
Charles Yanofsky
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1974ねん ルドヴィク・グロス
Ludwik Gross
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ポーランドの旗 ポーランド出身しゅっしん
哺乳類ほにゅうるい白血病はっけつびょうウイルス腫瘍しゅようウイルス発見はっけん、およびその生物せいぶつがくてき疫学えきがくてき評価ひょうか
ハワード・E・スキッパー
Howard E. Skipper
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく がんの化学かがく療法りょうほう確立かくりつたいする貢献こうけん
ソル・スピーゲルマン
Sol Spiegelman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 分子ぶんしハイブリダイゼーション手法しゅほう開発かいはつおよび最初さいしょ感染かんせんせい核酸かくさん合成ごうせい
ハワード・マーティン・テミン
Howard Martin Temin
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく RNA腫瘍しゅようウイルスの生物せいぶつがくてき特性とくせいおよびその作用さようじょかんする研究けんきゅう
1975ねん ロジェ・ギルマン
Roger Guillemin
フランスの旗 フランス 視床ししょう下部かぶ内分泌ないぶんぴつけい相互そうご作用さようたいする知識ちしき拡大かくだい
アンドルー・ウィクター・シャリー
Andrew Schally
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ポーランドの旗 ポーランド出身しゅっしん
フランク・J・ディクソン
Frank J. Dixon
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく あらたな医学いがく分野ぶんやとしての免疫めんえき病理びょうりがく導入どうにゅうたいする貢献こうけん
ヘンリー・G・クンケル
Henry G. Kunkel
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1976ねん ロサリン・ヤロー
Rosalyn S. Yalow
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ラジオイムノアッセイ原理げんり発見はっけんおよび技術ぎじゅつ開発かいはつ
1977ねん スネ・ベリストローム
Sune Bergström
 スウェーデン プロスタグランジンたんはなれおよびその化学かがく構造こうぞう決定けっていにおける業績ぎょうせき
ベンクト・サミュエルソン
Bengt I. Samuelsson
 スウェーデン プロスタグランジンなま合成ごうせい代謝たいしゃ機構きこう解析かいせきおよび測定そくてい手法しゅほう開発かいはつにおけるすぐれた業績ぎょうせき
ジョン・ベーン
John Vane
イギリスの旗 イギリス 血栓けっせん形成けいせい阻害そがい作用さようゆうするエイコサノイドの1しゅプロスタサイクリン発見はっけん
1978ねん ハンス・コステリッツ
Hans Kosterlitz
イギリスの旗 イギリス
ドイツの旗 ドイツ出身しゅっしん
オピオイド受容じゅようたい内因ないいんせいエンケファリンとの関係かんけいあきらかにした先駆せんくてき研究けんきゅう
ジョン・ヒューズ
John Hughes
イギリスの旗 イギリス エンケファリンの特異とくい構造こうぞう決定けっていおよびその起源きげん同定どうてい
ソロモン・スナイダー
Solomon H. Snyder
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく オピオイド受容じゅようたい発見はっけんおよびエンケファリンとの相互そうご作用さようかんする先駆せんくてき業績ぎょうせき
1979ねん ウォルター・ギルバート
Walter Gilbert
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 高速こうそくDNAシークエンシング可能かのうとするしん技術ぎじゅつ開発かいはつ
フレデリック・サンガー
Frederick Sanger
イギリスの旗 イギリス
ロジャー・スペリー
Roger W. Sperry
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

1980年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1980ねん ポール・バーグ
Paul Berg
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく くみえDNA技術ぎじゅつ開発かいはつ
ハーバート・ボイヤー
Herbert Boyer
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 酵素こうそプラスミド・DNA合成ごうせいへのくみえDNA技術ぎじゅつ応用おうよう
スタンリー・ノーマン・コーエン
Stanley Norman Cohen
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく くみえDNA技術ぎじゅつへの広範こうはん貢献こうけんおよび細胞さいぼうあいだでの遺伝子いでんし移植いしょく達成たっせい
A・デール・カイザー
A. Dale Kaiser
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 一本いっぽんくさりDNAの研究けんきゅうつうじた、くみえDNA技術ぎじゅつ開発かいはつへの決定的けっていてき役割やくわり
1981ねん バーバラ・マクリントック
Barbara McClintock
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく DNAないでの位置いち移動いどうできる塩基えんき配列はいれつトランスポゾン)の発見はっけん
1982ねん J・マイケル・ビショップ
J. Michael Bishop
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく がん遺伝子いでんし解析かいせきおよびそれらが正常せいじょう細胞さいぼう存在そんざいすることの発見はっけん
レイモンド・エリクソン
Raymond L. Erikson
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく がん遺伝子いでんしによってつくられるタンパク質たんぱくしつ同定どうてい機能きのう解析かいせき
花房はなふさ秀三郎ひでさぶろう
Hidesaburo Hanafusa
日本の旗 日本にっぽん RNA腫瘍しゅようウイルスによる発癌はつがん機構きこうおよびウイルスゲノムない存在そんざいするがん遺伝子いでんし役割やくわりかんする研究けんきゅう
ハロルド・ヴァーマス
Harold E. Varmus
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼうせいがん遺伝子いでんしとその制御せいぎょかんする追究ついきゅう
ロバート・ギャロ
Robert Gallo
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒト白血病はっけつびょうリンパ腫りんぱしゅ原因げんいんとなるRNA腫瘍しゅようウイルスの発見はっけんみちびいた先駆せんくてき研究けんきゅう
1983ねん エリック・カンデル
Eric Kandel
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼう生物せいぶつがくてき技術ぎじゅつ適用てきようした、学習がくしゅう記憶きおくのメカニズム解明かいめい
ヴァーノン・マウントキャスル
Vernon B. Mountcastle
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく のうにおける情報じょうほう把握はあく構成こうせい知覚ちかく刺激しげき行動こうどう変換へんかんする能力のうりょくかんするしょ発見はっけん
1984ねん マイケル・ポッター
Michael Potter
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ハイブリドーマ作製さくせいみちひらいた、免疫めんえきグロブリン分子ぶんしかんする基礎きそ研究けんきゅう
セーサル・ミルスタイン
César Milstein
イギリスの旗 イギリス
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ハイブリドーマ作製さくせいはつ成功せいこう
ジョルジュ・J・F・ケーラー
Georges J. F. Köhler
ドイツの旗 ドイツ 骨髄腫こつづいしゅ細胞さいぼうもちいてのハイブリドーマ作製さくせい成功せいこう
1985ねん マイケル・ブラウン
Michael S. Brown
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく こころ血管けっかん疾患しっかん治療ちりょうあらたなみちひらく、コレステロール代謝たいしゃにおける基本きほん機構きこう発見はっけん
ジョーゼフ・ゴールドスタイン
Joseph L. Goldstein
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1986ねん リータ・レーヴィ=モンタルチーニ
Rita Levi-Montalcini
イタリアの旗 イタリア 細胞さいぼう成長せいちょう可溶性かようせい物質ぶっしつ制御せいぎょされるという概念がいねん確立かくりつ、および神経しんけい成長せいちょう因子いんし(NGF)の発見はっけん
スタンリー・コーエン
Stanley Cohen
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 上皮じょうひ成長せいちょう因子いんし(EGF)の発見はっけんおよび生化学せいかがくてき解析かいせき
1987ねん リロイ・フッド
Leroy Hood
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 免疫めんえきけいからだ細胞さいぼうぐみえにかんする研究けんきゅう
フィリップ・レダー
Philip Leder
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 発癌はつがんかんする遺伝いでんがくてき研究けんきゅうおよびトランスジェニック動物どうぶつ開発かいはつ
利根川とねがわすすむ
Susumu Tonegawa
日本の旗 日本にっぽん 抗体こうたい多様たようせい遺伝子いでんしさい構成こうせいによってしょうじていることのあざやかな証明しょうめい
1988ねん トーマス・チェック
Thomas Cech
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく RNAによる触媒しょくばい機能きのう研究けんきゅう
フィリップ・シャープ
Phillip A. Sharp
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく RNAスプライシング機構きこうかんする一連いちれん発見はっけん
1989ねん マイケル・ベリッジ
Michael Berridge
イギリスの旗 イギリス イノシトールトリスリンさん(IP3)による細胞さいぼうないカルシウム濃度のうど調節ちょうせつならびに細胞さいぼう活動かつどう制御せいぎょ機構きこうかんする研究けんきゅう
アルフレッド・ギルマン
Alfred G. Gilman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼうないシグナル伝達でんたつにおける先駆せんくてき研究けんきゅうおよびその主要しゅよう調節ちょうせつ因子いんしであるGタンパク質たんぱくしつ発見はっけん
エドヴィン・クレープス
Edwin G. Krebs
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 酵素こうそ活性かっせいにおけるリン酸化さんか重要じゅうようせいおよびプロテインキナーゼ役割やくわりかんする発見はっけん
西塚にしづか泰美やすみ
Yasutomi Nishizuka
日本の旗 日本にっぽん シグナル伝達でんたつ経路けいろ解明かいめいへの貢献こうけん、および発癌はつがん物質ぶっしつによるプロテインキナーゼC活性かっせいかいした細胞さいぼう増殖ぞうしょく誘導ゆうどう発見はっけん

1990年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1991ねん エドワード・ルイス
Edward B. Lewis
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ホメオティック遺伝子いでんし役割やくわり解明かいめいし、現代げんだいはい発生はっせい研究けんきゅうへのみちひらいたBithoraxふく合体がったい基礎きそ研究けんきゅう
クリスティアーネ・ニュスライン=フォルハルト
Christiane Nüsslein-Volhard
ドイツの旗 ドイツ 生物せいぶつ基本きほんてきからだ構造こうぞうつくすための遺伝子いでんし発見はっけんみちびいた、発生はっせい生物せいぶつがくにおける新分野しんぶんや開拓かいたく
1993ねん ギュンター・ブローベル
Günter Blobel
ドイツの旗 ドイツ シグナルペプチドによる細胞さいぼうないタンパク質たんぱくしつ輸送ゆそう局在きょくざい機構きこう発見はっけん
1994ねん スタンリー・B・プルシナー
Stanley B. Prusiner
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 神経しんけい変性へんせい疾患しっかん原因げんいんとなる、あらたなタイプの感染かんせん因子いんしプリオン)の発見はっけん
1995ねん ピーター・ドハーティー
Peter C. Doherty
オーストラリアの旗 オーストラリア 主要しゅよう組織そしき適合てきごう遺伝子いでんしふく合体がったい(MHC)拘束こうそくせい発見はっけん
ジャック・ストロミンジャー
Jack L. Strominger
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく MHCクラスI・クラスIIタンパク質たんぱくしつおよびそのペプチドふく合体がったいたんはなれ構造こうぞう解明かいめい
エミル・ウナヌー
Emil R. Unanue
 キューバ MHCペプチド結合けつごう抗原こうげん提示ていじかんする独創どくそうてき発見はっけん
ドン・ワイリー
Don C. Wiley
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく MHCおよび抗原こうげんふく合体がったいさん次元じげん構造こうぞう可視かし
ロルフ・ツィンカーナーゲル
Rolf M. Zinkernagel
スイスの旗 スイス MHC拘束こうそくせいおよびaltered-self hypothesisにかんする重要じゅうよう発見はっけん
1996ねん ロバート・ファーチゴット
Robert F. Furchgott
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 血管けっかん内皮ないひ由来ゆらい弛緩しかん因子いんし(EDRF)の発見はっけんおよびこころ血管けっかん疾患しっかん治療ちりょうとの関連かんれん研究けんきゅう
フェリド・ムラド
Ferid Murad
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく EDRFとしての一酸化いっさんか窒素ちっそ発見はっけんおよびサイクリックGMPかいしたそのシグナル伝達でんたつ経路けいろ解明かいめい
1997ねん マーク・プタシュネ
Mark Ptashne
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 転写てんしゃ因子いんしによる遺伝子いでんし発現はつげん機構きこう解明かいめい
1998ねん リーランド・ハートウェル
Leland H. Hartwell
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 酵母こうぼカエルヒトなど、すべてのかく生物せいぶつ共通きょうつうする細胞さいぼう分裂ぶんれつ調節ちょうせつ機構きこうかんする研究けんきゅう
増井ますい禎夫さだお
Yoshio Masui
カナダの旗 カナダ
ポール・ナース
Paul Nurse
イギリスの旗 イギリス
1999ねん クレイ・アームストロング
Clay Armstrong
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼうまく電位でんい制御せいぎょするイオンチャネル機能きのうおよび構造こうぞう解明かいめい
バーティル・ヒル
Bertil Hille
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロデリック・マキノン
Roderick MacKinnon
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

2000年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
2000ねん アーロン・チカノーバー
Aaron Ciechanover
イスラエルの旗 イスラエル ユビキチンかいしたタンパク質たんぱくしつ分解ぶんかい経路けいろ発見はっけん
アブラム・ハーシュコ
Avram Hershko
イスラエルの旗 イスラエル
アレクサンダー・バーシャフスキー
Alexander Varshavsky
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロシアの旗 ロシア出身しゅっしん
2001ねん マリオ・カペッキ
Mario Capecchi
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イタリアの旗 イタリア出身しゅっしん
ヒト疾患しっかん動物どうぶつモデル作出さくしゅつ可能かのうとする、画期的かっきてきなマウス遺伝子いでんし操作そうさ技術ぎじゅつ開発かいはつ
マーティン・エヴァンズ
Martin Evans
イギリスの旗 イギリス
オリヴァー・スミティーズ
Oliver Smithies
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イギリスの旗 イギリス出身しゅっしん
2002ねん ジェームズ・ロスマン
James Rothman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼうないまく輸送ゆそうしょう輸送ゆそう)を調節ちょうせつする機構きこう発見はっけん
ランディ・シェクマン
Randy Schekman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2003ねん ロバート・ローダー
Robert G. Roeder
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく かく生物せいぶつRNAポリメラーゼ転写てんしゃ機構きこうかんする先駆せんくてき研究けんきゅう
2004ねん ピエール・シャンボン
Pierre Chambon
フランスの旗 フランス はい発生はっせい多様たよう代謝たいしゃ経路けいろ調節ちょうせつ関与かんよするかくない受容じゅようたい発見はっけん
ロナルド・エヴァンス
Ronald M. Evans
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
エルウッド・ジェンセン
Elwood V. Jensen
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2005ねん アーネスト・マコラック
Ernest McCulloch
カナダの旗 カナダ 造血ぞうけつみき細胞さいぼう発見はっけん
ジェイムズ・ティル
James Till
カナダの旗 カナダ
2006ねん エリザベス・H・ブラックバーン
Elizabeth Blackburn
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
オーストラリアの旗 オーストラリア
テロメア伸長しんちょうし、ゲノム安定あんていせい保持ほじする酵素こうそテロメラーゼ発見はっけん
キャロル・W・グライダー
Carol W. Greider
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ジャック・W・ショスタク
Jack W. Szostak
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2007ねん ラルフ・スタインマン
Ralph M. Steinman
カナダの旗 カナダ 免疫めんえきけい重要じゅうよう構成こうせい要素ようそであるじょう細胞さいぼう発見はっけん
2008ねん ヴィクター・アンブロス
Victor Ambros
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 動植物どうしょくぶつ遺伝子いでんし発現はつげん調節ちょうせつする微小びしょうRNAマイクロRNA)の発見はっけん
デイヴィッド・ボールコーム
David Baulcombe
イギリスの旗 イギリス
ゲイリー・ラブカン
Gary Ruvkun
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2009ねん ジョン・ガードン
John Gurdon
イギリスの旗 イギリス 分化ぶんかした成熟せいじゅく細胞さいぼう初期しょきみき細胞さいぼうへと誘導ゆうどうする、細胞さいぼうかくさいプログラミング(nuclear reprogramming)にかんする発見はっけん
山中やまなかしんわたる
Shinya Yamanaka
日本の旗 日本にっぽん

2010年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
2010ねん ダグラス・コールマン
Douglas L. Coleman
カナダの旗 カナダ 食欲しょくよく体重たいじゅう調節ちょうせつするホルモンレプチン発見はっけん
ジェフリー・フリードマン
Jeffrey M. Friedman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2011ねん フランツ=ウルリッヒ・ハートル
Franz-Ulrich Hartl
ドイツの旗 ドイツ タンパク質たんぱくしつりたたみ機構きこうかんする発見はっけん
アーサー・ホーウィッチ
Arthur L. Horwich
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2012ねん マイケル・シーツ
Michael Sheetz
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼうないでの運搬うんぱんすじ収縮しゅうしゅく、および細胞さいぼう移動いどう可能かのうにするモータータンパク質たんぱくしつかんする発見はっけん
ジェームズ・スプディッチ
James Spudich
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロナルド・ベール
Ronald Vale
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2013ねん リチャード・シェラー
Richard H. Scheller
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつ急速きゅうそく放出ほうしゅつ基礎きそとなる、分子ぶんし機構きこうおよび調節ちょうせつシステムにかんする発見はっけん
トーマス・スードフ
Thomas C. Südhof
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ドイツの旗 ドイツ出身しゅっしん
2014ねん もり和俊かずとし
Kazutoshi Mori
日本の旗 日本にっぽん しょう胞体においてりたたみあやまった有害ゆうがいタンパク質たんぱくしつ検出けんしゅつし、ストレスを解消かいしょうするためのシグナルをかくつたえる細胞さいぼうない品質ひんしつ保持ほじシステム、しょう胞体ストレス応答おうとうかんする発見はっけん
ピーター・ウォルター
Peter Walter
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2015ねん スティーブン・エレッジ
Stephen J. Elledge
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく すべての生物せいぶつゲノム保護ほごする基本きほんてき機構きこうである、DNA損傷そんしょう応答おうとうかんする発見はっけん[2]
エベリン・ウィトキン
Evelyn M. Witkin
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2016ねん ウィリアム・ケリン
William Kaelin Jr.
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 細胞さいぼう生存せいぞん必須ひっすのプロセスである、酸素さんそ利用りようりつ変化へんか感知かんち適応てきおうするための経路けいろ発見はっけん[3]
ピーター・ラトクリフ
Peter J. Ratcliffe
イギリスの旗 イギリス
グレッグ・セメンザ
Gregg L. Semenza
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2017ねん マイケル・ホール
Michael N. Hall
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
スイスの旗 スイス
ラパマイシン標的ひょうてきタンパク質たんぱくしつTOR)および細胞さいぼう成長せいちょう代謝たいしゃ調節ちょうせつにおけるその中心ちゅうしんてき役割やくわりかんする発見はっけん[4]
2018ねん チャールズ・デビッド・アリス
Charles David Allis
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒストン化学かがく修飾しゅうしょくによる遺伝子いでんし発現はつげんへの影響えいきょうかんする発見はっけん[5]
マイケル・グルンスタイン
Michael Grunstein
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 ルーマニア出身しゅっしん
2019ねん マックス・クーパー
Max D. Cooper
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2つのことなるリンパだまB細胞さいぼうT細胞さいぼう発見はっけんによる、獲得かくとく免疫めんえき原理げんり解明かいめいおよび近代きんだい免疫めんえきがく創始そうし[6]
ジャック・ミラー
Jacques Miller
オーストラリアの旗 オーストラリア
フランスの旗 フランス出身しゅっしん

2020年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
2021ねん カール・ダイセロス
Karl Deisseroth
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 個々ここのう細胞さいぼう活性かっせいまたはかつさせるひかり活性かっせい微生物びせいぶつタンパク質たんぱくしつ発見はっけんと、神経しんけい科学かがくにおける革新かくしんてきしん技術ぎじゅつであるひかり遺伝いでんがく開発かいはつ
ペーター・ヘーゲマン
Peter Hegemann
ドイツの旗 ドイツ
ディーター・エスターヘルト
Dieter Oesterhelt
ドイツの旗 ドイツ
2022ねん リチャード・ハインズ
Richard O. Hynes
イギリスの旗 イギリス 主要しゅよう細胞さいぼう接着せっちゃく分子ぶんしであるインテグリンかんする発見はっけん[7]
エルキ・ルースラーティ
Erkki Ruoslahti
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 フィンランド
ティモシー・スプリンガー
Timothy A. Springer
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2023ねん デミス・ハサビス
Demis Hassabis
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく タンパク質たんぱくしつ立体りったい構造こうぞう予測よそくする革新かくしんてき技術ぎじゅつであるAlphaFold発明はつめい
ジョン・ジャンパー
John M. Jumper
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

国籍こくせきらんふた表示ひょうじのあるものじゅう国籍こくせきしゃ

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ The Lasker Awards Overview”. Lasker Foundation. 2011ねん11月12にち閲覧えつらん
  2. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2015ねん9がつ8にち閲覧えつらん
  3. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2016ねん10がつ9にち閲覧えつらん
  4. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2017ねん9がつ12にち閲覧えつらん
  5. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2018ねん9がつ15にち閲覧えつらん
  6. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2019ねん9がつ12にち閲覧えつらん
  7. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2022ねん10がつ3にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]