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ロックマン・ザ・パワーバトル

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロックマン・ザ・パワーバトル
Mega Man: The Power Battle
ジャンル アクションゲーム
対応たいおう機種きしゅ アーケードゲーム
開発元かいはつもと カプコン
発売はつばいもと カプコン
人数にんずう 1〜2人ふたり
発売はつばい 1995ねん10月
システム基板きばん CPシステム / CPシステムII
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ロックマン・ザ・パワーバトル』(ROCKMAN THE POWER BATTLE)は、カプコンより発売はつばいされた日本にっぽんアーケードゲーム。ジャンルはアクションゲームで、1995ねん稼動かどう開始かいしした。CPシステム以下いか、CPS)でリリースされた最後さいごのタイトルだが、CPシステムII以下いか、CPS2)ばんもごく少数しょうすう生産せいさんされている。

概要がいよう

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ロックマンシリーズなかで、アーケードゲームとして登場とうじょうしたはつ作品さくひん複数ふくすうのステージを任意にんい順番じゅんばん選択せんたくし、ボスキャラクターたおすことで特殊とくしゅ武器ぶきれていくシステムはナンバリング作品さくひん以下いか、「本編ほんぺん」)などと同様どうようだが、ほん作品さくひんボスせんのみで構成こうせいされているのが特徴とくちょうである。また、ダウンやそこからの移動いどうがり、さらに2さくロックマン2・ザ・パワーファイターズ』ではガード(てきのみ)や必殺ひっさつわざといった対戦たいせんがた格闘かくとうゲーム要素ようそ多少たしょうれられている。

ボスキャラクターは歴代れきだいのロックマンシリーズ(それまでに発売はつばいされていた『ロックマン』〜『ロックマン7』)から選出せんしゅつされたものになっている。アクションのパターンも本編ほんぺんより多彩たさいとなり、一部いちぶのぞきキャラクターボイスも付加ふかされている。またはい特殊とくしゅ武器ぶき性能せいのうも、本編ほんぺんことなっているのもあり、弱点じゃくてん武器ぶきなどでは足止あしどめなどの特殊とくしゅなリアクションも付加ふかされた。

プレイヤーがわもロックマン、ブルース、フォルテの特徴とくちょうことなる3にんのキャラクターのなかから選択せんたくすることが可能かのう[1]。キャラクターごとの移動いどうわざかべげり、スーパージャンプなど)を使用しようすることで本編ほんぺんとはことなる感覚かんかくのアクションが可能かのう2人ふたり同時どうじプレイも可能かのうで、協力きょうりょくしてボスキャラクターとたたかうことができる。チャージショットはヒットさせると相手あいてをひるませることができるほか、ライフがすくなくなるとチャージショットが「パワーアップチャージショット」にパワーアップする。

ざんプレイヤーストック)の概念がいねんがなく、ライフエネルギーが0となるか、タイマーが0となった時点じてんゲームオーバーとなる。クレジットがあればコンティニュー可能かのうで、ゲームオーバーになった状態じょうたいからさいスタートできる。またそのさい操作そうさキャラクターの変更へんこう可能かのう

音楽おんがくについて

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ほんさくかくステージのBGMはほとんどが本編ほんぺん作品さくひんきょくをアレンジしたものになっている(イエローデビルおよびVAN・プーキンのステージBGMのみほんさくオリジナル)。ほんさく稼動かどうからほどなくしてこれらのBGMが収録しゅうろくされたサウンドトラック発売はつばいされ[2]一部いちぶきょくはのちに発売はつばいされたPlayStationばん『ロックマン1』〜『6』のナビモードでも使用しようされている[2][3]

ストーリー

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西暦せいれき20XXねん。ロボット工学こうがく第一人者だいいちにんしゃであるライト博士はかせ研究けんきゅうによって、人間にんげんとロボットが平和へいわらせる時代じだい。しかしあく天才てんさい科学かがくしゃ・Dr.ワイリーがライト博士はかせつくった工業こうぎょうようロボットを悪用あくようし、世界せかい征服せいふくたくらんだ。ライト博士はかせ家庭かていようロボット「ロック」をやむなく戦闘せんとうようロボット「ロックマン」に改造かいぞうした。それから、ロックマンとDr.ワイリーとのたたかいがはじまった[1]

登場とうじょうキャラクター

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キャラクターのグラフィックは『ロックマン7』と同様どうようで、『ロックマン6以前いぜんのキャラクターも『ロックマン7』準拠じゅんきょのグラフィックに一新いっしんされた。ロックマンとの身長しんちょうは、FCばんわせられている。

プレイヤーキャラクター

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かくキャラクターは、一部いちぶ性能せいのう存在そんざいする。

ロックマン(Rockman)
こえ - 椎名しいなへきる
ライト博士はかせによってされ、戦闘せんとうよう改造かいぞうされた家庭かていようロボット。ダッシュは本編ほんぺんおなじく、姿勢しせいひくくなるスライディング使用しようする。
ダッシュが2にんくらべて姿勢しせいひくくなるので2人ふたりではくぐれない攻撃こうげきくぐることができる。
武器ぶきはロックバスター(ノーマルショット:連射れんしゃ限度げんど4はつ)、チャージショット(チャージショット)、ロックバスター(パワーアップチャージショット)。
ブルース(Blues)
こえ - 山野井やまのいひとし
ライト博士はかせ製作せいさくした試作しさくロボット。プレイヤーキャラクターとして操作そうさできるようになったのはほんさくはじめて。ダッシュはたてかまえてまえかたぶけ姿勢しせいおこなう(防御ぼうぎょ能力のうりょくそのものはない)。
3にんなかではもっともバスターのたまそくはやい。
武器ぶきはブルースバスター(ノーマルショット:連射れんしゃ限度げんど2はつ)、ブルースストライク(チャージショット)、ハイパーストライク(パワーアップチャージショット)。
フォルテ(Forte)
こえ - とべこーじ
Dr.ワイリーがロックマンに対抗たいこうして製作せいさくしたロボット。性能せいのう上記じょうき2人ふたり大差たいさはなく、のちに発売はつばいされた『ロックマン&フォルテ』のものとはことなる。ダッシュも『ロックマン&フォルテ』のものとはことなり、からだ水平すいへいにしてひくみじか跳躍ちょうやくをしながら前進ぜんしんする。
ダッシュがショートジャンプであるため、設置せっちぶつたいしてはつよい。
武器ぶきはフォルテバスター(ノーマルショット:連射れんしゃ限度げんど:3はつ)、フォルテブラスト(チャージショット)、メガブラスト(パワーアップチャージショット)。

そののキャラクター

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Dr.ライト(Dr.Right)
ラッシュ(Rush)
ロール(Roll)
ライトット(Rightot)
Dr.ワイリー(Dr.Wily)
こえ - 石森いしもりいたるこう
ワイリー以外いがいは、ロックマンのエンディング登場とうじょうする。

ボスキャラクター

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設定せっていなどにかんしては解説かいせつ文中ぶんちゅうかく作品さくひんへのリンクを参照さんしょう。ここではほんさくにおけるゲームじょう特徴とくちょう中心ちゅうしんべる。

プレイヤーとコースをえらぶと、ステージセレクト画面がめんうつる。本編ほんぺんちがいステージセレクト画面がめんにはボスのグラフィックが表示ひょうじされず、カーソルもてい速度そくどルーレットのように自動的じどうてきうごく。このため任意にんいのボスを選択せんたくするには、どのステージにいるかをおぼえたうえでタイミングよくボタンを必要ひつようがある。

ボスのライフはのち選択せんたくしたものほどおおくなるようになっており、1番目ばんめ・2番目ばんめえらんだボスはライフがすくないだけでなく一部いちぶ攻撃こうげき使つかってこない。

『ロックマン1』〜『ロックマン2』

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DRN.003 カットマン(Cutman)
ロックマン』より。ステージはワイリータワー。素早すばやはしまわったりジャンプしたりしつつあたまのカッター(やっとこ)をブーメランのようにばして攻撃こうげきしてくる。本編ほんぺんちがい、2〜4はつ同時どうじばすこともある。
弱点じゃくてん武器ぶきは(発射はっしゃした)リーフシールド。
DRN.004 ガッツマン(Gutsman)
『ロックマン』より。ステージは市街地しがいち本編ほんぺんおなじくジャンプで移動いどうし、いわげたりくだいて破片はへんらしたりして攻撃こうげきしてくる。ときおりタックル突進とっしんしてきたりもする。通常つうじょうのボスとことなり、チャージショットなどでばすことができない。
弱点じゃくてん武器ぶきはクラッシュボム(の爆風ばくふう)。
DRN.005 アイスマン(Iceman)
『ロックマン』より。ステージは氷上ひかみ基地きち本編ほんぺんおな垂直すいちょくジャンプからのアイススラッシャー(つらら連射れんしゃのほか、雨雲あまぐも発生はっせいさせてゆき結晶けっしょうらせたりもする。
なお、BGMは『ロックマン7』のフリーズマンステージのアレンジバージョンとなっている。
弱点じゃくてん武器ぶきはスーパーアーム。
DWN.013 クラッシュマン(Crashman)
ロックマン2』より。ステージは工場こうじょうほんコース独自どくじのギミックとして、左右さゆうダスト・シュート設置せっちされており、はいると真上まうえ出口でぐちからてくるようになっている。
ドリルきのばくだん「クラッシュボム」を使つかいこなす。本編ほんぺん同様どうようのジャンプからの投下とうかのほか、地面じめんはしりながらいたりもする。なお攻撃こうげき判定はんてい爆風ばくふうにしかく、ボム自体じたいたってもダメージはけない。
弱点じゃくてん武器ぶきはローリングカッター。
DWN.015 ヒートマン(Heatman)
『ロックマン2』より。ステージは気象きしょう研究所けんきゅうじょほんコースではひろさが1画面がめんぶん程度ていどとなっている。
ジャンプで移動いどうし、地面じめん着弾ちゃくだんすると火柱ひばしらをあげる火炎かえんだんいて攻撃こうげきしてくる。ときおりほのおまつわって体当たいあたりしてきたり、左右さゆう大型おおがた火炎かえんだんはなったりもする。
弱点じゃくてん武器ぶきはアイススラッシャー。
DWN.016 ウッドマン(Woodman)
『ロックマン2』より。ステージはジャングル本編ほんぺん同様どうようジャンプでの体当たいあたりやによる攻撃こうげき(リーフシールド+上方かみがたからの真下ましただけでなくななめにらせたりもする)のほか丸太まるたじょう変形へんけいして地面じめんころがったりステージないまわったりもする。リーフシールド展開てんかいちゅう無敵むてきだが、丸太まるたじょうのときはダメージをあたえることが可能かのう
弱点じゃくてん武器ぶきはアトミックファイヤー(の火柱ひばしら)。

『ロックマン3』〜『ロックマン6』

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DWN.018 マグネットマン(Magnetman)
ロックマン3』より。ステージはワイリータワー。本編ほんぺんおなじくジャンプで移動いどうし、垂直すいちょくジャンプからのマグネットミサイル3連射れんしゃやプレイヤーをせる磁力じりょくのバリアを使つかってくる。画面がめんはしからミサイルをいちに4はつはなったり、2箇所かしょにテレポートしながらバリアを使つかったりもする。
弱点じゃくてん武器ぶきはダストクラッシャー。
DWN.019 ジェミニマン(Geminiman)
『ロックマン3』より。ステージは氷上ひかみ基地きち最初さいしょは2たい分身ぶんしんしてステージちゅうをぐるぐるまわるようなうごきをするが、ライフがると1たいもどったり再度さいど分身ぶんしんしたりしながらエネルギーだんかべ反射はんしゃするジェミニレーザーをはなってくる。チャージショットなどでばない。
弱点じゃくてん武器ぶきはマグネットミサイル。
DWN.030 ダストマン(Dustman)
ロックマン4』より。ステージは工場こうじょう。ジャンプで移動いどうし、2種類しゅるい軌道きどうのジャンクだん使つかけてくる。また頭上ずじょうのダクトでプレイヤーをんだりもする。攻撃こうげきちゅう無敵むてき
弱点じゃくてん武器ぶきは(発射はっしゃした)プラントバリアー。
DWN.036 ジャイロマン(Gyroman)
ロックマン5』より。ステージは気象きしょう研究所けんきゅうじょほんコースではみぎからひだりへの強制きょうせいスクロールになっている。
プレイヤーに反応はんのうして方向ほうこうえるプロペラかたたま武器ぶきで、地上ちじょうから単発たんぱつはなったり、そらんで空中くうちゅうでテレポートしたのち3〜4はつ同時どうじはなったりする。空中くうちゅうから急降下きゅうこうか体当たいあたりしたりもする。
弱点じゃくてん武器ぶきはナパームボム。
DWN.039 ナパームマン(Napalmman)
『ロックマン5』より。ステージは市街地しがいちあしキャタピラ利用りようしてうごまわり、前方ぜんぽうへのミサイル連射れんしゃかたからの誘導ゆうどうミサイル、またうでから地面じめんまわばくだん発射はっしゃしたりして攻撃こうげきする。
弱点じゃくてん武器ぶきはジェミニレーザー。
DWN.045 プラントマン(Plantman)
『ロックマン6』より。ステージはジャングル。ゆっくりあるきながら、うで銃口じゅうこうからエネルギーだんはながた子分こぶんわるたね発射はっしゃして攻撃こうげきしてくる。ときおりバリアー(プラントバリアー)をまつわってだいジャンプしたあとそのバリアーをプレイヤーにかってばしたりもする。バリアーをまつわっているあいだ無敵むてき
弱点じゃくてん武器ぶきはジャイロアタック。

『ロックマン7』

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すべて『ロックマン7』より。

DWN.049 フリーズマン(Freezeman)
ステージは氷上ひかみ基地きち左右さゆうはしりながらときおりジャンプし、氷塊ひょうかい前方ぜんぽうばしてくる。また上方かみがたへつららをはなって画面がめん全体ぜんたいらせたりもする。
なお、自身じしんのステージのBGMはアイスマンせん使用しようしているため、BGMは『ロックマン3』のジェミニマンステージのアレンジバージョンを使用しようしている。
弱点じゃくてん武器ぶきは(発射はっしゃした)ジャンクシールド。
DWN.050 ジャンクマン(Junkman)
ステージは工場こうじょう。ジャンプで移動いどうし、エネルギーだんげたりてつくずまつわってバリアにしたりする。ライフがってくるとジャンプ着地ちゃくち振動しんどううえからてつくずらせたり、かためたてつくず前方ぜんぽうばしたりして攻撃こうげきしてくる。
弱点じゃくてん武器ぶきはサンダーストライク。
DWN.052 クラウドマン(Croudman)
ステージは気象きしょう研究所けんきゅうじょ。ヒートマンせん同様どうようひろさが1画面がめんぶん程度ていどとなっている。
ふわふわ空中くうちゅうんだのち、かみなりとし地面じめんはしらせて攻撃こうげきしてくる。暴風雨ぼうふううこし、プレイヤーをばしたりもする。チャージショットなどでばない。
弱点じゃくてん武器ぶきはバーニングホイール。
DWN.054 スラッシュマン(Slashman)
ステージはジャングル。ジャンプで移動いどうし、時々ときどきその頂点ちょうてんから急降下きゅうこうかしたり地上ちじょう衝撃波しょうげきはでの斬撃ざんげき(スラッシュクロー)をしたりする。ライフがってくるとかべ(フィールドのはし)から急降下きゅうこうかしたり、あか粘液ねんえきはいったカプセルをいたりする。
弱点じゃくてん武器ぶきは(拡散かくさんした)フリーズクラッカー。
DWN.055 シェードマン(Shademan)
ステージはワイリータワー。そらび、プレイヤーめがけて急降下きゅうこうか体当たいあたりしてくる。そのフィールドのはし地上ちじょうりて、なみがた光線こうせん反射はんしゃする破壊はかい音波おんぱ(クラッシュノイズ)で攻撃こうげきしてくる。チャージショットなどでばない。
弱点じゃくてん武器ぶきはスラッシュクロー。
DWN.056 ターボマン(Turboman)
ステージは市街地しがいち。ジャンプからのほのお(バーニングホイール)攻撃こうげきののち自動車じどうしゃ変形へんけいしての体当たいあたり、そのふうこしての攻撃こうげきをしてくる。自動車じどうしゃへの変形へんけいちゅう無敵むてきだが、攻撃こうげきちゅうはダメージをあたえることが可能かのう。チャージショットなどでばない。
BGMは『ロックマン7』のオープニングステージのアレンジバージョンとなっている。
弱点じゃくてん武器ぶきはクラッシュノイズ(チャージ)。

そののボスキャラクター

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対応たいおうするコースの選択せんたくステージのボスを全員ぜんいん撃破げきはするとたたかうことになる。いずれもチャージショットなどでばすことができない。

イエローデビル(Yellow Devil)
『ロックマン』より。『ロックマン1』〜『2』、『ロックマン3』〜『6』と2つのコースで登場とうじょうするが、コースにより攻撃こうげき方法ほうほうおおきくことなる。どちらもあか目玉めだま弱点じゃくてん
前述ぜんじゅつのとおりこのステージではほんさくオリジナルのBGMがながれるが、このきょくつぎさく『パワーファイターズ』のイエローデビルせんやPSばん『ロックマン』のワイリーステージ(最初さいしょのボスがイエローデビル)でながれたりしている。
ゲーメスト』では『ロックマン3』〜『6』に登場とうじょうするほうはMK-IIと記載きさいされている。
『ロックマン1』〜『ロックマン2』
本編ほんぺんおな巨大きょだい姿すがた登場とうじょうし、ジャンプで移動いどうする。からのエネルギーだんや9つに分裂ぶんれつしての体当たいあたりのほか、てのひら地面じめんたたきつけプレイヤーをんでダメージをあたえたり、からだ一部いちぶ立方体りっぽうたいやパンチにしてばすなど、多彩たさい攻撃こうげき方法ほうほうつ。チャージショットなどでばないが、目玉めだま露出ろしゅつした状態じょうたいなって一時いちじてきうごきはまる。
弱点じゃくてん武器ぶきはスーパーアーム。
『ロックマン3』〜『ロックマン6』
最初さいしょは『ロックマン1』〜『2』とおな巨大きょだい姿すがた登場とうじょうするが、このときはジャンプによる移動いどうしかしない(ただし滞空たいくう時間じかんみじかく、したをくぐりにくい)。ライフが一定いってい以下いかになると3たい小型こがたイエローデビルに分裂ぶんれつし、すばやいジャンプからエネルギーだんらせて攻撃こうげきしてくる。ただしおそってくるのは1たいずつで、一定いっていのダメージをあたえるとたたかっている個体こたい天井てんじょうひかえている個体こたいわるというながれになる。3たいともたおすと最初さいしょ巨大きょだい姿すがたもどり、以後いごたおすまでその状態じょうたいつづく。
弱点じゃくてん武器ぶきはジャイロアタック。
VAN・プーキン(VAN・Pookin)
『ロックマン7』より。ロックマン7のコースにて登場とうじょう元々もともとちゅうボスだったがほんさくではボスとして登場とうじょうカボチャかたのロボットで、ジャンプやそらんでの移動いどうののち、そとからひらいてたまいたりコウモリかたロボット「バットン」をしたりする。ひらいたそとからなかにあるかお弱点じゃくてんだが、じた状態じょうたいでもねらえばダメージをあたえられる。
弱点じゃくてん武器ぶきはサンダーストライク。
ワイリーマシン(Wily Machine)
ほんさくオリジナルのワイリーマシン。本体ほんたい下部かぶ本体ほんたい上部じょうぶ・ワイリーカプセルのさんだんかさねの構造こうぞうになっており、ちゅういた2つのがついている。だい2形態けいたいは、上部じょうぶ下部かぶどちらかのダメージがすくなかったほうのこってたたかう。
だい1形態けいたい
ジャンプで移動いどうし、垂直すいちょく上昇じょうしょうから落下らっかしたあとしゅパンチチョップのようにうごかして攻撃こうげきしてくる。コースによりかまかたことなる。
弱点じゃくてん武器ぶきはクラッシュボム(の爆風ばくふう)、ダストクラッシャー、スラッシュクロー。
だい2形態けいたい上部じょうぶ
空中くうちゅう波形はけいび、前方ぜんぽう広範囲こうはんいおよ電撃でんげきや、機体きたい両側りょうがわのトゲつき車輪しゃりんばして攻撃こうげきする。空中くうちゅうから急降下きゅうこうか体当たいあたりしたりもする。
弱点じゃくてん武器ぶきは(発射はっしゃした)リーフシールド、ダストクラッシャー、スラッシュクロー。
だい2形態けいたい下部かぶ
空中くうちゅう直線ちょくせんてきび、画面がめん上方かみがたからよこいちれつにミサイル(クラッシュマンのボムと同様どうよう爆風ばくふうにしかたり判定はんていい)をらせたり、プレイヤーがけてんでくる4はつ1セットのドクロ機雷きらいしたりして攻撃こうげきする。
弱点じゃくてん武器ぶきはクラッシュボム(の爆風ばくふう)、ダストクラッシャー、スラッシュクロー。
ワイリーカプセル(Wily Capsule)
ワイリーマシン本体ほんたい上部じょうぶ下部かぶともに破壊はかいすると出現しゅつげん攻撃こうげきしてこないが、出現しゅつげんすると2たい分身ぶんしんし、たがいに間隔かんかくたもちながら波形はけい移動いどうする。プレイヤーは、左右さゆうのカプセルにランダムにうつるDr.ワイリーをねらって攻撃こうげきしなければならない。また出現しゅつげんには本来ほんらいのタイマーとはべつにカウントダウンがはじまり、このカウントが0になると、ステージはクリアとなるがワイリーにはげられ、スコアが加算かさんされない。
弱点じゃくてん武器ぶきはローリングカッター、ダストクラッシャー、スラッシュクロー。

特殊とくしゅ武器ぶき

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『ロックマン1』〜『2』

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ローリングカッター - カットマンを撃破げきは
えがいてもどってくるやっとこがたのブーメラン。本編ほんぺんのものとは若干じゃっかん軌道きどうことなり、また2連射れんしゃ可能かのうで、もどってきて回収かいしゅうできればエネルギーが回復かいふくするなど、『ロックマンX』のブーメランカッターにちか性能せいのうつ。
スーパーアーム - ガッツマンを撃破げきは
本編ほんぺんとはちがってステージちゅうげられるいわ存在そんざいしないため、操作そうさキャラクターみずからがまるいわ発射はっしゃする武器ぶき変更へんこうされている。いわ放物線ほうぶつせんじょうび、チャージショットのようにてきばす効果こうかがある。
アイススラッシャー - アイスマンを撃破げきは
前方ぜんぽうこおりたま発射はっしゃする。本編ほんぺんとはちがってたまがつららのようなかたちになっている。また、たったてき凍結とうけつさせてうごきをめる効果こうかい。
クラッシュボム - クラッシュマンを撃破げきは
ゆかなどに設置せっちできるばくだん本編ほんぺんのものとちが発射はっしゃ直後ちょくご落下らっかする軌道きどうであり、うえ入力にゅうりょく同時どうじすこしだけ距離きょりびる。たまそのものにたり判定はんていはなく、設置せっち一定いってい時間じかん爆発ばくはつする。爆風ばくふうてればチャージショットのようにてきばすことができる。
アトミックファイヤー - ヒートマンを撃破げきは
本編ほんぺんのものとは大幅おおはば性能せいのうことなる武器ぶきつと放物線ほうぶつせんじょうび、地面じめん着弾ちゃくだんすると火柱ひばしらがるという『ロックマン6』のフレイムブラストにちか性能せいのうになっている。ちも可能かのうで、そのとき発生はっせいする火柱ひばしらおおきくなる。
リーフシールド - ウッドマンを撃破げきは
がたのバリア。本編ほんぺんのものとことなり、ショットボタンをすことでんでいく。ばす方向ほうこうはレバー入力にゅうりょくにより8方向ほうこうにコントロール可能かのうまつわったままてきてれば連続れんぞくヒットするが、その場合ばあいばしててたときよりダメージはちいさい。なお、展開てんかいしたときには操作そうさキャラクターが武器ぶきめいさけぶ。

『ロックマン3』〜『6』

[編集へんしゅう]
マグネットミサイル - マグネットマンを撃破げきは
磁石じしゃくきのミサイル。性能せいのう本編ほんぺんのものとほぼおなじで、てき察知さっちするといちだけ直角ちょっかくがる。
ジェミニレーザー - ジェミニマンを撃破げきは
かべ(ステージのはし)にたると、反射はんしゃしてななめにぶレーザー。本編ほんぺんちがい2連射れんしゃ可能かのう
ダストクラッシャー - ダストマンを撃破げきは
てき画面がめんはしたるとななめ4方向ほうこうるジャンクのかたまり。チャージショットのようにてきばす効果こうかがある。
ジャイロアタック - ジャイロマンを撃破げきは
前方ぜんぽうにプロペラがたたま発射はっしゃする。本編ほんぺんおなじく、レバーじょうしたいちだけ軌道きどう直角ちょっかくげることができる。
ナパームボム - ナパームマンを撃破げきは
バウンドするラグビーボールのようなナパームだん発射はっしゃする。ジャンプしててばおおきくバウンドするようになっており、発射はっしゃ一定いってい時間じかん爆風ばくふう発生はっせいする。爆風ばくふうてればチャージショットのようにてきばすことができる。
プラントバリア - プラントマンを撃破げきは
はなびらがたのバリア。性能せいのう上記じょうきのリーフシールドとおなじ。展開てんかいしたとき操作そうさキャラクターが武器ぶきめいさけてん同様どうよう

『ロックマン7』

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フリーズクラッカー - フリーズマンを撃破げきは
ななじょう水平すいへいななの3方向ほうこうけられるこおりたまてき地形ちけいたると拡散かくさんする。
ジャンクシールド - ジャンクマンを撃破げきは
ジャンクのかたまりまとうバリア。使つかうと3方向ほうこうして回転かいてんし、もう一度いちどボタンをすとジャンクがいている方向ほうこうんでいく。このためリーフシールド・プラントバリアよりも発射はっしゃ方向ほうこうのコントロールに制限せいげんがある。またまつわったまま体当たいあたりしつづけるとジャンクのかたまりひとつずつえていく。リーフシールド・プラントバリアとおなじく、展開てんかいしたときには操作そうさキャラクターが武器ぶきめいさけぶ。
サンダーストライク - クラウドマンを撃破げきは
直進ちょくしんする電気でんきたま発射はっしゃする。てきたると上下じょうげ2方向ほうこうかれてぶ。
スラッシュクロー - スラッシュマンを撃破げきは
衝撃波しょうげきは至近しきん距離きょりてき武器ぶき本編ほんぺんちがってなぎはらうような動作どうさはせず、特殊とくしゅ武器ぶきおなじくつような姿勢しせいはなつ。またげきちが可能かのうで、チャージすれば衝撃波しょうげきはばすことができる。
クラッシュノイズ - シェードマンを撃破げきは
かべたると水平すいへい反射はんしゃするちょう音波おんぱで、それをプレイヤー自身じしんけることで通常つうじょうばい威力いりょくちょう音波おんぱ発射はっしゃできる。
バーニングホイール - ターボマンを撃破げきは
ほのおがプレイヤーのまわりを回転かいてんする。プレイヤーのいている方向ほうこうほのおてる。

移植いしょくばん

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ロックマン バトル&ファイターズ
ジャンル アクションゲーム
対応たいおう機種きしゅ ネオジオポケット
Nintendo Switch
開発元かいはつもと カプコン
発売はつばいもと [NGP]カプコン
[NSW]SNK
人数にんずう 1人ひとり
メディア [NGP]ロムカセット
[NSW]ダウンロード
発売はつばい [NGP]2000ねん7がつ6にち
[NSW]2022ねん8がつ4にち
そのロックマン2・ザ・パワーファイターズ』とのカップリング
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ロックマン パワーバトルファイターズ
ジャンル アクションゲーム
対応たいおう機種きしゅ PlayStation 2
開発元かいはつもと カプコン
発売はつばいもと カプコン
人数にんずう 1〜2人ふたり
メディア CD-ROM1まい
発売はつばい 2004ねん8がつ5にち
対象たいしょう年齢ねんれい CEROAぜん年齢ねんれい対象たいしょう
その 『ロックマン2・ザ・パワーファイターズ』とのカップリング
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アーケード稼働かどうから時期じきをおいて家庭かていようハードにも移植いしょくされた。いずれも2さくである『ロックマン2・ザ・パワーファイターズ』とのカップリング移植いしょくとなっている。

ロックマン バトル&ファイターズ
ネオジオポケット専用せんよう2000ねん7がつ6にち発売はつばい。カラー対応たいおう。オリジナルばん2タイトルをハードの性能せいのうわせて(1人ひとりプレイのみ、一部いちぶBGMが削除さくじょされているなどして)1ほん収録しゅうろく。オリジナル要素ようそとして、たおしたボスキャラクターのデータを閲覧えつらんできるライブラリモードがある。2022ねん8がつ4にちに『ネオジオポケットカラー セレクション』の1つとして、Nintendo Switch配信はいしんされた。
ロックマン パワーバトルファイターズ
PlayStation 2専用せんよう2004ねん7がつ29にち発売はつばい。オリジナルばん2タイトルを完全かんぜん移植いしょくし、1ほん収録しゅうろく。また、プレイヤー同士どうし対戦たいせんやすべてのボスとの連戦れんせんなどのオリジナルモードが追加ついかされている。2017ねん1がつ18にちPS2アーカイブスとしてPS3けに配信はいしん開始かいしされた。パワーバトルのBGMはCPS2はんのものとなっている。
RETRO STATION[4]
TRONしゃ制作せいさくしたゲーム日本にっぽんでは2021ねん4がつまつ発売はつばいされた。
ストリートファイターII」シリーズと「ロックマン」シリーズのなかから10ほん収録しゅうろくされており、このなかにACばん2さくはいっている。収録しゅうろくされているのは海外かいがいばん(『ロックマン&フォルテのぞく)であり、メニューの言語げんご日本語にほんごえることはできるが、ゲーム自体じたい日本にっぽんばんえることはできない。
本体ほんたいはロックマンをモチーフとしているという[4]。テレビ接続せつぞく可能かのう
カプコンアーケード2ndスタジアム
対応たいおう機種きしゅNintendo SwitchPlayStation 4Xbox OneSteam2022ねん7がつ22にち発売はつばい[5]。オリジナルばん2タイトルを完全かんぜん移植いしょく日本にっぽん国内こくないばん海外かいがいばんえが可能かのう。なお、パワーバトルはCPS1はんである。

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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  1. ^ a b 『GAMEST 10がつ15にち 特別とくべつ付録ふろく '95AM SHOW 最強さいきょうゲームはどれだ!?』通巻つうかん152ごう新声社しんせいしや、1995ねん10がつ15にち、9ぺーじ 
  2. ^ a b ただし収録しゅうろくきょくはすべてCPS2はんのもので、PlayStation 2はん使つかわれているのもCPS2はんきょくである。
  3. ^ ただし『ロックマン1』〜『3』の場合ばあいほんさくきょくながれるようにするにはかくしコマンド入力にゅうりょくする必要ひつようがある。
  4. ^ a b RETRO STATION公式こうしき
  5. ^ みどりさと孝行こうこう (2022ねん7がつ22にち). “名作めいさくアーケードコレクションのだい2だん「カプコンアーケード 2ndスタジアム」本日ほんじつ発売はつばい! バラエティゆたかなぜん32タイトルがラインナップ” (日本語にほんご). GAME Watch. インプレス. 2022ねん7がつ26にち閲覧えつらん

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