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ロックマン&フォルテ - Wikipedia コンテンツにスキップ

ロックマン&フォルテ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロックマンシリーズ > ロックマン&フォルテ
ロックマン&フォルテ
Megaman & Bass
ジャンル よこスクロールアクション
対応たいおう機種きしゅ スーパーファミコン (SFC)
開発元かいはつもと カプコンだい制作せいさく
発売はつばいもと カプコン
プロデューサー いねせん敬二けいじ
デザイナー つるいつじん
竹村たけむらまなぶ
プログラマー 篠原しのはら雅嗣まさつぐ
清水しみずあつしみん
桑名くわなただし
音楽おんがく 堀山ほりやま俊彦としひこ
水田みずた直志ただし
海田かいたあきらさと
美術びじゅつ 有賀ありがヒトシ
岩本いわもとけいひろし
つきこーじ
シリーズ ロックマンシリーズ
人数にんずう 1人ひとり
メディア 32メガビットロムカセット[1]
発売はつばい 日本 199804241998ねん4がつ24にち
対象たいしょう年齢ねんれい 日本 CEROAぜん年齢ねんれい対象たいしょう
その 型式けいしき:SHVC-AR6J-JPN
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ロックマン&フォルテ』(ロックマン アンド フォルテ、ROCKMAN & FORTE)は、1998ねん4がつ24にち日本にっぽんカプコンから発売はつばいされたスーパーファミコンようよこスクロールアクションゲーム

概要がいよう

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同社どうしゃの『ロックマンシリーズ』の番外ばんがいへんとなる作品さくひん主人公しゅじんこうのロックマンおよびフォルテを操作そうさし、Dr.ワイリーのしろ占拠せんきょしたロボット軍団ぐんだん「キング」による世界せかい征服せいふく阻止そしすることを目的もくてきとしたストーリー。PlayStationおよびセガサターンようソフトとして発売はつばいされた『ロックマン8 メタルヒーローズ』(1996ねん)からてきキャラクターやステージ構成こうせい流用りゅうようしている。

開発かいはつはカプコンだい制作せいさくおこない、『ロックマンシリーズ』がきゅうピッチでスーパーファミコンから機種きしゅ移行いこうしてしまったことにたいする「おび」として製作せいさくされた。開発かいはつには『ロックマンシリーズ』を多数たすう手掛てがけているスタッフが参加さんかしており、プロデューサーはいねせん敬二けいじ音楽おんがく堀山ほりやま俊彦としひこおよび水田みずた直志ただし海田かいたあきらさと、ボスキャラクターのデザインは漫画まんが有賀ありがヒトシおよび岩本いわもとけいひろしつきこーじ担当たんとうしている。結果けっかてきほんさくがカプコンから発売はつばいされた最後さいごのスーパーファミコンようソフトとなった。

1999ねんにはほんさく設定せっていのみを継承けいしょうしたワンダースワンようソフト『ロックマン&フォルテ 未来みらいからの挑戦ちょうせんしゃ』がバンダイから発売はつばいされ、2002ねんにはほんさく正当せいとう移植いしょくさくとなるゲームボーイアドバンスはん発売はつばいされた。ゲームボーイアドバンスばん2015ねんWii Uようソフトとしてバーチャルコンソールにて配信はいしんされた。

ゲーム内容ないよう

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システム

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ゲーム開始かいしに、アクションや攻撃こうげきなどの性能せいのうことなるロックマンとフォルテのどちらでプレイするかを選択せんたくできるのがほんさく特徴とくちょう(ゲーム途中とちゅうでの変更へんこう不可ふか)で、デモでの会話かいわ内容ないようなども選択せんたくしたキャラクターによって一部いちぶ変化へんかする。それ以外いがいにも、かくステージにけい100まい存在そんざいするCDをあつめると、これまでのシリーズに登場とうじょうしたキャラクターのプロフィールが閲覧えつらんできる「データベース」といった要素ようそ存在そんざいする。

ステージ構成こうせいは、ナンバリング作品さくひんとはややことなるほんさく独自どくじのものとなっており、オープニングステージ、前半ぜんはん3つ・後半こうはん5つにかれている8つの選択せんたくステージ、従来じゅうらいさく存在そんざいしない特殊とくしゅな「クリスタルゲート」ステージ、一定いってい順番じゅんばんすすめていくキングステージ(3ステージ)の、けい13ステージが存在そんざい

  • オープニングステージクリア直後ちょくご選択せんたくできるステージは3つで、それらをクリアするごと後半こうはん5ステージのうち3つが選択せんたく可能かのうになる(選択せんたく可能かのうになるステージは一部いちぶ重複じゅうふくする)。5つの後半こうはんステージの1つでもクリアすると、クリスタルゲートステージが選択せんたく可能かのうになる。
  • クリスタルゲートは、ボスもふくてき一切いっさい登場とうじょうしないステージで(スタート地点ちてんもどれば任意にんいのタイミングでクリアできる)、そこに存在そんざいする8種類しゅるいのクリスタルをすべ破壊はかいすることでキングステージが選択せんたく可能かのうとなる。クリスタルはいずれも対応たいおうする特殊とくしゅ武器ぶきでないと破壊はかい不可能ふかのうのため、必然ひつぜんてきにナンバリング作品さくひん同様どうよう、8つの選択せんたくステージをすべてクリアしないとキングステージへすすめないようになっている。

最終さいしゅうステージのボスラッシュは、プレイヤーが任意にんい順番じゅんばんでボスとたたかえる2さく以降いこう形式けいしきではなく、ステージの道中どうちゅう固定こてい順番じゅんばんでボスが配置はいちされている『ロックマン』および『ロックマンX』を踏襲とうしゅうした形式けいしきもどっている。

また、ナンバリング作品さくひんではないものの、『9』のエンディングにて過去かこ作品さくひんのDr.ワイリーの土下座どげざシーンが一挙いっきょ登場とうじょうするさい、ナンバリング作品さくひんともほんさく土下座どげざシーンも登場とうじょうしている。

特殊とくしゅ武器ぶき

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ボスの特殊とくしゅ武器ぶき

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ロックマン・フォルテども性能せいのう同一どういつだが、テングブレードをのぞいて爆発ばくはつなどのエフェクトと特殊とくしゅ武器ぶき装備そうびのボディカラーがことなる。

ライトニングボルト(Lightning Bolt) - ダイナモマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(5)
変則へんそくてき画面がめん全体ぜんたい攻撃こうげき。ポーズをかまえ、画面がめんない連続れんぞくで4かいこうあつ電流でんりゅう放電ほうでんさせる。発動はつどうちゅうはそのまり終了しゅうりょうまで無敵むてきになるため、緊急きんきゅう回避かいひにも利用りようできる。一部いちぶのブロックを破壊はかい可能かのうほか発動はつどうちゅうくら部屋へや全体ぜんたいあかるくらすことができる。
アイスウォール(Ice Wall) - コールドマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(3)
まえこおりはしら出現しゅつげんさせる。はしらうえることで足場あしばとして使用しようすることが可能かのう。また、はしら側面そくめんから接触せっしょくすると地面じめん沿ってすべし、かべ衝突しょうとつするとかえる。水中すいちゅうでは出現しゅつげん水面すいめん浮上ふじょうしていく。攻撃こうげき判定はんてい連続れんぞく発生はっせいするため攻撃こうげきりょくたかく、ほとんどのザコてき一撃いちげきたおせるほか、てきだん一部いちぶわなふせたてとしても機能きのうする。時間じかん経過けいかかべへの衝突しょうとつてきてきだんへの接触せっしょくによって耐久たいきゅうりょく減少げんしょう徐々じょじょにひびれてくる)し、やがて消滅しょうめつする。
氷柱つらら出現しゅつげんちゅうはロックマン、フォルテどもにロックマンのノーマルショットと同等どうとうのショット攻撃こうげき可能かのう
スプレッドドリル(Spread Drill) - グランドマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(2)
前方ぜんぽう大型おおがたドリルを発射はっしゃする。てき地形ちけい貫通かんつうし、一部いちぶのブロックを破壊はかい可能かのう。ドリルは出現しゅつげんちゅう任意にんいのタイミングでショットボタンをすことで、中型ちゅうがたドリル2ほん小型こがたドリル4ほんと、2かいまでがたのように分裂ぶんれつさせることが可能かのうで、たて方向ほうこうひろ攻撃こうげき範囲はんいつ。分裂ぶんれつはドリルひとつあたりの攻撃こうげきりょく低下ていかする。なお、ドリルを大型おおがたのまま分裂ぶんれつさせずにばした場合ばあい放物線ほうぶつせんえがいて落下らっかしていく。
リモートマイン(Remote Mine) - パイレーツマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(3)
一部いちぶのブロックを破壊はかい可能かのうな、リモコンしき機雷きらい発射はっしゃする。機雷きらい発射はっしゃ上下じょうげ方向ほうこう軌道きどう自由じゆう操作そうさでき、てき地形ちけいれるとそこに吸着きゅうちゃくする。発射はっしゃしただけでは攻撃こうげきりょくはなく、任意にんいのタイミングで再度さいどショットボタンをして起爆きばくさせることでダメージをあたえる。爆風ばくふう一定いってい時間じかん発生はっせいつづけ、そのあいだつね攻撃こうげき判定はんてい存在そんざいするため、無敵むてき時間じかんのないてきたいしては絶大ぜつだい威力いりょく発揮はっきする。
ウェーブバーナー(Wave Burner) - バーナーマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(2)
ワイパーじょう上下じょうげ波打なみう火炎かえんを、ボタンをしているあいだ放射ほうしゃつづける。射程しゃていみじかいが一部いちぶのブロックを破壊はかい可能かのうほか導火どうかせんのついたブロックに点火てんかしたり、くら部屋へや自分じぶん周囲しゅういだけあかるくらすこともできる。水中すいちゅうではダメージはあたえられない(一部いちぶてきのぞく)が、特定とくていてき障害しょうがいぶつ退ける水流すいりゅう発生はっせいさせる。
設定せっていによると、ほのお発生はっせいにはキングが発見はっけんしたなぞのガスを利用りようしている。
マジックカード(Magic Card) - マジックマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(0.5)
一定いってい距離きょりすすんだところ手元てもともどってくるカードを発射はっしゃする。2連射れんしゃまで可能かのうてき地形ちけい貫通かんつうするほか、これでてきたおすと特定とくていのアイテムのみをちゅうかくりつとすようになる。正面しょうめん真上まうえの2方向ほうこうけが可能かのうで、カードがもどってくる途中とちゅう存在そんざいするアイテムに接触せっしょくすると、そのアイテムを手繰たぐせることも可能かのう攻撃こうげきりょくひくぶん消費しょうひエネルギーはすくなく、ロックマンの場合ばあい死角しかくとなるうえ方向ほうこう攻撃こうげきできる武器ぶき、フォルテの場合ばあい地形ちけい貫通かんつうする武器ぶきとして、それぞれの初期しょき装備そうび欠点けってんおぎなうことが可能かのう
テングブレード(Tengu Blade) - テングマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(2)
うでってまえ真空しんくう発生はっせいさせ、それと同時どうじ正面しょうめんじょう衝撃波しょうげきは発射はっしゃする。衝撃波しょうげきはかべ接触せっしょくするとぎゃく放物線ほうぶつせん軌道きどうえがきながら4かいまで反射はんしゃする。また、この武器ぶき装備そうびちゅうはスライディング・ダッシュが衝撃波しょうげきはともなった「ダッシュり」となり、攻撃こうげき判定はんてい無敵むてき時間じかん付加ふかされるようになる。攻撃こうげきりょく手元てもと真空しんくうもっとたかく、いでダッシュり、衝撃波しょうげきはじゅんとなる。
コピービジョン(Copy Vision) - アストロマンを撃破げきは - 消費しょうひエネルギー(3)
その一定いってい時間じかん正面しょうめんにショットを連射れんしゃつづけるホログラム出現しゅつげんさせる。ホログラムにはたり判定はんていく、出現しゅつげんしているあいだてき攻撃こうげきがホログラムに集中しゅうちゅうするようになる。また、任意にんいのタイミングでホログラムを解除かいじょ可能かのう
発動はつどうちゅうはロックマン、フォルテどもにロックマンのノーマルショットと同等どうとうのショット攻撃こうげき可能かのう

その特殊とくしゅ武器ぶき

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いずれもネジをあつめることでライトットが開発かいはつしてくれる。

ラッシュサーチ(Rush Search) - 消費しょうひエネルギー(3)
ロックマン専用せんよう。ラッシュが登場とうじょうし、地中ちちゅうからアイテムをす。『7』の「サーチラッシュ」とほぼ同等どうとう
エディ(Eddie) - 消費しょうひエネルギー(-)
ロックマン専用せんよう。エディが登場とうじょうし、ランダムでアイテムをはこんでくる。ほんさくは『8同様どうよう、EかんやWかんなどのストックしき回復かいふくアイテムが存在そんざいしないので、任意にんいのタイミングでエネルギーの回復かいふくができる唯一ゆいいつ手段しゅだんとなる。
ビート(Beat) - 消費しょうひエネルギー(-)
ロックマン専用せんよう。ビートがバリアをはこびながら登場とうじょうし、ロックマンの真下ましたにバリアをとしていく。バリアにつつまれているあいだ無敵むてきダメージには武器ぶきエネルギーがライフのわりに消耗しょうもうする)。攻撃こうげきはチャージ不可ふかのバスターになる。
ゴスペルブースト(Gospel Boost) - 消費しょうひエネルギー(-)
フォルテ専用せんよう。ゴスペルをして合体がったいし、自由じゆうそらべるようになる。してから合体がったい完了かんりょうするまでは画面がめん停止ていしするため、すきい。
合体がったいちゅうはショットが前方ぜんぽうへ3方向ほうこう同時どうじ発射はっしゃされるようになるが、一部いちぶのボスにはかず、連射れんしゃりょく低下ていかする。時間じかんともにエネルギーを消費しょうひし、エネルギーを使つかたすと強制きょうせいてき解除かいじょされる。

ストーリー

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ロックマンとのたたかいにやぶれ、そのまま行方ゆくえ不明ふめいとなっていたワイリーは、またも野望やぼう成就じょうじゅのための再起さいきねらい、拠点きょてんとなるあらたなしろ建設けんせつしていた。だがそのしろを、なぞのロボット・キングが占領せんりょうかれもワイリーとおなじく世界せかい征服せいふくたくら存在そんざいであり、博物館はくぶつかんからロボットのデータをぬすし、みずからの軍隊ぐんたい編成へんせい

あらたなるてきかうため、ロックマンとそのライバルであるフォルテは協力きょうりょくして、その調査ちょうさした。

登場とうじょうキャラクター

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メインキャラクター

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DRN.001 ロックマン(Rockman)
従来じゅうらいどおり、攻撃こうげきめんではボタンをつづけることで2段階だんかい威力いりょく攻撃こうげき判定はんていたかまるチャージショットが可能かのうなロックバスター、移動いどうめんではスライディングが使用しよう可能かのうで、高速こうそく移動いどうほか打点だてんたかてきだん回避かいひしたり、せま通路つうろをくぐることもできる。また、サポートアイテムがフォルテよりも充実じゅうじつしている。
SWN.001 フォルテ(Forte)
2だんジャンプやダッシュおよびダッシュジャンプが可能かのう(2だんジャンプはダッシュジャンプ可能かのう)なため機動きどうりょくたかく、ロックマンではとどかないたか場所ばしょ移動いどう可能かのう。ただしダッシュはロックマンにくらべて姿勢しせいたかたり判定はんていおおきいため、せま通路つうろをくぐりけることはできない。また特殊とくしゅ武器ぶきふく攻撃こうげき発射はっしゃモーションちゅう移動いどうができない(ジャンプによる移動いどう可能かのう)。
ショットはロックマンのようなチャージ方式ほうしきではなく、ボタンをつづけているあいだつねたま連射れんしゃするフルオート方式ほうしきの「フォルテバスター」となっており、真下ましたのぞく7方向ほうこうけることが可能かのうだがかべなどには貫通かんつうしない。無敵むてき状態じょうたいになることがいザコには連続れんぞくでダメージをあたえられる反面はんめん単発たんぱつ威力いりょくひくいためボスにはだいダメージをあたえにくい性能せいのうとなっている。
DRN.002 ロール(Roll)
パーツアイテムの「トランシーバー」を使用しようすることで様々さまざまなアドバイスをしてくれる。はな内容ないようはロックマン・フォルテども同一どういつ
DRN.000 ブルース(Blues)
Dr.ライト(Dr. Right)
CDのコレクト画面がめんでコメントをくれる。
ライトット(Rightot)
あつめたネジからパワーアップアイテムを開発かいはつしてくれる。
キング(King)
長所ちょうしょ:演説えんぜつ上手うまい / 短所たんしょ:人間にんげんしんじない / き:チェス / きらい:ぜん人類じんるい[2]
突如とつじょあらわれた黄金おうごんのロボット。ロボットだけの世界せかいつくろうとたくらみ、博物館はくぶつかん研究所けんきゅうじょからぬすしたロボットのデータを利用りようして軍団ぐんだん結成けっせい。Dr.ワイリーのしろ占拠せんきょした。ロボットのおうとしてのほこりをち、たとえてきであってもおなじロボットがこわれるところはたがらない。チェスをやらせればてる人物じんぶつはいないほどの腕前うでまえぬし対戦たいせん相手あいてがいなくてこまっているとう。長柄ながえおの主力しゅりょく武器ぶきとしており、あらゆる攻撃こうげき吸収きゅうしゅうし、エネルギーとしてかえたて装備そうびしている。ベルトからXがた光線こうせん発射はっしゃすることや、頭部とうぶから反射はんしゃレーザーをはなつことも可能かのう。オープニングステージではブルースを一撃いちげき戦闘せんとう不能ふのうんでいる。
製作せいさくしゃはワイリーであり、キングのくちからそのむねかたられたのち、ワイリーにより洗脳せんのうレベルが強化きょうかされ、キングタンク・キングプレーンの合体がったいメカせん移行いこうする。ワイリーマシーンせんで「つくってやったおんわすれおって」「ロックマンのおかげ研究所けんきゅうじょもどせた」とワイリーがかたっていることから、実際じっさいにワイリーは寝首ねくびかれたことがれる。
フォルテのエンディングでは、自身じしん最高さいこう傑作けっさくであるはずのフォルテがいつまでもロックマンをたおせないことにごうやしたワイリーが「フォルテよりつよいロボットをつくれるのでは?」とおもってキングを製作せいさくしたという経緯けいいかたられる。ワイリーは「キングをたおすとは、やはりおまえ最強さいきょうじゃ」といいわけじみたことをべたのち、キング2せい制作せいさくしてフォルテとのコンビをませる構想こうそうがあることをかたったが、ブルースによって設計せっけい破壊はかいされている。
フォルテのエンディングでは生死せいし不明ふめいだが、ロックマンのエンディングでは生存せいぞん判明はんめいし、「贖罪しょくざいたびる」とロックマンに手紙てがみおくっている。
つきこーじによるコミカライズばんでもワイリーがつくったロボットだが、こちらでは資金しきん不足ふそくから開発かいはつ途中とちゅう凍結とうけつし、そのままわすられてしまっていた。そのつくりかけで放置ほうちされたかなしみから自力じりき自分じぶん完成かんせいさせ、反乱はんらんこしたと設定せっていされている。
Dr.ワイリー(Dr. Wily)
漫画まんがばんでは最後さいごまで協力きょうりょくしゃである。それぞれ立場たちばことなる。

ボスキャラクター

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ほんさくオリジナルのボスキャラクター

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テングマン、アストロマンをのぞく6たいはKGN(キングナンバーズ)とばれる。

KGN.001 ダイナモマン(Dynamoman)
長所ちょうしょ:正直しょうじき / 短所たんしょ:うたがぶかい / き:自家じか発電はつでん / きらい:人付ひとづ[2]
もと発電はつでんしょ見学けんがく子供こどもたち案内あんないするロボットだったが、キングによって戦闘せんとうよう改造かいぞうされた。無理むり改造かいぞうれず、つね電気でんきらしているため人々ひとびとから敬遠けいえんされ、子供こどもぎらいでうたぐふか性格せいかくになった。無理むり改造かいぞう後悔こうかいしている。
強力きょうりょく発電はつでん最大さいだい活用かつようして画面がめん全域ぜんいきかみなりとす特殊とくしゅ武器ぶき「ライトニングボルト」のほか、時間じかんでこちらにかって電撃でんげきだんや3段階だんかい高度こうどぶダイナモなどを発射はっしゃしてくる。また、ライフエネルギーが半分はんぶん以下いかになると天井てんじょうから充電じゅうでんして回復かいふくをする。回復かいふくする速度そくどゆるやかだが、充電じゅうでん破壊はかいしないかぎ最大さいだいまで回復かいふくつづける。
7以降いこう作品さくひんではめずらしく、弱点じゃくてんとなる特殊とくしゅ武器ぶきけてもまったくリアクションをしない。
有賀ありがヒトシのデザインであり、デザイン段階だんかいでは「コイルマン」という名前なまえだった。
KGN.002 コールドマン(Coldman)
長所ちょうしょ:のんびりしている / 短所たんしょ:あたまにぶい / き:かきごおり / きらい:エルニーニョ[2]
Dr.ライトの研究所けんきゅうじょにあった恐竜きょうりゅうDNAサンプルを冷凍れいとう保存ほぞんする巨大きょだい冷凍庫れいとうこをキングがうば改造かいぞう守衛しゅえいロボットにした。自分じぶん体型たいけいにコンプレックスをっていたが、いまではその防御ぼうぎょ性能せいのうほこりにおもっている。体内たいない温度おんど-273.15℃で、その低温ていおんのためにAIであるICチップのはたらきがにぶい。
かべじょうこおりかたまり発生はっせいさせる特殊とくしゅ武器ぶき「アイスウォール」や地面じめんからはっする冷気れいき攻撃こうげきほかに、体力たいりょく半分はんぶん以下いかになるとくもじょうのメカ「モクモクモ」を定期ていきてき射出しゃしゅつしながらたたかう。
つきこーじのデザインであり、デザイン段階だんかいでは「フリーザーマン」という名前なまえだった。漫画まんがばんではライトの研究所けんきゅうじょにあった巨大きょだい冷凍庫れいとうこ設定せっていがカットされたが、たおされたのちはライトのいえ(に居候いそうろうしたワイリー)の冷凍庫れいとうことなった。
KGN.003 グランドマン(Groundman)
長所ちょうしょ:ふかみするところ / 短所たんしょ:無口むくち無愛想ぶあいそう / き:レアなもの / きらい:地下水ちかすい[2]
キングが開発かいはつした遺跡いせき発掘はっくつようロボット。軍団ぐんだんなかもっともパワーがある。仕事しごと熱心ねっしんで、はじめたらやめろとわれるまでつづける。一人ひとり孤独こどくにトンネルをっているのがきという、くら性格せいかくぬし。その一方いっぽう自分じぶん発掘はっくつした財宝ざいほう着服ちゃくふくしているといううわさがある。
特殊とくしゅ武器ぶき「スプレッドドリル」は、射出しゃしゅつに2、4分裂ぶんれつさせることが可能かのう貫通かんつうせいのドリルがたミサイル。ドリルタンク変形へんけい可能かのうで、この状態じょうたいでは弱点じゃくてん武器ぶきふく一切いっさい攻撃こうげきけない。地面じめん天井てんじょうもぐりながら移動いどうし、天井てんじょうからは大型おおがたのドリルマシンでしてくる。
岩本いわもとけいひろしのデザインであり、発売はつばいまえに『ボンボン』にて『ロックマン4』で既出きしゅつのボス「ドリルマン」の紹介しょうかいされたが、のち岩本いわもとは「ドリルマン」の存在そんざい承知しょうちしており、名前なまえをつけずに提出ていしゅつしてしまったために誌上しじょうでこの名前なまえ掲載けいさいされてしまったむねかたっている[3]
KGN.004 パイレーツマン(Pirateman)
長所ちょうしょ:こわいものらず / 短所たんしょ:乱暴らんぼうしゃ / き:もうばなし / きらい:正々堂々せいせいどうどう[2]
航海こうかいちゅう貨物かもつせん襲撃しゅうげきするためにつくられた海賊かいぞく船長せんちょう姿すがたをしたロボット。任務にんむのためなら手段しゅだんえらばない冷酷れいこく性格せいかくぬし今回こんかい騒動そうどうどう時期じき発生はっせいした、海上かいじょうでの襲撃しゅうげき事件じけんかれ仕業しわざだと推測すいそくされている。部屋へやには財宝ざいほうんでいる。うみ平和へいわまもるためにパトロールをしているダイブマンをライバルしており、ダイブマンからは苦手にがておもわれている。
遠隔えんかく操作そうさ可能かのう吸着きゅうちゃく機雷きらい「リモートマイン」が特殊とくしゅ武器ぶき水中すいちゅうせんけ、部屋へや水位すいい自在じざいあやつりながら自身じしんあわつつんだ回転かいてん突撃とつげきやリモートマインを仕掛しかけてくる。
つきこーじのデザインであり、名称めいしょうもそのまま採用さいようされた。そのせいもあってかコミックばんにおいて正式せいしき名称めいしょう発表はっぴょう以前いぜん唯一ゆいいつ、キングから名指なざしでばれていた。
KGN.005 バーナーマン(Burnerman)
長所ちょうしょ:しんじるしん / 短所たんしょ:もちき / き:地球ちきゅう温暖おんだん / きらい:自爆じばく装置そうち[2]
火炎かえん放射ほうしゃ内蔵ないぞうした環境かんきょう破壊はかいロボット。自然しぜんくすようにキングに命令めいれいされている。「いちにちひとつのジャングルをかないと自爆じばく装置そうち起動きどうする」というキングのうそしんじ、特殊とくしゅ武器ぶき「ウェーブバーナー」でひたすらジャングルを焼却しょうきゃくつづけている(そのためかかれ自爆じばく装置そうちきらっている)。
高速こうそく突進とっしんだいジャンプからの急降下きゅうこうかほか、ウェーブバーナーでこちらの攻撃こうげきをかきしつつ徐々じょじょ距離きょりめてくる。また、手榴弾しゅりゅうだん足止あしどようのトラバサミなどの武器ぶき使用しようする。なお、ボス部屋へやりょうはしゆかはりトラップになっている。
有賀ありがヒトシのデザインであり、デザイン段階だんかいでは「ブラストマン」という名前なまえだった。
KGN.006 マジックマン(Magicman)
長所ちょうしょ:努力どりょく / 短所たんしょ:せたがり / き:拍手はくしゅ歓声かんせい / きらい:種明たねあかし[2]
元々もともと慰安いあんサーカスだんのメンバーだったロボット。「目立めだちたかったから」という理由りゆう軍団ぐんだんりを志願しがんした。新作しんさく手品てじな研究けんきゅう余力よりょくしまない努力どりょくだが、手品てじな披露ひろうするたび仲間なかまからはうんざりされている。
特殊とくしゅ武器ぶき「マジックカード」でこちらの体力たいりょくうば自分じぶん体力たいりょく回復かいふくするほか、ハトのてくるボール、ロンパーズ(ザコてき)のてくるたまはなって攻撃こうげきしてくる。
岩本いわもとけいひろしのデザインであり、デザイン段階だんかいでは「マジシャンマン」という名前なまえだった。

『ロックマン8』に登場とうじょうしたボスキャラクター

[編集へんしゅう]
DWN.057 テングマン(Tenguman)
前回ぜんかいけたりをかえすべくキングぐん志願しがんした。外見がいけんわらないが、キングぐんでのさい改造かいぞうにより、接近せっきんせんにもつよくなった。
入手にゅうしゅできる特殊とくしゅ武器ぶきが『8』の「トルネードホールド」から真空しんくう相手あいてく「テングブレード」に変更へんこうされ、空中くうちゅう浮遊ふゆうしながらトルネードホールドやテングブレードをはなつほか、高速こうそく飛行ひこう突進とっしん仕掛しかけてくる。『8』とおなじく、ボス部屋へやりょうはしにはゆか存在そんざいしない。
漫画まんがばんでも『8』でたおされたテングマンを復活ふっかつさせた姿すがたとして登場とうじょうするが、『8』の終盤しゅうばんにキングが登場とうじょうするため、テングマンも終盤しゅうばん登場とうじょうする。
DWN.058 アストロマン(Astroman)
厳密げんみつにはオリジナルではなく、キングが博物館はくぶつかんからうばったデータもと復元ふくげんしたもの。次元じげんつくすという特性とくせい最大限さいだいげん活用かつようして攻撃こうげきするようにプログラムしなおされた。
テングマンとおなじく特殊とくしゅ武器ぶきが「アストロクラッシュ」からホログラムをつくす「コピービジョン」に変更へんこうされ、つくしたホログラムで本体ほんたいとも攻撃こうげきすほか、地面じめん発生はっせいさせた空間くうかんあなからてき召喚しょうかんする。耐久たいきゅうりょく大幅おおはば向上こうじょうしており、弱点じゃくてん武器ぶき使用しようしても少量しょうりょうのダメージしかあたえられない(ただしひるませたり、ホログラムをすことはできる)。
漫画まんがばんでは『8』でたたかいがこわくなって逃亡とうぼうしたオリジナルのアストロマン自身じしんであるとされている。

そののボスキャラクター

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グリーンデビル(Green Devil)
オープニングステージのボス。ゼリーじょう本体ほんたい内部ないぶ弱点じゃくてんかくし、からだ一部いちぶ放出ほうしゅつして攻撃こうげきしてくる。もとの『ロックマン8』に登場とうじょうしたのと比較ひかくすると、分裂ぶんれつ移動いどうおこなわず、弱点じゃくてん耐久たいきゅうりょくひくいなどおおきく弱体じゃくたいされている。
アテテミーノ・プロト(Atete-Mino・Proto)
キングステージ1のボス。『8』に登場とうじょうした「アテテミーノ」よりも大型おおがたで、また上下じょうげさかさまにがっている。サルがたのロボット「モンキングA」とともに、ロックマン(フォルテ)をむかつ。リフトにって天秤てんびんのように本体ほんたいげることで、弱点じゃくてんあたま攻撃こうげきできるが、ながくリフトにったままだとキャラが溶岩ようがんち、ミスになってしまう。
キングタンク(King Tank)
キングステージ2の最初さいしょのボス。キングのあやつ巨大きょだい戦車せんしゃがたメカ。上部じょうぶにはばくだん発射はっしゃこう前部ぜんぶにはガトリングほう装備そうびし、こうにはザコてき・ロンパーズを格納かくのうしている。装甲そうこうあつく、それでいて突進とっしん可能かのうなど機動きどうりょくたかい。てき攻撃こうげき箇所かしょキャタピラー弱点じゃくてんになっている。
なお、このたたかいではボスのライフゲージが存在そんざいしない。
キングプレーン(King Plane)
キングステージ2の2番目ばんめのボス。キングのあやつ巨大きょだい飛行ひこうメカ。強制きょうせいスクロールですす空中くうちゅうを、ちいさな足場あしばうつりながらたたかうこととなる。胸部きょうぶにはこう出力しゅつりょくのレーザーほう内蔵ないぞうする。その攻撃こうげき範囲はんい前方ぜんぽうすべてにおよび、発射はっしゃまえ発射はっしゃこう攻撃こうげきする以外いがい回避かいひ方法ほうほうはない。下部かぶからはアイテムをつつんだあわ発射はっしゃする。なかにはロックマン(フォルテ)に有利ゆうりはたらくものもあるが、閃光せんこうだんはいったものにれると画面がめん全体ぜんたいひかりつつまれ、視界しかいさえぎられる。足場あしばをも破壊はかいするロケットパンチも発射はっしゃする。
キングタンク同様どうよう、ライフゲージが存在そんざいしない。
ジェットキングロボ(Jet King Robot)
キングステージ2の最後さいごたたかうボス。キングタンク、キングプレーンが合体がったいし、キングみずからが搭乗とうじょうする巨大きょだいロボット。キングタンクのばくだん、キングプレーンのこう出力しゅつりょくレーザーを併用へいようして攻撃こうげきする。突進とっしんやホーミングだん使用しようする。
以上いじょう、キングステージ2はキングタンク、キングプレーン、キング、ジェットキングロボと4たいがのボスけるきびしいステージ構成こうせいとなっている(とくにキングとジェットキングロボはアイテム補給ほきゅうなどのない連戦れんせんとなる)。
ワイリーマシン(Wily Machine)
最終さいしゅうステージのボス。ワイリーが操縦そうじゅうするマシン。体当たいあたり、エネルギーだま、プレス攻撃こうげき、ミサイル、バウンドするノコギリ、広範囲こうはんいレーザーと多彩たさい攻撃こうげきほうつ。本体ほんたい破壊はかいされてもワイリーUFOが機能きのうする。

移植いしょくばん

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No. タイトル 発売はつばい 対応たいおう機種きしゅ 開発元かいはつもと 発売はつばいもと メディア 型式けいしき 備考びこう 出典しゅってん
1 ロックマン&フォルテ 日本 200208102002ねん8がつ10日とおか
アメリカ合衆国 200303112003ねん3がつ11にち
ゲームボーイアドバンス カプコンだいさん開発かいはつ カプコン 64メガビットロムカセット AGB-AFCJ-JPN [4]
2 ロックマン&フォルテ 日本 201502182015ねん2がつ18にち
アメリカ合衆国 201505072015ねん5がつ7にち
Wii U カプコンだい制作せいさく カプコン ダウンロード
バーチャルコンソール
- ゲームボーイアドバンスばん移植いしょく [5][6]
ゲームボーイアドバンスばん

ロックマンシリーズ15周年しゅうねん記念きねん作品さくひんひとつ。ハードウェアの性能せいのうともな変更へんこうてん存在そんざいするが、ゲーム内容ないようそのものは完全かんぜん移植いしょくである。2015ねん2がつ19にちより、Wii Uバーチャルコンソール配信はいしん開始かいし

  • GBAのモニターのたてはばがSFCの画面がめん出力しゅつりょくよりせまいため、画面がめん上下じょうげがカットされて表示ひょうじされる。そのため一部いちぶてきえにくいなど難易なんいたかまっている。グランドマンの一部いちぶ攻撃こうげき画面がめん上下じょうげにスクロールするなど、この仕様しよう対応たいおうした変更へんこうてんもある。
  • ボタンがったことでフォルテのダッシュが十字じゅうじキー入力にゅうりょくのみになった。
  • 中断ちゅうだんセーブが導入どうにゅうされており、ステージの途中とちゅう本体ほんたい電源でんげんっても、いちだけ中断ちゅうだんセーブ地点ちてんから再開さいかい可能かのう

開発かいはつ

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前作ぜんさくロックマン8 メタルヒーローズ』(1996ねん)において、『ロックマン7 宿命しゅくめい対決たいけつ!』(1995ねん)からきゅうピッチでPlayStationセガサターンハードえたことにたいする、「スーパーファミコンのユーザーへのおび」として製作せいさくされた作品さくひん[7]結果けっかてきに、カプコンから(移植いしょくさくのぞいて)最後さいご販売はんばいしたスーパーファミコンようソフトとなった。キャラクターのグラフィックパターンは『8』にじゅんじており、ゲームの進行しんこうをパスワードではなくセーブで保存ほぞんするてん同様どうようだが、こえやアニメーションはなく、SEもおなじプラットフォームである『7』のものがもちいられている(一部いちぶ新規しんきのSEも存在そんざい)。また、パワーアップパーツを開発かいはつできる「ネジ」も、入手にゅうしゅできるかずまっている『8』から、とく上限じょうげんのない『7』の仕様しようもどっている。

今更いまさらSFCですくらいなんだから」という理由りゆうから、難易なんいはシリーズちゅうでも比較的ひかくてきたか調整ちょうせいされており[7]全体ぜんたいてきてき攻撃こうげきりょくたかい、特殊とくしゅ武器ぶき消費しょうひエネルギーがおおきい、てきたおしてもライフエネルギーはなかなかてこないなどの特徴とくちょうがある。これらはパーツ開発かいはつによって基本きほん性能せいのうたかめることで、ある程度ていど難易なんい調整ちょうせい可能かのう稲船いなぶねいわくタイトルめいは「プロデュースしょくつよいタイトル」だという[7]

ボスキャラクターのデザインは『8』からさい登場とうじょうの2たいのぞき、講談社こうだんしゃコミックボンボン誌上しじょうでロックマンシリーズのコミック作品さくひんがけた有賀ありがヒトシ岩本いわもとけいひろしつきこーじ担当たんとうした。またSFCばんのパッケージには有賀ありがえがろしたイラストが使用しようされた[7]。GBAばんはカプコンの日暮ひぐらし竜二りゅうじ[8]あらたにえがろしたパッケージイラストとなっている。

音楽おんがく

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コマーシャルソング
作詞さくし冴木さえき裕志ひろし / 作曲さっきょく石井いしいヒトシ / 編曲へんきょく神長かみなが弘一こういちBEREEVE / うた:BEREEVE

スタッフ

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  • プロデューサー:いねせん敬二けいじ
  • 企画きかく:はやと&フレンダー(つるいつじん)、竹村たけむらまなぶ
  • オブジェクト・デザイナー:はしえい智幸ともゆき浅野あさの鉄平てっぺい、すげのともあき、橋本はしもと祐介ゆうすけ藤澤ふじさわあつし
  • ボスキャラクター・オリジナル・デザイナー:有賀ありがヒトシ岩本いわもとけいひろしつきこーじ
  • スクロール・デザイナー:にしおかけいこ、ひらみえいと、こうやまあき、しみずなつこ
  • プログラマー:マキシマムしん(生田いくたしん也)、しみたん(清水しみずあつしみん)、桑名くわなただし
  • サウンド・デザイナー:きりきりちゃん(堀山ほりやま俊彦としひこ)、水田みずた直志ただし海田かいたあきらさと
  • タイトル・デザイナー:うかびん(鵜飼うかいさとし
  • パブリッシング・デザイナー:石川いしかわヒデキ
  • スペシャル・サンクス:遠藤えんどうたかし松江まつえ一樹かずき、ノッツマン(野津のつ昭弘あきひろ)、木嶋きじま美紀みき、ばんどうえりこ、吉岡よしおか真弓まゆみかわなべ由紀子ゆきこ末吉すえよしえいりょう小島こじま千徳せんとく、あきはまかずゆき
  • ゼネラル・プロデューサー:船水ふなみず紀孝のりたか
  • エグゼクティブ・プロデューサー:岡本おかもとよしおこり

評価ひょうか

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評価ひょうか
集計しゅうけい結果けっか
媒体ばいたい結果けっか
GameRankings79% (GBA)[9]
Metacritic79% (GBA)[10]
レビュー結果けっか
媒体ばいたい結果けっか
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー8.5/10てん (GBA)[11]
ファミ通ふぁみつう24/40てん (SFC)[12]
26/40てん (GBA)[13]
ゲーム・インフォーマー8.5/10てん (GBA)[14]
GamePro4/5stars (GBA)[15]
GameSpot7.2/10てん (GBA)[16]
GameSpy2/5stars (GBA)[17]
GameZone9/10てん[18]
IGN8.5/10てん (GBA)[19]
Nintendo Power8/10てん (GBA)[20]
Play Magazine80% (GBA)[21]
Ação Games9/10てん (SFC)[22]
Super GamePower4.8/5てん (SFC)[23]

ゲームファミ通ふぁみつう』の「クロスレビュー」において、スーパーファミコンばん合計ごうけい24てんまん40てん[12]、ゲームボーイアドバンスばん合計ごうけい26てんまん40てん)となっている[13]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 前田まえだひろ「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1998ねん」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019ねん9がつ28にち、226ぺーじISBN 9784862979131 
  2. ^ a b c d e f g ほんさくのデータベースより。
  3. ^ R20 2008, pp. 285
  4. ^ 勝田かつた哲也てつや (2002ねん7がつ24にち). “カプコン、伝説でんせつのダブルヒーローが復活ふっかつ「ロックマン&フォルテ」” (日本語にほんご). GAME Watch. インプレス. 2020ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  5. ^ 津久井つくい箇人 a.k.a. そそそ (2015ねん2がつ10日とおか). “Wii Uバーチャルコンソール2がつ18にち配信はいしんタイトル ― 『ソニックアドバンス』『ロックマン&フォルテ(GBAばん)』の2ほん” (日本語にほんご). iNSIDE. イード. 2020ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  6. ^ 『ロックマン&フォルテ』Wii Uバーチャルコンソールで配信はいしん開始かいし” (日本語にほんご). ファミ通ふぁみつう.com. KADOKAWA (2015ねん2がつ18にち). 2020ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  7. ^ a b c d R20 2008, pp. 60, 「ロックマン&フォルテ」
  8. ^ R20 2008, pp. 106, 「ロックマン&フォルテ(GBA)」
  9. ^ Mega Man & Bass for Game Boy Advance”. GameRankings. CBS Interactive. May 16, 2010閲覧えつらん
  10. ^ Mega Man & Bass for Game Boy Advance”. Metacritic. CBS Interactive. August 14, 2011閲覧えつらん
  11. ^ Electronic Gaming Monthly staff (April 2003). Mega Man & Bass review”. Electronic Gaming Monthly (Ziff Davis) (165): 132. ISSN 1058-918X. http://www.accessmylibrary.com/article-1G1-98317364/mega-man-bass-gba.html. 
  12. ^ a b ロックマン&フォルテ まとめ [スーパーファミコン]” (日本語にほんご). ファミ通ふぁみつう.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  13. ^ a b ロックマン&フォルテ まとめ [GBA]” (日本語にほんご). ファミ通ふぁみつう.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  14. ^ Game Informer staff (March 2003). “Mega Man & Bass review”. Game Informer (Sunrise Publications): 91. ISSN 1067-6392. 
  15. ^ Star Dingo (April 10, 2003). “Mega Man & Bass”. GamePro. IDG. 2011ねん6がつ7にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。May 1, 2010閲覧えつらん
  16. ^ Varanini, Giancarlo (April 3, 2003). “Mega Man & Bass Review for Game Boy Advance”. GameSpot. CBS Interactive. May 5, 2010てんオリジナルよりアーカイブ。May 1, 2010閲覧えつらん
  17. ^ Vreeland, Michael (April 11, 2003). “Mega Man and Bass”. GameSpy. IGN. December 2, 2010てんオリジナルよりアーカイブ。May 1, 2010閲覧えつらん
  18. ^ Mega Man & Bass for Game Boy Advance (2002)” (英語えいご). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  19. ^ Harris, Craig (March 27, 2003). “Mega Man & Bass”. IGN. January 3, 2013てんオリジナルよりアーカイブ。May 27, 2010閲覧えつらん
  20. ^ Nintendo Power staff (April 2003). “Now Playing”. Nintendo Power (Nintendo of America) (167): 80. ISSN 1041-9551. 
  21. ^ Play staff (May 2003). “Mega Man & Bass review”. Play (Fusion Publishing) (17): 60. ISSN 1940-0721. 
  22. ^ Cordon, Ivan (August 1998). “Ação/Super NES Rockman & Forte” (ポルトガル). Ação Games (Brazil: Editora Abril) (130). 
  23. ^ Bros, Marjorie (July 1998). “DETONADO SNES: Rockman & Forte” (ポルトガル). Super GamePower (Brazil: Nova Cultural) (52): 60-63. 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 中村なかむら寛文ひろふみ へん『R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』カプコン、2008ねん3がつ25にちISBN 978-4-86233-178-6 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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