三浦みうら梧楼ごろう

三浦みうら梧楼ごろう
	晩年ばんねんの三浦みうら
生誕せいたん	1847年ねん1月がつ1日にち; （弘ひろし化か3年ねん11月15日にち）; 日本にっぽん長門ながと国こく萩はぎ
死没しぼつ	1926年ねん1月がつ28日にち（79歳さい没ぼつ）; 日本にっぽん東京とうきょう
所属しょぞく組織そしき	大日本帝国だいにっぽんていこく陸軍りくぐん
軍ぐん歴れき	1871年ねん - 1888年ねん
最終さいしゅう階級かいきゅう	中将ちゅうじょう
除隊じょたい後ご	枢密すうみつ顧問こもん官かん
墓所はかしょ	青山あおやま霊園れいえん
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三浦みうら梧楼ごろう（みうらごろう、旧きゅう字体じたい：三浦みうら梧樓ごろう、弘ひろし化か3年ねん11月15日にち〈1847年ねん 1月がつ1日にち〉 - 大正たいしょう15年ねん〈1926年ねん〉1月がつ28日にち）は、日本にっぽんの陸軍りくぐん軍人ぐんじん、政治せいじ家か^[1]。最終さいしゅう階級かいきゅうは陸軍りくぐん中将ちゅうじょう。栄典えいてんは従したがえ一いち位い勲一等くんいっとう子爵ししゃく。号ごうは観樹みき。

経歴けいれき

現在げんざいの山口やまぐち県けん萩はぎ市しに萩はぎ藩士はんしの陪臣ばいしん五十部よべ吉平よしだいらの五ご男おとことして生うまれる。明倫めいりん館かん^[2]で学まなんだ後のち、奇き兵隊へいたいに入隊にゅうたいして第だい二に次じ長州ちょうしゅう征伐せいばつや戊辰戦争ぼしんせんそうに従軍じゅうぐんする。維新いしん後ごは兵部ひょうぶ省しょうに出仕しゅっし、明治めいじ7年ねん（1874年ねん）には陸軍りくぐん省しょう第だい3局長きょくちょうとして台湾たいわん出兵しゅっぺいに反対はんたい。明治めいじ9年ねん（1876年ねん）、萩はぎの乱らんの鎮定ちんていに赴おもむき、翌年よくねんの西南せいなん戦争せんそうでは第だい三さん旅団りょだん長ちょうとして各地かくちを転戦てんせん、城山しろやま（鹿児島かごしま県けん）を陥落かんらくさせた。明治めいじ11年ねん（1878年ねん）中将ちゅうじょうとなり、西部せいぶ監かん軍部ぐんぶ長ちょう。

長州ちょうしゅう出身しゅっしんながら藩閥はんばつ政治せいじに反対はんたいする立場たちばをとり、また山縣やまがた有朋ありともとは奇き兵隊へいたい時代じだいから不仲ふなかであったこともあり、谷たに干城かんじょう・鳥尾とりお小弥太こやた・曾我そが祐ゆう準じゅんらとともに反はん主流しゅりゅう派はを形成けいせいし、山縣やまがた有朋ありともや大山おおやま巌いわおらと対立たいりつした。明治めいじ14年ねん（1881年ねん）の開拓かいたく使し官有かんゆう物ぶつ払下はらいさげ事件じけんでは、上記じょうき3人にんと連名れんめいで議会ぎかい開設かいせつ及および憲法けんぽう制定せいていを訴うったえる建白けんぱく書しょを提出ていしゅつし、翌年よくねん陸軍りくぐん士官しかん学校がっこう長ちょうに左遷させんされる。明治めいじ18年ねん（1885年ねん）に陸軍りくぐん卿きょうの大山おおやま巌いわおと共ともに欧州おうしゅうの兵制へいせいを視察しさつした。

明治めいじ19年ねん（1886年ねん）に帰国きこく、月曜げつよう会かいの中心ちゅうしん人物じんぶつとして陸軍りくぐん改革かいかくの意見いけん書しょを提出ていしゅつしたが、翌年よくねんに熊本くまもと鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかんに左遷させんされる。明治めいじ21年ねん（1888年ねん）、予備よび役やくに編入へんにゅう。同年どうねんから明治めいじ25年ねん（1892年ねん）まで学習がくしゅう院いん院長いんちょう。明治めいじ23年ねん（1890年ねん）7月がつ10月がつに子爵ししゃくによる互選ごせんで貴族きぞく院いん議員ぎいんに選出せんしゅつされたが^[3]、翌年よくねん9月がつ30日にちに辞職じしょくした^[4]。

明治めいじ28年ねん（1895年ねん）9月がつ1日にち、在ざい朝鮮ちょうせん国こく特命とくめい全権ぜんけん公使こうしに就任しゅうにんし^[5]、公使館こうしかん付づけ武官ぶかんで朝鮮ちょうせん政府せいふ軍部ぐんぶ顧問こもんの楠瀬くすのせ幸彦さちひこ中佐ちゅうさや、邦字ほうじ新聞しんぶん「漢かん城じょう新報しんぽう（英語えいご版ばん）」社長しゃちょうの安達あだち謙蔵けんぞうらの協力きょうりょくを得えて、^{[要よう出典しゅってん]}同年どうねん10月がつ7日にち、安達あだち謙蔵けんぞうと国友くにとも重しげる章あきらに閔妃びんび殺害さつがいを教唆きょうさし、安達あだち・国友くにともの両りょう名なは三浦みうらの教唆きょうさに応おうじ殺害さつがいを決意けついして同志どうし者しゃを招集しょうしゅうした。翌よく8日にち早朝そうちょう、国友くにともを含ふくむ同志どうし者しゃたちは凶器きょうきを携たずさえて王城おうじょう内ないに突入とつにゅうし、直ただちに後宮こうきゅうへ至いたった^[5]。閔妃びんびは後こう庭にわで殺害さつがいされ、遺体いたいはその場ばで焼却しょうきゃくされた^[6]（乙おつ未み事変じへん）。事変じへん後ご、関かかわったとされる三浦みうら以下いか48名めいは召還しょうかん。広島ひろしまで投獄とうごくされ、12月12日にちに広島ひろしま地方裁判所ちほうさいばんしょにて予審よしん開始かいし^{[要よう出典しゅってん]}^[5]。翌よく1896年ねんの1月がつ20日はつか、広島ひろしま地方裁判所ちほうさいばんしょにおける予審よしんや同地どうちで開ひらかれた軍法ぐんぽう会議かいぎ^{[要よう出典しゅってん]}の結果けっか、広島ひろしま地裁ちさいは、被告人ひこくにんらの一部いちぶが閔妃びんび殺害さつがいを決意けついして後宮こうきゅうに侵入しんにゅうした事実じじつを認定にんていしたものの、被告人ひこくにんの中なかに殺害さつがいを実行じっこうした者ものがいると認みとめるための証拠しょうこが十分じゅうぶんでないとして、三浦みうら以下いか48人にんの被告人ひこくにん全員ぜんいんを免訴めんそとし、そのうち三浦みうらを含ふくむ12人にんを放免ほうめんした^[5]。

明治めいじ41年ねん（1908年ねん）4月がつ1日にち、後備こうび役やくに就任しゅうにん^[7]。明治めいじ43年ねん（1910年ねん）には枢密すうみつ顧問こもん官かんに就任しゅうにん、また宮中きゅうちゅう顧問こもん官かんなどの要職ようしょくを歴任れきにんする。大正たいしょう期きには「藩閥はんばつ打倒だとう」を唱となえ、政界せいかいの黒幕くろまくとしても活動かつどう、政党せいとう政治せいじ期き（及およびその直前ちょくぜん期き）の大正たいしょう5年ねん（1916年ねん）と同どう13年ねん（1924年ねん）の2度どに亘わたり、対立たいりつする政党せいとう間あいだの党首とうしゅ会談かいだんの仲介ちゅうかいなどを行おこなった。特とくに後者こうしゃの会談かいだんは後のちに「護憲ごけん三さん派は」結成けっせいの合意ごういがなされた会談かいだんとして歴史れきしに名なを残のこしている。最さい晩年ばんねんに口述こうじゅつ筆記ひっきで、著作ちょさくを2冊さつ出版しゅっぱんしている。大正たいしょう15年ねん（1926年ねん）1月がつ28日にち、尿毒症にょうどくしょうのため死去しきょ^[8]。79歳さい没ぼつ。

年譜ねんぷ

明治めいじ4年ねん（1871年ねん）
- 2月がつ15日にち - 兵部ひょうぶ少しょう丞すすむ
- 7月がつ28日にち - 陸軍りくぐん大佐たいさ任官にんかん兵部ひょうぶ権けん大だい丞すすむ
- 12月14日にち - 陸軍りくぐん少将しょうしょう昇進しょうしん東京とうきょう鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかん
明治めいじ6年ねん（1873年ねん）7月がつ7日にち - 陸軍りくぐん省しょう第だい三さん局長きょくちょう
明治めいじ8年ねん（1875年ねん）4月がつ25日にち - 兼けん元老げんろう院議いんぎ官かん
明治めいじ9年ねん（1876年ねん）10月がつ26日にち - 広島ひろしま鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかん
明治めいじ10年ねん（1877年ねん）3月がつ10日とおか - 西南せいなん戦争せんそう征討せいとう第だい3旅団りょだん長ちょう
明治めいじ11年ねん（1878年ねん）
- 11月20日にち - 陸軍りくぐん中将ちゅうじょう昇進しょうしん
- 12月14日にち - 西部せいぶ監かん軍ぐん部長ぶちょう
明治めいじ15年ねん（1882年ねん）2月がつ6日にち - 陸軍りくぐん士官しかん学校がっこう校長こうちょう
明治めいじ17年ねん（1884年ねん）2月がつ16日にち - 大山おおやま陸軍りくぐん卿きょう随行ずいこう
明治めいじ18年ねん（1885年ねん）5月がつ21日にち - 東京とうきょう鎮台ちんだい司令しれい官かん
明治めいじ19年ねん（1886年ねん）
- 7月がつ26日にち - 熊本くまもと鎮台ちんだい司令しれい官かん
- 8月がつ16日にち - 休職きゅうしょく
明治めいじ21年ねん（1888年ねん）
- 11月5日にち - 学習がくしゅう院長いんちょう兼けん宮中きゅうちゅう顧問こもん官かん
- 12月25日にち - 予備よび役やく編入へんにゅう
明治めいじ25年ねん（1892年ねん）3月がつ26日にち - 免めん学習がくしゅう院長いんちょう
明治めいじ28年ねん（1895年ねん）7月がつ19日にち - 駐韓ちゅうかん全権ぜんけん公使こうし
明治めいじ28年ねん（1895年ねん）10月がつ24日にち - 閔妃びんび暗殺あんさつ事件じけん免職めんしょく入獄にゅうごく
明治めいじ29年ねん（1896年ねん）1月がつ20日はつか - 出獄しゅつごく
明治めいじ41年ねん（1908年ねん）4月がつ1日にち - 後備こうび役やく編入へんにゅう
明治めいじ43年ねん（1910年ねん）10月がつ14日にち - 枢密すうみつ顧問こもん官かん
大正たいしょう2年ねん（1913年ねん）4月がつ1日にち - 退役たいえき
大正たいしょう13年ねん（1924年ねん）1月がつ22日にち - 辞職じしょく
大正たいしょう15年ねん（1926年ねん）1月がつ28日にち死去しきょ

栄典えいてん

位階いかい

1886年ねん（明治めいじ19年ねん）10月がつ20日はつか - 従したがえ三さん位い^[9]
1895年ねん（明治めいじ28年ねん）7月がつ29日にち - 正せい三さん位い^[10]
1911年ねん（明治めいじ44年ねん）11月29日にち - 従したがえ二に位い^[11]
1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）12月11日にち - 正せい二に位い^[12]
1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）1月がつ28日にち - 従したがえ一いち位い^[13]

勲章くんしょう等とう

1884年ねん（明治めいじ17年ねん）7月がつ7日にち - 子爵ししゃく^[14]
1890年ねん（明治めいじ23年ねん）6月がつ30日にち - 勲一等くんいっとう瑞宝章ずいほうしょう^[15]
1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）
- 4月がつ20日はつか - 御ご紋付もんつき銀杯ぎんぱい^[16]
- 4月がつ24日にち - 旭日大綬章あさひだいじゅしょう^[17]
- 11月10日にち - 大礼たいれい記念きねん章あきら^[18]
1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）1月がつ14日にち - 御ご紋付もんつき銀杯ぎんぱい^[19]
1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）1月がつ28日にち - 旭日きょくじつ桐きり花はな大だい綬章じゅしょう^[13]・帝都ていと復興ふっこう記念きねん章あきら^[20]

外国がいこく勲章くんしょう佩用はいよう允許いんきょ

1885年ねん（明治めいじ18年ねん）10月がつ5日にち - ドイツ帝国ていこく：王冠おうかん第だい一等いっとう勲章くんしょう^[21]
イタリア王冠おうかん勲章くんしょう（英語えいご版ばん）カヴァリエーレ・ディ・グラン・クローチェ
1等とう聖ひじりアンナ勲章くんしょう（英語えいご版ばん）
1等とう王冠おうかん勲章くんしょう（英語えいご版ばん）
レジオンドヌール勲章くんしょうコマンドゥール
2等とうフランツ・ヨーゼフ勲章くんしょう（英語えいご版ばん）

親族しんぞく

三男さんなん三さん浦松うらまつ二郎じろう（子爵ししゃく）^[22]
孫まご三浦みうら矢一やいち（貴族きぞく院いん子爵ししゃく議員ぎいん、松まつ二郎じろう長男ちょうなん）^[22]

脚注きゃくちゅう

^ 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)「三浦みうら梧楼ごろう」
^ 陪臣ばいしんのままでは入学にゅうがくできないことになっていたので、藩士はんし三浦みうら道みち庵あんの養子ようしとなった。
^ 『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し - 貴族きぞく院いん・参議院さんぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』57頁ぺーじ。
^ 『官報かんぽう』第だい2479号ごう、明治めいじ24年ねん10月がつ2日にち。
^ ^a ^b ^c ^d 1986年ねん1月がつ23日にち時事新報じじしんぽう記事きじ、『新聞しんぶん集成しゅうせい明治めいじ編年史へんねんし』第だい9巻かん、361-362頁ぺーじ所載しょさい、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション。
^ 明治天皇めいじてんのう紀おさむ、明治めいじ28年ねん10月がつ8日にち条じょう第だい3項こう。
^ 『官報かんぽう』第だい7458号ごう、明治めいじ41年ねん5月がつ9日にち。
^ 服部はっとり敏さとし良りょう『事典じてん有名人ゆうめいじんの死亡しぼう診断しんだん近代きんだい編へん』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん、2010年ねん）288頁ぺーじ
^ 『官報かんぽう』第だい994号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1886年ねん10月がつ21日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい3625号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1895年ねん7月がつ30日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい8534号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1911年ねん11月30日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい3110号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1922年ねん12月12日にち。
^ ^a ^b 『官報かんぽう』第だい4027号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1926年ねん1月がつ29日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい307号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1884年ねん7月がつ8日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい2100号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1890年ねん7月がつ1日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい813号ごう「宮廷きゅうてい録ろく事ごと - 恩賜おんし並なみ追つい賜たまもの」1915年ねん4月がつ21日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい817号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1915年ねん4月がつ26日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい1310号ごう・付録ふろく「辞令じれい」1916年ねん12月13日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい3717号ごう「宮廷きゅうてい録ろく事ごと - 恩賜おんし」1925年ねん1月がつ15日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい1499号ごう・付録ふろく「辞令じれい二に」1931年ねん12月28日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい684号ごう「叙任じょにん」1885年ねん10月がつ9日にち。
^ ^a ^b 『平成へいせい新しん修おさむ旧きゅう華族かぞく家系かけい大成たいせい』下巻げかん、666頁ぺーじ。

著作ちょさく文献ぶんけん

三浦みうら梧樓ごろう談だん『観樹みき将軍しょうぐん縦横じゅうおう談だん』、熊田くまだ宗次郎そうじろう（葦あし城じょう）編へん
元もと版はん実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、大正たいしょう13年ねん（1924年ねん）
三浦みうら梧樓ごろう談だん『観樹みき将軍しょうぐん回顧かいこ録ろく』、小谷おたに保太郎やすたろう編へん、※1988年ねんに中公ちゅうこう文庫ぶんこで再刊さいかん
元もと版はん政教せいきょう社しゃ、大正たいしょう14年ねん（1925年ねん）、復刻ふっこく版ばん＜伝記でんき叢書そうしょ46 大空おおぞら社しゃ＞、1988年ねん
この2冊さつを併あわせた『明治めいじ反骨はんこつ中将ちゅうじょう一代記いちだいき　三浦みうら観樹みき将軍しょうぐん秘話ひわ』芙蓉ふよう書房しょぼう、1981年ねん

参考さんこう文献ぶんけん

衆議院しゅうぎいん・参議院さんぎいん編へん『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し - 貴族きぞく院いん・参議院さんぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく、1990年ねん。
霞かすみ会館かいかん華族かぞく家系かけい大成たいせい編輯へんしゅう委員いいん会かい『平成へいせい新しん修おさむ旧きゅう華族かぞく家系かけい大成たいせい』下巻げかん、霞かすみ会館かいかん、1996年ねん。

外部がいぶリンク

軍ぐん職しょく
先代せんだい -	東京とうきょう鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかん初代しょだい：1871年ねん12月14日にち - 1873年ねん7月がつ7日にち	次代じだい山田やまだ顕あらわ義よし
先代せんだい高橋たかはし勝政かつまさ（司令しれい長官ちょうかん心得こころえ）	広島ひろしま鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかん第だい2代だい：1876年ねん10月がつ26日にち - 1878年ねん12月14日にち	次代じだい井田いだ譲ゆずる
先代せんだい -	西部せいぶ監かん軍ぐん部長ぶちょう初代しょだい：1878年ねん12月がつ10日とおか - 1882年ねん2月がつ6日にち	次代じだい高島たかしま鞆之助すけ（部長ぶちょう心得こころえ）
先代せんだい小沢おざわ武雄たけお	陸軍りくぐん士官しかん学がく校長こうちょう校長こうちょう第だい5代だい：1882年ねん2月がつ6日にち - 1885年ねん5月がつ21日にち	次代じだい小沢おざわ武雄たけお
先代せんだい北白川宮能久親王きたしらかわのみやよしひさしんのう（司令しれい官かん代理だいり）	東京とうきょう鎮台ちんだい司令しれい官かん第だい2代だい：1885年ねん5月がつ21日にち - 1886年ねん7月がつ26日にち	次代じだい三好みよし重臣じゅうしん
先代せんだい三好みよし重臣じゅうしん	熊本くまもと鎮台ちんだい司令しれい官かん第だい6代だい：1886年ねん7月がつ26日にち - 同どう8月がつ16日にち	次代じだい山地やまじ元治もとはる
学がく職しょく
先代せんだい大鳥おおとり圭介けいすけ	学習がくしゅう院いん院長いんちょう第だい4代だい：1887年ねん - 1892年ねん3月がつ26日にち	次代じだい岩倉いわくら具定ぐじょう
外交がいこう職しょく
先代せんだい井上いのうえ馨かおる	在ざい朝鮮ちょうせん日本にっぽん公使こうし第だい6代だい：1895年ねん7月がつ19日にち - 同どう10月がつ24日にち	次代じだい小村こむら壽太郎じゅたろう
日本にっぽんの爵位しゃくい
先代せんだい叙爵じょしゃく	子爵ししゃく三浦みうら（梧楼ごろう）家か初代しょだい 1884年ねん - 1926年ねん	次代じだい三さん浦松うらまつ二郎じろう

[1] 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)「三浦みうら梧楼ごろう」

[2] 陪臣ばいしんのままでは入学にゅうがくできないことになっていたので、藩士はんし三浦みうら道みち庵あんの養子ようしとなった。

[3] 『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し - 貴族きぞく院いん・参議院さんぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』57頁ぺーじ。

[4] 『官報かんぽう』第だい2479号ごう、明治めいじ24年ねん10月がつ2日にち。

[shinbun-5] 1986年ねん1月がつ23日にち時事新報じじしんぽう記事きじ、『新聞しんぶん集成しゅうせい明治めいじ編年史へんねんし』第だい9巻かん、361-362頁ぺーじ所載しょさい、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション。

[6] 明治天皇めいじてんのう紀おさむ、明治めいじ28年ねん10月がつ8日にち条じょう第だい3項こう。

[7] 『官報かんぽう』第だい7458号ごう、明治めいじ41年ねん5月がつ9日にち。

[8] 服部はっとり敏さとし良りょう『事典じてん有名人ゆうめいじんの死亡しぼう診断しんだん近代きんだい編へん』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん、2010年ねん）288頁ぺーじ

[9] 『官報かんぽう』第だい994号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1886年ねん10月がつ21日にち。

[10] 『官報かんぽう』第だい3625号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1895年ねん7月がつ30日にち。

[11] 『官報かんぽう』第だい8534号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1911年ねん11月30日にち。

[12] 『官報かんぽう』第だい3110号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1922年ねん12月12日にち。

[asdf-13] 『官報かんぽう』第だい4027号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1926年ねん1月がつ29日にち。

[14] 『官報かんぽう』第だい307号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1884年ねん7月がつ8日にち。

[15] 『官報かんぽう』第だい2100号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1890年ねん7月がつ1日にち。

[16] 『官報かんぽう』第だい813号ごう「宮廷きゅうてい録ろく事ごと - 恩賜おんし並なみ追つい賜たまもの」1915年ねん4月がつ21日にち。

[17] 『官報かんぽう』第だい817号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1915年ねん4月がつ26日にち。

[18] 『官報かんぽう』第だい1310号ごう・付録ふろく「辞令じれい」1916年ねん12月13日にち。

[19] 『官報かんぽう』第だい3717号ごう「宮廷きゅうてい録ろく事ごと - 恩賜おんし」1925年ねん1月がつ15日にち。

[20] 『官報かんぽう』第だい1499号ごう・付録ふろく「辞令じれい二に」1931年ねん12月28日にち。

[21] 『官報かんぽう』第だい684号ごう「叙任じょにん」1885年ねん10月がつ9日にち。

[he-22] 『平成へいせい新しん修おさむ旧きゅう華族かぞく家系かけい大成たいせい』下巻げかん、666頁ぺーじ。

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軍ぐん職しょく
先代せんだい -	東京とうきょう鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかん初代しょだい：1871年ねん12月14日にち - 1873年ねん7月がつ7日にち	次代じだい山田やまだ顕あらわ義よし
先代せんだい高橋たかはし勝政かつまさ（司令しれい長官ちょうかん心得こころえ）	広島ひろしま鎮台ちんだい司令しれい長官ちょうかん第だい2代だい：1876年ねん10月がつ26日にち - 1878年ねん12月14日にち	次代じだい井田いだ譲ゆずる
先代せんだい -	西部せいぶ監かん軍ぐん部長ぶちょう初代しょだい：1878年ねん12月がつ10日とおか - 1882年ねん2月がつ6日にち	次代じだい高島たかしま鞆之助すけ（部長ぶちょう心得こころえ）
先代せんだい小沢おざわ武雄たけお	陸軍りくぐん士官しかん学がく校長こうちょう校長こうちょう第だい5代だい：1882年ねん2月がつ6日にち - 1885年ねん5月がつ21日にち	次代じだい小沢おざわ武雄たけお
先代せんだい北白川宮能久親王きたしらかわのみやよしひさしんのう（司令しれい官かん代理だいり）	東京とうきょう鎮台ちんだい司令しれい官かん第だい2代だい：1885年ねん5月がつ21日にち - 1886年ねん7月がつ26日にち	次代じだい三好みよし重臣じゅうしん
先代せんだい三好みよし重臣じゅうしん	熊本くまもと鎮台ちんだい司令しれい官かん第だい6代だい：1886年ねん7月がつ26日にち - 同どう8月がつ16日にち	次代じだい山地やまじ元治もとはる
学がく職しょく
先代せんだい大鳥おおとり圭介けいすけ	学習がくしゅう院いん院長いんちょう第だい4代だい：1887年ねん - 1892年ねん3月がつ26日にち	次代じだい岩倉いわくら具定ぐじょう
外交がいこう職しょく
先代せんだい井上いのうえ馨かおる	在ざい朝鮮ちょうせん日本にっぽん公使こうし第だい6代だい：1895年ねん7月がつ19日にち - 同どう10月がつ24日にち	次代じだい小村こむら壽太郎じゅたろう
日本にっぽんの爵位しゃくい
先代せんだい叙爵じょしゃく	子爵ししゃく三浦みうら（梧楼ごろう）家か初代しょだい 1884年ねん - 1926年ねん	次代じだい三さん浦松うらまつ二郎じろう

表ひょう話はなし編へん歴れき在ざい朝鮮ちょうせん国こく日本にっぽん公使こうし (1895年ねん)
在ざい朝鮮ちょうせん国こく全権ぜんけん公使こうし	花房はなふさ義よし質しつ1877-1882 _{代理だいり公使こうし→弁理べんり公使こうし} 竹添たけぞえ進一郎しんいちろう1882-1885 _{弁理べんり公使こうし} 近藤こんどう真しん鋤すき1887-1890 _{代理だいり公使こうし} 河北かわきた俊しゅん弼:1890-1891 _{代理だいり公使こうし} 梶山かじやま鼎かなえ介かい1891-1892 _{弁理べんり公使こうし} 大石おおいし正巳まさみ1892-1893 _{弁理べんり公使こうし} 大鳥おおとり圭介けいすけ1893-1894 井上いのうえ馨かおる1894-1895 三浦みうら梧楼ごろう1895 小村こむら壽太郎じゅたろう1895-1896 _{弁理べんり公使こうし} 1896 原はら敬たかし1896-1897
在ざい大韓たいかん帝国ていこく全権ぜんけん公使こうし	加藤かとう増ぞう雄ゆう1897-1898 _{弁理べんり公使こうし} 1898-1899 林はやし権助ごんすけ1899-1906 統監とうかん府ふ設置せっち韓国かんこく併合へいごう朝鮮ちょうせん総督そうとく府ふ設置せっち日本にっぽん統治とうち時代じだい~日にち韓かん基本きほん条約じょうやく締結ていけつ
在ざい大韓民国だいかんみんこく全権ぜんけん大使たいし	前田まえだ利一としかず（臨時りんじ代理だいり大使たいし）1965-1966 木村きむら四郎しろう七なな1966-1968 金山かなやま政英まさひで（英語えいご版ばん）1968-1972 後宮こうきゅう虎とら郎ろう1972-1975 西山にしやま昭あきら1975-1977 須之部すのべ量三りょうぞう1977-1981 前田まえだ利一としかず1981-1984 御ご巫みこ清きよ尚なお1984-1987 梁井やない新一しんいち1987-1990 柳やなぎ健一けんいち1990-1992 後藤ごとう利雄としお1992-1994 山下やました新太郎しんたろう1994-1997 小倉おぐら和夫かずお1997-1999 寺田てらだ輝あきら介かい2000-2003 高野たかの紀元きげん2003-2005 引揚高野たかの紀元きげん_{再さい赴任ふにん}2005 大島おおしま正太郎しょうたろう2005-2007 重じゅう家か俊範としのり2007-2010 武藤むとう正敏まさとし2010-2012 引揚武藤むとう正敏まさとし_{再さい赴任ふにん}2012 別所べっしょ浩ひろし郎ろう2012-2016 長嶺ながみね安政あんせい2016-2017 引揚長嶺ながみね安政あんせい_{再さい赴任ふにん}2017-2019 冨田とみた浩司こうじ2019-2021 相あい星ほし孝一こういち2021-2024 水嶋みずしま光一こういち2024(予定よてい)
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