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五島ごしまうどん

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茹ゆでた五島ごしまうどん
五島ごしまうどん（乾麺かんめん）

五島ごしまうどん（ごとううどん）は、長崎ながさき県けん五島列島ごとうれっとうで生産せいさんされているうどん[1]。五島ごしま手しゅ延のべうどん（ごとうてのべうどん）とも呼よばれる。

細ほそ麺めんながらも強つよいコシを持もち、椿油つばきあぶらを塗ぬって熟成じゅくせいするのが特徴とくちょうである[2][3]。長崎ながさき県けんを代表だいひょうするうどんであり[4]、讃岐さぬきうどん・稲庭いなにわうどんと並ならび、「日本にっぽん三さん大だいうどん」の1つとされる[5]。日本にっぽん国内こくないでの認知にんち度どは十分じゅうぶんでないとされ、長崎ながさき県庁けんちょうによる認知にんち向上こうじょうの取とり組くみが続つづけられている[6][7]。

起源きげんには諸説しょせつあり、そのうちの1つに遣唐使けんとうしから中国ちゅうごく大陸たいりくの製法せいほうが伝つたえられたとする説せつがある[8]。

概説がいせつ[編集へんしゅう]

五島列島ごとうれっとう
図ず中ちゅうの青色あおいろの島々しまじまが新しん上五島かみごしま町まち

九州きゅうしゅうの麺めん料理りょうりはラーメンが強つよい人気にんきを持もつ一方いっぽうで、うどんやそうめんも評価ひょうかされている[9]。その背景はいけいには、地理ちり的てきに中国ちゅうごく大陸たいりくの影響えいきょうを受うけやすかったことや、小麦こむぎ生産せいさんの盛さかんな県けんが多おおいことがある[9]。同おなじ北部ほくぶ九州きゅうしゅうの博多はかたうどんは太ふとし麺めんで柔やわらかいという特徴とくちょうがあるが、五島ごしまうどんは対照たいしょう的てきに細ほそ麺めんで弾力だんりょくが強つよい[9]。コシの強つよさを特徴とくちょうとする一方いっぽう、「讃岐さぬきうどんほどの強つよいコシはない」と評ひょうされる[5]。

麺めんの太ふとさは直径ちょっけい2mmほどであり[1]、一般いっぱん的てきなうどんよりはそうめんに近ちかい細ほそ丸まる形かたちをしている[10]。椿油つばきあぶらを生地きじに練ねり込こんでいるため、細ほそ麺めんでも伸のびることなく、独特どくとくの食しょく感かんを維持いじできる[10]。

基本きほん的てきには手作業てさぎょうで製せい麺めんする[1]。五島ごしまうどんは乾麺かんめんであり主おもに上五島かみごとう（新しん上五島かみごしま町まち）で生産せいさんされる[1]。なお下五しもご島とう（五島ごしま市し）では生なま麺めんのうどんが生産せいさんされる[1]。

五島ごしまうどんのダシには五島ごしま近海きんかいで漁獲ぎょかくされるトビウオ（アゴ）を焼やいたものをよく使つかう[11]。ますだ製せい麺めんの「あごうどん」は、アゴの粉末ふんまつを小麦粉こむぎこに練ねり込こんだ五島ごしまうどんである[11]。

歴史れきし[編集へんしゅう]

起源きげん[編集へんしゅう]

五島列島ごとうれっとうは中国ちゅうごくから日本にっぽんにうどんが伝来でんらいした地ちと言いわれている[2]。しかし、伝来でんらいの時期じきや過程かていには諸説しょせつある[8]。

  1. 7世紀せいきから9世紀せいきに遣唐使けんとうしが伝つたえた[4][12][13]。
  2. 鎌倉かまくら時代ときよの元もと寇の折おりに捕虜ほりょとなった兵士へいしから、五島ごしまの船ふね崎さき氏しがうどん作づくりを学まなんだ[2]。
  3. 15世紀せいき中頃なかごろに中国ちゅうごくの貿易ぼうえき商人しょうにんが伝つたえた[1]。
  4. 江戸えど時代じだいの元禄げんろく年間ねんかん（1688年ねん - 1704年ねん）に江戸えどへの控訴こうその往復おうふくに向むかう時ときの保存ほぞん食しょくとして本土ほんどから学まなんだ[14]。
  5. 四国しこくのうどん職人しょくにんが五島ごしまに来きてうどん作づくりを伝つたえた（時期じき不明ふめい）[4]。

遣唐使けんとうしが伝つたえたという説せつは、値ね嘉島かしま（五島ごしま）が日本にっぽんと唐とうとの航海こうかいルート上じょうにあること、中国ちゅうごく宋そう代だいから元もと代だいの書物しょもつ『居きょ家か必用ひつよう事ごと類るい全集ぜんしゅう』にある唐から菓子かしの製法せいほうと五島ごしまうどんの製法せいほうが「掛かけ巻まき」と呼よばれる手て延のべ製法せいほうで一致いっちしていることが傍証ぼうしょうとなっている[15]。また2001年ねん（平成へいせい13年ねん）には上五島かみごしま町まち教育きょういく長ちょうの吉村よしむら政徳まさのりが浙江せっこう省しょう温州うんしゅう市し永えい嘉よしみ県けんで五島ごしまうどんと製法せいほうの似にた「岩いわ坦ひろし索麺そうめん」が作つくられていることを発見はっけんし、これが伝つたわった可能かのう性せいがあると示唆しさした[8]。遣唐使けんとうしが伝つたえた索さく餅もちが時間じかんをかけて五島ごしまうどんへと変化へんかしていったという説せつもある｡ [16]。

生産せいさんの増加ぞうか[編集へんしゅう]

江戸えど時代じだいには各かく家庭かていで小麦こむぎを石臼いしうすでひいた小麦粉こむぎこを加工かこう業者ぎょうしゃへ持もって行いき、うどんにしてもらう委託いたく加工かこうの形かたちで食しょくされてきた[1]。この頃ころの五島ごしまうどんは自家じか消費しょうひ用ようで、冠婚葬祭かんこんそうさいの時ときに供きょうされた[1]。

明治めいじ時代じだいになると小麦粉こむぎこが商品しょうひんとして流通りゅうつうするようになり、加工かこう業者ぎょうしゃがこれを使つかって量産りょうさんし、小売こうりも手掛てがけるようになった[1]。当時とうじの一般いっぱん的てきな流通りゅうつう規格きかくは1束たば1斤きん（=600g）であった[1]。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後こうは、長崎ながさき県けん外がいにも五島ごしまうどんの名なが知しられるようになり、需要じゅようが増大ぞうだいした[1]。1980年代ねんだいの流通りゅうつう規格きかくは1束たば400g、長ながさは18.5cmであった[1]。当時とうじはまだ「離島りとうの隠かくれたうどん」という認知にんちのされ方ほうであった[14]。1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）には中小企業庁ちゅうしょうきぎょうちょうの「地域ちいき小規模しょうきぼ事業じぎょう活性かっせい化か推進すいしん事業じぎょう」の補助ほじょ金きんを上五島かみごしま町まち商工会しょうこうかいが獲得かくとくし、アオサを麺めんに練ねり込こんだ五島ごしまうどんの新しん商品しょうひん「あおさうどん」を開発かいはつした[17]。

地域ちいきブランド化かの推進すいしん[編集へんしゅう]

2004年ねん（平成へいせい16年ねん）3月がつ、当時とうじの有川ありかわ町まちが物販ぶっぱん施設しせつと五島ごしまうどんの飲食いんしょく店てんを併設へいせつした「五島ごしまうどんの里さと」を開設かいせつし、集客しゅうきゃく拠点きょてんとして機能きのうするようになった[18]。この頃ころには五島ごしま出身しゅっしん者しゃがおすそ分わけの形かたちで広ひろめることで九州きゅうしゅうでの五島ごしまうどんの知名度ちめいどが向上こうじょうし、五島ごしまうどんメーカー12社しゃが参加さんかする五島ごしま手しゅ延のべうどん協同きょうどう組合くみあいは同年どうねん3月がつ期きに約やく2億おく円えんを売うり上あげ、イベントでの出張しゅっちょう販売はんばいのみならずスーパーマーケットなどの通常つうじょう販路はんろが拓ひらけていった[18]。2005年ねん（平成へいせい17年ねん）3月がつには「長崎ながさき県けん五島ごしま手しゅ延のべうどん振興しんこう協議きょうぎ会かい」がうどんメーカーらによって結成けっせいされた[8]。この組織そしきは、これまで各かくメーカーの企業きぎょう秘密ひみつであった小麦粉こむぎこと塩しおの配合はいごう比率ひりつを教おしえ合あって統一とういつブランドとしての試作しさくを図はかったり、東京とうきょうや大阪おおさかでの商談しょうだん会かいを開催かいさいしたりするもので、地域ちいきの基幹きかん産業さんぎょうであった漁業ぎょぎょうの衰退すいたいと公共こうきょう事業じぎょうの減少げんしょうを背景はいけいとした動うごきであった[8]。更さらに五島ごしまうどんの製法せいほうで培つちかった技術ぎじゅつを生いかしてパスタやちゃんぽん麺めんの開発かいはつも行おこなった[19]。2008年ねん（平成へいせい20年ねん）には、出荷しゅっか額がくが10億おく円えんに達たっした[19]。

長崎ながさき県庁けんちょうでは五島ごしま手しゅ延のべうどんの認知にんち拡大かくだいと売上うりあげ向上こうじょうを図はかっており、電通でんつう九州きゅうしゅうを代理だいり店てんとして統一とういつブランド商品しょうひんを展開てんかいした[7]。その中なかで売うり場ばに埋うずもれないデザインが心掛こころがけられ、「私わたし流りゅう、おもてなしうどん。」のキャッチコピーでポスターやPOP広告こうこく、レシピ本ほんなどを制作せいさくした[20]。県庁けんちょうでは五島ごしまうどんが日本にっぽん三さん大だいうどんに数かぞえられながらも認知にんち度どでは讃岐さぬきうどんや稲庭いなにわうどんに劣おとると考かんがえており、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）にはJapan Expoやミラノ国際こくさい博覧はくらん会かいに出品しゅっぴんするなどして日本にっぽん国外こくがいとの取引とりひき促進そくしんや日本にっぽん国内こくないでの認知にんち向上こうじょうを続つづけていく方針ほうしんである[6]。

2016年ねん（平成へいせい28年ねん）には新しん上五島かみごしま町まちの地域ちいきおこし協力きょうりょく隊たい員いんが島しまで育そだてた小麦こむぎを使つかって五島ごしまうどんを作つくることを目指めざして「ムギ部ぶ」を立たち上あげ、耕作こうさく放棄ほうき地ちを利用りようした小麦こむぎ栽培さいばいを開始かいしした[21][22]。

名称めいしょう[編集へんしゅう]

五島ごしまうどんとは本来ほんらい、旧きゅう上五島かみごしま町まちで生産せいさんする「船ふね崎さきうどん」と旧きゅう有川ありかわ町まちで生産せいさんする「有川ありかわうどん」の総称そうしょうである[2]。両町りょうちょうは平成へいせいの大だい合併がっぺいにより新しん上五島かみごしま町まちとなっており[2]、同町どうちょうの旧きゅう新魚目しんうおのめ町まち域いきにも五島ごしまうどんの製せい麺めん所しょがある[14]。有川ありかわうどんは赤色あかいろの帯封おびふうが特徴とくちょうである[2]。五島ごしま手しゅ延のべうどんの名称めいしょうは、製法せいほうが普及ふきゅうし流通りゅうつうが広ひろがった1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）頃ごろから使用しようされるようになった[16]。

「五島ごしまうどん」と「五島ごしま手しゅ延のべうどん」はどちらも地域ちいき団体だんたい商標しょうひょう登録とうろくされており、五島ごしま手しゅ延のべうどん協同きょうどう組合くみあいが商標しょうひょう権けんを有ゆうする[23]。登録とうろく上じょうの指定してい商品しょうひん又または指定してい役務えきむは前者ぜんしゃが「五島ごしま産さんのうどんのめん」、後者こうしゃが「五島ごしま産さんの手て延のべうどんのめん」である[23]。登録とうろく番号ばんごうは前者ぜんしゃが第だい5079155号ごう、後者こうしゃが第だい5079156号ごう[23]。

製法せいほう[編集へんしゅう]

五島ごしまうどんは長崎ながさき県けんの手て延のべうどんの生産せいさんの中核ちゅうかくを占しめる[14]。材料ざいりょうは小麦粉こむぎこ・塩しお・椿油つばきあぶらのみであり、小麦粉こむぎこは日本にっぽん国内こくない産さん、塩しおは五島ごしま灘なだから採とれる海水かいすい塩しおを使用しようし、椿油つばきあぶらは100%五島ごしま産さんを利用りようする[16]。長崎ながさき県庁けんちょうによると、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）時点じてんの五島ごしまうどんメーカーは29業者ぎょうしゃある[6]。

まず小麦粉こむぎこを塩水えんすいとともに練ねり、これをよりながら細ほそくしていき、「むろ」という木き箱ばこの中なかで熟成じゅくせいさせる[14]。この手て延のべ製法せいほうは「掛かけ巻まき」と呼よばれる[12]。

これをさらによりながら細ほそくし、麺棒めんぼう（伸のばし棒ぼう）で数すう回かいに分わけて伸のばし、これを吊つるし干ほしする[14]。吊つるし干ほしの工程こうていに至いたるまでに20回かい以上いじょう生地きじを伸のばす[3]。五島ごしまには晩秋ばんしゅうから春先はるさきにかけて冷つめたく乾燥かんそうした北西ほくせい風ふうが吹ふき下おろし、これがうどんの乾燥かんそうに適てきしている[4]。乾燥かんそうさせる際さいに椿油つばきあぶらを塗ぬりながら麺めんを伸のばす[4]。ツバキ（椿つばき）は五島ごしまの山やまに自生じせいしており、ツバキの実みを絞しぼって油あぶらを抽出ちゅうしゅつする[24]。椿油つばきあぶらはコシを保たもち、酸化さんかしにくい麺めんを作つくるのに役立やくだっている[3]。

通常つうじょうのうどんは2日にちかけて製造せいぞうするが、「本場ほんばの本物ほんもの」認定にんてい品ひんは乾燥かんそう工程こうていを1日にち長ながくするため3日にちを要ようする[16]。

喫食法ほう[編集へんしゅう]

五島ごしまうどんの店みせ（福江ふくえ港こう）

五島ごしまでは、地獄じごく炊たきと呼よばれる方法ほうほうで食たべる[2][10]。地獄じごく炊たきとは、グツグツと煮立にたった鍋なべから直接ちょくせつうどんを取とって食たべるもので[2]、煮にえたぎる鍋なべが地獄じごくの釜がまのようであることからその名ながついた[13]。コシの強つよさが特徴とくちょうである五島ごしまうどんならではの食たべ方かたである[2]。元もとは漁師りょうしが船上せんじょうで食たべていたと言いわれ、家族かぞくや友人ゆうじんと大だい鍋なべを囲かこんで食たべる五島ごしまの家庭かてい料理りょうりとなっている[13]。また、麺めんを鍋なべから取とりやすいように専用せんようの麺めんをすくう道具どうぐ（うどんすくい棒ぼう）も工夫くふうされている[13]。五島ごしまうどんを出だす店舗てんぽでも、鍋なべのまま提供ていきょうする店みせが多おおい[10]。地獄じごく炊たきを味あじわえるうどん店てんは上五島かみごしまに多おおく、福江島ふくえじまなど下五しもご島とうにはほとんどないとされる[25]。

つけ汁じるには生なま醤油じょうゆ、生醤油きじょうゆに生なま卵たまごを加くわえたもの、アゴ（トビウオ）で取とったダシを使つかう[2][26]。溶とき卵たまごにカツオダシと醤油じょうゆを加くわえ、うどんの茹ゆで汁じるで味あじを調整ちょうせいするつけ汁じる[27]、キビナゴの煮干にぼししを使つかったダシもある[13]。

夏季かきには地獄じごく炊たきにせず、麺めんを冷ひやしてざるうどんとして食たべる[2][28]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l 谷村たにむら 1984, p. 328.
  2. ^ a b c d e f g h i j k 旭屋出版あさひやしゅっぱん編集へんしゅう部ぶ 編へん 2006, p. 90.
  3. ^ a b c “ツヤツヤでつるつるっ!五島ごしまうどん（長崎ながさき・五島列島ごとうれっとう中通なかとおり島とう）”. うまいッ!. 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい (2018年ねん3月がつ4日にち). 2018年ねん6月がつ21日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b c d e 成瀬なるせ 2012, p. 241.
  5. ^ a b 野の﨑・成瀬なるせ 2015, p. 267.
  6. ^ a b c “7 たくましい経済けいざいと良質りょうしつな雇用こようを創出そうしゅつする （2）地域ちいき経済けいざいを支ささえる産業さんぎょうの強化きょうか ②県内けんない企業きぎょうの海外かいがい市場いちば開拓かいたく”. 事業じぎょう群ぐん評価ひょうか調書ちょうしょ（平成へいせい28年度ねんど実施じっし）. 長崎ながさき県けん. 2018年ねん6月がつ21日にち閲覧えつらん。
  7. ^ a b PIE BOOKS 2009, p. 14.
  8. ^ a b c d e 板津いたつ直ただし快かい「コシで勝負しょうぶ 長崎ながさき 五島ごしまうどん 熱々あつあつの手て延のべ細ほそ麺めん アゴだし汁じる、引ひき立たてる」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん』2006年ねん11月11日にち付づけ夕刊ゆうかん、7ページ
  9. ^ a b c 旭屋出版あさひやしゅっぱん編集へんしゅう部ぶ 編へん 2006, p. 84.
  10. ^ a b c d 杉田すぎた志こころざし具ぐ麻あさ. “楽園らくえんが生うんだ「しま」グルメ “地獄じごく炊たき” 【長崎ながさき県けん】”. 総務そうむ省しょう. 2018年ねん6月がつ21日にち閲覧えつらん。
  11. ^ a b 旭屋出版あさひやしゅっぱん編集へんしゅう部ぶ 編へん 2006, p. 114.
  12. ^ a b 太田おおた 2003, p. 109.
  13. ^ a b c d e 龍りゅう﨑 監修かんしゅう 2009, p. 191.
  14. ^ a b c d e f 池いけ角かく 1984, p. 562.
  15. ^ 太田おおた 2003, pp. 108–109.
  16. ^ a b c d “五島ごしま手しゅ延のべうどん（国内産こくないさん小麦こむぎ使用しよう）”. 本場ほんばの本物ほんもの. 2018年ねん6月がつ21日にち閲覧えつらん。
  17. ^ 「中小企業庁ちゅうしょうきぎょうちょう推進すいしんのむらおこし事業じぎょう、長崎ながさきで成果せいか発表はっぴょう会かい」日本経済新聞にほんけいざいしんぶん1985年ねん4月がつ11日にち付づけ朝刊ちょうかん、地方ちほう経済けいざい面めん 九州きゅうしゅうB、14ページ
  18. ^ a b 「羽はばたけ九州きゅうしゅうブランド 五島ごしまうどん 五島ごしま手しゅ延のべうどん協きょう組ぐみなど 熟成じゅくせいめん、独特どくとくのコシ」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん』2004年ねん6月がつ26日にち付づけ朝刊ちょうかん、地方ちほう経済けいざい面めん 西部せいぶ特集とくしゅう34ページ
  19. ^ a b "こしの強つよさ 秘密ひみつは椿油つばきあぶら 「五島ごしまうどん」長崎ながさき県けん"『読売新聞よみうりしんぶん』2009年ねん11月11日にち付づけ朝刊ちょうかん、二に福岡ふくおか30ページ
  20. ^ PIE BOOKS 2009, pp. 14–17.
  21. ^ “島しまの小麦こむぎで島しま特産とくさんの五島ごしまうどんを 五島列島ごとうれっとう・新しん上五島かみごしま町まち「ムギ部ぶ」の挑戦ちょうせん”. マイナビ農業のうぎょう. マイナビ (2017年ねん8月がつ1日にち). 2018年ねん7月がつ12日にち閲覧えつらん。
  22. ^ “島しまの小麦こむぎで島しま特産とくさんの五島ごしまうどんを 五島列島ごとうれっとう・新しん上五島かみごしま町まち「ムギ部ぶ」の挑戦ちょうせん（2）”. マイナビ農業のうぎょう. マイナビ (2017年ねん8月がつ1日にち). 2018年ねん7月がつ12日にち閲覧えつらん。
  23. ^ a b c 特許庁とっきょちょう審査しんさ業務ぎょうむ部ぶ商標しょうひょう課か地域ちいき団体だんたい商標しょうひょう・小売こうり等とう役務えきむ商標しょうひょう推進すいしん室しつ 2013, p. 270.
  24. ^ 龍りゅう﨑 監修かんしゅう 2009, p. 190.
  25. ^ 山田やまだ祐一郎ゆういちろう（ヌードルライター）【つるつる道みちをゆく】ぐらぐら地獄じごく炊たき『毎日新聞まいにちしんぶん』朝刊ちょうかん2019年ねん4月がつ8日にち（週刊しゅうかんサラダぼうる面めん）2019年ねん4月がつ9日にち閲覧えつらん。
  26. ^ 成瀬なるせ 2012, pp. 241–242.
  27. ^ 野の﨑・成瀬なるせ 2015, p. 264, 267.
  28. ^ 成瀬なるせ 2012, p. 242.

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 太田おおた達いたる「都鄙とひの連関れんかん 菓子かしと日本にっぽん文化ぶんか 唐から菓子かし 長崎ながさき県けんの「五島ごしまうどん」から」『淡あわ交』第だい57巻かん第だい7号ごう、淡あわ交社、2003年ねん7月がつ、106-109頁ぺーじ、NAID 40005865096。 
  • 特許庁とっきょちょう審査しんさ業務ぎょうむ部ぶ商標しょうひょう課か地域ちいき団体だんたい商標しょうひょう・小売こうり等とう役務えきむ商標しょうひょう推進すいしん室しつ『地域ちいき団体だんたい商標しょうひょう 2013』経済けいざい産業さんぎょう省しょう・特許庁とっきょちょう、2013年ねん12月、302頁ぺーじ。 全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:01035036
  • 成瀬なるせ宇平『47都道府県とどうふけん・こなもの食しょく文化ぶんか百科ひゃっか』丸善まるぜん出版しゅっぱん、2012年ねん7月がつ31日にち、295頁ぺーじ。ISBN 978-4-621-08553-0。 
  • 野の﨑洋光こう、成瀬なるせ宇平『47都道府県とどうふけん・汁物しるもの百科ひゃっか』丸善まるぜん出版しゅっぱん、2015年ねん6月がつ25日にち、343頁ぺーじ。ISBN 978-4-621-08947-7。 
  • 旭屋出版あさひやしゅっぱん編集へんしゅう部ぶ 編へん『うどん大全たいぜん うどん打うちの奥義おうぎ、うどんの魅力みりょくを知しる。』旭屋出版あさひやしゅっぱん、2006年ねん2月がつ14日にち、126頁ぺーじ。ISBN 4-7511-0569-8。 
  • 長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ長崎ながさき県けん大だい百科ひゃっか事典じてん出版しゅっぱん局きょく 編へん『長崎ながさき県けん大だい百科ひゃっか事典じてん』長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ、1984年ねん8月がつ10日とおか、1050頁ぺーじ。 全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:85023202
    • 池いけ角すみ信裕のぶひろ 著ちょ「手て延のべうどん」、長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ長崎ながさき県けん大だい百科ひゃっか事典じてん出版しゅっぱん局きょく 編へん『長崎ながさき県けん大だい百科ひゃっか事典じてん』長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ、1984年ねん8月がつ10日とおか、562頁ぺーじ。 
    • 谷村たにむら正行まさゆき 著ちょ「五島ごしまうどん」、長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ長崎ながさき県けん大だい百科ひゃっか事典じてん出版しゅっぱん局きょく 編へん『長崎ながさき県けん大だい百科ひゃっか事典じてん』長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ、1984年ねん8月がつ10日とおか、328頁ぺーじ。 
  • 龍りゅう﨑英子こ 監修かんしゅう 編へん『ポプラディア情報じょうほう館かん 郷土きょうど料理りょうり』ポプラ社ぽぷらしゃ、2009年ねん3月がつ、223頁ぺーじ。ISBN 978-4-591-10685-3。 
  • 『全国ぜんこくの地域ちいきブランド戦略せんりゃくとデザイン』PIE BOOKS、2009年ねん1月がつ25日にち、207頁ぺーじ。ISBN 978-4-89444-721-9。 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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