大相撲おおずもう令れい和わ元年がんねん11月がつ場所ばしょ

大相撲おおずもう令れい和わ元年がんねん11月がつ場所ばしょ
会場かいじょうの福岡ふくおか国際こくさいセンター
基本きほん情報じょうほう
会場かいじょう	福岡ふくおか国際こくさいセンター
番付ばんづけ発表はっぴょう	2019年ねん10月28日にち
開催かいさい期間きかん	2019年ねん11月10日にち - 11月24日にち（15日間にちかん）
各かく段だん優勝ゆうしょう・三さん賞しょう
幕内まくうち最高さいこう優勝ゆうしょう	白はく鵬ほう翔しょう（14勝しょう1敗はい）
十両じゅうりょう優勝ゆうしょう	東ひがし龍りゅう強つよし（11勝しょう4敗はい）
幕下まくした優勝ゆうしょう	照あきらノ富士ふじ春雄はるお（7戦せん全勝ぜんしょう）
三さん段だん目め優勝ゆうしょう	元もと林はやし健治けんじ（7戦せん全勝ぜんしょう）
序じょ二に段だん優勝ゆうしょう	北きた天海あまみ葵まもる（7戦せん全勝ぜんしょう）
序ノ口じょのくち優勝ゆうしょう	土佐とさ緑みどり清せい太ふとし（6勝しょう1敗はい）
殊勲賞しゅくんしょう	大栄おおえ翔しょう勇人はやと
敢闘かんとう賞しょう	正代しょうだい直也なおや
技能ぎのう賞しょう	朝あさ乃山英樹ひでき
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大相撲おおずもう令れい和わ元年がんねん11月がつ場所ばしょ（おおずもうれいわがんねん11がつばしょ）は、2019年ねん11月10日にちから11月24日にちまで福岡ふくおか県けん福岡ふくおか市し博多はかた区くの福岡ふくおか国際こくさいセンターで開催かいさいされた大相撲おおずもう本場所ほんばしょである。

優勝ゆうしょう争あらそい

10月27日にちに新しん番付ばんづけが発表はっぴょうされ、先さき場所ばしょ（秋場所あきばしょ）に関脇せきわけ・小結こむすび陣じんが全員ぜんいん勝かち越こしたこともあり、阿おもね炎ほのお・遠藤えんどうに加くわえ北きた勝富かつとみ士しと朝あさ乃山が三さん役やく昇進しょうしんを果はたし、平成へいせい18年ねん11月場所ばしょ（九州きゅうしゅう場所ばしょ）以来いらい13年ねんぶりの「4小結こむすび」となった。また、関脇せきわけ・御嶽みたけ海かいは優勝ゆうしょうした先さき場所ばしょ（秋場所あきばしょ）と先々さきざき場所ばしょ（名古屋なごや場所ばしょ）で合計ごうけい21勝しょうを挙あげており、12勝しょうを挙あげれば大関おおぜき昇進しょうしんの目安めやすとなる「三さん役やくで直近ちょっきん3場所ばしょ33勝しょう」に到達とうたつする勝負しょうぶの場所ばしょとなるほか、先さき場所ばしょカド番かどばんで負まけ越こして大関おおぜき陥落かんらくとなった関脇せきわけ・栃とちノ心こころが2桁けた勝利しょうりを挙あげて大関おおぜき復帰ふっきが成なるかにも注目ちゅうもくが集あつまった。

迎むかえた初日しょにち、横綱よこづな・鶴つる竜りゅうは腰椎ようついすべり症しょうで初日しょにちの取組とりくみ前まえに休場きゅうじょう届とどけを提出ていしゅつ。昭和しょうわ29年ねん3月がつ場所ばしょ（夏場所なつばしょ）の吉よし葉山はやま、平成へいせい27年ねん3月がつ場所ばしょ（春場所はるばしょ）の鶴つる竜りゅう自身じしんに続つづく3例れい目めの「横綱よこづなの初日しょにち休場きゅうじょう」となった。さらに、カド番かどばんを脱出だっしゅつしたばかりの大関おおぜき・豪ごう栄さかえ道どうも初日しょにちの小結こむすび・遠藤えんどう戦せんで左ひだり足首あしくびを痛いためて2日にち目めから休場きゅうじょう。その2日にち目めには関脇せきわけ以上いじょうの5力士りきし（休場きゅうじょうの鶴つる竜りゅうと不戦敗ふせんぱいの豪ごう栄さかえ道どうを除のぞく）が全すべて敗やぶれ、三さん役やく以上いじょうで初日しょにちから連勝れんしょうしたのが小結こむすび・朝あさ乃山ただ一人ひとりとなるという波乱はらん。さらに5日にち目めには大関おおぜき復帰ふっきを目指めざす関脇せきわけ・栃とちノ心しんが右みぎ肋あばら軟骨なんこつを骨折こっせつして休場きゅうじょうし大関おおぜきへの特例とくれい復帰ふっきを逃のがし、中日ちゅうにちにはカド番かどばんだった大関おおぜき・髙安が土俵入どひょういりの後のちにぎっくり腰ごしを発症はっしょうして休場きゅうじょう、関脇せきわけに陥落かんらくすることになった。

優勝ゆうしょう争あらそいは2日にち目めの黒星くろぼしの後のち勝かち星ぼしを積つみ重かさねた横綱よこづな・白はく鵬ほうが1敗はいを守まもり、それを小結こむすび・朝あさ乃山が2敗はいで追つい走はし、さらに3敗はいで大関おおぜき・貴き景勝けいしょうと平幕ひらまくの正代しょうだい・輝てるが追おう展開てんかいで終盤しゅうばん戦せんを迎むかえるが、12日にち目めに朝あさ乃山が序盤じょばん戦せんで崩くずれて大関おおぜき昇進しょうしんを逃のがしていた御嶽みたけ海かいに敗やぶれて3敗はいに後退こうたい、14日にち目めに御嶽おんたけ海うみを下くだして1敗はいを守まもった白はく鵬ほうが千秋楽せんしゅうらくを待またずに春場所はるばしょ以来いらい43回かい目め（日本にっぽん国籍こくせきを取得しゅとくしてからは初はじめて）の優勝ゆうしょうを決きめた。

番付ばんづけ・星取表ほしとりひょう（幕内まくうち）

成績せいせき	東ひがし	番付ばんづけ	西にし	成績せいせき
1敗はい14休きゅう	鶴つる竜りゅう	横綱よこづな	白はく鵬ほう	14勝しょう1敗はい
2敗はい13休きゅう	豪ごう栄さかえ道どう	大関おおぜき	髙安	3勝しょう5敗はい7休きゅう
9勝しょう6敗はい	貴き景勝けいしょう	大関おおぜき
6勝しょう9敗はい	御嶽みたけ海かい	関脇せきわけ	栃とちノ心こころ	2勝しょう3敗はい10休きゅう
9勝しょう6敗はい	阿おもね炎ほのお	小結こむすび	遠藤えんどう	7勝しょう8敗はい
7勝しょう8敗はい	北きた勝富かつとみ士し	小結こむすび	朝あさ乃山	11勝しょう4敗はい
8勝しょう7敗はい	大栄おおえ翔しょう	前頭まえがしら1	隠岐おきの海うみ	6勝しょう9敗はい
8勝しょう7敗はい	妙義みょうぎ龍りゅう	前頭まえがしら2	明生あきお	6勝しょう9敗はい
6勝しょう9敗はい	宝たから富士ふじ	前頭まえがしら3	友とも風ふう	3敗はい12休きゅう
8勝しょう7敗はい	玉たま鷲わし	前頭まえがしら4	琴きん勇いさむ輝あきら	8勝しょう7敗はい
6勝しょう9敗はい	碧あお山やま	前頭まえがしら5	竜りゅう電でん	6勝しょう9敗はい
7勝しょう8敗はい	阿武あぶ咲さき	前頭まえがしら6	炎ほのお鵬おおとり	8勝しょう7敗はい
6勝しょう9敗はい	剣けん翔しょう	前頭まえがしら7	琴きん恵めぐみ光こう	5勝しょう10敗はい
8勝しょう7敗はい	松まつ鳳おおとり山さん	前頭まえがしら8	佐田さたの海うみ	7勝しょう8敗はい
6勝しょう9敗はい	琴きん奨すすむ菊きく	前頭まえがしら9	豊山とよやま	8勝しょう7敗はい
6勝しょう9敗はい	志摩しまノ海うみ	前頭まえがしら10	正代しょうだい	11勝しょう4敗はい
9勝しょう6敗はい	石浦いしうら	前頭まえがしら11	千代ちよ大龍おおたつ	9勝しょう6敗はい
全休ぜんきゅう	逸いっノ城しろ	前頭まえがしら12	隆りゅうの勝かち	10勝しょう5敗はい
9勝しょう6敗はい	千代丸ちよまる	前頭まえがしら13	輝てる	10勝しょう5敗はい
8勝しょう7敗はい	照あきら強きょう	前頭まえがしら14	錦木にしきぎ	4勝しょう11敗はい
5勝しょう10敗はい	大だい翔しょう丸まる	前頭まえがしら15	大だい翔しょう鵬おおとり	3勝しょう12敗はい
4勝しょう1敗はい10休きゅう	若わか隆景たかかげ	前頭まえがしら16