歯学しがく

歯科しか医いによる治療ちりょう

歯はの模型もけい

歯学しがく（しがく、英えい: dentistry）は、口腔こうくう顎あご顔面がんめん領域りょういきに関かんする外傷がいしょうや疾患しっかんの性状せいじょう、原因げんいんについての知識ちしきを蓄積ちくせき、その予防よぼう、診断しんだん、治療ちりょうの方法ほうほうを開発かいはつする学問がくもんである。歯科しか学がく・歯科しか医学いがく（しかがく・しかいがく、英えい: dental medicine）とも呼よばれる。

日本にっぽんにおいては、明治めいじ時代じだいに医学いがくより独立どくりつしているが、それまでは口中くちじゅう科かとして医学いがくの一いち分科ぶんかであった。口腔こうくう科か医師いしとして口腔こうくう医学いがく（こうくういがく、英えい: oral medicine）や医学いがく（口腔こうくう科学かがく・こうくうかがく）に包括ほうかつされている国くにも中国ちゅうごく・台湾たいわんや欧米おうべい諸国しょこくなど存在そんざいする。

歯科しか治療ちりょうは、歯科しか医いと歯科しか助手じょしゅ（歯科しか助手じょしゅ、歯科しか衛生えいせい士し、歯科しかテクニシャン、歯科しか療法りょうほう士し）で構成こうせいされることが多おおい、歯科しかチームによって実施じっしされる。ほとんどの歯科しか医いは、歯科しか診療しんりょう所しょ（プライマリケア）、歯科しか病院びょういん、または施設しせつ（刑務所けいむしょ、軍隊ぐんたい基地きちなど）で働はたらいている。

歯科しか治療ちりょう

金かねのインレーによる補綴ほてつ

歯科しかにおいては、一般いっぱん的てきに口腔こうくうに関連かんれんする診療しんりょうが含ふくまれる 。世界せかい保健ほけん機関きかんによれば、口腔こうくう関連かんれん疾患しっかんは世界せかいにおいて発生はっせい率りつおよび有ゆう病びょう率りつが高たかく、公衆こうしゅう衛生えいせいに関かんする主要しゅような問題もんだいであり、社会しゃかい的てきに不利ふりな社会しゃかい経済けいざいグループは、他たよりもより多おおくの影響えいきょうを受うけている。

歯科しか治療ちりょうの大だい部分ぶぶんは、う蝕（虫歯むしば）と歯は周しゅう病びょう（歯肉はにく疾患しっかんまたは歯槽膿漏しそうのうろう）という、最もっとも一般いっぱん的てきな二に大だい口腔こうくう疾患しっかんを予防よぼうおよび治療ちりょうするために実施じっしされる。一般いっぱん的てきな治療ちりょうには、歯はの修復しゅうふく（歯科しか補綴ほてつ）、抜歯ばっしまたは外科げか的てき除去じょきょ、スケーリングとルートプレーニング、歯は内ない療法りょうほう的てき根ね管かん治療ちりょう、審美しんび歯科しかがある。

一般いっぱん的てきな歯学しがく教育きょういくにより、歯科しか医いは修復しゅうふく（詰つめ物もの、クラウン、ブリッジ）、補綴ほてつ（入いれ歯ば）、歯は内ない治療ちりょう（根ね管かん治療ちりょう）、歯は周しゅう（歯肉はにく）治療ちりょう、抜歯ばっしなどの歯科しか治療ちりょうの大だい部分ぶぶんと、検査けんさ、X線せん写真しゃしん、診断しんだんを行おこなうことができる。歯科しか医いはまた、抗生こうせい物質ぶっしつ、鎮静ちんせい剤ざい、その他た患者かんじゃ管理かんりに使用しようするあらゆる薬物やくぶつを処方しょほうすることができる。免許めんきょ委員いいん会かいによっては、一般いっぱん歯科しか医いが鎮静ちんせいや歯科しかインプラントなどを行おこなうためには、追加ついかトレーニングの修了しゅうりょうを求もとめられる場合ばあいがある。

歯科しか医いはまた、適切てきせつな衛生えいせい管理かんりと、年とし2回かい以上いじょうの定期ていき的てき検診けんしん（専門せんもん家かによるクリーニングと検査けんさを行おこなう）を通とおしての、口腔こうくう疾患しっかんの予防よぼうを推奨すいしょうしている。口腔こうくう内ないの感染かんせんや炎症えんしょうは、健康けんこう全般ぜんぱんに影響えいきょうを与あたえ、口腔こうくう内ないの状態じょうたいは、骨粗鬆症こつそしょうしょう、糖尿とうにょう病びょう、セリアック病びょう、癌がんなどの全身ぜんしん疾患しっかんを引ひき起おこす場合ばあいもある。多おおくの研究けんきゅうにより、歯は周しゅう病びょうは糖尿とうにょう病びょう、心臓しんぞう病びょう、早産そうざんリスク上昇じょうしょうと関連かんれんしていることも明あきらかとなっている。口腔こうくうの健康けんこうが全身ぜんしんの健康けんこうや疾病しっぺいに影響えいきょうを与あたえるという概念がいねんは、「オーラル・システミック・ヘルス」と呼よばれている。

歯学しがく教育きょういく

詳細しょうさいは「各国かっこくの歯学しがく教育きょういく」を参照さんしょう

Early dental chair in Pioneer West Museum in Shamrock, Texas

ジョン・ハリスは、オハイオ州しゅうロス郡ぐんのベインブリッジに世界せかいで最初さいしょの歯科しかの学校がっこうを設立せつりつ、健康けんこうの専せん門もんとしての歯学しがく教育きょういくを確立かくりつさせた。これは1828年ねん2月がつ21日にちに開ひらかれ、現在げんざいはハリス歯科しか博物館はくぶつかん（英語えいご: Harris Dental Museum）となっている。最初さいしょの歯科しか医い学校がっこう（dental college）であるボルチモア歯科しか医い学校がっこうは1840年ねんに設立せつりつされた。

歯学しがく教育きょういくは国くにによって異ことなり、学部がくぶを卒業そつぎょうした者ものが進学しんがくする専門せんもん職しょく大学院だいがくいんの方式ほうしきを取とる国くにと、学部がくぶ教育きょういくで歯科しか医学いがく教育きょういくを行おこなう国くにがある。

卒業そつぎょうした国くにや、同おなじ国こくでも卒業そつぎょうした大学だいがくにより、同おなじ症状しょうじょうでも異ことなった判断はんだんをすることが有ある。例たとえば、イスラエルの歯学しがく教育きょういく機関きかんにて教育きょういくを受うけた歯科しか医師いしは、南米なんべいや東ひがしヨーロッパの歯学しがく教育きょういく機関きかんにて教育きょういくを受うけた歯科しか医師いしよりも第だい三さん大だい臼歯きゅうしを積極せっきょく的てきに抜歯ばっしすることが報告ほうこくされている。

分科ぶんか

基礎きそ歯学しがく

口腔こうくう顎あご顔面がんめん領域りょういきの学問がくもんであるため名称めいしょうに『口腔こうくう』と付ついてはいるが、実際じっさいには『解剖かいぼう学がく』と『口腔こうくう解剖かいぼう学がく』、『生理学せいりがく』と『口腔こうくう生理学せいりがく』……のように口腔こうくうと同時どうじに全身ぜんしんを網羅もうらした学習がくしゅうを行おこなっている。 解剖かいぼう学がくにおいては、遺体いたいの全身ぜんしんを実際じっさいに解剖かいぼうして修学しゅうがくすることが歯科しか医学いがく（口腔こうくう医学いがく）を修おさめるために必須ひっすとなっている。人体じんたいを取とり扱あつかう学問がくもんである以上いじょう、人体じんたいの構造こうぞう・機能きのう、疾患しっかんとその原因げんいんなど医学いがく研究けんきゅうの根拠こんきょとなる知見ちけんを得えるための学問がくもん分野ぶんやである基礎きそ医学いがくと、ほぼ一致いっちする。

• 口腔こうくう解剖かいぼう学がく
• 口腔こうくう生理学せいりがく
• 口腔こうくう病理びょうり学がく
• 口腔こうくう細菌さいきん学がく（口腔こうくう微生物びせいぶつ学がく・口腔こうくう感染かんせん防御ぼうぎょ学がく）
• 口腔こうくう生化学せいかがく
• 口腔こうくう組織そしき学がく
• 口腔こうくう免疫めんえき学がく
• 歯科しか薬理やくり学がく（歯科しか薬物やくぶつ学がく）
• 歯科しか理工りこう学がく（口腔こうくう生体せいたい材料ざいりょう学がく）、（歯科しか材料ざいりょう学がく）

臨床りんしょう歯学しがく

• 口腔こうくう診断しんだん学がく
• 口腔こうくう内ない科学かがく
• 歯科しか放射線ほうしゃせん学がく
• 予防よぼう歯科しか学がく
• 審美しんび歯科しか学がく
• 歯科しかインプラント学がく
• 口腔こうくう再生さいせい学がく
• 障害しょうがい者しゃ歯科しか学がく
• 高齢こうれい者しゃ歯科しか学がく（老ろう年歯ねんし科学かがく）

外科げか系けい歯学しがく

• 口腔こうくう外科げか学がく（口腔こうくう顎あご顔面がんめん外科げか学がく）
• 歯科しか麻酔ますい学がく

保存ほぞん治療ちりょう系けい歯学しがく

• 保存ほぞん修復しゅうふく学がく 8世紀せいきにはう蝕による欠損けっそんに対たいする修復しゅうふくが行おこなわれていたが、学問がくもんとして体裁ていさいを整ととのえはじめたのは、19世紀せいき末まつにグリーン・バーディマン・ブラックが体系たいけい化かしてからである。
• 歯は内ない療法りょうほう学がく

歯は周しゅう治療ちりょう系けい歯学しがく

• 歯は周しゅう治療ちりょう学がく

補綴ほてつ系けい

• 歯科しか補綴ほてつ学がく
  • クラウンブリッジ補綴ほてつ学がく
  • 部分ぶぶん床ゆか義歯ぎし補綴ほてつ学がく
  • 全部ぜんぶ床ゆか義歯ぎし補綴ほてつ学がく
  • 顎あご顔面がんめん補綴ほてつ学がく
• 咬合学がく

矯正きょうせい歯学しがく

• 歯科しか矯正きょうせい学がく

小児しょうに歯学しがく

• 小児しょうに歯科しか学がく 小児しょうに科学かがくが内科ないか学がくから独立どくりつした経緯けいいと同様どうよう、18世紀せいきにヨーロッパにて孤児こじ院いんから発展はってんした小児しょうに病院びょういんにおいて口腔こうくう疾患しっかんの臨床りんしょう・研究けんきゅうが行おこなわれることで成立せいりつした。

社会しゃかい歯科しか学がく

• 社会しゃかい歯科しか学がく
• 口腔こうくう衛生えいせい学がく（口腔こうくう保健ほけん学がく）
• 法ほう歯学しがく
• 歯学しがく史し

歴史れきし

詳細しょうさいは「歯学しがく史し」を参照さんしょう

古代こだい

古代こだいにおいては、医学いがく同様どうよう、歯学しがくについても、各かく文明ぶんめいにおいてそれぞれに発達はったつした。

古代こだいエジプトにおいて、エーベルス・パピルスやエドウィン・スミス・パピルスには、それぞれ歯痛しつうや歯肉はにく炎えんについての薬物やくぶつ治療ちりょう法ほう、顎あご関節かんせつ脱臼だっきゅうに対たいする治療ちりょう法ほうが記載きさいとして残のこされている。

メソポタミア文明ぶんめいや、中国ちゅうごく文明ぶんめいにおいては、虫歯むしばの原因げんいんは虫むしであるという概念がいねんが広ひろまった。

インドではスシュルタ本ほん典てん（英語えいご: Sushruta Samhita）において、口腔こうくう清掃せいそうの必要ひつよう性せい、歯はブラシや歯磨はみがき剤ざい、歯石しせき除去じょきょについて記載きさいされている。

古代こだいギリシアでは、ヒポクラテス全集ぜんしゅうに、幾いくつかの歯科しか疾患しっかんに関かんする記載きさいのほか、長寿ちょうじゅの人ひとほど歯はの残存ざんそん歯ぱ数すうが多おおい事ことがすでに記載きさいされていたが、治療ちりょう法ほうは抜歯ばっしや焼灼しょうしゃくなどであった。

ロろーマ帝国まていこくにおいては、ケルルスがう蝕の治療ちりょう法ほうとして、歯はの黒くろい部分ぶぶんをこすり落おとすことが必要ひつようであることや、矯正きょうせい歯科しかについての記載きさいを行おこなったほか、ガレノス全集ぜんしゅうには歯はの解剖かいぼうや髄ずい腔穿通どおり法ほう、歯はの漂白ひょうはくに関かんする記載きさいもされていた。

中国ちゅうごくでは歯学しがくの扱あつかいは安定あんていしていなかった。殷いんにおいて、医学いがくの1分科ぶんかとされた歯科しか口腔こうくう領域りょういきは周しゅう、春秋しゅんじゅう戦国せんごく時代じだいでは内科ないかの中なかの消化しょうか器き科かの一いち分野ぶんやとされ、秦はた漢かんにて再ふたたび独立どくりつした扱あつかいとなった。杉本すぎもとは、中国ちゅうごくでは歯科しか疾患しっかんは一部いちぶの王侯おうこう貴族きぞくの病気びょうきであり庶民しょみんの歯科しか疾患しっかんは少すくないことから、疾病しっぺいとしての認識にんしきが少すくなく、そのために歯科しか疾患しっかんに用もちいられる漢字かんじにも疒が用もちいられなかった と報告ほうこくしている。

中世ちゅうせい

この時期じき、歯学しがくを含ふくめた医学いがく分野ぶんやは東ひがしヨーロッパ、イスラム世界せかいにおいて発達はったつした。この時期じきの医学いがく書しょには虫歯むしばにより空あいた穴あなに乳香にゅうこうとミョウバンを混まぜたセメントを詰つめることや歯はの清掃せいそう、歯石しせき除去じょきょ、歯はの再さい植うえ術じゅつ、歯はの欠損けっそん部位ぶいにウシの骨ほねで作つくった人工じんこう歯ぱを入いれる等とうの治療ちりょう法ほうが記載きさいされていたが、モンゴルの侵入しんにゅうや内部ないぶ崩壊ほうかいなどの結果けっか、発達はったつは止とまることとなる。

ヨーロッパでは、16世紀せいきに至いたるまで千せん年ねん以上いじょうに渡わたり、ヒポクラテス医学いがく、ガレノス医学いがく、アビセンナ医学いがくを信奉しんぽうする各かく学派がくはが絶対ぜったい的てき権威けんいとして君臨くんりんしており、停滞ていたいが続つづいていた。

ルネサンスの影響えいきょうにより医学いがくの近代きんだい化かが進すすむ事こととなるが、歯学しがくの近代きんだい化かは18世紀せいき、ピエール・フォシャールの登場とうじょうによって本格ほんかく的てきにスタートした。

ピエール・フォシャール以降いこう

ピエール・フォシャールが1728年ねんに出版しゅっぱんした「歯科しか外科げか医い、もしくは歯はの概論がいろん」は歯学しがくの分野ぶんやにおける最初さいしょの包括ほうかつ的てきな医書いしょである。この書しょにより、門外不出もんがいふしゅつの秘術ひじゅつを売うり物ものとしていた歯学しがくを公おおやけにし、誰だれもが学まなべる学問がくもんとした。

これ以降いこう、多おおくの高名こうみょうな医師いし、歯科しか医師いしがその歯はの診断しんだん・治療ちりょうなどを公開こうかいするようになり、歯学しがくを大おおきく発達はったつさせることとなる。

19世紀せいきに入はいると、フランス革命かくめいの混乱こんらんやアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの発展はってんから有能ゆうのうな歯科しか医師いしのアメリカへの移住いじゅうが進すすみ、歯学しがくの中心ちゅうしんはアメリカへと移うつり変かわった。その流ながれの中なか、1840年ねんにボルチモアに世界せかいで最初さいしょの歯学しがく教育きょういく機関きかんであるボルチモア歯科しか医い学校がっこうが、1841年ねんにはアメリカ歯科しか医師いし会かいが設立せつりつされた。これ以降いこう、ボルチモア歯科しか医い学校がっこうを始はじめとする歯学しがく教育きょういく機関きかんにより歯学しがくは学問がくもんとして体系たいけい化かされ、各かく分科ぶんかの基礎きそが作つくられることとなった。

関連かんれんする人物じんぶつ

• アルフレッド・ギージー：歯科しか補綴ほてつ学がく
• アール・パウンド：総そう義歯ぎしの人工じんこう歯ぱ排列はいれつ法ほう（リンガライズドオクルージョン等とう）の提唱ていしょう
• エドワード・アングル：歯科しか矯正きょうせい学がく
• グリーン・バーディマン・ブラック：G.V.ブラックの窩洞分類ぶんるい
• ジョージ・スノー：顔かお弓ゆみの発明はつめい
• ジョージ・モンソン：モンソンの球面きゅうめん学説がくせつ
• ハーベイ・スタラード：ナソロジー
• ビバリー・マッカラム：ナソロジーの創始そうし者しゃ
• フェルディナント・グラフ・スピー：スピーの彎曲わんきょく
• ルドルフ・ハノー：咬合の5要素ようそ

参考さんこう文献ぶんけん

• 石井いしい拓男たくお、渋谷しぶや鉱こう、西巻にしまき明彦あきひこ『スタンダード歯科しか医学いがく史し』（第だい1版はん第だい2刷さつ）学がく建けん書院しょいん、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く、2011年ねん10月がつ10日とおか。ISBN 978-4-7624-0671-3。 NCID BB14010579。 
• 杉本すぎもと茂春しげはる「中国ちゅうごく古代こだいの歯科しか疾病しっぺいと疾病しっぺい観かん : 歯科しか病名びょうめい歴程れきてい補遺ほい」『日本にっぽん歯科医しかい史し学会がっかい会誌かいし』第だい6巻かん第だい2号ごう、日本にっぽん歯科医しかい史し学会がっかい、1978年ねん12月25日にち、44頁ぺーじ、ISSN 0287-2919、NAID 110007155159。 
• 中原なかはら泉いずみ『歯科しか医学いがく史しの顔かお』学がく建けん書院しょいん、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く、2015年ねん11月15日にち。ISBN 9784762405655。 NCID BA33705592。 
• 平井ひらい, 義人ぎじん、寺中じちゅう, 敏夫としお、寺下てらした, 正道せいどう ほか 編へん『保存ほぞん修復しゅうふく学がく』（第だい5版はん第だい2刷さつ）医歯薬出版いしやくしゅっぱん、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く、2008年ねん5月がつ25日にち。ISBN 978-4-263-45606-4。NCID BA81788568。 
• 前田まえだ隆秀たかひで、朝田あさだ芳信よしのぶ、尾崎おざき正雄まさお、田中たなか光郎みつお、福田ふくだ理さとし、宮沢みやざわ裕夫ひろお、渡部わたなべ茂しげる『小児しょうにの口腔こうくう科学かがく』（第だい3版はん）学がく建けん書院しょいん、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く、2013年ねん3月がつ20日はつか。ISBN 978-4-7624-2646-9。 NCID BB12053898。 
• 松田まつだ裕子ゆうこ、佐野さの高子たかこ 著ちょ「歯はブラシの歴史れきし：古代こだい」、松田まつだ裕子ゆうこ 編へん『歯はブラシ事典じてん』（第だい6版はん）学がく建けん書院しょいん、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く、2012年ねん2月がつ1日にち、10-11頁ぺーじ。ISBN 978-4-7624-3630-7。 NCID BB07941879。 
• ベルンワード・W・ワインバーガー『概説がいせつ　ピエール・フォシャール　歯科しか外科医げかい 近代きんだい歯科しか医学いがくの端緒たんしょ、最初さいしょの歯科しか医学いがく書しょおよび２００年ねん前まえの歯科しか医いに関かんする論述ろんじゅつ』訳やく 高山たかやま直秀なおひで、時空じくう出版しゅっぱん、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く、2015年ねん11月15日にち（原著げんちょ1941年ねん）。ISBN 978-4-88267-062-9。 NCID BB20208297。 

外部がいぶリンク

• 日本にっぽん歯科しか医い学会がっかい
• 口腔こうくう保健ほけん協会きょうかい
• 歯科しか症例しょうれい検討けんとう室しつ
• 『歯学しがく』 - コトバンク