毛利もうり就任しゅうにん

凡例はんれい 毛利もうり 就任しゅうにん
時代じだい	江戸えど時代じだい中期ちゅうき
生誕せいたん	宝たから暦れき6年ねん（1756年ねん）
死没しぼつ	享とおる和わ3年ねん（1803年ねん）
別名べつめい	通称つうしょう：忠三郎ちゅうざぶろう、内匠たくみ、勇いさむ之これ進しん、筑後ちくご。
幕府ばくふ	江戸えど幕府ばくふ
藩はん	長州ちょうしゅう藩はん
氏族しぞく	右田みぎた毛もう利家としいえ
父母ちちはは	父ちち：毛利もうり広ひろ定じょう、母はは：側室そくしつ
妻つま	正室せいしつ：公家くげ梅園うめぞの成しげる季きの娘むすめ
子こ	房ぼう良りょう、房ぼう直じき、房顕ふさあき、益田ますだ元もと宣せん

毛利もうり 就任しゅうにん（もうり なりとう）は、長州ちょうしゅう藩はん一門いちもん家老がろうである右田みぎた毛もう利家としいえの8代だい。父ちちは毛利もうり広ひろ定じょう。母ははは側室そくしつ。

生涯しょうがい

毛利もうり家か一門いちもん右田みぎた毛もう利家としいえ当主とうしゅ広こう定じょうの子ことして生うまれる。元服げんぷく時ときに父ちち・広こう定じょうの実弟じっていで藩主はんしゅとなっていた毛利もうり重しげる就より偏へん諱いみなを受うけて就任しゅうにんと名乗なのり、明和めいわ6年ねん（1769年ねん）、父ちちの死去しきょにより家督かとくを相続そうぞくする。父ちちと同おなじく当とう職しょく（執政しっせい）となり、藩主はんしゅが従兄弟いとこ（重じゅう就の子こ）の毛利もうり治おさむ親おやに代かわってもこれに仕つかえて藩政はんせいを主導しゅどうした。寛政かんせい3年ねん（1791年ねん）に当とう職しょくを辞職じしょく、隠居いんきょして家督かとくを嫡男ちゃくなんの房ぼう良りょうに譲ゆずる。

享とおる和わ3年ねん（1803年ねん）死去しきょ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 石川いしかわ卓美たくみ著ちょ「防ぼう長ちょう歴史れきし用語ようご辞典じてん」