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民間みんかん雑誌ざっし

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

民間みんかん雑誌ざっし』(みんかんざっし)は、1874ねん明治めいじ7ねん)に慶應義塾けいおうぎじゅくから出版しゅっぱんされていた自然しぜん科学かがく社会しゃかい科学かがく文学ぶんがく宗教しゅうきょう全般ぜんぱんあつか学術がくじゅつ雑誌ざっしである。1875ねん明治めいじ8ねん)5がつ廃刊はいかん

概要がいよう

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民間みんかん雑誌ざっし』は慶應義塾けいおうぎじゅくはじめて発行はっこうした雑誌ざっしで、あかりろくしゃの『あかりろく雑誌ざっし』(明治めいじ7ねん3がつ)とほぼどう時期じき発刊はっかんされた。不定期ふていき刊行かんこう翌年よくねん6がつだい12へん一旦いったんおわりかんとなるのだが、明治めいじ9ねん9がつに『家庭かていくさむらだん』を民間みんかん雑誌ざっし改題かいだい週刊しゅうかん雑誌ざっしとしてしん発足ほっそく1878ねん明治めいじ11ねん)5がつ民間みんかん雑誌ざっしを189ごう廃刊はいかん民間みんかん雑誌ざっし発刊はっかんしるされた編集へんしゅう方針ほうしん交詢社こうじゅんしゃの『交詢雑誌ざっし』(明治めいじ13ねん2がつ)とも関連かんれんしていた。1882ねん明治めいじ15ねん)には『時事新報じじしんぽう』ががっている。

福澤ふくさわ諭吉ゆきち民間みんかん雑誌ざっしに『売薬ばいやくろん』などすうおおくの社説しゃせつせ、ほかにも矢野やの文雄ふみお朝吹あさぶき英二えいじ中上川なかみがわ彦次郎ひこじろうなど慶應義塾けいおうぎじゅく関係かんけいしゃすうおおくの社説しゃせつせた。明治めいじ時代じだい初期しょき評論ひょうろんかい文部省もんぶしょうの『文部省もんぶしょう雑誌ざっし』、大槻おおつき磐渓ばんけいの『洋々ようようしゃだん』、中村なかむら敬宇けいうの『同人どうじんしゃ文学ぶんがく雑誌ざっし』などととも牽引けんいんした。こののちてきたのが徳富とくとみ蘇峰そほうの『国民こくみんとも』(明治めいじ20ねん創刊そうかん)や三宅みやけ雪嶺せつれいの『日本人にっぽんじん』(明治めいじ21ねん創刊そうかん)である。

外部がいぶリンク

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