筑豊本線ちくほうほんせん

筑豊本線ちくほうほんせん
筑豊本線ちくほうほんせんの列車れっしゃ（鞍手くらて駅えき - 筑前垣生ちくぜんはぶ駅えき間あいだ）
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう	若松わかまつ線せん（若松わかまつ - 折尾おりお間あいだ） 福ぶく北きたゆたか線せん（折尾おりお - 桂川かつらがわ間あいだ） 原田はらだ線せん（桂川かつらがわ - 原田はらだ間あいだ）
国くに	日本にっぽん
所在地しょざいち	福岡ふくおか県けん
種類しゅるい	普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・地方ちほう交通こうつう線せん）
起点きてん	若松わかまつ駅えき
終点しゅうてん	原田はらだ駅えき
駅えき数すう	25駅えき
電報でんぽう略号りゃくごう	チホホセ
路線ろせん記号きごう	JE（若松わかまつ線せん） JC（福ぶく北きたゆたか線せん） JG（原田はらだ線せん）
開業かいぎょう	1891年ねん8月がつ30日にち
全通ぜんつう	1929年ねん12月7日にち
所有しょゆう者しゃ	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）
運営うんえい者しゃ	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）
使用しよう車両しゃりょう	使用しよう車両しゃりょうを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり	66.1 km
軌間きかん	1,067 mm（狭軌きょうき）
線路せんろ数すう	複線ふくせん（若松わかまつ - 中間ちゅうかん・鞍手くらて - 飯塚いいづか間あいだ） 単線たんせん（上記じょうき以外いがい）
電化でんか方式ほうしき	交流こうりゅう20,000 V・60Hz, 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき（折尾おりお - 桂川かつらがわ間あいだ）
閉塞へいそく方式ほうしき	複線ふくせん自動じどう閉塞へいそく式しき（下記かき以外いがい） 単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しき（飯塚いいづか - 桂川かつらがわ - 原田はらだ間あいだ）
最高さいこう速度そくど	95 km/h
路線ろせん図ず

筑豊本線ちくほうほんせん（ちくほうほんせん）は、福岡ふくおか県けん北九州きたきゅうしゅう市し若松わかまつ区くの若松わかまつ駅えきから福岡ふくおか県けん筑紫野ちくしの市しの原田はらだ駅えきに至いたる九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）の鉄道てつどう路線ろせん（地方ちほう交通こうつう線せん）である。

鹿児島本線かごしまほんせんと篠栗線ささぐりせんを含ふくめた黒崎くろさき駅えき - 折尾おりお駅えき - 桂川かつらがわ駅えき - 博多はかた駅えき間あいだには「福ぶく北きたゆたか線せん」（ふくほくゆたかせん）、若松わかまつ駅えき - 折尾おりお駅えき間あいだには「若松わかまつ線せん」（わかまつせん）、桂川かつらがわ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだには「原田はらだ線せん」（はるだせん）の愛称あいしょうが付つけられている。

概要がいよう

かつては筑豊ちくほう炭田たんでんで産出さんしゅつされる石炭せきたん輸送ゆそうが盛さかんであり、炭鉱たんこうなどに通つうじる多おおくの貨物かもつ支線しせんを有ゆうしていたが、炭鉱たんこうの閉山へいざんによって現在げんざいはすべて廃止はいしされた。現在げんざいは旅客りょかく列車れっしゃのみが運行うんこうされている。直方のうがた市し・飯塚いいづか市しなどの市町しちょうから北九州きたきゅうしゅう市し・福岡ふくおか市しなどへ通勤つうきん・通学つうがく利用りようが主体しゅたいとなっている。

2001年ねんに折尾おりお駅えき - 桂川かつらがわ駅えき間あいだが篠栗線ささぐりせんとともに電化でんかされた。それまでの非ひ電化でんか時代じだいには、ラッシュ時じ輸送ゆそうに対応たいおうするために客車きゃくしゃ列車れっしゃが設定せっていされていた。また、都市とし間あいだ輸送ゆそうを強化きょうかするため高性能こうせいのうな気動車きどうしゃも投入とうにゅうされた。

長ながらく「本線ほんせん」を名乗なのるJR線せんとしては最短さいたんの路線ろせんであったが、2016年ねんの留萌るもい本線ほんせん部分ぶぶん廃止はいし後ごは最短さいたんではなくなっている。それでも旅客りょかく営業えいぎょう区間くかんの一部いちぶが廃止はいしあるいは第だい三さんセクター鉄道てつどう化かを経へていないJRの本線ほんせんとしては引ひき続つづき最もっとも短みじかい路線ろせんである。

全線ぜんせんが旅客りょかく営業えいぎょう規則きそくの定さだめる「福岡ふくおか近郊きんこう区間くかん」に含ふくまれる。本線ほんせんを名乗なのるJR線せんで全ぜん区間くかんが大都市だいとし近郊きんこう区間くかんに含ふくまれていた路線ろせんは国鉄こくてつ時代じだいから通とおしてしばらくこの筑豊本線ちくほうほんせんのみであったが、2009年ねん3月14日にちに東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）総武本線そうぶほんせん成東なるとう駅えき - 銚子ちょうし駅えき間あいだが新あらたに大都市だいとし近郊きんこう区間くかんに含ふくまれるようになって同どう路線ろせん全ぜん区間くかんが対象たいしょうとなったことにより、当とう路線ろせんが唯一ゆいいつのものではなくなっている。

IC乗車じょうしゃカード「SUGOCA」が若松わかまつ駅えき - 桂川かつらがわ駅えき間あいだで使用しよう可能かのうとなっている。一方いっぽう、原田はらだ線せんはSUGOCA利用りようエリア外がいであり、桂川かつらがわ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだの途中とちゅう駅えきでは利用りようできない。しかし、特例とくれいとして福ぶく北きたゆたか線せんの各駅かくえきから、原田はらだ駅えき以遠いえん鹿児島本線かごしまほんせん方面ほうめんのSUGOCA利用りようエリア駅えき相互そうご間あいだをSUGOCAを用もちいて乗車じょうしゃする場合ばあい、原田はらだ線せんを通過つうかできる。

2016年ねん12月22日にちよりスマートフォンアプリ「JR九州きゅうしゅうアプリ」内ないの列車れっしゃ位置いち情報じょうほうシステム「どれどれ」が運用うんよう開始かいしされ、「福ぶく北きたゆたか線せん・若松わかまつ線せん」のページにおいて、リアルタイムの列車れっしゃ位置いち情報じょうほうが配信はいしん開始かいしされた。なお、原田はらだ線せんについては未み提供ていきょうである。

2018年ねん9月がつ28日にちに駅えきナンバリングが制定せいていされた。筑豊本線ちくほうほんせんは路線ろせん愛称あいしょうの区間くかん別べつに路線ろせん記号きごう・ラインカラーが制定せいていされ、福ぶく北きたゆたか線せんはJCの路線ろせん記号きごう・黄色おうしょくのラインカラー、若松わかまつ線せんはJEの路線ろせん記号きごう・青あおのラインカラー、原田はらだ線せんはJGの路線ろせん記号きごう・緑みどりのラインカラーが制定せいていされた。

路線ろせんデータ

• 管轄かんかつ（事業じぎょう種別しゅべつ）：九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
• 路線ろせん距離きょり（営業えいぎょうキロ）：若松わかまつ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだ 66.1 km
• 軌間きかん：1067 mm
• 駅えき数すう：25（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ）
  • 筑豊本線ちくほうほんせん所属しょぞく駅えきに限定げんていした場合ばあい、折尾おりお駅えきと原田はらだ駅えき（どちらも鹿児島本線かごしまほんせん所属しょぞく）が除外じょがいされ、23駅えきとなる。
• 複線ふくせん区間くかん：
  • 若松わかまつ駅えき - 折尾おりお駅えき間あいだ
  • 折尾おりお駅えき - 中間なかま駅えき間あいだ
  • 鞍手くらて駅えき - 飯塚いいづか駅えき間あいだ
• 電化でんか区間くかん：折尾おりお駅えき - 桂川かつらがわ駅えき間あいだ（交流こうりゅう20,000 V・60 Hzへるつ）
• 閉塞へいそく方式ほうしき：
  • 複線ふくせん自動じどう閉塞へいそく式しき（下記かき以外いがい）
  • 単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しき（飯塚いいづか駅えき - 桂川かつらがわ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだ）
• 最高さいこう速度そくど：95 km/h
• 運転うんてん指令しれい所しょ：博多はかた総合そうごう指令しれいセンター

全線ぜんせんが本社ほんしゃ鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶ直轄ちょっかつとなっている。

運行うんこう形態けいたい

停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん

凡例はんれい 若松わかまつ機関きかん区く 0.0 JE06 若松わかまつ駅えき 北九州きたきゅうしゅう市電しでん 若松わかまつ工場こうじょう 1.6 東ひがし藤ノ木ふじのき信号しんごう場じょう -1934 2.9 JE05 藤ノ木ふじのき駅えき 4.2 藤ノ木ふじのき信号しんごう場じょう -1934 4.6 JE04 奥おく洞ほら海かい駅えき 6.3 JE03 二島ふたじま駅えき 7.2 江川えがわ駅えき -1912 9.3 JE02 本城ほんじょう駅えき ↑若松わかまつ線せん 鹿児島本線かごしまほんせん ↓福ぶく北きたゆたか線せん→ 10.8 JE01・JC26 折尾おりお駅えき 折尾おりおトンネル 12.4 吉田よしだ信号しんごう場じょう -1934 13.5 JC25 東水巻ひがしみずまき駅えき - 0.9 中鶴なかづる駅えき -1952 14.9 0.0 JC24 中間なかま駅えき 香月線かつきせん 遠賀川おんががわ 16.1 筑前垣生ちくぜんはぶ駅えき (1) -1935 16.4 JC23 筑前垣生ちくぜんはぶ駅えき (2) 1935- 底そこ井野いの信号しんごう場じょう -1935 18.4 3.5 小牧こまき信号しんごう場じょう (2) 1919-1966 18.7 JC22 鞍手くらて駅えき 20.1 小牧こまき信号しんごう場じょう (1) -1919 - 5.9 筑前ちくぜん中山ちゅうざん駅えき -1966 JR西にし：山陽新幹線さんようしんかんせん 21.2 0.0 JC21 筑前植木ちくぜんうえき駅えき 1.0 新入しんにゅう第だい三さん第だい四よん駅えき -1928 鞍手くらて軌道きどう 22.8 JC20 新入しんにゅう駅えき 23.6 新入しんにゅう駅えき -1945 筑豊ちくほう直方のうがた駅えき 筑豊ちくほう電気でんき鉄道てつどう 直方のうがた気動車きどうしゃ区く 24.8 JC19 直方のうがた駅えき 筑豊ちくほう篠栗ささぐり鉄道てつどう事業じぎょう部ぶ 平成へいせい筑豊ちくほう鉄道てつどう：伊田線いたせん 南みなみ直方なおかた御殿ごてん口こう駅えき 26.1 御ご館山たてやま信号しんごう場じょう 27.5 JC18 勝野かつの駅えき 宮田線みやだせん 28.1 南良津ならづ川がわ仮かり信号しんごう場じょう 30.1 南良津ならづ信号しんごう場じょう -1935 30.8 0.5 新多にいだ分岐ぶんき点てん -1930 - 3.1 新多にいだ駅えき -1969 31.3 0.0 JC17 小竹おだけ駅えき - 2.3 塩しお頭あたま駅えき -1945 幸袋線こうぶくろせん - 0.7 鯰田なまずだ炭坑たんこう駅えき -1945 34.7 0.0 JC16 鯰田なまずた駅えき 36.2 JC15 浦田うらた駅えき 37.6 JC14 新飯塚しんいいづか駅えき 後藤寺線ごとうじせん 39.4 0.0 JC13 飯塚いいづか駅えき - 0.5 忠隈ただくま駅えき (2) 1909-1945 - 1.0 忠隈ただくま駅えき (1) -1909 上山田線かみやまだせん 42.3 JC12 天道てんとう駅えき ↑福ぶく北きたゆたか線せん 45.3 0.0 JC11・JG01 桂川かつらがわ駅えき - 0.4 豆田まめだ駅えき -1945 篠栗線ささぐりせん（福ぶく北きたゆたか線せん） ↓原田はらだ線せん 48.1 JG02 上うえ穂波ほなみ駅えき 51.2 JG03 筑前内野ちくぜんうちの駅えき 冷水れいすいトンネル 3286m 61.4 JG04 筑前山家ちくぜんやまえ駅えき 朝倉あさくら軌道きどう 西鉄にしてつ：天神てんじん大牟田線おおむたせん 66.1 JG05 原田はらだ駅えき 鹿児島本線かごしまほんせん 出典しゅってん:基本きほん、折尾おりお駅えき付近ふきん

優等ゆうとう列車れっしゃ

2001年ねんの電化でんか時じから直方のうがた駅えき - 博多はかた駅えき間あいだに運転うんてん開始かいしした通勤つうきん客きゃく向むけの特急とっきゅう「かいおう」が直方のうがた駅えき - 桂川かつらがわ駅えき間あいだを通とおっている。

1950年ねんから1985年ねんにかけて本州ほんしゅう - 九州きゅうしゅう間あいだを直通ちょくつうする以下いかの特急とっきゅう・急行きゅうこう列車れっしゃが折尾おりお駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだを経由けいゆしていたが、1985年ねんに寝台しんだい特急とっきゅう「あかつき」の筑豊本線ちくほうほんせん経由けいゆがなくなったのを最後さいごに消滅しょうめつしている。

• 急行きゅうこう「阿蘇あそ」（1950-1961年ねん）
• 急行きゅうこう「天草あまくさ」（1961-1975年ねん）
• 特急とっきゅう「みどり」（1965-1967年ねん）
• 特急とっきゅう「いそかぜ」（1967-1968年ねん）
• 特急とっきゅう「かもめ」（1968-1975年ねん）
• 寝台しんだい特急とっきゅう「明星みょうじょう」（1975-1978年ねん）
• 寝台しんだい特急とっきゅう「あかつき」（1978-1985年ねん）

この他ほか、筑豊本線ちくほうほんせんから日田彦山線ひたひこさんせんに向むかう直通ちょくつう急行きゅうこう列車れっしゃ「日田ひた」「はんだ」が1966年ねんから1980年ねんまで運行うんこうされていた（1963年ねんに準急じゅんきゅう列車れっしゃとして設定せってい、詳細しょうさいは「日田彦山線ひたひこさんせん」を参照さんしょう）。

地域ちいき輸送ゆそう

かつては、若松わかまつ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだの全線ぜんせんを通とおして運転うんてんされる列車れっしゃや、後藤寺線ごとうじせんなどの支線しせんに乗のり入いれる列車れっしゃもあった。しかし、1968年ねんに篠栗線ささぐりせんが開通かいつうして筑豊本線ちくほうほんせん内ないから博多はかた駅えきに直通ちょくつうする列車れっしゃが原田はらだ駅えきを経由けいゆしなくなったこと、各かく炭鉱たんこうの閉山へいざんに伴ともない沿線えんせん人口じんこうが減少げんしょうして支線しせんの宮田線みやだせんや香月線かつきせんなどが廃止はいしされたことや、福岡ふくおか・北九州きたきゅうしゅう両市りょうしへの通勤つうきん・通学つうがく利用りようが増加ぞうかしたことなどに伴ともない、当とう線せんの運行うんこう形態けいたいは大おおきく変化へんかした。この変化へんかに応こたえる形かたちで、2001年ねんには一部いちぶ区間くかんが電化でんかされ運転うんてん系統けいとうにあわせた愛称あいしょう名めいが付与ふよされた。

若松わかまつ駅えき - 折尾おりお駅えき間あいだ

若松わかまつ駅えき - 直方のうがた駅えき間あいだ直通ちょくつう列車れっしゃが主体しゅたいだが、ラッシュ時じなどに若松わかまつ駅えき - 折尾おりお駅えき間あいだの区間くかん列車れっしゃが運行うんこうされている。日にち中ちゅうはおおむね毎時まいじ2本ほん程度ていど運行うんこうされている。若松わかまつ線せんは全線ぜんせん複線ふくせんだが、電化でんかされなかった。架線かせん式しき蓄電池ちくでんち電車でんしゃの先行せんこう投入とうにゅう区間くかんとして選えらばれ、蓄電池ちくでんち電車でんしゃBEC819系けいの量産りょうさん先行せんこう車しゃが2016年ねん10月19日にちから一部いちぶの列車れっしゃで運転うんてんを開始かいしした。2017年ねん3月がつ3日にちをもって、気動車きどうしゃ運用うんようを終了しゅうりょうし、翌よく4日にちからは若松わかまつ線せんの全ぜん列車れっしゃがBEC819系けいで運転うんてんされるようになった。

• 
  折尾おりお駅えきに入線にゅうせんするBEC819系けい
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  若松わかまつ駅えきに停車ていしゃ中ちゅうのBEC819系けい
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  改築かいちく前まえの折尾おりお駅えきに停車ていしゃ中ちゅうのキハ47
  （左ひだり、2001年ねん当時とうじ）

折尾おりお駅えき - 桂川かつらがわ駅えき間あいだ

詳細しょうさいは「福ぶく北きたゆたか線せん#運行うんこう形態けいたい」を参照さんしょう

下関しものせき駅えきや鹿児島かごしま本線ほんせんの門司もじ港みなと駅えき・黒崎くろさき駅えき・折尾おりお駅えき - 直方のうがた駅えき - 博多はかた駅えき間あいだを直通ちょくつうする列車れっしゃが多数たすう運転うんてんされている。旅客りょかく列車れっしゃはすべて電車でんしゃである。福岡ふくおか都市とし圏けんの拡大かくだいに伴ともない輸送ゆそう需要じゅようが増加ぞうかし、列車れっしゃ本数ほんすうは増加ぞうか傾向けいこうにある。

博多はかた駅えき - 直方のうがた駅えき間あいだで運転うんてんされるワンマン運転うんてんの列車れっしゃ（普通ふつう・快速かいそく、いずれも2両りょう編成へんせい）は、2006年ねん3月がつ17日にちまで無人むじん駅えきおよび有人ゆうじん駅えきでの営業えいぎょう時間じかん外がいの停車ていしゃ時じに関かんしては、前まえの車両しゃりょうのドアのみ開ひらき（中ちゅう扉とびらは開ひらかず・後うしろ乗のり前ぜん降ふり）、乗車じょうしゃ時じには整理せいり券けんを取とる必要ひつようがあったが、2006年ねん3月18日にちのダイヤ改正かいせい後ごより、全ぜん駅えきでホーム側がわのすべてのドアから乗降じょうこうできる都市とし型がたワンマンに変更へんこうされた。また、2007年ねん3月18日にちのダイヤ改正かいせいより、直方のうがた所属しょぞくの813系けいにおいても直方ちょくほう - 博多はかた間あいだに限かぎりワンマン化かされ、2016年ねん3月26日にちのダイヤ改正かいせいより817系けいの4両りょう編成へんせいの列車れっしゃもワンマン化かされた（ワンマン運転うんてん非ひ対応たいおうの817系けい3000番台ばんだい運用うんよう列車れっしゃを除のぞく）。ただし、3・4両りょう編成へんせいの列車れっしゃでも折尾おりお駅えき - 直方のうがた駅えき間あいだや、ワンマン非ひ対応たいおう車しゃでは車掌しゃしょうが乗務じょうむする。2022年ねん9月23日にちのダイヤ改正かいせいより、821系けいに限かぎって折尾おりお駅えき - 直方のうがた駅えき間あいだにおける3両りょう編成へんせいのワンマン運転うんてんが開始かいしされた。

かつては金曜きんようの深夜しんや運行うんこうの臨時りんじ列車れっしゃがあったが、2007年ねん3月18日にちに毎日まいにち運転うんてんの定期ていき列車れっしゃに格上かくあげされた。

桂川かつらがわ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだ

冷水峠ひやみずとうげを挟はさみ同どう一いち県内けんないながらも福岡ふくおか都市とし圏けんを迂回うかいするため、輸送ゆそう需要じゅようは少すくない区間くかんである。1日にち8往復おうふく（土曜どよう・休日きゅうじつは昼間ひるまに臨時りんじ列車れっしゃ1往復おうふく運転うんてん）のみの運転うんてんで、平日へいじつは4時じ間あいだ程度ていど間隔かんかくが開ひらく時間じかん帯たいがある。2005年ねん3月がつ1日にちのダイヤ改正かいせい以後いごは全ぜん列車れっしゃが桂川かつらがわ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだの運転うんてんとなっている。現在げんざいは途中とちゅう駅えきの交換こうかん設備せつびが全ぜん駅えきとも撤去てっきょされているため、この区間くかんでは上下じょうげ列車れっしゃの交換こうかん（行いき違ちがい）は不可能ふかのうで、1閉塞へいそくでの運転うんてんになる。

このほか、直方のうがた駅えき - 新飯塚しんいいづか駅えき・桂川かつらがわ駅えき間あいだに後藤寺線ごとうじせん及および原田はらだ線せんの車両しゃりょうの送おくり込こみ回送かいそうがある。かつて原田はらだ線せんの車両しゃりょうは運行うんこうの無ない昼間ひるまの時間じかん帯たいに新飯塚しんいいづか駅えきの引ひき上あげ線せんに留置りゅうちしていたが、現在げんざいは直方のうがた駅えきまで回送かいそうされている。原田はらだ線せんでは夜間やかん滞とどこお泊はくはなく、始発しはつ前まえに直方ちょくほう運輸うんゆセンター - 桂川かつらがわ駅えき間あいだで回送かいそう運行うんこうされる。昼前ひるまえに一いち度ど運用うんようを終おえて直方ちょくほうへ回送かいそうするが、その後ご別べつの車両しゃりょうが昼過ひるすぎに再ふたたび桂川かつらがわ駅えきへ回送かいそうされ、最終さいしゅう列車れっしゃ運行うんこう後ごに直方ちょくほうへ回送かいそうする。また、直方ちょくほう - 熊本くまもと・鹿児島かごしまの各かく車両しゃりょうセンター間あいだでの車両しゃりょう転属てんぞく・送おくり込こみ回送かいそうでも、当とう線せんを経由けいゆして運行うんこうされることもある。

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  筑豊本線ちくほうほんせん（原田はらだ線せん）で現在げんざい運用うんようされているキハ40形かたち
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  筑前内野ちくぜんうちの駅えき - 筑前山家ちくぜんやまえ駅えき間あいだの冷水れいすい峠とうげを越こえる、原田はらだ線せんで運行うんこうされていたキハ31形かたち
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  交換こうかん設備せつびが撤去てっきょされた原田はらだ線せんの筑前内野ちくぜんうちの駅えき

快速かいそく列車れっしゃ

電化でんか後ごの快速かいそくについては「福ぶく北きたゆたか線せん#運行うんこう形態けいたい」を参照さんしょう

山陽新幹線さんようしんかんせん博多はかた開通かいつうの1975年ねん頃ごろから、当時とうじの最さい新鋭しんえい気動車きどうしゃキハ66・67を使用しようした快速かいそく列車れっしゃが運行うんこうされていた。キハ66・67の乗降じょうこう口こう横よこには、青あお板ばん白しろ抜ぬき文字もじの快速かいそくサボが差さし込こまれていた。鹿児島本線かごしまほんせん 門司もじ港みなと駅えき・小倉こくら駅えき - 筑豊本線ちくほうほんせん - 篠栗線ささぐりせん - 鹿児島本線かごしまほんせん 博多はかた駅えきまでの区間くかんを途中とちゅうの飯塚いいづか駅えきを境さかいに分断ぶんだんして運用うんようされていた（下くだり1本ほんを除のぞく）。

• 門司もじ港みなと駅えき - 飯塚いいづか駅えき間あいだ停車駅ていしゃえき（全ぜん停車駅ていしゃえき掲載けいさい。1975年ねん当時とうじ）

  門司もじ港みなと駅えき - 門司もじ駅えき - 小倉こくら駅えき - 戸畑とばた駅えき - 八幡やはた駅えき - 黒崎くろさき駅えき - 中間なかま駅えき - 直方のうがた駅えき - 新飯塚しんいいづか駅えき - 飯塚いいづか駅えき

  • 快速かいそく列車れっしゃは下くだり5本ほん、上のぼり4本ほん設定せってい。
  • 上のぼり最終さいしゅう便びんは中間なかま駅えきを通過つうか。
  • 下くだり1本ほんは吉塚よしづか駅えきまで通とおしての快速かいそく運転うんてん。
  • 上のぼり1本ほんは吉塚よしづか駅えき - 飯塚いいづか駅えきまで各駅かくえき停車ていしゃ、飯塚いいづか駅えきから快速かいそく運転うんてん。
  • 鹿児島本線かごしまほんせんの枝光えだみつ駅えきは通過つうか。鹿児島本線かごしまほんせんで運行うんこうされる快速かいそくは停車ていしゃ、特別とくべつ快速かいそくは通過つうか。
  • 当時とうじは小森江こもりえ駅えき、西小倉にしおぐら駅えき（日豊本線にっぽうほんせんのみ）、スペースワールド駅えき、陣原じんのはる駅えき、折尾おりお駅えき（通過つうか線せん走行そうこう）、東水巻ひがしみずまき駅えき、鞍手くらて駅えき、新入しんにゅう駅えき、浦田うらた駅えきは未み開業かいぎょう。
• 飯塚いいづか駅えき - 博多はかた駅えき間あいだ停車駅ていしゃえき（全ぜん停車駅ていしゃえき掲載けいさい。1975年ねん当時とうじ）

  飯塚いいづか駅えき - 桂川かつらがわ駅えき - 篠栗ささぐり駅えき - 吉塚よしづか駅えき - 博多はかた駅えき

  • 快速かいそく列車れっしゃは下くだり7本ほん、上のぼり5本ほん設定せってい。
  • 基本きほんは上下じょうげ線せん共ともに後藤寺線ごとうじせん直通ちょくつう運転うんてん（下くだりは飯塚いいづか駅えきから快速かいそく、上のぼりは飯塚いいづか駅えきから各駅かくえき停車ていしゃ、一部いちぶは直方のうがた駅えき以遠いえん直通ちょくつう運転うんてん）。
  • 下くだり1本ほんは、小倉こくら駅えきから吉塚よしづか駅えきまで通とおしての快速かいそく運転うんてん。
  • 若松わかまつ駅えきから下くだり1本ほん直通ちょくつう運転うんてん（飯塚いいづか駅えきから快速かいそく）。
  • 当時とうじは門松かどまつ駅えき、長者原ちょうじゃはら駅えき、柚須ゆす駅えきは未み開業かいぎょう。

JR移行いこう後ごは、直方のうがた駅えきを境さかいに分断ぶんだんして運行うんこうされていた。1991年ねんから直方のうがた駅えき - 博多はかた駅えき間あいだで当時とうじの新鋭しんえいキハ200を使用しようした「赤あかい快速かいそく」がほぼ終日しゅうじつ毎時まいじ1本ほん運転うんてんされていた。

• 直方のうがた駅えき - 博多はかた駅えき間あいだ停車駅ていしゃえき（全ぜん停車駅ていしゃえき掲載けいさい。1991年ねん当時とうじ）

  直方のうがた駅えき - 新飯塚しんいいづか駅えき - 飯塚いいづか駅えき - 桂川かつらがわ駅えき - 篠栗ささぐり駅えき - 長者原ちょうじゃはら駅えき - 吉塚よしづか駅えき - 博多はかた駅えき

  • 2020年ねん4月がつ1日にち現在げんざい、定期ていき列車れっしゃである特急とっきゅう「かいおう」の停車駅ていしゃえきとの違ちがいは篠栗ささぐり駅えき、長者原ちょうじゃはら駅えきが加くわわるのみ。
  • 当時とうじは浦田うらた駅えき、門松かどまつ駅えき、長者原ちょうじゃはら駅えき、柚須ゆす駅えきは開業かいぎょう済ずみ。

電化でんか後ごの快速かいそくは停車駅ていしゃえきが増加ぞうかし、毎時まいじ1 - 2本ほん設定せっていされている。

使用しよう車両しゃりょう

現在げんざい

• 電車でんしゃ（783系けい・813系けい・817系けいの詳細しょうさいは篠栗線ささぐりせん#使用しよう車両しゃりょうを参照さんしょう）
  • 787系けい - 特急とっきゅう「かいおう」で使用しようされる。
  • 813系けい - 福ぶく北きたゆたか線せん区間くかん全線ぜんせんで使用しようされる。
  • 817系けい - 福ぶく北きたゆたか線せん区間くかん全線ぜんせんで使用しようされる。
  • BEC819系けい - 蓄電池ちくでんち電車でんしゃ。愛称あいしょうは「DENCHA（デンチャ）」。若松わかまつ線せんの全ぜん列車れっしゃで使用しようされているほか、福ぶく北きたゆたか線せんでも使用しようされる。
  • 821系けい - 福ぶく北きたゆたか線せん区間くかん全線ぜんせんで使用しようされる。
• 気動車きどうしゃ - いずれも筑豊ちくほう篠栗ささぐり鉄道てつどう事業じぎょう部ぶ直方のうがた運輸うんゆセンター所属しょぞく。
  • キハ40系けい - 高こう出力しゅつりょくエンジンに換かわ装そうされたキハ40形かたち・キハ140形かたちが原田はらだ線区せんく間あいだで使用しようされる。若松わかまつ線せんはBEC819系けいに置おき換かえられるまで通常つうじょうキハ47形かたちが使用しようされていたが、キハ40形かたち・キハ140形かたち・147形かたちが代走だいそうすることもあった。電化でんか前まえは直方ちょくほう - 桂川かつらがわ間あいだでも使用しようされていた。

過去かこ

• 電車でんしゃ（787系けいの詳細しょうさいは篠栗線ささぐりせん#使用しよう車両しゃりょうを参照さんしょう）
  • 783系けい - 特急とっきゅう「かいおう」で使用しようされていた。2011年ねんより一部いちぶ本ほん形式けいしきでの運行うんこうとなり、2021年ねんのダイヤ改正かいせいより全ぜん列車れっしゃが本ほん形式けいしきで運行うんこうされるようになった。2022年ねん秋あきのダイヤ改正かいせいより、再ふたたび全ぜん列車れっしゃが787系けいによる運行うんこうになった。
  • 415系けい - 大分おおいた車両しゃりょうセンター所属しょぞく車しゃ。かつてはロングシートの収容しゅうよう力りょくを生いかしてラッシュ時じにおいて篠栗線ささぐりせんを含ふくむ直方ちょくほう - 博多はかた間あいだでの運用うんようがあった。2022年ねん9月がつの運用うんよう終了しゅうりょう前ぜん時点じてんでは深夜しんや早朝そうちょうの直方ちょくほう - 下関しものせき間あいだの1往復おうふくのみの運用うんようとなっていた。
• 気動車きどうしゃ
  • キハ31形かたち - 2006年ねんにキハ220形かたち気動車きどうしゃが大分おおいた地区ちくに投入とうにゅうされ、捻出ねんしゅつされた大分おおいたの車両しゃりょうが直方のうがたへ転属てんぞくし、同年どうねん8月がつ1日にちから若松わかまつ線せん、8月がつ17日にちから原田はらだ線せんで運用うんよう開始かいしされたが、2017年ねん3月がつ4日にちダイヤ改正かいせいで若松わかまつ線せんは全ぜん列車れっしゃBEC819系けいに置おき換かえられ順次じゅんじ廃車はいしゃ（一部いちぶの車両しゃりょうは熊本くまもとへ転属てんぞく）された。残のこった2両りょうは予備よび車しゃ扱あつかいとなっていたが、2018年ねん3月がつ17日にち付づけで直方ちょくほうから南福岡みなみふくおか車両しゃりょう区く竹下たけした車両しゃりょう派出はしゅつへ転うたて配はいされた。2019年ねん3月がつ23日にちには原田はらだ線せんでラストランの臨時りんじ列車れっしゃの運転うんてんをもって営業えいぎょう運転うんてんを終了しゅうりょうした。
  • キハ58系けい・キハ65形かたち - 普通ふつう列車れっしゃで使用しようされた。
  • キハ66形かたち・キハ67形かたち - 筑豊本線ちくほうほんせん全ぜん区間くかんで使用しようされた。電化でんか時じに長崎ながさき鉄道てつどう事業じぎょう部ぶ長崎ながさき運輸うんゆセンターにすべて転属てんぞくした。
  • キハ125形かたち - 大分おおいた鉄道てつどう事業じぎょう部ぶ大分おおいた車両しゃりょうセンター所属しょぞく。原田はらだ線せんで使用しようされていたことがある。
  • キハ200系けい - 快速かいそく「赤あかい快速かいそく」を中心ちゅうしんに使用しようされた。電化でんか時じに他た区くに分散ぶんさんして転属てんぞくした。
• 客車きゃくしゃ
  • 50系けい - 門司もじ港こう運転うんてん区く所属しょぞく。電化でんか前まえに全線ぜんせん（一部いちぶ鹿児島本線かごしまほんせん乗のり入いれ）で朝夕ちょうせきラッシュ時じを中心ちゅうしんに運行うんこうされていた。1995年ねん4月がつ20日はつかのダイヤ改正かいせい以降いこうは現在げんざいの原田はらだ線区せんく間あいだから撤退てったいし若松わかまつ・門司もじ港こう - 飯塚いいづか間あいだの2往復おうふくのみとなったが、1999年ねんに久大本線きゅうだいほんせんで客車きゃくしゃ普通ふつう列車れっしゃが廃止はいしされたため、定期ていき運行うんこうの快速かいそく列車れっしゃではない列車れっしゃとしてはJRグループ最後さいごの客車きゃくしゃ普通ふつう列車れっしゃとなり注目ちゅうもくを集あつめた。しかし、2001年ねんの当とう線せん一部いちぶ電化でんかにより廃止はいしされた。
• 機関きかん車しゃ
  • 蒸気じょうき機関きかん車しゃ - 昭和しょうわ20年代ねんだいから40年代ねんだいは軸じく重おもが許ゆるす限かぎりにおいてC51形かたち・C55形かたち・C57形かたちなど幹線かんせん用ようパシフィック機きの亜あ幹線かんせん転用てんよう先さきとなっていた。客きゃく貨両用ようでD51形かたち・D50形かたち・9600形かたち・D60形かたちなど。1975年ねんまで使用しようされた。
  • DD51形かたちディーゼル機関きかん車しゃ - 日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）門司もじ機関きかん区く所属しょぞく。客車きゃくしゃ列車れっしゃ・貨物かもつ列車れっしゃが廃止はいしされるまで使用しようされた。

• 
  キハ31形かたち

歴史れきし

石炭せきたん輸送ゆそうを行おこなうため、筑豊ちくほう興業こうぎょう鉄道てつどう（ちくほうこうぎょうてつどう。1894年ねん、筑豊ちくほう鉄道てつどうに改称かいしょう）により開業かいぎょうし、九州きゅうしゅう鉄道てつどうを経へて、1907年ねんに鉄道てつどう国有こくゆう法ほうにより国有こくゆう化かされた。路線ろせんは若松わかまつから上山田かみやまだ方面ほうめんと長尾ながお（現在げんざいの桂川かつらがわ）方面ほうめんへ延のびていたが、若松わかまつ - 原田はらだ間あいだが全通ぜんつうすると飯塚いいづか - 上山田かみやまだ間あいだは上山田線かみやまだせんとして分離ぶんりされた。国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化か後のちに上山田線かみやまだせんは廃止はいしされ、筑豊本線ちくほうほんせんは電化でんかされた。

• 1891年ねん（明治めいじ24年ねん）8月がつ30日にち ： 筑豊ちくほう興業こうぎょう鉄道てつどうが若松わかまつ - 直方のうがた間あいだを開業かいぎょう、若松わかまつ・折尾おりお・中間ちゅうかん・直方ちょくほうの各駅かくえきを新設しんせつ。
• 1892年ねん（明治めいじ25年ねん）10月28日にち ： 直方ちょくほう - 小竹こだけ間あいだを延伸えんしん開業かいぎょう。小竹おだけ駅えきを新設しんせつ。
• 1893年ねん（明治めいじ26年ねん）
  • 4月がつ?日にち ： 植木うえき信号しんごう所しょを新設しんせつ。
  • 6月30日にち ： 九州きゅうしゅう鉄道てつどうの黒崎くろさき駅えきから筑豊ちくほう興業こうぎょう鉄道てつどうの中間なかま駅えきまでを結むすぶ短絡たんらく線せんが開業かいぎょう。
  • 7月がつ3日にち ： 小竹こだけ - 飯塚いいづか間あいだを延伸えんしん開業かいぎょう。鯰田なまずだ・飯塚いいづかの各駅かくえきを新設しんせつ。
  • 12月20日にち ： 底そこ井野いの信号しんごう場じょう - 植木うえき間あいだを複線ふくせん化か。植木うえき信号しんごう所しょを駅えきに変更へんこう。底そこ井野いの信号しんごう所しょを新設しんせつ。
• 1894年ねん（明治めいじ27年ねん）
  • 8月がつ15日にち ： 筑豊ちくほう興業こうぎょう鉄道てつどうが筑豊ちくほう鉄道てつどうに社名しゃめい変更へんこう。
  • 12月21日にち ： 折尾おりお - 中間なかま間あいだ・植木うえき - 直方のうがた間あいだを複線ふくせん化か。
• 1895年ねん（明治めいじ28年ねん）4月がつ5日にち ： 飯塚いいづか - 臼井うすい間あいだを延伸えんしん開業かいぎょう。
• 1896年ねん（明治めいじ29年ねん）4月がつ29日にち ： 若松わかまつ - 折尾おりお間あいだを複線ふくせん化か。
• 1897年ねん（明治めいじ30年ねん）
  • 8月がつ26日にち ： （貨）新入しんにゅう駅えきを新設しんせつ。
  • 10月1日にち ： 筑豊ちくほう鉄道てつどうが九州きゅうしゅう鉄道てつどうに合併がっぺい。植木うえき駅えきを筑前植木ちくぜんうえき駅えきに改称かいしょう。
• 1898年ねん（明治めいじ31年ねん）
  • 2月がつ8日にち ： 臼井うすい - 大隈おおくま間あいだを延伸えんしん開業かいぎょう。大隈おおくま - 下山田しもやまだ間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。大隈おおくま駅えき、（貨）下山田しもやまだ駅えきを新設しんせつ
  • 3月29日にち ： 飯塚いいづか - 忠隈ただくま間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。（貨）忠隈ただくま駅えきを新設しんせつ。
• 1899年ねん（明治めいじ32年ねん）8月がつ5日にち ： 二島ふたじま駅えきを新設しんせつ。
• 1901年ねん（明治めいじ34年ねん）
  • 2月がつ13日にち ： （貨）勝野かつの駅えきを新設しんせつ。
  • 6月28日にち ： 下山田しもやまだ - 上山田かみやまだ間あいだの貨物かもつ支線しせんを延伸えんしん開業かいぎょう。（貨）上山田かみやまだ駅えきを新設しんせつ。
  • 12月9日にち ： 飯塚いいづか - 長尾ながお間あいだの支線しせん開業かいぎょう。天道てんとう・長尾ちょうびの各駅かくえきを新設しんせつ。
• 1902年ねん（明治めいじ35年ねん）
  • 6月2日にち ： 小竹こだけ - 塩しお頭あたま間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。（貨）塩しお頭あたま駅えきを新設しんせつ。
  • 6月15日にち ： 山野やまの分岐ぶんき点てん - 山野やまの間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。山野やまの分岐ぶんき点てんを新設しんせつ。（貨）芳雄よしお・（貨）上三緒かみみお・（貨）山野やまのの各駅かくえきを新設しんせつ。
• 1903年ねん（明治めいじ36年ねん）12月がつ20日はつか ： 大隈おおくま - 上山田かみやまだ間あいだで旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいし。下山田しもやまだ駅えき・上山田かみやまだ駅えきを貨物かもつ駅えきから一般いっぱん駅えきに変更へんこう。
• 1904年ねん（明治めいじ37年ねん）
  • 5月8日にち ： 藤ノ木ふじのき信号しんごう所しょを新設しんせつ。
  • 10月25日にち以前いぜん ： （貨）菅牟田すがむた駅えきを新設しんせつ。
  • 11月10日にち ： 勝野かつの - 小竹こだけ間あいだを複線ふくせん化か。
• 1905年ねん（明治めいじ38年ねん）7月がつ22日にち ： 南良津ならづ信号しんごう所しょを新設しんせつ。（貨）菅牟田すがむた駅えきを廃止はいし。
• 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）11月11日にち ： 直方ちょくほう - 勝野かつの間あいだを複線ふくせん化か。
• 1907年ねん（明治めいじ40年ねん）7月がつ1日にち ： 鉄道てつどう国有こくゆう法ほうにより九州きゅうしゅう鉄道てつどうが買収ばいしゅうされ官設かんせつ鉄道てつどうとなる。
• 1908年ねん（明治めいじ41年ねん）5月15日にち ： 本城ほんじょう・吉田よしだの各かく信号しんごう所しょを新設しんせつ。
• 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）
  • 1月がつ1日にち ： 中間ちゅうかん - 大辻おおつじ間あいだ・筑前植木ちくぜんうえき - 新入しんにゅう第だい三さん間あいだ・鯰田なまずだ - 鯰田なまずだ炭坑たんこう間あいだ・長尾ちょうび - 豆田まめだ間あいだの各かく貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。（貨）大辻おおつじ・（貨）新入しんにゅう第だい四よん・（貨）新入しんにゅう第だい三さんの各駅かくえきを新設しんせつ。
  • 10月12日にち ： 国有こくゆう鉄道てつどう線路せんろ名称めいしょう制定せいていにより若松わかまつ - 上山田かみやまだ間あいだ・中間ちゅうかん - 大辻おおつじ間あいだ・筑前植木ちくぜんうえき - 新入しんにゅう第だい三さん間あいだ・鯰田なまずだ - 鯰田なまずだ炭坑たんこう間あいだ・小竹こだけ - 塩しお頭あたま間あいだ・飯塚いいづか - 忠隈ただくま間あいだが筑豊本線ちくほうほんせん、飯塚いいづか - 長尾ながお間あいだ・長尾ちょうび - 豆田まめだ間あいだが長尾線ながおせんとなる
• 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）5月1日にち ： 筑前植木ちくぜんうえき - 新入しんにゅう第だい三さん間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいし。（貨）新入しんにゅう第だい四よん駅えき・（貨）新入しんにゅう第だい三さん駅えきを廃止はいし。筑前植木ちくぜんうえき - 新入しんにゅう第だい三さん第だい四よん間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。新入しんにゅう第だい三さん第だい四よん駅えきを新設しんせつ。
• 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）
  • 2月がつ22日にち ： 新入しんにゅう仮かり信号しんごう所しょを新設しんせつ。
  • 9月1日にち ： 中間ちゅうかん - 大辻おおつじ間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいし。（貨）大辻おおつじ駅えきを廃止はいし。
• 1912年ねん（明治めいじ45年ねん）
  • 3月がつ20日はつか ： 新入しんにゅう仮かり信号しんごう場じょうを廃止はいし。
  • 7月がつ12日にち ： 勝野かつの駅えきを貨物かもつ駅えきから一般いっぱん駅えきに変更へんこう。
• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）
  • 7月がつ1日にち ： 新多にいだ分岐ぶんき点てん - 新多にいだ間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。新多にいだ分岐ぶんき点てん・（貨）新多にいだ駅えきを新設しんせつ。
  • 8月がつ20日はつか ： 上三緒かみみお - 漆生うるしお間あいだの貨物かもつ支線しせんを延伸えんしん開業かいぎょう。（貨）鴨生かもう・（貨）漆生うるしおの各駅かくえきを新設しんせつ。
• 1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）
  • 2月がつ1日にち ： （貨）赤坂あかさか駅えきを新設しんせつ。
  • 2月がつ28日にち ： 南良津ならづ川がわ仮かり信号しんごう所しょを新設しんせつ（廃止はいし時期じき不明ふめい）。
• 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）12月1日にち ： 東ひがし藤ノ木ふじのき信号しんごう所しょを新設しんせつ。
• 1919年ねん（大正たいしょう8年ねん）3月25日にち ： 小牧こまき連絡れんらく所しょ - 筑前ちくぜん中山ちゅうざん間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。小牧こまき連絡れんらく所しょを新設しんせつ、（貨）筑前ちくぜん中山ちゅうざん駅えきを新設しんせつ。
• 1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）5月がつ10日とおか ： 漆生線うるしおせんとして芳雄よしお - 漆生うるしお間あいだ・上三緒かみみお - 山野やまの間あいだを分離ぶんり。芳雄よしお駅えきを貨物かもつ駅えきから一般いっぱん駅えきに変更へんこう。
• 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）
  • 4月がつ1日にち ： 小牧こまき連絡れんらく所しょを信号しんごう場じょうに改あらためる。折尾おりお - 中間なかま間あいだを4線せん（複々線ふくふくせん）化か。
  • 11月1日にち ： 御館みたて山さん信号しんごう所しょを新設しんせつ。
• 1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）
  • 6月1日にち ： 中間ちゅうかん - 中鶴なかづる間あいだの貨物かもつ支線しせんを開業かいぎょう。（貨）中鶴なかづる駅えきを新設しんせつ。
  • 7月がつ1日にち ： 中間ちゅうかん - 筑前植木ちくぜんうえき間あいだを3線せん化か。
• 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）2月がつ5日にち ： 本城ほんじょう信号しんごう所しょを信号しんごう場じょうに変更へんこう。
• 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）
  • 4月がつ20日はつか ： 筑前植木ちくぜんうえき - 新入しんにゅう第だい三さん第だい四よん間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいし。新入しんにゅう第だい三さん第だい四よん駅えきを廃止はいし。
  • 7月がつ15日にち ： 長尾ちょうび線せんの長尾ちょうび - 筑前内野ちくぜんうちのが延伸えんしん開業かいぎょう。上うえ穂波ほなみ駅えき・筑前内野ちくぜんうちの駅えきを新設しんせつ。
• 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）12月7日にち ： 筑前内野ちくぜんうちの - 原田はらだ間あいだが延伸えんしん開業かいぎょう。筑前山家ちくぜんやまえ駅えきを新設しんせつ。筑豊本線ちくほうほんせん 若松わかまつ - 飯塚いいづか間あいだおよび長尾ちょうび線せんと新しん線せんを合あわせ、若松わかまつ - 原田はらだ間あいだを筑豊本線ちくほうほんせんに変更へんこう。飯塚いいづか - 上山田かみやまだ間あいだを上山田線かみやまだせんとして分離ぶんり。
• 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）
  • 4月がつ1日にち ： 新多にいだ分岐ぶんき点てんを廃止はいし。
  • 5月15日にち ： 本城ほんじょう信号しんごう場じょう - 折尾おりお間あいだを3線せん化か。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）1月がつ15日にち ： 東ひがし藤ノ木ふじのき・藤ノ木ふじのき・吉田よしだの各かく信号しんごう所しょを廃止はいし。
• 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）
  • 2月がつ1日にち ： 芳雄よしお駅えきを新飯塚しんいいづか駅えきに改称かいしょう。
  • 4月がつ26日にち ： 筑前垣生ちくぜんはぶ駅えきを新設しんせつ。
• 6月29日にち - 原田はらだ駅えき - 筑前山家ちくぜんやまえ駅えき間あいだを走行そうこう中ちゅうの貨物かもつ列車れっしゃが脱線だっせん転覆てんぷく。徐行じょこう運転うんてんしていたこともあり、乗務じょうむ員いんは逃にげ出だして無事ぶじ。数日すうじつ間あいだにわたる集中しゅうちゅう豪雨ごううにより路盤ろばんが軟弱なんじゃくになっていたことが原因げんいん。
  • 9月21日にち ： 底そこ井野いの信号しんごう所しょを廃止はいし。
  • 10月1日にち ： 御館みたて山さん・南良津ならづの各かく信号しんごう所しょを廃止はいし。
• 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）12月1日にち ： 長尾ながお駅えきを桂川かつらがわ駅えきに改称かいしょう。
• 1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）6月がつ?日にち ： 小竹こだけ - 新飯塚しんいいづか間あいだを複線ふくせん化か。
• 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）
  • 6月1日にち ： 新飯塚しんいいづか - 飯塚いいづか間あいだを複線ふくせん化か。
  • 8月がつ11日にち ： 藤ノ木ふじのき駅えきを新設しんせつ。
• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）6月がつ10日とおか
  • 小竹こだけ - 塩しお頭あたま間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいしし小竹おだけ駅えきの構内こうない側線そくせんとする。（貨）塩しお頭あたま駅えきを廃止はいしし小竹おだけ駅えきに併合へいごう。
  • 鯰田なまずだ - 鯰田なまずだ炭坑たんこう間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいしし鯰田なまずた駅えきの構内こうない側線そくせんとする。（貨）鯰田なまずだ炭坑たんこう駅えきを廃止はいしし鯰田なまずた駅えきに併合へいごう。
  • 飯塚いいづか - 忠隈ただくま間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいしし飯塚いいづか駅えきの構内こうない側線そくせんとする。（貨）忠隈ただくま駅えきを廃止はいしし飯塚いいづか駅えきに併合へいごう。
  • 桂川かつらがわ - 豆田まめだ間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいしし桂川かつらがわ駅えきに構内こうない側線そくせんとする。（貨）豆田まめだ駅えきを廃止はいしし桂川かつらがわ駅えきに併合へいごう。
  • （貨）新入しんにゅう駅えきを廃止はいしし直方のうがた駅えきに併合へいごう。
• 1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）8月がつ1日にち ： 中間ちゅうかん - 中鶴なかづる間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいし。
• 1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）11月6日にち ： 奥おく洞ほら海かい仮かり停車場ていしゃじょうを新設しんせつ。
• 1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）8月がつ31日にち ： 中間ちゅうかん - 筑前植木ちくぜんうえき間あいだを3線せんから2線せんにする。
• 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）11月1日にち ： 奥おく洞ほら海かい仮かり停車場ていしゃじょうを駅えきに改あらためる。
• 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）5月がつ1日にち ： 中間ちゅうかん（小牧こまき信号しんごう場じょう） - 筑前ちくぜん中山ちゅうざん間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいし。小牧こまき信号しんごう場じょう・（貨）筑前ちくぜん中山ちゅうざん駅えきを廃止はいし。
• 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）10月がつ1日にち ： 小竹こだけ - 新多にいだ間あいだの貨物かもつ支線しせんを廃止はいし。（貨）新多にいだ駅えき・本城ほんじょう信号しんごう場じょうを廃止はいし。
• 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）3月がつ20日はつか ： 全国ぜんこく初はつの50系けい客車きゃくしゃ運用うんよう開始かいし。
• 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ1日にち ： 若松わかまつ - 折尾おりお間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうを廃止はいし。
• 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月がつ14日にち ： 寝台しんだい特急とっきゅう「あかつき」の乗のり入いれを廃止はいし。以降いこうは優等ゆうとう列車れっしゃの運転うんてんが無なくなる。
• 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）
  • 4月がつ1日にち ： 直方ちょくほう - 原田はらだ間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうを廃止はいし。国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（全線ぜんせん・第だい1種しゅ）・日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（折尾おりお - 直方ちょくほう・第だい2種しゅ）が承継しょうけい。
  • 7月がつ1日にち ： 鞍手くらて駅えき（2代だい）を新設しんせつ。
• 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）
  • 3月13日にち ： 短絡たんらく線せん上じょうにも折尾おりお駅えきホームを設置せっち。東水巻ひがしみずまき駅えきを新設しんせつ。
  • 9月1日にち ： 特定とくてい地方ちほう交通こうつう線せんに指定していされた上山田線かみやまだせんが廃止はいし。
• 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）3月11日にち ： 新入しんにゅう駅えき（2代だい）・浦田うらた駅えきを新設しんせつ。
• 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）9月3日にち 新飯塚しんいいづか駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだにPRCを導入どうにゅう。
• 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）3月16日にち 若松わかまつ - 直方のうがた間あいだの一部いちぶの列車れっしゃがワンマン化か。
• 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）
  • 3月22日にち 飯塚いいづか - 桂川かつらがわ間あいだの一部いちぶの列車れっしゃと、桂川かつらがわ - 原田はらだ間あいだの全ぜん列車れっしゃがワンマン化か。
  • 8月がつ27日にち 電化でんか事業じぎょう起工式きこうしき。
• 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）3月1日にち 直方ちょくほう - 飯塚いいづか間あいだの一部いちぶの列車れっしゃがワンマン化か。
• 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）
  • 10月5日にち ： 50系けい客車きゃくしゃ運転うんてん終了しゅうりょう。最終さいしゅう区間くかんは門司もじ港こう・若松わかまつ - 飯塚いいづか間あいだ。
  • 10月6日にち ： 折尾おりお - 桂川かつらがわ間あいだを電化でんか。同どう区間くかんに篠栗線ささぐりせん 吉塚よしづか - 桂川かつらがわ間あいだと合あわせて「福ぶく北きたゆたか線せん」の愛称あいしょうを、また、非ひ電化でんか区間くかんの原田はらだ - 桂川かつらがわ間あいだ、折尾おりお - 若松わかまつ間あいだにそれぞれ「原田はらだ線せん」・「若松わかまつ線せん」の愛称あいしょうを付つけた。
• 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）3月15日にち ： 本城ほんじょう駅えきを新設しんせつ。
• 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）4月がつ1日にち ： 日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうが折尾おりお - 直方のうがた間あいだの第だい2種しゅ鉄道てつどう事業じぎょうを廃止はいし。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）12月22日にち ： スマートフォンアプリ「JR九州きゅうしゅうアプリ」内ないの列車れっしゃ位置いち情報じょうほうシステム「どれどれ」運用うんよう開始かいし。
• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月がつ4日にち ： 若松わかまつ - 新入しんにゅう間あいだの11駅えき（折尾おりお駅えきを除のぞく）に駅えき遠隔えんかく案内あんないシステム「ANSWER」を導入どうにゅう。若松わかまつ・中間ちゅうかんの両りょう駅えきは朝あさ通勤つうきん・通学つうがく時間じかん帯たい（6:30-8:30）に駅えき係員かかりいんを配置はいちするが、それ以外いがいの時間じかん帯たいと両りょう駅えきを除のぞく9駅えきの終日しゅうじつについて無人むじん化か。
• 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）
  • 7月がつ6日にち ： 平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううで桂川かつらがわ - 原田はらだ間あいだの線路せんろが被災ひさいし運休うんきゅう。7月11日にちより同どう区間くかんでバス代行だいこう輸送ゆそうを実施じっし。
  • 9月28日にち ： 筑豊本線ちくほうほんせん内ないにおいて路線ろせん愛称あいしょう別べつに駅えきナンバリングが制定せいていされた。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）
  • 3月9日にち：桂川かつらがわ - 原田はらだ間あいだの運転うんてん再開さいかい。地元じもと自治体じちたいの協力きょうりょくの下したで『復旧ふっきゅう記念きねんセレモニー』が開催かいさいされた。前日ぜんじつまで同どう区間くかんでバス代行だいこうを実施じっし。
  • 3月16日にち：折尾おりお駅えき構内こうないで高架こうか化か・線路せんろ切きり替かえ。折尾おりお駅えきの若松わかまつ線せんホームが高架こうかホームに移設いせつされ、立体りったい交差こうさホームが廃止はいし。また、新あたらしい立体りったい交差こうさとして、「折尾おりおトンネル」の若松わかまつ線せん部分ぶぶんが供用きょうよう開始かいし。
• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）4月がつ11日にち - 5月がつ10日とおか（予定よてい）：新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうによる利用りよう客きゃく減少げんしょう・感染かんせん予防よぼうに伴ともない、土ど休日きゅうじつの「かいおう」および、黒崎くろさき - 直方のうがた間あいだの一部いちぶ普通ふつう列車れっしゃの運転うんてんを取とり止やめ。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）3月がつ12日にち：折尾おりお駅えき高架こうか化か完成かんせいに伴ともない、鹿児島本線かごしまほんせん黒崎くろさき駅えき方面ほうめんとの短絡たんらく線せんおよび短絡たんらく線せん上じょうの折尾おりお駅えきホームを廃止はいし。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）9月がつ23日にち：筑前垣生ちくぜんはぶ - 中間なかま間あいだの遠賀川おんががわ橋梁きょうりょう下くだり線せんの補修ほしゅう工事こうじに伴ともない、鞍手くらて - 筑前垣生ちくぜんはぶ間あいだに渡わたり線せんを設置せっちした上うえで、同日どうじつ始発しはつ列車れっしゃより鞍手くらて - 中間なかま間あいだを単線たんせんとして暫定ざんてい運行うんこう。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）10月1日にち：JR九州きゅうしゅうサービスサポートへの業務ぎょうむ委託いたくを終了しゅうりょうし、同社どうしゃの業務ぎょうむ委託いたく駅えきがJR九州きゅうしゅう直営ちょくえいとなる。

駅えき一覧いちらん

• 九きゅう：特定とくてい都区とく市内しない制度せいどの「北九州きたきゅうしゅう市内しない」エリア内ないの駅えき
• 停車駅ていしゃえき
  • 福ぶく北きたゆたか線せんの停車駅ていしゃえきについては「福ぶく北きたゆたか線せん#駅えき一覧いちらん」を参照さんしょう
  • 若松わかまつ線せん・原田はらだ線せんは全ぜん列車れっしゃ普通ふつう列車れっしゃ（すべての駅えきに停車ていしゃ）
• 線路せんろ … ∥：複線ふくせん区間くかん、◇・｜：単線たんせん区間くかん（◇は列車れっしゃ交換こうかん可能かのう）、∨：ここより下したは単線たんせん
• 全ぜん駅えき福岡ふくおか県けん内うちに所在しょざい。

若松わかまつ駅えき - 折尾おりお駅えき間あいだ（若松わかまつ線せん）

• 全ぜん駅えき北九州きたきゅうしゅう市し内うちに所在しょざい。

電化でんか状じょう況きょう	駅えき番号ばんごう	駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		接続せつぞく路線ろせん	線路せんろ	所在地しょざいち
			駅えき間あいだ	累計るいけい
非ひ電化でんか	JE06	若松わかまつ駅えき 九きゅう	-	0.0		∥	若松わかまつ区く
	JE05	藤ノ木ふじのき駅えき 九きゅう	2.9	2.9		∥
	JE04	奥おく洞ほら海かい駅えき 九きゅう	1.7	4.6		∥
	JE03	二島ふたじま駅えき 九きゅう	1.7	6.3		∥
	JE02	本城ほんじょう駅えき 九きゅう	3.0	9.3		∥	八幡西やはたにし区く
交流こうりゅう電化でんか	JE01	折尾おりお駅えき 九きゅう	1.5	10.8	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう：JA 鹿児島本線かごしまほんせん（JA19）・JC 筑豊本線ちくほうほんせん（福ぶく北きたゆたか線せん：JC26）	∥

折尾おりお駅えき - 桂川かつらがわ駅えき間あいだ（福ぶく北きたゆたか線せん）

• この区間くかんは全線ぜんせん交流こうりゅう電化でんか。
• 累計るいけい営業えいぎょうキロは若松わかまつ駅えきからのもの。

駅えき番号ばんごう	駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		接続せつぞく路線ろせん	線路せんろ	所在地しょざいち
		駅えき間あいだ	累計るいけい
JC26	折尾おりお駅えき 九きゅう	-	10.8	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう：JA 鹿児島本線かごしまほんせん（JA19）・JE 筑豊本線ちくほうほんせん（若松わかまつ線せん：JE01）	∥	北九州きたきゅうしゅう市し 八幡西やはたにし区く
JC25	東水巻ひがしみずまき駅えき	2.7	13.5		∥	遠賀おんが郡ぐん 水巻みずまき町まち
JC24	中間なかま駅えき	1.4	14.9		∨	中間なかま市し
JC23	筑前垣生ちくぜんはぶ駅えき	1.5	16.4		｜
JC22	鞍手くらて駅えき	2.3	18.7		∧	鞍手くらて郡ぐん 鞍手くらて町まち
JC21	筑前植木ちくぜんうえき駅えき	2.5	21.2		∥	直方のうがた市し
JC20	新入しんにゅう駅えき	1.6	22.8		∥
JC19	直方のうがた駅えき	2.0	24.8	平成へいせい筑豊ちくほう鉄道てつどう：伊田線いたせん（HC1）	∥
JC18	勝野かつの駅えき	2.7	27.5		∥	鞍手くらて郡ぐん 小竹おだけ町まち
JC17	小竹おだけ駅えき	3.8	31.3		∥
JC16	鯰田なまずた駅えき	3.4	34.7		∥	飯塚いいづか市し
JC15	浦田うらた駅えき	1.5	36.2		∥
JC14	新飯塚しんいいづか駅えき	1.4	37.6	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう：JJ 後藤寺線ごとうじせん（JJ01）	∥
JC13	飯塚いいづか駅えき	1.8	39.4		∨
JC12	天道てんとう駅えき	2.9	42.3		◇
JC11	桂川かつらがわ駅えき	3.0	45.3	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう：JC 篠栗線ささぐりせん（福ぶく北きたゆたか線せん）・JG 筑豊本線ちくほうほんせん（原田はらだ線せん：JG01）	◇	嘉穂かほ郡ぐん 桂川かつらがわ町まち

桂川かつらがわ駅えき - 原田はらだ駅えき間あいだ（原田はらだ線せん）

• この区間くかんは全線ぜんせん非ひ電化でんか。
• 累計るいけい営業えいぎょうキロは若松わかまつ駅えきからのもの。

駅えき番号ばんごう	駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		接続せつぞく路線ろせん	線路せんろ	所在地しょざいち
		駅えき間あいだ	累計るいけい
JG01	桂川かつらがわ駅えき	-	45.3	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう：JC 篠栗線ささぐりせん・JC 筑豊本線ちくほうほんせん（福ぶく北きたゆたか線せん：JC11）	◇	嘉穂かほ郡ぐん 桂川かつらがわ町まち
JG02	上うえ穂波ほなみ駅えき	2.8	48.1		｜	飯塚いいづか市し
JG03	筑前内野ちくぜんうちの駅えき	3.1	51.2		｜
JG04	筑前山家ちくぜんやまえ駅えき	10.2	61.4		｜	筑紫野ちくしの市し
JG05	原田はらだ駅えき	4.7	66.1	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう：JB 鹿児島本線かごしまほんせん（JB10）	◇

廃止はいし区間くかん

他た路線ろせんに分離ぶんりされた区間くかんは除のぞく。（貨）は貨物かもつ駅えきを表あらわす。

• 中間なかま駅えき - （貨）中鶴なかづる駅えき 0.9km
• 中間なかま駅えき - 小牧こまき信号しんごう場じょう - （貨）筑前ちくぜん中山ちゅうざん駅えき 5.9km
• 筑前植木ちくぜんうえき駅えき - （貨）新入しんにゅう第だい三さん第だい四よん駅えき 0.6km
• 小竹おだけ駅えき - （貨）新多にいだ駅えき 3.1km
• 小竹おだけ駅えき - （貨）塩しお頭あたま駅えき 2.3km
• 鯰田なまずた駅えき - （貨）鯰田なまずだ炭坑たんこう駅えき 0.7km
• 飯塚いいづか駅えき - （貨）忠隈ただくま駅えき 0.5km
• 桂川かつらがわ駅えき - （貨）豆田まめだ駅えき 0.4km

過去かこの接続せつぞく路線ろせん

• 若松わかまつ駅えき：北九州きたきゅうしゅう市電しでん（貨物かもつ線せん）
• 折尾おりお駅えき：西日本鉄道にしにっぽんてつどう北九州きたきゅうしゅう線せん
• 中間なかま駅えき：香月線かつきせん
• 直方のうがた駅えき：鞍手くらて軌道きどう
• 勝野かつの駅えき：宮田線みやだせん
• 小竹おだけ駅えき：幸袋線こうぶくろせん
• 飯塚いいづか駅えき：上山田線かみやまだせん

輸送ゆそう実績じっせき

区間くかん別べつの平均へいきん通過つうか人員じんいん（輸送ゆそう密度みつど）、旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅうは以下いかの通とおり。

年度ねんど	平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち）				旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅう （百ひゃく万まん円えん/年とし）
	全ぜん区間くかん	若松わかまつ - 折尾おりお	折尾おりお - 桂川かつらがわ	桂川かつらがわ - 原田はらだ
1987年度ねんど	6,993	4,545	10,177	2,981	-
2016年度ねんど	5,345	4,304	8,585	512	1,463
2017年度ねんど	5,326	4,069	8,608	534	1,458
2018年度ねんど	7,379	3,980	8,443	-	1,419
2019年度ねんど	5,099	3,800	8,229	467	1,394
2020年度ねんど	3,583	2,961	5,759	267	904

参考さんこう文献ぶんけん

• 今尾いまお恵めぐみ介かい『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう』 12号ごう　九州きゅうしゅう沖縄おきなわ、新潮社しんちょうしゃ、2009年ねん、pp.23,31-32頁ぺーじ。ISBN 978-4-10-790030-2。 
• 川島かわしま令三けいぞう『四国しこく・九州きゅうしゅうライン - 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全ぜん配線はいせん』 第だい4巻かん　福岡ふくおかエリア、講談社こうだんしゃ、2013年ねん。ISBN 978-4-06-295163-0。 

関連かんれん項目こうもく

• 洞海湾どうかいわん - 同どう湾わんの海底かいていトンネルを建設けんせつし、鹿児島本線かごしまほんせんの戸畑とばた駅えきと若松わかまつ駅えきを結むすんで同線どうせん（若松わかまつ線せん）との直通ちょくつうを行おこなう構想こうそうが北九州きたきゅうしゅう市しにより検討けんとうされたが、採算さいさん性せいの問題もんだいにより現在げんざいも調査ちょうさ段階だんかいにある。
• 日本にっぽんの鉄道てつどう路線ろせん一覧いちらん
• 漆生線うるしおせん