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2020 HS7

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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
2020 HS7
仮かり符号ふごう・別名べつめい 2020 HS7
分類ぶんるい 地球ちきゅう近傍きんぼう天体てんたい（NEO）[1]
発見はっけん
発見はっけん日び 2020年ねん4月がつ27日にち
発見はっけん者しゃ パンスターズ[2][3][4][1]
発見はっけん場所ばしょ ハレアカラ天文台てんもんだい
（アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく・ハワイ島とう）
軌道きどう要素ようそと性質せいしつ
元もと期き:TDB 2,460,000.5（2023年ねん2月がつ23.0日にち）[1]
軌道きどうの種類しゅるい アポロ群ぐん[1]
軌道きどう長ちょう半径はんけい (a) 1.849 au[1]
近日きんじつ点てん距離きょり (q) 0.793 au[1]
遠日点えんじつてん距離きょり (Q) 2.905 au[1]
離はなれ心しん率りつ (e) 0.571[1]
公転こうてん周期しゅうき (P) 918.370 日ひ（2.514 年とし）[1]
軌道きどう傾斜けいしゃ角かく (i) 4.732°[1]
近日きんじつ点てん引数ひきすう (ωおめが) 245.704°[1]
昇のぼり交点こうてん黄き経けい (Ωおめが) 38.527°[1]
平均へいきん近きん点てん角かく (M) 27.408°[1]
最小さいしょう交差こうさ距離きょり 0.000397 au（地球ちきゅう軌道きどうに対たいして）[1]
物理ぶつり的てき性質せいしつ
直径ちょっけい 4 – 8 m[3]
自転じてん周期しゅうき 2.9945 ± 0.0002 秒びょう[5]
絶対ぜったい等級とうきゅう (H) 29.1[1]
■Template （■ノート ■解説かいせつ） ■Project

2020 HS7 は、2020年ねん4月がつ28日にちに地球ちきゅう中心ちゅうしんから約やく 42,700 km 以内いないの距離きょりにまで接近せっきんした地球ちきゅう近傍きんぼう天体てんたい（NEO）に分類ぶんるいされている小惑星しょうわくせいである[2]。最さい接近せっきん時じの地球ちきゅうに対たいする相対そうたい速度そくどは約やく 15.6 km/s に達たっした[1]。大おおきさは自動車じどうしゃと同どう程度ていどで、最初さいしょに発見はっけんされたときは地球ちきゅうに影響えいきょうを与あたえる可能かのう性せいが10％あったが、後ごの観測かんそくにより 2020 HS7 が地球ちきゅうに影響えいきょうを及およぼす危険きけんはないことが示しめされた[4]。

2020 HS7は、2020年ねん4月がつ27日にちにハワイのハレアカラ天文台てんもんだいで行おこなわれているパンスターズ計画けいかくによって発見はっけんされた[4]。2055年ねんまでには月つきまでの距離きょりよりも近ちかい距離きょりまで接近せっきんすることはない[1]。2022年ねん、日本にっぽんの長野ながの県けんにある木曽きそ観測かんそく所しょで行おこなわれた観測かんそくから、2020 HS7はわずか3秒びょうという非常ひじょうに短みじかい周期しゅうきで自転じてんしていることが判明はんめいしたとおいう研究けんきゅう結果けっかが報告ほうこくされた。光度こうど曲線きょくせんには振幅しんぷくが0.07等級とうきゅうという非常ひじょうに小ちいさな自転じてんによる光度こうどの変動へんどうが見みられたが、これは 2020 HS7 がほぼ球状きゅうじょうの形かたちになっている、または観測かんそく時じは地球ちきゅうに対たいしてほぼ自転じてん軸じくを向むけていたためと考かんがえられている[5]。

出典しゅってん 

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “JPL Small-Body Database Browser: (2020 HS7)”. Jet Propulsion Laboratory (2020-04-28 last obs.). 2023年ねん2月がつ14日にち閲覧えつらん。
  2. ^ a b Malik, Tariq (2020年ねん4月がつ28日にち). “Small asteroid zips safely by Earth just ahead of a larger space rock's flyby”. Space.com. 2020年ねん7月がつ29日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b Bartels, Meghan (2020年ねん5月がつ5日にち). “Tiny asteroid's super-close Earth flyby shows planetary protection in action, scientists say”. Space.com. 2020年ねん7月がつ29日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b c “ESA space situational awareness 2020HS7”. European Space Agency. 2020年ねん7月がつ29日にち閲覧えつらん。
  5. ^ a b Beniyama, Jin; Sako, Shigeyuki; Ohsawa, Ryou et al. (202). “Video observations of tiny near-Earth objects with Tomo-e Gozen”. Publications of the Astronomical Society of Japan 74 (4): 877-903. arXiv:2207.07071. doi:10.1093/pasj/psac043. 

関連かんれん項目こうもく 

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2020年ねんに発見はっけんされた天体てんたい
主おもな太陽系たいようけい外がい惑星わくせい
  • 2020年ねんに発見はっけんされた太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの一覧いちらん
  • 2MASS J1155-7919（b）
  • GJ 180（d）
  • GJ 229 A（c）
  • GJ 433（d）
  • GJ 687（c）
  • GJ 1151（b）
  • GJ 2056（b・c）
  • GJ 3082（b）
  • HD 108236（b・c・d・e）
  • HD 191939（b・c・d）
  • HIP 65 A（b）
  • HIP 38594（b・c）
  • HIP 67522（b・c（候補こうほ））
  • HIP 107772（b）
  • K2-314（b・c・d）
  • K2-315（b）
  • KMT-2019-BLG-2073（自由じゆう浮遊ふゆう惑星わくせい）
  • LHS 1815（b）
  • M51-ULS-1（b（候補こうほ））
  • NGTS-11（b）
  • OGLE-2016-BLG-1928（自由じゆう浮遊ふゆう惑星わくせい）
  • OGLE-2018-BLG-0677L（b）
  • TOI-125（d）
  • TOI-157（b）
  • TOI-169（b）
  • TOI-257（b）
  • TOI-540（b）
  • TOI-561（b・c・d・e・f）
  • TOI-700（b・c・d）
  • TOI-732（b・c）
  • TOI-763（b・c・d（候補こうほ））
  • TOI-849（b）
  • TOI-1130（b・c）
  • TOI-1266（b・c）
  • TOI-1338（b）
  • TOI-1728（b）
  • TVLM 513-46546（b）
  • TYC 8998-760-1（b）
  • WASP-148（b・c）
  • WD 1856+534（b）
  • おおかみ座ざGQ星ほし（c（候補こうほ））
  • おひつじ座ざTZ星ほし（b・c）
  • ケプラー160（d・e（候補こうほ））
  • ケプラー1649（c）
  • ケプラー1701（b）
  • けんびきょう座ざAUえーゆー星ほし（b・c）
  • プロキシマ・ケンタウリ（d）
  • ラカーユ9352（b・c）
  • ルイテン168-9（b）
    • 主おもな小惑星しょうわくせい
    主おもな衛星えいせい
    主おもな彗星すいせい
    その他た主おもな発見はっけん
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