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BMW・X3 - Wikipedia コンテンツにスキップ

BMW・X3

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
G08 iX3(後期こうきがた

X3(エックススリー)は、ドイツ自動車じどうしゃメーカー・BMW製造せいぞう販売はんばいしているSUVである。

概要がいよう

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1999ねん発売はつばいされた初代しょだいX5 (E53) の成功せいこうけて、3シリーズDセグメント相当そうとうのSUVとして発表はっぴょうされた。BMW自身じしんは、自社じしゃ商標しょうひょう登録とうろくした「SAV (Sports Activity Vehicle)」との造語ぞうごもちいることにより、先行せんこうしたX5とともに「BMWが発案はつあんした、まったくあたらしいカテゴリーの自動車じどうしゃである」と主張しゅちょうしている。

初代しょだいX5が5シリーズ (E39) の構成こうせい部品ぶひん多数たすう流用りゅうようしていたように、初代しょだいX3は3シリーズ (E46) のプラットフォーム構成こうせい部品ぶひん多数たすう流用りゅうようしている。サスペンションきゅう世代せだい3シリーズ(E36・E46)と同様どうよう、フロントにはストラットしきサスペンションを、リアにはセントラルアームしきサスペンション(=マルチリンクしきサスペンション)を採用さいようしている。エクステリアはX5をそのままいちまわちいさくしたようなデザインであり、バンパー一部いちぶ樹脂じゅしがむきしになっているなど、共通きょうつうてん多数たすう存在そんざいする。駆動くどう方式ほうしきはフルタイム4WD (xDrive英語えいごばん) で、DSC標準ひょうじゅん装備そうびしているのもX5と同一どういつである。

開発かいはつ担当たんとうしたマグナ・シュタイアオーストリアグラーツ工場こうじょう当初とうしょ製造せいぞう担当たんとうした。そのアメリカサウスカロライナしゅうスパータンバーグ工場こうじょう製造せいぞう拠点きょてん移管いかんされた。3代目だいめ (G01) からはスパータンバーグ工場こうじょうくわえ、みなみアフリカプレトリアのロスリン工場こうじょうでも生産せいさんされている[1]

初代しょだい(2004ねん - 2011ねん)E83

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BMW・X3(初代しょだい
E83
前期ぜんきがた
後期こうきがた
後期こうきがた
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2004ねん - 2011ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ クロスオーバーSUV
駆動くどう方式ほうしき よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン M54がた 2.5 L ちょく6
M54がた 3.0 L ちょく6
N52がた 2.5 L ちょく6
N52がた 3.0 L ちょく6
変速へんそく 5そくAT(前期ぜんきがた
6そくAT(後期こうきがた
6そくMT(日本にっぽん導入どうにゅう
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,795 mm
全長ぜんちょう 4,565 mm(前期ぜんきがた
4,585 mm(後期こうきがた
全幅ぜんぷく 1,855 mm
ぜんこう 1,675 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,760kg - 1,830 kg
系譜けいふ
後継こうけい BMW・F25
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2003ねん9がつフランクフルト・モーターショー発表はっぴょうされた[2]欧州おうしゅう市場いちば北米ほくべい市場いちば筆頭ひっとうに、順次じゅんじ発売はつばい開始かいしされた。

ながホイールベースみじかオーバーハング、リアにかってなだらかに下降かこう曲線きょくせんえがくルーフラインが特徴とくちょうである。力強ちからづよいアーチをえがくホイールハウスや、ダブル・キドニーグリル代表だいひょうされるフロントエンドをはじめ、のBMWモデルとおなじく、こうせきのサイドウィンドウに「ホフマイスター・キンクドイツばん」とばれるライン処理しょりほどこしている。ダッシュボードには、ポップアップしきナビゲーションシステムがオプションで設置せっちされる。

パワートレインは、「きぬのようになめらかに回転かいてんする」ことから「シルキー6」とひょうされる2.5 L(ガソリン)および3.0 L(ガソリン・ディーゼル)のアルミニウムせい直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCエンジンが搭載とうさいされる。いずれも電子でんし制御せいぎょエンジン・マネージメント、ダブルVANOS、ダイレクト・イグニッション・システムを採用さいようしている。トランスミッションは6そくMT標準ひょうじゅん設定せっていとなり、5そくATがオプションで選択せんたくできる。

全車ぜんしゃに、電子でんし制御せいぎょしきいたクラッチをもちいたよんりん駆動くどうシステム「xDrive」と、急坂きゅうざか安全あんぜんりるための「HDC」(ヒルディセントコントロール)を装備そうびする。ドライブシャフト位置いち工夫くふうしたことで、十分じゅうぶん最低さいてい地上ちじょうだか確保かくほしながら、てい重心じゅうしんやく50:50の前後ぜんご重量じゅうりょう配分はいぶん両立りょうりつし、俊敏しゅんびんせい操縦そうじゅうせい実現じつげんした。

2006ねん6がつフェイスリフト実施じっしし、後期こうきがた移行いこうした[3]。「シックスアイド・ルック」(むっつの)とばれるフロントデザインをはじめ、メーターパネルやステアリング・ホイールセンター・コンソールやドアトリムなど、広範囲こうはんいにわたってうち外装がいそうのデザインが見直みなおされた。キドニーグリルは大型おおがたされ、テールライトはLEDとなった。さらに、前後ぜんご大型おおがたバンパーは、ブラックの塗装とそう素地そじからボディカラーと同色どうしょく塗装とそうとなり、品質ひんしつ向上こうじょうはかられた。xDriveは、前後ぜんごのトルク配分はいぶん可変かへんとなったほか、パワートレインも一新いっしんされ、俊敏しゅんびんせい運動うんどう性能せいのう向上こうじょうさせた。とく最新さいしんの6そくATは、従来じゅうらいの5そくATとくらべて変速へんそくようする時間じかん最大さいだいで50%短縮たんしゅくされた。

米国べいこく道路どうろ安全あんぜん保険ほけん協会きょうかい(IIHS)が実施じっしした2006年度ねんど調査ちょうさ[4]では、後方こうほうからの追突ついとつ安全あんぜんせいが「Poor」(不可ふか)と評価ひょうかされた。のち改善かいぜんされ、2008ねんモデルにおいては「Good」(ゆう)があたえられている。

ドイツの自動車じどうしゃ雑誌ざっし『オフロード』の読者どくしゃ投票とうひょうで、2007ねんの「オフロードカー・オブ・ザ・イヤー」に選出せんしゅつされた[5]

日本にっぽんでの販売はんばい

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2004ねん6がつ8にち発表はっぴょうされた[6]。ラインアップは2.5 L ちょく6エンジンを搭載とうさいする「2.5i」(みぎハンドル)と、3.0 L ちょく6エンジンを搭載とうさいする「3.0i」(みぎひだりハンドル)の2種類しゅるい用意よういされた。ガソリンモデルのみとなり、5そくATがわされた。ボディカラーは10しょく、シート素材そざいは2種類しゅるい、シートカラーは8しょくから選択せんたく可能かのう。スポーツ・パッケージや、ナビゲーション・パッケージ、電動でんどうパノラマガラスサンルーフなどのオプション装備そうび豊富ほうふであった。

同年どうねん6がつ14にち六本木ろっぽんぎヒルズノースタワーの1かいに「STUDIO X3」がオープンした[7]同年どうねん10がつまつまでの期間きかん限定げんていで、認知にんち促進そくしんはか情報じょうほう発信はっしん基地きちという位置付いちづけから、実車じっしゃ(3だい)の展示てんじにとどまり、販売はんばいおこなわれなかった。

2005ねん11月8にち仕様しよう変更へんこう[8]。オプション装着そうちゃく比率ひりつたかく、従来じゅうらいユーザーの要望ようぼうおおかったETC車載しゃさいシステムや、PDC(パーク・ディスタンス・コントロール)などを標準ひょうじゅん装備そうびした。また、従来じゅうらいのスポーツ・パッケージにわり、あらたに「M Sportパッケージ」をオプションで用意よういした。

2006ねん5がつ19にち特別とくべつ仕様しようしゃ「25th Anniversary Edition」を、限定げんてい300だい発売はつばい[9]日本にっぽん法人ほうじん創立そうりつ25周年しゅうねん記念きねんするモデルで、「スポーティ&ラグジュアリー」をコンセプトに、M Sportパッケージと標準ひょうじゅんサスペンションをわせた。さらに、レザー・シート、ウッド・トリム、ストレージ・コンパートメント・パッケージを装備そうびしながら、手頃てごろ価格かかく設定せってい実現じつげんした。あわせて「M Sportパッケージ」を拡充かくじゅう。スポーツ・サスペンションを装備そうびする従来じゅうらいのパッケージにくわえ、標準ひょうじゅんサスペンションを装備そうびするあらたなパッケージ「M SportパッケージII」を用意よういした。なお、従来じゅうらいのパッケージは「M SportパッケージI」に改称かいしょうされた。

同年どうねん10がつ17にち後期こうきがた発表はっぴょうされた[10]ぜんモデル、しん開発かいはつ直列ちょくれつ6気筒きとうエンジンと6そくATを搭載とうさいする。グレードめいが「2.5si」と「3.0si」にあらためられるとともに、ひだりハンドル仕様しよう廃止はいしされみぎハンドル仕様しようのみの設定せっていとなった。ボディ・カラ-は10しょく、インテリア・トリムは5種類しゅるい、シート・カラーは6しょくから選択せんたく可能かのうである。

2008ねん11月、仕様しよう変更へんこう。グレードめいがそれぞれ「xDrive25i」と「xDrive30i」に変更へんこうされた。

グレード一覧いちらん

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E83(2004ねん - 2006ねん)/ E83 LCI(2006ねん - 2011ねん
グレード 型式けいしき 排気はいきりょう (cc) エンジン 最高さいこう出力しゅつりょく (ps/rpm) 最大さいだいトルク (kgm/rpm) 変速へんそく 駆動くどう方式ほうしき
2.5i(2004ねん - 2006ねん M54B25 2,493 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHC 192/6,000 25.0/3,500 5そくAT よんりん駆動くどう
3.0i(2004ねん - 2006ねん M54B30 2,979 231/5,900 30.6/3,500
2.5si(2006ねん - 2008ねん
xDrive25i(2008ねん - 2011ねん
N52B25A 2,496 218/6,500 25.5/2,750-4,250 6そくAT
3.0si(2006ねん - 2008ねん
xDrive30i(2008ねん - 2011ねん
N52B30A 2,996 272/6,650 32.1/2,750

2代目だいめ(2011ねん - 2017ねん)F25

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BMW・X3(2代目だいめ
F25
前期ぜんきがた
後期こうきがた
後期こうきがた
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2011ねん - 2017ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ クロスオーバーSUV
駆動くどう方式ほうしき よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン N52がた 3.0 L ちょく6
N55がた 3.0 L ちょく6ターボ
N20がた 2.0 L ちょく4
N47がた 2.0 L ちょく4ディーゼルターボ
変速へんそく 8そくAT
6そくMT(日本にっぽん導入どうにゅう
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,810 mm
全長ぜんちょう 4,650 mm(前期ぜんきがた
4,655 mm(後期こうきがた
全幅ぜんぷく 1,880 mm
1,900 mm (M Sport)
ぜんこう 1,675 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,830 kg - 1,900 kg
系譜けいふ
先代せんだい BMW・E83
後継こうけい BMW・G01
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2010ねん7がつ14にち、フルモデルチェンジ。ドイツ本国ほんごくでは、同年どうねん11がつ20日はつかより発売はつばい開始かいし[11]

直立ちょくりつしたおおきなキドニーグリルや、6ほんのラインがはいったエンジンフード、ボディサイドのウェストラインなどにより、ダイナミックさとエレガントさを強調きょうちょうした[12]。サイド・ウインドウにれられたBMW伝統でんとうのホフマイスター・キンクをはじめ、ヘッドライトのLEDスモール・ライト・リング、LEDライト・バーを採用さいようしたTがたのテールライトなどが、昼夜ちゅうやわずBMWらしさを表現ひょうげんするアクセントになっている。

ダッシュボードは連続れんぞくしたながれをもったラインによって構成こうせいされ、室内しつないひろさをかんじさせるのみならず、さい上部じょうぶには、iDrive英語えいごばん(アイドライブ)ようの8.8インチ・ワイドだか精度せいどカラー・ディスプレイを配置はいちした。メーター・パネルには、5シリーズ (F10) で好評こうひょうのブラック・パネル・テクノロジーを採用さいようし、上質じょうしつかん演出えんしゅつする。さらに、コンソールぜんはし配置はいちされる2つのカップホルダー、リア・アームレストないのリア・カップホルダーにくわえ、フロントおよびリアドアにボトルホルダーを追加ついかしたことにより、機能きのうせい向上こうじょうしている。

室内しつない空間くうかんのうち、リアの足元あしもとスペースは先代せんだいよりもやく20 mm拡大かくだいし、クラス最高さいこうレベルとなった。40:20:40に分割ぶんかつたおせなリア・シート左右さゆう乗員じょういん間隔かんかくも20 mm拡大かくだいした。ラゲージ・エリア容量ようりょう先代せんだいより70 L拡大かくだいさせ、クラス最大さいだいの550 Lとした。また、バックレストを完全かんぜんまえたおすことで、ラゲッジ容量ようりょう最大さいだいで1,600 Lまで拡大かくだいさせることが可能かのうである。

やく50:50の前後ぜんご重量じゅうりょう配分はいぶん達成たっせいしたシャシーに、しん設計せっけいの5リンクしきリアサスペンション、ならびによんりん駆動くどうシステム「xDrive」をぜんモデルに採用さいようする。また、ちゅう低速ていそくなどでおおきめにんださいにタイヤのかく増幅ぞうふくさせる「バリアブル・スポーツ・ステアリング」や、コーナリングのさいにさらにダイナミックなはしりをもたらす電子でんし制御せいぎょシステム「パフォーマンス・コントロール」、路面ろめん状況じょうきょうおうじてダンピング特性とくせい自動じどう調整ちょうせいし、心地ごこち、ハンドリングを最適さいてきする「ダイナミック・ダンピング・コントロール」も装備そうび可能かのうである。

パワートレインは、最新さいしん世代せだいの2.0 L ちょく4ディーゼルエンジンと、3.0 L ちょく6ガソリンエンジンが用意よういされる。前者ぜんしゃは6そくMTが標準ひょうじゅん設定せってい、8そくATがオプション設定せっていとなる。後者こうしゃは8そくATが標準ひょうじゅん設定せっていとなり、パドル・スイッチそなえたスポーツATがオプション設定せっていとなる。8そくATには「BMW EfficientDynamics」の理念りねんもとづき、歴代れきだいはつアイドリングストップ機能きのう搭載とうさいされる。ほかにも、ブレーキ・エネルギー回生かいせいシステム電動でんどうパワーステアリング (EPS)、バルブトロニックなど、環境かんきょう配慮はいりょしたすうおおくの機能きのう装備そうびされる。

2014ねん3がつジュネーブモーターショーにて後期こうきがた発表はっぴょうされた。まるがた4とうしきヘッドライトとキドニーグリルが一体化いったいかされたフロント・フェイスや、大型おおがたされたエア・インテーク、ハイグロス・ブラック仕上しあげのセンター・パネルや、随所ずいしょはいされたクローム・インサートなど、うち外装がいそうのデザインが刷新さっしんされた。

モデルラインアップには、よりダイナミックなはしりとスタイリングを強調きょうちょうする「M Sport」にくわえ、マット・アルミニウム仕上しあげのデザイン・エレメントによりBMW Xモデルの力強ちからづよさとスタイリッシュなデザインを主張しゅちょうする「xLine」をあらたに設定せっていした。さらに、歩行ほこうしゃ検知けんち機能きのうき「衝突しょうとつ回避かいひ被害ひがい軽減けいげんブレーキ」、車線しゃせん逸脱いつだつをドライバーに警告けいこくする「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、車両しゃりょう前方ぜんぽう左右さゆう交通こうつう状況じょうきょうをパノラマ・ビューでうつす「サイド・ビュー・カメラ」といった先進せんしん運転うんてん支援しえんシステム充実じゅうじつさせた。

日本にっぽんでの販売はんばい

[編集へんしゅう]

2011ねん3がつ29にち発表はっぴょうされた[13]。ラインアップは、3.0 L ちょく6エンジンを搭載とうさいする「xDrive28i」と、3.0 L ちょく6 BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載とうさいする「xDrive35i」の2種類しゅるい用意よういされる[14]みぎハンドル仕様しようのみとなり、8そくATがわされる。トップ・ビュー機能きのうきのリヤ・ビュー・カメラアダプティブ・ヘッドライト、コンフォート・アクセスなどをぜんグレード標準ひょうじゅん装備そうびとした。

同年どうねん5がつ25にち仕様しよう変更へんこう[15]。ダイナミックなはしりとデザインをより強調きょうちょうした「M Sportパッケージ」をオプション設定せっていした。Mエアロダイナミクス・パッケージやスポーツ・サスペンションなどが装備そうび内容ないようふくまれる。

2012ねん3がつ21にち、エントリー・モデルとして、しんグレード「xDrive20i」が追加ついか導入どうにゅうされた[16]。2.0 L ちょく4 BMWツインパワー・ターボ・エンジンに8そくATがわされる。みぎハンドル仕様しようのみで、エコカー減税げんぜいおよび補助ほじょきん対象たいしょうモデルとなる。

同年どうねん5がつ22にち仕様しよう変更へんこう[17]。「xDrive28i」のエンジンが3.0 L ちょく6の自然しぜん吸気きゅうきエンジンから2.0 L ちょく4のちょく噴ツインパワー・ターボ・エンジンに変更へんこうされた。エンジン自体じたいは「xDrive20i」と同一どういつで、出力しゅつりょくちがいとなる。また、ぜんグレードに「ECO PROモードきドライビング/パフォーマンス・コントロール」が標準ひょうじゅん装備そうびとなった。スイッチ操作そうさひとつでエンジンレスポンス、8そくATの変速へんそく制御せいぎょなどの走行そうこうモードを「ECO PRO」「COMFORT」「SPORT」「SPORT+」から選択せんたくできる。

同年どうねん9がつ24にち、クリーンディーゼルしゃの「xDrive20d BluePerformance」が追加ついか導入どうにゅうされた[18]。2.0 L ちょく4 BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンに8そくATがわされる。みぎハンドル仕様しようのみで、エコカー減税げんぜいおよび補助ほじょきん対象たいしょうモデルとなる。NOx吸蔵還元かんげん触媒しょくばいなど、メンテナンスフリーの最先端さいせんたん排出はいしゅつガス処理しょり技術ぎじゅつ「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用さいようし、世界せかい最高さいこう水準すいじゅん排出はいしゅつガス基準きじゅんである日本にっぽんの「ポスト新長しんちょう規制きせい」に適合てきごうする。

2013ねん9がつ26にち仕様しよう変更へんこう[19]車載しゃさい通信つうしんモジュールを利用りようし、乗員じょういん安全あんぜん車両しゃりょう状態じょうたい見守みまもる「BMW SOSコール」および「BMWテレサービス」、ならびに「オートマチック・テール・ゲート・オペレーション」をぜんグレード標準ひょうじゅん装備そうびとした。

2014ねん6がつ10日とおか後期こうきがた販売はんばい開始かいしされた[20]。ラインアップは「xDrive20i」「xDrive20d」「xDrive28i」「xDrive35i」で、それぞれに「Standard」「xLine」「M Sport」が用意よういされる。「xDrive28i M Sport」と「xDrive35i M Sport」には8そくスポーツATが、それ以外いがいのグレードには8そくATがわされる。ぜんモデルみぎハンドル仕様しようとなる。

2016ねん6がつ28にち仕様しよう変更へんこう[21]車間しゃかん距離きょり維持いじしながら、自動的じどうてき速度そくど制御せいぎょおこなうことが可能かのうな「アクティブ・クルーズ・コントロール」をふくむ「ドライビング・アシスト・プラス」と、安全あんぜん車線しゃせん変更へんこうをサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」にくわえ、ネバダ・レザー・シート、フロント・シート・ヒーティング(運転うんてんせき&助手じょしゅせき)をぜんグレード標準ひょうじゅん装備そうびとした。

同年どうねん8がつ6にち特別とくべつ仕様しようしゃ「Celebration Edition "BLACKOUT"」を限定げんてい200だい発売はつばい[22]。「xDrive20d M Sport」をベースに、うち外装がいそうをブラック一色いっしょく統一とういつしたスタイリングが特徴とくちょうである。ブラック・サファイアのボディに、キドニーグリルや18インチホイールをはじめ、ネバダ・レザー・シート(フロント・シート・ヒーターき)や、BMW Individualアンソラジット・ルーフ・ライニングにいたるまで、随所ずいしょをブラック一色いっしょく統一とういつした。さらに、ブラッシュド・アルミ・インテリア・トリム、アルミ・ペダル、HiFiスピーカー・システムを標準ひょうじゅん装備そうびするとともに、"BLACKOUT" の文字もじ刻印こくいんされたインテリア・バッジ、レザー・キーケースを特別とくべつ装備そうびしている。

2017ねん1がつ6にち特別とくべつ仕様しようしゃ「BLACKOUT」を、限定げんてい107だい発売はつばい[23]前年ぜんねん発売はつばいされた「Celebration Edition "BLACKOUT"」と同様どうように「xDrive20d M Sport」をベースとし、うち外装がいそうをブラック一色いっしょく統一とういつしたスタイリングが特徴とくちょうである。さらに、アダプティブLEDヘッドライト、電動でんどうガラス・サンルーフ、BMWヘッドアップ・ディスプレイ標準ひょうじゅん装備そうびしている。

2021ねん4がつ5にち、クリーン・ディーゼル・モデルのリコール届出とどけで[24][25]新車しんしゃ装着そうちゃく燃料ねんりょうポンプ日本にっぽん国内こくない流通りゅうつうする軽油けいゆ適合てきごうしないことから、軽油けいゆふくまれる成分せいぶんがポンプない付着ふちゃく堆積たいせきし、最悪さいあく場合ばあいアイドリングストップからの復帰ふっきができなくなる不具合ふぐあい発生はっせいしていた。

グレード一覧いちらん

[編集へんしゅう]
F25(2010ねん - 2014ねん)/ F25 LCI(2014ねん - 2017ねん
グレード 型式けいしき 排気はいきりょう (cc) エンジン 最高さいこう出力しゅつりょく (ps/rpm) 最大さいだいトルク (kgm/rpm) 変速へんそく 駆動くどう方式ほうしき
xDrive20i(2012ねん - 2017ねん N20B20A 1,997 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCターボ 184/5,000 27.5/1,250-4,500 8そくAT よんりん駆動くどう
xDrive20d(2012ねん - 2017ねん N47D20C 1,995 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCディーゼルターボ 184/4,000 38.7/1,750-2,750
xDrive28i(2010ねん - 2012ねん N52B30A 2,996 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHC 258/6,600 31.6/2,600-3,000
xDrive28i(2012ねん - 2017ねん N20B20A 1,997 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCターボ 245/5,000 35.7/1,250-4,800
xDrive35i(2010ねん - 2017ねん N55B30A 2,979 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCターボ 306/5,800 40.8/1,200-5,000

3代目だいめ(2017ねん - 2024ねん)G01

[編集へんしゅう]
BMW・X3(3代目だいめ
G01
前期ぜんきがた
後期こうきがた
前期ぜんきがた
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2017ねん - 2024ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ クロスオーバーSUV
駆動くどう方式ほうしき よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン B48がた 2.0 L ちょく4ターボ
B47がた 2.0 L ちょく4ディーゼルターボ
B58がた 3.0 L ちょく6ターボ
B57がた 3.0 L ちょく6ディーゼルターボ
S58がた 3.0 L ちょく6ツインターボ
変速へんそく 8そくAT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,865 mm
全長ぜんちょう 4,720 mm (xDrive20i/xDrive20d/xDrive30e)
4,725 mm (M40i/M40d)
4,730 mm (M)
全幅ぜんぷく 1,890 mm (xDrive20i/xDrive20d/xDrive30e)
1,895 mm (M40i/M40d/M)
ぜんこう 1,675 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,830 kg - 2,030 kg
系譜けいふ
先代せんだい BMW・F25
後継こうけい BMW・G45
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2017ねん6がつ26にち、フルモデルチェンジ[26]

ボディサイズは先代せんだい (F25) とほぼ同一どういつであるが、ホイールベースは5 cm延長えんちょうされ、ながいエンジン・フードとみじかいフロント・オーバーハングによって、一層いっそうバランスのれたスタイリングを実現じつげんした。フロント・エンドでは、さん次元じげんてき造形ぞうけいのキドニーグリルや、BMW Xモデルにはじめて採用さいようされた六角形ろっかっけいのヘッドライトが特徴とくちょうである。リア・エンドでは、フルLEDテール・ライトやルーフ・スポイラー、テール・パイプが力強ちからづよさを強調きょうちょうしている。

ふうながれを表現ひょうげんしたようなルーフデザインと、2ほんまれた車両しゃりょう側面そくめんのキャラクター・ラインにくわえ、あらたに追加ついかされたエア・ブリーザーにより空気くうき抵抗ていこう低減ていげんさせるだけでなく、SAVの存在そんざいかんやアクティブさをより一層いっそう強調きょうちょうしている。

コックピットは、ドライバー・オリエンテッドかつ、人間にんげん工学こうがくてき最適さいてき配置はいちとなっている。前後ぜんごドア・パネルやセンター・コンソールなどには、「X」や「X3」のエンボス加工かこうほどこしている。また、収納しゅうのうスペースのかず先代せんだいよりも増加ぞうかした。ダッシュボードのトリム・ストリップやアクセント・トリム上部じょうぶにはアンビエント・ライトが装着そうちゃくされる。照明しょうめいいろはオレンジ・ライラック・ミント・ブロンズ・ブルー・ホワイトの6種類しゅるいから選択せんたくできる。8種類しゅるいかおりを選択せんたくできるアンビエント・エア・パッケージは、室内しつない快適かいてきかおりをただよわせるのみならず、車内しゃない空気くうきイオン化いおんかさせて浄化じょうかし、乗員じょういん快適かいてきせい向上こうじょうさせる。

ラゲッジ・ルーム容量ようりょうは、550 Lから最大さいだい1,600 Lまで拡張かくちょうすることができる。フロント・ウィンドウにはアコースティック・ガラスが標準ひょうじゅん装備そうびされ、室内しつない騒音そうおんレベルがひくおさえられる。また、このガラスはフロント左右さゆうのウィンドウにも装着そうちゃく可能かのうである。これにより、ドアミラーまわりで発生はっせいする風切かざきおん室内しつない侵入しんにゅうすることをさらに抑止よくしできる。

音声おんせい認識にんしきでの操作そうさ可能かのうタッチ・スクリーンのiDriveナビゲーション・システムや、BMWコネクテッド・ドライブが装備そうびされる。さらに、液晶えきしょうディスプレイをそなえたリモコンキー「BMWディスプレイ・キー」は施錠せじょうひらきじょうくわえ、燃料ねんりょうざんりょうやメンテナンス時期じき、ウィンドウやサンルーフの開閉かいへいじょうきょうなどが遠隔えんかく確認かくにんできる。

予防よぼう安全あんぜん大幅おおはばにアップグレードされた。2つのステレオ・カメラと前後ぜんご5つのミリレーダー・センサーを駆使くしした、BMW最新さいしん安全あんぜん機能きのう運転うんてん支援しえんシステム「ドライビング・アシスト・プラス」を装備そうびし、一定いってい条件下じょうけんかでは部分ぶぶんてき自動じどう運転うんてんをも可能かのうとする。

パワートレインは、2.0 L ちょく4 BMWツインパワー・ターボ・エンジンと、3.0 L ちょく6 BMWツインパワー・ターボ・エンジンが用意よういされる。両者りょうしゃともガソリン/ディーゼルの両方りょうほう用意よういされ、8そくATが標準ひょうじゅん設定せっていとなる。50:50の前後ぜんご重量じゅうりょう配分はいぶん、フロントのダブル・ジョイント・スプリング・ストラット・アクスルと5リンク・アクスルからなるサスペンション・コンセプト、よんりん駆動くどうシステム「xDrive」といった構成こうせい要素ようそは、先代せんだいから継承けいしょうされる。

モデル・バリエーションは、従来じゅうらいの「xLine」「M Sport」にくわえ、クローム・メッキされたラジエーターグリルのバー、フローズン・グレイとクロームのツートン仕様しようのアンダー・ボディ・プロテクション、クラシックなデザインのアロイ・ホイールを装備そうびする「Luxury Line」をあらたに設定せっていした。また、歴代れきだいはつとなるBMW Individual塗装とそう選択せんたくでき、モデル専用せんようしょくとしてサンストーン・メタリック・ペイントが用意よういされる。

2019ねん4がつ16にち上海しゃんはいモーターショー2019にて、高性能こうせいのうモデル「X3 M」および「X3 M Competition」が発表はっぴょうされた[27]

2021ねん6がつ9にち後期こうきがた発表はっぴょうされた[28][29]左右さゆう一体いったい構造こうぞうのキドニーグリルや、そらりょく特性とくせいすぐれた前後ぜんごバンパー、フルLEDの前後ぜんごライト、しん形状けいじょうのセンターコンソールなど、うち外装がいそうのデザインが刷新さっしんされた。また、高性能こうせいのう3カメラ&レーダーおよび高性能こうせいのうプロセッサーを駆使くしした「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を搭載とうさいし、日本にっぽんはつ認可にんかの「ハンズ・オフ機能きのう渋滞じゅうたい運転うんてん支援しえん機能きのう」が使用しようできるようになった。コネクティビティも強化きょうかされ、「OK, BMW」で起動きどうするBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントをはじめ、BMWコネクテッド・ドライブ、Apple CarPlayそなわった。BMW OSは、ver7.0にアップデートされた。パワートレインでは、ぜんモデルにマイルド・ハイブリッド・テクノロジーが搭載とうさいされた。

2020ねん、G01をベースとして、歴代れきだいはつかつSAVはつ電気でんき自動車じどうしゃであるiX3 (G08) が登場とうじょうした[30]だい5世代せだいのBMW「eDrive」テクノロジーが搭載とうさいされ、いち充電じゅうでんあたりの走行そうこう可能かのう距離きょりは460 kmであった。

2024ねん9がつ5にちみなみアフリカ・ロスリン工場こうじょう最後さいごのX3が生産せいさんされた[31]。3代目だいめX3は合計ごうけい40まん3114だい製造せいぞうされ、最終さいしゅうのカーボンブラック塗装とそう車体しゃたいはドイツの顧客こきゃく納入のうにゅうされた[31]同年どうねん10がつより4代目だいめのX3の製造せいぞうどう工場こうじょう開始かいしされた[31]

日本にっぽんでの販売はんばい

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2017ねん10がつ19にち発表はっぴょうされた[32][33]。ラインアップは「xDrive20i」「xDrive20d」で、それぞれに「Standard」「xLine」「M Sport」が用意よういされる。みぎハンドル仕様しようのみで、2.0 L ちょく4エンジンに8そくATがわされる。

2018ねん5がつ18にち仕様しよう変更へんこう[34]。「xLine」および「M Sport」でヘッドアップ・ディスプレイを標準ひょうじゅん装備そうびとした。

同年どうねん9がつ20日はつか高性能こうせいのうディーゼル・エンジンを搭載とうさいするM Performanceモデル「M40d」が追加ついか導入どうにゅうされた[35]みぎハンドル仕様しようのみで、3.0 L ちょく6 M Performanceツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンに8そくスポーツATがわされる。Mスポーツ・サスペンションおよびMスポーツ・ディファレンシャルが搭載とうさいされており、より正確せいかくなトラクション・コントロールを実現じつげんすると同時どうじに、コーナリング性能せいのうたかめている。うち外装がいそうは、大型おおがたキドニーグリル、エア・インテークおよびミラー・キャップをフェリック・グレーで統一とういつしたほか、ブラック・クローム仕上しあげのデュアル・エキゾースト・テールパイプと、「M40d」のリア・バッジを装備そうびしている。

2019ねん6がつ23にち高性能こうせいのうモデル「X3 M」および「X3 M Competition」が発表はっぴょうされた[36]BMW Mしゃ開発かいはつがけた3.0 L ちょく6エンジンにドライブロジックき8そくATがわされる。インテリジェント4WDシステム「BMW M xDrive」や「アクティブMディファレンシャル」を搭載とうさいし、サーキット走行そうこう想定そうていしたパフォーマンスをわせる。「X3 M Competition」は、「X3 M」をベースに出力しゅつりょく増強ぞうきょうしているほか、ブラックアウトしたエクステリアパーツ、Mマルチファンクションシートなどの専用せんようアイテムを装備そうびする。

同年どうねん11がつ14にち特別とくべつ仕様しようしゃ「MIDNIGHT EDITION」を限定げんてい130だい発売はつばい[37]。「xDrive20d M Sport」をベースに、純正じゅんせいアクセサリーの20インチブラック・ホイール、限定げんてい装備そうびのエクステンド・シャドー・ライン・エクステリアを採用さいようし、ブラック・サファイアのボディとあいまって統一とういつかんたせた。インテリアは、コニャックしょくのシートにセンサテック・ダッシュボードを特別とくべつ装備そうびする。

2020ねん3がつ6にち高性能こうせいのうガソリン・エンジンを搭載とうさいするM Performanceモデル「M40i」が追加ついか導入どうにゅうされた[38]みぎハンドル仕様しようのみで、3.0 L ちょく6 M Performanceツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに8そくスポーツATがわされる。うち外装がいそう意匠いしょう装備そうびは、おなじくM Performanceモデルの「M40d」にじゅんじる。

同年どうねん4がつ9にち歴代れきだいはつプラグイン・ハイブリッド・モデル (PHEV)「xDrive30e」が追加ついか導入どうにゅうされた[39]。ラインアップは「xLine」と「M Sport」が用意よういされる。みぎハンドル仕様しようのみで、2.0 L ちょく4 BMWツインパワー・ターボ・エンジンに電気でんきモーターを搭載とうさいし、8そくATがわされる。電気でんきモーターのみでは最高さいこう速度そくど140 km/hまで走行そうこう可能かのうで、いち充電じゅうでんあたりの航続こうぞく距離きょりは44 kmを実現じつげんしている。また容量ようりょう34 Ahのリチウム・イオン・バッテリー搭載とうさいし、やく3.5あいだ普通ふつう充電じゅうでんで0%から80%まで充電じゅうでん可能かのうとなっている。センター・コンソールには「eDrive」ボタンを装備そうびし、純粋じゅんすい電気でんき走行そうこうとなる「MAX eDrive」、走行そうこうじょうきょうおうじて電気でんき走行そうこうとエンジン走行そうこうあいだ最適さいてき駆動くどう方式ほうしき選択せんたくする「AUTO eDrive」、ドライバーが任意にんい設定せっていした充電じゅうでんりょうたっするまでエンジン走行そうこうする「Battery Control」の3つの走行そうこうモードを選択せんたくすることができる。

同年どうねん11がつ17にち仕様しよう変更へんこう[40]。「M40d」に48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを搭載とうさいした。このテクノロジーは、48 Vスターター・ジェネレーターと、それによって発電はつでんされた電気でんき蓄積ちくせきする追加ついかのバッテリーで構成こうせいされる。48 Vバッテリーは電気でんき作動さどうする機能きのう電力でんりょく供給きょうきゅうするだけでなく、内燃ないねんエンジンの負荷ふか軽減けいげんする役割やくわりになう。さらに、ジェネレーターは発進はっしんおよび加速かそくちゅうにダイナミックな出力しゅつりょく特性とくせいをサポートするほか、コースティング機能きのう装備そうびしており、燃費ねんぴ効率こうりつたかめる。

2021ねん10がつ28にち後期こうきがた販売はんばい開始かいしされた[41]。ラインアップは大幅おおはば整理せいりされ、「xDrive20i」「xDrive30e」が「Standard」のみ、「xDrive20d」が「Standard」と「M Sport」となった。また、ぜんモデルで「xLine」グレードが廃止はいしされた。みぎハンドル仕様しようのみで、2.0 L ちょく4エンジンに、8そくATがわされる。あわせて、特別とくべつ仕様しようしゃ「M Sport Edition」を限定げんてい30だい発売はつばい[42]。「M40d」をベースとし、エクステリアにはブラックのアクセントを、インテリアには特別とくべつなブラック&ブルー・ステッチのスポーツ・シートとMシート・ベルト採用さいようしている。

2023ねん5がつ一部いちぶ改良かいりょう実施じっし同時どうじに「xDrive20i」および「xDrive30e」を廃止はいし。これにより、継続けいぞく販売はんばいされるのは「xDrive20d」の通常つうじょうモデルとMスポーツ、「M40」のガソリンとディーゼルのけい4モデルへ集約しゅうやくされた[43]全車ぜんしゃみぎハンドルのみ。

グレード一覧いちらん

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G01(2017ねん - 2021ねん)/ G01 LCI(2021ねん - 2024ねん
グレード 型式けいしき 排気はいきりょう (cc) エンジン 最高さいこう出力しゅつりょく (ps/rpm) 最大さいだいトルク (kgm/rpm) 変速へんそく 駆動くどう方式ほうしき
xDrive20i(2017ねん - 2020ねん B48B20A 1,998 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCターボ 184/5,000 29.6/1,350-4,250 8そくAT よんりん駆動くどう
xDrive20i(2020ねん - 2023ねん 30.6/1,350-4,000
xDrive20d(2017ねん - 2024ねん B47D20A 1,995 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCディーゼルターボ 190/4,000 40.8/1,750-2,500
xDrive30e(2020ねん - 2023ねん B48B20A 1,998 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCターボ+電気でんきモーター 184/5,000 30.6/1,350-4,000
M40i(2020ねん - 2024ねん B58B30B 2,997 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCターボ 387/5,800 50.9/1,800-5,000
M40d(2018ねん - 2020ねん B57D30B 2,992 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCディーゼルターボ 326/4,400 69.3/1,750-2,750
M40d(2020ねん - 2024ねん 340/4,400 71.4/1,750-2,250
M(2019ねん - 2024ねん S58B30A 2,992 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCツインターボ 480/6,250 61.2/2,600-5,600
M Competition(2019ねん - 2024ねん 510/6,250 61.2/2,600–5,950

4代目だいめ(2024ねん - )G45

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BMW・X3(4代目だいめ
G45
20 xLine
20 M Sport
M50 xDrive
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2024ねん -
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ クロスオーバーSUV
駆動くどう方式ほうしき よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン B48がた 2.0 L ちょく4ターボ
B47がた 2.0 L ちょく4ディーゼルターボ
B58がた 3.0 L ちょく6ターボ
変速へんそく 8そくAT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,865 mm
全長ぜんちょう 4,755 mm
全幅ぜんぷく 1,920 mm
ぜんこう 1,660 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,890 kg - 2,020 kg
系譜けいふ
先代せんだい BMW・G01
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2024ねん6がつ19にち、フルモデルチェンジ[44]

ボディサイズは、全長ぜんちょうが34 mm、全幅ぜんぷくが29 mm拡大かくだいされ、ぜんこうは25 mmひくくなった[45]。トレッドは、フロントが最大さいだい16 mm、リアが最大さいだい45 mm拡大かくだいされた。エクステリアは、ななめのデザインがれられたキドニーグリル、環状かんじょうのシグネチャーを2かいかえすツイン・サーキュラーを進化しんかさせたLEDヘッドライトが印象いんしょうてきである。しん世代せだいのデザイン言語げんごにより、金属きんぞくかたまりからけずしたようなスポーティかつ力強ちからづよいプロポーションをアピールしたという。さらに、夜間やかんにグリルのえんをライトアップする「アイコニック・グロー」を、上位じょういモデルにつづ採用さいようしている。リアのナンバープレートの位置いちは、テールゲートからバンパーへあらためられた。

インテリアは、どう時期じきにリリースされた1シリーズ (F70) と同様どうように、メーターパネルと、コントロールディスプレイを一体化いったいかさせた「BMWカーブド・ディスプレイ」を、運転うんてんせきがわかたむけて配置はいちした。従来じゅうらいのシフトレバーと、iDriveコントローラーは廃止はいしされ、トグルスイッチしきのギヤセレクターにわった。また、ドアパネルやQi機能きのうそなえたセンターコンソールには、アンビエントライトが配置はいちされる。

BMW OSは、X2 (U10) にはつ搭載とうさいされたAndroidベースのID9で、TVerNHKオンデマンドといった他社たしゃせいのソフトウェアのインストールが可能かのうになった[45]。さらに、車両しゃりょうのキーをたずとも、対応たいおうのスマートフォン、スマートウォッチを携行けいこうしていれば、車両しゃりょうちかづくだけでロック解除かいじょ、エンジン始動しどう可能かのうにする「BMWデジタル・キー・プラス」や、AI技術ぎじゅつ活用かつようし、音声おんせい会話かいわだけで車両しゃりょう操作そうさ情報じょうほうへのアクセスが可能かのうとなる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も装備そうびしている。

パワートレインは、先代せんだいおなじくガソリン、ディーゼル、PHEVが用意よういされる。ガソリンとディーゼルには48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載とうさいする[45]先代せんだい比較ひかくし、キャスターかくは19%やされ、直進ちょくしん安定あんていせい改善かいぜんされた。また、スタビライザーのマウント部分ぶぶん剛性ごうせいたかめられ、ロールの大幅おおはば低減ていげんはかられた。快適かいてきせい操縦そうじゅう安定あんていせい両立りょうりつのため、電子でんし制御せいぎょ可変かへんのショックアブソーバーも導入どうにゅうされている。トラクションコントロールはエンジン制御せいぎょユニットに統合とうごうされ、DSCユニットを経由けいゆしない制御せいぎょあらためられた。これにより、従来じゅうらいシステムにくらべて最大さいだい10ばい速度そくどこまかい制御せいぎょおこなえるようになった。

先進せんしん運転うんてん支援しえんシステム(ADAS)は、高性能こうせいのうカメラ&レーダーと高性能こうせいのうプロセッサーを駆使くしする、しん世代せだいの「ドライビング・アシスト」を装備そうびする。ハンズ・オフ機能きのう渋滞じゅうたい運転うんてん支援しえん機能きのうをはじめ、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線しゃせん変更へんこう警告けいこくシステム)、衝突しょうとつ回避かいひ被害ひがい軽減けいげんブレーキ(事故じこ回避かいひステアリングづけ)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル間違まちがきゅう発進はっしん抑制よくせい機能きのうなどが搭載とうさいされる。

高性能こうせいのうガソリン・エンジンを搭載とうさいするM Performanceモデルの「M50 xDrive」には、電子でんし制御せいぎょしきのMスポーツ・デファレンシャル、アダプティブMサスペンション、バリアブル・スポーツ・ステアリング、M スポーツ・ブレーキ(レッド・ハイグロス・キャリパー)などが装備そうびされる。パワートレインは、通常つうじょうモデル同様どうようにマイルドハイブリッドされ、システム総合そうごう最高さいこう出力しゅつりょくは398 PS、最大さいだいトルクは580 Nmを達成たっせいする[45]

日本にっぽんでの販売はんばい

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2024ねん11月28にち発表はっぴょうされた[46]。ラインアップは、2.0 L ちょく4 ガソリンエンジンを搭載とうさいする「20 xDrive」、2.0 L ちょく4 ディーゼルエンジンを搭載とうさいする「20d xDrive」、3.0 L ちょく6 ガソリンエンジンを搭載とうさいする「M50 xDrive」の3種類しゅるいである。「20 xDrive」には「xLine」が、「20d xDrive」には「M Sport」が用意よういされる。みぎハンドル仕様しようのみで、8そくATがわされる。

グレード一覧いちらん

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G45(2024ねん - )
グレード 型式けいしき 排気はいきりょう (cc) エンジン 最高さいこう出力しゅつりょく (ps/rpm) 最大さいだいトルク (kgm/rpm) 変速へんそく 駆動くどう方式ほうしき
20 xDrive(2024ねん - ) B48B20P 1,998 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCターボ 190/5,000 31.6/1,500-4,000 8そくAT よんりん駆動くどう
20d xDrive(2024ねん - ) B47D20B 1,995 直列ちょくれつ4気筒きとうDOHCディーゼルターボ 197/4,000 40.8/1,500-2,750
M50 xDrive(2024ねん - ) B58B30P 2,997 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCターボ 381/5,500 55.1/1,900-4,800

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ BMW『X3』、だい3世代せだい生産せいさんみなみアフリカで終了しゅうりょう新型しんがたのPHEVを10がつから生産せいさん” (2024ねん9がつ9にち). 2024ねん10がつ20日はつか閲覧えつらん
  2. ^ BMW X3 クラスはつのプレミアム・スポーツ・アクティビティ・ビークル”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  3. ^ ニューBMW X3 プレスキット―ティーザー”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  4. ^ [1] [リンク]
  5. ^ BMW X3がドイツ読者どくしゃ投票とうひょうでオフロード カーオブザイヤーに レスポンス、2007ねん2がつ14にち
  6. ^ セグメントはつ、BMWはつ X5で世界せかいてき成功せいこうおさめたBMWが、スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)にあらたなセグメントを創造そうぞうするNew BMW X3を発売はつばい”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  7. ^ ビー・エム・ダブリュー株式会社かぶしきがいしゃがBMW X3の発売はつばい開始かいしにあわせろく本木もとき情報じょうほう発信はっしん基地きち「STUDIO X3」をオープン”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  8. ^ BMW X3の標準ひょうじゅん装備そうび装備そうび内容ないよう変更へんこう価格かかく改定かいてい人気にんきたかいオプション、M-Sportパッケージを発売はつばい開始かいし”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  9. ^ スポーティで快適かいてきなコンパクトSAV、BMW X3 25周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ仕様しようしゃ限定げんてい300だい発売はつばい”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  10. ^ BMW JAPAN : 新型しんがたBMW X3がマイナーチェンジ。さらに俊敏しゅんびんはしりとたか運動うんどう性能せいのうへとすべてが一新いっしん”. 2016ねん3がつ14にち閲覧えつらん
  11. ^ 新型しんがた「BMW X3」の姿すがたあきらかに”. 2011ねん6がつ22にち閲覧えつらん
  12. ^ (ドイツ本国ほんごく発表はっぴょうプレスキット)ニューBMW X3”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  13. ^ ニューBMW X3 を発表はっぴょう。BMW X3 にフルモデル・チェンジを実施じっしし、すべてを一新いっしん”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  14. ^ 新型しんがた「BMW X3」、2グレードで日本にっぽん上陸じょうりく”. 2011ねん6がつ22にち閲覧えつらん
  15. ^ BMW X3にM Sportsパッケージを設定せってい”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  16. ^ BMW、X3にエントリーモデル「xDrive20i」を追加ついか”. 2012ねん9がつ24にち閲覧えつらん
  17. ^ BMW、「X3 xDrive28i」を4気筒きとう 2.0L ターボに”. 2012ねん9がつ24にち閲覧えつらん
  18. ^ BMW、「X3」のクリーンディーゼルモデル「X3 xDrive20d ブルーパフォーマンス」”. 2012ねん9がつ24にち閲覧えつらん
  19. ^ BMW X3の装備そうびをさらに充実じゅうじつ”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  20. ^ BMW JAPAN : 革新かくしんてき安全あんぜん装備そうび数々かずかず採用さいようしたニューBMW X3 を発表はっぴょう”. 2016ねん3がつ14にち閲覧えつらん
  21. ^ BMW X3およびX4の標準ひょうじゅん装備そうびがさらに充実じゅうじつ”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  22. ^ BMW X3の特別とくべつ限定げんていモデル「BMW X3 Celebration Edition “BLACKOUT”」を導入どうにゅう”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  23. ^ BMW X3、X4、X5の特別とくべつ限定げんていモデル「BLACKOUT」を導入どうにゅう”. BMW AG. 2024ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  24. ^ 乗用車じょうようしゃ(BMW  X3 xDrive 20d) - 修理しゅうり”. 消費しょうひしゃちょう リコール情報じょうほうサイト. 消費しょうひしゃちょう. 2022ねん6がつ18にち閲覧えつらん
  25. ^ リコールの届出とどけでについて(BMW BMW X3 xDrive 20d ”. 国土こくど交通こうつうしょう. 2022ねん6がつ18にち閲覧えつらん
  26. ^ The new BMW X3.”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  27. ^ BMW X3 と X4 新型しんがた最強さいきょう「M」は510馬力ばりき上海しゃんはいモーターショー2019で発表はっぴょう”. Response. (2019ねん4がつ3にち). 2021ねん3がつ17にち閲覧えつらん
  28. ^ BMW X3 に改良かいりょう新型しんがた表情ひょうじょう一新いっしん欧州おうしゅう発表はっぴょう”. レスポンス (2021ねん6がつ10日とおか). 2022ねん4がつ23にち閲覧えつらん
  29. ^ 新型しんがたBMW X3およびBMW X4誕生たんじょう”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  30. ^ BMWブランドはつ、EVのSUV『iX3』発表はっぴょう航続こうぞく最大さいだい520km”. レスポンス. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  31. ^ a b c BMW ニュース2024ねん09がつ10日とおか 05:35 BMW『X3』、だい3世代せだい生産せいさんみなみアフリカで終了しゅうりょう新型しんがたのPHEVを10がつから生産せいさん
  32. ^ BMW、3代目だいめとなる新型しんがた「X3」を発表はっぴょう 【ニュース】”. webCG. 2019ねん6がつ24にち閲覧えつらん
  33. ^ 新型しんがたBMW X3を発表はっぴょう”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  34. ^ 新型しんがたBMW X3の一部いちぶモデルの機能きのう追加ついか”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  35. ^ BMW X3にスポーティーなディーゼルモデル「M40d」が登場とうじょう 【ニュース】”. webCG. 2019ねん6がつ24にち閲覧えつらん
  36. ^ シリーズはつとなるMモデル 「BMW X3 M/X4 M」登場とうじょう 【ニュース】”. webCG. 2019ねん6がつ24にち閲覧えつらん
  37. ^ 都市としのナイト・ドライブをコンセプトにした限定げんていしゃBMW X3 MIDNIGHT EDITION発表はっぴょう”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  38. ^ BMW X3のラインアップに、直列ちょくれつ6気筒きとうガソリン・エンジン搭載とうさいのMパフォーマンス・モデルを追加ついか”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  39. ^ BMW X3史上しじょうはつのプラグイン・ハイブリッド・モデル発売はつばい”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  40. ^ BMW X3のMモデルに48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジー搭載とうさい”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  41. ^ BMWがミドルサイズSUV「X3/X4」を大幅おおはば改良かいりょう ハンズオフ運転うんてん支援しえんシステムをしん採用さいよう”. webCG (2021ねん10がつ28にち). 2022ねん4がつ23にち閲覧えつらん
  42. ^ 新型しんがたBMW X3およびBMW X4の発売はつばい記念きねんした限定げんていしゃ「M Sport Edition」を発表はっぴょう”. BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  43. ^ 装備そうび価格かかくひょう(2023.05)” (pdf). BMW AG. 2024ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  44. ^ BMW『X3』新型しんがた欧州おうしゅう発表はっぴょうしんデザイン言語げんご採用さいようの4代目だいめ”. レスポンス. 2024ねん11月28にち閲覧えつらん
  45. ^ a b c d しん世代せだいになる1シリーズ、X3の進化しんかしたポイントを解説かいせつ石井いしいあきらどう自動車じどうしゃテクノロジー最前線さいぜんせん goo-net magazine 更新こうしん:2024ねん09がつ23にち / 掲載けいさい:2024ねん09がつ23にち
  46. ^ 新型しんがたBMW X3誕生たんじょう”. BMW AG. 2024ねん11月28にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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