G08 iX3(後期 こうき 型 がた )
X3 (エックススリー)は、ドイツ の自動車 じどうしゃ メーカー・BMW が製造 せいぞう ・販売 はんばい しているSUV である。
1999年 ねん に発売 はつばい された初代 しょだい X5 (E53) の成功 せいこう を受 う けて、3シリーズ (Dセグメント )相当 そうとう のSUVとして発表 はっぴょう された。BMW自身 じしん は、自社 じしゃ が商標 しょうひょう 登録 とうろく した「SAV (Sports Activity Vehicle)」との造語 ぞうご を用 もち いることにより、先行 せんこう したX5とともに「BMWが発案 はつあん した、まったく新 あたら しいカテゴリーの自動車 じどうしゃ である」と主張 しゅちょう している。
初代 しょだい X5が5シリーズ (E39) の構成 こうせい 部品 ぶひん を多数 たすう 流用 りゅうよう していたように、初代 しょだい X3は3シリーズ (E46) のプラットフォーム と構成 こうせい 部品 ぶひん を多数 たすう 流用 りゅうよう している。サスペンション も旧 きゅう 世代 せだい 3シリーズ(E36・E46)と同様 どうよう 、フロントにはストラット式 しき サスペンション を、リアにはセントラルアーム 式 しき サスペンション(=マルチリンク式 しき サスペンション )を採用 さいよう している。エクステリアはX5をそのまま一 いち 回 まわ り小 ちい さくしたようなデザインであり、バンパー の一部 いちぶ は樹脂 じゅし がむき出 だ しになっているなど、共通 きょうつう 点 てん が多数 たすう 存在 そんざい する。駆動 くどう 方式 ほうしき はフルタイム4WD (xDrive (英語 えいご 版 ばん ) ) で、DSC を標準 ひょうじゅん 装備 そうび しているのもX5と同一 どういつ である。
開発 かいはつ も担当 たんとう したマグナ・シュタイア のオーストリア ・グラーツ 工場 こうじょう が当初 とうしょ 製造 せいぞう も担当 たんとう した。その後 ご 、アメリカ ・サウスカロライナ州 しゅう スパータンバーグ工場 こうじょう に製造 せいぞう 拠点 きょてん が移管 いかん された。3代目 だいめ (G01) からはスパータンバーグ工場 こうじょう に加 くわ え、南 みなみ アフリカ ・プレトリア のロスリン工場 こうじょう でも生産 せいさん されている[ 1] 。
初代 しょだい (2004年 ねん - 2011年 ねん )E83[ 編集 へんしゅう ]
2003年 ねん 9月 がつ 、フランクフルト・モーターショー で発表 はっぴょう された[ 2] 。欧州 おうしゅう 市場 いちば と北米 ほくべい 市場 いちば を筆頭 ひっとう に、順次 じゅんじ 発売 はつばい が開始 かいし された。
長 なが いホイールベース と短 みじか いオーバーハング 、リアに向 む かってなだらかに下降 かこう 曲線 きょくせん を描 えが くルーフラインが特徴 とくちょう である。力強 ちからづよ いアーチを描 えが くホイールハウスや、ダブル・キドニーグリル に代表 だいひょう されるフロントエンドをはじめ、他 た のBMWモデルと同 おな じく、後 こう 席 せき のサイドウィンドウに「ホフマイスター・キンク (ドイツ語 ご 版 ばん ) 」と呼 よ ばれるライン処理 しょり を施 ほどこ している。ダッシュボード には、ポップアップ式 しき のナビゲーションシステム がオプションで設置 せっち される。
パワートレインは、「絹 きぬ のように滑 なめ らかに回転 かいてん する」ことから「シルキー6」と評 ひょう される2.5 L(ガソリン )および3.0 L(ガソリン・ディーゼル )のアルミニウム 製 せい 直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHC エンジンが搭載 とうさい される。いずれも電子 でんし 制御 せいぎょ エンジン・マネージメント、ダブルVANOS 、ダイレクト・イグニッション・システムを採用 さいよう している。トランスミッションは6速 そく MT が標準 ひょうじゅん 設定 せってい となり、5速 そく AT がオプションで選択 せんたく できる。
全車 ぜんしゃ に、電子 でんし 制御 せいぎょ 式 しき 多 た 板 いた クラッチを用 もち いた四 よん 輪 りん 駆動 くどう システム「xDrive」と、急坂 きゅうざか を安全 あんぜん に降 お りるための「HDC」(ヒルディセントコントロール )を装備 そうび する。ドライブシャフト の位置 いち を工夫 くふう したことで、十分 じゅうぶん な最低 さいてい 地上 ちじょう 高 だか を確保 かくほ しながら、低 てい 重心 じゅうしん と約 やく 50:50の前後 ぜんご 重量 じゅうりょう 配分 はいぶん を両立 りょうりつ し、俊敏 しゅんびん 性 せい と操縦 そうじゅう 性 せい を実現 じつげん した。
2006年 ねん 6月 がつ 、フェイスリフト を実施 じっし し、後期 こうき 型 がた へ移行 いこう した[ 3] 。「シックスアイド・ルック」(六 むっ つの目 め )と呼 よ ばれるフロントデザインをはじめ、メーターパネルやステアリング・ホイール 、センター・コンソール やドアトリムなど、広範囲 こうはんい にわたって内 うち 外装 がいそう のデザインが見直 みなお された。キドニーグリルは大型 おおがた 化 か され、テールライトはLED となった。さらに、前後 ぜんご の大型 おおがた バンパーは、ブラックの無 む 塗装 とそう 素地 そじ からボディカラーと同色 どうしょく 塗装 とそう となり、品質 ひんしつ の向上 こうじょう が図 はか られた。xDriveは、前後 ぜんご のトルク配分 はいぶん が可変 かへん となったほか、パワートレインも一新 いっしん され、俊敏 しゅんびん 性 せい と運動 うんどう 性能 せいのう を向上 こうじょう させた。特 とく に最新 さいしん の6速 そく ATは、従来 じゅうらい の5速 そく ATと比 くら べて変速 へんそく に要 よう する時間 じかん が最大 さいだい で50%短縮 たんしゅく された。
米国 べいこく 道路 どうろ 安全 あんぜん 保険 ほけん 協会 きょうかい (IIHS)が実施 じっし した2006年度 ねんど 調査 ちょうさ [ 4] では、後方 こうほう からの追突 ついとつ 時 じ の安全 あんぜん 性 せい が「Poor」(不可 ふか )と評価 ひょうか された。後 のち に改善 かいぜん され、2008年 ねん モデルにおいては「Good」(優 ゆう )が与 あた えられている。
ドイツの自動車 じどうしゃ 雑誌 ざっし 『オフロード』の読者 どくしゃ 投票 とうひょう で、2007年 ねん の「オフロードカー・オブ・ザ・イヤー」に選出 せんしゅつ された[ 5] 。
2004年 ねん 6月 がつ 8日 にち に発表 はっぴょう された[ 6] 。ラインアップは2.5 L 直 ちょく 6エンジンを搭載 とうさい する「2.5i」(右 みぎ ハンドル)と、3.0 L 直 ちょく 6エンジンを搭載 とうさい する「3.0i」(右 みぎ /左 ひだり ハンドル)の2種類 しゅるい が用意 ようい された。ガソリンモデルのみとなり、5速 そく ATが組 く み合 あ わされた。ボディカラーは10色 しょく 、シート素材 そざい は2種類 しゅるい 、シートカラーは8色 しょく から選択 せんたく 可能 かのう 。スポーツ・パッケージや、ナビゲーション・パッケージ、電動 でんどう パノラマガラスサンルーフ などのオプション装備 そうび も豊富 ほうふ であった。
同年 どうねん 6月 がつ 14日 にち 、六本木 ろっぽんぎ ヒルズノースタワー の1階 かい に「STUDIO X3」がオープンした[ 7] 。同年 どうねん 10月 がつ 末 まつ までの期間 きかん 限定 げんてい で、認知 にんち 促進 そくしん を図 はか る情報 じょうほう 発信 はっしん 基地 きち という位置付 いちづ けから、実車 じっしゃ (3台 だい )の展示 てんじ にとどまり、販売 はんばい は行 おこな われなかった。
2005年 ねん 11月8日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 8] 。オプション装着 そうちゃく 比率 ひりつ が高 たか く、従来 じゅうらい ユーザーの要望 ようぼう が多 おお かったETC 車載 しゃさい 器 き システムや、PDC(パーク・ディスタンス・コントロール )などを標準 ひょうじゅん 装備 そうび 化 か した。また、従来 じゅうらい のスポーツ・パッケージに代 か わり、新 あら たに「M Sportパッケージ」をオプションで用意 ようい した。
2006年 ねん 5月 がつ 19日 にち 、特別 とくべつ 仕様 しよう 車 しゃ 「25th Anniversary Edition」を、限定 げんてい 300台 だい で発売 はつばい [ 9] 。日本 にっぽん 法人 ほうじん の創立 そうりつ 25周年 しゅうねん を記念 きねん するモデルで、「スポーティ&ラグジュアリー」をコンセプトに、M Sportパッケージと標準 ひょうじゅん サスペンションを組 く み合 あ わせた。さらに、レザー・シート、ウッド・トリム、ストレージ・コンパートメント・パッケージを装備 そうび しながら、手頃 てごろ な価格 かかく 設定 せってい を実現 じつげん した。あわせて「M Sportパッケージ」を拡充 かくじゅう 。スポーツ・サスペンションを装備 そうび する従来 じゅうらい のパッケージに加 くわ え、標準 ひょうじゅん サスペンションを装備 そうび する新 あら たなパッケージ「M SportパッケージII」を用意 ようい した。なお、従来 じゅうらい のパッケージは「M SportパッケージI」に改称 かいしょう された。
同年 どうねん 10月 がつ 17日 にち 、後期 こうき 型 がた が発表 はっぴょう された[ 10] 。全 ぜん モデル、新 しん 開発 かいはつ の直列 ちょくれつ 6気筒 きとう エンジンと6速 そく ATを搭載 とうさい する。グレード名 めい が「2.5si」と「3.0si」に改 あらた められるとともに、左 ひだり ハンドル仕様 しよう が廃止 はいし され右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみの設定 せってい となった。ボディ・カラ-は10色 しょく 、インテリア・トリムは5種類 しゅるい 、シート・カラーは6色 しょく から選択 せんたく 可能 かのう である。
2008年 ねん 11月、仕様 しよう 変更 へんこう 。グレード名 めい がそれぞれ「xDrive25i」と「xDrive30i」に変更 へんこう された。
E83(2004年 ねん - 2006年 ねん )/ E83 LCI(2006年 ねん - 2011年 ねん )
グレード
型式 けいしき
排気 はいき 量 りょう (cc)
エンジン
最高 さいこう 出力 しゅつりょく (ps/rpm)
最大 さいだい トルク (kgm/rpm)
変速 へんそく 機 き
駆動 くどう 方式 ほうしき
2.5i(2004年 ねん - 2006年 ねん )
M54B25
2,493
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHC
192/6,000
25.0/3,500
5速 そく AT
四 よん 輪 りん 駆動 くどう
3.0i(2004年 ねん - 2006年 ねん )
M54B30
2,979
231/5,900
30.6/3,500
2.5si(2006年 ねん - 2008年 ねん ) xDrive25i(2008年 ねん - 2011年 ねん )
N52B25A
2,496
218/6,500
25.5/2,750-4,250
6速 そく AT
3.0si(2006年 ねん - 2008年 ねん ) xDrive30i(2008年 ねん - 2011年 ねん )
N52B30A
2,996
272/6,650
32.1/2,750
2代目 だいめ (2011年 ねん - 2017年 ねん )F25[ 編集 へんしゅう ]
2010年 ねん 7月 がつ 14日 にち 、フルモデルチェンジ。ドイツ本国 ほんごく では、同年 どうねん 11月 がつ 20日 はつか より発売 はつばい 開始 かいし [ 11] 。
直立 ちょくりつ した大 おお きなキドニーグリルや、6本 ほん のラインが入 はい ったエンジンフード、ボディサイドのウェストラインなどにより、ダイナミックさとエレガントさを強調 きょうちょう した[ 12] 。サイド・ウインドウに取 と り入 い れられたBMW伝統 でんとう のホフマイスター・キンクをはじめ、ヘッドライトのLEDスモール・ライト・リング、LEDライト・バーを採用 さいよう したT字 じ 型 がた のテールライトなどが、昼夜 ちゅうや を問 と わずBMWらしさを表現 ひょうげん するアクセントになっている。
ダッシュボードは連続 れんぞく した流 なが れをもったラインによって構成 こうせい され、室内 しつない の広 ひろ さを感 かん じさせるのみならず、最 さい 上部 じょうぶ には、iDrive (英語 えいご 版 ばん ) (アイドライブ)用 よう の8.8インチ・ワイド高 だか 精度 せいど カラー・ディスプレイを配置 はいち した。メーター・パネルには、5シリーズ (F10) で好評 こうひょう のブラック・パネル・テクノロジーを採用 さいよう し、上質 じょうしつ 感 かん を演出 えんしゅつ する。さらに、コンソール前 ぜん 端 はし に配置 はいち される2つのカップホルダー、リア・アームレスト内 ない のリア・カップホルダーに加 くわ え、フロントおよびリアドアにボトルホルダーを追加 ついか したことにより、機能 きのう 性 せい も向上 こうじょう している。
室内 しつない 空間 くうかん のうち、リアの足元 あしもと スペースは先代 せんだい よりも約 やく 20 mm拡大 かくだい し、クラス最高 さいこう レベルとなった。40:20:40に分割 ぶんかつ 可 か 倒 たおせ なリア・シート左右 さゆう の乗員 じょういん 間隔 かんかく も20 mm拡大 かくだい した。ラゲージ・エリア容量 ようりょう は先代 せんだい より70 L拡大 かくだい させ、クラス最大 さいだい の550 Lとした。また、バックレストを完全 かんぜん に前 まえ に倒 たお すことで、ラゲッジ容量 ようりょう を最大 さいだい で1,600 Lまで拡大 かくだい させることが可能 かのう である。
約 やく 50:50の前後 ぜんご 重量 じゅうりょう 配分 はいぶん を達成 たっせい したシャシー に、新 しん 設計 せっけい の5リンク式 しき リアサスペンション、ならびに四 よん 輪 りん 駆動 くどう システム「xDrive」を全 ぜん モデルに採用 さいよう する。また、中 ちゅう 低速 ていそく 時 じ などで大 おお きめに切 き り込 こ んだ際 さい にタイヤの切 き れ角 かく を増幅 ぞうふく させる「バリアブル・スポーツ・ステアリング」や、コーナリングの際 さい にさらにダイナミックな走 はし りをもたらす電子 でんし 制御 せいぎょ システム「パフォーマンス・コントロール」、路面 ろめん 状況 じょうきょう に応 おう じてダンピング特性 とくせい を自動 じどう 調整 ちょうせい し、乗 の り心地 ごこち 、ハンドリングを最適 さいてき 化 か する「ダイナミック・ダンピング・コントロール」も装備 そうび 可能 かのう である。
パワートレインは、最新 さいしん 世代 せだい の2.0 L 直 ちょく 4ディーゼルエンジンと、3.0 L 直 ちょく 6ガソリンエンジンが用意 ようい される。前者 ぜんしゃ は6速 そく MTが標準 ひょうじゅん 設定 せってい 、8速 そく ATがオプション設定 せってい となる。後者 こうしゃ は8速 そく ATが標準 ひょうじゅん 設定 せってい となり、パドル・スイッチ を備 そな えたスポーツATがオプション設定 せってい となる。8速 そく ATには「BMW EfficientDynamics」の理念 りねん に基 もと づき、歴代 れきだい 初 はつ のアイドリングストップ 機能 きのう が搭載 とうさい される。ほかにも、ブレーキ・エネルギー回生 かいせい システム 、電動 でんどう パワーステアリング (EPS)、バルブトロニック など、環境 かんきょう に配慮 はいりょ した数 すう 多 おお くの機能 きのう が装備 そうび される。
2014年 ねん 3月 がつ 、ジュネーブモーターショー にて後期 こうき 型 がた が発表 はっぴょう された。丸 まる 型 がた 4灯 とう 式 しき ヘッドライト とキドニーグリルが一体化 いったいか されたフロント・フェイスや、大型 おおがた 化 か されたエア・インテーク、ハイグロス・ブラック仕上 しあ げのセンター・パネルや、随所 ずいしょ に配 はい されたクローム・インサートなど、内 うち 外装 がいそう のデザインが刷新 さっしん された。
モデルラインアップには、よりダイナミックな走 はし りとスタイリングを強調 きょうちょう する「M Sport」に加 くわ え、マット・アルミニウム仕上 しあ げのデザイン・エレメントによりBMW Xモデルの力強 ちからづよ さとスタイリッシュなデザインを主張 しゅちょう する「xLine」を新 あら たに設定 せってい した。さらに、歩行 ほこう 者 しゃ 検知 けんち 機能 きのう 付 つ き「衝突 しょうとつ 回避 かいひ ・被害 ひがい 軽減 けいげん ブレーキ 」、車線 しゃせん の逸脱 いつだつ をドライバーに警告 けいこく する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング 」、車両 しゃりょう 前方 ぜんぽう と左右 さゆう の交通 こうつう 状況 じょうきょう をパノラマ・ビューで映 うつ し出 だ す「サイド・ビュー・カメラ」といった先進 せんしん 運転 うんてん 支援 しえん システム も充実 じゅうじつ させた。
2011年 ねん 3月 がつ 29日 にち に発表 はっぴょう された[ 13] 。ラインアップは、3.0 L 直 ちょく 6エンジンを搭載 とうさい する「xDrive28i」と、3.0 L 直 ちょく 6 BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載 とうさい する「xDrive35i」の2種類 しゅるい が用意 ようい される[ 14] 。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみとなり、8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。トップ・ビュー機能 きのう 付 つ きのリヤ・ビュー・カメラ 、アダプティブ・ヘッドライト 、コンフォート・アクセスなどを全 ぜん グレード標準 ひょうじゅん 装備 そうび とした。
同年 どうねん 5月 がつ 25日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 15] 。ダイナミックな走 はし りとデザインをより強調 きょうちょう した「M Sportパッケージ」をオプション設定 せってい した。Mエアロダイナミクス・パッケージやスポーツ・サスペンションなどが装備 そうび 内容 ないよう に含 ふく まれる。
2012年 ねん 3月 がつ 21日 にち 、エントリー・モデルとして、新 しん グレード「xDrive20i」が追加 ついか 導入 どうにゅう された[ 16] 。2.0 L 直 ちょく 4 BMWツインパワー・ターボ・エンジンに8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、エコカー減税 げんぜい および補助 ほじょ 金 きん の対象 たいしょう モデルとなる。
同年 どうねん 5月 がつ 22日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 17] 。「xDrive28i」のエンジンが3.0 L 直 ちょく 6の自然 しぜん 吸気 きゅうき エンジンから2.0 L 直 ちょく 4の直 ちょく 噴ツインパワー・ターボ・エンジンに変更 へんこう された。エンジン自体 じたい は「xDrive20i」と同一 どういつ で、出力 しゅつりょく 違 ちが いとなる。また、全 ぜん グレードに「ECO PROモード付 つ きドライビング/パフォーマンス・コントロール」が標準 ひょうじゅん 装備 そうび となった。スイッチ操作 そうさ 一 ひと つでエンジンレスポンス、8速 そく ATの変速 へんそく 制御 せいぎょ などの走行 そうこう モードを「ECO PRO」「COMFORT」「SPORT」「SPORT+」から選択 せんたく できる。
同年 どうねん 9月 がつ 24日 にち 、クリーンディーゼル車 しゃ の「xDrive20d BluePerformance」が追加 ついか 導入 どうにゅう された[ 18] 。2.0 L 直 ちょく 4 BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンに8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、エコカー減税 げんぜい および補助 ほじょ 金 きん の対象 たいしょう モデルとなる。NOx吸蔵還元 かんげん 触媒 しょくばい など、メンテナンスフリーの最先端 さいせんたん 排出 はいしゅつ ガス処理 しょり 技術 ぎじゅつ 「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用 さいよう し、世界 せかい 最高 さいこう 水準 すいじゅん の排出 はいしゅつ ガス基準 きじゅん である日本 にっぽん の「ポスト新長 しんちょう 期 き 規制 きせい 」に適合 てきごう する。
2013年 ねん 9月 がつ 26日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 19] 。車載 しゃさい の通信 つうしん モジュールを利用 りよう し、乗員 じょういん の安全 あんぜん と車両 しゃりょう の状態 じょうたい を見守 みまも る「BMW SOSコール」および「BMWテレサービス」、ならびに「オートマチック・テール・ゲート・オペレーション」を全 ぜん グレード標準 ひょうじゅん 装備 そうび とした。
2014年 ねん 6月 がつ 10日 とおか 、後期 こうき 型 がた の販売 はんばい が開始 かいし された[ 20] 。ラインアップは「xDrive20i」「xDrive20d」「xDrive28i」「xDrive35i」で、それぞれに「Standard」「xLine」「M Sport」が用意 ようい される。「xDrive28i M Sport」と「xDrive35i M Sport」には8速 そく スポーツATが、それ以外 いがい のグレードには8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。全 ぜん モデル右 みぎ ハンドル仕様 しよう となる。
2016年 ねん 6月 がつ 28日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 21] 。車間 しゃかん 距離 きょり を維持 いじ しながら、自動的 じどうてき に速度 そくど 制御 せいぎょ を行 おこな うことが可能 かのう な「アクティブ・クルーズ・コントロール 」を含 ふく む「ドライビング・アシスト・プラス」と、安全 あんぜん な車線 しゃせん 変更 へんこう をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング 」に加 くわ え、ネバダ・レザー・シート、フロント・シート・ヒーティング(運転 うんてん 席 せき &助手 じょしゅ 席 せき )を全 ぜん グレード標準 ひょうじゅん 装備 そうび とした。
同年 どうねん 8月 がつ 6日 にち 、特別 とくべつ 仕様 しよう 車 しゃ 「Celebration Edition "BLACKOUT"」を限定 げんてい 200台 だい で発売 はつばい [ 22] 。「xDrive20d M Sport」をベースに、内 うち 外装 がいそう をブラック一色 いっしょく で統一 とういつ したスタイリングが特徴 とくちょう である。ブラック・サファイアのボディに、キドニーグリルや18インチホイールをはじめ、ネバダ・レザー・シート(フロント・シート・ヒーター付 つ き)や、BMW Individualアンソラジット・ルーフ・ライニングに至 いた るまで、随所 ずいしょ をブラック一色 いっしょく で統一 とういつ した。さらに、ブラッシュド・アルミ・インテリア・トリム、アルミ・ペダル、HiFiスピーカー・システムを標準 ひょうじゅん 装備 そうび するとともに、"BLACKOUT" の文字 もじ が刻印 こくいん されたインテリア・バッジ、レザー・キーケースを特別 とくべつ 装備 そうび している。
2017年 ねん 1月 がつ 6日 にち 、特別 とくべつ 仕様 しよう 車 しゃ 「BLACKOUT」を、限定 げんてい 107台 だい で発売 はつばい [ 23] 。前年 ぜんねん に発売 はつばい された「Celebration Edition "BLACKOUT"」と同様 どうよう に「xDrive20d M Sport」をベースとし、内 うち 外装 がいそう をブラック一色 いっしょく で統一 とういつ したスタイリングが特徴 とくちょう である。さらに、アダプティブLEDヘッドライト、電動 でんどう ガラス・サンルーフ、BMWヘッドアップ・ディスプレイ を標準 ひょうじゅん 装備 そうび している。
2021年 ねん 4月 がつ 5日 にち 、クリーン・ディーゼル・モデルのリコール を届出 とどけで [ 24] [ 25] 。新車 しんしゃ 装着 そうちゃく 時 じ の燃料 ねんりょう ポンプ が日本 にっぽん 国内 こくない で流通 りゅうつう する軽油 けいゆ に適合 てきごう しないことから、軽油 けいゆ に含 ふく まれる成分 せいぶん がポンプ内 ない に付着 ふちゃく ・堆積 たいせき し、最悪 さいあく の場合 ばあい 、アイドリングストップ からの復帰 ふっき ができなくなる不具合 ふぐあい が発生 はっせい していた。
F25(2010年 ねん - 2014年 ねん )/ F25 LCI(2014年 ねん - 2017年 ねん )
グレード
型式 けいしき
排気 はいき 量 りょう (cc)
エンジン
最高 さいこう 出力 しゅつりょく (ps/rpm)
最大 さいだい トルク (kgm/rpm)
変速 へんそく 機 き
駆動 くどう 方式 ほうしき
xDrive20i(2012年 ねん - 2017年 ねん )
N20B20A
1,997
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCターボ
184/5,000
27.5/1,250-4,500
8速 そく AT
四 よん 輪 りん 駆動 くどう
xDrive20d(2012年 ねん - 2017年 ねん )
N47D20C
1,995
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCディーゼルターボ
184/4,000
38.7/1,750-2,750
xDrive28i(2010年 ねん - 2012年 ねん )
N52B30A
2,996
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHC
258/6,600
31.6/2,600-3,000
xDrive28i(2012年 ねん - 2017年 ねん )
N20B20A
1,997
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCターボ
245/5,000
35.7/1,250-4,800
xDrive35i(2010年 ねん - 2017年 ねん )
N55B30A
2,979
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHCターボ
306/5,800
40.8/1,200-5,000
3代目 だいめ (2017年 ねん - 2024年 ねん )G01[ 編集 へんしゅう ]
2017年 ねん 6月 がつ 26日 にち 、フルモデルチェンジ[ 26] 。
ボディサイズは先代 せんだい (F25) とほぼ同一 どういつ であるが、ホイールベースは5 cm延長 えんちょう され、長 なが いエンジン・フードと短 みじか いフロント・オーバーハングによって、一層 いっそう バランスの取 と れたスタイリングを実現 じつげん した。フロント・エンドでは、三 さん 次元 じげん 的 てき な造形 ぞうけい のキドニーグリルや、BMW Xモデルに初 はじ めて採用 さいよう された六角形 ろっかっけい のヘッドライトが特徴 とくちょう である。リア・エンドでは、フルLEDテール・ライトやルーフ・スポイラー、テール・パイプが力強 ちからづよ さを強調 きょうちょう している。
風 ふう の流 なが れを表現 ひょうげん したようなルーフデザインと、2本 ほん 彫 ほ り込 こ まれた車両 しゃりょう 側面 そくめん のキャラクター・ラインに加 くわ え、新 あら たに追加 ついか されたエア・ブリーザーにより空気 くうき 抵抗 ていこう を低減 ていげん させるだけでなく、SAVの存在 そんざい 感 かん やアクティブさをより一層 いっそう 強調 きょうちょう している。
コックピットは、ドライバー・オリエンテッドかつ、人間 にんげん 工学 こうがく 的 てき に最適 さいてき な配置 はいち となっている。前後 ぜんご ドア・パネルやセンター・コンソールなどには、「X」や「X3」のエンボス加工 かこう を施 ほどこ している。また、収納 しゅうのう スペースの数 かず は先代 せんだい よりも増加 ぞうか した。ダッシュボードのトリム・ストリップやアクセント・トリム上部 じょうぶ にはアンビエント・ライトが装着 そうちゃく される。照明 しょうめい の色 いろ はオレンジ・ライラック・ミント・ブロンズ・ブルー・ホワイトの6種類 しゅるい から選択 せんたく できる。8種類 しゅるい の香 かお りを選択 せんたく できるアンビエント・エア・パッケージは、室内 しつない に快適 かいてき な香 かお りを漂 ただよ わせるのみならず、車内 しゃない の空気 くうき をイオン化 いおんか させて浄化 じょうか し、乗員 じょういん の快適 かいてき 性 せい を向上 こうじょう させる。
ラゲッジ・ルーム容量 ようりょう は、550 Lから最大 さいだい 1,600 Lまで拡張 かくちょう することができる。フロント・ウィンドウにはアコースティック・ガラスが標準 ひょうじゅん 装備 そうび され、室内 しつない の騒音 そうおん レベルが低 ひく く抑 おさ えられる。また、このガラスはフロント左右 さゆう のウィンドウにも装着 そうちゃく 可能 かのう である。これにより、ドアミラー周 まわ りで発生 はっせい する風切 かざき り音 おん が室内 しつない へ侵入 しんにゅう することをさらに抑止 よくし できる。
音声 おんせい 認識 にんしき での操作 そうさ も可能 かのう なタッチ・スクリーン のiDriveナビゲーション・システムや、BMWコネクテッド・ドライブが装備 そうび される。さらに、液晶 えきしょう ディスプレイを備 そな えたリモコンキー「BMWディスプレイ・キー」は施錠 せじょう ・開 ひらき 錠 じょう に加 くわ え、燃料 ねんりょう 残 ざん 量 りょう やメンテナンス時期 じき 、ウィンドウやサンルーフの開閉 かいへい 状 じょう 況 きょう などが遠隔 えんかく で確認 かくにん できる。
予防 よぼう 安全 あんぜん は大幅 おおはば にアップグレードされた。2つのステレオ・カメラと前後 ぜんご 5つのミリ波 は レーダー・センサーを駆使 くし した、BMW最新 さいしん の安全 あんぜん 機能 きのう ・運転 うんてん 支援 しえん システム「ドライビング・アシスト・プラス」を装備 そうび し、一定 いってい の条件下 じょうけんか では部分 ぶぶん 的 てき な自動 じどう 運転 うんてん をも可能 かのう とする。
パワートレインは、2.0 L 直 ちょく 4 BMWツインパワー・ターボ・エンジンと、3.0 L 直 ちょく 6 BMWツインパワー・ターボ・エンジンが用意 ようい される。両者 りょうしゃ ともガソリン/ディーゼルの両方 りょうほう が用意 ようい され、8速 そく ATが標準 ひょうじゅん 設定 せってい となる。50:50の前後 ぜんご 重量 じゅうりょう 配分 はいぶん 、フロントのダブル・ジョイント・スプリング・ストラット・アクスルと5リンク・アクスルからなるサスペンション・コンセプト、四 よん 輪 りん 駆動 くどう システム「xDrive」といった構成 こうせい 要素 ようそ は、先代 せんだい から継承 けいしょう される。
モデル・バリエーションは、従来 じゅうらい の「xLine」「M Sport」に加 くわ え、クローム・メッキされたラジエーターグリルのバー、フローズン・グレイとクロームのツートン仕様 しよう のアンダー・ボディ・プロテクション、クラシックなデザインのアロイ・ホイールを装備 そうび する「Luxury Line」を新 あら たに設定 せってい した。また、歴代 れきだい 初 はつ となるBMW Individual塗装 とそう が選択 せんたく でき、モデル専用 せんよう 色 しょく としてサンストーン・メタリック・ペイントが用意 ようい される。
2019年 ねん 4月 がつ 16日 にち 、上海 しゃんはい モーターショー2019 にて、高性能 こうせいのう モデル「X3 M」および「X3 M Competition」が発表 はっぴょう された[ 27] 。
2021年 ねん 6月 がつ 9日 にち 、後期 こうき 型 がた が発表 はっぴょう された[ 28] [ 29] 。左右 さゆう 一体 いったい 構造 こうぞう のキドニーグリルや、空 そら 力 りょく 特性 とくせい に優 すぐ れた前後 ぜんご バンパー、フルLEDの前後 ぜんご ライト、新 しん 形状 けいじょう のセンターコンソールなど、内 うち 外装 がいそう のデザインが刷新 さっしん された。また、高性能 こうせいのう 3眼 め カメラ&レーダーおよび高性能 こうせいのう プロセッサーを駆使 くし した「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を搭載 とうさい し、日本 にっぽん 初 はつ 認可 にんか の「ハンズ・オフ機能 きのう 付 つ き渋滞 じゅうたい 運転 うんてん 支援 しえん 機能 きのう 」が使用 しよう できるようになった。コネクティビティも強化 きょうか され、「OK, BMW」で起動 きどう するBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントをはじめ、BMWコネクテッド・ドライブ、Apple CarPlay も備 そな わった。BMW OSは、ver7.0にアップデートされた。パワートレインでは、全 ぜん モデルにマイルド・ハイブリッド ・テクノロジーが搭載 とうさい された。
2020年 ねん 、G01をベースとして、歴代 れきだい 初 はつ かつSAV初 はつ の電気 でんき 自動車 じどうしゃ であるiX3 (G08) が登場 とうじょう した[ 30] 。第 だい 5世代 せだい のBMW「eDrive」テクノロジーが搭載 とうさい され、一 いち 充電 じゅうでん あたりの走行 そうこう 可能 かのう 距離 きょり は460 kmであった。
2024年 ねん 9月 がつ 5日 にち 、南 みなみ アフリカ・ロスリン工場 こうじょう で最後 さいご のX3が生産 せいさん された[ 31] 。3代目 だいめ X3は合計 ごうけい 40万 まん 3114台 だい が製造 せいぞう され、最終 さいしゅう のカーボンブラック塗装 とそう の車体 しゃたい はドイツの顧客 こきゃく に納入 のうにゅう された[ 31] 。同年 どうねん 10月 がつ より4代目 だいめ のX3の製造 せいぞう が同 どう 工場 こうじょう で開始 かいし された[ 31] 。
2017年 ねん 10月 がつ 19日 にち に発表 はっぴょう された[ 32] [ 33] 。ラインアップは「xDrive20i」「xDrive20d」で、それぞれに「Standard」「xLine」「M Sport」が用意 ようい される。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、2.0 L 直 ちょく 4エンジンに8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。
2018年 ねん 5月 がつ 18日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 34] 。「xLine」および「M Sport」でヘッドアップ・ディスプレイを標準 ひょうじゅん 装備 そうび とした。
同年 どうねん 9月 がつ 20日 はつか 、高性能 こうせいのう ディーゼル・エンジンを搭載 とうさい するM Performanceモデル「M40d」が追加 ついか 導入 どうにゅう された[ 35] 。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、3.0 L 直 ちょく 6 M Performanceツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンに8速 そく スポーツATが組 く み合 あ わされる。Mスポーツ・サスペンションおよびMスポーツ・ディファレンシャルが搭載 とうさい されており、より正確 せいかく なトラクション・コントロールを実現 じつげん すると同時 どうじ に、コーナリング性能 せいのう を高 たか めている。内 うち 外装 がいそう は、大型 おおがた キドニーグリル、エア・インテークおよびミラー・キャップをフェリック・グレーで統一 とういつ したほか、ブラック・クローム仕上 しあ げのデュアル・エキゾースト・テールパイプと、「M40d」のリア・バッジを装備 そうび している。
2019年 ねん 6月 がつ 23日 にち 、高性能 こうせいのう モデル「X3 M」および「X3 M Competition」が発表 はっぴょう された[ 36] 。BMW M 社 しゃ が開発 かいはつ を手 て がけた3.0 L 直 ちょく 6エンジンにドライブロジック付 つ き8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。インテリジェント4WDシステム「BMW M xDrive」や「アクティブMディファレンシャル」を搭載 とうさい し、サーキット走行 そうこう を想定 そうてい したパフォーマンスを持 も ち合 あ わせる。「X3 M Competition」は、「X3 M」をベースに出力 しゅつりょく を増強 ぞうきょう しているほか、ブラックアウトしたエクステリアパーツ、Mマルチファンクションシートなどの専用 せんよう アイテムを装備 そうび する。
同年 どうねん 11月 がつ 14日 にち 、特別 とくべつ 仕様 しよう 車 しゃ 「MIDNIGHT EDITION」を限定 げんてい 130台 だい で発売 はつばい [ 37] 。「xDrive20d M Sport」をベースに、純正 じゅんせい アクセサリーの20インチブラック・ホイール、限定 げんてい 装備 そうび のエクステンド・シャドー・ライン・エクステリアを採用 さいよう し、ブラック・サファイアのボディと相 あい まって統一 とういつ 感 かん を持 も たせた。インテリアは、コニャック色 しょく のシートにセンサテック・ダッシュボードを特別 とくべつ 装備 そうび する。
2020年 ねん 3月 がつ 6日 にち 、高性能 こうせいのう ガソリン・エンジンを搭載 とうさい するM Performanceモデル「M40i」が追加 ついか 導入 どうにゅう された[ 38] 。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、3.0 L 直 ちょく 6 M Performanceツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに8速 そく スポーツATが組 く み合 あ わされる。内 うち 外装 がいそう の意匠 いしょう や装備 そうび は、同 おな じくM Performanceモデルの「M40d」に準 じゅん じる。
同年 どうねん 4月 がつ 9日 にち 、歴代 れきだい 初 はつ のプラグイン・ハイブリッド・モデル (PHEV)「xDrive30e」が追加 ついか 導入 どうにゅう された[ 39] 。ラインアップは「xLine」と「M Sport」が用意 ようい される。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、2.0 L 直 ちょく 4 BMWツインパワー・ターボ・エンジンに電気 でんき モーターを搭載 とうさい し、8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。電気 でんき モーターのみでは最高 さいこう 速度 そくど 140 km/hまで走行 そうこう 可能 かのう で、一 いち 充電 じゅうでん あたりの航続 こうぞく 距離 きょり は44 kmを実現 じつげん している。また容量 ようりょう 34 Ahのリチウム・イオン・バッテリー を搭載 とうさい し、約 やく 3.5時 じ 間 あいだ の普通 ふつう 充電 じゅうでん で0%から80%まで充電 じゅうでん 可能 かのう となっている。センター・コンソールには「eDrive」ボタンを装備 そうび し、純粋 じゅんすい な電気 でんき 走行 そうこう となる「MAX eDrive」、走行 そうこう 状 じょう 況 きょう に応 おう じて電気 でんき 走行 そうこう とエンジン走行 そうこう の間 あいだ で最適 さいてき な駆動 くどう 方式 ほうしき を選択 せんたく する「AUTO eDrive」、ドライバーが任意 にんい に設定 せってい した充電 じゅうでん 量 りょう に達 たっ するまでエンジン走行 そうこう する「Battery Control」の3つの走行 そうこう モードを選択 せんたく することができる。
同年 どうねん 11月 がつ 17日 にち 、仕様 しよう 変更 へんこう [ 40] 。「M40d」に48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを搭載 とうさい した。このテクノロジーは、48 Vスターター・ジェネレーター と、それによって発電 はつでん された電気 でんき を蓄積 ちくせき する追加 ついか のバッテリーで構成 こうせい される。48 Vバッテリーは電気 でんき で作動 さどう する機能 きのう に電力 でんりょく を供給 きょうきゅう するだけでなく、内燃 ないねん エンジンの負荷 ふか を軽減 けいげん する役割 やくわり も担 にな う。さらに、ジェネレーターは発進 はっしん 時 じ および加速 かそく 中 ちゅう にダイナミックな出力 しゅつりょく 特性 とくせい をサポートするほか、コースティング機能 きのう を装備 そうび しており、燃費 ねんぴ 効率 こうりつ も高 たか める。
2021年 ねん 10月 がつ 28日 にち 、後期 こうき 型 がた の販売 はんばい が開始 かいし された[ 41] 。ラインアップは大幅 おおはば に整理 せいり され、「xDrive20i」「xDrive30e」が「Standard」のみ、「xDrive20d」が「Standard」と「M Sport」となった。また、全 ぜん モデルで「xLine」グレードが廃止 はいし された。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、2.0 L 直 ちょく 4エンジンに、8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。あわせて、特別 とくべつ 仕様 しよう 車 しゃ 「M Sport Edition」を限定 げんてい 30台 だい で発売 はつばい [ 42] 。「M40d」をベースとし、エクステリアにはブラックのアクセントを、インテリアには特別 とくべつ なブラック&ブルー・ステッチのスポーツ・シートとMシート・ベルト を採用 さいよう している。
2023年 ねん 5月 がつ 、一部 いちぶ 改良 かいりょう を実施 じっし 。同時 どうじ に「xDrive20i」および「xDrive30e」を廃止 はいし 。これにより、継続 けいぞく 販売 はんばい されるのは「xDrive20d」の通常 つうじょう モデルとMスポーツ、「M40」のガソリンとディーゼルの計 けい 4モデルへ集約 しゅうやく された[ 43] 。全車 ぜんしゃ 右 みぎ ハンドルのみ。
G01(2017年 ねん - 2021年 ねん )/ G01 LCI(2021年 ねん - 2024年 ねん )
グレード
型式 けいしき
排気 はいき 量 りょう (cc)
エンジン
最高 さいこう 出力 しゅつりょく (ps/rpm)
最大 さいだい トルク (kgm/rpm)
変速 へんそく 機 き
駆動 くどう 方式 ほうしき
xDrive20i(2017年 ねん - 2020年 ねん )
B48B20A
1,998
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCターボ
184/5,000
29.6/1,350-4,250
8速 そく AT
四 よん 輪 りん 駆動 くどう
xDrive20i(2020年 ねん - 2023年 ねん )
30.6/1,350-4,000
xDrive20d(2017年 ねん - 2024年 ねん )
B47D20A
1,995
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCディーゼルターボ
190/4,000
40.8/1,750-2,500
xDrive30e(2020年 ねん - 2023年 ねん )
B48B20A
1,998
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCターボ+電気 でんき モーター
184/5,000
30.6/1,350-4,000
M40i(2020年 ねん - 2024年 ねん )
B58B30B
2,997
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHCターボ
387/5,800
50.9/1,800-5,000
M40d(2018年 ねん - 2020年 ねん )
B57D30B
2,992
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHCディーゼルターボ
326/4,400
69.3/1,750-2,750
M40d(2020年 ねん - 2024年 ねん )
340/4,400
71.4/1,750-2,250
M(2019年 ねん - 2024年 ねん )
S58B30A
2,992
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHCツインターボ
480/6,250
61.2/2,600-5,600
M Competition(2019年 ねん - 2024年 ねん )
510/6,250
61.2/2,600–5,950
2024年 ねん 6月 がつ 19日 にち 、フルモデルチェンジ[ 44] 。
ボディサイズは、全長 ぜんちょう が34 mm、全幅 ぜんぷく が29 mm拡大 かくだい され、全 ぜん 高 こう は25 mm低 ひく くなった[ 45] 。トレッドは、フロントが最大 さいだい 16 mm、リアが最大 さいだい 45 mm拡大 かくだい された。エクステリアは、斜 なな めのデザインが取 と り入 い れられたキドニーグリル、環状 かんじょう のシグネチャーを2回 かい 繰 く り返 かえ すツイン・サーキュラーを進化 しんか させたLEDヘッドライトが印象 いんしょう 的 てき である。新 しん 世代 せだい のデザイン言語 げんご により、金属 きんぞく の塊 かたまり から削 けず り出 だ したようなスポーティかつ力強 ちからづよ いプロポーションをアピールしたという。さらに、夜間 やかん にグリルの縁 えん をライトアップする「アイコニック・グロー」を、上位 じょうい モデルに続 つづ き採用 さいよう している。リアのナンバープレートの取 と り付 つ け位置 いち は、テールゲートからバンパーへ改 あらた められた。
インテリアは、同 どう 時期 じき にリリースされた1シリーズ (F70) と同様 どうよう に、メーターパネルと、コントロールディスプレイを一体化 いったいか させた「BMWカーブド・ディスプレイ」を、運転 うんてん 席 せき 側 がわ に傾 かたむ けて配置 はいち した。従来 じゅうらい のシフトレバーと、iDriveコントローラーは廃止 はいし され、トグルスイッチ式 しき のギヤセレクターに置 お き換 か わった。また、ドアパネルやQi 機能 きのう を備 そな えたセンターコンソールには、アンビエントライトが配置 はいち される。
BMW OSは、X2 (U10) に初 はつ 搭載 とうさい されたAndroid ベースのID9で、TVer やNHKオンデマンド といった他社 たしゃ 製 せい のソフトウェアのインストールが可能 かのう になった[ 45] 。さらに、車両 しゃりょう のキーを持 も たずとも、対応 たいおう のスマートフォン、スマートウォッチを携行 けいこう していれば、車両 しゃりょう に近 ちか づくだけでロック解除 かいじょ 、エンジン始動 しどう を可能 かのう にする「BMWデジタル・キー・プラス」や、AI技術 ぎじゅつ を活用 かつよう し、音声 おんせい 会話 かいわ だけで車両 しゃりょう の操作 そうさ 、情報 じょうほう へのアクセスが可能 かのう となる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も装備 そうび している。
パワートレインは、先代 せんだい と同 おな じくガソリン、ディーゼル、PHEVが用意 ようい される。ガソリンとディーゼルには48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載 とうさい する[ 45] 。先代 せんだい と比較 ひかく し、キャスター角 かく は19%増 ふ やされ、直進 ちょくしん 安定 あんてい 性 せい が改善 かいぜん された。また、スタビライザーのマウント部分 ぶぶん の剛性 ごうせい も高 たか められ、ロールの大幅 おおはば な低減 ていげん も図 はか られた。快適 かいてき 性 せい と操縦 そうじゅう 安定 あんてい 性 せい の両立 りょうりつ のため、電子 でんし 制御 せいぎょ 可変 かへん のショックアブソーバーも導入 どうにゅう されている。トラクションコントロールはエンジン制御 せいぎょ ユニットに統合 とうごう され、DSCユニットを経由 けいゆ しない制御 せいぎょ に改 あらた められた。これにより、従来 じゅうらい システムに比 くら べて最大 さいだい 10倍 ばい の速度 そくど で細 こま かい制御 せいぎょ が行 おこな えるようになった。
先進 せんしん 運転 うんてん 支援 しえん システム (ADAS)は、高性能 こうせいのう カメラ&レーダーと高性能 こうせいのう プロセッサーを駆使 くし する、新 しん 世代 せだい の「ドライビング・アシスト」を装備 そうび する。ハンズ・オフ機能 きのう 付 つ き渋滞 じゅうたい 運転 うんてん 支援 しえん 機能 きのう をはじめ、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線 しゃせん 変更 へんこう 警告 けいこく システム)、衝突 しょうとつ 回避 かいひ ・被害 ひがい 軽減 けいげん ブレーキ(事故 じこ 回避 かいひ ステアリング付 づけ )、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏 ふ み間違 まちが い急 きゅう 発進 はっしん 抑制 よくせい 機能 きのう などが搭載 とうさい される。
高性能 こうせいのう ガソリン・エンジンを搭載 とうさい するM Performanceモデルの「M50 xDrive」には、電子 でんし 制御 せいぎょ 式 しき のMスポーツ・デファレンシャル、アダプティブMサスペンション、バリアブル・スポーツ・ステアリング、M スポーツ・ブレーキ(レッド・ハイグロス・キャリパー)などが装備 そうび される。パワートレインは、通常 つうじょう モデル同様 どうよう にマイルドハイブリッド化 か され、システム総合 そうごう の最高 さいこう 出力 しゅつりょく は398 PS、最大 さいだい トルクは580 Nmを達成 たっせい する[ 45] 。
2024年 ねん 11月28日 にち に発表 はっぴょう された[ 46] 。ラインアップは、2.0 L 直 ちょく 4 ガソリンエンジンを搭載 とうさい する「20 xDrive」、2.0 L 直 ちょく 4 ディーゼルエンジンを搭載 とうさい する「20d xDrive」、3.0 L 直 ちょく 6 ガソリンエンジンを搭載 とうさい する「M50 xDrive」の3種類 しゅるい である。「20 xDrive」には「xLine」が、「20d xDrive」には「M Sport」が用意 ようい される。右 みぎ ハンドル仕様 しよう のみで、8速 そく ATが組 く み合 あ わされる。
G45(2024年 ねん - )
グレード
型式 けいしき
排気 はいき 量 りょう (cc)
エンジン
最高 さいこう 出力 しゅつりょく (ps/rpm)
最大 さいだい トルク (kgm/rpm)
変速 へんそく 機 き
駆動 くどう 方式 ほうしき
20 xDrive(2024年 ねん - )
B48B20P
1,998
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCターボ
190/5,000
31.6/1,500-4,000
8速 そく AT
四 よん 輪 りん 駆動 くどう
20d xDrive(2024年 ねん - )
B47D20B
1,995
直列 ちょくれつ 4気筒 きとう DOHCディーゼルターボ
197/4,000
40.8/1,500-2,750
M50 xDrive(2024年 ねん - )
B58B30P
2,997
直列 ちょくれつ 6気筒 きとう DOHCターボ
381/5,500
55.1/1,900-4,800
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