Pop!_OS

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Pop!_OS
Pop!_OS 21.10, with the COSMIC desktop
開発かいはつ者しゃ System76
OSの系統けいとう Unix系けい, Linux, Ubuntu
開発かいはつ状じょう況きょう 開発かいはつ中ちゅう
ソースモデル オープンソース
初版しょはん 2017年ねん10月がつ27日にち (6年ねん前まえ) (2017-10-27)[1]
最新さいしん安定あんてい版ばん Pop!_OS 22.04 LTS[2] / 2022年ねん4月がつ25日にち (2年ねん前まえ) (2022-04-25)
リポジトリ https://github.com/pop-os
アップデート方式ほうしき APT (+ Pop!_Shop User Interface)
パッケージ管理かんり
  • APT (コマンドライン)
  • dpkg (バックエンド)
  • Pop!_Shop (GUI)
  • Flatpak
プラットフォーム x86-64, ARM64
カーネル種別しゅべつ モノリシックカーネル
ユーザランド GNU
既定きていのUI GNOME (COSMIC)
ウェブサイト pop.system76.com
テンプレートを表示ひょうじ

Pop!_OS（ポップ・オーエス）は、Ubuntuをベースにした自由じゆうかつオープンソースなLinuxディストリビューションであり、COSMICと呼よばれるカスタマイズされたGnomeデスクトップ環境かんきょうを備そなえている。このディストリビューションは、アメリカのLinuxコンピューターメーカーSystem76によって開発かいはつされている。Pop!_OSは主しゅとしてSystem76によって構築こうちくされたコンピューターにバンドルするために構成こうせいされたものだが、ほとんどのコンピューターにダウンロードしてインストールすることができる[3]。

Pop!_OSは、標準ひょうじゅん機能きのうとしてAMDとNVIDIAの両方りょうほうのGPUの完全かんぜんなサポートを提供ていきょうしているため、ゲーム用ようにセットアップするのが簡単かんたんなディストリビューションと見みなされている。Pop!_OSは、デフォルト設定せっていでのディスク暗号あんごう化か、合理ごうり化かされたウィンドウとワークスペースの管理かんり、ナビゲーション用ようのキーボードショートカット、および組くみ込こみの電源でんげん管理かんりプロファイルを提供ていきょうしており、最新さいしんのリリースには、TensorFlowとCUDAの簡単かんたんなセットアップを可能かのうにするパッケージも含ふくまれている[4][5]。

Pop!_OSは主おもにSystem76によって維持いじされ、リリースバージョンのソースコードはGitHubリポジトリでホストされている。他たの多おおくのLinuxディストリビューションとは異ことなり、コミュニティ主導しゅどうではないが、外部がいぶのプログラマがソースコードを提供ていきょう、表示ひょうじ、変更へんこうすることができる。また、カスタムISOイメージを作成さくせいし、別べつの名前なまえで再さい配布はいふすることもできる[6][7]。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

Pop!_OSは主おもにフリーソフトウェアを使用しようしている。Wi-FiやディスクリートGPUのデバイスドライバ、メディアコーデックにはプロプライエタリソフトウェアも使用しようされている。LibreOfficeやFirefox、Geary（英語えいご版ばん）など、さまざまなデフォルトソフトウェアが付属ふぞくしている。パッケージマネージャーのPop!_Shopを使用しようし追加ついかのソフトウェアをダウンロードできる[5]。

Pop!_OSはパッケージマネージャーとしてAPTを使用しようしており、当初とうしょはSnapやFlatpakは使用しようされていなかったが、バージョン20.04LTSでFlatpakのサポートが追加ついかされた。ソフトウェアパッケージは、UbuntuリポジトリおよびPop!_OS独自どくじのリポジトリから入手にゅうしゅできる。 Pop!_OSは、Pop!_OSテーマを備そなえたカスタマイズされたGNOME Shellインターフェイスを特色とくしょくとしている[8][9]。

デュアルGPUラップトップの異ことなるビデオモードを切きり替かえるためのGUIトグルがGNOMEシステムメニューにあり、表示ひょうじモードには、ハイブリッド、ディスクリート、iGPUのみの3つがある。Intel Clear Linux（英語えいご版ばん）ディストリビューションを元もとに開発かいはつされた電源でんげん管理かんりパッケージがある[10][5]。Pop!_OSは現在げんざいXorgをディスプレイマネージャとして使用しようしており、Waylandはオプションで利用りようできる。

Pop!_OSリポジトリからパッケージをインストールすることで、 TensorFlowおよびCUDA対応たいおうプログラムを追加ついかでき、追加ついかの構成こうせいを必要ひつようとしない[11]。

Pop!_OSは、ユーザーファイルを保持ほじしたままシステムを「リフレッシュ」するために使用しようできるリカバリパーティションを提供ていきょうする。この機能きのうは、初期しょきインストール時じに設定せっていした場合ばあいのみ使用しようできる[12]。

21.04リリースから、Pop!_OSには、COSMIC (Computer Operating System Main Interface Components)と呼よばれる、System76が開発かいはつした新あたらしいカスタマイズされたGNOMEデスクトップ環境かんきょうが含ふくまれる。ワークスペースとアプリケーション毎ごとの個別こべつのビューのほか、デフォルトでドックを備そなえており、マウス駆動くどうとキーボード駆動くどうの両方りょうほうのワークフローをサポートする[13][14]。

System76は、GNOMEに基もとづかない新あたらしいデスクトップ環境かんきょうを作成さくせいすると発表はっぴょうした。このデスクトップ環境かんきょうはRustで記述きじゅつされ、バージョン21.04以降いこうで使用しようされているCOSMICデスクトップと類似るいじした環境かんきょうを目指めざして開発かいはつするとしている。System76は、新あたらしいデスクトップ環境かんきょうを構築こうちくする理由りゆうとして、GNOME拡張かくちょう機能きのうの制限せいげん、およびデスクトップエクスペリエンスに関かんするGNOME開発かいはつ者しゃとの意見いけんの相違そういをあげている[15]。

インストール[編集へんしゅう]

Pop!_OSは、ダウンロード用ように2つのISOイメージを提供ていきょうしている。1つはAMDビデオドライバーを搭載とうさいし、もう1つはNvidiaドライバーを搭載とうさいしている。適切てきせつなISOファイルをダウンロードし、 Etcher（英語えいご版ばん）やUNetbootinなどのツールを使用しようしてUSBフラッシュドライブまたはDVDに書かき込こむことができる[16]。

Pop!_OSは当初とうしょUbiquityを使用しようしていたが、後のちにElementary OSとのパートナーシップで構築こうちくされたカスタムインストーラーに切きり替かえた[17][18]。

リリース履歴りれき[編集へんしゅう]

17.10[編集へんしゅう]

Pop!_OSを提供ていきょうする以前いぜん、System76はUbuntuがプリインストールされたコンピューターを販売はんばいしていた。UbuntuがUnityの開発かいはつを中止ちゅうしし、デスクトップ環境かんきょうをGNOMEに戻もどすことを決定けっていした後のち、2017年ねんにPop!_OSの開発かいはつが開始かいしされた。Pop!_OSの最初さいしょのリリースは17.10で、Ubuntu 17.10をベースとしていた[19]。新あたらしいディストリビューションを構築こうちくする決定けっていを説明せつめいするブログ投稿とうこうで、同社どうしゃはデスクトップファーストのディストリビューションが必要ひつようであると述のべた。最初さいしょのリリースはUbuntu GNOMEの主おもに見みた目めをカスタマイズされたバージョンだった。いくつかの異ことなるデフォルトアプリケーションが提供ていきょうされ、いくつかの設定せっていが変更へんこうされた[20]。最初さいしょのPopテーマは、Adapta GTKテーマのフォークと、その他たのアップストリームプロジェクトだった[21]。17.10ではPop!_Shopソフトウェアストアも導入どうにゅうされた。これは、elementary OSアプリストアのフォークだった[22]。

Make Use OfのBertel Kingは2017年ねん11月にバージョン17.10をレビューし、「System76がUbuntuを取とってきてそれに別べつの名前なまえを付つけたというような安直あんちょくなものではない」と述のべた。Kingは全体ぜんたいとしてはこのリリースを賞賛しょうさんしたが、配布はいふ用ように最適さいてき化かされたアプリケーションとそうでないアプリケーションとの間あいだの「視覚しかく的てきな不一致ふいっち」と、アプリケーションストアのPop!_Shopの不完全ふかんぜんさについては厳きびしい評価ひょうかを下くだした。彼かれはレビューの結むすびで、既存きそんのハードウェアでPop!_OSを試ためしてみたいユーザーにとって「Ubuntu 17.10がGNOMEを採用さいようしたので、Pop!_OSをインストールする理由りゆうが1つ減へった」と評ひょうしている[23]

18.04 LTS[編集へんしゅう]

バージョン18.04では、電力でんりょくプロファイル、簡単かんたんなGPU切きり替かえ機能きのう（特とくにNvidia Optimus（英語えいご版ばん）を搭載とうさいしたラップトップ向むけ）、HiDPIのサポート、フルディスク暗号あんごう化か、そしてPop!_OSリポジトリへのアクセスが追加ついかされた[24]。

2018年ねん、レビュアーのPhillip PradoはPop!_OS 18.04を「見栄みばえの良よいLinuxディストリビューション」と評ひょうした。彼かれは、「概がいして、Pop!_OSは素晴すばらしいディストリビューションだと思おもう。何なんらかのワークフローに触ふれてみれば、それに慣なれているかどうかにかかわらず、ほとんどの人ひとが本当ほんとうに楽たのしむことができるだろう。それはすっきりとして、速はやく、そしてよく作つくり込こまれている。これはまさにSystem76が目指めざしていたものだろう。」と述のべた[25]。

18.10[編集へんしゅう]

リリース18.10は2018年ねん10月がつにリリースされた。これには、新あたらしいLinuxカーネル、グラフィックスタック、テーマの変更へんこう、更新こうしんされたアプリケーション、およびPop!_Shopの改善かいぜんが含ふくまれていた[26]。

19.04[編集へんしゅう]

バージョン19.04は、主おもに同おなじUbuntuバージョンに対応たいおうしたインクリメンタルアップデートである。アプリケーションウィンドウのヘッダーの上下じょうげ幅はばを小ちいさくすることで画面がめんスペースを最大さいだい化かする「スリムモード」オプション、夜間やかん使用しようのための新あたらしいダークモード、新あたらしいアイコンセットが組くみ込こまれた[27]。

OMG! Ubuntu!のJoey Sneddonは2019年ねん4月がつにPop!_OS 19.04をレビューし、「私わたしはPop OSに特とくに価値かちを感かんじていない。実際じっさい、普通ふつうのUbuntu 19ではなくPop OSを勧すすめる理由りゆうは思おもいつかない……」と書かいた[12]。

19.10[編集へんしゅう]

インクリメンタルアップデートに加くわえて、バージョン19.10では、カスタムTensorFlowツールチェーン管理かんりツールであるTensorman、多言たげん語ごサポート、およびAdwaita（英語えいご版ばん）に基もとづく新あたらしいテーマが導入どうにゅうされた[28][29][30]。

2019年ねん、It's FOSSのAnkush DasはPop!_OSとUbuntuを比較ひかくして、どちらのディストリビューションにも利点りてんがあると述のべつつ、「全体ぜんたい的てきな配色はいしょく、アイコン、Pop!_OSで使用しようされているテーマは、間違まちがいなくより快適かいてきで優すぐれたユーザーエクスペリエンスを提供ていきょうしている。」と述のべた[31]。

20.04 LTS[編集へんしゅう]

Pop!_OS 20.04 LTSはUbuntu 20.04 LTSをベースとしており、2020年ねん4月がつ30日にちにリリースされた。選択せんたく可能かのうな自動じどうタイリング、拡張かくちょうされたキーボードショートカット、およびワークスペース管理かんりが導入どうにゅうされた。Pop!_ShopアプリケーションストアはFlatpakのサポートを追加ついかし、ラップトップ向むけに「ハイブリッドグラフィックモード」を導入どうにゅうした。これにより、省しょう電力でんりょくのIntel GPUを使用しようしつつ、NVidia GPUを必要ひつようとするアプリケーション用ようにNVidia GPUへの切きり替かえを提供ていきょうすることが可能かのうになった。ファームウェアの更新こうしんが自動じどう化かされ、オペレーティングシステムの更新こうしんをダウンロードして、後あとでオフラインで適用てきようできるようになった[32]。

FOSS Linuxの編集へんしゅう者しゃであるDivya Kiran KumarはPop!_OS 20.04ベータ版ばんをテストし、「非常ひじょうに効果こうか的てきなワークスペース、高度こうどなウィンドウ管理かんり、豊富ほうふなキーボードショートカット、すぐに使用しようできるディスク暗号あんごう化か、および無数むすうのプリインストールアプリを備そなえている。時間じかんと労力ろうりょくを有効ゆうこうに活用かつようしたい人ひとにとっては、これは素晴すばらしい選択せんたくとなるだろう。」と述のべた[33]。

Jason Evangelhoは、2020年ねん1月がつのFOSS LinuxでのPop!_OSのレビュー内ないで、Pop!_OSは「Ubuntuベースの最高さいこうのディストリビューション」であると断言だんげんした[34]。

Ankush Dasは、2020年ねん3月がつのIt's FOSSでPop!_OSをレビューし、Pop!_OSは「Ubuntuベースの最高さいこうのディストリビューション」であるとし、「ウィンドウタイリング機能きのう、Flatpakのサポート、その他た数すう多おおくの改善かいぜんにより、私わたしのPop!_OS 20.04体験たいけんはこれまでで最上級さいじょうきゅうのものとなった」と述のべた[35]。

OMG! Ubuntu!のレビュー担当たんとう者しゃであるJoey Sneddonは、Pop!_OS 20.04について、「これはある意味いみユーザーエクスペリエンス全体ぜんたいの革命かくめいと言いえる」と書かいた。彼かれはさらに、「このディストリビューションはパワーユーザー好このみの環境かんきょうを惜おしみなく提供ていきょうしながら、それを同時どうじに全すべてのユーザーが使つかえるものにしている。この事実じじつは、いわゆる『フラグメンテーション』と呼よばれるものが悪わるいわけではないということをはっきりと示しめしている。それはカメレオン的てきな生存せいぞん戦略せんりゃくであり、タスクで必要ひつようとされる条件じょうけんが何なにであれLinuxを適応てきおうさせている。これは（元もとネタがわかる人ひとには）コンピューティングのT-1000だと言いえるだろう。率直そっちょくに言いって、Ubuntuはこのアプローチから学まなぶものがあるはずだ。」と述のべた[36]。

2020年ねん10月がつ19日にちのFOSS Bytesのレビューで、Mohammed Abubakarは、これは「最高さいこうのUbuntuベースのディストリビューション」であるとし、「初心者しょしんしゃにとっての扱あつかいやすさとプロフェッショナルやゲーム用途ようと向むけの完璧かんぺきなバランスを取とったUbuntuベースのLinuxディストリビューション」であると述のべた[37]。

20.10[編集へんしゅう]

Pop!_OS 20.10はUbuntu 20.10をベースとしており、2020年ねん10月がつ23日にちにリリースされた。スタック可能かのうなタイルウィンドウとフローティングウィンドウの例外れいがいが自動じどうタイルモードに導入どうにゅうされた。フラクショナルスケーリング、およびハイブリッドグラフィックスでの外部がいぶモニターサポートも導入どうにゅうされた[38][39]。

Beta Newsのレビュー担当たんとう者しゃであるBrian Fagioliは、特とくにフラクショナルスケーリングとスタッキングの可用性かようせいを称賛しょうさんし、「同社どうしゃがPop!_OSで行おこなっているのは、基本きほん的てきに、Ubuntuを土台どだいに調整ちょうせいと変更へんこうを加くわえ、さらにユーザーフレンドリーにするための改善かいぜんである。結果けっかとして、Pop!_OSは、土台どだいとしているOSよりもはるかに優すぐれたものになっている。」と述のべた[40]。

21.04[編集へんしゅう]

Pop!_OS 21.04はUbuntu 21.04をベースとしており、2021年ねん6月がつ29日にちにリリースされた[14]。搭載とうさいされたCOSMIC (Computer Operating System Main Interface Components)デスクトップはGNOMEに基もとづいているが、独自どくじのドックとショートカットコントロールが追加ついかされている[14][41]。

OMG Ubuntuで、Joey Sneddonは、「COSMICはデスクトップにドックを配置はいちし、ワークスペースとアプリケーションを個別こべつにアクセス可能かのうな画面がめんに分離ぶんりし、新あたらしいキーボード主体しゅたいのアプリランチャー（デフォルトではすべてのものを検索けんさくしようとはしない）を追加ついかし、タッチパッドジェスチャではいくつかの待望たいぼうの機能きのう割わり当あてを追加ついかし、そして ー それだけでは不十分ふじゅうぶんであるかのように ー 独自どくじのウィンドウタイリング拡張かくちょう機能きのう（いつでもオン/オフを切きり替かえ可能かのう）をさらに改良かいりょうしている。」と述のべた。さらに彼かれは、「Pop!_OS 21.04は、『Ubuntuはこうなれたはずだ』（『こうなるべき』と言いう人ひともいるだろう）というディストリビューションである。Pop!_OSは、会議かいぎで作つくられた理想りそう的てきなユースケースに固執こしつして、潜在せんざい的てきなユーザーをそれに従したがわせようとはしない。COSMICは、事前じぜんに決きめられたワークフローをユーザーに課かすのではなく、ユーザーが自分じぶんの条件じょうけんでより効率こうりつ的てきに作業さぎょうできるように支援しえんしようとしている。」と続つづけた[41]。

21.10[編集へんしゅう]

Pop!_OS 21.10はUbuntu 21.10をベースとしており、2021年ねん12月14日にちにリリースされた[42]。GNOME 40、新あたらしい「Vertical Overview」拡張かくちょう機能きのう、新あたらしいアプリケーションメニュー、Raspberry Pi 4もTech Previewとしてサポートしている。

22.04 LTS[編集へんしゅう]

Pop!_OS 22.04はUbuntu 22.04 LTSをベースとしており、2022年ねん4月がつ25日にちにリリースされた。System76 COSMIC UXを備そなえたGNOME 42[43]ベースが含ふくまれている。 Pop!_OSを自動的じどうてきに更新こうしんおよびアップグレードする機能きのうは、「設定せってい」の「OSのアップグレードとリカバリ」パネルに追加ついかされた。

設定せっていメニューの下部かぶに新あたらしいサポートパネルが追加ついかされた。このパネルから、Pop!_OSのトラブルシューティングリソースにすばやくアクセスできる。ダークモードとライトモードに別々べつべつの背景はいけいを追加ついかする機能きのうが追加ついかされた。Pop!_Shopは大幅おおはばに改装かいそうされ、バックエンドコードの改善かいぜん、パッケージ操作そうさ（更新こうしん、インストールなど）の信頼しんらい性せいの向上こうじょう、タイリングのために小ちいさなウィンドウサイズを可能かのうにするUIの改善かいぜん、プログレスバーとしても機能きのうする更新こうしん・インストールボタン、そして新あらたに追加ついか・更新こうしんされたアプリケーションを強調きょうちょう表示ひょうじする新あたらしい「recently updated」ホームページセクションが追加ついかされた[43]。

リリーステーブル[編集へんしゅう]

Pop!_OSはUbuntuに基もとづいており、そのリリースサイクルはUbuntuと同おなじで[44]、4月と10月がつに6か月げつごとに新あたらしいリリースがある。ロングタームサポートのリリースは、偶数ぐうすう年ねんの4月がつに2年ねんごとに行おこなわれる。非ひLTSの各かくリリースは、Ubuntuと同様どうように、次つぎのバージョンのリリース後ご3か月げつ間あいだサポートされる。 LTSバージョンのサポートは5年間ねんかんである。しかし、Pop!_OS 22.04のリリース後ご、System76は、RustベースのCOSMICデスクトップの開発かいはつにリソースをより集中しゅうちゅうさせるために22.10のリリースはスキップすると発表はっぴょうした[45]。

リリース履歴りれき[3]
バージョン リリース日び サポート期限きげん ベース
17.10 2017-10-27 サポート終了しゅうりょう：n/a Ubuntu 17.10
18.04 LTS 2018-04-30 サポート中ちゅう：2023-04 Ubuntu 18.04 LTS
18.10 2018-10-19 サポート終了しゅうりょう：2019-07 Ubuntu 18.10
19.04 2019-04-20 サポート終了しゅうりょう：2020-01 Ubuntu 19.04
19.10 2019-10-19 サポート終了しゅうりょう：2020-07 Ubuntu 19.10
20.04 LTS 2020-04-30 サポート中ちゅう：2025-04 Ubuntu 20.04 LTS
20.10 2020-10-23 サポート終了しゅうりょう：2021-07 Ubuntu 20.10
21.04 2021-06-29 サポート終了しゅうりょう：2022-01-22 Ubuntu 21.04
21.10 2021-12-14 サポート終了しゅうりょう：2022-07 Ubuntu 21.10
22.04 LTS 2022-04-25 現行げんこうバージョン：最新さいしんのリリース Ubuntu 22.04 LTS
凡例はんれい
サポート終了しゅうりょう
サポート中ちゅう
現行げんこうバージョン
最新さいしんプレビュー版ばん
将来しょうらいのリリース

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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