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Series/1

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
IBM Series/1 (1978ねん写真しゃしん)
アメリカ空軍くうぐん戦略せんりゃく自動じどうシステム(U.S. Air Force Strategic Automated Command & Control System)ではIBM Series/1がまだ現役げんえきである(2016ねん

Series/1(S/1、シリーズ/1)は、IBMが1976ねんにリリースした16ビットのミニコンピュータである。Series/1は1980年代ねんだい後半こうはんには販売はんばい停止ていしとなった。

呼称こしょう

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Series/1は、リアルタイムせいたかく、機器きき制御せいぎょ通信つうしん制御せいぎょなどにおお使用しようされたため、ミニコンピュータぶのが妥当だとうおもわれる。日本にっぽんでは単純たんじゅんオフィスコンピュータ分類ぶんるいされることおおい。

概要がいよう

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Series/1は、IBMのボカラトン(Boca Raton)で開発かいはつされた。標準ひょうじゅん通信つうしん機能きのうち、ラック搭載とうさい可能かのうで、レンタルではなく買取かいとり販売はんばいされた。

オペレーティングシステム(OS)は、EDX(Event Driven Exectutive)またはRPS(Realtime Programming System)であり、内部ないぶコードはEBCDICであった。プログラム言語げんご専用せんようのEDLがあり、そのほかにFORTRANCOBOLPL/I使用しようできた。

比較ひかくてき安価あんかIBM 3101/3161/3163ASCII表示ひょうじ端末たんまつ接続せつぞくできて、商用しょうよう政府せいふよう軍用ぐんようのユーザーにひろ使つかわれた。商用しょうようシステムでは、分散ぶんさん処理しょり遠隔えんかくコンピューターとして、おおくはIBM 3270シミュレーションをして使つかわれた。

大手おおてユーザーにはKmartステートファーム保険ほけんベストウエスタンホテルズセコムアメリカ海兵かいへいたいなどがあった。

なお現在げんざいでも、アメリカぐん指揮しき統制とうせい系統けいとうにおいてこのコンピューターが現役げんえき稼働かどうしている。[1]

歴史れきし

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脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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