三さん聖廟せいびょう

三さん聖廟せいびょう，本ほん稱しょう聖廟せいびょう，位い於香港ほんこん屯たむろ門もん三さん聖せい墟，南みなみ臨青山あおやま灣わん，1998年ねん獲え古物ふるもの諮詢しじゅん委員いいん會かい評定ひょうじょう為ため香港ほんこん二に級きゅう歷史れきし建築けんちく，2009年ねん12月18日にち確かく定評ていひょう級きゅう。

歷史れきし

三さん聖廟せいびょう建けん於1911年ねん，1921年ねん建たて成しげる，費用ひよう由ゆかり李り法文ほうぶん師し祖そ集合しゅうごう香港ほんこん的てき聖廟せいびょう弟子でし籌集。廟びょう內供奉ぐぶ孔子こうし、釋迦牟尼しゃかむに、老子ろうし三さん位い聖人せいじん（三さん教きょう），因いん此而得とく名めい。建けん廟びょう覓地時じ發現はつげん了りょう一いち石せき洞ほら，洞ほら藏ぞう一いち尊みこと銅どう麒麟きりん像ぞう。故こ決定けってい建けん廟びょう於此，並なみ把わ石せき洞ほら稱しょう為ため麒麟きりん洞ほら，而附近ふきん的てき小山こやま崗成為ため麒麟きりん崗。廟びょう實際じっさい位い於半山上さんじょう^[1]，惟おもんみ因いん與あずか麒麟きりん崗相近すけちか，有ゆう些人會かい錯誤さくご以為廟びょう旁つくり佇立ちょりつ著ちょ一塊ひとかたまり巨石きょせき（即そく三さん聖石ひじりいし，實際じっさい位い於山下か的てき麒麟きりん崗公園えん）^[2]。

供奉ぐぶ神祇じんぎ

聖廟せいびょう乃儒、釋しゃく、道みち法門ほうもん三さん教きょう總そう壇だん，這裡供奉ぐぶ許多きょた天界てんかい神明しんめい，大殿おおいどの內奉祀ほうし三さん教きょう先師せんし釋迦牟尼しゃかむに佛ふつ，太ふとし上じょう老ろう君くん和わ孔子こうし先師せんし及祂們的護法ごほう文ぶん曲きょく星ぼし君くん、韋陀尊者そんじゃ、王おう靈れい官かん，大殿おおいどの後ご座ざ供奉ぐぶ觀音かんのん菩薩ぼさつ、天てん后きさき娘むすめ娘むすめ、龍りゅう母はは娘むすめ娘むすめ、玉たま皇すめらぎ大帝たいてい、太ふとし歲とし、關せき公こう、真ま武たけ玄げん天てん上帝じょうてい、財ざい帛金星ぼし、土地とち福德ふくとく、北極ほっきょく紫むらさき微ほろ大帝たいてい、中洞なかほら八はち仙せん、彌勒みろく佛ふつ、財ざい神しん趙ちょう恭きょう明あかり等とう諸しょ神かみ。

建築けんちく

三さん聖廟せいびょう設しつらえ有ゆう「佛祖ぶっそ殿どの」、「十じゅう大仙だいせん殿どの」、「觀音かんのん殿どの」、「紫むらさき微ほろ殿しんがり」、「三さん聖きよし殿どの」、「太ふとし歲とし殿どの」、「福德ふくとく祠ほこら」、「祖師そし堂どう」、「孝こう思おもえ堂どう」。門もん額がく：「聖廟せいびょう」，兩りょう旁つくり對たい聯れん：「智仁ともひと勇いさむ三德みつのり，儒釋道どう一家いっか。」，正門せいもん對たい出で建たて有ゆう「九きゅう宮みや八卦はっけ魚ぎょ池ち」，魚さかな池ち底部ていぶ中ちゅう布下ぬのした了りょう八卦はっけ法ほう陣じん，據よりどころ稱たたえ，此法陣じん匯聚天地てんち靈氣れいき，不ふ少しょう在ざい此許願ねがい的てき善信よしのぶ都みやこ覺さとし得とく非常ひじょう靈驗れいけん。