先天せんてん之の變へん

先天せんてん之の變へん
日にち期き 713年ねん7月がつ（唐から玄げん宗むね先天せんてん二に年ねん） 地點ちてん 長安ながやす城じょう 結果けっか 政變せいへん成功せいこう。 太平たいへい公主こうしゅ勢力せいりょく被ひ剷除，玄げん宗むね完全かんぜん獲得かくとく軍國ぐんこく大事だいじ主導しゅどう權けん，太ふとし上皇じょうこう睿宗之これ權けん完全かんぜん釋しゃく出いずる。 結束けっそく了りょう從したがえ神かみ龍りゅう政變せいへん以來いらい，首都しゅと多た次つぎ兵へい變へん的てき現象げんしょう，以及唐とう高だか宗むね中期ちゅうき以來いらい後宮こうきゅう掌てのひら權けん五ご十じゅう餘よ年ねん的てき局面きょくめん。
參戰さんせん方かた
玄げん宗そう李り隆たかし基もと集團しゅうだん	太平たいへい公主こうしゅ集團しゅうだん
指揮しき官かん與あずか領りょう導しるべ者しゃ
唐から玄げん宗むね李り隆たかし基もと 郭かく元もと振ふ 王おう毛もう仲なか	太平たいへい公主こうしゅ

先天せんてん之の變へん，又また稱たたえ先天せんてん政變せいへん，是ぜ中國ちゅうごく唐とう朝あさ中期ちゅうき玄げん宗むね時代じだい的てき一場いちじょう大型おおがた政變せいへん。先天せんてん二に年ねん（713年ねん），唐から玄げん宗そう李り隆たかし基もと宣せん稱しょう姑しゅうと母はは太平たいへい公主こうしゅ準備じゅんび叛變，起おこり兵へい斬殺ざんさつ太平たいへい公主こうしゅ諸しょ黨とう羽わ，並なみ賜たまもの死し太平たいへい公主こうしゅ。太平たいへい公主こうしゅ死後しご，李り唐から政權せいけん宣告せんこく穩定，也結束けっそく了りょう從したがえ神かみ龍りゅう政變せいへん7年ねん以來いらい，首都しゅと多た次つぎ兵へい變へん的てき現象げんしょう，以及結束けっそく唐とう高だか宗むね中期ちゅうき以來いらい後宮こうきゅう掌てのひら權けん五ご十じゅう餘よ年ねん的てき局面きょくめん。

事件じけん背景はいけい

在ざい先さき前まえ的てき唐から隆たかし政變せいへん中なか，李り隆たかし基もと與太よた平ひら公主こうしゅ以禁きん軍ぐん誅殺ちゅうさつ了りょう韋皇后こうごう、安樂あんらく公主こうしゅ，徹底てってい剿滅そうめつ韋氏一いち黨とう，並なみ迫はさま使し堂どう弟おとうと李り重茂おもえ禪ぜん位い給きゅう李り隆たかし基もと的てき父親ちちおや相しょう王おう李り旦だん。

李り旦だん復辟ふくへき，是ぜ為ため睿宗，按宗法しゅうほう，嫡長子ちょうし宋そう王おう李り成しげる器き應おう為ため太子たいし，但ただし李り隆たかし基もと掌握しょうあく實權じっけん，成なり器き於是以「國治くにはる以序，國くに亂らん以功」推讓。李り隆たかし基もと立りつ為ため太子たいし，與太よた平ひら公主こうしゅ矛盾むじゅん日び深ふか，太平たいへい公主こうしゅ總そう想そう另立太子たいし，隆りゅう基はじめ亦また想そう除じょ掉太平ひら公主こうしゅ。

朝あさ中ちゅう七なな位い宰相さいしょう有ゆう五位是經由太平公主的人馬，《資し治ち通どおり鑒》：「自じ宰相さいしょう以下いか，進退しんたい其一言いちげん，其餘薦こも士し驟歷清きよ顯あらわ者しゃ不可ふか勝紀かつのり，權けん傾かたぶけ人じん主ぬし，趨附其門者しゃ如市」。文武ぶんぶ百官ひゃっかん除じょ了りょう姚崇、宋そう璟等とう寥寥りょうりょう數すう人にん外がい，大だい多數たすう都と依よ附ふ太平たいへい公主こうしゅ。

睿宗雖則試ためし圖ず在ざい李り隆たかし基もと和かず太平たへい公主こうしゅ之の間あいだ尋ひろ求もとめ政治せいじ平衡へいこう，但ただし愈いよいよ來き愈いよいよ傾向けいこう太子たいし，景けい雲くも二に年ねん（711年ねん）二に月がつ，睿宗命いのち太子たいし監かん國こく，六品以下除官及徒罪以下，由よし太子たいし處分しょぶん。太平たいへい公主こうしゅ雖力勸すすむ睿宗不要ふよう放棄ほうき處理しょり大政たいせい的てき權力けんりょく，但ただし已やめ無む濟すみ於事了りょう，延のべ和わ元年がんねん（712年ねん）八はち月がつ廿にじゅう五ご日にち，睿宗內禪，退すさ為ため上皇じょうこう，太子たいし李り隆たかし基もと即位そくい，是ぜ為ため唐から玄げん宗むね，改元かいげん先天せんてん。同年どうねん，太平たいへい公主こうしゅ的てき夫おっと婿むこ武たけ攸暨離はなれ世よ。

事件じけん經過けいか

玄げん宗むね登のぼり基はじめ以後いご，為ため掌握しょうあく大權たいけん，與あずか曾經在ざい唐から隆之たかゆき變へん中ちゅう合作がっさく的てき姑しゅうと母はは太平たいへい公主こうしゅ，矛盾むじゅん日び益えき加か深ふか。此時，三品以上官員的人事權仍然在上皇唐から睿宗手中しゅちゅう。

據よりどころ稱しょう太平たいへい公主こうしゅ和わ竇懷貞さだ、岑羲、蕭しょう至いたり忠ただし、崔ちぇ湜、太子たいし少しょう保ほ薛稷、雍州長ちょう史し新興しんこう王おう李り晉すすむ（唐から高祖こうそ堂どう弟おとうと李り德いさお良りょう之これ孫まご）、中書ちゅうしょ舍人とねり李り猷、右みぎ散ち騎き常つね侍さむらい賈膺福ぶく、鴻おおとり臚寺卿きょう唐から晙、左ひだり羽林はばやし大將軍だいしょうぐん常元つねもと楷、知ち右みぎ羽林はばやし將軍しょうぐん事ごと李り慈、左ひだり金吾きんご將軍しょうぐん李り欽、胡えびす僧そう惠めぐみ範はん合ごう謀はかりごと推翻玄げん宗むね，並なみ且太平ひら公主こうしゅ準じゅん備以御ご林はやし軍ぐん從したがえ北面ほくめん、以南いなん衙兵從したがえ南面なんめん起おこり兵へい奪だつ權けん。甚至已やめ經けい計けい劃在玄げん宗むね飲食いんしょく下か毒どく。

侍さむらい中ちゅう魏ぎ知古ちこ將之まさゆき報告ほうこく玄げん宗むね，玄げん宗むね與あずか王おう琚、張ちょう說せつ、崔ちぇ日用にちよう討論とうろん後ご，決定けってい先發せんぱつ制せい人じん，於是召集しょうしゅう弟おとうと弟おとうと岐王李り範はん、薛王李り業ぎょう及郭かく元もと振ふ、龍りゅう武たけし將軍しょうぐん王おう毛もう仲なか、殿中でんちゅう少しょう監かん姜きょう皎こう、太ふと僕ぼく少しょう卿きょう李り令れい問とい、尚なお乘の奉たてまつ御お王おう守一しゅいち（也是玄げん宗むね的てき內兄）、內給事ごと高こう力士りきし、果はて毅あつし李り守まもる德とく率先そっせん採取さいしゅ行動こうどう。

先天せんてん二に年ねん（713年ねん）玄げん宗むね命いのち王おう毛もう仲なか武裝ぶそう家か兵へい三さん百ひゃく餘人よにん，各かく騎馬きば。玄げん宗むね親おや率りつ太ふとし僕ぼく少しょう卿きょう李り令れい問とい、王おう守一しゅいち，內侍高こう力士りきし，果はて毅あつし李り守まもる德とく等親とうしん信しんじ十じゅう多た人じん，先さき殺ころせ左ひだり、右みぎ羽林はばやし大將軍だいしょうぐん常元つねもと楷、李り慈，又また在ざい內客省しょう擒とりこ獲え了りょう太平おうひら公主こうしゅ的てき親おや信しん散ち騎き常つね侍さむらい賈膺福ぶく及中書ちゅうしょ舍人とねり李り猷，接着せっちゃく在朝ざいちょう堂上どうじょう擒とりこ殺ころせ了りょう宰相さいしょう岑羲、蕭しょう至いたり忠ただし；尚書しょうしょ右みぎ僕ぼく射しゃ竇懷貞さだ亂らん中ちゅう自じ裁たっ而死。

太平たいへい公主こうしゅ見み黨とう羽わ被ひ誅殺ちゅうさつ殆盡，不ふ得とく不ふ逃入佛寺ぶつじ，三さん日にち後ご返かえし回かい。上皇じょうこう睿宗出面でづら請玄宗むね恕じょ其死罪ざい，被ひ玄げん宗むね拒絕きょぜつ，太平たいへい公主こうしゅ最終さいしゅう被ひ賜たまもの死し家中いえじゅう，是ぜ為ため先天せんてん之の變へん。竇懷貞さだ、岑羲等とう因いん此事連坐れんざ伏ふく誅者もの達たち十じゅう七なな家いえ。睿宗也在此變之の後こう徹底てってい釋しゃく出いずる權力けんりょく予よ玄げん宗むね。

《舊きゅう唐とう書しょ·武ぶ承うけたまわ嗣傳》載の，太平たいへい公主こうしゅ自殺じさつ後ご「籍せき其家，財貨ざいか山積さんせき，珍奇ちんき寶物ほうもつ，侔於御ご府ふ，馬うま牧羊ぼくよう牧まき、田園でんえん、質しつ庫こ、數すう年ねん征せい斂不盡ふじん。」

爭議そうぎ與あずか疑點ぎてん

關せき於太平ひら公主こうしゅ是ぜ否ひ真正しんせい策さく劃陰謀いんぼう造反ぞうはん這一いち點てん，一いち直ちょく以來いらい存在そんざい着ぎ疑問ぎもん。

有ゆう認みとめ為ため，以太平ひら公主こうしゅ在朝ざいちょう中ちゅう完全かんぜん佔據上じょう風ふう的てき局きょく勢和せいわ她多次じ成功せいこう政變せいへん的てき經驗けいけん，她若當とう真ま謀反ぼうほん甚至篡位，不可能ふかのう如此輕易けいい就被玄げん宗むね平定へいてい。太平たいへい公主こうしゅ獲え權臣けんしん支持しじ，加か上じょう玄げん宗むね當時とうじ年ねん輕けい氣き盛もり，被ひ認みとめ為ため是ぜ公主こうしゅ被ひ殺ころせ的てき原因げんいん之の一いち。

也有やゆう認みとめ為ため玄げん宗むね為ため免めん日び後ご像ぞう其祖父ちち輩やから受女流りゅう之の輩やから控ひかえ制せい，以政變せいへん奪回だっかい李り唐から皇室こうしつ的てき權力けんりょく。

關聯かんれん條目じょうもく

• 韋后之の亂みだれ
• 唐から隆之たかゆき變へん

參考さんこう書目しょもく

• 《舊きゅう唐とう書しょ·武ぶ承うけたまわ嗣傳》
• 《新しん唐とう書しょ·太平たいへい公主こうしゅ傳でん》