(Translated by https://www.hiragana.jp/)
2006年12月のブログ記事一覧-大阪グルメ倶楽部

大阪おおさかグルメ倶楽部くらぶ

メンソールのグルメレポート&オフレポート

kamoshiya kusumoto(醸造じょうぞうしゅバー&創作そうさく料理りょうり/福島ふくしま)

2006ねん12月30にち 2048ふん27びょう | 洋酒ようしゅけい(バー、ワイン)
 店名てんめい後半こうはん(kusumoto)からわかるとおり、楠本くすもとさんのみせ前半ぜんはんの"kamoshiya"は『かも』のことで、よう醸造じょうぞうしゅしかいていないみせ醸造じょうぞうしゅなら、スパークリングけいふくめてワインけい日本酒にほんしゅけい、シェリーけいなどがりそろえられている。ビールサーバはふたつあって、ペールエールとスタウト。かくてきみせなので、福島ふくしまジモピーでもけないひとがいるかもしれない。

 さて、とびらけると、うってかわってセクシーな空間くうかんひろがっていてびっくりする。カウンター9せきおくちいさな4せきのテーブルせきがあるだけのスモールサイズなみせなんだけど、ゆったりした空間くうかんなので、そんなにキャパシティのちいさなみせとはおもわない。とびらはいってすぐのところがキッチンになっている。完全かんぜんなオープンキッチンというわけではなく、微妙びみょう隔離かくりされている。かい部分ぶぶんがワインセラーになっていて、1,500ほんがストックされているらしい。

 突然とつぜん、スタッフがめいめてしまったそうで、現在げんざいはアラカルトでのオーダーをけておらず、コース料理りょうりのみとなっているが、フードは不要ふようむだけでよいということであれば、問題もんだいはない。いずれあたらしいスタッフがはいれば、アラカルトでのオーダーも復活ふっかつするつもりだとのこと。

 メンソールはすでに食事しょくじませていたし、十分じゅうぶんんでいたので、フードはいたときにでもということでさらをオーダーして、あとはほう専念せんねんした。今年ことしのメンソールのテーマは日本酒にほんしゅなので、このもまずは日本酒にほんしゅ日本酒にほんしゅといえばかんなので、とりあえずかん出来できるかどうかいてみると出来できるとのこと。えらい。しかも、とっくりを湯煎ゆせんした状態じょうたいしてくれるので、わるまでえない。さけほうは、複数ふくすうなかからえらべるようになってはいるんだけど、ガラス、金属きんぞく陶器とうきと、素材そざいことなるさけさん種類しゅるいならべられ、そのなかからえらぶことが出来できる。うむ、うまい。べいこうじかおりがしっかりつたわってくる。

 はいはシェリーをんでみた。オーダーしていたフードのひとつめができあがって、それが鹿しかのカルパッチョだったので、あかワインにしようかとおもったんだけど、なんとなくシェリーにした。普通ふつう、シェリーをオーダーするとなにかれないままにフィノとかマンサニーニャがされるが、ちゃんと「どんなタイプになさいますか?」といてくれる。メンソールはアモンティリャードとこたえる。で、鹿しかのカルパッチョ、うまかったです。にく弾力だんりょくもいいかんじだし、むほどにうまみがしみしてくるようかんじ。

 その、やっぱりあかワインかということでワインをんでいたら、品目ひんもくが…。さばずしなんだけど、めしではなく、アンデスイモが使つかわれている。メンソールは、すしされたらすぐにべてしまうくせがついているので、一口ひとくちにわとりいしてしまった。れあったので、やっぱりあかワインよりは日本酒にほんしゅだろうということで、ふたた日本酒にほんしゅもどる。されたのはにござけで、かなり濃厚のうこう。しかも、さけ独特どくとくというかなかなかたのしめる。

 みせ雰囲気ふんいきがものすごくいいので、気軽きがるにいっぱいのみにるというよりは、めのデートで使つかいたいかもしれん。フードのほうは、鹿しかにくのカルパッチョがあったりさばずしがあったりで、国籍こくせき料理りょうりというべきか。なんかよいたいけど、そのまえ彼女かのじょつけないとね。



(みせ  ) kamoshiya Kusumoto(かもしや くすもと)
(ジャンル) 醸造じょうぞうしゅバー&創作そうさく料理りょうり
(ところ ざい ) 大阪おおさか福島ふくしま福島ふくしま5-17-14
(でん  はなし) 06-6455-8827
(営業えいぎょう時間じかん) 18:00-25:00
(てい きゅう ) 月曜日げつようびだいいち日曜日にちようび



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むてんかぼうもと(鮮魚せんぎょけい居酒屋いざかや/福島ふくしま)

2006ねん12月30にち 1629ふん04びょう | 居酒屋いざかやけい(日本酒にほんしゅ焼酎しょうちゅう)
 わけあって、プレオープンに招待しょうたいされ、それ以来いらいしゅういちのペースでかよってる、高知こうちけん室戸むろとさん鮮魚せんぎょと、日本酒にほんしゅりそろえがセクシーなみせ

 カウンターろくせきしょうがりはちせきのスモールサイズなみせながら、おすすめのメニューは、その仕入しいれによってえられる。たまに、メニューにせられていない秘密ひみつのメニューがあったりするので、気軽きがる大将たいしょうたずねてみるのがきち日本酒にほんしゅやく70種類しゅるい焼酎しょうちゅうやく30種類しゅるいにワインなどもりそろえられている。

 メンソールは、メニューさい上段じょうだんかれている日替ひがわりのおすすめメニューからクエのつくりをオーダーする。つづいてはハガツオのつくり。クエとえばなべでしかべたことがなかったけど、つくりも絶品ぜっぴん。ハガツオというのは、いわゆるかつおよりも若干じゃっかんスリムな体型たいけいするどがあるので、かつおという名前なまえらしいが、じつかつお仲間なかまではなくイソマグロの仲間なかまちかいらしい。大将たいしょういわく、新鮮しんせんなハガツオのつくりは、カツオのつくりを凌駕りょうがするが、ふるくなると独特どくとく薬品やくひんしゅうるので、新鮮しんせんでなければべれないらしい。ようは、漁師りょうしでなければべれない美味びみだそうだ。つづいてオーダーしたのがマンボウ。メンソールは、なじみのずしで、なんかマンボウはべたことはある。にわとりささみにく繊維せんいがあって、けたりする。それほどあじ食材しょくざいではないので、キモとえるとかポン酢ぽんずべるかだとおもう。でも、珍味ちんみであることにはわりない。ヒラメのつくりやはつ体験たいけんのトビウオのつくりもあじっていてうまい。

 日本酒にほんしゅ焼酎しょうちゅうのリストはないので、このみをつたえてえらんでもらうか、大将たいしょうにおまかせしてしまうとうのがよいとおもう。女将おかみにセレクトをまかせると、初球しょきゅうからヘビーテイストな日本酒にほんしゅ用意よういされる。ぎゃくに、食事しょくじ後半こうはんはいったら女将おかみにセレクトしてもらうのもいいかもしれない。なお、日本酒にほんしゅかんをつけてもらうことも可能かのうじゅんべいしゅ吟醸ぎんじょうしゅやでむべしとの風潮ふうちょうつよのこってるけど、しっかりつくられたじゅんべいしゅ吟醸ぎんじょうしゅは、かんをつけてもくずれることなく、温度おんどによって様々さまざま表情ひょうじょうせてくれる。ぎゃくに、ほん醸造じょうぞうしゅなどは、かんをつけるとアラが目立めだってしまう。メンソールは、ほん醸造じょうぞうしゅこそかんをしてはいけないさけだとおもっているし、このあたりは、やすあかワインは室温しつおんむよりやしてんだほう美味おいしいというのとおなじだとおもうんだが…。
 
 つづいては、くじら赤身あかみにく使つかっての、すきふう土佐とさ家庭かてい料理りょうりらしい。これがうまいんだわ。大将たいしょう即興そっきょうつくってくれたもので、普段ふだんのメニューにはせられていない。

 日替ひがわりおすすめメニュー以外いがいには、一夜いちやしなどのものメニューもあり、飲兵衛のんべえにはうれしいはらんぼ、豆腐とうふのみそけなどの酒飲さけの御用達ごようたし定番ていばんメニューも豊富ほうふにそろっている。『むてんかぼう』とうたっているだけあって、素材そざいはもちろん、醤油じょうゆやわさびといった調味ちょうみりょういたるまで添加てんかにこだわっている。

 メンソールの今年ことしのテーマは日本酒にほんしゅだったけど、そのテーマをめくくるにふさわしいみせといったかんじ。大将たいしょう独特どくとくのキャラクタを女将おかみとのいもおもしろいので、ぜひカウンターにすわってほしい。おおきなみせではないので、予約よやくのぞましい。多人数たにんずう場合ばあいは、予約よやくすればなべ料理りょうりなどにも対応たいおうしてくれる。



(みせ  ) むてんかぼう もと
(ジャンル) 鮮魚せんぎょけい居酒屋いざかや
(ところ ざい ) 大阪おおさか福島ふくしま福島ふくしま7-5-10
(でん  はなし) 06-6450-0086
(営業えいぎょう時間じかん) 17:00-23:00?
(てい きゅう ) 日曜日にちようび




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luv wine(ワインバー/天満てんま)

2006ねん12月24にち 2230ふん35びょう | 洋酒ようしゅけい(バー、ワイン)
 グランドオープンしてまだヶ月かげつくらいのワインバー。露天ろてんをイメージできるみせ目指めざしていたらしく、角地かどち三面さんめん解放かいほうされているリッチは、マスターのイメージに合致がっちしたらしい。店内てんないには軽自動車けいじどうしゃがあるのも、店内てんないではなくみせがいをイメージできるようにと趣向しゅこうらしい。カウンターが出来できたのもごく最近さいきんのことだとおもう。さむ時期じきには、ビニールカーテンさまのものでかこうけど、あたたかくなったらこれは使つかわないとのこと…。

 さて、すでに食事しょくじませていたメンソールは、カウンターにつ。マスターによると、いち週間しゅうかんごとにテーマとするくにえるらしい。メンソールがいったしゅうのテーマはフランスだったので、ラインナップされているのはフレンチワインばかり。かくか、あかがボルドーでよん種類しゅるいしろはブルゴーニュでおなじくらいの種類しゅるいがあったとおもう。メンソールはあかむつもりだったのでしろワインについての説明せつめいみぎみみからひだりみみとおけたのでおぼえていない。ぎゃくに、とおけずにのこったのが、パヴィヨン・ルージュの1997ねんだいいちきゅう格付かくづけを五大ごだいシャトーのひとつ、シャトー・マルゴーのセカンドラベル。これがボトル13,920えん。グラスでもめて1,800えん。ををっ、とおもいながら、メンソールはとりあえずグリヴィエール1999(600えん)をオーダー。つづいてプピーユ2002(900えん)をオーダーしてみる。

 フードのほうは、チーズをはじめとしてバゲッド(200えん)やチキン&トマト&ブルーチーズのパピヨット(980えん)など軽食けいしょく中心ちゅうしん。メンソールはAOCのカマンベールをオーダーしてみる。カマンベールというと、たんしろカビのチーズとおもわれてるけど、AOC(原産地げんさんち呼称こしょう統制とうせい)があるので、シャンパーニュ地方ちほう発泡はっぽうワインのみシャンペンを名乗なのっていいのとおなじように、ノルマンディ地方ちほうのカマンベールむらつくったもの以外いがいはカマンベールと名乗なのってはいけない。もちろん、厳格げんかく伝統でんとうてき製法せいほう踏襲とうしゅうしないものは、カマンベールそんさんであってもカマンベール・ド・ノルマンディとは名乗なのれない。

 メンソールは最後さいごのオーダー、パヴィヨン・ルージュをオーダーする。昨日きのう抜栓したものと開封かいふうのものがあるが、どちらがいいかかれる。ををっ、つみなマダムだ。それをかされたメンソールが、種類しゅるい、つまりはいをオーダーしないはずがなかろう。今日きょう抜栓したものは、うえはなやかだ。はなかおりがして、かるくジャムのかおりがして、ちらりなめがわかおりがする。くちふくむと、若干じゃっかん酸味さんみつよくてバランスがわるいようながする。たいして、昨日きのう抜栓のものは、かおりはおとなしくひかえめ。酸味さんみえてバランスがくなっている。もうすこのひらでころがしたら、もっとはなやかでセクシーになるとおもう。

 メンソールがいれてんしたのが、オープン直後ちょくごの18:00ごろ。それから一時いちじあいだもしないうちに満席まんせきになってしまった。パヴィヨン・ルージュも、あたらしくひらけせんしてもくせるからということであたらしいボトルをけてくれたんだけど、それがよくわかる。

 じつは、マスターはソムリエの資格しかくっているわけではなくて、趣味しゅみこうじてみせすようになったらしい。なので、メンソールがグラスをかたむけて、いろ確認かくにんし、くるくるまわしてかおりを確認かくにんし、レトロオルフェクションをかましたりしていると、かなりのエキスパートだと勘違かんちがいされてしまった。いやー、ったかぶりが得意とくいなだけですって…、とったけどしんじてもらえなかった。



(みせ  ) luv wine
(ジャンル) ワインバー
(ところ ざい ) 大阪おおさかきた池田いけだまち5-8
(でん  はなし) 06-6881-1707
(営業えいぎょう時間じかん) 18:00-24:00
(てい きゅう ) 日曜日にちようび
(ウ ェ ブ) http://lovewine.info/
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バッテンよかとぉ(串焼くしやき/天満てんま)

2006ねん12月24にち 2103ふん56びょう | にく
 JR天満てんまえきすこ北側きたがわに、『マッスルホルモン』という串焼くしやきホルモンのみせがあってってたんだけど、そのさらに北側きたがわに『バッテンよかとぉ』という、やはりホルモンけい串焼くしやきのみせ出来できたようで、ちょっとになってた。『マッスルホルモン』のように、ふらっと一人ひとりはいりにくいみせだったので、開店かいてん時間じかんをチェックして17:00のオープンと同時どうじはいってみた。

 みせそとからるよりも若干じゃっかんひろかんじられる。照明しょうめい自然しぜんかんじ。チェックしてみたら、白熱はくねつきゅうとかダウンライトとかのカクテル照明しょうめいになってる。きわめつけはワイングラス&ジョッキでつくられたシャンデリアか。カウンタせきもあり、だいテーブルもあり、通常つうじょうのテーブルもいくつかある。通常つうじょうのテーブルとっても、ビールケースをかさねたもののうえいたいたといったかんじのものだが…。

 まずはビールをオーダーする。メニューはラミネートされたものがかれていて、片面かためんがドリンクメニュー、もういちめんがフードメニューとなっているが、そのほかに人気にんき商品しょうひんをランキングした黒板こくばんメニューもある。店長てんちょうすすめのメニューにはマークがいているので、そのあたりを重点的じゅうてんてきにオーダーしていく。まずは、さん大名だいみょうぶつひとつのシロ。つくりのおすすめをいてみると、やはりさん大名だいみょうぶつひとつである馬刺ばさしがサジェストされた。メンソールてきには、馬刺ばさしにはやっぱりコーネがほしかったりはするが…。あとは、こめかみ、ひまわり軟骨なんこつなどをオーダーす。ひまわり軟骨なんこつというのは、ぶたあばらぼね軟骨なんこつらしいが、しも処理しょりされていて、ウルテ(うしふつ軟骨なんこつ)とよくしょくかんになってる。

 串焼くしやきメニューは、うしぶたけいにわとりけい巻物まきものけい(素材そざいぶたバラにくいたもの)、けい(野菜やさいけい)、うみけいかれている。つくねとか(にわとりももにく)などもあるので、ホルモンが苦手にがてひとがグループにいても問題もんだいなくたのしめるとおもうし、キムチ、らっきょなどのサイドメニューも充実じゅうじつしてる。

 メンソールは、名物めいぶつマークのけられたメニューをねらってオーダーしてたんだけど、そのなかで『せんぽこ』なる料理りょうりがあったので、オーダーしてみた。中華ちゅうか料理りょうりかいなべにくによくかんじの料理りょうりなんだけど、かいなべにく味噌みそあじなのにたいして、砂糖さとう醤油じょうゆあじのようなかんじ。多少たしょう味噌みそ使つかってあるかもしれない。にく豚肉ぶたにくわりにコリコリ(大動脈だいどうみゃく)が使つかわれていて、キャベツだけでなく白菜はくさい使つかわれている。で、この白菜はくさいが、なんとなくキムチのようなあじわい。めっちゃビールがすす一品いっぴん

 串焼くしやきにはビールもいいけど、やっぱりホッピーもいい。なにわずにホッピーとオーダーすると、ジョッキにこおり焼酎しょうちゅうと、ホッピーボトルが用意よういされるので、こおりきらいなきには、さきこおりきのホッピーとオーダーしたほうがいい。メンソールのいたのが『桃井ももいかおり』というカクテル。たぶんピーチのリキュールをメインに使つかったピンク色ぴんくいろあまったるい、桃井ももいかおりをイメージさせるものだとおもったんだけど、さにあらず。ピーチリキュールのロン茶ろんちゃりという、かなり硬派こうはなカクテルで、さほどあまくもない。

 店員てんいん威勢いせいくて礼儀れいぎただしく、よくトレーニングされているとおもう。あとでったところによると、このみせは、にく『どん2』のプロデュースらしい。マニュアル偏重へんちょう主義しゅぎとかにたいして批判ひはんてききもあるとおもうけど、スタッフ全員ぜんいんがあるレベル以上いじょう接客せっきゃくじゅつにつけていることについてはすばらしいことだとはおもう。具体ぐたいてき店名てんめいげないけど、料理りょうり美味おいしいけどスタッフがらないから二度にどきたくないというみせもいくつかあるしね。


(みせ  ) バッテン よかとぉ 天満てんまてん
(ジャンル) 串焼くしや
(ところ ざい ) 大阪おおさかきた天神橋てんじんばし5-6-3 クニイ建物たてものビルいちかい
(でん  はなし) 06-6135-1655
(営業えいぎょう時間じかん) 17:00-24:00
(てい きゅう ) 無休むきゅう
(みせ  あるじ) 川崎かわさき敬三けいぞう
(ウ ェ ブ) http://www.genki-factory.com

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ひらかたせんてい(和食わしょく/枚方ひらかた)

2006ねん12月22にち 1731ふん41びょう | ジャパニーズ
 今年ことしのテーマは小皿こざら料理りょうりうことだったので、ちょっとくずしたかんじなのかと予想よそうしたんですけど、全体ぜんたいとおしてみると、しっかりと和食わしょくながれを踏襲とうしゅうしたものであったとおもいます。各所かくしょあそごころかくれしてましたが…。
 
 食前しょくぜんしゅ柚子ゆずしゅ例年れいねん食前しょくぜんしゅにはこおりはいっててつめたく仕上しあげてはあるんですけど、忘年会ぼうねんかいというとどうしても全員ぜんいん着席ちゃくせきするまでに時間じかんがかかったりするので、はじめるまでにこおりけてしまって、肝心かんじん食前しょくぜんしゅうすくなってしまうとうことがあったっりします。このあたりがあまりきではないので、メンソールは着席ちゃくせきするとすぐに、食前しょくぜんしゅからこおりいてしまい。乾杯かんぱいまでのあいだうすくならないようにしたりしてます。今回こんかいは、湯桶ゆとう使つかっての燗酒かんざけでしたので、そうした心配しんぱい無用むようで、かんをされてふくよかにふくらんだ柚子ゆずしゅかおりをたのしむことが出来できました。
 
 先付さきづけはクルミ豆腐とうふにモツァレラチーズの白和しらあえをせたもの、ほかにもミニトマトやキウィのデコレーションがうつくしく、コーンフレークを使つかったクリームあんがかけられているので、デマってされるとデザートにえたりします。クルミ豆腐とうふほうは、はごま豆腐とうふえるので、最初さいしょはごま風味ふうみひかえめにしたごま豆腐とうふかとおもったりしました。
 
 珍味ちんみとしてされたのが、筋子すじこ西京にしぎょうけ、きざ柚子ゆず
 
 つくりとしてされたのがホタテかい昆布こぶめ。姿すがたづくりなので、ヒモもキモもけられています。えられているのはしゅ。メンソールは、つくりに醤油じょうゆをつけるのがあまりきではないし、ちょっと塩味しおあじらないかとおもったときは、はしさき醤油じょうゆをつけてつくりにうつすといったことをします。つまり、いちてき使つかってないんですけど、それで十分じゅうぶん醤油じょうゆあじはわかるし、つく本来ほんらいあじたのしめたりします。小皿こざられた醤油じょうゆにダイレクトにつけたりすると、醤油じょうゆあじしかしないつくりのようなものができあがるだけだとおもってます。それにたいして、しゅ貝類かいるい白身しろみぎょつくりとの相性あいしょう抜群ばつぐんだとおもっています。しゅつくかたについては、Googleなどで検索けんさくすればすぐにわかるとおもいます。せんていでの特徴とくちょうは、梅干うめぼしをいてこうばしさをしていることと味醂みりん使つかわないことだとおもいます。自宅じたくでも簡単かんたんつくれますし、(しゅ)+(醤油じょうゆ)でげんしお醤油じょうゆとして使つかうことも出来できます。メンソールてきには、ぜひ刺身さしみ醤油じょうゆとして使つかってほしいですが…。
 
 もの蓮根れんこんのみぞれ仕立したて。このあたりは定番ていばんです。蓮根れんこん豆腐とうふは、やや蓮根れんこんあらなので、ごたえも十分じゅうぶんたのしめます。
 
 煮物にものぶたかくあわめしし。大根だいこんふくませうえあわぜたべいせられ、そのうえぶたかくせられています。さらに、ぎんあんがかけられ、あらねぎがあしらわれています。ぶたかくどんぶりを、わんという小宇宙しょううちゅうなか再現さいげんしたという表現ひょうげんがぴったりではないかとおもってます。ぶたかくうそのようにやわらかく、はしまった抵抗ていこうせずにれてしまいますし、あわめしほうは、なんともえないこうばしさをのこしています。このあたり、けなかったんですけど、ふかまえったのかもしれないです。
 
 もの甘鯛あまだいのかぶらし、こちらも定番ていばん料理りょうりですね。ここまでは、比較的ひかくてきうすあじ仕上しあげられていたような印象いんしょうがあるんですけど、後半こうはん一気いっき炸裂さくれつするというのは和食わしょくのお約束やくそくというか王道おうどうのようにかんじていたりはします。
 
 さて、ものは、牡蠣かき柚子ゆずがまクリーム。牡蠣かきのクリームつくって、それを柚子ゆず中身なかみをくりいてつくったうつわれ、さらにそれをあみせた、いた状態じょうたいのまま今日きょうされます。うつわのふたも柚子ゆずつくられているので、このみによっては、ふたをしぼることによって酸味さんみすことも出来できます。メンソールは、酸味さんみつよほうこのみでした。ここからがクライマックスのはじまりです。
 
 わりばちとしてされたのがうなぎのサンドウィッチ。トマト&キュウリは定番ていばんのおともですけど、黄身きみ使つかわれてるんですね。
 
 ものとしては、オレンジのがまざかり。さき柚子ゆずがまおなじくオレンジをくりいたものをつわとして使つかっていて、合鴨あいがもロースれられています。味付あじつけはみそ。はりねぎがしっかり使つかわれています。
 
 ごはんは、くすりぜんがゆ。例年れいねんは、このあたりになるとしこたまっぱらっていて、なにべたのか、どんなあじだったのかをおぼえていないという状態じょうたいになってました。それ以前いぜんに、ごはんものをべた記憶きおくさえないという状態じょうたいだったのですが、もう反省はんせいして、ここさんねんぐらいは酒量しゅりょうらし、料理りょうりたのしむことのほうにウェイトをいています。クコの湯葉ゆば使つかわれて、こうものしお昆布こぶ梅干うめぼしがえられます。
 
 最後さいごは、果物くだものつつし。峰岡みねおか豆腐とうふかきささだったかでいてしたものです。フレンチをべたときに、メインディッシュにいたかきえられていたことはあって、そのときはかなり感激かんげきしたんですけど、したかきはつ体験たいけんでした。峰岡みねおか豆腐とうふほう江戸えど時代じだいによくべられていたおやつらしいです。砂糖さとう牛乳ぎゅうにゅう、クリーム、片栗粉かたくりこぜ、ラップでつつんでげたものだそうで、独特どくとくのもちもちかんがあります。これが不思議ふしぎなことに、柚子ゆず味噌みそをつけてべると、うまさが200%くらいアップします。


 せんていでの忘年会ぼうねんかいわったので、メンソールのいちねんもやっとわったというかんじです。来年らいねんもまたよろしく。たぶん、2007ねん忘年会ぼうねんかいについてはこちらでは告知こくち案内あんないをしません。参加さんかしてみたいとおもったほうがおられましたら、2007ねん12がつごろに、メンソールまでおらせください。個人こじんてき案内あんないげます。



(みせ  ) ひらかたせんてい
(ところ ざい ) 枚方ひらかた大垣内おおがいちまち3丁目ちょうめ1ばん20ごう
(でん  はなし) 072-846-3333
(営業えいぎょう時間じかん) 110:00-20:30(座敷ざしき)、11:30-20:00(レストラン)
(てい きゅう ) 水曜日すいようび
(ウ ェ ブ) http://www2.ocn.ne.jp/~sentei/index.html
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とまり(居酒屋いざかや/肥後橋ひごばし)

2006ねん12月17にち 2153ふん59びょう | 居酒屋いざかやけい(日本酒にほんしゅ焼酎しょうちゅう)
 地下鉄ちかてつ肥後橋ひごばしえき真上まうえというちょう便利べんりなロケーションであることにくわえて、26:00まで営業えいぎょうというふところふかさ。まぁ、メンソールが22:00以降いこう居酒屋いざかや利用りようすることはまずないんだが…。

 もうすこしスモールサイズなみせだとおもってたんだけど、とびらけたとたんにひろがる空間くうかんにちょっとおどろいたりする。18にんくらいすわれそうなカウンターがメインだが、テーブルせきも4たくくらいはある。でも、やっぱりカウンターにすわるべきか…。ただ、カウンターテーブルのたかさとストゥールのたかさがってないので、ちょっとつかれる。ドリンクはオール380えんとなっていて、ビールはうれしいことにプレミアム・モルツ。焼酎しょうちゅうなに種類しゅるいりそろえられているし、ウィスキー、ワイン、日本酒にほんしゅ、シェリー、ブランデーなどもある。

 フードのほう定番ていばんのおでんがメイン。に、佐賀さがうしのしゃぶしゃぶや刺身さしみなどもある。しゃぶしゃぶのほうあぶらがのっていてうまいが、刺身さしみほう赤身あかみにく使つかっているところもグッド。

 こののおすすめフードの自家製じかせいオイルサーディンをオーダーしてみたんだけど、やっぱり缶詰かんづめのオイルサーディンとはべつもんだ。たりまえだけど…。ただし、オーダーがはいってから調理ちょうりしてくれるので、若干じゃっかん時間じかんはかかる。

 カウンターたかさとストゥールたかさとのアンバランスさをのぞけば、総合そうごうてき評価ひょうかたかいし、なによりコストパフォーマンスがたかいとおもう。


(みせ  ) とまり
(ジャンル) 居酒屋いざかや
(ところ ざい ) 大阪おおさか西にし土佐堀とさぼり1-1-2
(でん  はなし) 06-6445-0039
(営業えいぎょう時間じかん) 11:00-15:00、17:30-26:00
(てい きゅう ) にちしゅく
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ボン・ヴィヴール(鉄板てっぱんビストロ/心斎橋しんさいばし)

2006ねん12月11にち 0026ふん48びょう | フレンチ
 バターはれられるだけれてるというはなしだったので、ヘヴィなフレンチがきなメンソールとしてはかなり期待きたいしてた。当然とうぜんオーダーしたのもハンバーグだったんだが…。

 全体ぜんたいてきかるいとおもう。たしかに、ハンバーグにナイフをれたときには肉汁にくじゅうがどわっとあふれるんだけど、濃厚のうこうというわけではない。どちらかというとうすかんじ。にくあじはどこにあるだというのはいいすぎだけど、バターたっぷりといううたい文句もんくからするとうなるしかない。というわけで、もうひとつの名物めいぶつわれているブリオッシュもべてないのだ。

 みせ地下ちかいちかいにあって、おく細長ほそながかんじ。カウンターせきがあって、反対はんたいがわにはテーブルせきがある。さらおくにもテーブルせきがあるかんじ。手渡てわたされるメニューとはべつ黒板こくばんメニューがあるんだけど、かべけてあって、それが非常ひじょうづらい位置いちにある。ギャルソンが黒板こくばんごとテーブルまでってきてくれるみせがあるけど、そっちのほうがよっぽど親切しんせつだとかんじたりした。演出えんしゅつなんだろうけど、手書てがきのメニューをいちまい普段ふだんのメニューにはさんでくれるだけのほうけたりするようなはする。

 メインはハンバーグとまっているので、それを中心ちゅうしん構成こうせいかんがえる。メインがにくなら前菜ぜんさいさかなにしようとかんがえてた。こちらは、小皿こざらみっつにタコ、マグロなどがかれ、それぞれにフレンチな味付あじつけをほどこしたもの。ハンバーグは前述ぜんじゅつしたとおり。メンソールてきにはデザートが一番いちばん美味おいしかったかも…。

 マダムはかなりのつくひとで、メンソールがげてぼうとするまえにテーブルにきてくれる。これは長年ながねんかんなんだろうな。「おびになりましたか?」といてくれる。もちろんまだんでないんだけどね。いまからぼうとおもってたんだ。このあたりはすごいかも…。


(みせ  ) ボン・ヴィヴール(Bon viveur)
(ジャンル) 鉄板焼てっぱんやけいビストロ
(ところ ざい ) 大阪おおさか中央ちゅうおう東心斎橋ひがししんさいばし1-12-19 ヴィレッジリバー鰻谷うなぎだに地下ちかいちかい
(でん  はなし) 06-7404-2220
(営業えいぎょう時間じかん) 11:30-14:00、17:30-21:30
(てい きゅう ) 月曜日げつようび
(ウ ェ ブ) http://www2.odn.ne.jp/bonviveur/



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トラットリア・ピノ(イタリアン/福島ふくしま)

2006ねん12がつ10日とおか 1900ふん15びょう | イタリアン
 以前いぜん大阪おおさかタワーの西側にしがわみせがあったときからってるんだけど、いま場所ばしょ移転いてんしてきてからはってなかったんだ。このは、メンソール友人ゆうじんとりべようとうことで福島ふくしま周辺しゅうへんにきたんだけど、どこも満員まんいんでたこきでもべにこうかとはなしてたときに、浄正橋じょうしょうきょう交差点こうさてんでキャッチされてしまった。「今日きょう新鮮しんせんさかなはいってるんですよ」とかうので、メンソールは鶏肉とりにくべたいんだとかってみたら、鶏肉とりにくもいいのがありますとうことだったので、むすめれられて浄正橋じょうしょうきょう交差点こうさてんをなんか。『トラットリア・ピノ』へ。前回ぜんかいヌーボーをよん種類しゅるいくらいんだので、今回こんかいはノヴェッロでももうかなとおもったんだけど、ノヴェッロはおいてないらしい。。

 それはともかく、みせはいってトリビーで乾杯かんぱいしながら、おすすめの新鮮しんせん魚介ぎょかいるいべることにした。えらんだのはよこわのカルパッチョとアオリイカのカルパッチョ。前菜ぜんさいあつかいなんだけど、ボリュームはしっかりとある。メインの鶏肉とりにくは、オーダーしてないのにてきたりした。シンプルにしお&ハーブでいただけという一品いっぴんだけど、シンプルな調理ちょうりほううま料理りょうりつくるのはむずかしい。塩加減しおかげんはいいしハーブのこうもいい。カルパッチョをべてるときに、やっぱりさかな料理りょうりにはビールはわんとうことで、ワインにスイッチ。鶏肉とりにくなんでそのまましろワインでとおしてもかったんだけど、ちょっとワイルドだったので、はいあかワインにした。そのままいきおいでグラッパでもオーダーしそうになった。

 このみせは、さかな丸々まるまるいちひきオーダーするというのが定番ていばんなので、よんにんくらいでくのがいいとおもう。もちろん食欲しょくよく健啖けんたんならにんでもOKなんだけど…。このは、シタビラメとか太刀魚たちうおとかがケースにはいってた。しかし太刀魚たちうおいちひき丸々まるまるというのは、ちらりつらいものがあるようながしないではない。

 パンは、フォカッチャがされるんだけど、メンソールをキャッチしたむすめが、「わたしいたんですよ」とかってた。

 移転いてんするまえは、パスタがものすごく印象いんしょうのこったんだけど、今回こんかいはパスタけいはオーダーしなかった。でも、ガッツリけいのいいてんだとおもう。やっぱりワインをボトルでたのんで、おすすめのおまか料理りょうりべるのがいいようながする。ワインもグビグビだな。


(みせ  ) トラットリア・ピノ
(ジャンル) イタリアン
(ところ ざい ) 大阪おおさか福島ふくしま福島ふくしま1-2-18 北大阪きたおおさかビルいちかい
(でん  はなし) 06-6452-0817
(営業えいぎょう時間じかん) 12:00-14:00、18:00-22:00
(てい きゅう ) 月曜日げつようび祝日しゅくじつ場合ばあい翌日よくじつやす
(ウ ェ ブ) http://www.italian-pino.com/
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わか(ちゃんこダイニング/北新地きたしんちてん/

2006ねん12がつ10日とおか 1359ふん42びょう | ジャパニーズ
 わずとしれた、だい66だい横綱よこづな若乃花わかのはなみせ。メンソールがおこなったのは北新地きたしんちてんだけど、大阪おおさかではに、道頓堀どうとんぼりてん、あべのHoopてんがある。

 ちゃんこなべは、いち人前にんまえ2,600えんで、深層しんそう海水かいすいしおをベースにブレンドした特製とくせいしお使つかったしおなべほか味噌みそなべ醤油じょうゆなべ、チゲなべよん種類しゅるいからセレクトできる。メンソールてきにはしおなべをセレクトしたかったんだけど、同伴どうはんしゃ意向いこうつよ反映はんえいされてチゲなべとなった。

 うわさでは「たかいで…」といていたけど、ちゃんこなべべるだけならそれほどたかくはない。ぎゃくに、ちゃんこなべにこだわってトッピング(べつざい)を追加ついかしたりするとがる。このあたりは価格かかく設定せっていみょうというのかな。コース料理りょうりは、食前しょくぜんしゅからはじまって、サラダ、つくわせ、てんぷら、ちゃんこなべ、ラーメンか雑炊ぞうすい、デザートの構成こうせいで6,000えんから用意よういされている。サイドメニューも豊富ほうふにそろっているので、こちらもメニューをるだけでも十分じゅうぶんたのしめる。

 なべは、サービス担当たんとうつくってくれるので、きゃく必要ひつようはない。最初さいしょうつわよそおってくれたりもする。みせ雰囲気ふんいきというか、高級こうきゅうかんものだとおもうし、ちゃんこなべをはじめとした料理りょうりは、若干じゃっかんパフォーマンスがわるかというがしないではない。接待せったいとかに使つかうならおもしろいかもしれないが、なべだけのパフォーマンスなら『海老蔵えびぞう』がおおきくみずけているとおもう。

 オリジナルドリンクとして、『ろくじゅうろくだい』と名前なまえいたむぎ焼酎しょうちゅうじゅんべい吟醸ぎんじょうしゅ、『わか』という名前なまえいも焼酎しょうちゅうじゅんべい梅酒うめしゅがある。メンソールは、じゅんべい吟醸ぎんじょうしゅんでみたけど、あわうらら辛口からくち吟醸ぎんじょうもそれほど主張しゅちょうしない。みやすいとうか一般いっぱんけするあじだったかな。


(みせ  ) ちゃんこダイニングわか 北新地きたしんちてん
(ジャンル) ちゃんこなべ
(ところ ざい ) 大阪おおさか大阪おおさかきた堂島どうじま1-4-2 ビールディング北新地きたしんち さんかい
(でん  はなし) 06-6456-4527
(営業えいぎょう時間じかん) 17:00-29:00(つききん)、16:00-24:00(土日どにちしゅく)
(てい きゅう ) 無休むきゅう
(ウ ェ ブ) http://www.dreamark.co.jp/waka/
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LOS SITIOS(バル/阿波座あわざ)

2006ねん12がつ10日とおか 1311ふん59びょう | そのヨーロッパ諸国しょこく
 あかねちゃんにおしえてもらったみせ。ほぼ同時どうじべつひとから北浜きたはまにある『ElPoniente GOZO』の伊藤いとう店長てんちょうみせだとおしえられた。伊藤いとう店長てんちょうはすでに『GOZO』を退職たいしょくしているらしいので、独立どくりつというかひとちとうことなんだろう。

 このは、新人しんじんセミナー修了しゅうりょうってみた。『GOZO』はメタリックなかんじなのにたいして、こちらの『LOS SITIOS』は暖色だんしょくけい照明しょうめい使つかったドメスティックなける雰囲気ふんいきとなっている。Lがたのカウンターは10にんくらいがてるサイズ。に、二人ふたりがけのテーブルせきよっつくらいあった。確認かくにんだけど、みせおくにはべつのテーブルせきスペースがあるらしい。

 メンソールはカウンターにって、トリビーをオーダーした。サービスのむすめ山口やまぐち智子さとこでセクシーで、このむすめうためにだけってもいいかもとおもってみたりする。

 フードのほうは、タパスけいメニューから唐辛子とうがらし酢漬すづけとにわとりキモのシェリー煮込にこみ。唐辛子とうがらしほうはそれほどからくなかった。つづいてエビとニンニクのアヒージョ。メインはウズラの鉄板焼てっぱんやき。つい先日せんじつ、ウズラはべたばかりだったので、ラムにしようかとまよったんだけど、ウズラにした。バゲットをもってきてくれるので、とりキモも、エビ&ニンニクも、バゲットにせてべる。もちろんソースも全部ぜんぶバゲットにわせてくす。なので、料理りょうりではなくバゲットのほう満腹まんぷくになってしまう。

 メニューのほうはかなり本格ほんかくてき料理りょうりならんでいて、子羊こひつじすねにくのステーキとかたいのカマき、イノシシのステーキ、ハラミのステーキブルーチーズソースというセクシー路線ろせんまである。さかなけいだとホウボウのトマトに、ヒメチのアクワパッツァなんかもある。

 アルコールけいも、カバはもちろん、スペインワインも豊富ほうふりそろえられているし、シェリーもペドロ・ヒメネスけい以外いがいはフィノからオロロソまでがりそろえられている。

 『GOZO』がいまひとつきになれないメンソールが、一発いっぱつきになってしまったみせで、なんかよってシェフと仲良なかよくなって、おまか料理りょうりべながらワインをボトルでオーダーするというスタイルが一番いちばんなんだろうなとおもわせてくれる。ようは、自分じぶんのプライベートキッチンとして使つかいたいみせかな。すでに常連じょうれんきゃくがいるけど、その敷居しきい山口やまぐち智子さとこってくれるので心配しんぱい無用むよう。アシスタントは、『ポンテ・ベッキオ』におられたほうらしい。


(みせ  ) LOS SITIOS(ロス・シティオス)
(ジャンル) バル
(ところ ざい ) 大阪おおさか西にし阿波座あわざ1-10-2 西本にしほんまちエイトビルいちかい
(でん  はなし) 06-6536-1414
(営業えいぎょう時間じかん) 17:30-28:00
(てい きゅう ) 火曜日かようび



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エスカルゴ(ビストロ/あびこ)

2006ねん12月09にち 0131ふん37びょう | フレンチ
 フランス食堂しょくどう銘打めいうってるけど、ビストロとうことでいいんだとおもう。商店しょうてんがいからはずれたちょっとわかりにくいところにてんがあって、テーブルせきのみでぜん14せき。シェフいちにん、サービスいちにんというスタッフ構成こうせい。シェフによると、あびこにはフランスをかんじるらしい。

 今回こんかいは6めいおこなってみた。基本きほんてきにはプリフィックスになっていて、黒板こくばんメニューからメインをセレクトする。コースはAコース(2,625えん)、Bコース(3,150えん)、Cコース(3,625えん)。今回こんかいメンソールいちぎょうがセレクトしたBコースの構成こうせいは、前菜ぜんさい、メイン、パン、デザート、コーヒー。Cコースになるとこれにスープがくわわる。AコースだとBコースからなにかがはずれるんだとおもうけど、なにがはずれるのかはおぼえていない。前菜ぜんさいほうは、なに指定していしなければ前菜ぜんさいわせとなる。黒板こくばんメニューから指定していしてもいいけど、店名てんめいにもなっているエスカルゴとえることも可能かのう今回こんかいは6めいだったのと、エスカルゴの味付あじつけが4種類しゅるいあったことからかんがえて、3にんぶんをエスカルゴにえることにした。ちなみに4種類しゅるい味付あじつけというのは、定番ていばんのエスカルゴバター(ガーリックバター&バジル)、カレー風味ふうみ、ブルーチーズ風味ふうみ、キノコ風味ふうみ。このなかからエスカルゴバター、カレー風味ふうみ、ブルーチーズ風味ふうみの3種類しゅるいをオーダー。

 前菜ぜんさいわせのほうは、イタリアンのアンティパスタ・ミストをイメージしてもらうとわかりやすいとおもう。全部ぜんぶで8種類しゅるいくらいが少量しょうりょうずつわせられていて、いろどりもあざやかに仕上しあげられている。エスカルゴにカレー風味ふうみか…、とかおもったんだけど、カレーの風味ふうみはそれほど主張しゅちょうせず、エスカルゴの野生やせい上手うまくマッチしているというかんじ。ブルーチーズ風味ふうみほうも、それほど強烈きょうれつにブルーチーズが主張しゅちょうするわけではないので、ブルーチーズをべたことがないとか苦手にがてだとか場合ばあいでも、問題もんだいはないとおもう。ブルーチーズ風味ふうみのパスタよりはずっとやわらかな風味ふうみ。で、やっぱりエスカルゴは定番ていばんのエスカルゴバターかなとおもったりする。たんれてるので、いて、安心あんしんしてべられるからだとおもうんだけどね。前菜ぜんさい&エスカルゴがはこばれてくるまえに、バゲットは用意よういされていたので、エスカルゴさらのソースは全部ぜんぶバゲットにわせてべた。至福しふく瞬間しゅんかんかもしれん。当然とうぜんワインもすすむ。オーダーしたワインはすべて4,000えんだいなんだけど、ジビエにわせてあるのかコクがあり、あじふかいものがおおかったようにおもう。松阪まつさかさんのエスカルゴもありこちらは若干じゃっかん値段ねだんがって、いちさら6りで1,890えんだった。松阪まつさかといえば牛肉ぎゅうにく有名ゆうめいだけど、エスカルゴの養殖ようしょくもしているらしい。個人こじんてきには、もう一度いちど国産こくさんのエスカルゴべにってみたかったりする。

 さて、メインはこの目的もくてきでもあるジビエぐん。オーダーしたのは、ハト、しょうガモ(サルセル)、シカ、やまウズラ(ペルドロー)&イノシシ。ジビエでカモといえば真鴨まがも(コルヴェール)が有名ゆうめいだけど、今回こんかいはサルセルという小型こがたかもにく料理りょうりをいただいた。やまウズラ(ペルドロー)については、真鴨まがも(コルヴェール)とならんでジビエの王道おうどうというか定番ていばん料理りょうり

 ペルドローをオーダーしたのはメンソール。黒板こくばんメニューをたときに、反射はんしゃてきめてしまったけど、直感ちょっかんただしかった。一番いちばんったのはハトの料理りょうりで、メンソールもペルドローがなければハトをえらんでたとおもう。でね、ジューシーなんだわ。にくが。ジビエといえば、野性やせいてき料理りょうりなんでちょっとしたくさみもあるけど、それがぎゃくうまみというか、狩猟しゅりょう民族みんぞく躍動やくどうかんといったものをかんれるんだけど、にくがパサパサになってて美味おいしくない料理りょうりたることもよくある。なんでこの料理りょうりうまいんだ?。にくはパサパサだし、くさみだけかんじてうまみはかんじないし…、といったかんじ。たぶん、くさみをくためにオーブンなんかでじっくりいてあぶらくからなんだろうとはおもう。でも、このみせのハトはうまかった。むと肉汁にくじゅうがあふれる。さらにかみつづけると、ハトに独特どくとくあじがちゃんとかんじられる。しかも野性やせいあじたっぷり。絶品ぜっぴんだとおもう。個人こじんてきには、豊中とよなか名店めいてん『メゾン・ブランシュ』でべたハト料理りょうりよりもうまかった。ペルドローのほうしろにくけいなので、それほどソースにたよらずに塩味しおあじだけでべさせるといったかんじだったけど、こちらもにくはジューシーで、しっかりとウズラのあじたのしめる。シカとかも美味おいしいんだけど、メンソールはジビエといえば獣肉じゅうにくよりは鶏肉とりにくけいおもってるし、ハトにくをかじったとたんに意識いしきんだくらいの衝撃しょうげきけたので、あまり印象いんしょうのこってない。けっしてハト料理りょうりとウズラ料理りょうり以外いがい美味おいしくなかったという意味いみじゃないよ。

 デザートについても黒板こくばんメニューからえらべるんだけど、ジビエをべようとあつまったひとたちはディープだ。三種さんしゅざかりのチーズプレートを4にんえらんだ。みせにあるチーズは全部ぜんぶで12種類しゅるいということだったので、これでぜん種類しゅるい制覇せいはしたことになるかな。チーズきがおおかったので、ブルーチーズをながらサービスの説明せつめいけるまえに、これはスティルトンだよね。こっちはゴルゴンゾーラかなとかってたのしんでたんだけど、フランスさんのチーズしか提供ていきょうしていないらしい。なので、スティルトンじゃなかった。あまけいのデザートもちゃんとべたんだけど、こちらもしっかりしたあじ美味おいしかった。メンソールとしては、チーズプレートもあまけいデザートも、両方りょうほうオーダーしたいかな。

 来年らいねんかならずリピートしたいみせ。ジビエ以外いがいには内臓ないぞうけい料理りょうり美味おいしいらしいので、次回じかいるときは松阪まつさかさんエスカルゴとトリッパの煮込にこみとかをべながら、ワインを一本いっぽんくらいけてみたいかな。



(みせ  ) エスカルゴ
(ジャンル) ビストロ
(ところ ざい ) 大阪おおさか住吉すみよし苅田かんだ7-7-5 西村にしむらだいマンションいちかい
(でん  はなし) 06-6697-7723
(営業えいぎょう時間じかん) 11:30-13:45、18:00-21:00
(てい きゅう ) 木曜日もくようび





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ラタン(とり/泉大津いずみおおつ)

2006ねん12月08にち 2347ふん04びょう | にく
 メンソールは、さむくなりはじめるころに、血管けっかん運動うんどうせい鼻炎びえん発症はっしょうすることがある。ようは、つめたい外気がいき鼻孔びこうない毛細血管もうさいけっかん刺激しげきされることにより、アレルギあれるぎせい鼻炎びえんおな症状しょうじょうる。くわえて今年ことしは、昨年さくねんはちあいだ耐久たいきゅうマラソンに参加さんかしたときに炎症えんしょうこした気管支きかんしあばしたというか、気管支炎きかんしえん同時どうじ再発さいはつしてしまった。メンソールが鼻炎びえん発症はっしょうした場合ばあい体質たいしつてき鼻水はなみずではなくはなづまりになるので非常ひじょうつらい。はな呼吸こきゅう出来できないので、食事しょくじするのが非常ひじょうつらい。また、泥酔でいすいしててしまった場合ばあいはなまっていると呼吸こきゅうできずにいたることもかんがえられるので、おちおちさけんでられない。ということで、呼吸こきゅうけい病院びょういん検索けんさくしてんだ。鼻炎びえん症状しょうじょうがたちどころにおさまるという注射ちゅうしゃってもらったが、全然ぜんぜんかない。メンソールの今年ことし鼻炎びえんはかなりしつこいらしい。

 さて、診察しんさつはあっさり短時間たんじかんわってしまうものの、長時間ちょうじかんたされるというのは病院びょういんつねなので、結構けっこういい時間じかんになってしまった。かえってから食事しょくじにするかともおもったんだけど、はらむしいたのと、ちらりさげなみせつけたのでついついはいってしまった。

 ちょっとモダンなつくりの焼鳥やきとりで、くろ基調きちょうとした内装ないそうで、BGMがAKだったりした。AKって、Akemi Kakiharaだよ。ってるかな?。

 焼鳥やきとりなんだけど、くししたとりではなく、テーブルにかれたロースターで自分じぶんきながらべるタイプのとりだった。ものけいとりメニューはそれほど豊富ほうふではない、もも、せせり、こころ、かわ、つくね、ぼんぼちとあとなん種類しゅるいだったかな。メンソールはビールをオーダーして、つく理系りけいメニューのなかつけたやまウニをオーダー。ものけいは、もも、うえもも、せせり、こころ、ぼんぼちあたり。やまウニというのは、雲丹うにようえるけど雲丹うにではなくてとりのキモらしい。一口ひとくちだいになったものにジェルじょう醤油じょうゆとわさびがのせられ、こくみのりがかけられているので、そのまま一気いっきべる。

 ものメニューのほうは、大皿おおざらささき、そのうえにくせられた状態じょうたいでやってくる。下味したあじけられておらず、べつさらとりのタレ、七味しちみしお昆布こぶ用意よういされる。

 こうしたみせされるのは、ちょうきのにくなんだけど、メンソールは、ちょうきの鶏肉とりにくって本当ほんとううまいのかとうことについて、かなりまえから疑問ぎもんおもってる。肉類にくるいというのは、熟成じゅくせいさせることによってタンパク質たんぱくしつがうまみ成分せいぶんであるアミノ酸あみのさん分解ぶんかいされる。ちょうきのにくは、そのよるまでに十分じゅうぶん熟成じゅくせいしているとはかんがえにくい。鶏肉とりにく場合ばあい牛肉ぎゅうにくよりも熟成じゅくせい期間きかんみじかくていいらしいんだけど、それでも12あいだ熟成じゅくせいするとはおもいづらい。スーパーなんかで鶏肉とりにくなんかでも、今日きょう日付ひづけのものより、賞味しょうみ期限きげんれかかってて半額はんがくのシールがってあるほううまいようにおもう。となると、ここで使つかうべきはしお昆布こぶだろうなとうことになる。不足ふそくしているアミノ酸あみのさんを、しお昆布こぶおぎなうという戦法せんぽうだな。あとでみせむすめが、「うちのおすすめはしお昆布こぶです」とってたから間違まちがいはないだろう。

 ももにくあたりは新鮮しんせんで、とくかわ弾力だんりょくせいがあってうまい。にくはレアにかぎるとおもってるんだけど、このかわだとしっかりいてパリパリな状態じょうたいにしたほううまいとおもう。で、やはり新鮮しんせんだとうことはわかるんだけど、ごたえとかはいいんだけど、にく自体じたいのうまみってあまりかんじられないんだな。たしかに、しお昆布こぶとのコンビネーションはいいかんじなんだけど、それなら調ちょう使つかったしお昆布こぶではないほうがいいとおもうんだけどな。せっかくのちょうにわとり調ちょう使つかってどうするんだというかんじだな。

 メンソールはビールのあと、焼酎しょうちゅうたのんでみた。ビールのほうはトリビーがかなり一般いっぱんしてきたみたいでつうじるんだけど、焼酎しょうちゅうの「こおりなし、ちょいみず」はなかなかつうじない。メンソールのいたいところをしっかりと理解りかいしてくれるみせだと、みずりょうはどれくらいにするかをいてくれたり、つくった水割みずわりがメンソールのこのみにっているかどうかをたずねてくれたりするんだけど、そうでない場合ばあいにはたんなる普通ふつう水割みずわりのこおりなしをつくってくれる場合ばあいもあって、なかなかたのしめない。あと、タンブラーなんかでこおりなしの水割みずわりをつくると、なにともしまらないんだよね。ロックグラスとかにれてくれたほうがいいのに…

 メンソールは、最後さいごににごり梅酒うめしゅんで〆。たしかににごってるんだけど、どの成分せいぶんがにごりの原因げんいんなのかは不明ふめいみせるときにショップカードをもらおうとおもったんだけど、ショップカードはないらしい。なので、下記かき詳細しょうさいが?だらけになった。



(みせ  ) ラタン
(ジャンル) とり
(ところ ざい ) ?
(でん  はなし) ?
(営業えいぎょう時間じかん) ?
(てい きゅう ) ?



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