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2009年3月のブログ記事一覧-大阪グルメ倶楽部

大阪おおさかグルメ倶楽部くらぶ

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ちんわらちん(居酒屋いざかや/てんいち)

2009ねん03がつ22にち 0110ふん11びょう | その
 2008ねんれもせまった。メンソールは偶然ぐうぜんこのみせまえとおりかかり、絶対ぜったいこのみせうまいはずだという野生やせいのカンではいってみた。で、正解せいかいだった。
 
 りごたつしきのカウンター6せきのみで、くついであがる。一応いちおうメニューはあるけれど、なにわなくても女将おかみがこちらの様子ようすながら料理りょうりしてくれる。このは、平目ひらめポン酢ぽんずえからはじまって、牛蒡ごぼう銀杏いちょう、クワイ、ムカゴなどを使つかったヘルシーけい料理りょうりきょだいハマグリがでて、自家製じかせいのフレッシュチーズへとつづいた。このときに、野菜やさいのみのコース料理りょうりがあるとおしえられて、さい訪問ほうもんのタイミングをねらっていた。
 
 で、念願ねんがん野菜やさいのみのコース料理りょうり予約よやくした時間じかんおとずれると、すでに料理りょうりならべられていて、女将おかみ説明せつめいしてくれる。こんにゃくの刺身さしみ蓮根はすね饅頭まんじゅうキャベツ、たけのこ饅頭まんじゅう大豆だいずからつくったにく、ふきのとうのゼリーせ、アスパラガスのごまよごし、トマトのゼリーせ、すこ酸味さんみをきかせためひじき、たけのこえ、昆布こぶ大根だいこんのなます、牛蒡ごぼうふき椎茸しいたけ煮物にもの豆腐とうふあんかけ、鋳込いこ豆腐とうふ、タケノコ、ワラビの煮物にものならべられている。最近さいきんはやりの小皿こざら料理りょうりではなく、それぞれの料理りょうりはしっかりとボリュームがあって、食欲しょくよく健啖けんたん男性だんせいでも間食かんしょくするのはむずかしいとおもう。メンソールも、最後さいごたけのこはんはしをつけることさえできず、かえることとなった。
 
 半分はんぶんくらいすすんだところで、野菜やさいふけかごされるが、これがまたすごいボリュームで、トウモロコシ、カボチャ、いも蓮根はすね、ブロッコリー、アピオスなどをコチュジャンを使つかったつらのタレでべる。素材そざいあじかんじられるので、メンソールてきにはコチュジャンタレではなくてしおべたいもする。
 
 つづいてはあおのりのものまりふすまかんでいて、ちょいとあじいめなんだけど、あおのりの独特どくとくあじ十分じゅうぶんたのしめるとおもう。
 
 さらに野菜やさいてんぷらがされる、タラたら空豆そらまめなど。野菜やさいのみのてんぷらなので、分量ぶんりょうがあるわりにはあじかろやか。ぎゃくにそのぶん、サラダオイルのあじになる。さらにさらに、トマトとパラフがされる。パラフははじめてべたので、なんとも表現ひょうげんしがたいんだけど、しょくかんてきにはうみぶどうで、水分すいぶんおおふくまれていてみずみずしくて、ちょいと青臭あおくささがあって、不思議ふしぎあじ
 
 で、最後さいごたけのこはん。メンソールは、最初さいしょのいっぱいのみビールで、のちはすべて日本酒にほんしゅったんだけど、かんとか常温じょうおんとかを最初さいしょげておけば、料理りょうりすす具合ぐあいわせてセレクトしてくれる。今回こんかい野菜やさいのコースだったので、野菜やさいわせてあまり主張しゅちょうはせず、みやすい日本酒にほんしゅがセレクトされていた。

 うわさによると、女将おかみ松竹しょうちく芸能げいのう芸人げいにんでもあって、繁昌はんじょうていにも出演しゅつえんしているとか…。


(みせ  ) ちんわらちん
(ジャンル) 居酒屋いざかや
(ところ ざい ) 大阪おおさかきた天神橋てんじんばし1-12-23
(でん  はなし) 06-6881-5523
(営業えいぎょう時間じかん) 19:00-?
(てい きゅう ) 無休むきゅう
(  さん) 5,500えんくらい
(せき  かず) カウンタ6せき
(  やく) ベター、野菜やさいコースはよう予約よやく
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ふうふや(きょうふううどん/今福いまふく鶴見つるみ)

2009ねん03がつ21にち 0940ふん00びょう | 麺類めんるい
 かつおだし&昆布こぶだしのきょうふう出汁だしのうどん。みりんとうくわえてあまくする大阪おおさかうどんになれていると、ちらり物足ものたりないかもしれない。蓮根れんこん饅頭まんじゅう湯葉ゆばあんかけうどん(960えん)はかけの蓮根れんこん饅頭まんじゅう味付あじつけは濃厚のうこうめんは、ノーマルと煮込にこみようのややほそめんのややちぢめんほかに、五穀ごこくめんやしうどんようほそめんよん種類しゅるい使つかけているらしい。


(みせ  ) ふうふや
(ジャンル) うどん
(ところ ざい ) 大阪おおさか鶴見つるみ鶴見つるみ3-13-31
(でん  はなし) 06-6913-8115
(営業えいぎょう時間じかん) 11:00-22:30
(てい きゅう ) 無休むきゅう
(ちゅう くるま じょう) 30だい
(せき  かず) カウンター12、テーブル86、個室こしつ4(6~24めい)
(備  こう) ランチ全席ぜんせき禁煙きんえん補助ほじょけん車椅子くるまいす対応たいおう
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フレンドシップ(洋食ようしょく/森ノ宮もりのみや)

2009ねん03がつ08にち 2329ふん05びょう | 洋食ようしょく
 以前いぜんからににはなっていたみせおおきな看板かんばんに、『洋食ようしょくとビール』とかれているので、これが屋号やごうかとおもってたんだけど、ってみてはじめて、『フレンドシップ』が屋号やごうだとわかった。
 
 さて、メンソールはまず、ビールをオーダーし、ビールがはこばれてくるまでにメニューをながめる。定食ていしょくべるはないので単品たんぴん勝負しょうぶとなる。まず、おすすめでこだわりのてこねハンバーグ、白身しろみぎょ(甘鯛あまだい)のフライにしようかとかんがえたけど、ちょっと変化球へんかきゅうでかにクリームコロッケ、ビールのアテとうことで、とり軟骨なんこつ唐揚からあげ。
 
 ビールがアサヒのスーパードライだとうことはまあおいておこう。ハンバーグは、さすがにうまい。森ノ宮もりのみや創業そうぎょうして40ねんちか提供ていきょうしてくれているこだわりのハンバーグらしい。クリームコロッケけい料理りょうりは、じつはメンソールはあまりきじゃないんだけど、なかのクリームは濃厚のうこうでしっかりと存在そんざいかんがあるし、ケチャップとタルタルの二色にしきソースなんだけど、どちらもうまい。

 メンソールがいれてんしたのは21:00。オーダーストップが21:30だったので、ここでカレーライスをオーダーした。洋食ようしょく定食ていしょくで、ライス&味噌汁みそしるいんだけど、いろいろなあじためしてみたいという場合ばあいには、しろめしではなくてカレーライスとかハヤシライス、オムライスなんかをってくる。
 
 メンソールにとっては甘口あまくちのカレーなんだけど、たぶん、ちゅうからしくらいなんだろう。普通ふつうひとにとっては…。最初さいしょ甘味あまみが、あと徐々じょじょからくなるとうもので、かおりもたかいし、しっかりとつくってあるのがわかる。
 
 洋食ようしょく定番ていばんけとえば、千切せんぎりキャベツ、ケチャップスパゲティ、ポテトサラダ、トマトスライス&キュウリスライスだとおもうんだけど、これらの単品たんぴんがそれぞれうまい。盲点もうてんなしで、資格しかくなしで、どころはビールがアサヒのスーパードライだとうことだけくらい。
 
 老舗しにせうこともあって、常連じょうれんきゃくおおいらしく、ランチタイムには行列ぎょうれつができるらしい。ちなみに、阿波座あわざちかくにある『グリル銀座ぎんざてい』はこのみせぶんみせらしい。
 
 

(みせ  ) フレンドシップ
(ジャンル) 洋食ようしょく
(ところ ざい ) 大阪おおさか中央ちゅうおう森ノ宮中央もりのみやちゅうおう1-16-15
(でん  はなし) 06-6949-2571
(営業えいぎょう時間じかん) 11:00-22:00
(てい きゅう ) 無休むきゅう
(  さん) 定食ていしょく:1,000-1,300えん。ビールんでも2,000えん以内いないくらい。
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とう奈里(となり)/居酒屋いざかや(南堀江みなみほりえ)

2009ねん03がつ08にち 1343ふん35びょう | 居酒屋いざかやけい(日本酒にほんしゅ焼酎しょうちゅう)
 以前いぜんは『はし』というみせがあったところ、亭主ていしゅ土橋どばしさんは、手狭てぜまになったからということで、こうはぜのきえん移転いてんしてしまい、店名てんめいも『おこげ』なった。その『はし』ののちはいったみせだからということで、かなり期待きたいしてたみせではあるんだけど、その反動はんどうおおきかったりした。
 
 店構みせがまえは素朴そぼくないいかんじで、ゆかはコンクリートだったりするものの、カウンターなんかは使つかまれたかんじがあり、ける。カウンターは8せきくらい。おくにはテーブルせきがあったりもする。
 
 メンソールが到着とうちゃくしたのが19:30なんだけど、メンソールが一番いちばんきゃくだった。で、亭主ていしゅおくのテーブルせき睡眠すいみんちゅうだった。この時点じてんかえればかったんかもしれんが…。
 
 メンソールは日本酒にほんしゅをオーダーしようとするんだけど、これがこまる。日本酒にほんしゅメニューは数少かずすくないながらも地酒じざけがそろえられているのはいいんだけど、ハーフでめるのもいいんだけど、ほとんどが原酒げんしゅとか生酒きざけなので、つくりとかにはわせにくい。焼酎しょうちゅうやビールというのももったいない。
 
 とりあえずは、つくりのわせをオーダーした。つづいては、さけさかなうことで、エシャロットのもろみえと、かぶらのスジ味噌みそがけ。
 
 つくりにつづいては、もので、味噌みそけミルかいもの味噌みそあじがミルかいにしみていて、結構けっこう濃厚のうこうあじとなっている。なので、シャープな日本酒にほんしゅがほしかったりするが…。ない…。牡蛎かき塩辛しおから興味きょうみがあったんでオーダーしてみたんだけど、これはこれで美味おいしいんだけど、日本酒にほんしゅがなぁ…。うのがないんだ。
 
 このあたりまでは、フードと日本酒にほんしゅなんとかわせようとしてたんだけど、あきらめた。で、亭主ていしゅむすめ無愛想ぶあいそうなこと。むすめいたっては、なんからんことでもあったんかてきかんじ。となりでは、常連じょうれんおもわれる老人ろうじん亭主ていしゅに「おすすめはなにかな」てきなことをいてたんだけど、「ってもらえないとわかりません」というしんじられないようなこたえが…。
 
 この時点じてんでメンソールは、このみせ食事しょくじつづけるせた。ものについでオーダーしていたもの(ハモとタラたらてんぷら)はべたけど、あと煮物にものとかもべてみたかったんだけど、め。のこすのはいやなのでオーダーしたものは全部ぜんぶべたけど…。で、河岸かわぎしえた。
 
 
 カジュアルけい割烹かっぽううよりは、居酒屋いざかやといったほうがいいくらいのリーズナブルな価格かかく設定せっていと、使つかまれた歴史れきしかんじさせる内装ないそうはいいんだけど、店主てんしゅむすめ愛想あいそわるすぎる。客商売きゃくしょうばいをやっているという認識にんしきがないんとちゃうかな。そうしたことがにならなくて、日本酒にほんしゅじゃなくて焼酎しょうちゅうとかビールとかなら、コストパフォーマンスのたか料理りょうりにはありつける。そうでなければかないほうがいい。
 


(みせ  ) とう奈里(となり)
(ジャンル) けい居酒屋いざかや
(ところ ざい ) 大阪おおさか西にし南堀江みなみほりえ3-10-8 エスティーム南堀江みなみほりえ いちかい
(でん  はなし) 06-6535-0807
(営業えいぎょう時間じかん) 17:30-25:00
(てい きゅう ) 月曜日げつようび
(平均へいきん予算よさん) 5,000えん
(カ ー ド) 不明ふめい
(そう せき すう) 14くらいせき(カウンター8、テーブル6くらい)


(参考さんこうURL)
 おこげ
 http://blog.goo.ne.jp/mint_menthol/e/e048a171bc8940450cbb43199df24d38
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akordu(アコルドゥ) /モダンスパニッシュ(富雄とみお)

2009ねん03がつ08にち 1330ふん05びょう | そのヨーロッパ諸国しょこく
 なぜかいきおいのあるハイパー・モダン・スパニッシュのみせ大正たいしょう時代じだい煉瓦れんがづくりの洋館ようかん利用りようした空間くうかんは、広々ひろびろとしてて余裕よゆうがあって、結婚式けっこんしき二次会にじかいでも対応たいおうできてさらにあまりそうながする。そのなかでも、菜園さいえんめんしたテラスせき案内あんないされた。ホールよりは若干じゃっかん温度おんどひくいが、膝掛ひざかけとかもしてもらえるので問題もんだいはなさそう。
 
 メンソールがオーダーしたのはクロロフィリア(葉緑素ようりょくそ)というコースで8,000えんいちさらは『豆乳とうにゅうのアホ・ブランコ ビネガーとペドロヒメネスのゼリー』で、いわゆるガスパッチョふうのスープ。ニンニクとビネガーがかせてあって豆乳とうにゅうんでるようながする。パン粉ぱんこなまハムをこまかくくだいた薬味やくみべつ添されていて、これで塩加減しおかげん調整ちょうせいできるんだけど、なめらかな豆乳とうにゅうなかにこれをれると、しょくかんちがいが際立きわだったしまうようながする。
 
 さらが『スペインふう いものトルティージャ2009 菊芋きくいもとトリュフ』で、おも簡単かんたんうと、トルティージャの原料げんりょう(たまごいも)をけてきょうして、わせてべることで、くちなかでトルティージャが完成かんせいするというもの。スペインふう卵焼たまごやきのことをトルティージャというのに、スペインふうトルティージャとはこれいかにといったツッコミどころもあるんだけど。バルなんかではかならずといっていくらいにられてる。メンソールてきには、ちょっとなぁ…の一品いっぴんで、すべてをくちなかれるのがむずかしかったりするのと、酸味さんみがあって、ちょっと?だったかな。
 
 このあたりでバゲットがされるんだけど、オリーブオイルがさん種類しゅるいあとでさらにいち種類しゅるいと、ハモン・イベリコをつくるときに使つかしおされる。オリーブオイルはシリアさん、ヨルダンさん、スペインさん、そしてオーストラリアさんあじ比較ひかくできるのはうれしいんだけど、すべておなさんかくフラスコさま容器ようきはいってくるので、あれやこれやを使つかっているうちにどれがどれかわからなくなってくる。
 
 さんさらが『野菜やさい生野いくのさい新芽しんめはな天然てんねんぶつ栽培さいばいもの』とだいされたサラダ。ドレッシングはがしバターとエメンタールチーズのフォン。『HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON』をおもしましたねぇ…。どうしてもかず(野菜やさい種類しゅるい)で勝負しょうぶしたくなるのか、印象いんしょうのこ野菜やさいがないんですよね。ビジュアルはOKなんですけど、ビジュアルも大切たいせつなんですけど…。料理りょうりですよね。やっぱりあじですよね。くちなかひろがる世界せかい勝負しょうぶですよね。とおもってしまうメンソールでした。
 
 よんさらは『しろインゲンのとしたまご北海道ほっかいどうさんだいアサリのファバータ』で、メンソールの印象いんしょうは、アサリのさけしでした。ここまではおさ気味ぎみで、これから離陸りりくするのかとおもわせてくれる一品いっぴんでしたね、しろインゲンは存在そんざいかんあじもしっかりしてましたし、ぶたあぶらのアクセントもグッドでした。
 
 さらですが、『まながつおのアサード 大豆だいずあま印象いんしょうえ』です。大豆だいずあま印象いんしょうというのは、いわゆるあわ処理しょりなんですけど、じつ味噌みそだそうです。われても味噌みそだとはわからなかったです。まながつおのほう塩加減しおかげん若干じゃっかんきついで、それと対照たいしょうてきあまくしたのかなとおもいつつ、あまくしないほうがワインがすすんでいんだろうなともおもったりはしました。さけのアテをねらったのか、単体たんたいたのしむさらとイメージしたのかどっちなんでしょうね。たぶん後者こうしゃだとおもうんですけど、それなら味噌みそあわのはかなさやわらかさあまさと、シャープな塩味しおあじってないようながするんですけどね。
 
 ろくさらは、『むっちりとしたフォアグラ、ウニとマンゴーえ』で、これが低温ていおん調理ちょうりしたんでしょう。表面ひょうめんカリカリ、なかはねっとりのよくあるフォアグラではなくて、表面ひょうめんからやわらかでねっとり。ナイフ不要ふようでスプーンでカットできてしまうんですけど、メンソールは生臭なまぐささがになりましたね。調理ちょうりほう裏目うらめたんかな。
 
 ななさら、『豚肉ぶたにくうしのテールのリゾット』で、スプーンがやしてある。リゾットとスプーンの温度おんど(違和感いわかん)をかんじてほしいとうことだったけど、あんまり違和感いわかんかんじなかった。量的りょうてきにはもっとほしいというかんじだったが…。
 
 はちさらが『子羊こひつじロースの低温ていおん炭火すみびき 葉緑素ようりょくそわかいニンニクののエッセンス ハシバミとソレル』で、結構けっこうかるけい味付あじつけ。
 
 きゅう品目ひんもくからはデザートに突入とつにゅう。『様々さまざまなベリー なまとゼラチン ライムとユーカリ風味ふうみ』ですが、ユーカリのって、青虫あおむしのにおいがするんですよね。にはならないし、だからみちうことではないんですが…。
 
 じゅう品目ひんもく、『つめたいカカオスープにかんだエスプレッソのかす、かるいコーヒーのクリームとミルクのエスプーマ』で、これはうまかったですね。とくにエスプレッソのかすが…。スペインほうむと、サブレとったかんじなんだとおもいますが…。
 
 じゅういち品目ひんもく、『シープミルクのジェラート その草原そうげんのインフシオン』で、えられているのは甘草かんぞう粉末ふんまつです。甘草かんぞう漢方薬かんぽうやく薬味やくみとしても使つかわれるんですけど、おもには鎮痛ちんつうけん効果こうかがあります。西洋せいようやくでも、れないように胃薬いぐすりわせて処方しょほうされることがありますけど、あれとおなじような使つかかたをします。別途べっと牧草ぼくそうつくったちゃ用意よういされていて、このみでこれをジェラートにかけてもいとうことでやってみたんですけど、シープミルク&牧草ぼくそうちゃはOKなんですけど、タピオカが完全かんぜんいてしまいます。
 
 最後さいごは、コーヒー、紅茶こうちゃ、エスプレッソ、ハーブティからえらべます。紅茶こうちゃちゃまで指定していできるというかセレクトできます。ハーブティはレモンバーム、アップルミント、ペパーミント、レモングラス、ヴェルヴェーヌのしゅ配合はいごうちゃ。メンソールはエスプレッソをオーダーしたので、ハーブティのセクシーさは実感じっかんできませんでしたが…。
 
 ハイパー・モダンなので、いわゆるスペインの家庭かてい料理りょうりとかをイメージしてるとおおきくはずれる。フレンチでもイタリアンでもないだいさん勢力せいりょくってしまえばそうなんだけど、なにがしたいんかなというところがよくわからなかったりする。コース12さらというのは、たのしくもあり、疲労ひろう蓄積ちくせきもあったりする。前菜ぜんさい&メインのがっつりけいくらべると、どうしてもいちさらりょうすくなくなってしまうので、インパクトがすくなくなるというか感動かんどう分散ぶんさんしてしまって、最終さいしゅうてき印象いんしょうのこりにくい。『しろインゲンのとしたまご北海道ほっかいどうさんだいアサリのファバータ』でしろワインをがぶみして、『つめたいかかおスープにかんだエスプレッソのかす、かるいコーヒーのクリームとミルクのエスプーマ』&ハーブティで〆とかの構成こうせいができるならいのかなが正直しょうじきなところ。
 
 最初さいしょにサービス担当たんとうが、苦手にがて食材しょくざいはあるかといてくるので、「あれとこれが苦手にがて」というと、シェフが登場とうじょうして、「やく時点じてん苦手にがて食材しょくざいいている」「低温ていおん調理ちょうり時間じかんがかかるので(すでに調理ちょうり開始かいししているのでというニュアンス)、えるのはむずかしい」といった説明せつめいがなされたんだけど、不可能ふかのうならかなくていいんじゃないのかとおもったりする。ようは、かたちだけのパフォーマンスというか、とりあえずいてみただけという印象いんしょうがぬぐえない。というか非常ひじょう印象いんしょうわるい。今後こんご改善かいぜんしてほしい。さらにうと、「(低温ていおん調理ちょうり時間じかんがかかるので)予約よやく時刻じこくわせて調理ちょうりしているので」という理由りゆうえを拒否きょひしたわりには、最初さいしょ料理りょうりてきたのはやく時刻じこく18:00からおおきくおくれて18:40ごろだったんだけど、「なめてるんとちゃうの?」というのがメンソールの印象いんしょう。40ふん程度ていどだったら、食前しょくぜんしゅみながら歓談かんだんできる時間じかんなんだけど、さきいわけがあるので余計よけい腹立はらだたしいい。「予約よやくいちくみだけだから代替だいがえの食材しょくざい用意よういしてない」のほうがよっぽど納得なっとくできる。先遣せんけんたいもサービスに不満ふまんのこったとかってたんで、メンソールだけの印象いんしょうじゃないんだとはおもいます。



(みせ  ) restaurante gastronomico akordu(アコルドゥ)
(ジャンル) スパニッシュ
(ところ ざい ) 奈良なら富雄北とみおきた1-1-1
(でん  はなし) 0742-43-0222
(営業えいぎょう時間じかん) 11:30-14:00、18:00-21:00
(てい きゅう ) 月曜日げつようび
(かい  けい) 13,000えん(アルコールぐみ)、10,000えん(ノンアルコールぐみ)
(ウ ェ ブ) http://www.akordu.com/
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てい(鮮魚せんぎょけい居酒屋いざかや/たによん)

2009ねん03がつ01にち 1959ふん15びょう | 居酒屋いざかやけい(日本酒にほんしゅ焼酎しょうちゅう)
 きっかけは2009ねん1がつ5にち(月)げつのことだった。このはメンソールのはつトレーニングのとなるはずだったんだけど、なんとなく気力きりょく充実じゅうじつしてこなかった。でも、せっかくの2009ねんのスタートを、このまま帰宅きたくしてわりにしてしまうのももったいなかったので、乃南に連絡れんらくれてみた。
 
 「みにかない?」
 「いいですけど、どこですか?」
 「たによん
 「わかりました」
 
 
 その、リピートしないことで有名ゆうめいなメンソールが、今年ことしはいってさん度目どめ訪問ほうもんとなってしまった。2008ねん12月からカウントして、すでにさんかいリピートしているイタリアンもあるんだが…。
 
 で、さん度目どめ訪問ほうもんも乃南とおとずれた。まずはトリビーで乾杯かんぱいしたところへ。サザエがされる。キモをうらごしして醤油じょうゆいたものでべるんだけど、キモのにがみがなくやわらかな仕上しあがりになってる。くところによると、消化しょうかかん部分ぶぶんにがみがあるらしく、そこをはずしてうらごしにするらしい。
 
 日本酒にほんしゅについては、おまか状態じょうたいになっているというか、その料理りょうりにベストマッチしたものをしてくれる。品目ひんもくがうれしい。すごく新鮮しんせんなシラウオで、シャキシャキしたごたえもある。
 
 さん品目ひんもくがウニ。わさびがえられているけれど、しおえてあって、まずウニだけでいちくちやわらかくてあまくて、その甘味あまみ延々えんえんつづくんじゃないかとおもうくらいの余韻よいんがある。わさびを使つかうのとしお使つかうのとでは、微妙びみょうにそのあじわいがことなり、さらに日本酒にほんしゅによってもことなる。
 
 よん品目ひんもくさば白子しらこ。メンソールははじめてべたんだけど、あじとかしょくかんとかはちょっと表現ひょうげんしづらい。
 
 品目ひんもくががんがら。なかほうかくれているので、爪楊枝つまようじ使つかってす。んべえにとっての箸休はしやすめとうか、せるかどうかで泥酔でいすいはかれたりもする。
 
 さて、ろく品目ひんもくがあんこうのつくり&あんキモ味噌みそ。このあんキモ味噌みそ絶妙ぜつみょうで、これだけでも日本酒にほんしゅめてしまうんだけど、それをあんこうのつくりにわせてあるところがまたリーサルウェポンなところでもある。
 
 なな品目ひんもくがブリなんだけど、熟成じゅくせいブリ。はじめてこのみせたときにもブリがてきて、それはそれは美味おいしかったんだけど、それをしのいでうまかった。熟成じゅくせいブリなので、熟成じゅくせいさせてあるらしい。なんとも複雑ふくざつなうまみがからい、それがながつづく。そして、日本酒にほんしゅ出会であうとさらにたかまっていくようなかんじ。
 
 はち品目ひんもく八角はっかくまえからるとはち角形かくがたなことからはちかくばれているらしい。トビウオの仲間なかまだとおもう。これはしんぷりにいてきょうされる。
 
 きゅう品目ひんもく箸休はしやすてきなサルボウの佃煮つくだにじゅう品目ひんもくがたこのてんぷらで、翌日よくじつかいがあるんで、かなりおさ気味ぎみんでるつもりなんだけど、もうなんばいんだかわすれてしまった。

 で、いよいよメインのあんこうなべざいうまいけどだしがうまい。むぎ味噌みそをメインに使つかってあるんかな。最後さいご饂飩うどんで〆。
 
 まいどのことながらうまかったです。来月らいげつ早々そうそうにも、よん度目どめ再訪さいほう予定よていです。
 

(みせ  ) てい
(ジャンル) 鮮魚せんぎょけい居酒屋いざかや
(ところ ざい ) 大阪おおさか中央ちゅうおう鎗屋やりやまち1-1-10 山大やまだいビルいちかい
(でん  はなし) 0066-9675-97259(やく専用せんよう)
      06-6949-4753(わせ)
(営業えいぎょう時間じかん) 11:30-13:30(つき)、18:00-23:00(つききん)
(てい きゅう ) 土日どにちしゅく
(平均へいきん予算よさん) 5,000えん
(カ ー ド) 不明ふめい
(そう せき すう) 14くらいせき(カウンター8、テーブル6)
(ブ ロ グ) http://nagomitei.blog.eonet.jp/nagomitei/



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十六夜いざよい泉州せんしゅうしゅんあじ/北浜きたはまてん)

2009ねん03がつ01にち 1851ふん04びょう | 居酒屋いざかやけい(日本酒にほんしゅ焼酎しょうちゅう)
 グランド・オープン直後ちょくごからってたんですけど、鮮魚せんぎょけいの、ちょっと敷居しきいたか居酒屋いざかやかとおもってました。これまでもなん機会きかいがあって、2008ねんあきには、テラスせきはなしもあって、機会きかいねらってたんだけど、結局けっきょくけなかった。
 
 この目的もくてきべつみせだったんだけど、なんとってみたら葬儀そうぎのために臨時りんじ休業きゅうぎょうだったので、突然とつぜん予定よてい変更へんこうして、『十六夜いざよい』へ。
 
 まずはトリビー。オーダーはおすすめにしたがって、つくりのわせ(マグロ、フグ、サワラ、たこ、太刀魚たちうお)に、タケノコのつくり、あかしたいち煮付につけと唐揚からあげにするてんセットをオーダーした。
 
 サワラ&フグは、表面ひょうめんをさっとあぶってありこうばしさがいいかんじ。タケノコのつくりは新鮮しんせんでえぐみはない。
 
 泉州せんしゅうさん鮮魚せんぎょだけではなく泉州せんしゅう野菜やさいも、犬鳴いぬなきポークもいちしとうことだったので、犬鳴いぬなきポークのきしゃぶサラダをオーダー。メニューを見回みまわしていて不思議ふしぎおもったのが、ベーコン&ハニーのピザ。ハニーはもちろん蜂蜜はちみつ。べーコーンの塩加減しおかげん蜂蜜はちみつあまみが絶妙ぜつみょうのコントラストとうことだったのでオーダーしてみた。はおすすめの椎茸しいたけにくめか醤油じょうゆバターきかでまよったけど、こちらもサジェストにしたがって、醤油じょうゆバターいためとした。
 
 日本酒にほんしゅ緑川みどりかわいち種類しゅるいしかないのはつらい。じゅんまい吟醸ぎんじょうためしてみたんだけど、じゅんまいつくりにはわないようながする。その吟醸ぎんじょう一本槍いっぽんやりだったので、煮付につけとかならじゅんまいほうがよかったのかもしれないが…。そのは、唐揚からあげにわせてビールにもどったり、ピザにわせてあかワインをんだりと、常時じょうじテーブルのうえにはアルコール飲料いんりょうかれている状態じょうたいとなった。
 
 ベーコン&ハニーのピザは、不思議ふしぎ一品いっぴんたしかにベーコンの塩味しおあじ蜂蜜はちみつ甘味あまみのコントラストはたのしかったりする。が、生地きじとのバランスをかんがえると、プレーンピザのバリエーションとかんがえたほうがいいのかもしれない。
 
 最後さいごぶし限定げんていアイスクリームで〆。オーダーするまえたずねてみたら、プリンあじだそうで、プリンあじがどうしてぶし限定げんていあじなのかはちらりなやむところではありますな。
 
 さて、ちょいと敷居しきいたかいとうことはないです。普通ふつう居酒屋いざかや感覚かんかく使つかえます。価格かかく設定せっていもリーズナブルです。日本酒にほんしゅのラインナップが緑川みどりかわのみとうのはかなりいたいところのようながします。焼酎しょうちゅうけいはそれなりの品数しなかずがあったんですけど、鮮魚せんぎょべにきて焼酎しょうちゅうというのはもったいないので…。ワインけい品数しなかずすくないです。フードメニューが泉州せんしゅうおき鮮魚せんぎょ泉州せんしゅう野菜やさい犬鳴いぬなきポークを中心ちゅうしんに、居酒屋いざかや定番ていばんメニューまでならんでいることをかんがえると、アルコールけいももうすこ充実じゅうじつさせたほうがいいようながします。


(みせ  ) 泉州せんしゅうしゅんあじ 十六夜いざよい 北浜きたはまてん
(ジャンル) 居酒屋いざかや
(ところ ざい ) 大阪おおさか中央ちゅうおう北浜きたはま1-1-12 Y'sピア いちかいかい
(でん  はなし) 06-6208-7078
(営業えいぎょう時間じかん) 11:00-14:00、17:00-23:00
(てい きゅう ) にちしゅく
(平均へいきん予算よさん) 5,000えん
(カ ー ド) ほぼ
(そう せき すう) 36くらいせき(カウンター6、テーブル10(いちかい)、テーブル20(かい))

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