大阪おおさかグルメ倶楽部くらぶ

　2009年ねん7月がつ24日にち(金)きんにグランド・オープンした店みせ。とはいっても、亭主ていしゅは以前いぜんから知しっているので、日本酒にほんしゅのラインナップ、魚さかなに対たいする目利めききなども承知しょうちしてる。なので、ものすごく期待きたいはしていたんだけど、グランド・オープニング直後ちょくごでもあるし、店みせもごった返がえしているだろうし…、と言いうことで多少たしょう遠慮えんりょして、ビールを一杯いっぱい飲のむだけの軽かるい気持きもちで行おこなったんんだけど、結局けっきょくのところ日本酒にほんしゅを7杯はい(7勺しゃくくらい×7杯はい＝5合ごう近ちかく)飲のんでしまった。ははは。(^^ゞ。
　
　以前いぜんの店みせに比くらべると、フード類るいが圧倒的あっとうてきに充実じゅうじつしている。また、ポーションを小ちいさめにして、「抜群ばつぐんに旨うまいけど、ちょいと高たかくて、常つね使つかいしづらい」という声こえにも対応たいおうしたようだ。残念ざんねんながら、メニューの全ぜん品目ひんもくが提供ていきょうできるようになるまでには、若干じゃっかんかかるらしい。メニューに手書てがきで、「来週らいしゅうから」とか「来月らいげつから」とか書かかれているので、そのあたりも予想よそうしながら楽たのしむのも良よいと思おもう。
　
　さて、この日ひのメンソールは、造つくりの盛もり合あわせ、はらんぼ、イカの塩辛しおからをオーダーした。魚さかな達たちの旨うまさは変かわらず。イカの塩辛しおからも、レモンなどを旨うまく使つかっていて爽さわやかに仕上しあげられているし臭くさみもない。
　
　ブリ大根だいこんではなくイカ大根だいこんが大皿おおざら料理りょうりとしてあった。ブリ大根だいこんという料理りょうりは、実じつはブリの臭くさみが大根だいこんに移うつってしまうところがあって、メンソールは今いまひとつ好すきではない、と言いう話はなしを亭主ていしゅにすると、共感きょうかんしてくれて、だからイカ大根だいこんらしい。
　
　
　前まえの店みせよりもキャパシティが増ふえているので、亭主ていしゅ一人ひとりでどこまで奮闘ふんとうするのかがちょいと心配しんぱいだったりはするけど、アシスタントも利酒ききざけ師しの試験しけんにパスしたらしいので、日本酒にほんしゅセレクトにも期待きたいできるんじゃないかと期待きたいしたりする。日本酒にほんしゅは、「妥協だきょう点てんを見みつけた酒さけ」と亭主ていしゅは言いってるけど、結構けっこうすごい日本酒にほんしゅがストッカーに隠かくされていたりする。亭主ていしゅが抜栓に苦労くろうする爆発ばくはつ酒しゅもおもしろかったですけどね…。
　
　

(店みせ　　名な)　びんびとお酒しゅ　おがたまの木き
(ジャンル)　居酒屋いざかや
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し福島ふくしま区く福島ふくしま2-7-20
(電でん　　話はなし)　06-6451-7557
(営業えいぎょう時間じかん)　？
(定てい 休きゅう 日び)　日曜日にちようび
(席せき　　数かず)　カウンター8席せき、テーブル16席せき。
(平均へいきん予算よさん)　5,000円えんくらい
(ウ ェ ブ)　http://wave.ap.teacup.com/ogatamanoki/

　以前いぜんから気きになってみた店みせが何なん軒けんかあって、今回こんかいはその中なかの一いち軒けんを訪たずねてみました。一いち階かいは、中央ちゅうおうにネタケース、左手ひだりて側がわには大皿おおざら料理りょうりが置おかれた15席せきのカウンターで、靴くつは脱ぬいで上あがる。大皿おおざら料理りょうりのあるさらに後こうあたりには、手書てがきのメニューがあったりして、それがまた普通ふつうの居酒屋いざかやでは出でてこないような料理りょうりだったりしたので、メニューはじっくりと吟味ぎんみさせていただいた。
　
　まずオーダーしたのは、マリネの盛もり合あわせ(たぶん900円えん)で、造つくり盛もり合あわせでもマリネ盛もり合あわせでもOKらしい。それから豚ぶた足あし＆煮に卵たまご。日本酒にほんしゅの取とりそろえは三さん種類しゅるいと少すくなめだったんだけど、日本酒にほんしゅは飲のんでみたいということで、ピリ辛からしキュウリをオーダーした。
　
　ここまで来くるのにかなり歩あるいていたので、ビール(生せい)はほとんど一気いっきに半分はんぶんくらいを飲のみ干ほし、つき出だしに手てをつける。見みた目めは、ホタテの梅うめ肉にくソースのように見みえたんだけど、タイ料理りょうりなんかでよく使つかうスイートチリ・ソースだったので、否いやが応おうでも期待きたい値ちが上昇じょうしょうする。
　
　マリネ盛もり合あわせの方ほうは、メンソール的てきにはもう少すこし酸味さんみをきかせてもらった方ほうが好このみではあるんだけど、(たぶん)900円えんというのは抜群ばつぐんのコストパフォーマンスのように思おもう。ちなみに豚ぶた足あし＆煮に卵たまごはたぶん460円えんだったような…。たぶんというのは、メモとか取とってるわけではないので正確せいかくに覚おぼえているわけではないのだ…。
　
　豚ぶた足あし＆煮に卵たまごは、ボリュームがあって、若干じゃっかん強つよい目めの味付あじつけになっているので、一人ひとりで食たべるのは辛つらいかもしれん。で、日本酒にほんしゅでは対応たいおうが難むずかしいかもしれん。ここはビールか焼酎しょうちゅうを持もってきた方ほうがいいんだろうな。料理りょうりと酒さけの相性あいしょうというのは、あまり難むずかしく考かんがえなくても良よくて、要ようは料理りょうりと酒さけの減へり具合ぐあいのバランスなんね。料理りょうりだけが減へっていくとか酒さけだけが減へっていくというようなときは、マッチングというかマリアージュがあまり良よくないと考かんがえられるわけね。
　
　手書てがきメニューで気きになったのが、湯葉ゆばの雲丹うに乗のせカナッペ、トマトジュレ。トマトジュレと書かかれてるけど、グレープフルーツが入はいってるような気きがするんだけど、違ちがうかな。
　
　最後さいごは亭主ていしゅからのシャーベットのサービス。変かわった味あじだったので、『茗荷みょうがですか？』と聞きいてみるとビンゴだった。「あと二ふたつは判わかりますか？」と挑発ちょうはつを受うけたので、そのうちの一ひとつはグレープフルーツと当あてたけど、もう一ひとつのリンゴは判わからんかった。
　
　
　コストパフォーマンスがすばらしい店みせなんですけど、並ならんでいるメニューも、造つくり、マリネから始はじまって、豚ぶた足あし、チヂミ、ピッツァなど各国かっこく料理りょうりが並ならんでいたりする。その無む国籍こくせき料理りょうりぶりがまたおもしろかったりする。亭主ていしゅは寡黙かもくなんですけどね。
　
　
　
(店みせ　　名な)　ちゃぁむ
(ジャンル)　洋風ようふう居酒屋いざかや
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し東成ひがしなり区く東中本ひがしなかもと1-10-15
(電でん　　話はなし)　06-6973-4788
(営業えいぎょう時間じかん)　17:00-24:00
(定てい 休きゅう 日び)　日月じつげつ
(席せき　　数かず)　カウンター15席せき(一いち階かい)、座敷ざしき18席せき(二に階かい)
(平均へいきん予算よさん)　4,000円えんくらい
(ウ ェ ブ)　http://www.chaamu.com/

　魚さかなと日本酒にほんしゅが旨うまい店みせらしいと言いうことで、期待きたいしてた店みせ。実じつは、メンソールがたまたま通とおりがかって見みつけた店みせなので、たぶんメディアにはあまり露出ろしゅつしていないと思おもう。
　
　この店みせでは日本酒にほんしゅを飲のみたかったので、トリビーの方ほうは近ちかくにある、ハンドポンプもあるビアハウスで済すませた。ちなみに飲のんだのはヴァイツェンとリアルエール。
　
　目的もくてきの店みせはビルの一いち階かい。少すこし奥おくまったところに入いり口くちがあるんだけど、照明しょうめいをうまく使つかっていてよく目立めだつ。発泡はっぽうスチロールのボックスも、うまくレイアウトしてある。扉とびらを開あけるまでは、もう少すこし広ひろい店みせかなと思おもってたんだけど、意外いがいとスモールサイズだった。
　
　予定よてい通どおりメンソールは日本酒にほんしゅをオーダー。日本酒にほんしゅの取とりそろえがちょいと少すくなかったので、テンションが下さがりかけてた。もちろん、メニューには載のせていない隠かくし球だまとかもあるかもしれないんだけど、燗酒かんざけの欄らんがあったことね。
　
　フードの方ほうは、メニューのうちわ海老えびに心しんが引ひかれたので、作つくりの盛もり合あわせにうちわ海老えびも加くわえてもらった。こちらの方ほうはなかなかのもので、うちわ海老えびを中心ちゅうしんとして旨うまい魚さかなたちが並ならんでる。うちわ海老えびの頭あたまの部分ぶぶんは焼やいてくれたりした。ところが添そえられているワサビがダメなんだわ。辛味からみ成分せいぶんが揮発きはつしてしまっているので、全然ぜんぜん辛からくない。これならチューブ入いりのワサビの方ほうがいいと言いうことになったりする。魚さかなたちは旨うまかったし、この後のちオーダーした岩いわ牡蛎かきも濃厚のうこうな味あじわいで旨うまかったんだけど、添そえられているワサビで台無だいなしになってる。

　で、日本酒にほんしゅに戻もどって、この濃厚のうこうな味あじわいの岩いわ牡蛎かきに対抗たいこうするために、ちょいと日本酒にほんしゅの温度おんどを上あげてみたいんだけど、それができないんだな。頼たのめばやってくれるのかもしれないけど、「お客きゃくさん、それは冷ひやで飲のむ酒さけですよ」とか言いわれるのも嫌いやなので、おとなしく冷ひやで飲のんでた。でも、勿体もったいないと思おもう。
　
　日本酒にほんしゅが行いけてれば、焼やき系けいと煮物にもの系けいと揚あげ物もの系けいも食たべてみたかったんだけど、自家製じかせいオイルサーディンあたりで魚さかな系けいのオーダーはストップ。せせりのポン酢ぽんずも鶏肉とりにくはいいのを使つかってあると思おもう。なので、肉にく系けい料理りょうり＆焼酎しょうちゅうの組くみ合あわせで使つかうのがいいかもしれない。　
　アルコール系けいとしては、日本酒にほんしゅよりも焼酎しょうちゅうの方ほうが多おおいような気きがする。日本酒にほんしゅは求もとめていかない方ほうがいいような気きがする。魚さかな系けいの料理りょうりは、造つくりを筆頭ひっとうとして旨うまい。けんけん鰹かつおとかも置おいてるみたいだし…。斜ななめ向むかいには『フィフティーズ』というホテルがあるので、飲のんだ後のちにそのまま…、な目的もくてきの時ときには重宝ちょうほうするかもしれない。
　
　肥後橋ひごばし駅えきからはちょいと離はなれたところにあるんだけど、20:00頃ごろには結構けっこう満席まんせきになる。メンソールは当日とうじつに予約よやくを取とったんだけど、大だい人数にんずうならば前日ぜんじつまでに予約よやくしておいた方ほうがよいかもしれない。


(店みせ　　名な)　旬しゅん魚ぎょ彩いろどり菜さい　和やわさ美び
(ジャンル)　居酒屋いざかや
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し西にし区く江戸堀えどぼり2-5-26　ハイマート西船場にしせんば一いち階かい
(電でん　　話はなし)　06-6443-0070
(営業えいぎょう時間じかん)　11:00-14:00、17:00-24:00
(定てい 休きゅう 日び)　不ふ定休ていきゅう
(平均へいきん予算よさん)　5,000円えんくらい。