大阪おおさかグルメ倶楽部くらぶ

　最近さいきんの西にし区くは、気きになる新店しんてんが目白押めじろおしな状態じょうたいなんですけど、今回こんかいは、海鮮かいせんフランス料理りょうりの『シャルボン』に行いってきました。
　
　なにわ筋すじの西側にしがわ、隠かくれ家が的てきにポツンと一いち軒けんという感かんじの店みせなんですが、外装がいそうはいい感かんじです。案内あんないされたカウンターに座すわって、まずはトリビー。メニューは基本きほん的てきに黒板こくばんメニューです。アラカルトに試用しようかコースにしようかと思おもったんですが、今回こんかいはコース(4,000円えん)にしました。前菜ぜんさい二に種類しゅるいと、スープ、魚さかな料理りょうり、肉にく料理りょうり、デザートという構成こうせいになります。コースはもう一ひとつ、3,300円えんのものもあります。
　
　前菜ぜんさいの一いち皿さら目めは鰹かつおを使つかったものなんです。トマト、ブロッコリー、ズッキーニなどが添そえられていて、スィートチリのようなソースが少すこしかけられているんですが、それ以外いがいはものすごく薄うす味あじです。あと一いちつまみでも塩しおを振ふってくれたらいいんだけどなと言いう感かんじです。



　
　海鮮かいせん系けいのフレンチと言いうことで、ワインは白しろをボトルでオーダー。ところがマダムはソムリエナイフの使つかい方かたを知しらないようで、抜栓できなかったんですね。ちょっとびっくりです。アシスタントと思おもわれる男性だんせいが代かわって開あけてくれましたが…。
　
　前菜ぜんさいの二に皿さら目めはパイ包つつみ焼やきという説明せつめいだったんですけど、卵焼たまごやきの方ほうが近ちかいです。トルティージャといった方ほうが良よいかもしれませんが…。内側うちがわはほくほく、外側そとがわがちらりパリパリに作つくってあって、こちらは良よい感かんじでした。




　三さん皿さら目めはホタテとエビのクリームスープ。スープ事態じたいはいい感かんじというか、メンソールはクリームに代かえてミルクを使つかった軽かるい目めのものよりは、こってり系けいの方ほうが好すきなので…。で、エビが乗のせられていて、エビの下したにはホタテがあるんですけど、エビの味あじがしないんですね。なんか、スープとホタテ＆エビの具ぐが合致がっちしていないというような感かんじです。




　魚さかな料理りょうりは、沖縄おきなわでとれるライという魚さかなを使つかったもの。



　
　肉にく料理りょうりは、牛うしイチボ肉にくだったんですけど、豚肉ぶたにくに変更へんこうすることも出来できると言いうことだったので、豚肉ぶたにくにしました。特とくに意味いみはありませんが…。

　コーン＆ベビーコーンはなかなか面白おもしろいところだったし、豚肉ぶたにくも旨うまかったんですけど、もうちょっと量りょうがあった方ほうがうれしかったなぁ。アラカルトでオーダーしたら、もっとしっかりがっつり食たべられたのかなぁ、と思おもうとちょっと残念ざんねんな気持きもちになったりしました。



　
　ちょいとおなかに隙間すきまがあったので、チーズをオーダーしようとしたんですが、ゴルゴンゾーラの一いち種類しゅるいのみだそうで、かなり落おち込こみましたね。フレンチですから、綾里りょうりの後半こうはんにチーズというのは必須ひっすのアイテムなので…。
　
　で、デザート。メインはきな粉こを使つかってのプリンでした。





(店みせ　　名な)　シャルボン
(ジャンル)　海鮮かいせん系けいフレンチ
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し西にし区く新町しんまち2-17-5
(電でん　　話はなし)　06-6539-6721
(営業えいぎょう時間じかん)　11:30-14:00、18:00-22:00
(定てい 休きゅう 日び)　日曜日にちようび、第だい一いち＆第だい三さん水曜日すいようび
(座ざ　　席せき)　カウンター12席せき

　このあたりはたまに通とおりかかることがあって、ものすごく気きになっていた店みせだったんですけど、今回こんかい、やっと訪問ほうもんすることが出来できました。




　まずはトリビー。突つき出だしに出だされたのはインカの目覚めざめを使つかったもので、これから盛夏せいかに向むかう季き節ぶしには、見みた目めにも清涼せいりょう感かんがあっていい感かんじです。




　まずはなんと言いっても造つくりの盛もり合あわせ。




　メンソールは、テーブル席せきに座すわったんですけど、カウンターを振ふり返かえると美味おいしそうなアスパラが並ならべてあったので、相談そうだんしながら醤油じょうゆ焼やきをオーダー。




　酒飲さけのみのアテとしては豆まめあじのマリネ。アテのつもりだったんですけど、美味おいしかったので、一瞬いっしゅんでなくなってしまいました。




　ついでは揚あげ物もの。大葉おおばと海苔のりで巻まいて揚あげるので、内側うちがわの白身しろみの食しょく感かんと、外側そとがわのパリパリ感かんのコントラストがいい感かんじです。




　ラストは強つよ肴さかな。いい感かんじです。これだけでずっと飲のんでいられるような気きがしたりします。





　メンソールは予約よやくして行いったんですけど、入いれ店てんするときに名前なまえで確認かくにんされるんですね。「ご予約よやくですか？」と聞きかれることが多おおいと思おもうんですけど、「メンソールさんですか？」と聞きかれたわけです。このあたり、やっぱり素敵すてきですね。しかも、扉とびらを開あけようとしたら、女将おかみの方ほうから扉とびらを開あけて出迎でむかえてくれました。監視かんしカメラでも付ついてるんじゃないかと思おもうくらいのいいタイミングでした。こうした心遣こころづかいの出来できる店みせって、少すくないですよね。
　


(店みせ　　名な)　旬しゅん草そう　やま咲さき
(ジャンル)　割烹かっぽう
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く内平野うちひらの町まち1-3-4
(電でん　　話はなし)　06-6942-3687
(営業えいぎょう時間じかん)　11:30-14:00、17:30-23:00
(定てい 休きゅう 日び)　日にち祝しゅく

　和わのシェフと洋ようのシェフの強力きょうりょくタッグが繰くり出だす和洋わようコンビネーションが素敵すてきな店みせ。60種類しゅるい以上いじょうの取とりそろえを誇ほこる地酒じざけが魅力みりょく的てきな店みせという話はなしは聞きいていて、何なん度どか単独たんどくで突入とつにゅうを試こころみたんですが、全すべて満席まんせきでミッションは完遂かんすいできずという状態じょうたいだったので、今回こんかいは予約よやくして行いってきました。ということで、駅えきから少すこし外はずれているにもかかわらず、人気にんきの店みせですので、予約よやくは必須ひっすです。
　
　まずはトリビー。突つき出だしが出だされるんですが、一いち品目ひんもくはイカのカクテル。




　二に品目ひんもくは、蓮根れんこんのシュー、うすいえんどうなどです。この時点じてんで、もう楽たのしかったですね。




　今回こんかいは、コース料理りょうりをオーダーしておいたわけではないので、各自かくじが気きになった料理りょうりをオーダーするというやり方かただったんですが、なんと言いっても造つくりの盛もり合あわせははずすことはできません。旨うまかったです。




　和わのシェフと洋ようのシェフの強力きょうりょくタッグと言いうことであれば、洋食ようしょく系けいもオーダーしておかないといけません。メンソールが気きになったのはバーニャカウダだったのでこれをオーダーしました。これも良よい感かんじでした。ビジュアルでも楽たのしめるんですが、ソースの方ほうも冷さめないように工夫くふうされていて、料理りょうりの方ほうも最後さいごまで楽たのしめます。




　洋食ようしょく系けいの二に品目ひんもくは、緑茶りょくちゃ天てんぷらマヨネーズソースです。




　和食わしょく系けいの二に品目ひんもくは、和牛わぎゅうホルモン炒いため。




　洋食ようしょく系けいの三さん品目ひんもくは青山あおやま高原こうげん赤あか鶏にわとりの岩塩がんえん焼やき。メンソールはこれが特とくに気きに入いりました。ソースの三さん種類しゅるい用意よういされているんですが、そのうちのサルサソースはソースだけで酒さけのアテになったりします。




　和食わしょく系けいの三さん品目ひんもくは厳選げんせん素材そざいのミックスキムチ炒いため。




　締しめは、茶漬ちゃづけや雑炊ぞうすいではなく、洋食ようしょく系けいからエビパンのタルタル。




　それから、今回こんかいは6名めいで訪問ほうもんしましたので、6個こにカットしてもらったんですが、本来ほんらいならば4個こにカットされます。で、やっぱり4個こにカットした方ほうが良よいです。6個こにカットすると、端はしが若干じゃっかん損そんです。真まん中なかを取とりましょう。




　
　さて、地酒じざけ60種類しゅるいは非常ひじょうに魅力みりょくです。仲居なかいもこちらの質問しつもんにしっかりと答こたえてくれます。和服わふくのお姉ねえさん方かたの立たち居振いふる舞まいは、チェーン系けい居酒屋いざかやとは雲泥うんでいの差さがあります。日本酒にほんしゅの燗かんの温度おんどが、ぬる燗かんと熱燗あつかんの二に種類しゅるい敷しかないというのは少すこし残念ざんねんでしたが…。なので、熱燗あつかんとぬる燗かんの中間ちゅうかんくらいとか、ぬる燗かんよりぬるい目めとか指定していするわけですね。日向ひなた燗かん、人肌ひとはだ燗かん、ぬる燗かん、上うえ燗かん、熱燗あつかん、飛とび切きり燗かんと指定していできれば楽らくではあるんですが、通つうじるから問題もんだいはないです。
　

(店みせ　　名な)　京橋きょうばし二刀流にとうりゅう
(ジャンル)　居酒屋いざかや
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し都島みやこじま区く東野田ひがしのだ4-5-44
(電でん　　話はなし)　06-6351-2102
(営業えいぎょう時間じかん)　17:00-24:00
(定てい 休きゅう 日び)　日曜日にちようび
(席せき　　数かず)　44席せき(カウンター、テーブル、座敷ざしき、個室こしつ)

　最近さいきんリピーターになったバーがあって、スコッチのラックの処しょにツヤ消けしブラックのスリムなボトルが置おかれていたのを見みつけて聞きいてみたんですが、すでに空そらになっているとのことで、残念ざんねんな思おもいをしたりしてました。
　
　これが、オクトモアのセカンド・ボトリング、ブルイックラディ蒸留じょうりゅう所しょから出だされたシングルモルトウィスキーで、ピートのレベルを計はかるフェノール値ちが140ppmという、超ちょうピーティーなものだったらしいです。世界せかいでも15,000本ほん、日本にっぽんには150本ほんしか輸入ゆにゅうされなかったそうです。
　
　ちなみに、アードベック・スーパーノヴァのフェノール値ちが100ppmだそうですから、世界一せかいいちですね。その時点じてんでは…。
　
　さて、これを凌しのぐフェノール値ちを持もつウィスキーに出会であいました。同おなじくオクトモアなんですが、今回こんかいはボトルの形状けいじょう、ツヤ消けしというデザインはそのままながら、一転いってんクリアボトルにになって登場とうじょうしました。で、フェノール値ちが167ppmだそうで、自身じしんのセカンド・ボトリングが有ゆうしていた世界せかい記録きろくをあっさりと抜ぬき去さったわけです。




　アルコール度数どすうも61°なんだそうですが、バーボン樽だるで熟成じゅくせい後ご、富貴ふうきワイン樽だる(デュケム・カスク)を使つかってるので甘味あまみがあり、アルコール度数どすうを感かんじさせません。ワンショット1,700円えんでしたけど、少すこしずつ加水かすいしながら味あじの変化へんかを楽たのしめたりします。ピートは強つよいんですけど、ミントっぽい香かおりとか梨なしのような香かおりとかが色々いろいろ顔がおを出だしてきます。

　このところ、シングルモルトは飲のまなかったんですけど、本当ほんとうに楽たのしめるウィスキーです。

　カレー＆エスニック料理りょうりの店みせに行いってきました。
　
　ランチタイムは、日替ひがわりのランチとカレーが7種類しゅるいあります。メンソールはそれほど悩なやまずにエビ＆トマトカレーを-オーダーしました。辛つらさアップが出来できるんですが、辛つらさアップ(小しょう)、辛つらさアップ(大だい)があるようです。辛つらいカレーが好すきなメンソールとしては、当然とうぜん辛つらさアップ(大だい)となります。
　
　銀ぎんさらに、カレーとバナナ、ピクルスなんかが並ならべられているわけ何なにですが、メンソールはこれを見みた瞬間しゅんかんに手てで食たべたくなりましたね。欧風おうふう系けいカレーショップではやからないですが、エスニック系けいのカレーショップでは手てづかみで食たべることが良よくあります。まさに、手てづかみで食たべたくなるような皿さらに仕上しあがっています。実際じっさいには、手てづかみはしませんでしたが…。
　
　非常ひじょうにスパイスの効きいたカレーで、固かために炊たきあげられた白しろ飯めしと振ふりかけられたピーナッツと相あいまって、いい食しょく感かんです。メンソール的てきには、もう少すこしルーが大盛おおもりだとうれしかったです。最後さいごにルーがなくなって白しろ飯めしだけが残のこるという事態じたいに陥おちいってしまったので…。なので、御飯ごはんよりもルーが早はやくなくなってしまうという人ひとは、保険ほけんをかける意味いみでも、生なま卵たまごとかのトッピングをオーダーしておいた方ほうが良よいと思おもいます。




　ラッシーは、ラム酒しゅ入いりというところに惹ひかれてオーダーしてみました。シロップが別べつに用意よういされるんですけど、これから皿さらにあつくなってきたときには、甘あまい目めのラッシーの方ほうが身体しんたいにうれしいかもしれません。





　
(店みせ　　名な)　アララギ
(ジャンル)　カレー＆エスニック
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し港みなと区く市岡元いちおかもと町まち3-13-3
(電でん　　話はなし)　06-6764-1238
(営業えいぎょう時間じかん)　11:30-24:00
(定てい 休きゅう 日び)　不ふ定休ていきゅう(ブログで確認かくにんするのが吉きち)
(席せき　　数かず)　カウンター12席せき、テーブル20席せき
(ウ ェ ブ)　http://araragi-blog.buttah.net/

　今回こんかい、お誘さそいを受うけたので行いってきました。尾道おのみち焼やきを称しょうしているとおり、尾道おのみちの原材料げんざいりょうを使つかっているようです。




いかキムチ焼やき




ささみチーズ焼やき




野菜やさい炒いため




ころころステーキ。添そえられているのは山葵わさびソース。




村上むらかみ流りゅう尾道おのみち焼しょう

　神戸こうべに新しん疆料理りょうりの店みせができたという話はなしを聞きいたので、是非ぜひとも行いきたいと思おもっていたんですが、できれば一人ひとりではなくて複数ふくすう名めいで行いきたいと思おもって、同行どうこう者しゃを募つのっていたんですが、なかなか神戸こうべまで行いってくれる人ひとはいなくて、こうなったら一人ひとりでも行いくつもりでいたんですけど、羊ひつじ肉にく大好だいすきな人ひとに声こえをかけてみたところ、二ふたつ返事へんじで行いくということでしたので、行おこなってきました。やはり、いろいろな料理りょうりを食たべてみたいので…。




　なんと言いっても、羊ひつじ肉にく串くしは外はずすわけにはいきませんので、一番いちばんにオーダー。で、それまでの場ばつなぎということで、姜きょう汁じる蓮根れんこんをオーダー。もちろんトリビー。

　見みた目めは普通ふつうに蓮根れんこんの酢漬すづけなんですけど、後口あとくちにしっかりと生姜しょうがの味あじがきいています。生姜しょうがといえば、胃液いえきの分泌ぶんぴつを促うながす働はたらきもあり、前菜ぜんさいとしては申もうし分ぶんありません。




　もう一いち皿さらはピータンと豆腐とうふの醤油じょうゆ風味ふうみ。ビールを飲のみ終おえたら紹興酒しょうこうしゅにスイッチしようと思おもっていて、紹興酒しょうこうしゅに合あう前菜ぜんさいと言いえばピータンと言いうことで意見いけんが一致いっちしたのでオーダーしたんですが、たれが旨うまいです。よくある醤油じょうゆ＆酢す的てきな味付あじつけではなく、甘あまみとスパイス風味ふうみのある醤油じょうゆ味あじです。添そえられている豆腐とうふは、最初さいしょ見みたときは豆腐とうふ干ひかと思おもったんですけど、普通ふつうに、ちらり硬かたい目めの豆腐とうふでした。




　羊ひつじ肉にくを使つかった炒いため物ぶつが二に種類しゅるいくらいあって、どちらをオーダーしようかと悩なやんでいるときに、辛つらい料理りょうりが平気へいきなら、骨ほね付つき鶏肉とりにくとジャガイモの甘辛あまから煮にがおすすめですということだったので、迷まよわずにそれをオーダーし、次つぎは何なにをオーダーしようかとメニューをにらんで悩なやむ至福しふくの時間じかんとなるわけです。
　
　まず、羊ひつじ肉にく串くし。何なん度どか食たべたことがあるんですけど、羊ひつじ肉にくの柔やわらかさとスパイスの鮮烈せんれつさはすごいです。今回こんかいは、いろいろな料理りょうりを食たべるというのが目的もくてきでもあったので、2本ほん/人じんくらいのオーダーにしましたけど、8本ほん/人じんくらい食たべても飽あきはこないというか。旨うまいです。




　続つづいて、骨ほね付つき肉にくとジャガイモの甘辛あまから煮に。辛つらいものが好すきならばという条件じょうけん付つきのおすすめの割わりには、それほど辛からくないと、最初さいしょ一いち口くち食たべたときは思おもったんですけど、あとからググッと押おし込こんできます。メンソールは平気へいきなんですけど、同席どうせきした結構けっこう辛つらい物好ものずきの友人ゆうじんが咳せき込こんでましたから、注意ちゅういした方ほうが良よいかもしれません。

　辛つらさの中なかに八角はっかく(大だい茴香ういきょう)の香かおりと甘あまみが交錯こうさくしてきます。新しん疆は、四川しせんに近ちかいこともあって麻あさ辛からしが持もち味あじではあるんですけど、インドとも近ちかいので、カレーに近ちかい感覚かんかくもあります。実際じっさい、この料理りょうりを食たべ終おわったあと、残のこったソースに白しろ飯めしをつけて食たべたんですが、目めをつぶって食たべれば、カレーと言いわれても納得なっとくしてしまいそうな味あじわいです。



　
　羊ひつじ肉にくの炒いため物ぶつは、葱ねぎ爆ばく羊ひつじ肉にく。白しろネギと羊ひつじ肉にくのスパイシー炒いため。ここまでの流ながれから、辛つらい料理りょうりを想像そうぞうしていたんですが、それほどではありません。羊ひつじ肉にくも、それほど臭くさみはないです。なので、羊ひつじ肉にくは臭くさみが苦手にがてだと思おもっている人ひとでも、問題もんだいなく食たべられると思おもいます。




　辛つらい物好ものずきのメンソールとしては、劇げき辛からし劇げき麻あさと挑発ちょうはつ的てきに書かかれている芝海老しばえびのスパイシー炒いためをオーダー。これも、最初さいしょ食たべたときは、辛からくないじゃんと思おもってたんですけど、なんと華はな椒はじかみが粉末ふんまつではなくて丸まるごと入はいってるんですね。なので、丸まるごとの華はな椒はじかみをかみ砕くだいてしまうと、華はな椒はじかみの香かおりが鮮烈せんれつに広ひろがり、舌したも唇くちびるも痺しびれてしまいます。この感覚かんかくがメンソールは好すきなので、華はな椒はじかみがしっかりと効きいた麻婆マーボー豆腐とうふとかも大好だいすきなんですが、華はな椒はじかみが丸まるままというのは意表いひょうを突つかれました。強烈きょうれつな山椒さんしょうの痺しびれを経験けいけんしたことがないなら、注意ちゅういしながら、華はな椒はじかみを選えり分わけながら食たべた方ほうが良よいと思おもいます。




　締しめにもってきたのは楼ろう羊ひつじ汁じる麺めん。ピリ辛からしトマト風味ふうみのウイグル汁じるソバだそうです。せっかく新しん疆料理りょうりを食たべに来きたわけですから、ウイグル汁じるソバを食たべてみようと言いうことになりました。ピリ辛からしと言いうことだったのですが、それほど辛しんくはありません。トマト風味ふうみと言いうことですが、それほどトマトがたくさん入はいっているわけではありません。最初さいしょ、鶏にわとりガラスープかと思おもうような香かおりがあるんですけど、スープを飲のむとあとで甲殻こうかく類るい系けいの香かおりがあり、クローブ(丁字ていじ)の味あじが駆かけ抜ぬけます。見みた目めは濃こく色いろをしているんですけど、それほど濃こい味あじではないです。




　余裕よゆうがあったら、新しん疆豆腐とうふ、新しん疆風の麻婆マーボー豆腐とうふを食たべてみた簡単かんたんですが、さすがに余裕よゆうはありませんでした。聞きくところによると、華はな椒はじかみの代かわりにクミンをきかせたものらしいです。
　
　最後さいごは王おう老ろう吉きちというドリンクがあったのでオーダーしてみました。ジュースの欄らんにあったので、ジュースかと思おもったんですけどハーブティーのようです。甜茶のような甘あまみがあって、デザートに飲のむのが良よいんでしょうか？。メンソール一いち行ぎょう以外いがいにも、中国人ちゅうごくじんと思おもわれる客きゃくがいたんですけど、彼かれらは食しょく中ちゅうにこれを飲のんでいました。食しょく中ちゅうでもいけないことはないと思おもいますが、酒飲さけのみにはきついかもしれません。


　
　
　さて、羊ひつじ肉にく好すきで、中華ちゅうか料理りょうり好すき、特とくに四川しせん料理りょうり好すきで、かつインド料理りょうりが好すきと言いうことであれば、たぶん、気きに入いってリピートしたくなると思おもいますが、そうしたことでなくても、是非ぜひ一いち度ど、訪問ほうもんしてほしかったりはします。世よの中なかには、まだまだ素敵すてきな料理りょうりがあると言いうことが実感じっかんできます。もう少すこし大だい人数にんずうでいって、全ぜんメニューを制覇せいはしたかったかったです。
　
　

(店みせ　　名な)　星辰せいしん　曹家新しん疆野菜館さいかん
(ジャンル)　新しん疆料理りょうり
(所ところ 在ざい 地ち)　神戸こうべ市し中央ちゅうおう区く中山手通なかやまてどおり1-9-4　Gビル二に階かい
(電でん　　話はなし)　078-391-7315
(営業えいぎょう時間じかん)　17:30-26:30
(定てい 休きゅう 日び)　不ふ定休ていきゅう
(カ ー ド)　不可ふか
(席せき　　数かず)　テーブル20席せき

　蕎麦そばは常食じょうしょくしていないのですが、たまに食たべたくなることがあるので、今回こんかいはトレーニングをかねて出向でむいてみました。




(子持こもち蒟蒻こんにゃく＆豆腐とうふの味噌みそ漬づけ)




(背山はいざん蕎麦そば)





(若竹わかたけ蕎麦そば)

　メンソールは、蛋白質たんぱくしつが大好だいすきで、炭水化物たんすいかぶつがあまり好すきではないです。なので、ランチなどは白しろ飯めしなしのおかずのみと言いうことをやったりします。白しろ飯めしだけで食たべられる人じんがいたりするんですが、メンソールは苦手にがてです。ふりかけでも漬物つけものでもないと…。
　
　牛肉ぎゅうにくや豚肉ぶたにくも旨うまいんですけど、やはり高こう脂肪しぼうというところが辛つらいところではあります。そこで馬肉ばにくと言いうことになるわけですね。馬肉ばにくは牛肉ぎゅうにくなどに比くらべて低ていカロリー＆低ていコレステロールですから…。馬肉ばにくでは生食なましょくシステムが確立かくりつされていますし…。


　
　突つき出だしは、筍たけのこと馬うますじ肉にくの煮込にこみです。




　まずは造つくりの盛もり合あわせ。盛もり合あわせは二に人前にんまえなんですが、今回こんかいは一人ひとりで行おこなったこともあって、ハーフサイズで提供ていきょうしてもらいました。左ひだりから赤身あかみ（モモ)、ふたえご(バラ)、ハツ(心臓しんぞう)です。馬肉ばにくは牛肉ぎゅうにくなどに比くらべて淡泊たんぱくな味あじわいなので、脂身あぶらみのあるふたえごは、脂あぶらの甘味あまみが感かんじられていい感かんじです。




　続つづいては焼やき物もの。こちらも盛もり合あわせは二に人前にんまえ空そらなんですが、一人前いちにんまえ分ぶんを用意よういしてもらいました。左ひだりからラムシン(おしり)、ハラミ、ビンタ(ホホ肉にく)、馬肉ばにくソーセージです。




　これを石盤せきばんで焼やくわけなんですが、最初さいしょは肉にくがくっつきやすいので、まず馬肉ばにくソーセージを焼やき、ソーセージからでる脂あぶらを石盤せきばんに回まわしてから肉にくを焼やき始はじめると良よいです。特製とくせいのつけだれが添そえられるんですが、これが酸味さんみを効きかせたいい感かんじのタレです。牛肉ぎゅうにくと比くらべて淡泊たんぱくな味あじわいですから、牛肉ぎゅうにく用ようのタレを使つかってしまうと馬肉ばにくの繊細せんさいさがかき消けされてしまうところがあるんですけど、この特性とくせいダレはいい感かんじです。最終さいしゅう的てきには飲のんじゃいました。




　おすすめの一品いっぴんを訪たずねてみると、ハツのユッケを勧すすめられたので、それをオーダーしてみました。実じつはメンソールは、牛肉ぎゅうにくユッケに添そえられる卵たまごが好すきではないです。独特どくとくの臭くさみを消けすために卵たまごを使つかっているんだろうと思おもうんですけど、逆ぎゃくに卵たまごが牛肉ぎゅうにくの旨味うまみを打うち消けしているような気きがするからです。今回こんかいいただいた馬肉ばにくのハツのユッケにも卵たまごが添そえられているんですが、こちらは卵たまごがあった方ほうが良よいです。なかなか面白おもしろいです。




　さてメンソールですが、普段ふだんは日本酒にほんしゅばかり飲のんでるんですが、やはり馬肉ばにくには焼酎しょうちゅうだろうと言いうことで、焼酎しょうちゅうのお湯ゆ割わりをいただいたんですけど、非常ひじょうに丁寧ていねいに作つくっていただけます。
　
　やっぱり、一人ひとりではなく、焼肉やきにく好すき何人なんにんかで訪問ほうもんして馬肉ばにく三昧ざんまいする方ほうが良よさそうです。多た品種ひんしゅが食たべられるので…。九州きゅうしゅうの甘味あまみのある醤油じょうゆと、ニンニク＆生姜しょうがを付つけて味あじわう馬肉ばにくにぎりも食たべたかったんです。
　
　あと、メンソールは予約よやくなしで入いれ店てんできたんですが、人気にんきの店みせのようなので、予約よやくはした方ほうが良よいです。あと、カードでの支払しはらいは出来できません。本店ほんてんは吹田すいたにあるようです。


(店みせ　　名な)　派は津つ馬ば(はつば)
(ジャンル)　馬肉ばにく専門せんもん店てん
(所ところ 在ざい 地ち)　大阪おおさか市し西にし区く京町堀きょうまちぼり3-8-13
(電でん　　話はなし)　06-6447-4129
(営業えいぎょう時間じかん)　17:00-22:30
(定てい 休きゅう 日び)　日曜日にちようび
(予よ　　算さん)　5,000円えんくらい
(カ ー ド)　不可ふか
(席せき　　数かず)　カウンター7、テーブル14