常緑 じょうりょく 針葉樹 しんようじゅ の高木 たかぎ 。樹 き 高 だか は条件 じょうけん が良 よ いと30メートル (m) を超 こ える。樹 き 形 がた は環境 かんきょう によって左右 さゆう される。明瞭 めいりょう な主幹 しゅかん を持 も つものが多 おお いが、滋賀 しが 県 けん のウツクシマツのように根元 ねもと から多数 たすう 分岐 ぶんき し主幹 しゅかん の分 わ からないものもある。樹冠 じゅかん の形状 けいじょう はモミ属 ぞく (Abies )やトウヒ属 ぞく (Picea )といったマツ科 か 針葉樹 しんようじゅ と比 くら べて比較的 ひかくてき 崩 くず れやすく形 かたち は様々 さまざま である。樹皮 じゅひ は赤 あか みの強 つよ い褐色 かっしょく であり鱗状 りんじょう に薄 うす く剥 は がれ、次第 しだい に亀甲 きっこう 状 じょう に縦 たて の割 わ れ目 め がはっきりしてくる。樹皮 じゅひ が剥 は がれたばかりのところは、赤 あか 味 あじ を帯 お びた地肌 じはだ が見 み える。
枝 えだ は同 おな じ高 たか さから四方八方 しほうはっぽう に伸 の ばす(輪 わ 生 せい )。枝 えだ は2種類 しゅるい あり我々 われわれ が枝 えだ として認識 にんしき するものを長 ちょう 枝 えだ 、葉 は の付 つ け根 ね にある数 かず ミリメートル (mm) のごく短 みじか いものを短 たん 枝 えだ と呼 よ ぶ。これを枝 えだ の2形 かたち 性 せい などと呼 よ び、マツ科 か 針葉樹 しんようじゅ では本 ほん 種 たね を含 ふく むマツ属 ぞく (Pinus )のほか、カラマツ属 ぞく (Larix )やヒマラヤスギ属 ぞく (Cedrus )でも見 み られる。長 ちょう 枝 えだ は鱗片 りんぺん 葉 ば という特殊 とくしゅ な葉 は で覆 おお われる。一般 いっぱん に我々 われわれ が認識 にんしき する葉 は については短 たん 枝 えだ に束 たば 生 む し、本 ほん 種 しゅ では1つの短 たん 枝 えだ には針 はり 状 じょう の葉 は が2本 ほん である(いわゆる二 に 葉 よう 松 まつ )。葉 は の長 なが さは7 - 12センチメートル (cm) 程度 ていど 。カラマツ属 ぞく やヒマラヤスギ属 ぞく も短 たん 枝 えだ に葉 は を付 つ けることを基本 きほん とするが、これらは枝 えだ 先 さき の若 わか い長 ちょう 枝 えだ に限 かぎ り長 ちょう 枝 えだ にも葉 は を付 つ ける。これに対 たい し本 ほん 種 たね を含 ふく むマツ属 ぞく は短 たん 枝 えだ にしか葉 は を付 つ けない。葉 は はクロマツ に比 くら べて色 いろ が薄 うす く、細 ほそ く短 みじか く、軟 やわ らかい。
冬芽 とうが は赤褐色 せきかっしょく の鱗片 りんぺん に覆 おお われ、伸 の びて新 しん 枝 えだ になって、下部 かぶ に雄花 おばな がつき、後 のち に先端 せんたん に雌花 めばな をつける。花期 かき は4 - 5月。雌雄 しゆう 同 どう 株 かぶ 。雄花 おばな は緑 みどり 黄 き 褐色 かっしょく を帯 お びており、若 わか い枝 えだ に多数 たすう つく。雌花 めばな は紅紫 こうし 色 しょく で若 わか 枝 えだ の先端 せんたん につく。
マツ属 ぞく にはよくあることであるが、雌花 めばな で受粉 じゅふん 後 ご 、胚珠 はいしゅ が受精 じゅせい するまでに時間 じかん がかかり、球 たま 果 はて が本格 ほんかく 的 てき に成長 せいちょう するのは受精 じゅせい 後 ご である。球 たま 果 はて は翌年 よくねん の10月 がつ 頃 ごろ 熟 じゅく す。球 たま 果 はて (松 まつ ぼっくり )は、長 なが さは4 - 5センチメートル (cm) の卵 たまご 形 がた になり、開花 かいか 翌年 よくねん に熟 じゅく す。毬 かさ 果 はて につく種 たね 鱗 うろこ はくさび型 がた で、その内側 うちがわ に長 なが い翼 つばさ がついた種子 しゅし が2個 こ つく。毬 かさ 果 はて は晴 は れた日 ひ に種 たね 鱗 うろこ を開 ひら き、種子 しゅし を散 ち らす。
発芽 はつが は地上 ちじょう 性 せい (英 えい :epigeal germination)で子葉 しよう は地上 ちじょう に出 で てくる。このタイプの子葉 しよう は胚乳 はいにゅう の栄養 えいよう を吸 す い取 と る吸器、および最初 さいしょ に光合成 こうごうせい をおこなう器官 きかん という2つの役割 やくわり がある[ 9] 。子葉 しよう は3枚 まい 以上 いじょう ある多 た 子葉 しよう 植物 しょくぶつ であり、通常 つうじょう は5枚 まい 以上 いじょう 出 で る。
円錐 えんすい 形 がた の樹 き 形 がた
樹皮 じゅひ の赤 あか みがよく目立 めだ つ。通常 つうじょう は単 たん 幹 みき
多 た 幹 みき の系統 けいとう もある。滋賀 しが 県 けん 名産 めいさん のウツクシマツ。
新芽 しんめ は赤褐色 せきかっしょく
5月。伸長 しんちょう を始 はじ めた新芽 しんめ と前年 ぜんねん に受粉 じゅふん した若 わか い球 たま 果 はて 。
鱗片 りんぺん が開 ひら いた球 たま 果 はて 。一部 いちぶ に種子 しゅし の翼 つばさ が見 み えている。
種子 しゅし は羽 はね を持 も つ
他 た のマツ科 か 針葉樹 しんようじゅ と同 おな じく、菌類 きんるい と樹木 じゅもく の根 ね が共生 きょうせい して菌 きん 根 ね を形成 けいせい している。樹木 じゅもく にとっては菌 きん 根 ね を形成 けいせい することによって菌類 きんるい が作 つく り出 だ す有機 ゆうき 酸 さん や抗生 こうせい 物質 ぶっしつ による栄養分 えいようぶん の吸収 きゅうしゅう 促進 そくしん や病原 びょうげん 微生物 びせいぶつ の駆除 くじょ 等 とう の利点 りてん があり、菌類 きんるい にとっては樹木 じゅもく の光合成 こうごうせい で合成 ごうせい された産物 さんぶつ の一部 いちぶ を分 わ けてもらうことができるという相 あい 利 り 共生 きょうせい の関係 かんけい があると考 かんが えられている。菌類 きんるい の子 こ 実体 じったい は人間 にんげん がキノコとして認識 にんしき できる大 おお きさに育 そだ つものが多 おお く、中 なか には食用 しょくよう にできるものもある。土壌 どじょう 中 ちゅう には菌 きん 根 ね から菌糸 きんし を通 とお して、同種 どうしゅ 他 た 個体 こたい や他 た 種 たね 植物 しょくぶつ に繋 つな がる広大 こうだい なネットワークが存在 そんざい すると考 かんが えられている[ 10] [ 11] [ 12] [ 13] [ 14] [ 15] 。アカマツ苗木 なえぎ に感染 かんせん した菌 きん 根 ね では全部 ぜんぶ の部分 ぶぶん の成長 せいちょう を促進 そくしん するのではなく、地下 ちか 部 ぶ の成長 せいちょう は促進 そくしん するが地上 ちじょう 部 ぶ の成長 せいちょう はむしろ抑制 よくせい するという報告 ほうこく [ 16] がある。外 そと 生 せい 菌 きん 根性 こんじょう の樹 き 種 しゅ にスギ やニセアカシア の混生 こんせい や窒素 ちっそ 過多 かた の富 とみ 栄養 えいよう 状態 じょうたい になると菌 きん 根 ね に影響 えいきょう を与 あた えるという報告 ほうこく がある[ 17] [ 12] [ 18] [ 19] [ 20] 。
石灰岩 せっかいがん 、蛇紋 じゃもん 岩 がん 、花崗岩 かこうがん (真砂 まさご 土 ど )のような他 ほか の植物 しょくぶつ が嫌 きら う土壌 どじょう でも生育 せいいく でき、しばしば優勢 ゆうせい となる。尤 もっと もこのような土壌 どじょう では成長 せいちょう はあまりよくないことも多 おお い。
菌 きん 根 ね の種類 しゅるい 、花粉 かふん の媒介 ばいかい 、種子 しゅし の散布 さんぷ 様式 ようしき という3つの事象 じしょう は独立 どくりつ して進化 しんか してきたように見 み えるが、連携 れんけい して進化 しんか してきたのではないかという説 せつ が近年 きんねん 提唱 ていしょう されている。外 そと 生 せい 菌 きん 根 ね 、風媒花 ふうばいか 、重力 じゅうりょく 散布 さんぷ (および風 ふう 散布 さんぷ )はいずれも同種 どうしゅ が密集 みっしゅう する状況 じょうきょう ほど有利 ゆうり になりやすい形質 けいしつ であると考 かんが えられている[ 21] 。マツ科 か 、ブナ科 か 、ヤナギ科 か 、カバノキ科 か 、フタバガキ科 か などはこの条件 じょうけん を満 み たす代表 だいひょう 的 てき な一 いち 群 ぐん である。
アカマツは尾根 おね 沿 ぞ いや岩場 いわば などの貧 ひん 栄養 えいよう 地 ち によく分布 ぶんぷ する。このような場所 ばしょ は土壌 どじょう が酸性 さんせい のことが多 おお く、アカマツは窒素 ちっそ の利用 りよう 形態 けいたい として硝酸 しょうさん 態 たい 窒素 ちっそ ではなく、アンモニア態 たい 窒素 ちっそ をより利用 りよう することで適応 てきおう していると考 かんが えられている[ 22] 。肥料 ひりょう 分 ぶん の多 おお い土地 とち を嫌 きら うというわけではなく、苗木 なえぎ に対 たい して施肥 せひ を行 おこな うと非常 ひじょう に成長 せいちょう がよくなるとされる[ 23] 、また種子 しゅし の産地 さんち によって肥培 ひばい 試験 しけん での成長 せいちょう に差 さ が出 で ることが報告 ほうこく されている[ 24] 。アカマツは多 た 雪 ゆき には弱 よわ い[ 25] 。特 とく に積雪 せきせつ 地 ち では雪 ゆき の吹 ふ き溜 た まるような場所 ばしょ では苗木 なえぎ が定着 ていちゃく できないとされ、このことも比較的 ひかくてき 雪 ゆき の少 すく ない尾根 おね 上 じょう によく出現 しゅつげん する理由 りゆう となっていると見 み られている[ 26] 。種子 しゅし は雪 ゆき に埋 う まった環境 かんきょう で進展 しんてん する雪 ゆき 腐 くさ 病 やまい にも弱 よわ いという[ 27] 。多 た 雪 ゆき 地 ち に適応 てきおう できるかできないかの差 さ の理由 りゆう の一 ひと つに樹 き 形 がた が考 かんが えられており、適応 てきおう できない種 たね はハイマツ (Pinus pumila )のような地 ち を這 は うような樹 き 形 がた に変形 へんけい できないために雪 ゆき 圧 あつ を強 つよ く受 う けてしまうからではという推測 すいそく がなされている[ 28] 。
アカマツの遺伝 いでん 的 てき な多様 たよう 性 せい は西日本 にしにほん のものよりも東日本 ひがしにっぽん のものが高 たか いという[ 29] 。
更新 こうしん は実生 みしょう による。萌芽 ほうが 更新 こうしん (Coppicing)や伏 ふく 条 じょう 更新 こうしん を行 おこな うことは知 し られていない。また、挿 さ し木 き 困難 こんなん 樹 じゅ 種 しゅ として知 し られる。人工 じんこう 的 てき にも苗木 なえぎ は実生 みしょう 、もしくは庭木 にわき などの場合 ばあい は接 つ ぎ木 き 苗 なえ で生産 せいさん しているが、親 おや の遺伝子 いでんし を確実 かくじつ に受 う け継 つ ぐクローン である挿 さ し木 き 技術 ぎじゅつ についても病害 びょうがい 対策 たいさく などから研究 けんきゅう が進 すす められている[ 30] 。小 ちい さな挿 さ し穂 ほ を用 もち いる所謂 いわゆる 「マイクロカッティング」[ 31] 、挿 さ し穂 ほ の薬剤 やくざい 処理 しょり [ 32] 、挿 さ し床 ゆか の加 か 温 あつし [ 33] 、湿度 しつど を保 たも つ密閉 みっぺい 挿 ざ し[ 34] などによって発根 はっこん 率 りつ が向上 こうじょう するという。
典型 てんけい 的 てき な陽 ひ 樹 じゅ であり日 ひ あたりを好 この む。また、アカマツ林 りん に落 お ちたアカマツ種子 しゅし は春 はる に数 すう 万 まん 本 ほん /haで発芽 はつが するものの、その年 とし の秋 あき までには8割 わり 以上 いじょう が死 し んでしまうといい、原因 げんいん としては昆虫 こんちゅう などによる食害 しょくがい 、立枯 たちがれ 病 びょう (damping off)、乾燥 かんそう 害 がい が挙 あ げられている[ 35] 。これは生態 せいたい 学 がく でいうジャンゼン・コンネル仮説 かせつ (母 はは 樹 じゅ の近 ちか くの同 どう 一種 いっしゅ の稚 やや 樹 き ほど病害 びょうがい 等 とう の影響 えいきょう を受 う けやすく生存 せいぞん 率 りつ が低 ひく いために、他 た の種 たね が侵入 しんにゅう する隙 すき が生 しょう じ森林 しんりん の多様 たよう 性 せい が進 すす むという仮説 かせつ )に近 ちか い。林内 りんない で更新 こうしん できない理由 りゆう は日照 ひでり だけでなく、動物 どうぶつ の影響 えいきょう もあるといい林内 りんない では捕食 ほしょく による死亡 しぼう 率 りつ が高 たか いという[ 36] 。
アカマツが優勢 ゆうせい な森林 しんりん では共生 きょうせい できる植物 しょくぶつ が限 かぎ られ、林 はやし 床 ゆか には植生 しょくせい が発達 はったつ しない状況 じょうきょう がしばしば見 み られる。アカマツの葉 は の抽出 ちゅうしゅつ 物質 ぶっしつ は一部 いちぶ の植物 しょくぶつ の発芽 はつが を妨 さまた げるアレロパシー (他 た 感 かん 作用 さよう )を示 しめ すという[ 37] [ 38] 。また、落 お ち葉 ば を頻繁 ひんぱん に除去 じょきょ している地域 ちいき でも同様 どうよう の現象 げんしょう が見 み られ、生体 せいたい から葉 は 以外 いがい の経路 けいろ でも放出 ほうしゅつ されていると見 み られている[ 39] 。なお、キノコの子 こ 実体 じったい の水 みず 抽出 ちゅうしゅつ 物 ぶつ にもアレロパシーを示 しめ すものがある[ 40] とされるが、アカマツ林 りん の菌類 きんるい がどの程度 ていど のアレロパシーを持 も つのかという点 てん はよくわかっていない。
日長 ひなが は動物 どうぶつ 、植物 しょくぶつ 共 ども に様々 さまざま な影響 えいきょう を与 あた えていることが知 し られている[ 41] 。本 ほん 種 しゅ も実験 じっけん 室 しつ で18時 じ 間 あいだ -20時 じ 間 あいだ の日長 ひなが に調整 ちょうせい してやると側 がわ 枝 えだ を発達 はったつ させず、主幹 しゅかん だけが伸 の び続 つづ けるfoxtailing(和名 わみょう 未定 みてい )という異常 いじょう 成長 せいちょう が見 み られる[ 42] 。この現象 げんしょう は熱帯 ねったい 産 さん のマツ類 るい ではしばしば知 し られており、日本 にっぽん 産 さん 種 しゅ でも亜熱帯 あねったい に分布 ぶんぷ するリュウキュウマツ は日長 ひなが 12時 じ 間 あいだ 程度 ていど に調整 ちょうせい してやることで発現 はつげん するという[ 43] 。
木炭 もくたん を大量 たいりょう に使 つか って酸化 さんか 鉄 てつ を還元 かんげん するたたら製鉄 せいてつ や定期 ていき 的 てき に火入 ひい れを行 おこな う焼畑 やきばた 農業 のうぎょう で農地 のうち や牧草 ぼくそう 地 ち を造成 ぞうせい するような地域 ちいき では植生 しょくせい 遷移 せんい が退行 たいこう ししばしばアカマツが優勢 ゆうせい となる。中国 ちゅうごく 山地 さんち や北上 ほくじょう 山地 さんち [ 44] がよく知 し られる。ただし、山 やま 火事 かじ の頻度 ひんど があまりにも高 たか いとアカマツは定着 ていちゃく できない。草原 そうげん の維持 いじ のために毎年 まいとし のように野焼 のや き を行 おこな う阿蘇山 あそさん や由布岳 ゆふだけ ではアカマツの群落 ぐんらく はほとんど見 み られず、草原 そうげん の中 なか にカシワ (Quercus dentata ブナ科 か )などが点在 てんざい する光景 こうけい が見 み られる[ 45] [ 46] [ 47] 。アカマツの苗木 なえぎ や成木 なりき は山 やま 火事 かじ 自体 じたい には弱 よわ く焼損 しょうそん すると枯死 こし してしまうが、火災 かさい 後 ご に競合 きょうごう 相手 あいて のいなくなった環境 かんきょう にいち早 はや く苗木 なえぎ を定着 ていちゃく させ優 ゆう 占 うらない 種 しゅ となる生存 せいぞん 戦略 せんりゃく だと見 み られている[ 48] 。山火 やまび 事後 じご の種子 しゅし 供給 きょうきゅう 源 げん としては残存 ざんそん 木 き が重要 じゅうよう であり、埋 うめ 土 ど 種子 しゅし からの発芽 はつが には期待 きたい できない[ 49] 。山 やま 火事 かじ や火山 かざん の噴火 ふんか のような大 だい 規模 きぼ な攪乱 かくらん に対 たい しては萌芽 ほうが 更新 こうしん を行 おこな う植物 しょくぶつ が最初 さいしょ に再生 さいせい してくることが多 おお い[ 50] 。マツ類 るい に寄生 きせい し時 とき に枯死 こし させる菌類 きんるい の一種 いっしゅ ツチクラゲ (Rhizina undulata ツチクラゲ科 か )の胞子 ほうし は地温 ちおん が高 たか いときに発芽 はつが し、山 やま 火事 かじ がしばしば発芽 はつが のきっかけとなることで知 し られている。
猛禽 もうきん 類 るい の営巣 えいそう 場所 ばしょ としてアカマツがしばしば高 たか い確 かく 率 りつ で選 えら ばれることで知 し られる[ 51] [ 52] 。アカマツをはじめとするマツ科 か 針葉樹 しんようじゅ は同 おな じ高 たか さから輪 わ 生 せい に枝 えだ を出 だ すことから、巣 す を安定 あんてい させやすいのではないかと言 い われているがよくわかっていない。
クロマツに比 くら べ内陸 ないりく のマツのイメージが強 つよ く、クロマツの方 ほう が耐 たい 塩性 えんせい が高 たか いという報告 ほうこく が多 おお い[ 53] [ 54] が、さほど変 か わらないという報告 ほうこく もある[ 55] 。実際 じっさい に三陸海岸 さんりくかいがん などではアカマツが海岸 かいがん 付近 ふきん まで分布 ぶんぷ し、高田 たかだ 松原 まつばら などはアカマツが優勢 ゆうせい な松原 まつばら として知 し られた。
本 ほん 種 しゅ の最 もっと も重要 じゅうよう な病害 びょうがい は下記 かき のマツ材 ざい 線 せん 虫 むし 病 びょう であるが、他 た の病気 びょうき も存在 そんざい する。初夏 しょか の針 はり 葉 は の内部 ないぶ にはマツバノタマバエの幼虫 ようちゅう が付 つ き虫 むし こぶを形成 けいせい し内部 ないぶ を食害 しょくがい する。激 げき 害 がい が2年 ねん 続 つづ くと、枯死 こし することも多 おお いという。タマバエの幼虫 ようちゅう は初夏 しょか から翌年 よくねん 春 はる にかけて葉 は を食 た べ進 すす み、春 はる にマツから脱出 だっしゅつ し地中 ちちゅう で蛹 さなぎ になる。羽化 うか は初夏 しょか で、成虫 せいちゅう の寿命 じゅみょう は一 いち 日 にち で交尾 こうび 成功 せいこう 率 りつ は気象 きしょう 条件 じょうけん の影響 えいきょう などが大 おお きいなどの生活 せいかつ 史 し が分 わ かっている[ 56] 。
マツ材 ざい 線 せん 虫 むし 病 びょう (英 えい :pine wilt、通称 つうしょう :松 まつ くい虫 むし )は全国 ぜんこく 的 てき にアカマツの枯死 こし 被害 ひがい をもたらしている病害 びょうがい である。原因 げんいん は線 せん 虫 ちゅう による感染 かんせん 症 しょう であることが1971年 ねん に日本人 にっぽんじん 研究 けんきゅう 者 しゃ らによって発表 はっぴょう され[ 57] 、その後 ご カミキリムシ によって媒介 ばいかい される[ 58] ことが判明 はんめい した。アカマツはこの病気 びょうき に感受性 かんじゅせい が高 たか く[ 57] [ 59] 、枯死 こし しやすいことから媒介 ばいかい 昆虫 こんちゅう であるカミキリムシの駆除 くじょ や殺 ころせ 線 せん 虫 むし 剤 ざい の樹幹 じゅかん 注入 ちゅうにゅう などの対策 たいさく が被害 ひがい の先端 せんたん 地域 ちいき や保安 ほあん 林 りん などの重要 じゅうよう な森林 しんりん を中心 ちゅうしん に進 すす められている。また、被害 ひがい の大 おお きかった森林 しんりん でも枯死 こし せずに生 い き残 のこ ったアカマツを選抜 せんばつ して種 たね を採 と り、線 せん 虫 ちゅう に強 つよ い系統 けいとう を探 さが し固定 こてい する試 こころ みが全国 ぜんこく で行 おこな われている[ 60] [ 61] 。
マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus )
主要 しゅよう な媒介 ばいかい 昆虫 こんちゅう であるマツノマダラカミキリ(Monochamus alternatus )
殺 ころせ 線 せん 虫 むし 剤 ざい の樹幹 じゅかん 注入 ちゅうにゅう
気 き 乾 いぬい 比重 ひじゅう は0.5程度 ていど 。辺 あたり 材 ざい は黄 き 褐色 かっしょく で赤 あか みを帯 お びた心材 しんざい との境界 きょうかい ははっきりしている。軟 やわ らかく加工 かこう しやすい。軽 かる いわりに強度 きょうど もあるために建築 けんちく 用 よう 構造 こうぞう 材 ざい としても評価 ひょうか が高 たか く、特 とく に梁 りょう としては高級 こうきゅう 木材 もくざい の部類 ぶるい に入 はい る。疎 うと 植 うえ 貧 ひん 栄養 えいよう で育 そだ つイメージがあるが、疎 うと 植 うえ だとマツ類 るい は樹 き 形 がた が暴 あば れやすく太 ふと い枝 えだ を出 だ す特性 とくせい があり、良材 りょうざい にはならない。高 こう 品質 ひんしつ の通 つう 直 じき な材 ざい を採 と るためには、比較的 ひかくてき 地力 じりき のある場所 ばしょ に4,000本 ほん /haから10,000本 ほん /haで密植 みっしょく する必要 ひつよう がある[ 62] 。このために植 うえ 栽本数 すう が多 おお くなりがちなことから、形質 けいしつ の良 よ いものを伐採 ばっさい 時 じ にわざと一部 いちぶ 残 のこ し、種 たね を散布 さんぷ させて植 うえ 栽の手間 てま を省 はぶ く天然 てんねん 下種 げす 更新 こうしん という造林 ぞうりん 技術 ぎじゅつ についても古 ふる くから各種 かくしゅ 研究 けんきゅう されている[ 63] [ 64] 。
シロアリの被害 ひがい を受 う けやすく[ 65] [ 66] 、使用 しよう 場所 ばしょ と処理 しょり 方法 ほうほう を選 えら ぶ木 き である。マツ類 るい は一般 いっぱん にシロアリが好 この み、沖縄 おきなわ ではリュウキュウマツ を建材 けんざい としては用 もち いずに、家 いえ の周 まわ りに埋 う めてシロアリ誘引 ゆういん 剤 ざい として使 つか っていたという[ 67] 。土場 どじょう で放置 ほうち するとキクイムシ による穿孔 せんこう と虫 むし が持 も ち込 こ む青 あお 変 へん 菌 きん による変色 へんしょく 被害 ひがい を受 う けやすいことにも注意 ちゅうい が必要 ひつよう で、伐採 ばっさい 後 ご は速 すみ やかに製材 せいざい し乾燥 かんそう 処理 しょり を行 おこな う必要 ひつよう がある。土場 どじょう で放置 ほうち しなければならない場合 ばあい は薬剤 やくざい 処理 しょり が有効 ゆうこう だという[ 68] 。薬剤 やくざい の浸透 しんとう 性 せい は良好 りょうこう なので、防腐 ぼうふ 剤 ざい を浸透 しんとう させたうえで鉄道 てつどう 用 よう の枕木 まくらぎ にも使 つか われた[ 69] 。防腐 ぼうふ 剤 ざい を使用 しよう することでマツ枕木 まくらぎ の寿命 じゅみょう は10年 ねん 程度 ていど と無 む 加工 かこう のものに比 くら べて大幅 おおはば に伸 の びる[ 70] 。
カラマツ同様 どうよう に旋回 せんかい 木 き 理 り で乾燥 かんそう によるねじれが生 しょう じやすいのも特徴 とくちょう である。アカマツは特 とく にS回旋 かいせん が多 おお いという[ 71] 。乾燥 かんそう 技術 ぎじゅつ は各種 かくしゅ 研究 けんきゅう されている[ 72] 。
強度 きょうど に関係 かんけい ない場所 ばしょ としては敷居 しきい の摩擦 まさつ 部 ぶ や和室 わしつ の床柱 とこばしら などに使用 しよう される。加工 かこう 性 せい が良 よ いことから家具 かぐ 材 ざい 、食器 しょっき などにも使用 しよう できる。色味 いろみ の濃 こ い材 ざい は「肥 こえ 松 まつ 」と呼 よ ばれ珍重 ちんちょう される。樹脂 じゅし に富 と み水 すい に強 つよ いことから水田 すいでん 用 よう の道具 どうぐ などにも使 つか われた。土木 どぼく 用 よう 杭 くい 材 ざい としても評価 ひょうか が高 たか い。
かつては全国 ぜんこく 的 てき に銘木 めいぼく の産地 さんち があり、甲地 こうち 松 まつ (青森 あおもり 県 けん )、御堂 みどう 松 まつ (岩手 いわて 県 けん )、東山 ひがしやま 松 まつ (岩手 いわて 県 けん )、白旗 しらはた 松 まつ (山形 やまがた 県 けん )、津島 つしま 松 まつ (福島 ふくしま 県 けん )、霧 きり 上松 あげまつ (長野 ながの 県 けん )、諏訪 すわ 森松 もりまつ (山梨 やまなし 県 けん )、大山 おおやま 松 まつ (鳥取 とっとり 県 けん )、滑 すべり 松 まつ (山口 やまぐち 県 けん )、茂 しげ 道 どう 松 まつ (熊本 くまもと 県 けん )などがあった。これらは樹 き 形 がた や枝 えだ の付 つ き方 かた で昔 むかし から選抜 せんばつ されてきたといわれており[ 69] 、国 くに や県 けん の保護 ほご 林 りん などに指定 してい されているものもある。マツ材 ざい 線 せん 虫 むし 病 びょう (松 まつ くい虫 むし )の蔓延 まんえん に伴 ともな い西日本 にしにほん の産地 さんち は壊滅 かいめつ した。また、松 まつ くい虫 むし の蔓延 まんえん 地域 ちいき に指定 してい されると伐採 ばっさい 木材 もくざい の移動 いどう が制限 せいげん されるため、国産 こくさん アカマツ材 ざい 市場 いちば も相当 そうとう 影響 えいきょう を受 う け縮小 しゅくしょう した。林野庁 りんやちょう 統計 とうけい によるとクロマツも含 ふく めマツ類 るい の生産 せいさん 量 りょう は1975年 ねん に390万 まん 立方 りっぽう メートル(㎥)の生産 せいさん 量 りょう があったが、2016年 ねん には約 やく 70万 まん ㎥まで減少 げんしょう している。対照 たいしょう 的 てき にカラマツで1975年 ねん には統計 とうけい なし(1979年 ねん に80万 まん ㎥)だったのが、2016年 ねん には230万 まん ㎥と増加 ぞうか している[ 73] 。1990年代 ねんだい 以降 いこう の主要 しゅよう 産地 さんち は岩手 いわて 県 けん と青森 あおもり 県 けん 、および長野 ながの 県 けん である。このうち、岩手 いわて 県 けん と長野 ながの 県 けん ではマツ材 ざい 線 せん 虫 むし 業 ぎょう の被害 ひがい が拡大 かくだい しており、影響 えいきょう が危惧 きぐ されている。
特 とく に梁 はり 材 ざい にするときは、背割 せわ りして乾燥 かんそう した後 のち に鬼 おに 皮 がわ を剥 は がして使 つか われる[ 74] 。アカマツの弓 ゆみ なりに曲 ま がった材 ざい を、曲 ま がったまま製材 せいざい して使 つか われ、岩手 いわて 県 けん や青森 あおもり 県 けん から良材 りょうざい が出 で ることが知 し られる。
材 ざい には松脂 まつやに を多 おお く含 ふく み、火付 ひつ きがよく火力 かりょく も強 つよ い。そのため薪 たきぎ の原料 げんりょう として重視 じゅうし されていた。化石 かせき 燃料 ねんりょう が普及 ふきゅう した現在 げんざい でも、陶芸 とうげい の登 のぼ り窯 かま にくべる薪 たきぎ やお盆 ぼん の松明 たいまつ などに使 つか われている。陶芸 とうげい 用 よう の薪 たきぎ 窯 かま の燃料 ねんりょう としては最 もっと も重要 じゅうよう な樹 き 種 しゅ であり、炎 ほのお が大 おお きい点 てん (火 ひ 足 あし などと呼 よ ばれる)、燃焼 ねんしょう 温度 おんど が高 たか い点 てん 、炭化 たんか しにくく灰 はい になるまで燃 も え尽 つ きて窯 かま の温度 おんど が下 さ がりにくい点 てん 等 とう が他 た の樹 き 種 しゅ に比 くら べて優 すぐ れているとされる。アカマツの薪 たきぎ にこだわる陶芸 とうげい 産地 さんち としては釉薬 を使 つか わずに高温 こうおん で焼 や き上 あ げる備前焼 びぜんやき が特 とく に有名 ゆうめい [ 75] だが、その他 た の窯元 かまもと でも薪 たきぎ 窯 かま はアカマツを主 しゅ として使 つか っているところが大半 たいはん である。京都 きょうと の五山 ごさん 送 おく り火 び でも、大量 たいりょう のアカマツの薪 たきぎ が組 く まれて焚 た かれ、それぞれ文字 もじ の形 かたち になる。炭化 たんか したものは松 まつ 炭 ずみ と呼 よ ばれ、たたら製鉄 せいてつ の還元 かんげん 剤 ざい として使 つか われるほか、高温 こうおん で燃 も えることからクリ の炭 すみ などと共 とも に日本 にっぽん 刀 がたな や高級 こうきゅう 包丁 ほうちょう の製作 せいさく の燃料 ねんりょう としても使 つか われている[ 76] 。
辺 あたり 材 ざい 部 ぶ より繊維 せんい を採 と り、縄 なわ に結 ゆ って「松縄 まつなわ 」を作 つく った。水 みず に強 つよ いので船 ふね のロープなどに使 つか ったという。球 たま 果 はて からも繊維 せんい を摂 と ることができ、こちらは布団 ふとん のワタなどに使用 しよう した[ 76] 。
製紙 せいし パルプ原料 げんりょう としても用 もち いられる。昔 むかし よく用 もち いられた亜硫酸 ありゅうさん パルプ では、アカマツパルプは樹脂 じゅし により生成 せいせい 物 ぶつ の質 しつ が低 ひく いこと、および心材 しんざい 部 ぶ の蒸 ふけ 煮 に 困難 こんなん による歩留 ぶど まりの低 ひく さが大 おお きな問題 もんだい とされていた。最近 さいきん 主流 しゅりゅう のクラフトパルプ ではこのような問題 もんだい は起 お きていない。アメリカのテーダマツ ではリグニン合成 ごうせい 経路 けいろ の酵素 こうそ を一部 いちぶ 欠 か き、パルプ精製 せいせい でリグニンを除去 じょきょ しやすいパルプ向 む きの優良 ゆうりょう 個体 こたい が発見 はっけん されており、増殖 ぞうしょく させたうえで製紙 せいし パルプ用 よう として大 だい 規模 きぼ に植林 しょくりん されているというが[ 77] [ 78] 、日本 にっぽん のアカマツではこのような事例 じれい は知 し られていない。
樹 き 形 がた をコントロールしやすいので、庭木 にわき として栽培 さいばい される他 ほか 、盆栽 ぼんさい としても利用 りよう される。
庭木 にわき で用 もち いられる伝統 でんとう 的 てき な害虫 がいちゅう 対策 たいさく の手法 しゅほう に藁 わら を編 あ んだ菰 こも をマツの樹幹 じゅかん に巻 ま き付 つ けるこも巻 ま き (菰 こも 巻 まき )がある。対象 たいしょう とされる害虫 がいちゅう は幼虫 ようちゅう がマツの葉 は を食 た べるマツカレハ (Dendrolimus spectabilis )で、十分 じゅうぶん 終 おわり 齢 よわい 幼虫 ようちゅう が蛹 さなぎ になるために地上 ちじょう に降 お りる際 さい に菰 こも の中 なか で留 と まるという性質 せいしつ を利用 りよう し、菰 こも を定期 ていき 的 てき に処分 しょぶん することで駆除 くじょ するというものである。大抵 たいてい は晩秋 ばんしゅう に菰 こも を設置 せっち し春先 はるさき に撤去 てっきょ し処分 しょぶん することから冬 ふゆ の風物詩 ふうぶつし になっている場所 ばしょ が多 おお い。こも巻 ま きの効果 こうか については農薬 のうやく よりも低 てい コストであるとしてこれを推奨 すいしょう するもの[ 79] もあるが、マツカレハよりもそれを食 た べるサシガメ やクモ などが菰 こも を隠 かく れ家 が として利用 りよう する例 れい もあり[ 80] 、マツカレハ幼虫 ようちゅう の死因 しいん は特 とく に成長 せいちょう 後期 こうき ではこれらの肉食 にくしょく 節足動物 せっそくどうぶつ によるものが多 おお いとされること[ 81] から 、不用意 ふようい に菰 こも を焼却 しょうきゃく 処分 しょぶん などするのは逆 ぎゃく 効果 こうか ではないかという意見 いけん もある。材 ざい 線 せん 虫 むし 病 びょう を媒介 ばいかい するマツノマダラカミキリの薬剤 やくざい 駆除 くじょ においても益虫 えきちゅう が死亡 しぼう する例 れい が報告 ほうこく されている[ 82] 。菰 こも 巻 まき と並 なら ぶ冬 ふゆ の名物 めいぶつ に雪 ゆき 吊 つるし がある。
並木道 なみきみち にもしばしば使 つか われる。道 みち 南 みなみ の七飯 ななえ 町 まち には、明治天皇 めいじてんのう 行幸 ぎょうこう を記念 きねん して植樹 しょくじゅ された並木 なみき が国道 こくどう 5号 ごう 沿 そ いにあり、「赤松 あかまつ 街道 かいどう 」と呼 よ ばれている[ 83] 。
東北 とうほく 地方 ちほう では明治 めいじ 時代 じだい の凶作 きょうさく 時 じ に、ドングリ やトチノキ の実 み から作 つく った餅 もち やなどとともに「松 まつ 皮 がわ 」が食 た べられていたという記述 きじゅつ がしばしば登場 とうじょう する。これはマツの樹皮 じゅひ の内側 うちがわ を食 た べていたと見 み られる[ 84] [ 85] 。現在 げんざい でも秋田 あきた 県 けん 南部 なんぶ の山 やま 沿 ぞ いにはアカマツの樹皮 じゅひ を餅 もち に練 ね りこんだ松 まつ 皮 がわ 餅 もち が伝 つた わる[ 86] 。
葉 は は松葉 まつば (しょうよう)、ヤニを集 あつ め乾燥 かんそう した塊 かたまり を松脂 まつやに (しょうし)と言 い い、生薬 きぐすり として用 もち いられる。葉 は は生 なま もしくは炙 あぶ ったものをアルコールに漬 つ け、酒 さけ として飲 の むことで服用 ふくよう する。松脂 まつやに は蒸留 じょうりゅう の結果 けっか 、個体 こたい 部分 ぶぶん をロジン 、液体 えきたい 部分 ぶぶん をテレピン油 ゆ と分 わ ける。塗 ぬ り薬 ぐすり もしくは飲用 いんよう する。抗菌 こうきん 作用 さよう や血 ち 流 りゅう を増加 ぞうか させる作用 さよう (引赤)などがあり、炎症 えんしょう や冷 ひ え性 しょう に効 き くとされる。[ 87] 。二 に (三 さん )針 はり 葉 は マツ類 るい の利用 りよう は中国 ちゅうごく や欧米 おうべい などでもよく見 み られ、アメリカではロジンとテレピン油 ゆ は製紙 せいし パルプ業界 ぎょうかい でマツ材 ざい を原料 げんりょう にクラフトパルプを製造 せいぞう する際 さい の副産物 ふくさんぶつ として大量 たいりょう 生産 せいさん しているという。原料 げんりょう とするマツおよび製法 せいほう の違 ちが いにより成分 せいぶん は様々 さまざま である。テレピン油 ゆ は摂取 せっしゅ 量 りょう 次第 しだい で有毒 ゆうどく であり、海外 かいがい では子供 こども の死亡 しぼう 例 れい もあるという[ 88] 。
生態 せいたい 面 めん で触 ふ れたようにアカマツをはじめとするマツ属 ぞく は菌類 きんるい と共生 きょうせい し菌 きん 根 ね を作 つく る。アカマツと共生 きょうせい し栄養 えいよう をやり取 と りする菌類 きんるい の子 こ 実体 じったい を食 た べることは間接 かんせつ 的 てき にアカマツを食 た べているともいえる。共生 きょうせい する菌類 きんるい は幅広 はばひろ く、テングタケ科 か 、イグチ科 か 、ヌメリイグチ科 か 、フウセンタケ科 か 、キシメジ科 か 、ベニタケ科 か など多数 たすう 知 し られる。どの菌 きん 根 ね 菌 きん が優先 ゆうせん するかについては腐植 ふしょく の量 りょう 、周囲 しゅうい の植生 しょくせい や微 ほろ 地形 ちけい 等 とう により異 こと なるとされている[ 89] [ 90] 。アカマツ林 りん は本州 ほんしゅう 以南 いなん の平野 へいや 部 ぶ ではブナ科 か 広葉樹 こうようじゅ の優先 ゆうせん する里山 さとやま と並 なら び、身近 みぢか なキノコ狩 か り・観察 かんさつ のフィールドの一 ひと つである。
松葉 まつば の
間 あいだ から
生 は えた
ヌメリイグチ (
Suillus luteus 、ヌメリイグチ
科 か )
アミタケ (
左右 さゆう )とアミタケに
寄生 きせい する
オウギタケ (
中央 ちゅうおう 2
本 ほん )
ハツタケ (
Lactarius hatsudake 、ベニタケ
科 か )
マツタケ (
Tricholoma matsutake 、キシメジ
科 か )
ショウゲンジ (
Cortinarius caperatus 、フウセンタケ
科 か )
冬 ふゆ でも青 あお いマツ類 るい は東 ひがし アジアでは生命 せいめい 力 りょく の象徴 しょうちょう とされ、冬 ふゆ でも青 あお い竹 たけ と早春 そうしゅん に花 はな が咲 さ く梅 うめ と共 とも に親 した しまれている。この3種 しゅ を中国 ちゅうごく では歳 とし 寒 さむ 三友 さんゆう 、日本 にっぽん では松竹梅 しょうちくばい と呼 よ ぶ。冬 ふゆ でも青々 あおあお とした常緑樹 じょうりょくじゅ への信仰 しんこう はヨーロッパにも似 に たようなものが見 み られる。日本 にっぽん の正月 しょうがつ には玄関 げんかん 前 まえ に門松 かどまつ を飾 かざ るが、この際 さい にしばしば2つが対 たい で置 お かれ、このうち片方 かたがた をアカマツ、もう一方 いっぽう をクロマツで作 つく ることがある。
家紋 かもん にもよく用 もち いられ、種類 しゅるい 数 すう は梅 うめ と並 なら びかなり多 おお いという。図柄 ずがら としては特徴 とくちょう 的 てき な丸 まる く平 ひら たい樹冠 じゅかん や針 はり 葉 は を象 かたど ったものが多 おお く見 み られる[ 91] 。
アカマツの花言葉 はなことば は、「不老 ふろう 長寿 ちょうじゅ 」とされる。
著名 ちょめい な個体 こたい 群 ぐん や個体 こたい は各地 かくち に存在 そんざい するが、クロマツと同 おな じくマツ材 ざい 線 せん 虫 むし 病 びょう の蔓延 まんえん によりかなりの数 かず の銘木 めいぼく がここ数 すう 十 じゅう 年 ねん のうちに消 き えている。植物 しょくぶつ 天然記念物 てんねんきねんぶつ 一覧 いちらん も参考 さんこう のこと。
日本 にっぽん
県 けん
市町村 しちょうそん
大韓民国 だいかんみんこく
区 く
アカマツをモチーフとしたゆるキャラ
標準 ひょうじゅん 和名 わみょう アカマツは樹皮 じゅひ の色 いろ に由来 ゆらい すると見 み られる。なお、形態 けいたい 節 ぶし の通 とお り新芽 しんめ も赤褐色 せきかっしょく であり、方言 ほうげん 名 めい にはこちらを呼 よ んだと見 み られる名前 なまえ も僅 わず かに知 し られる。方言 ほうげん 名 めい の種類 しゅるい は少 すく なく、アカマツが訛 なま った程度 ていど のものが多 おお い。アカマツの方言 ほうげん 名 めい で特徴 とくちょう 的 てき なのは「メマツ(雌松 めまつ )」、「オナゴマツ(女子 じょし 松 まつ )」、「オンナマツ(女松 めまつ )」、「ヒメマツ(姫松 ひめまつ )」などの女性 じょせい を連想 れんそう させる名前 なまえ で、これは全国 ぜんこく 的 てき に知 し られる[ 94] 。これに対 たい して男性 だんせい 的 てき な名前 なまえ はクロマツに与 あた える地域 ちいき が多 おお い。他 た は少数 しょうすう 派 は であるが「フタバマツ(二葉 ふたば 松 まつ )」(東日本 ひがしにっぽん )など葉 は の形態 けいたい に由来 ゆらい する名前 なまえ のほか、「ヤニカキマツ(脂 あぶら 掻 か き松 まつ )」(岩手 いわて 県 けん 内陸 ないりく )のように用途 ようと による名前 なまえ 、「ジマツ(地 ち 松 まつ )」(静岡 しずおか 県 けん )、単 たん なる「マジ(松 まつ )」(岩手 いわて 県 けん 沿岸 えんがん 部 ぶ )など普通 ふつう 種 しゅ であることを示 しめ す名前 なまえ もみられる[ 94] 。
種 たね 小名 しょうみょう のdensiflora は「密集 みっしゅう した花 はな 」という意味 いみ で形態 けいたい 的 てき 特徴 とくちょう に由来 ゆらい する。
ユーラシア地域 ちいき に広 ひろ く分布 ぶんぷ するヨーロッパアカマツ (Pinus sylvestris )やアメリカに分布 ぶんぷ するレジノーサマツ (Pinus resinosa )は樹皮 じゅひ が赤 あか く二 に 針 はり 葉 は であることなど形態 けいたい 的 てき な類似 るいじ 点 てん やしばしばred pine(赤 あか いマツ)などと呼 よ ばれる名前 なまえ から、アカマツに近 きん 縁 えん ではないかなどと言 い われることもあるが、これらとは生殖 せいしょく 的 てき には交雑 こうざつ できない(健全 けんぜん な種子 しゅし を生産 せいさん できない)ことが報告 ほうこく されている[ 95] 。
クロマツ とはしばしば雑種 ざっしゅ を作 つく ることで知 し られ、アイグロマツ などと呼 よ ばれる(アカクロマツ、アイマツ、アイノコマツ等 とう 々雑種 ざっしゅ の呼 よ び名 な も知 し られる。)
アカマツには下記 かき の園芸 えんげい 品種 ひんしゅ がある。
Pinus densiflora 'Pendula' シダレマツ[ 96]
Pinus densiflora 'umbraculifera' タギョウショウ[ 97] (多 た 行松 ゆきまつ 、シノニム :Pinus densiflora f. umbraculifera [ 98] )
根 ね 元 もと から幹 みき が分 わ かれて立 た ち上 あ がり、高木 たかぎ にはならない。種 たね で繁殖 はんしょく させると同 おな じ性質 せいしつ を持 も ったものができにくく、接 つ ぎ木 き で殖 ふ やす。
Pinus densiflora 'Oculus-draconis' ジャノメアカマツ[ 99]
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