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アカマツ - Wikipedia

アカマツ

マツマツぞく常緑じょうりょく針葉樹しんようじゅ

アカマツ赤松あかまつ[4]学名がくめい: Pinus densiflora)は、マツマツぞく常緑じょうりょく針葉樹しんようじゅである。

アカマツ
岩場に生えるアカマツ 
岩場いわばえるアカマツ(十和田湖とわだこ
保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか[1]
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
分類ぶんるい
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
もん : たまはて植物しょくぶつもん Pinophyta
つな : マツつな Pinopsida
: マツ Pinales
: マツ Pinaceae
ぞく : マツぞく Pinus
たね : アカマツ P. densiflora
学名がくめい
Pinus densiflora Siebold et Zucc.[2]
シノニム
和名わみょう
アカマツ
英名えいめい
Japanese Red Pine

形態けいたい

編集へんしゅう

常緑じょうりょく針葉樹しんようじゅ高木たかぎ[5]だか条件じょうけんいと30メートル (m) をえる[6]がた環境かんきょうによって左右さゆうされる。明瞭めいりょう主幹しゅかんつものがおおいが、滋賀しがけんのウツクシマツのように根元ねもとから多数たすう分岐ぶんき主幹しゅかんからないものもある。樹冠じゅかん形状けいじょうモミぞくAbies)やトウヒぞくPicea)といったマツ針葉樹しんようじゅくらべて比較的ひかくてきくずれやすくかたち様々さまざまである。樹皮じゅひあかみのつよ褐色かっしょくであり鱗状りんじょううすがれ[6]次第しだい亀甲きっこうじょうたてがはっきりしてくる[7][4]樹皮じゅひがれたばかりのところは、あかあじびた地肌じはだえる[5]

えだおなたかさから四方八方しほうはっぽうばす(せい)。えだは2種類しゅるいあり我々われわれえだとして認識にんしきするものをちょうえだにあるかずミリメートル (mm) のごくみじかいものをたんえだぶ。これをえだの2かたちせいなどとび、マツ針葉樹しんようじゅではほんたねふくむマツぞくPinus)のほか、カラマツぞくLarix)やヒマラヤスギぞくCedrus)でもられる。ちょうえだ鱗片りんぺんという特殊とくしゅおおわれる。一般いっぱん我々われわれ認識にんしきするについてはたんえだたばし、ほんしゅでは1つのたんえだにははりじょうが2ほんである(いわゆるようまつ)。ながさは7 - 12センチメートル (cm) 程度ていど[6]。カラマツぞくやヒマラヤスギぞくたんえだけることを基本きほんとするが、これらはえださきわかちょうえだかぎちょうえだにもける。これにたいほんたねふくむマツぞくたんえだにしかけない。クロマツくらべていろうすく、ほそみじかく、やわらかい。

冬芽とうが赤褐色せきかっしょく鱗片りんぺんおおわれ[5]びてしんえだになって、下部かぶ雄花おばながつき、のち先端せんたん雌花めばなをつける[4]花期かきは4 - 5月[4]雌雄しゆうどうかぶ[6]雄花おばなみどり褐色かっしょくびており、わかえだ多数たすうつく[6]雌花めばな紅紫こうししょくわかえだ先端せんたんにつく[6]

マツぞくにはよくあることであるが、雌花めばな受粉じゅふん胚珠はいしゅ受精じゅせいするまでに時間じかんがかかり、たまはて本格ほんかくてき成長せいちょうするのは受精じゅせいである。たまはて翌年よくねんの10がつごろじゅく[6]たまはてまつぼっくり)は、ながさは4 - 5センチメートル (cm) のたまごがたになり、開花かいか翌年よくねんじゅく[8]かさはてにつくたねうろこはくさびがたで、その内側うちがわながつばさがついた種子しゅしが2つく[8]かさはてれたたねうろこひらき、種子しゅしらす[8]

発芽はつが地上ちじょうせいえい:epigeal germination)で子葉しよう地上ちじょうてくる。このタイプの子葉しよう胚乳はいにゅう栄養えいようる吸器、および最初さいしょ光合成こうごうせいをおこなう器官きかんという2つの役割やくわりがある[9]子葉しようは3まい以上いじょうある子葉しよう植物しょくぶつであり、通常つうじょうは5まい以上いじょうる。

生態せいたい

編集へんしゅう

のマツ針葉樹しんようじゅおなじく、菌類きんるい樹木じゅもく共生きょうせいしてきん形成けいせいしている。樹木じゅもくにとってはきん形成けいせいすることによって菌類きんるいつく有機ゆうきさん抗生こうせい物質ぶっしつによる栄養分えいようぶん吸収きゅうしゅう促進そくしん病原びょうげん微生物びせいぶつ駆除くじょとう利点りてんがあり、菌類きんるいにとっては樹木じゅもく光合成こうごうせい合成ごうせいされた産物さんぶつ一部いちぶけてもらうことができるというあい共生きょうせい関係かんけいがあるとかんがえられている。菌類きんるい実体じったい人間にんげんがキノコとして認識にんしきできるおおきさにそだつものがおおく、なかには食用しょくようにできるものもある。土壌どじょうちゅうにはきんから菌糸きんしとおして、同種どうしゅ個体こたいたね植物しょくぶつつながる広大こうだいなネットワークが存在そんざいするとかんがえられている[10][11][12][13][14][15]。アカマツ苗木なえぎ感染かんせんしたきんでは全部ぜんぶ部分ぶぶん成長せいちょう促進そくしんするのではなく、地下ちか成長せいちょう促進そくしんするが地上ちじょう成長せいちょうはむしろ抑制よくせいするという報告ほうこく[16]がある。そとせいきん根性こんじょうしゅスギニセアカシア混生こんせい窒素ちっそ過多かたとみ栄養えいよう状態じょうたいになるときん影響えいきょうあたえるという報告ほうこくがある[17][12][18][19][20]

石灰岩せっかいがん蛇紋じゃもんがん花崗岩かこうがん真砂まさご)のようなほか植物しょくぶつきら土壌どじょうでも生育せいいくでき、しばしば優勢ゆうせいとなる。もっともこのような土壌どじょうでは成長せいちょうはあまりよくないこともおおい。

きん種類しゅるい花粉かふん媒介ばいかい種子しゅし散布さんぷ様式ようしきという3つの事象じしょう独立どくりつして進化しんかしてきたようにえるが、連携れんけいして進化しんかしてきたのではないかというせつ近年きんねん提唱ていしょうされている。そとせいきん風媒花ふうばいか重力じゅうりょく散布さんぷ(およびふう散布さんぷ)はいずれも同種どうしゅ密集みっしゅうする状況じょうきょうほど有利ゆうりになりやすい形質けいしつであるとかんがえられている[21]。マツブナヤナギカバノキフタバガキなどはこの条件じょうけんたす代表だいひょうてきいちぐんである。

アカマツは尾根おね沿いや岩場いわばなどのひん栄養えいようによく分布ぶんぷする。このような場所ばしょ土壌どじょう酸性さんせいのことがおおく、アカマツは窒素ちっそ利用りよう形態けいたいとして硝酸しょうさんたい窒素ちっそではなく、アンモニアたい窒素ちっそをより利用りようすることで適応てきおうしているとかんがえられている[22]肥料ひりょうぶんおお土地とちきらうというわけではなく、苗木なえぎたいして施肥せひおこなうと非常ひじょう成長せいちょうがよくなるとされる[23]、また種子しゅし産地さんちによって肥培ひばい試験しけんでの成長せいちょうることが報告ほうこくされている[24]。アカマツはゆきにはよわ[25]とく積雪せきせつではゆきまるような場所ばしょでは苗木なえぎ定着ていちゃくできないとされ、このことも比較的ひかくてきゆきすくない尾根おねじょうによく出現しゅつげんする理由りゆうとなっているとられている[26]種子しゅしゆきまった環境かんきょう進展しんてんするゆきくさやまいにもよわいという[27]ゆき適応てきおうできるかできないかの理由りゆうひとつにがたかんがえられており、適応てきおうできないたねハイマツPinus pumila)のようなうようながた変形へんけいできないためにゆきあつつよけてしまうからではという推測すいそくがなされている[28]

アカマツの遺伝いでんてき多様たようせい西日本にしにほんのものよりも東日本ひがしにっぽんのものがたかいという[29]

更新こうしん実生みしょうによる。萌芽ほうが更新こうしん(Coppicing)やふくじょう更新こうしんおこなうことはられていない。また、困難こんなんじゅしゅとしてられる。人工じんこうてきにも苗木なえぎ実生みしょう、もしくは庭木にわきなどの場合ばあいなえ生産せいさんしているが、おや遺伝子いでんし確実かくじつクローンである技術ぎじゅつについても病害びょうがい対策たいさくなどから研究けんきゅうすすめられている[30]ちいさなもちいる所謂いわゆる「マイクロカッティング」[31]薬剤やくざい処理しょり[32]ゆかあつし[33]湿度しつどたも密閉みっぺい[34]などによって発根はっこんりつ向上こうじょうするという。

典型てんけいてきじゅでありあたりをこのむ。また、アカマツりんちたアカマツ種子しゅしはるすうまんほん/haで発芽はつがするものの、そのとしあきまでには8わり以上いじょうんでしまうといい、原因げんいんとしては昆虫こんちゅうなどによる食害しょくがい立枯たちがれびょう(damping off)、乾燥かんそうがいげられている[35]。これは生態せいたいがくでいうジャンゼン・コンネル仮説かせつははじゅちかくのどう一種いっしゅややほど病害びょうがいとう影響えいきょうけやすく生存せいぞんりつひくいために、たね侵入しんにゅうするすきしょう森林しんりん多様たようせいすすむという仮説かせつ)にちかい。林内りんない更新こうしんできない理由りゆう日照ひでりだけでなく、動物どうぶつ影響えいきょうもあるといい林内りんないでは捕食ほしょくによる死亡しぼうりつたかいという[36]

アカマツが優勢ゆうせい森林しんりんでは共生きょうせいできる植物しょくぶつかぎられ、はやしゆかには植生しょくせい発達はったつしない状況じょうきょうがしばしばられる。アカマツの抽出ちゅうしゅつ物質ぶっしつ一部いちぶ植物しょくぶつ発芽はつがさまたげるアレロパシーかん作用さよう)をしめすという[37][38]。また、頻繁ひんぱん除去じょきょしている地域ちいきでも同様どうよう現象げんしょうられ、生体せいたいから以外いがい経路けいろでも放出ほうしゅつされているとられている[39]。なお、キノコの実体じったいみず抽出ちゅうしゅつぶつにもアレロパシーをしめすものがある[40]とされるが、アカマツりん菌類きんるいがどの程度ていどのアレロパシーをつのかというてんはよくわかっていない。

日長ひなが動物どうぶつ植物しょくぶつども様々さまざま影響えいきょうあたえていることがられている[41]ほんしゅ実験じっけんしつで18あいだ-20あいだ日長ひなが調整ちょうせいしてやるとがわえだ発達はったつさせず、主幹しゅかんだけがつづけるfoxtailing(和名わみょう未定みてい)という異常いじょう成長せいちょうられる[42]。この現象げんしょう熱帯ねったいさんのマツるいではしばしばられており、日本にっぽんさんしゅでも亜熱帯あねったい分布ぶんぷするリュウキュウマツ日長ひなが12あいだ程度ていど調整ちょうせいしてやることで発現はつげんするという[43]

木炭もくたん大量たいりょう使つかって酸化さんかてつ還元かんげんするたたら製鉄せいてつ定期ていきてき火入ひいれをおこな焼畑やきばた農業のうぎょう農地のうち牧草ぼくそう造成ぞうせいするような地域ちいき では植生しょくせい遷移せんい退行たいこうししばしばアカマツが優勢ゆうせいとなる。中国ちゅうごく山地さんち北上ほくじょう山地さんち[44]がよくられる。ただし、やま火事かじ頻度ひんどがあまりにもたかいとアカマツは定着ていちゃくできない。草原そうげん維持いじのために毎年まいとしのように野焼のやおこな阿蘇山あそさん由布岳ゆふだけではアカマツの群落ぐんらくはほとんどられず、草原そうげんなかカシワQuercus dentata ブナ)などが点在てんざいする光景こうけいられる[45][46][47]。アカマツの苗木なえぎ成木なりきやま火事かじ自体じたいにはよわ焼損しょうそんすると枯死こししてしまうが、火災かさい競合きょうごう相手あいてのいなくなった環境かんきょうにいちはや苗木なえぎ定着ていちゃくさせゆううらないしゅとなる生存せいぞん戦略せんりゃくだとられている[48]山火やまび事後じご種子しゅし供給きょうきゅうげんとしては残存ざんそん重要じゅうようであり、うめ種子しゅしからの発芽はつがには期待きたいできない[49]やま火事かじ火山かざん噴火ふんかのようなだい規模きぼ攪乱かくらんたいしては萌芽ほうが更新こうしんおこな植物しょくぶつ最初さいしょ再生さいせいしてくることがおお[50]。マツるい寄生きせいとき枯死こしさせる菌類きんるい一種いっしゅツチクラゲRhizina undulata ツチクラゲ)の胞子ほうし地温ちおんたかいときに発芽はつがし、やま火事かじがしばしば発芽はつがのきっかけとなることでられている。

猛禽もうきんるい営巣えいそう場所ばしょとしてアカマツがしばしばたかかくりつえらばれることでられる[51][52]。アカマツをはじめとするマツ針葉樹しんようじゅおなたかさからせいえだすことから、安定あんていさせやすいのではないかとわれているがよくわかっていない。

クロマツにくら内陸ないりくのマツのイメージがつよく、クロマツのほうたい塩性えんせいたかいという報告ほうこくおお[53][54]が、さほどわらないという報告ほうこくもある[55]実際じっさい三陸海岸さんりくかいがんなどではアカマツが海岸かいがん付近ふきんまで分布ぶんぷし、高田たかだ松原まつばらなどはアカマツが優勢ゆうせい松原まつばらとしてられた。

ほんしゅもっと重要じゅうよう病害びょうがい下記かきのマツざいせんむしびょうであるが、病気びょうき存在そんざいする。初夏しょかはり内部ないぶにはマツバノタマバエの幼虫ようちゅうむしこぶを形成けいせい内部ないぶ食害しょくがいする。げきがいが2ねんつづくと、枯死こしすることもおおいという。タマバエの幼虫ようちゅう初夏しょかから翌年よくねんはるにかけてすすみ、はるにマツから脱出だっしゅつ地中ちちゅうさなぎになる。羽化うか初夏しょかで、成虫せいちゅう寿命じゅみょういちにち交尾こうび成功せいこうりつ気象きしょう条件じょうけん影響えいきょうなどがおおきいなどの生活せいかつかっている[56]

マツざいせんむしびょう

編集へんしゅう

マツざいせんむしびょうえい:pine wilt、通称つうしょうまつくいむし)は全国ぜんこくてきにアカマツの枯死こし被害ひがいをもたらしている病害びょうがいである。原因げんいんせんちゅうによる感染かんせんしょうであることが1971ねん日本人にっぽんじん研究けんきゅうしゃらによって発表はっぴょうされ[57]、そのカミキリムシによって媒介ばいかいされる[58]ことが判明はんめいした。アカマツはこの病気びょうき感受性かんじゅせいたか[57][59]枯死こししやすいことから媒介ばいかい昆虫こんちゅうであるカミキリムシの駆除くじょころせせんむしざい樹幹じゅかん注入ちゅうにゅうなどの対策たいさく被害ひがい先端せんたん地域ちいき保安ほあんりんなどの重要じゅうよう森林しんりん中心ちゅうしんすすめられている。また、被害ひがいおおきかった森林しんりんでも枯死こしせずにのこったアカマツを選抜せんばつしてたねり、せんちゅうつよ系統けいとうさが固定こていするこころみが全国ぜんこくおこなわれている[60][61]

日本にっぽんさんのマツのなかもっとひろ範囲はんい分布ぶんぷし、天然てんねん状態じょうたいでは日本にっぽん本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう[8]する。屋久島やくしまよりみなみ南西諸島なんせいしょとう分布ぶんぷき、吐噶喇列島れっとう以南いなんには別種べっしゅのリュウキュウマツが出現しゅつげんする。国外こくがいでは朝鮮半島ちょうせんはんとう中国ちゅうごく東北とうほくなどに分布ぶんぷする[5]北海道ほっかいどうのものは植林しょくりんとされる[8]

人間にんげんとの関係かんけい

編集へんしゅう

木材もくざい

編集へんしゅう

いぬい比重ひじゅうは0.5程度ていどあたりざい褐色かっしょくあかみをびた心材しんざいとの境界きょうかいははっきりしている。やわらかく加工かこうしやすい。かるいわりに強度きょうどもあるために建築けんちくよう構造こうぞうざいとしても評価ひょうかたかく、とくりょうとしては高級こうきゅう木材もくざい部類ぶるいはいる。うとうえひん栄養えいようそだつイメージがあるが、うとうえだとマツるいがたあばれやすくふとえだ特性とくせいがあり、良材りょうざいにはならない。こう品質ひんしつつうじきざいるためには、比較的ひかくてき地力じりきのある場所ばしょに4,000ほん/haから10,000ほん/haで密植みっしょくする必要ひつようがある[62]。このためにうえ栽本すうおおくなりがちなことから、形質けいしついものを伐採ばっさいにわざと一部いちぶのこし、たね散布さんぷさせてうえ栽の手間てまはぶ天然てんねん下種げす更新こうしんという造林ぞうりん技術ぎじゅつについてもふるくから各種かくしゅ研究けんきゅうされている[63][64]

シロアリの被害ひがいけやすく[65][66]使用しよう場所ばしょ処理しょり方法ほうほうえらである。マツるい一般いっぱんにシロアリがこのみ、沖縄おきなわではリュウキュウマツ建材けんざいとしてはもちいずに、いえまわりにめてシロアリ誘引ゆういんざいとして使つかっていたという[67]土場どじょう放置ほうちするとキクイムシによる穿孔せんこうむしあおへんきんによる変色へんしょく被害ひがいけやすいことにも注意ちゅうい必要ひつようで、伐採ばっさいすみやかに製材せいざい乾燥かんそう処理しょりおこな必要ひつようがある。土場どじょう放置ほうちしなければならない場合ばあい薬剤やくざい処理しょり有効ゆうこうだという[68]薬剤やくざい浸透しんとうせい良好りょうこうなので、防腐ぼうふざい浸透しんとうさせたうえで鉄道てつどうよう枕木まくらぎにも使つかわれた[69]防腐ぼうふざい使用しようすることでマツ枕木まくらぎ寿命じゅみょうは10ねん程度ていど加工かこうのものにくらべて大幅おおはばびる[70]

カラマツ同様どうよう旋回せんかい乾燥かんそうによるねじれがしょうじやすいのも特徴とくちょうである。アカマツはとくにS回旋かいせんおおいという[71]乾燥かんそう技術ぎじゅつ各種かくしゅ研究けんきゅうされている[72]

強度きょうど関係かんけいない場所ばしょとしては敷居しきい摩擦まさつ和室わしつ床柱とこばしらなどに使用しようされる。加工かこうせいいことから家具かぐざい食器しょっきなどにも使用しようできる。色味いろみざいは「こえまつ」とばれ珍重ちんちょうされる。樹脂じゅしすいつよいことから水田すいでんよう道具どうぐなどにも使つかわれた。土木どぼくようくいざいとしても評価ひょうかたかい。

かつては全国ぜんこくてき銘木めいぼく産地さんちがあり、甲地こうちまつ青森あおもりけん)、御堂みどうまつ岩手いわてけん)、東山ひがしやままつ岩手いわてけん)、白旗しらはたまつ山形やまがたけん)、津島つしままつ福島ふくしまけん)、きり上松あげまつ長野ながのけん)、諏訪すわ森松もりまつ山梨やまなしけん)、大山おおやままつ鳥取とっとりけん)、すべりまつ山口やまぐちけん)、しげどうまつ熊本くまもとけん)などがあった。これらはがたえだかたむかしから選抜せんばつされてきたといわれており[69]くにけん保護ほごりんなどに指定していされているものもある。マツざいせんむしびょうまつくいむし)の蔓延まんえんともな西日本にしにほん産地さんち壊滅かいめつした。また、まつくいむし蔓延まんえん地域ちいき指定していされると伐採ばっさい木材もくざい移動いどう制限せいげんされるため、国産こくさんアカマツざい市場いちば相当そうとう影響えいきょう縮小しゅくしょうした。林野庁りんやちょう統計とうけいによるとクロマツもふくめマツるい生産せいさんりょうは1975ねんに390まん立方りっぽうメートル(㎥)の生産せいさんりょうがあったが、2016ねんにはやく70まん㎥まで減少げんしょうしている。対照たいしょうてきにカラマツで1975ねんには統計とうけいなし(1979ねんに80まん㎥)だったのが、2016ねんには230まん㎥と増加ぞうかしている[73]。1990年代ねんだい以降いこう主要しゅよう産地さんち岩手いわてけん青森あおもりけん、および長野ながのけんである。このうち、岩手いわてけん長野ながのけんではマツざいせんむしぎょう被害ひがい拡大かくだいしており、影響えいきょう危惧きぐされている。

とくはりざいにするときは、背割せわりして乾燥かんそうしたのちおにがわがして使つかわれる[74]。アカマツのゆみなりにがったざいを、がったまま製材せいざいして使つかわれ、岩手いわてけん青森あおもりけんから良材りょうざいることがられる[5]

燃料ねんりょう

編集へんしゅう

ざいには松脂まつやにおおふくみ、火付ひつきがよく火力かりょくつよ[5]。そのためたきぎ原料げんりょうとして重視じゅうしされていた。化石かせき燃料ねんりょう普及ふきゅうした現在げんざいでも、陶芸とうげいのぼかまにくべるたきぎぼん松明たいまつなどに使つかわれている[5]陶芸とうげいようたきぎかま燃料ねんりょうとしてはもっと重要じゅうようしゅであり、ほのおおおきいてんあしなどとばれる)、燃焼ねんしょう温度おんどたかてん炭化たんかしにくくはいになるまできてかま温度おんどがりにくいてんとうしゅくらべてすぐれているとされる。アカマツのたきぎにこだわる陶芸とうげい産地さんちとしては釉薬使つかわずに高温こうおんげる備前焼びぜんやきとく有名ゆうめい[75]だが、その窯元かまもとでもたきぎかまはアカマツをしゅとして使つかっているところが大半たいはんである。京都きょうと五山ごさんおくでも、大量たいりょうのアカマツのたきぎまれてかれ、それぞれ文字もじかたちになる[5]炭化たんかしたものはまつずみばれ、たたら製鉄せいてつ還元かんげんざいとして使つかわれるほか、高温こうおんえることからクリすみなどととも日本にっぽんがたな高級こうきゅう包丁ほうちょう製作せいさく燃料ねんりょうとしても使つかわれている[76]

あたりざいより繊維せんいり、なわって「松縄まつなわ」をつくった。みずつよいのでふねのロープなどに使つかったという。たまはてからも繊維せんいることができ、こちらは布団ふとんのワタなどに使用しようした[76]

製紙せいしパルプ原料げんりょうとしてももちいられる。むかしよくもちいられた亜硫酸ありゅうさんパルプでは、アカマツパルプは樹脂じゅしにより生成せいせいぶつしつひくいこと、および心材しんざいふけ困難こんなんによる歩留ぶどまりのひくさがおおきな問題もんだいとされていた。最近さいきん主流しゅりゅうクラフトパルプではこのような問題もんだいきていない。アメリカのテーダマツではリグニン合成ごうせい経路けいろ酵素こうそ一部いちぶき、パルプ精製せいせいでリグニンを除去じょきょしやすいパルプきの優良ゆうりょう個体こたい発見はっけんされており、増殖ぞうしょくさせたうえで製紙せいしパルプようとしてだい規模きぼ植林しょくりんされているというが[77][78]日本にっぽんのアカマツではこのような事例じれいられていない。

園芸えんげい

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がたをコントロールしやすいので、庭木にわきとして栽培さいばいされるほか盆栽ぼんさいとしても利用りようされる。

庭木にわきもちいられる伝統でんとうてき害虫がいちゅう対策たいさく手法しゅほうわらんだこもをマツの樹幹じゅかんけるこもこもまき)がある。対象たいしょうとされる害虫がいちゅう幼虫ようちゅうがマツのべるマツカレハDendrolimus spectabilis)で、十分じゅうぶんおわりよわい幼虫ようちゅうさなぎになるために地上ちじょうりるさいこもなかまるという性質せいしつ利用りようし、こも定期ていきてき処分しょぶんすることで駆除くじょするというものである。大抵たいてい晩秋ばんしゅうこも設置せっち春先はるさき撤去てっきょ処分しょぶんすることからふゆ風物詩ふうぶつしになっている場所ばしょおおい。こもきの効果こうかについては農薬のうやくよりもていコストであるとしてこれを推奨すいしょうするもの[79]もあるが、マツカレハよりもそれをべるサシガメクモなどがこもかくとして利用りようするれいもあり[80]、マツカレハ幼虫ようちゅう死因しいんとく成長せいちょう後期こうきではこれらの肉食にくしょく節足動物せっそくどうぶつによるものがおおいとされること[81]から 、不用意ふよういこも焼却しょうきゃく処分しょぶんなどするのはぎゃく効果こうかではないかという意見いけんもある。ざいせんむしびょう媒介ばいかいするマツノマダラカミキリの薬剤やくざい駆除くじょにおいても益虫えきちゅう死亡しぼうするれい報告ほうこくされている[82]こもまきならふゆ名物めいぶつゆきつるしがある。

並木道なみきみちにもしばしば使つかわれる。みちみなみ七飯ななえまちには、明治天皇めいじてんのう行幸ぎょうこう記念きねんして植樹しょくじゅされた並木なみき国道こくどう5ごう沿いにあり、「赤松あかまつ街道かいどう」とばれている[83]

食用しょくよう薬用やくよう

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東北とうほく地方ちほうでは明治めいじ時代じだい凶作きょうさくに、ドングリトチノキからつくったもちやなどとともに「まつがわ」がべられていたという記述きじゅつがしばしば登場とうじょうする。これはマツの樹皮じゅひ内側うちがわべていたとられる[84][85]現在げんざいでも秋田あきたけん南部なんぶやま沿いにはアカマツの樹皮じゅひもちりこんだまつがわもちつたわる[86]

松葉まつば(しょうよう)、ヤニをあつ乾燥かんそうしたかたまり松脂まつやに(しょうし)とい、生薬きぐすりとしてもちいられる。なまもしくはあぶったものをアルコールにけ、さけとしてむことで服用ふくようする。松脂まつやに蒸留じょうりゅう結果けっか個体こたい部分ぶぶんロジン液体えきたい部分ぶぶんテレピンける。ぐすりもしくは飲用いんようする。抗菌こうきん作用さようりゅう増加ぞうかさせる作用さよう(引赤)などがあり、炎症えんしょうしょうくとされる。[87]さんはりマツるい利用りよう中国ちゅうごく欧米おうべいなどでもよくられ、アメリカではロジンとテレピン製紙せいしパルプ業界ぎょうかいでマツざい原料げんりょうにクラフトパルプを製造せいぞうするさい副産物ふくさんぶつとして大量たいりょう生産せいさんしているという。原料げんりょうとするマツおよび製法せいほうちがいにより成分せいぶん様々さまざまである。テレピン摂取せっしゅりょう次第しだい有毒ゆうどくであり、海外かいがいでは子供こども死亡しぼうれいもあるという[88]

生態せいたいめんれたようにアカマツをはじめとするマツぞく菌類きんるい共生きょうせいきんつくる。アカマツと共生きょうせい栄養えいようをやりりする菌類きんるい実体じったいべることは間接かんせつてきにアカマツをべているともいえる。共生きょうせいする菌類きんるい幅広はばひろく、テングタケイグチ、ヌメリイグチフウセンタケキシメジベニタケなど多数たすうられる。どのきんきん優先ゆうせんするかについては腐植ふしょくりょう周囲しゅうい植生しょくせいほろ地形ちけいとうによりことなるとされている[89][90]。アカマツりん本州ほんしゅう以南いなん平野へいやではブナ広葉樹こうようじゅ優先ゆうせんする里山さとやまならび、身近みぢかなキノコり・観察かんさつのフィールドのひとつである。

象徴しょうちょう

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ふゆでもあおいマツるいひがしアジアでは生命せいめいりょく象徴しょうちょうとされ、ふゆでもあおたけ早春そうしゅんはなうめともしたしまれている。この3しゅ中国ちゅうごくではとしさむ三友さんゆう日本にっぽんでは松竹梅しょうちくばいぶ。ふゆでも青々あおあおとした常緑樹じょうりょくじゅへの信仰しんこうはヨーロッパにもたようなものがられる。日本にっぽん正月しょうがつには玄関げんかんまえ門松かどまつかざるが、このさいにしばしば2つがたいかれ、このうち片方かたがたをアカマツ、もう一方いっぽうをクロマツでつくることがある。

家紋かもんにもよくもちいられ、種類しゅるいすううめならびかなりおおいという。図柄ずがらとしては特徴とくちょうてきまるひらたい樹冠じゅかんはりかたどったものがおおられる[91]

アカマツの花言葉はなことばは、「不老ふろう長寿ちょうじゅ」とされる[5]

著名ちょめいなアカマツ

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著名ちょめい個体こたいぐん個体こたい各地かくち存在そんざいするが、クロマツとおなじくマツざいせんむしびょう蔓延まんえんによりかなりのかず銘木めいぼくがここすうじゅうねんのうちにえている。植物しょくぶつ天然記念物てんねんきねんぶつ一覧いちらん参考さんこうのこと。

アカマツをシンボルとする自治体じちたい

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  日本にっぽん

けん
市町村しちょうそん

 大韓民国だいかんみんこく

アカマツをモチーフとしたゆるキャラ

名称めいしょう

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標準ひょうじゅん和名わみょうアカマツは樹皮じゅひいろ由来ゆらいするとられる。なお、形態けいたいぶしとお新芽しんめ赤褐色せきかっしょくであり、方言ほうげんめいにはこちらをんだとられる名前なまえわずかにられる。方言ほうげんめい種類しゅるいすくなく、アカマツがなまった程度ていどのものがおおい。アカマツの方言ほうげんめい特徴とくちょうてきなのは「メマツ(雌松めまつ)」、「オナゴマツ(女子じょしまつ)」、「オンナマツ(女松めまつ)」、「ヒメマツ(姫松ひめまつ)」などの女性じょせい連想れんそうさせる名前なまえで、これは全国ぜんこくてきられる[94]。これにたいして男性だんせいてき名前なまえはクロマツにあたえる地域ちいきおおい。少数しょうすうであるが「フタバマツ(二葉ふたばまつ)」(東日本ひがしにっぽん)など形態けいたい由来ゆらいする名前なまえのほか、「ヤニカキマツ(あぶらまつ)」(岩手いわてけん内陸ないりく)のように用途ようとによる名前なまえ、「ジマツ(まつ)」(静岡しずおかけん)、たんなる「マジ(まつ)」(岩手いわてけん沿岸えんがん)など普通ふつうしゅであることをしめ名前なまえもみられる[94]

たね小名しょうみょうdensifloraは「密集みっしゅうしたはな」という意味いみ形態けいたいてき特徴とくちょう由来ゆらいする。

分類ぶんるいがくじょう位置いちづけ

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ユーラシア地域ちいきひろ分布ぶんぷするヨーロッパアカマツPinus sylvestris)やアメリカに分布ぶんぷするレジノーサマツPinus resinosa)は樹皮じゅひあかはりであることなど形態けいたいてき類似るいじてんやしばしばred pine(あかいマツ)などとばれる名前なまえから、アカマツにきんえんではないかなどとわれることもあるが、これらとは生殖せいしょくてきには交雑こうざつできない(健全けんぜん種子しゅし生産せいさんできない)ことが報告ほうこくされている[95]

クロマツとはしばしば雑種ざっしゅつくることでられ、アイグロマツなどとばれる(アカクロマツ、アイマツ、アイノコマツとう雑種ざっしゅられる。)

園芸えんげい品種ひんしゅ

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アカマツには下記かき園芸えんげい品種ひんしゅがある。

Pinus densiflora 'Pendula' シダレマツ[96]
Pinus densiflora 'umbraculifera' タギョウショウ[97]行松ゆきまつシノニムPinus densiflora f. umbraculifera[98]
もとからみきかれてがり、高木たかぎにはならない。たね繁殖はんしょくさせるとおな性質せいしつったものができにくく、やす。
Pinus densiflora 'Oculus-draconis' ジャノメアカマツ[99]

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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