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地域おこし - Wikipedia

地域ちいきおこし(ちいきおこし、地域興ちいきおこし)とは、地域ちいき地方ちほう)が、経済けいざいちから人々ひとびと意欲いよくを(ふたたび)向上こうじょうさせる、人口じんこう維持いじする(ふたたび)やすためなどにおこなしょ活動かつどうのことである。地域ちいき活性かっせい地域ちいき振興しんこう地域ちいきづくりともばれる。

常磐ときわせん土浦つちうらえき茨城いばらきけん土浦つちうら)の改札かいさつこう天井てんじょう付近ふきんまくに「またようよ。土浦つちうらへ。」と記載きさいされている。

概要がいよう

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地域興ちいきおこし」と表現ひょうげんする場合ばあいは、地域ちいき住民じゅうみん団体だんたい商工会しょうこうかい農協のうきょう漁協ぎょきょうなど)の主体性しゅたいせい強調きょうちょうされる傾向けいこうがある。「地域ちいきづくり」も同様どうようである。いずれも語感ごかんかたさをけるため、「地域ちいきおこし」のように「地域ちいき以外いがいひらがな表記ひょうきされることがおおい。なお、みよい地域ちいき形成けいせいするためのしょ活動かつどうは「まちづくり」とばれることがあるが、「地域ちいきおこし」「地域ちいき活性かっせい」などとは若干じゃっかんことなったニュアンスで使つかわれることがおおい。

まちまち)の場合ばあいとくに「まちおこし」、「都市としおこし」、「まちおこし」ともばれ、むら場合ばあいは「むらおこし」ともばれる。

英語えいごけんでは「vitalization」や「revitalization」などの用語ようごもちいて表現ひょうげんされることが一般いっぱんてきである。[ちゅう 1]

沿革えんかく

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日本にっぽんでは1960年代ねんだい以降いこう重化学じゅうかがく工業こうぎょう主軸しゅじくとした工業こうぎょう成功せいこうした一部いちぶ地域ちいきのぞき、地方ちほうでは人口じんこう流出りゅうしゅつき、労働ろうどうりょく必要ひつようとした大都市だいとしけんとく東京とうきょう23政令せいれい指定してい都市とし都道府県とどうふけんちょう所在地しょざいちおよび近接きんせつするぐん)に産業さんぎょう人口じんこう集中しゅうちゅうし、地方ちほう郡部ぐんぶ中山なかやまあいだ地域ちいき離島りとうなどで、以下いかのような過疎かそ悪循環あくじゅんかん深刻しんこくになった。

  1. 地方ちほう雇用こよう絶対ぜったいすうすくない。あるいはっている。
  2. 地方ちほう若年じゃくねんそう労働ろうどうりょく人口じんこう大都市だいとしけん県庁けんちょう所在地しょざいちなどへ移動いどうする
  3. 若者わかもの労働ろうどう人口じんこう流出りゅうしゅつした地域ちいきでは地元じもと産業さんぎょう衰退すいたい高齢こうれいすす
  4. さらに人口じんこう流出りゅうしゅつ加速かそくし、地方ちほうがいっそう過疎かそする

農村のうそん山村さんそん漁村ぎょそんでは、戦後せんご過剰かじょう人口じんこう状態じょうたい原因げんいんで、都市とし労働ろうどうりょく人口じんこう流出りゅうしゅつした。山村さんそんでは燃料ねんりょう革命かくめいともばれるたきぎ需要じゅよう激減げきげん品質ひんしつわるいがやす外国がいこくさんざい流入りゅうにゅうにより急速きゅうそく衰退すいたいした。

しかし、1973ねん石油せきゆ危機ききによって重化学じゅうかがく工業こうぎょう中心ちゅうしん高度こうど経済けいざい成長せいちょう路線ろせん、それにともなう首都しゅとけん近畿きんきけん中京ちゅうきょうけんへの人口じんこう集中しゅうちゅう変化へんか余儀よぎなくされる。日本にっぽん経済けいざい安定あんてい成長せいちょう転換てんかんし、さん大都市だいとしけんへ の人口じんこう流入りゅうにゅうおさまった。こうしたなか玉野井たまのい芳郎よしお地域ちいき主義しゅぎ提唱ていしょうし、それにつづいて杉岡すぎおかせきおっと清成きよなり忠男ただおらも地域ちいき主義しゅぎかんする書籍しょせき出版しゅっぱんした。この地域ちいき主義しゅぎは、現在げんざいまでつながる「地域ちいきおこし」「まちづくり」の源流げんりゅうであるとされる。その地域ちいき主義しゅぎは、せい成忠しげただおとこ地域ちいき経済けいざい振興しんこうくグループと中村なかむら尚司しょうじらエコロジーを重視じゅうしするグループにかれていった。前者ぜんしゃおも地方ちほう都市としれられ、後者こうしゃ発展はってん途上とじょうこくにおける「もうひとつの発展はってん」を探究たんきゅうするうちはつてき発展はってんろんむすびついた[1]

地域ちいき経済けいざい振興しんこう地域ちいき主義しゅぎ行政ぎょうせい政策せいさくにも影響えいきょうあたえ、国政こくせいではだいさん全国ぜんこく総合そうごう開発かいはつ計画けいかく1977ねん開始かいし)、首相しゅしょう大平おおひら正芳まさよし提唱ていしょうした田園でんえん都市とし構想こうそう(1978ねん提唱ていしょう)、地方ちほうでは大分おおいた県知事けんちじ平松ひらまつ守彦もりひこ(1979ねん)がかかげた一村いちむら一品いっぴん運動うんどうなどに結実けつじつした。1985ねんには、佐々木ささき信夫しのぶが「都市としあいだ競争きょうそう」・「自治体じちたいあいだ競争きょうそう」という概念がいねん提唱ていしょうし、かく都市としかく自治体じちたい政策せいさく切磋琢磨せっさたくまさせていくことで、地域ちいき活性かっせい実現じつげんできるとした。このころから、くに地方自治体ちほうじちたい指図さしずするやりかたあらためられるようになり、首相しゅしょう竹下たけしたのぼるかかげたふるさとそうせい事業じぎょう(1988ねん - 1989ねん)では、はじめてかく地方自治体ちほうじちたい用途ようと使途しとさだめない交付こうふきんあたえられた[1]

現状げんじょう

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おおくの地方ちほう都市としでは、モータリゼーション進展しんてんショッピングモール郊外こうがいへの進出しんしゅつによって、中心ちゅうしん都市とし機能きのう衰退すいたい郊外こうがいドーナツ)し、「だい規模きぼ小売こうりてん」や周辺しゅうへん地域ちいき小売こうりてん経営けいえい危機ききむかえた。その結果けっか商店しょうてんがいさびれて「シャッターどお」となり、そのさびれた雰囲気ふんいき余計よけい客足きゃくあしとおざける悪循環あくじゅんかんにはまっている[2][3]

かつて工業こうぎょう成功せいこうした地域ちいきでも、2石油せきゆ危機きき急速きゅうそくえんだか結果けっか製造せいぞう原価げんかげるために工場こうじょう日本にっぽん国外こくがい移転いてんさせられることがえた。その結果けっか製造せいぞうノウハウが現地げんち外国がいこくじん技術ぎじゅつしゃなどに流出りゅうしゅつし、アジア諸国しょこくげたことにより、日本にっぽん地域ちいきでは空洞くうどう現象げんしょうがみられ、雇用こよう喪失そうしつてい賃金ちんぎん見舞みまわれた。

こうした人口じんこう減少げんしょうにより、産業さんぎょう地域ちいき活動かつどうにな不足ふそくした。さらには、地元じもとつたわる伝統でんとう工芸こうげい伝統でんとう芸能げいのうまつりうたおどといった伝統でんとうてき文化ぶんか活動かつどうにな後継こうけいしゃ不足ふそく顕著けんちょになり、なかには後継こうけいしゃ不足ふそくから、文献ぶんけんすら満足まんぞく保存ほぞん継承けいしょうされず消失しょうしつしてしまう地方ちほう文化ぶんかもある。

問題もんだいのまとめと対策たいさく目的もくてき
つぎのような問題もんだいふくあいてききている。
  • 産業さんぎょう発展はってん雇用こよう減少げんしょう
  • 人口じんこう流出りゅうしゅつ人口じんこう減少げんしょう
  • 地域ちいき文化ぶんか伝統でんとう途絶とぜつ
よってつぎのようなことのいずれか、あるいは複数ふくすう全部ぜんぶ目的もくてきとしているのが地域ちいきおこしである。
  • 産業さんぎょうなおしによる雇用こよう創出そうしゅつ維持いじ
  • 若者わかもの人口じんこう流出りゅうしゅつ歯止はどめ・回復かいふく新規しんき住民じゅうみんみ。子供こどものいる家族かぞく
  • 地域ちいき文化ぶんかにな確保かくほ継承けいしょう

主体しゅたい

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地域ちいきおこしの主体しゅたい企画きかくしゃ実行じっこうしゃ)はつぎのようなものがある。

なお、2011ねん7がつ9にち大分おおいたけん佐伯さいき開催かいさいされた「国道こくどう326ごう・10ごう沿線えんせん活性かっせいシンポジウム」において、「観光かんこうカリスマ」の山田やまだ桂一郎けいいちろう[4]は「行政ぎょうせいたよってはダメ」としたうえで、観光かんこうきゃくにはあらたに開発かいはつした「商品しょうひん」などではなく、地域ちいきのライフスタイル(地域ちいき人々ひとびとらし)からえりいたものに価値かちみとめてもらう必要ひつようせいがあることをべている[5][ちゅう 2]

手法しゅほう

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以下いかのようなさまざまなこころみが地方自治体ちほうじちたい各種かくしゅ団体だんたい組織そしきおこなわれているが、どこにでも有効ゆうこう決定的けっていてきさくというものがあるわけではない。その地域ちいきごとの特色とくしょく立地りっち人口じんこう産業さんぎょう状況じょうきょう判断はんだんし、独自どくじせいのある地域ちいきおこし施策しさく計画けいかく実施じっしのぞまれる。地域ちいき真似まねするほど地域ちいきごとの独自どくじ特色とくしょくがなくなり、おなじようなものがえたぶん相対そうたいてき魅力みりょくってゆく。よって、地域ちいき比較ひかくした場合ばあいの、地域ちいき特色とくしょく本当ほんとうつよみを見抜みぬ必要ひつようがある。

成功せいこうしたケースにおいては、立地りっち時代じだい背景はいけい推進すいしんしたリーダー、関係かんけい団体だんたい協力きょうりょく組織そしきなどにめぐまれたケースがおおい。そうした要因よういん考慮こうりょせず、成功せいこう事例じれいをそのまま真似まねしただけでは、地域ちいきしょくしきれず失敗しっぱいわることがおおい。

人口じんこう維持いじ増加ぞうかさく

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地域ちいき振興しんこうのためには、人口じんこう維持いじ、または増加ぞうかさせる必要ひつようがある。そのためには、地域ちいきからひとむことと、地域ちいきへの人口じんこう流出りゅうしゅつふせぐことが必要ひつようである。おも人口じんこう維持いじ増加ぞうかさくとして、つぎのようなものがげられる[6]一部いちぶふしのものと重複じゅうふくしている)

  1. 当該とうがい自治体じちたいへの移住いじゅう推進すいしん支援しえん(たとえばUターンJターンIターンでの移住いじゅう推進すいしん
  2. 自治体じちたいのPR(たとえばインターネットでの情報じょうほう発信はっしん、IターンUターン推進すいしんでの広告こうこくCMキャラクターなどを使つかったものなど。いわゆる「お役所やくしょ仕事しごとてき形式けいしきてき実行じっこうしても大抵たいてい効果こうかく、民間みんかん企業きぎょうみに、実際じっさいのところどれだけの人数にんずうにメッセージや情報じょうほうとどいているか(リーチすう)、どれだけの人数にんずう反応はんのうしてくれたか(レスポンスすう)、反応はんのうしたひと心的しんてき反応はんのう内容ないよう態度たいど変化へんか、などをしっかり把握はあくして、広告こうこく効果こうかきびしく吟味ぎんみ判定はんていして工夫くふうをないとうまくゆかない。)
  3. 居住きょじゅう支援しえん(たとえば公営こうえい住宅じゅうたく提供ていきょう家賃やちん補助ほじょなど)
  4. 雇用こよう確保かくほ(たとえば企業きぎょう誘致ゆうちしん産業さんぎょう創出そうしゅつ6産業さんぎょうなど)
  5. 結婚けっこん支援しえん(たとえば若者わかもの出会であい、仲人なこうどサービスなど)
  6. 育児いくじ世帯せたいへの経済けいざい支援しえん(たとえば出産しゅっさんいちきん上乗うわのせなど)
  7. 子育こそだ環境かんきょう充実じゅうじつ(たとえば保育ほいくしょ整備せいびなど)
  8. 学校がっこう施設しせつ教育きょういく環境かんきょう充実じゅうじつ
  9. インフラストラクチャー整備せいび(たとえばコミュニティバス道路どうろ下水道げすいどうなどの整備せいび
  10. コンパクトシティ推進すいしん施設しせつ住居じゅうきょなどを分散ぶんさんさせず、集約しゅうやくさせること]
  11. イベントを開催かいさい(幅広はばひろ年齢ねんれい興味きょうみってもらえるような)

ただし、人口じんこう減少げんしょうはげしい自治体じちたいほど、家賃やちん補助ほじょのような経済けいざい支援しえんによる応急おうきゅう処置しょちてき移住いじゅうさく選択せんたくし、子育こそだ環境かんきょう充実じゅうじつといった定住ていじゅう促進そくしんさくおこなうのがむずかしい状況じょうきょうにある。経済けいざいてき支援しえんは、わか世代せだい誘引ゆういんさくとしては効果こうか一時いちじてき持続じぞくてき定住ていじゅうさくとしては未知数みちすうである。過度かど経済けいざい支援しえんおこなった場合ばあい自治体じちたい財政ざいせい悪化あっかさせ、かえって地域ちいき弱体じゃくたい拍車はくしゃをかけるおそれがある。また、移住いじゅうびかけが過熱かねつして自治体じちたい人口じんこううばうようになれば、小規模しょうきぼ自治体じちたいがさらに疲弊ひへいすることが懸念けねんされる。そのため様々さまざま側面そくめんから費用ひようたい効果こうか検証けんしょうし、実態じったいにあった施策しさくをとることが必要ひつようであるとされる[6]

産業さんぎょう振興しんこう

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  • 地元じもと漁業ぎょぎょう農業のうぎょう振興しんこう
  • 農業のうぎょう地域ちいき地域ちいき農作物のうさくもつ品質ひんしつ向上こうじょう基準きじゅん策定さくてい地域ちいきブランドとその広報こうほうあらたな有望ゆうぼう農作物のうさくもつ品種ひんしゅへの挑戦ちょうせんと、成功せいこうした品種ひんしゅ地域ちいきない農家のうかへの普及ふきゅう
  • みちえき設置せっちし、観光かんこうきゃくたい地域ちいき農産物のうさんぶつ特産とくさんぶつ直売ちょくばいし、生産せいさんしゃ収入しゅうにゅう地元民じもとみん雇用こようにつなげる
  • 企業きぎょう工場こうじょう誘致ゆうち(「企業きぎょう地方ちほう進出しんしゅつするさい発生はっせいする、なんらかのメリット(用地ようち確保かくほ減税げんぜいなど)の提示ていじ」と「地元じもとひと雇用こよう割合わりあい地元じもとわくのノルマの要求ようきゅう確保かくほ契約けいやくしょのとりかわし」をワンセットでおこなう。ただてもらうだけでは、かならずしも地元じもとひと雇用こようにつながらない)
  • 観光かんこう資源しげん発掘はっくつ創出そうしゅつさい検討けんとう後述こうじゅつ

文化ぶんか戦略せんりゃく

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観光かんこうによって観光かんこうぎょう宿泊しゅくはくぎょうなど)がさかんになると、小売こうりぎょう卸売おろしうりぎょうなどにも経済けいざい効果こうか波及はきゅうし、域内いきない経済けいざい活発かっぱつになる。そのため、観光かんこう振興しんこう地域ちいき経済けいざい活性かっせいにつながる[7]

地元じもと住民じゅうみんにとって「たりまえ」で「なんでもないこと」(やまうみみず田園でんえん風景ふうけい棚田たなだ雪原せつげん星空ほしぞら自然しぜん環境かんきょう全般ぜんぱんなど)が、観光かんこう資源しげんになる。

旅行りょこうさき人々ひとびと交流こうりゅうしたり、現地げんち独特どくとく人々ひとびと生活せいかつ様式ようしきをじっくりたり実際じっさい体験たいけんすることでそのひとの「人生じんせい一部いちぶ」になるようなたびこの人々ひとびと割合わりあい次第しだいえてきている。そこで「農業のうぎょう体験たいけんコース」「漁業ぎょぎょう体験たいけんコース」などをもうけるという方法ほうほうもある。

地元民じもとみん子供こどものころから何気なにげなくべている料理りょうり地元じもと常食じょうしょく家庭かてい料理りょうり郷土きょうど料理りょうり)を、地域ちいき人々ひとびとべてみたいとおもえるようなかたち提供ていきょうし、上手じょうず広報こうほうしておおくの人々ひとびとってもらえば、商業しょうぎょうベースにることもある。ししがい深刻しんこく地域ちいきでは、もり里山さとやま自然しぜん動物どうぶつ出没しゅつぼつするということなので、シカイノシシにくジビエとしてすという方法ほうほうがある(和歌山わかやまけんなど)[8]。また、ふうける地域ちいきでは、風力ふうりょく発電はつでんだい規模きぼ風力ふうりょく発電はつでんしょウィンドファーム)を設置せっちして、当該とうがい地域ちいき必要ひつよう電力でんりょくのかなりの割合わりあいをそれでまかない、その地域ちいき経済けいざいてきつよみとしたり、あるいはうれでんおこなうという方法ほうほうもある。たとえば、北海道ほっかいどうオロロン街道かいどう稚内わっかないから留萌るもいあたりまで、日本海にほんかいがわめんしたすうひゃくkmの街道かいどう)、えりもまち襟裳岬えりもみさき)、千葉ちばけん銚子ちょうし海岸かいがんおかうえなどでは、ふうつよ場所ばしょ風力ふうりょく発電はつでんならび、地域ちいき役立やくだ電力でんりょくみだしている。また、風力ふうりょく発電はつでん多数たすうなら風景ふうけい印象いんしょうてきで、一種いっしゅ観光かんこう資源しげんとなり、それを目当めあてに観光かんこうきゃくおとずれるようにもなる。

上手うまくいけばメディアで話題わだいとなるが、地域ちいき模倣もほうすることでうずもれてしまい、長期ちょうきてきには効果こうかうすくなってしまうことがある。ミニ独立どくりつこく・ご当地とうちキャラクター(ゆるキャラ)・Bきゅうグルメなどは、あまりに乱立らんりつぎて、効果こうか激減げきげんしてしまったといわれる。アート産業さんぎょうへの多大ただい税金ぜいきん投入とうにゅう問題もんだいとなっている[9]象徴しょうちょうてき事例じれいではあいちトリエンナーレの2019ねん騒動そうどうげられる。

はこぶつ行政ぎょうせい

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はこぶつ行政ぎょうせいとは、日本にっぽん地域ちいき自治体じちたいなどが美術館びじゅつかん博物館はくぶつかん・スポーツ公園こうえん・リゾート施設しせつなどの公共こうきょう施設しせつ(=はこもの)を建設けんせつすること。

安定あんてい成長せいちょうまでは一定いってい成果せいかがあることもあったものの、うしなわれた10ねんまけ遺産いさんしたものもおおい。「はこぶつ」は、かく地域ちいきたようなものが乱立らんりつし、相対そうたいてきひとせるちからよわい。また、建造けんぞう毎年まいとし維持いじ管理かんりしゃ人件じんけん建築けんちくぶつ補修ほしゅうなど)がおおきく、赤字あかじになりやすい。そのため、地域ちいき衰退すいたい要因よういんのひとつにもなっている。また土建どけん業者ぎょうしゃと、地元じもと有力ゆうりょく議員ぎいん助役じょやく市長しちょうなどのあいだ賄賂わいろのやりとりや、談合だんごうきやすい。

インフラ整備せいび

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  • 情報じょうほうインフラの整備せいび情報じょうほう格差かくさ減少げんしょう
  • 交通こうつうインフラの整備せいび
    • 利用りよう減少げんしょうし、廃止はいし危機ききにある鉄道てつどう路線ろせんバスへの運行うんこう経費けいひ車両しゃりょう購入こうにゅう費用ひよう補助ほじょコミュニティバス運行うんこう、タクシー利用りよう補助ほじょけん配布はいふ
    • バスマップ(路線ろせん時刻じこくひょうかた・バスを利用りようしてける施設しせつ記載きさい)の配布はいふかた教室きょうしつ無料むりょう運行うんこう実施じっしや、体験たいけん乗車じょうしゃけん配布はいふ鉄道てつどうとの時間じかん極力きょくりょくみじかくしたダイヤ編成へんせい。バスロケーションシステム(走行そうこう位置いち情報じょうほう)の提供ていきょう学生がくせい高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ運転うんてん免許めんきょしょう返納へんのうしゃけに割引わりびきした定期ていきけん発行はっこう環境かんきょう定期ていきけん制度せいど導入どうにゅう観光かんこう施設しせつ入場にゅうじょうりょうとセットになった割引わりびき乗車じょうしゃけん発売はつばいといった利用りよう促進そくしんさく
    • 鉄道てつどうえきへの公共こうきょう施設しせつ移転いてん集約しゅうやくや、待合室まちあいしつパークアンドライドよう駐車ちゅうしゃじょう整備せいび
特区とっく
2002ねんには行政ぎょうせい改革かいかくにより、従来じゅうらい法規ほうきせい一部いちぶ緩和かんわできる構造こうぞう改革かいかく特別とくべつ区域くいき制定せいていできるようになり、全国ぜんこく各地かくち様々さまざまな「特区とっく」がまれつつあり、これらの特区とっくないでの様々さまざま活動かつどうに、地域ちいき振興しんこう期待きたいせられている。
詳細しょうさい構造こうぞう改革かいかく特別とくべつ区域くいき参照さんしょうのこと。
地域ちいきブランド
地域ちいき団体だんたい商標しょうひょう地域ちいきブランド)が2006ねん4がつ改正かいせい商標しょうひょうほうによって要件ようけん緩和かんわされたことで、地域ちいきブランドによる「地域ちいきおこし」が注目ちゅうもくされている。これらでは従来じゅうらい地場じば産品さんぴん一般いっぱん名称めいしょうとして利用りようされていた呼称こしょうを「商標しょうひょう」とすることで、地域ちいき製造せいぞうされた類似るいじひんどう名称めいしょうもちいられないですむ排他はいたせいもあり、類似るいじひんはいすることで地場じば産業さんぎょう育成いくせいにも期待きたいがもたれている。
シンボルマーク・シンボルスローガンの作成さくせい
栃木とちぎけん宇都宮うつのみや該当がいとうする。「めば愉快ゆかい宇都宮うつのみや」というシンボルマークを作成さくせいして民間みんかん店舗てんぽ団体だんたい使用しようしたり、オリジナルのシンボルマークを作成さくせいしたりして魅力みりょくつたえる作戦さくせん[10]
ウィキペディアタウン
自治体じちたい住民じゅうみん・ボランティアがまち名所めいしょ施設しせつなどを積極せっきょくてきWikipediaうえ記事きじ充実じゅうじつすることで、地域ちいき振興しんこうはかうごきもある[11]
だい規模きぼイベントの開催かいさい
地域ちいきおこしを目的もくてきとしたイベントをきっかけに知名度ちめいど観光かんこう誘引ゆういんりょく向上こうじょうさせる手法しゅほうがある。れいとして『ももクロはる一大事いちだいじ笑顔えがおのチカラ つなげるオモイ〜』がげられる(女性じょせい音楽おんがくグループのももいろクローバーZが、毎年まいとしことなる地方自治体ちほうじちたいきょうはたらけでコンサート開催かいさいじくとした広報こうほう活動かつどう手掛てがけており、2020ねんの「だい12かい観光かんこうちょう長官ちょうかん表彰ひょうしょう」で特別とくべつ感謝かんしゃじょう贈呈ぞうていされた[12][13][14])。
姉妹しまい都市とし同名どうめい地域ちいきとの交流こうりゅう

地域ちいき振興しんこうれい

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日本にっぽん全国ぜんこく規模きぼのもの

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一部いちぶ自治体じちたいおこなわれたもの

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海外かいがいれい

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ほんまち
下記かきの2つの成功せいこうれいから、二番煎にばんせんじで「ほんまち」にする事例じれいおおられた。
  • ヘイ・オン・ワイ - イギリスのほんまちとして有名ゆうめいむかしからあるヘイじょうなかにも古書こしょてんがあり、それぞれのみせ個性こせいをもった専門せんもんてきほん担当たんとうする。イベントやくにからの独立どくりつおこなっている。
  • ルデュ英語えいごばん - ベルギーで過疎かそむらおこなわれた古書こしょてんのイベントから、古書こしょてんあつまるようになった。
芸術げいじゅつ
  • ナント - もともとブルターニュこうのお膝元ひざもと奴隷どれい貿易ぼうえきでにぎわったが20世紀せいきから低迷ていめい。アートのまちとしてイベントなどを開催かいさいし、2004ねんに「欧州おうしゅうもっとみやすい都市とし」1などを獲得かくとくした。

地域ちいき振興しんこうろん

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たにひろしかいによる指摘してき

たにひろしかいは『ニッポンの地域ちいきりょく』(日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱん、2007ねん9がつ)においてつぎのような指摘してきをしている。

以下いかは、地域ちいきおこしをかたさいによくわれる言葉ことばであり、条件じょうけんめぐまれて成功せいこうしたケースもある。しかし、実情じつじょう把握はあくせずに成功せいこう事例じれい表面ひょうめんじょう真似まねただけで、固定こてい観念かんねんにとらわれて地域ちいきおこしをおこなうと、政策せいさくあやまりかえって地域ちいき衰退すいたいする場合ばあいもある。その固定こてい観念かんねん間違まちがっていることをはっきりしめすために「×」(バツしるし)をつける。

  • 県庁けんちょう所在地しょざいち政令せいれい指定してい都市とし名店めいてん集中しゅうちゅうすれば、市町村しちょうそんもそれに刺激しげきされ、活性かっせいする。」×
  • 「リゾート観光かんこうきゃくめば地域ちいき活性かっせいする。」×
  • 観光かんこうきゃくまれるホテルをやす。」×
  • 道路どうろ鉄道てつどう空港くうこうができて交通こうつう便利べんりになれば、地域ちいきゆたかになる」×(ストロー効果こうか)。
  • パチンコてんゲームセンターなどの娯楽ごらく施設しせつつくれば若者わかものあつまる」×(反面はんめん治安ちあん悪化あっかし、それを嫌悪けんおする人々ひとびとし、人口じんこう流出りゅうしゅつ加速かそくする場合ばあいも。治安ちあんめん配慮はいりょ出店しゅってん否定ひていてき自治体じちたいすくなくない)。
  • 工場こうじょう誘致ゆうちすれば、ひと作業さぎょういん)があつまり、商店しょうてんがい活性かっせいする。」×(昼食ちゅうしょくなどは工場こうじょうない食堂しょくどうませたり弁当べんとうませ、また、しなぞろえがわる地元じもと商店しょうてんがいではものもしないので、結局けっきょく地元じもと商店しょうてんがいにはほとんどおかねちない)
  • 「マンションやアパートをやせば人口じんこうえる。」× 
  • 地域ちいき製造せいぞうぎょう活性かっせいすれば、雇用こようえる。」× (もともと製造せいぞうぎょうつよくない地域ちいき成功せいこう事例じれいをマネしようとして、とってつけたように製造せいぞうぎょうちからそそいでも、うまくゆかない場合ばあいのほうがおおい。また、日本にっぽん製造せいぞうぎょう輸出ゆしゅつ産業さんぎょう 全体ぜんたいしずみこんでいるときに、その分野ぶんやかってもあまり効果こうかない、というめんもある。また、自然しぜん魅力みりょく地域ちいきが、うっかり製造せいぞうぎょう工場こうじょう誘致ゆうちして自然しぜん破壊はかいおこなったり公害こうがいこしてしまったりすると、観光かんこうてき魅力みりょく激減げきげんし、もともとあった観光かんこう産業さんぎょう雇用こようってしまい、そう雇用こようすうはむしろってしまうこともきうる。高度こうど成長せいちょう固定こてい観念かんねんてて、かく地域ちいき本当ほんとうつよみを見出みいだして、選択肢せんたくしごとの効果こうかを、(行政ぎょうせいにありがちな誇大こだい効果こうか見積みつもりをするのではなく)冷静れいせい試算しさんする必要ひつようがある)

地域ちいき振興しんこう成功せいこうれい」への懐疑かいぎ

編集へんしゅう

地域ちいき振興しんこう成功せいこうれい」としてげられているもののなかに、じつ成功せいこうしていないものがあるという指摘してきがある。

ひさししげる哲之てつゆきかい指摘してき

ひさししげる哲之てつゆきかいは、「専門せんもん推奨すいしょうする成功せいこう事例じれいのほとんどが、じつ成功せいこうしていない」「まれにある『本当ほんとう成功せいこう』は、異国いこくむかしふるはなしであり、しかも模倣もほうがきわめてむずかしい」としている。

長谷川はせがわはかる指摘してき

長谷川はせがわはかるは、一度いちど成功せいこうれいとされた自治体じちたいには、全国ぜんこくてき注目ちゅうもくされたためのちけなくなり、実際じっさい活性かっせいしてないにもかかわらず公的こうてき資金しきん投入とうにゅうして振興しんこうしているところもあると指摘してきした。

市川いちかわ虎彦とらひこ指摘してき

市川いちかわ虎彦とらひこはこれらの議論ぎろんもとに、人口じんこう雇用こよう観点かんてんから地域ちいき活性かっせい再考さいこうした[15]

木下きのしたひとし指摘してき

まちビジネス事業じぎょう木下きのしたひとしも、「成功せいこう事例じれい」とされるもののなか事実じじつじょう失敗しっぱいした(自治体じちたい財政ざいせい支援しえんたよっている)ものがあるという立場たちばをとっている。また、失敗しっぱいれい成功せいこうだとおもんで複数ふくすう地域ちいき模倣もほうすることで「全国ぜんこくレベルでの失敗しっぱい連鎖れんさ」がしょうじてしまうとしている[16]

市川いちかわ虎彦とらひこ指摘してき。(+みなみ地方ちほう限定げんてい分析ぶんせき

社会しゃかい学者がくしゃ市川いちかわ虎彦とらひこは、「地域ちいきおこしに成功せいこうした」という既存きそん報告ほうこく疑念ぎねんしめし、人口じんこう減少げんしょうはげしい愛媛えひめけんみなみ地方ちほう自治体じちたいにおける1960ねんから2010ねんにかけての人口じんこう推移すいい産業さんぎょう盛衰せいすい検証けんしょうした。その結果けっかから、「地域ちいきおこしに成功せいこうした」とされる市町村しちょうそんでも人口じんこう減少げんしょうしており、ぎゃくに「地域ちいきおこしの成功せいこうれい」として名前なまえがらない大洲おおす南宇和みなみうわぐん人口じんこう維持いじ一時いちじ成功せいこうしていた、とした。大洲おおすなどではなく、人口じんこう減少げんしょうはげしいほか自治体じちたいが「地域ちいき振興しんこう成功せいこうれい」とされた理由りゆうとして、宮本みやもと憲一けんいち外来がいらいがた開発かいはつ批判ひはんや、コンサルタントらが介入かいにゅう助言じょげん指導しどう)する余地よちのある領域りょういきでの事例じれい積極せっきょくてきに(意図いとてきに、恣意しいてきに)げられたことが原因げんいんではないかと推測すいそくした[15]

なお、市川いちかわ虎彦とらひこみなみ地方ちほう人口じんこうえた地域ちいき共通きょうつうすることは工場こうじょう誘致ゆうち漁業ぎょぎょう振興しんこうによって雇用こようやしたことだ、とし、(みなみ地方ちほうしか分析ぶんせきしていないのだが、一挙いっきょに、日本にっぽん一般いっぱんろんにまで論理ろんり飛躍ひやくさせ)「地域ちいき振興しんこうにはあたらしい産業さんぎょう勃興ぼっこう不可欠ふかけつだ」と(まで)主張しゅちょうした[15]

地域ちいきおこしをあつかった作品さくひん

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小説しょうせつ
漫画まんが
アニメ
  • サクラクエスト』(2017ねん4がつ - 9月放送ほうそう) - 地域ちいきおこしをテーマとしたアニメーション作品さくひん

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 一般いっぱん概念がいねんとしては、「community vitalization」となる。コミュニティ自治体じちたいまちむら)がそのかかげて「~ vitalization」「~ town vitalization」「~ village vitalization」のように使つかうことがおおい。なお、アメリカでは、日本にっぽん状況じょうきょうことなるため、都市としでの部分ぶぶんてき荒廃こうはいがから様々さまざま問題もんだい発生はっせいし、「downtown vitalization ダウンタウン都市とし中心ちゅうしん)の活性かっせい」がしばしば話題わだいになる。
  2. ^ なお、特定とくてい地域ちいきについての言及げんきゅうだが、あくまで山田やまだは(どうシンポジウムにおいてひがし九州きゅうしゅう自動車じどうしゃどう開通かいつうし、国道こくどう326ごう国道こくどう10ごう沿線えんせん佐伯さいき豊後ぶんご大野おおの延岡のべおか地域ちいき住民じゅうみんなにもしなければ観光かんこうきゃくられるだけになる危惧きぐがあるとし)、「どう地域ちいきにはすでに十分じゅうぶん素材そざい価値かち観光かんこう資源しげん)があり、住民じゅうみんがその価値かちみとめてきゃく細分さいぶんんでいくことが重要じゅうようである」むねべた(出典しゅってん活性かっせい連携れんけいかぎひがし九州きゅうしゅうどう開通かいつう見据みすえシンポジウム」夕刊ゆうかんデイリーWebヘッドラインニュース

出典しゅってん

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  1. ^ a b 市川いちかわ虎彦とらひこまちづくりろん陥穽かんせい : 地域ちいき自立じりつ論理ろんりから自治体じちたいあいだ競争きょうそう論理ろんり」 『松山大学まつやまだいがく論集ろんしゅう』 2001ねん 13かん 1ごう p.157-175, NAID 110004687356, 松山大学まつやまだいがく
  2. ^ とおいが価値かちめぐれば納得なっとく 過疎かそかがやしん観光かんこう名所めいしょ 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん地方ちほう都市とし中心ちゅうしん市街地しがいち地盤じばん沈下ちんかまらない」
  3. ^ まちわり、共同きょうどうたい過疎かそ少子しょうし高齢こうれい、そして都市としのドーナツ現象げんしょう
  4. ^ インバウンド業界ぎょうかいトップインタビュー 観光かんこうカリスマ 山田やまだ桂一郎けいいちろう
  5. ^ 国道こくどう326ごう・10ごう沿線えんせん活性かっせいシンポジウム」0982.tv記事きじ(2011ねん12月13にち閲覧えつらん
  6. ^ a b ほし貴子たかこ地方ちほうそうせい政府せいふ戦略せんりゃくたいする首長しゅちょう判断はんだん』(日本にっぽん総研そうけん2015ねん
  7. ^ 観光かんこう産業さんぎょう地域ちいき経済けいざいへの波及はきゅう効果こうか分析ぶんせき手法しゅほう検討けんとうおよ地域ちいきストーリーづくりにかんする調査ちょうさ日本交通公社にほんこうつうこうしゃ2015ねん
  8. ^ [pref.wakayama.lg.jp/prefg/070400/zibiedetiikiokoshi.html] [1]
  9. ^ ウォーホル作品さくひんに3おくえん 戸惑とまど鳥取とっとり県民けんみん - いろ★ドリ NHK、2023ねん1がつ29にち閲覧えつらん
  10. ^ 宇都宮うつのみやブランド推進すいしん協議きょうぎかい 愉快ゆかいロゴ
  11. ^ 15周年しゅうねんむかえたウィキペディアが、地域ちいき振興しんこう主役しゅやくになるかもしれない(前編ぜんぺん”. Jタウンネット. 2023ねん8がつ13にち閲覧えつらん
  12. ^ だい12かい観光かんこうちょう長官ちょうかん表彰ひょうしょう」の受賞じゅしょうしゃ発表はっぴょうについて”. 観光かんこうちょう (2020ねん10がつ2にち). 2022ねん11月13にち閲覧えつらん
  13. ^ 「ももクロ」に観光かんこうちょうから感謝かんしゃじょう 地域ちいき振興しんこうイベントひらいた滋賀しがひがし近江おうみ授与じゅよしき”. 毎日新聞まいにちしんぶん (2020ねん11月4にち). 2022ねん11月13にち閲覧えつらん
  14. ^ 観光かんこうちょうから「ももクロ」に特別とくべつ感謝かんしゃじょう”. 滋賀しが報知ほうち新聞しんぶん (2020ねん11月7にち). 2022ねん11月13にち閲覧えつらん
  15. ^ a b c 市川いちかわ虎彦とらひこ地域ちいき活性かっせい再考さいこう : 人口じんこう雇用こよう観点かんてんから」『松山大学まつやまだいがく論集ろんしゅうだい25かんだい5ごう松山大学まつやまだいがく総合そうごう研究所けんきゅうじょ、2013ねん12月、45-67ぺーじCRID 1050282813434647168ISSN 09163298 
  16. ^ 各国かっこく地方ちほう政府せいふ体系たいけい 偽物にせもの官製かんせい成功せいこう事例じれい見抜みぬく5つのポイント”. 東洋とうよう経済けいざいオンライン (2015ねん4がつ2にち). 2016ねん10がつ14にち閲覧えつらん
  17. ^ 「ベストセラーの内側うちがわ日本経済新聞にほんけいざいしんぶん2014ねん2がつ5にち夕刊ゆうかん11めん
  18. ^ リンク

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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