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ふたご

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ふたご
Gemini
Gemini
ぞくかくかたち Geminorum
りゃく Gem
発音はつおん [ˈdʒɛmɨnaɪ]ぞくかく:/ˌdʒɛmɨˈnɒrəm/
象徴しょうちょう the Twins, Castor & Pollux
概略がいりゃく位置いちあかけい 7
概略がいりゃく位置いちあかぬき +20
正中せいちゅう 2がつ20日はつか21
ひろ 514平方へいほう[1]30
バイエル符号ふごう/
フラムスティード番号ばんごう
恒星こうせいすう
80
3.0とうよりあかるい恒星こうせいすう 4
さいてるぼし Pollux (βべーた Gem)(1.15ひとし
メシエ天体てんたいかず 1
確定かくてい流星りゅうせいぐん ふたご流星りゅうせいぐん
Rho Geminids
隣接りんせつする星座せいざ やまねこ
ぎょしゃ
おうし
オリオン
いっかくじゅう
こいぬ
かに
観測かんそく可能かのう地域ちいきは+90°と−60°のあいだ
21:00(午後ごご9:00)にもっとえるのは2がつあいだ
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ふたご双子ふたご、Gemini)は、黄道こうどうじゅう星座せいざの1つ。トレミーの48星座せいざの1つでもある。

βべーたほしは、ぜんてん21の1とうぼしの1つであり、ポルックスばれる。

αあるふぁほしカストルは、ポルックスにじゅんじるあかるさである。ポルックスのちかく(北西ほくせい)に位置いちする。

βべーたほし(ポルックス)とαあるふぁほし(カストル)と、それにγがんまほしμみゅーほしで、星座せいざはほぼ長方形ちょうほうけい形作かたちづくる。 ふたごかいきょくいてである。

冥王星めいおうせいはWasat(ふたごδでるたほし)のそばで1930ねん発見はっけんされた。

おも天体てんたい

恒星こうせい

1とうぼしβべーたほし(ポルックス)以外いがいに、αあるふぁほし(カストル)[2]γがんまほし[3]の2つの2とうほしがある。これら以外いがいあかるいほしはない。

  • αあるふぁほし:カストルは、ふたごで2番目ばんめあかるい恒星こうせい。カストルAとカストルB、カストルCの三重みえれんぼしで、これら3つのほしすべてが2つのほしかられんぼしである。したがって、カストルは6じゅうれんぼしということになる。カストルBまでは簡易かんい望遠鏡ぼうえんきょうることができるが、3つめ以上いじょうほし見分みわけるのはむずかしい。通常つうじょうは3つ(6つ)わせて2とうぼしとしてあつかわれる。
  • βべーたほし:ポルックスは、ふたごもっとあかるい恒星こうせいで、ぜんてん21の1とうぼしの1つ[4]
  • γがんまほしアルヘナは、ふたごで3番目ばんめあかるい恒星こうせい
おも恒星こうせい(ふたご
星名ほしな 固有こゆうめい 概略がいりゃく位置いち 実視じっし等級とうきゅう スペクトルがた 距離きょり
あかけい あかぬき
αあるふぁ Gem カストル 07h34m36s +31°53′18″
βべーた Gem ポルックス 07h45m19s +28°01′34″

星団せいだん星雲せいうん銀河ぎんが

  • M35散開さんかい星団せいだん。ふたごもっとあかるい星団せいだん星雲せいうんるいであり、ぜんてんで5番目ばんめおおきさの散開さんかい星団せいだんである。地球ちきゅうからの距離きょり2,800光年こうねん。この星団せいだんはふたご星座せいざ西にしはしちかく、ηいーたほし北西ほくせい位置いちする。

その

神話しんわ

ギリシア神話しんわ双子ふたごディオスクーロイ(Dioskouroi、ラテン語らてんごかたち:ディオスクリ Dioscuri)が星座せいざになったといわれる。この双子ふたごゼウス息子むすこで、それぞれのおとうとポリュデウケースラテン語らてんごめいポルクス Pollux、一般いっぱんに、ポルックス)、あにカストールだった[5]。ポリュデウケースはかみであり(理由りゆう諸説しょせつある)不死ふしだったが、カストールは人間にんげんで、運命うんめいにあった[5]。ポリュデウケースはさらに上位じょういかみたのみ、自分じぶん不死ふしせいあに半分はんぶんあたえた[5]。このため、双子ふたごは、1にち一説いっせつでは1ねん)の半分はんぶんかみとしててんうえごし、のこりの半分はんぶん地上ちじょう人間にんげんとしていまたのしくらしている(神話しんわについてははくちょう参照さんしょう[5]

この2つのほし文明ぶんめいけんでも双子ふたごぼしとしてあつかわれることがおお[5]。ギリシャだけではなく、バビロニア、エジプト、フェニキア、日本にっぽんでも兄弟きょうだいとしてあつかわれている[5]

呼称こしょう方言ほうげん

日本にっぽんでは、カストルとポルックスをアステリズムとらえる方言ほうげんつたわっている。ガニノメ(かに)のように、この2ほし見立みたてているものがおおい。

出典しゅってん

  1. ^ 星座せいざめい星座せいざりゃく一覧いちらん(面積めんせきじゅん)”. 国立こくりつ天文台てんもんだい(NAOJ). 2023ねん1がつ1にち閲覧えつらん
  2. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME CASTOR. 2013ねん2がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME ALHENA. 2013ねん2がつ1にち閲覧えつらん
  4. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME POLLUX. 2013ねん1がつ15にち閲覧えつらん
  5. ^ a b c d e f 長島ながしまあきらひろし/ORG『星空ほしぞらかみぜんてん88星座せいざ神話しんわ伝承でんしょうしん紀元きげんしゃ、2012ねんISBN 978-4-7753-1038-0