キングコングの逆襲ぎゃくしゅう

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キングコングの逆襲ぎゃくしゅう
KING KONG ESCAPES
監督かんとく	本多ほんだ猪いの四郎しろう（本編ほんぺん） 円谷つぶらや英二えいじ（特撮とくさつ）
脚本きゃくほん	馬淵まぶち薫かおる
製作せいさく	田中たなか友幸ともゆき
出演しゅつえん者しゃ	宝田たからだ明あきら ローズ・リーズン リンダ・ミラー 浜はま美枝みえ 天本あまもと英世ひでよ
音楽おんがく	伊福部いふくべ昭あきら
撮影さつえい	小泉こいずみ一はじめ（本編ほんぺん） 富岡とみおか素す敬けい（特撮とくさつ） 真ま野田のだ陽一よういち（特撮とくさつ）
編集へんしゅう	藤井ふじい良平りょうへい（本編ほんぺん） 石井いしい清子きよこ（特撮とくさつ）
製作せいさく会社かいしゃ	東宝とうほう
配給はいきゅう	東宝とうほう ユニバーサル・ピクチャーズ
公開こうかい	1967年ねん7月がつ22日にち 1968年ねん6月19日にち
上映じょうえい時間じかん	104分ふん 94分ふん
製作せいさく国こく	日本にっぽん アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	日本語にほんご 英語えいご
前作ぜんさく	キングコング対たいゴジラ

『キングコングの逆襲ぎゃくしゅう』（キングコングのぎゃくしゅう、King Kong Escapes）は、1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）7月がつ22日にちに公開こうかいされた日本にっぽんの特撮とくさつ映画えいが。製作せいさくは東宝とうほう。配給はいきゅうは日本にっぽんでは東宝とうほう、アメリカではユニバーサル・ピクチャーズがそれぞれ担当たんとうした。カラー、シネマスコープ（東宝とうほうスコープ）。

東宝とうほうの創立そうりつ35周年しゅうねん記念きねん作品さくひんとしてランキン・バス・プロダクションとの提携ていけいにより制作せいさくされた。

概要がいよう

悪あくの科学かがく者しゃドクター・フーの陰謀いんぼうに、正義せいぎの怪獣かいじゅうキングコングが立たち向むかう。ロボット版ばんキングコングのメカニコングに加くわえ、1933年版ねんばん『キング・コング』（以下いか、原典げんてん）へのオマージュとしてゴロザウルスと大だいウミヘビも登場とうじょうするほか、モンド島とうでのキングコングとゴロザウルスの対決たいけつシーンも原典げんてんへのオマージュとなっている。

東宝とうほう製作せいさくによるキングコング作品さくひんとしては、『キングコング対たいゴジラ』に続つづく2作さく目めであるが、前作ぜんさくとのつながりはない。本ほん作品さくひんのキングコングは、ヒロインのスーザンに従順じゅうじゅんな性格せいかくと設定せっていされているなど、テレビアニメ版ばんと同様どうようの正義せいぎの怪獣かいじゅうとして描えがかれている。身長しんちょうは『キングコング対たいゴジラ』に比くらべて半分はんぶんほどの20メートルと設定せっていされており、着きぐるみの顔かおもより原典げんてんに近ちかい造形ぞうけいとなっている。また、メカニコングもアメリカ側がわがデザインを用意よういしたキャラクターである。

円谷つぶらや英二えいじは原典げんてんへのオマージュとして大だいウミヘビを登場とうじょうさせたり、髑髏しゃれこうべ島とうでのキングコングとティラノサウルスの戦たたかいをモンド島とうにおいてのゴロザウルスとの戦たたかいとしたりするなど、リメイクを行おこなっている。原典げんてんのティラノサウルスは前足まえあしが3本ほん指ゆびだが、本ほん作品さくひんでもそれに倣ならってゴロザウルスは3本ほん指ゆびとなったため、設定せっていもアロサウルスの一種いっしゅとする徹底てっていぶりだった。

円熟えんじゅくした特撮とくさつ技術ぎじゅつによる高水準こうすいじゅんの作品さくひんとして評価ひょうかされているが、興行こうぎょう的てきには成功せいこうせず、若年じゃくねん層そうには同時どうじ上映じょうえいの『長篇ちょうへん怪獣かいじゅう映画えいがウルトラマン』の方ほうが好評こうひょうであったとされる。

ストーリー

国際こくさい手配てはい中ちゅうである悪あくの天才てんさい科学かがく者しゃドクター・フーは、某国ぼうこくの女おんな工作こうさく員いんマダム・ピラニアの要請ようせいで、国連こくれんの科学かがく者しゃ委員いいんネルソンと野村のむらのアイディアを剽窃ひょうせつしたロボット怪獣かいじゅうメカニコングを建造けんぞうする。これを使つかい、北極ほっきょくの地下ちかに眠ねむる究極きゅうきょくの核兵器かくへいき素材そざいである高こうエネルギー鉱石こうせき「エレメントX」の採掘さいくつを目論もくろむが、エレメントXから発はっせられる磁気じきのため、メカニコングは作動さどう不良ふりょうに陥おちいる。

同おなじころ、国連こくれんの原子力げんしりょく潜水せんすい艦かんエクスプロアー号ごうは、海底かいてい油田ゆでん調査ちょうさのために南海なんかいの孤島ことうモンド島とう近海きんかいを航行こうこう中ちゅう、岩いわ崩くずれに見舞みまわれ、故障こしょうする。修理しゅうりのために寄港きこうしたモンド島とうで、司令しれい官かんのネルソンたちは伝説でんせつの巨きょ獣じゅうキングコングと遭遇そうぐうする。キングコングは乗員じょういんのスーザンに強つよい興味きょうみを持もち、その言葉ことばをき分きわける。

これを知しったマダム・ピラニアは、ドクター・フーに本物ほんもののキングコングを使つかっての採掘さいくつを提案ていあんする。北極ほっきょく地下ちかに捕とらえたキングコングを働はたらかせるべく催眠さいみん術じゅつがかけられるが、すぐに解とけてしまう。ドクター・フーはネルソン、野村のむら、スーザンの3人にんを北極ほっきょく基地きちに連行れんこうし、キングコングに採掘さいくつを命めいじるよう脅迫きょうはくする。

ついにキングコングは怒いかりを爆発ばくはつさせ、基地きちから逃走とうそうする。ドクター・フーは東京とうきょうに上陸じょうりくしたコングを追おい、東京とうきょう湾わんに停泊ていはくした船ふねからメカニコング2号ごうを出動しゅつどうさせる。この事態じたいに、計画けいかくの露見ろけんを恐おそれて当初とうしょの目的もくてきからも逸脱いつだつしていると考かんがえたマダム・ピラニアはドクター・フーを見限みかぎり、ネルソンたちを船ふねから逃走とうそうさせる。スーザンは何なにとかキングコングに追おいついて鎮しずめようとするが、そこへ出現しゅつげんしたメカニコングが彼女かのじょをさらってしまう。キングコングとメカニコングの激闘げきとうは東京とうきょうタワーへ移うつり、都下とかを見下みおろす大だい決戦けっせんが始はじまった。やがて、マダム・ピラニアはメカニコングの制御せいぎょ装置そうちを破壊はかいしようとしてドクター・フーに射殺しゃさつされ、キングコングはスーザンを救出きゅうしゅつしてメカニコングを東京とうきょうタワーから突つき落おとしてバラバラにさせる。

翌朝よくあさ、キングコングは逃亡とうぼうしようとするドクター・フーやその部下ぶかたちを湾わん上じょうの船ふねごと沈しずめると、スーザンの呼よびかけを背せに故郷こきょうの島しまへ泳およぎ去さっていくのだった。

登場とうじょう怪獣かいじゅう

キングコング

詳細しょうさいは「キングコング (架空かくうの怪獣かいじゅう)#『キングコングの逆襲ぎゃくしゅう』」を参照さんしょう

ゴロザウルス

詳細しょうさいは「ゴロザウルス#『キングコングの逆襲ぎゃくしゅう』のゴロザウルス」を参照さんしょう

電子でんし怪獣かいじゅう メカニコング

諸しょ元もと

メカニコング MECHANIC-KONG MECHANI-KONG
別名べつめい	電子でんし怪獣かいじゅう
身長しんちょう	20 m
体重たいじゅう	1万まん5千せん t
出身しゅっしん地ち	北極ほっきょくのドクター・フー研究所けんきゅうじょ （北極ほっきょくのドクター・フーの秘密ひみつ基地きち） （ドクター・フーの北極ほっきょく基地きち）
出現しゅつげん地ち	北極ほっきょくの研究所けんきゅうじょ

ネルソン司令しれい官かんと野村のむら三さん佐さが伝説でんせつの巨きょ獣じゅうキングコングの能力のうりょくを検証けんしょうし、人工じんこう的てきに再現さいげんした国連こくれんのロボットの設計せっけい図ずを基もとにドクター・フーが作つくり上あげた、金属きんぞく色しょくに輝かがやくゴリラ型かたの巨大きょだいロボット。建造けんぞうのためのスポンサーは某国ぼうこくの工作こうさく員いんマダム・ピラニアの母国ぼこくであり、本来ほんらいの用途ようとはこの某国ぼうこくが入手にゅうしゅしたがっている高こうエネルギー鉱石こうせき「エレメントX」の掘削くっさくであるため、戦闘せんとう用ようではない。採掘さいくつ時じには、胴回どうまわりにナパームを主おも原料げんりょうとする削そぎ岩がん用ようのナパーム・ボンベを20個こ装着そうちゃくする。設定せっていでは両目りょうめに殺人さつじん光線こうせんを装備そうびしている。

1号機ごうきはエレメントXの鉱脈こうみゃくが帯おびる強力きょうりょくな放射線ほうしゃせんの影響えいきょうから、作動さどう不能ふのうに陥おちいる。次つぎに建造けんぞうされた2号機ごうきの初はつ仕事しごとは、逃走とうそうしたキングコングの追跡ついせきとなる。東京とうきょうへ輸送ゆそうされ、増上寺ぞうじょうじで始はじまったキングコングとの激戦げきせんは、東京とうきょうタワーにまでおよぶ。2号機ごうきの頭部とうぶにはキングコング用ようの催眠さいみん光線こうせん投射とうしゃ機きが装着そうちゃくされ、東京とうきょうタワーでのキングコング捕獲ほかく作戦さくせんに使用しようされる。キングコングを催眠さいみん状態じょうたいにすることに成功せいこうするものの、野村のむらのライフルによって催眠さいみん光線こうせん投射とうしゃ機きが破壊はかいされ、催眠さいみん状態じょうたいから覚さめたキングコングによって投射とうしゃ機きは叩はたき飛とばされてしまう。その後ごは東京とうきょうタワーに登のぼり、人質ひとじちをつかみながらキングコングと戦たたかうなど高たかい機動きどう性せいを示しめしたが、東京とうきょうタワー頂上ちょうじょう付近ふきんの高圧線こうあつせんに触ふれてバランスを崩くずし、落下らっかして地面じめんに激突げきとつした衝撃しょうげきで全壊ぜんかいして爆発ばくはつする。

• アメリカのビデオクラフト社しゃと日本にっぽんの東映動画とうえいどうがによる日米にちべい合作がっさくアニメ作品さくひん『キングコング』に登場とうじょうする「ロボットコング」が基もととなっている。美術びじゅつの井上いのうえ泰幸やすゆきは、デザインもアメリカ側がわから提示ていじされたものであったと証言しょうげんしている。東宝とうほう特撮とくさつ作品さくひんのロボット怪獣かいじゅうとしては、映画えいが『地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐん』（1957年ねん）のモゲラ以来いらいである。
• 当時とうじのポスターでは「メカニ・コング」という表記ひょうきも用もちいられ、書籍しょせきによってはこちらの表記ひょうきに準じゅんじているものもある。
• 鳴なき声ごえは『ウルトラセブン』のカプセル怪獣かいじゅうウインダムに流用りゅうようされている。
• 『チビラくん』のゲゲボボの設計せっけい図ずにメカニコングのものが使用しようされている。
• 2号機ごうきが東京とうきょうに現あらわれるシーンでは、東京とうきょう湾内わんないで貨物かもつ船せんから出撃しゅつげきする描写びょうしゃが撮影さつえいされていたが、未み使用しようとなった。
• 『ゴジラ対たいメカゴジラ』およびその続編ぞくへん『メカゴジラの逆襲ぎゃくしゅう』に登場とうじょうするメカゴジラは、特技とくぎ監督かんとくの中野なかの昭あきら慶けいによると、プロデューサーの田中たなか友幸ともゆきが「ゴジラ誕生たんじょう20周年しゅうねん」のイベントとして、「昔むかしメカニコングってロボット怪獣かいじゅうがあったけど、ゴジラのロボットは作つくれないかな」とアイディアを出だしたことから生うまれた（詳細しょうさいはメカゴジラ (昭和しょうわゴジラシリーズ)#創作そうさく経緯けいいを参照さんしょう）。
• 漫画まんが『怪獣かいじゅう王おうゴジラ』では、悪あくの科学かがく者しゃであるマッド鬼山おにやまがメカニコングを再生さいせい・改造かいぞうしたメカニコングIIとして登場とうじょう。メカゴジラIIIとともにゴジラと戦たたかう。

造形ぞうけい

頭部とうぶ造形ぞうけいは利光としみつ貞三ていぞう、胴体どうたいは八木やぎ寛ひろし寿ことぶき、八木やぎ康やすし栄さかえによる。胴体どうたいは風呂ふろマットなどに使つかわれる「ハードスポンジ」（硬質こうしつウレタン）で作つくられ、FRPを用もちいずに硬質こうしつな表皮ひょうひを表現ひょうげんしている。当初とうしょ、肩かたの丸まるい保護ほごパッドは無なかったが、撮影さつえい時じに取とり付つけられた。東京とうきょうタワーのシーンでは、これを取とり外はずして撮影さつえいしている。腕うでは長ちょう・短たんの2種類しゅるいが用意よういされた。この違ちがいを受うけ、かつては「メカニコングは2体たい作つくられた」とする文献ぶんけんも見みられたが、後年こうねんには否定ひていされている。足首あしくび部分ぶぶんはブーツ状じょうになっている。

眼球がんきゅうには8mm映写機えいしゃきのランプを使用しようし、点灯てんとうが可能かのう。

1尺しゃくサイズのFRP製せいギニョールモデルも作つくられ、東京とうきょうタワーのシーンで使つかわれた。実物じつぶつ大だいの右手みぎても制作せいさくされた。

落下らっかしたメカニコングの残骸ざんがいには、テレビの基板きばんやメーサー車しゃのパーツなどが混まじっている。

再さい登場とうじょう案あん

本ほん作品さくひんで合成ごうせいスタッフを務つとめていた川北かわきた紘一こういちにとっては、お気きに入いりの怪獣かいじゅうでもある。川北かわきたは、『ゴジラvsモスラ』の原型げんけいとなった『ゴジラVSギガモス』ではアメリカ軍ぐんが開発かいはつしたという設定せっていで、『ゴジラvsメカゴジラ』の企画きかく準備じゅんび時点じてんではゴジラの対戦たいせん相手あいてとなる怪獣かいじゅうとして、それぞれ登場とうじょうさせることを構想こうそうしていたという。『ゴジラVSギガモス』の制作せいさくが見送みおくられたのは、権利けんり関係かんけいが東宝とうほうとアメリカとの間あいだで曖昧あいまいであったため、これを明確めいかくにしようという意図いともあったが、製作せいさくした場合ばあいにトラブルが生しょうじる可能かのう性せいがあるとの回答かいとうがアメリカ側がわから出だされたためである。

その後ご、川北かわきたはこれらの企画きかくの雪辱せつじょくを期きし、『幻まぼろし星ほし神しんジャスティライザー』および『劇場げきじょう版ばん 超ちょう星ほし艦隊かんたいセイザーX 戦たたかえ!星ほしの戦士せんしたち』にメカニコングをオマージュしたメカ巨きょ獣じゅうブルガリオを登場とうじょうさせている。

大だいウミヘビ

諸しょ元もと

大だいウミヘビ GIANT SEA SERPENT
別名べつめい	海獣かいじゅう
全長ぜんちょう	85 m
体重たいじゅう	4千せん t
出身しゅっしん地ち	モンド島とう近海きんかい（モンド島とう）
出現しゅつげん地ち	モンド島とう近海きんかい

モンド島とう近海きんかいに棲息せいそくする大おおきなウミヘビ。海底かいてい洞窟どうくつに棲すんでいるとされる。牙きばには毒どくを持もつ。

ネルソン一行いっこうがホバークラフトでモンド島とうからエクスプロアー号ごうへ戻もどる際さいに突如とつじょ現あらわれ、襲おそいかかる。追おってきたキングコングに石いしを投なげつけられたため、今度こんどはコングを攻撃こうげきして強烈きょうれつな巻まきつきで苦くるしめるが、コングの怪力かいりきには敵てきわずに絶命ぜつめいする。

• 『キング・コング』に登場とうじょうした大蛇おろちへのオマージュ・キャラクターである。
• 頭部とうぶ造形ぞうけいは利光としみつ貞三ていぞう、胴体どうたいは八木やぎ康やすし栄さかえによる。造形ぞうけい物ぶつは3メートルにおよぶ。
• 1973年ねんに「東宝とうほうチャンピオンまつり」で公開こうかいされたリバイバル版ばんでは、登場とうじょうシーンがカットされている。

登場とうじょう兵器へいき・メカニック

架空かくう

諸しょ元もと

エクスプロアー号ごう
全ぜん高こう	20 m
全長ぜんちょう	60 m
全幅ぜんぷく	15 m

エクスプロアー号ごう

国連こくれん科学かがく委員いいん会かいが保有ほゆうする調査ちょうさ用よう原子力げんしりょく潜水せんすい艦かん。小型こがたのホバークラフトを艦載かんさいしている。

海底かいてい油田ゆでんの調査ちょうさのためにモンド島とう付近ふきんを航行こうこう中ちゅうに岩いわ崩くずれで船体せんたいを損傷そんしょうし、その修理しゅうりのためにモンド島とうに寄港きこうした際さい、乗員じょういんたちがキングコングと遭遇そうぐうする。

• デザインは豊島としま陸りくが担当たんとうした。ミニチュアは、1/10スケールのものと1/15スケールのものが製作せいさくされた。

諸しょ元もと

ホバークラフト
全ぜん高こう	1 m40 cm
全長ぜんちょう	5 m40 cm
全幅ぜんぷく	2 m65 cm
出力しゅつりょく	2000馬力ばりき

ホバークラフト

エクスプロアー号ごうに搭載とうさいされているホバー走行そうこう車しゃ。

• デザインは豊島としま陸りくが担当たんとうした。造形ぞうけい物ぶつは、ミニチュアと実物じつぶつ大だいのものが用もちいられた。

照明しょうめいトラック（強力きょうりょくサーチライト車しゃ）

有蓋ゆうがいトラックの荷台にだいにサーチライト1基きを搭載とうさいしている。東京とうきょうタワーなどで戦たたかうキングコングとメカニコングを照てらし出だす。

双そう胴どう船せん

ドクター・フーが保有ほゆうする輸送ゆそう船せん。船内せんないにキングコング、メカニコング双方そうほうを搭載とうさいできる規模きぼの格納庫かくのうこを備そなえ、上うえ甲板かんぱんはヘリコプター数すう機きを同時どうじに離はなれ着船ちゃくせんできる飛行ひこう甲板かんぱんとなっている。ただし、固定こてい武装ぶそうは備そなえておらず、メカニコングを除のぞくと乗員じょういんの携帯けいたい火器かきに留とまる。モンド島とうへキングコング捕獲ほかくのために来襲らいしゅうする形かたちで登場とうじょうし、捕獲ほかくしたキングコングを北極ほっきょくの基地きちへ輸送ゆそうした後のち、基地きちから逃走とうそうしたキングコングを追跡ついせきして東京とうきょう湾わんに出現しゅつげんするが、発進はっしんさせたメカニコングはキングコングに敵てきわず破壊はかいされる。翌朝よくあさにはキングコングに襲撃しゅうげきされ、逃亡とうぼうのために乗船じょうせんしていたドクター・フーとその部下ぶかたち共々ともども東京とうきょう湾わんへ沈しずめられる。

ジェットヘリ

ドクター・フーが使用しようするヘリコプター。5機き登場とうじょう。メカニコングの操縦そうじゅう装置そうちやキングコングの捕獲ほかく装置そうちなどを装備そうびする。

• ミニチュアは郡司ぐんじ模型もけいが製作せいさく。1/12.5スケールの大型おおがたモデル2機きと、1/33スケールの小型こがたモデル5機きが用もちいられた。その後ご、『怪獣かいじゅう総そう進撃しんげき』の支援しえんヘリコプターや『緯度いど0大だい作戦さくせん』での観測かんそく船せん富士ふじの甲板かんぱん上じょうのヘリ、『ガンヘッド』の墜落ついらくしたヘリコプターの残骸ざんがいなどに改造かいぞうされた。

実在じつざい

自衛隊じえいたい

• 61式しき戦車せんしゃ
• M4A3E8中ちゅう戦車せんしゃ
• 1/4tトラック
• KV-107II-4中型ちゅうがた輸送ゆそうヘリコプター（KV-107II しらさぎ）
• 75mm無む反動はんどう砲ほうM20
• 12.7mm重じゅう機関きかん銃じゅうM2
• M1カービン

海上保安庁かいじょうほあんちょう

• はるかぜ型がた巡視じゅんし艇てい「あさかぜ」

ドクター・フー一味いちみ

• PBY カタリナ
• ブローニングM1919A4重じゅう機関きかん銃じゅう
• M1カービン
• トンプソンM1短たん機関きかん銃じゅう
• FN ブローニングM1910自動じどう拳銃けんじゅう

キャスト

• 野村のむら次郎じろう三さん佐さ - 宝田たからだ明あきら
• マダム・ピラニア - 浜はま美枝みえ
• カール・ネルソン司令しれい官かん - ローズ・リーズン
• スーザン・ワトソン - リンダ・ミラー
• ドクター・フー - 天本あまもと英世ひでよ
• フーの助手じょしゅ - 田島たじま義文よしふみ、堺さかい左千夫さちお
• 警備けいび本部ほんぶ長ちょう - 北きた竜二りゅうじ
• モンド島とうの老人ろうじん（モンド島とうの住人じゅうにん） - 沢村さわむらいき雄ゆう
• フーの助手じょしゅD - 桐野きりの洋雄ひろお
• エクスプロアー号ごう乗組のりくみ員いん - 広瀬ひろせ正一しょういち
• フーの手下てした - 鈴木すずき和夫かずお、伊吹いぶき徹とおる
• フーの助手じょしゅC - 草川くさかわ直也なおや
• フーの手下てしたA - 黒部くろべ進すすむ
• キングコング - 中島なかじま春雄はるお
• メカニコング、ゴロザウルス - 関田せきた裕ひろし
• ローズ・リーズンの声こえ - 田口たぐち計はかる
• リンダ・ミラーの声こえ - 山東さんとう昭子あきこ
• 殺陣さつじん - 久世くぜ竜りゅう

キャスト（ノンクレジット）

• フーの手下てした - 伊藤いとう実みのる、勝部かつべ義夫よしお、桂かつら伸夫のぶお
• 輸送ゆそう船せん船員せんいん（フーの手下てした） - 加藤かとう茂雄しげお
• ジェットヘリ操縦そうじゅう士し（フーの手下てした） - 由起ゆき卓也たくや
• エクスプロアー号ごう乗組のりくみ員いん - 岡おか豊ゆたか、オスマン・ユセフ
• 自衛隊じえいたい員いん、エクスプロアー号ごう乗組のりくみ員いん - 岡部おかべ正ただし
• 自衛隊じえいたい員いん - 久野くの征四郎せいしろう、坂本さかもと晴はる哉、橘たちばな正晃まさあき
• 警備けいび本部ほんぶ員いん - 坪野つぼの鎌がま之の
• 国連こくれん新聞しんぶん記者きしゃ - アンドリュー・ヒューズ
• 野次馬やじうま：高野たかの文子ふみこ

キャスト（海外かいがい版ばん）

• マダム・ピラニア、スーザン・ワトソンの声こえ - ジュリー・ベネット
• ドクタ・フーの声こえ - ポール・フリーズ

スタッフ

参照さんしょう

本編ほんぺん

• 製作せいさく - 田中たなか友幸ともゆき
• 脚本きゃくほん - 馬淵まぶち薫かおる
• テクニカル・アドバイザー - アーサー・ランキン
• 英語えいご版ばん台本だいほん - ウィリアム・J・キーナン
• 音楽おんがく - 伊福部いふくべ昭あきら
• 撮影さつえい - 小泉こいずみ一はじめ
• 美術びじゅつ - 北きた猛夫たけお
• 録音ろくおん - 吉沢よしざわ昭一しょういち
• 照明しょうめい - 高島たかしま利雄としお
• 編集へんしゅう - 藤井ふじい良平りょうへい
• 監督かんとく助手じょしゅ - 佐野さの健けん
• 製作せいさく担当たんとう者しゃ - 坂本さかもと泰明やすあき
• 整せい音おん - 下永しもなが尚なお
• 音響おんきょう効果こうか - 西本にしもと定正さだまさ
• スチール - 山崎やまざき淳あつし
• 現像げんぞう - 東京現像所とうきょうげんぞうしょ
• 監督かんとく - 本多ほんだ猪いの四郎しろう
• 英語えいご版ばん演出えんしゅつ - ポール・フリーズ

特殊とくしゅ技術ぎじゅつ

• 特技とくぎ監督かんとく - 円谷つぶらや英二えいじ
• 撮影さつえい - 富岡とみおか素す敬けい、真ま野田のだ陽一よういち
• 美術びじゅつ - 井上いのうえ泰幸やすゆき
• 照明しょうめい - 岸田きしだ九一郎きゅういちろう
• 火薬かやく - 山本やまもと久蔵きゅうぞう
• 造形ぞうけいチーフ - 利光としみつ貞三ていぞう
• 操みさお演えんじ - 中代なかだい文雄ふみお
• 合成ごうせい - 向山むかいやま宏ひろし
• 光学こうがく撮影さつえい - 徳政とくせい義行よしゆき
• 監督かんとく助手じょしゅ - 中野なかの昭あきら慶けい
• 撮影さつえい助手じょしゅ - 山本やまもと武たけし
• 造形ぞうけい助手じょしゅ - 安丸やすまる信行のぶゆき
• スチール - 石いし月がつ美徳びとく

製作せいさく

『キングコング対たいゴジラ』製作せいさく時じに東宝とうほうが得えたキングコングの使用しよう権けんは5年間ねんかん有効ゆうこうであったため、契約けいやく終了しゅうりょう前まえにもう1本ほん製作せいさくすべく企画きかくされた。前年ぜんねんに『ロビンソン・クルーソー作戦さくせん キングコング対たいエビラ』として企画きかくされたが、アメリカ側がわが脚本きゃくほんに難色なんしょくを示しめしたため、ドクター・フーやメカニコングの登場とうじょうなど、同どう時期じきに製作せいさくされていたテレビアニメ版ばんと設定せっていを通かよわせた展開てんかいに変更へんこうされた。このテレビアニメ版ばんを制作せいさくしていたビデオクラフト・インターナショナル代表だいひょうのアーサー・ランキン・Jrが、本ほん作品さくひんにはテクニカル・アドバイザーとして参加さんかしている。

配役はいやく

絶叫ぜっきょう女優じょゆう役やくは、アメリカ側がわが連つれて来きたリンダ・ミラーが務つとめた。当時とうじのミラーはモデルなどの活動かつどう中ちゅうであり、演技えんぎの経験けいけんはなかったが、雑誌ざっし『女性じょせいセブン』でのグラビアがランキン・Jrの目めに止とまり、起用きようされた。

当初とうしょ、マダム・ピラニア役やくには若林わかばやし映子えいこが予定よていされていたが、東宝とうほうとの契約けいやくを更新こうしんせずフリーとなったことから、浜はま美枝みえが代役だいやくを務つとめた。

特撮とくさつ

本ほん作品さくひんの登場とうじょう怪獣かいじゅうは身長しんちょう20メートル程度ていどと設定せっていされているため、身長しんちょう50メートルのゴジラが登場とうじょうするゴジラシリーズでは1/25スケールでミニチュアが制作せいさくされていたのに対たいし、本ほん作品さくひんでは1/15スケールとなっており、大おおきく緻密ちみつなミニチュアが用もちいられているのが特徴とくちょうである。

本ほん作品さくひんに使用しようされた東京とうきょうタワーのミニチュアセットは「2体たいの着きぐるみ怪獣かいじゅうがよじ登のぼって格闘かくとうする」という前提ぜんていで設計せっけいされており、破損はそんや転落てんらく事故じこを防ふせぐため、「釘くぎ打うちによる木製もくせい」ではなく「溶接ようせつ組くみ立たてによる鉄骨てっこつ製せい」という頑丈がんじょうかつ大掛おおがかりで贅沢ぜいたくなものとなっている。ただし、一部いちぶの壊こわされる部分ぶぶんには柔やわらかい素材そざいが使用しようされた。製作せいさくは、『モスラ』でも東京とうきょうタワーを手掛てがけた戸井田といだ製作所せいさくしょによる。

本ほん作品さくひんの一部いちぶに『キングコング対たいゴジラ』『フランケンシュタインの怪獣かいじゅう サンダ対たいガイラ』の映像えいぞうが使つかわれている。

東宝とうほう特撮とくさつ映画えいがにたびたび登場とうじょうする61式しき戦車せんしゃのミニチュアだが、本ほん作品さくひんで初はじめてエンジン内蔵ないぞうのラジコン自じ走はし型がたとなった。それまでのミニチュアは、自じ走はしはできても方向ほうこう転換てんかんはできず、直接ちょくせつピアノ線せんで引ひいて向むきを変かえながら撮影さつえいが行おこなわれた。

本ほん作品さくひんの合成ごうせいは、通常つうじょうのフィルムとマスク合成ごうせい用ようのフィルムに、三さん色しょく分解ぶんかいしたRGB（赤あか・緑みどり・青あお）それぞれのモノトーンフィルムを加くわえた5本ほんのフィルムを用もちいている。この方式ほうしきは手間てまがかかって効率こうりつが悪わるいことから本ほん作品さくひん限かぎりであったが、合成ごうせいを担当たんとうした川北かわきた紘一こういちは、クオリティは素晴すばらしいと自負じふしている。

海外かいがい公開こうかい版ばんでのおもな相違そうい

いくつかの差異さいはあるものの、『キングコング対たいゴジラ』ほどの改変かいへんは見みられない。

• 劇げき中ちゅうの文字もじやセリフの英語えいごへの置おき換かえや吹ふき替かえ。撮影さつえいでは外国がいこく人じんキャストは英語えいごで喋しゃべっていたが、リンダ・ミラーは映画えいが俳優はいゆう組合くみあいに所属しょぞくしていなかったため、英語えいご版ばんでも吹替に差さし替かえられた。
• タイトルロール直後ちょくご、スーザンがエクスプロアー号ごうの艦内かんないを歩あるいて司令しれい室しつへ向むかうというシーンがある。
• ゴロザウルスとの格闘かくとうシーンなどでは、音楽おんがくが少すこし編集へんしゅうされており、タイミングも異ことなる。
• ドクター・フーがチーフ（田島たじま義文よしふみ）にモンド島とうでの待機たいきを命めいじるシーンがカットされている。
• 劇げき中ちゅうでのメカニコングの呼称こしょうが「ロボット」もしくは「ロボット・コング」。
• モンド島とうの長老ちょうろうだけは、最後さいごのシーンを除のぞき、沢村さわむらいき雄ゆうによる音声おんせいのままである。

備考びこう

「北極ほっきょくで三みつ巴どもえの戦たたかいを繰くりひろげるキングコング、メカニコング、ゴロザウルス」というスチル写真しゃしんがあるが、このシーンは劇げき中ちゅうに存在そんざいしない。

予告編よこくへんにはネルソンが記者きしゃからの質問しつもんに対たいし、「ニューヨークへ連つれて帰かえって、また壊こわされたらどうするの」と答こたえるシーンがあるが、公開こうかいされた完成かんせい版ばんではこの台詞ぜりふが「ニューヨークへ連つれて来きても、たぶん、もてあましますよ」に変更へんこうされている。

音楽おんがくは『キングコング対たいゴジラ』と同おなじく伊福部いふくべ昭あきらが手掛てがけたが、ゴジラシリーズなど伊福部いふくべによる他たの怪獣かいじゅう映画えいがでは各かく怪獣かいじゅうのモチーフが継続けいぞくして用もちいられているものが多おおいのに対たいし、本ほん作品さくひんでは同どう作品さくひんでのキングコングのテーマは用もちいられていない。2018年ねん3月がつにサントラのCDがリリースされた。

「怪獣かいじゅうにそっくりなロボット怪獣かいじゅうで対抗たいこうする」というアイディアは水木みずきしげるの漫画まんが『怪獣かいじゅうラバン』（1958年ねん）や『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう』（大だい海獣かいじゅう）などのエピソードが先さきであり、水木みずきも自身じしんが1950年代ねんだいに最初さいしょに作つくった旨むねを述のべている。

再さい上映じょうえい

1973年ねん（昭和しょうわ49年ねん）12月20日にちには「東宝とうほうチャンピオンまつり」で再さい上映じょうえいされた。上映じょうえい時間じかんは59分ふんとなっている。主おもに、以下いかの変更へんこうがなされている。ラストには、『ゴジラ対たいメカゴジラ』の宣伝せんでんがなされている。

• 大だいウミヘビの登場とうじょうシーンをすべてカット。
• スーザンを追おったコングがエクスプロアー号ごうを揺ゆらすシーンと、スーザンがそれを止とめるよう説得せっとくするシーンをカット。

1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）には、20歳さい前後ぜんこうの世代せだいを中心ちゅうしんに数すう年ねん前まえより起おきていたゴジラのリバイバルブームに応おうじて全国ぜんこく主要しゅよう都市としで行おこなわれた特集とくしゅう上映じょうえい「復活ふっかつフェスティバル ゴジラ1983」の1本ほんとしてゴジラシリーズの人気にんき作さくとともにセレクトされ、オリジナル公開こうかい版ばんがニュープリント上映じょうえいされた。

同時どうじ上映じょうえい

1967年版ねんばん

• 長篇ちょうへん怪獣かいじゅう映画えいがウルトラマン
  • 脚本きゃくほん - 金城きんじょう哲夫てつおほか／監督かんとく - 円谷つぶらや一はじめ／主演しゅえん - 黒部くろべ進すすむ／円谷つぶらやプロダクション作品さくひん

1973年版ねんばん

• ウルトラマンタロウ 燃もえろ! ウルトラ6兄弟きょうだい
• 侍さむらいジャイアンツ
• エースをねらえ!
• 科学かがく忍者にんじゃ隊たいガッチャマン
• 山やまねずみロッキーチャック

映像えいぞうソフト

• VHS 品番ひんばんTG4229
• LD 品番ひんばんTLL2386
• DVD - 2004年ねん1月がつ30日にちに発売はつばいされ、ジャケットにはDVD発売はつばい時じと近ちかい時期じきに撮影さつえいされた東京とうきょうタワーの写真しゃしんが使用しようされている。特典とくてんには予告編よこくへんやノンテロップ版ばんの予告編よこくへん、1973年ねんのリバイバル版ばんを収録しゅうろく。

参考さんこう文献ぶんけん

• ファンタスティックコレクション（朝日あさひソノラマ）
  • 『ゴジラグラフィティ 東宝とうほう特撮とくさつ映画えいがの世界せかい』朝日あさひソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、1983年ねん9月がつ20日はつか。 
  • 竹内たけうち博ひろし 編へん『本多ほんだ猪いの四郎しろう全ぜん仕事しごと』朝日あさひソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2000年ねん5月がつ1日にち。ISBN 4-257-03592-7。 
  • 竹内たけうち博ひろし 編へん『東宝とうほう特撮とくさつ・怪獣かいじゅう・SF映画えいが写真しゃしん集しゅう』朝日あさひソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2005年ねん8月がつ30日にち。ISBN 4-257-03716-4。 
• 『東宝とうほう特撮とくさつ映画えいが全ぜん史し』監修かんしゅう 田中たなか友幸ともゆき、東宝とうほう出版しゅっぱん事業じぎょう室しつ、1983年ねん12月がつ10日とおか。ISBN 4-924609-00-5。 
• 竹内たけうち博ひろし 編へん『東宝とうほう特撮とくさつ怪獣かいじゅう映画えいが大鑑たいかん』朝日あさひソノラマ、1989年ねん6月がつ10日とおか。ISBN 4-257-03264-2。 
• 講談社こうだんしゃヒットブックス（講談社こうだんしゃ）
  • 『ゴジラvsキングギドラ 怪獣かいじゅう大だい全集ぜんしゅう』構成こうせい・執筆しっぴつ・編集へんしゅう:岩畠いわはた寿明としあき、小野おの浩ひろし一郎いちろう（エープロダクション）、講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃヒットブックス20〉、1991年ねん12月5日にち。ISBN 4-06-177720-3。 
  • 『テレビマガジンビジュアル全集ぜんしゅう ゴジラvsメカゴジラ』構成こうせい・執筆しっぴつ・編集へんしゅう 岩がん畠はたけ寿明としあき、小野おの浩ひろし一郎いちろう（エープロダクション）、講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃヒットブックス43〉、1993年ねん12月30日にち。ISBN 4-06-177741-6。 
• 『東宝とうほう特撮とくさつ超ちょう兵器へいき画が報ほう』監修かんしゅう 川北かわきた紘一こういち 構成こうせい 岸川きしかわ靖やすし、大だい日本にっぽん絵画かいが、1993年ねん3月がつ。ISBN 978-4-499-20598-6。 
• 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大だい百科ひゃっか [メカゴジラ編へん]』監修かんしゅう 田中たなか友幸ともゆき、責任せきにん編集へんしゅう 川北かわきた紘一こういち、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年ねん12月がつ10日とおか。 
• 『テレビマガジン特別とくべつ編集へんしゅう 誕生たんじょう40周年しゅうねん記念きねん ゴジラ大だい全集ぜんしゅう』構成こうせい・執筆しっぴつ:岩畠いわはた寿明としあき（エープロダクション）、赤井あかい政まさし尚なお、講談社こうだんしゃ、1994年ねん9月がつ1日にち。ISBN 4-06-178417-X。 
• 『幻想げんそう映画えいが美術びじゅつ体系たいけい 大だいゴジラ図鑑ずかん2』[監修かんしゅう] 西村にしむら祐次ゆうじ、[構成こうせい] ヤマダマサミ、ホビージャパン、1995年ねん12月15日にち。ISBN 4-89425-117-5。 
• 坂井さかい由人よしと、秋田あきた英夫ひでお『ゴジラ来襲らいしゅう!! 東宝とうほう特撮とくさつ映画えいが再さい入門にゅうもん』KKロングセラーズ〈ムックセレクト635〉、1998年ねん7月がつ25日にち。ISBN 4-8454-0592-X。 
• 『東宝とうほう編へん 日本にっぽん特撮とくさつ映画えいが図鑑ずかん BEST54』特別とくべつ監修かんしゅう 川北かわきた紘一こういち、成美せいび堂どう出版しゅっぱん〈SEIBIDO MOOK〉、1999年ねん2月がつ20日はつか。ISBN 4-415-09405-8。 
• 『ゴジラ画が報ほう 東宝とうほう幻想げんそう映画えいが半はん世紀せいきの歩あゆみ』（第だい3版はん）竹たけ書房しょぼう、1999年ねん12月24日にち（原著げんちょ1993年ねん12月21日にち）。ISBN 4-8124-0581-5。 
• 『動画どうが王おう特別とくべつ編集へんしゅう ゴジラ大図おおず鑑あきら 東宝とうほう特撮とくさつ映画えいがの世界せかい』キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ〈キネ旬しゅんムック〉、2000年ねん12月16日にち。ISBN 4-87376-558-7。 
• 『円谷つぶらや英二えいじ特撮とくさつ世界せかい』勁文社しゃ、2001年ねん8月がつ10日とおか。ISBN 4-7669-3848-8。 
• 『東宝とうほう特撮とくさつメカニック大全たいぜん1954-2003』監修かんしゅう 川北かわきた紘一こういち、新しん紀元きげん社しゃ、2003年ねん4月がつ10日とおか。ISBN 978-4-7753-0142-5。 
• 『ゴジラ大だい辞典じてん』野村のむら宏ひろし平ひら 編著へんちょ、笠倉出版社かさくらしゅっぱんしゃ、2004年ねん12月5日にち。ISBN 4-7730-0292-1。 
  • 『ゴジラ大だい辞典じてん【新装しんそう版ばん】』野村のむら宏ひろし平ひら 編著へんちょ、笠倉出版社かさくらしゅっぱんしゃ、2014年ねん8月がつ7日にち。ISBN 978-4-7730-8725-3。 
• 東宝とうほうゴジラ会かい『特撮とくさつ 円谷えんだに組ぐみ ゴジラと東宝とうほう特撮とくさつにかけた青春せいしゅん』洋よう泉いずみ社しゃ、2010年ねん10月がつ9日にち。ISBN 978-4-86248-622-6。 
• 洋よう泉いずみ社しゃMOOK 別冊べっさつ映画えいが秘宝ひほう（洋よう泉いずみ社しゃ）
  • 『別冊べっさつ映画えいが秘宝ひほう モスラ映画えいが大全たいぜん』洋よう泉いずみ社しゃ〈洋よう泉いずみ社しゃMOOK〉、2011年ねん8月がつ11日にち。ISBN 978-4-86248-761-2。 
  • 『別冊べっさつ映画えいが秘宝ひほう オール東宝とうほう怪獣かいじゅう大だい図鑑ずかん』洋よう泉いずみ社しゃ〈洋よう泉いずみ社しゃMOOK〉、2014年ねん4月がつ27日にち。ISBN 978-4-8003-0362-2。 
  • 『別冊べっさつ映画えいが秘宝ひほう オール東宝とうほうメカニック大だい図鑑ずかん』洋よう泉いずみ社しゃ〈洋よう泉いずみ社しゃMOOK〉、2018年ねん6月がつ14日にち。ISBN 978-4-8003-1461-1。 
• 『平成へいせいゴジラパーフェクション』監修かんしゅう：川北かわきた紘一こういち、アスキー・メディアワークス〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2012年ねん2月がつ10日とおか。ISBN 978-4-04-886119-9。 
• 『東宝とうほう特撮とくさつ映画えいが大だい全集ぜんしゅう』執筆しっぴつ：元山もとやま掌てのひら 松まつ野本のもと和弘かずひろ 浅井あさい和康かずやす 鈴木すずき宣せん孝こう 加藤かとうまさし、ヴィレッジブックス、2012年ねん9月がつ28日にち。ISBN 978-4-86491-013-2。 
• 講談社こうだんしゃ 編へん『キャラクター大全たいぜん ゴジラ 東宝とうほう特撮とくさつ映画えいが全ぜん史し』講談社こうだんしゃ、2014年ねん7月がつ15日にち。ISBN 978-4-06-219004-6。 
• 『東宝とうほう特撮とくさつ全ぜん怪獣かいじゅう図鑑ずかん』東宝とうほう 協力きょうりょく、小学館しょうがくかん、2014年ねん7月がつ28日にち。ISBN 978-4-09-682090-2。 
• 電撃でんげきホビーマガジン編集へんしゅう部ぶ 編へん『ゴジラ 東宝とうほうチャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWA（アスキー・メディアワークス）〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年ねん11月29日にち。ISBN 978-4-04-866999-3。 
• 『ゴジラの超ちょう常識じょうしき』[協力きょうりょく] 東宝とうほう、双葉社ふたばしゃ、2016年ねん7月がつ24日にち（原著げんちょ2014年ねん7月がつ6日にち）。ISBN 978-4-575-31156-3。 
• 『夢ゆめのかけら 東宝とうほう特撮とくさつ映画えいが篇へん』修復しゅうふく-原口はらぐち智生ともお 撮影さつえい-加藤かとう文ぶん哉、ホビージャパン、2021年ねん3月がつ12日にち。ISBN 978-4-7986-2447-1。 
• 『超ちょう星ほし神しんシリーズコンプリーション』ホビージャパン、2021年ねん3月がつ22日にち。ISBN 978-4-7986-2337-5。 
• 『ゴジラ 全ぜん怪獣かいじゅう大だい図鑑ずかん』講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃ ポケット百科ひゃっかシリーズ〉、2021年ねん7月がつ2日にち。ISBN 978-4-06-523491-4。 
• 『バトル・オブ・メカゴジラ』双葉社ふたばしゃ〈双葉社ふたばしゃスーパームック〉、2022年ねん8月がつ18日にち。ISBN 978-4-575-45910-4。 
• 講談社こうだんしゃ 編へん『ゴジラ&東宝とうほう特撮とくさつ OFFICIAL MOOK』 vol.0《ゴジラ&東宝とうほう特撮とくさつ作品さくひん 総そう選挙せんきょ》、講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃシリーズMOOK〉、2022年ねん12月21日にち。ISBN 978-4-06-530223-1。 

外部がいぶリンク

• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - 東宝とうほうWEB SITE
• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - 日本にっぽん映画えいがデータベース
• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - allcinema
• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - KINENOTE
• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - 文化庁ぶんかちょう日本にっぽん映画えいが情報じょうほうシステム
• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - MOVIE WALKER PRESS
• キングコングの逆襲ぎゃくしゅう - 映画えいが.com
• King Kong Escapes - オールムービー（英語えいご）
• King Kong Escapes - IMDb（英語えいご）

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