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くじらるい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
クジラから転送てんそう
くじらるい
生息せいそく年代ねんだい: 53.0–0 Ma
保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか[1]
ワシントン条約じょうやく附属ふぞくしょII
地質ちしつ時代じだい
やく5,300まんねんまえ - 現世げんせい
新生代しんせいだいふるだい三紀みきはじめしんヤプレシアン
- だいよんかんしん
分類ぶんるい
ドメイン : かく生物せいぶつ Eukaryota
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : 哺乳ほにゅうつな Mammalia
: 偶蹄ぐうてい/くじら偶蹄ぐうてい Artiodactyla/Cetartiodactyla
階級かいきゅうなし : くじら河馬かばがたるい Whippomorpha
階級かいきゅうなし : くじらるい Cetacea
学名がくめい
Cetacea Brisson, 1762[2]
和名わみょう
くじらるい[3]
英名えいめい
Cetaceans[3]
下位かい分類ぶんるいぐん

くじらるい(げいるい、英名えいめいCetaceans)は、偶蹄ぐうていまたはくじら偶蹄ぐうていCetacea下目しため分類ぶんるいされる分類ぶんるいぐん魚類ぎょるい体形たいけい現生げんなま水生すいせい哺乳類ほにゅうるいと、その始原しげんてき祖先そせんである陸棲りくせい哺乳類ほにゅうるい、および、系統けいとうてき類縁るいえんにあたるすべての化石かせき哺乳類ほにゅうるい総括そうかつしたグループをう。新生代しんせいだい初期しょき水辺みずべ棲息せいそくしていたしょうししとしてうみへの適応てきおう進化しんかげ、世界中せかいじゅううみ一部いちぶ淡水たんすいいきひろ分布ぶんぷするにいたった動物どうぶつぐんである。

構成こうせいしゅクジラ(whale)、イルカ(dolphin)、ネズミイルカ(porpoise)とばれる[3]。ただし、クジラとイルカは系統けいとうがくてきグループでも分類ぶんるいがくてきグループでもなく、ハクジラ一部いちぶ小型こがたしゅがイルカとされることが一般いっぱんてきである。

かつては哺乳ほにゅうつな構成こうせいするひとつであったが、あらたな知見ちけんもとづいて偶蹄ぐうてい統合とうごうされた結果けっかしんくじら偶蹄ぐうてい」の下位かい分類ぶんるいとなった。もっとも、下位かい分類ぶんるい階級かいきゅうの「」「下目しため」「小目こもく」などでいいかえられることはまだすくなく、便宜上べんぎじょう従来じゅうらいわらずくじらクジラもちいられることがおおい(みぎ分類ぶんるいひょう、および、さい下段げだんの「哺乳類ほにゅうるい現生げんなま#廃止はいしまれ」を参照さんしょう)。

呼称こしょう

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和名わみょう

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階級かいきゅうとする分類ぶんるいにおける2018ねん時点じてん標準ひょうじゅん和名わみょうは「くじら」であり[4]漢字かんじをカタカナで表記ひょうきした「クジラ」とすることもある[5]。また、より上位じょうい階級かいきゅうめい慣例かんれいとして、音読おんよで「げいもく」とする。「くじらもく」と湯桶読ゆとうよするようになったのは後世こうせいのことである。

日本語にほんごの「クジラ」の語源ごげんについては、おおきなくちつことから古来こらい口広くちひろ(クチビロ)」とんでいたのが転訛てんかして「クヂラ」となったとするせつからだしょくくろしろ色分いろわけされていることからる「黒白くろしろ(クロシロ)」に由来ゆらいするというせつなど、諸説しょせつがある。「イサナ」ともび、漢字かんじで「勇魚いさないさむ〈イサ〉さかな〈ナ〉)」「不知ふちぎょ」「伊佐いさぎょ」などとあらわしてもいた。漢字かんじ表記ひょうきの「くじら」は中国語ちゅうごくご由来ゆらいする。

学名がくめい外国がいこくめい

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クジラの学名がくめい星座せいざめいCetus は、「海獣かいじゅううみだいさかなくじら」を意味いみするラテン語らてんごで、古代こだいギリシア: κかっぱῆτος (kētos) からの借入かりいれ。 なお、ラテン語らてんご本来ほんらい発音はつおんは「ケートゥス」であり、またぞくめいなどの構成こうせい要素ようそとして使つかわれるさい英語えいご発音はつおんは「シータス」である。「ケタス」「セタス」はいずれも日本語にほんご独自どくじ慣習かんしゅうみ。

また、本来ほんらいラテン語らてんごでクジラを意味いみする balaenaホッキョククジラぞくぞくめいともなっている。イタリア balena、スペイン ballenaフランス語ふらんすご baleine などいずれもこのかたり由来ゆらいする。また、英語えいごで「クジラのひげ」を意味いみする baleenどう語源ごげんである。ちなみに、「ヒゲクジラ」のことを英語えいごでは baleen whale という。

英語えいご whale は、オランダwalvis、ドイツWal、スウェーデンval などとともに、ゲルマン祖語そご *khwalaz からの発展形はってんけいである[6]

現代げんだい中国語ちゅうごくごではjīngとぶ。漢字かんじでは「くじら」とかれ、これは発音はつおんあらわす「きょう」と意味いみしめす「さかな」とから構成こうせいされる形声けいせい文字もじである。発音はつおん表記ひょうきに「きょう」ではなく「畺」をもちいた「䲔」や、「勍」をもちいた「⿰さかな勍」といった文字もじもかつて使つかわれた[7][8]。なお、「きょう」をきょう (かず)見立みたてて「巨大きょだいさかな」が文字もじ由来ゆらい説明せつめいされることがある[9]が、これは民間みんかん俗説ぞくせつぎず学術がくじゅつてきには否定ひていされている。

クジラとイルカ

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日本語にほんごでは、クジラのなかでも成体せいたい体長たいちょう5m程度ていど以下いか比較的ひかくてき小型こがたハクジラ一部いちぶイルカぶが、生物せいぶつ分類ぶんるいじょうはクジラとイルカのあいだ明確めいかく境界きょうかい[10]。この曖昧あいまいさは日本語にほんごだけのものではなく、たとえば英語えいごでは、ヒゲクジラのすべてと大型おおがたハクジラるいWhale(クジラ)、小型こがたのハクジラるいがいして日本語にほんごでの「イルカ」)をさらに Dolphin(イルカ一般いっぱん)と Porpoise(ネズミイルカ)の2つにけ、けい3種類しゅるい区別くべつしてばれるが、生物せいぶつ分類ぶんるいじょうWhaleDolphin境界きょうかい明確めいかくではない[11]

生物せいぶつてき特徴とくちょう

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祖先そせん

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生物せいぶつがく世界せかいではながあいだ新生代しんせいだいあかつきしんからはじめしんにかけて生息せいそくした肉食にくしょくせいゆう動物どうぶつメソニクス Mesonychia がクジラるい祖先そせんにあたるとの見方みかたが、伝統でんとうてきかつ支配しはいてきであった。しかし、これにわって2000ねんころからはあらたな知見ちけんもとづき、原始げんしてき肉食にくしょくせい偶蹄ぐうているいがそれであるとの見方みかた有力ゆうりょくとなっている[12](これにもとづけばメソニクスはクジラおよ偶蹄ぐうているいきんえんではあるが姉妹しまいグループであり、クジラの祖先そせんではないとみなされている)。

はじめしん初期しょき[13]に、水中すいちゅう生活せいかつへの依存いぞんたかめていた陸生りくせい偶蹄ぐうているい一群いちぐんが、その環境かんきょうへの適応てきおう一段いちだんすすめて分化ぶんか分岐ぶんきして進化しんか)していったものであるとのせつである。このあらたな知見ちけんとは、塩基えんき配列はいれつ解析かいせきなど進歩しんぽいちじるしい分子ぶんし系統けいとうがくからのアプローチや、偶蹄ぐうているいちか特徴とくちょうとクジラるい固有こゆう特徴とくちょうあわった距骨そなえるあし始原しげんてきクジラるい化石かせき発見はっけんからもたらされた形態けいたいがく由来ゆらいのものであった[14]。また、分子ぶんし系統けいとうがくからは、クジラるいカバ姉妹しまいぐんであるとの指摘してきがなされている[15]。これを既知きち知見ちけん照合しょうごうすれば、クジラとカバの系統けいとうてき分化ぶんかすくなくともあかつきしん後期こうき以前いぜんこっていたことになる。しかし、その時代じだいからの化石かせきがまだもたらされていない今日きょうでは、やく5,300まんねんまえはじめしん初頭しょとう)が実証じっしょう可能かのう最古さいこ時代じだいであり、パキケトゥスをもって最古さいことしている。かれらの段階だんかいではクジラるいはまだ、みずもぐってえさることのおお体長たいちょう2mほどのあし動物どうぶつでしかなかった[16]。そのアンブロケトゥスレミングトノケトゥスプロトケトゥス Protocetidae進化しんかするにつれ徐々じょじょ水圏すいけんへの適応てきおう能力のうりょく増大ぞうだいさせていき、バシロサウルスになると尾鰭おびれ獲得かくとくして完全かんぜん水圏すいけん適応てきおうがたとなった。ただしこの時点じてんでは退化たいかしているとはいえ後肢あとあし残存ざんそんしており、またいまだに外洋がいよう進出しんしゅつする能力のうりょくたず、浅海せんかい生息せいそくしていたとかんがえられている[17]。そのややしんはいるとくじらるいはほぼ絶滅ぜつめつし、わって現生げんなまのヒゲクジラるいとハクジラるい繁栄はんえいするようになった[18]系統けいとう分類ぶんるいについてさらにくわしくはくじら偶蹄ぐうていを、進化しんか経緯けいいについてはくじらるい参照さんしょうのこと。

生態せいたい

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クジラるいすべ水生すいせいであっておもうみ生息せいそくするが、カワイルカるいなど一部いちぶのものはかわ水域すいいき生息せいそくする[19]現生げんなま動物どうぶつとしては体長たいちょう体重たいじゅう最大さいだいのグループをふくみ、とくシロナガスクジラ動物どうぶつとして史上しじょう最大さいだい質量しつりょう体重たいじゅうやく130t)をほこる。一方いっぽうで、クジラなかもっとちいさいのはコガシラネズミイルカであり、体長たいちょうやく1.5m、体重たいじゅうは50kg程度ていどぎない。魚類ぎょるいイカるいなどのあたまあしるいべるハクジラるいと、オキアミなどのプランクトン群集ぐんしゅうせいしょう魚類ぎょるいべるヒゲクジラるいではしょくせいことなるが、すべひろ意味いみでの肉食にくしょくせいである。ハクジラるいうみ生態せいたいけいさい上位じょういのほか、高位こういおおくをめ、ヒゲクジラるい低位ていい消費しょうひしゃ最大さいだいしゅふく一大いちだいグループとして多様たよう進化しんか成功せいこうしたものである。

クジラるいみみには耳殻じかくく、たんなる直径ちょっけい2mm程度ていどあなであり、みみあかがつまっている。ヒゲクジラではみみあかそうかぞえることにより、ある程度ていど年齢ねんれい推測すいそくすることができる[20]。これにたいし、ハクジラの年齢ねんれい推測すいそくにはもちいられる[20]脂肪しぼうたくわえ、それによって水分すいぶんつくってすごす。汗腺かんせんい。頭部とうぶがわ呼吸こきゅうのための噴気ふんきあなゆうす。噴気ふんきあなはヒゲクジラでは2、ハクジラでは1個いっこである。噴気ふんきあな開閉かいへい可能かのうであり、頭部とうぶ水面すいめんじょうして噴気ふんきあなけて空気くうきい、それ以外いがい潜水せんすいするときなどは噴気ふんきあなじてみず浸入しんにゅうふせ[21]いびきをかくこともある。くそ固形こけいぶんすくなく液状えきじょうちかい。哺乳類ほにゅうるいであるので恒温動物こうおんどうぶつであり、体温たいおんは35-36℃で一定いっていたもたれ[22]ほぞ(へそ)もある。乳首ちくびは2つあり、風邪かぜもひく。およ速度そくど時速じそく 3kmから50km程度ていど。これまでられている最高さいこう年齢ねんれいとしては、ナガスクジラで114さい、シロナガスクジラで110さいとなっており、小型こがたしゅになるにつれて最高さいこう年齢ねんれいひくくなる傾向けいこうにある[23]

分類ぶんるい系統けいとう

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くじらるいは、くじらるい(ムカシクジラるい)、ハクジラるいヒゲクジラるいの3つの分類ぶんるいぐん大別たいべつされるが、くじらるいぞくするたねすべ絶滅ぜつめつしており、現生げんなまはヒゲクジラ小目こもくとハクジラ小目こもくの2小目こもくである。ハクジラるいとヒゲクジラるい一時いちじたん系統けいとうせいうたがわれたこともあるが、たん系統けいとうということで決着けっちゃくいた。「ハクジラるい・ヒゲクジラるい以外いがいすべて」というかたちくじらるいたん系統けいとうではないため[24]はいしたり、いくつかの除外じょがいしたりすることもおおい。

ハクジラるいくじらるい同様どうよう獲物えものとらえるためのっている。また、ハクジラるいは、自分じぶんしたおと反射はんしゃ利用りようして獲物えもの障害しょうがいぶつさぐ反響はんきょう定位ていい(エコーロケーション)のための器官きかん、すなわち、うえ眼窩がんか突起とっきかお筋肉きんにくはな反響はんきょう定位ていい器官きかん発達はったつさせていることを特徴とくちょうとする。イルカ、シャチイッカクなどもハクジラるいぞくする。一方いっぽう、ヒゲクジラるいは、口内こうないにプランクトンやオキアミなどをこしるためのくし(くし)じょうひげ(ひげ)いたつのが特徴とくちょうで、消失しょうしつしている[25]

くじらるい代表だいひょうてきたね
(1.3.6.7.はヒゲクジラ、2.4.5.8.はハクジラ)
1. ホッキョククジラ
2. シャチ
3. セミクジラ
4. マッコウクジラ
5. イッカク
6. シロナガスクジラ
7. ナガスクジラ
8. シロイルカ

分類ぶんるい

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くじらるいにくるいとともにとしてるいくじらCeteき、ハクジラるいとヒゲクジラるい小目こもくとしてせいくじら下目しためAutocetaにまとめることもあったが、のちに分子ぶんし系統けいとう推定すいていによってくじらるい偶蹄ぐうているい類縁るいえん関係かんけいみとめられるようになり、にくるいとの類縁るいえんせい否定ひていされている[26]

かつてはカワイルカ総括そうかつするカワイルカうえ Platanistoideaくことがあったが、がわ系統けいとうであることが判明はんめいし、分割ぶんかつされた。

系統けいとう

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現生げんなまくじらるい系統けいとう関係かんけいつぎのとおり。現生げんなまではカバ(カバ下目しため、Ancodonta)が姉妹しまいぐんであり、あわせてたん系統けいとうぐんくじら凹歯るい(ケタンコドンタ、Cetancodonta もしくは Whippomorpha)をなす。ナガスクジラたん系統けいとうせいうたがわしく、コククジラあわせてたん系統けいとうをなす。

くじら凹歯るい

カバ

くじらるい
ヒゲクジラるい

セミクジラ

コセミクジラ

ナガスクジラ + コククジラ

ハクジラるい
マッコウクジラうえ

マッコウクジラ

コマッコウ

アカボウクジラ

インドカワイルカ

ヨウスコウカワイルカ

アマゾンカワイルカうえ

アマゾンカワイルカ

ラプラタカワイルカ

マイルカうえ

マイルカ

ネズミイルカ

イッカク

保護ほご

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ホエールウォッチング, バルデス半島はんとう (アルゼンチン)

国際こくさいてきくじらるい保護ほごとしては、IUCN(国際こくさい自然しぜん保護ほご連合れんごう)が作成さくせいしたレッドリストおおくのたね掲載けいさいされており、国際こくさいてき商取引しょうとりひき規制きせいする絶滅ぜつめつのおそれのある野生やせい動植物どうしょくぶつたね国際こくさい取引とりひきかんする条約じょうやく(ワシントン条約じょうやく)にもクジラぜんたね附属ふぞくしょIあるいはIIにかかげられている。また、1946ねんには国際こくさい捕鯨ほげい取締とりしまり条約じょうやく採択さいたくされ、くじらるい資源しげん管理かんり保存ほぞん利用りようすすめられている。なお、国際こくさい捕鯨ほげい取締とりしまり条約じょうやくによって管理かんり対象たいしょうとされているのは大型おおがたくじらるい17しゅであり、イルカなど小型こがたくじらるいおおくは捕鯨ほげい禁止きんし対象たいしょうとなっていない[27]

20世紀せいきはいると捕鯨ほげいほう効率こうりつともなって一部いちぶくじらるい乱獲らんかく問題もんだいとなり、1982ねんには国際こくさい捕鯨ほげい委員いいんかい(IWC)によって商業しょうぎょう捕鯨ほげいモラトリアムが決定けっていされた[27]。これにたいすうカ国かこく異議いぎもうてをおこな捕鯨ほげい継続けいぞくしたものの、1987ねんには商業しょうぎょう捕鯨ほげいはすべて停止ていしされた[28]一方いっぽうくじらるい資源しげん調査ちょうさのため同年どうねんから日本にっぽん調査ちょうさ捕鯨ほげい開始かいしした[29]。その、IWCでは日本にっぽんなど捕鯨ほげいこくとアメリカなどはん捕鯨ほげいこくとのあいだ膠着こうちゃく状態じょうたいつづき、約束やくそくされていた商業しょうぎょう捕鯨ほげいモラトリアムの見直みなおしはおこなわれず、また資源しげんりょう豊富ほうふたねにおける捕鯨ほげい禁止きんし解除かいじょおこなわれなかった。こうしたことをけ、日本にっぽん政府せいふは2019ねんにIWCを脱退だったいし、同年どうねん商業しょうぎょう捕鯨ほげい再開さいかいした[27][30]

日本にっぽんでは環境省かんきょうしょうおよ水産庁すいさんちょう法令ほうれいとうにより保護ほご管理かんりされている。環境省かんきょうしょう哺乳類ほにゅうるいレッドリストでは対象たいしょうがいとしているが、しゅ保存法ほぞんほうもとづく国際こくさい希少きしょう野生やせい動植物どうしょくぶつしゅにはクジラたね指定していしている[31]。これは罰則ばっそく規定きていがないワシントン条約じょうやく国内こくないでの実効じっこうてき運用うんよう目的もくてきとしてもうけられている。一方いっぽう水産庁すいさんちょう水産すいさん資源しげん持続じぞくてき利用りよう目的もくてきとして「日本にっぽん希少きしょう野生やせい水生すいせい生物せいぶつかんするデータブック」という水生すいせい生物せいぶつレッドデータブック発行はっこうしているが、その評価ひょうか基準きじゅんおよびカテゴリーは最新さいしんのIUCNカテゴリーではなく、環境省かんきょうしょうの1991年版ねんばんカテゴリー(IUCNカテゴリー ver.1)にじゅんじており、また独自どくじのカテゴリーももうけている[32]など、複数ふくすう専門せんもんから問題もんだいてん指摘してきされている。たとえば、水産庁すいさんちょうのレッドリストでは、生息せいそくすう変動へんどう自然しぜん変動へんどう範囲はんいないである野生やせい生物せいぶつは「普通ふつうしゅ」としてランクされる(たとえば、10まんとうが1まんとう激減げきげんしても、そのおおきな変動へんどうければ「普通ふつうしゅ」と評価ひょうかされる)[33]というてん日本獣医畜産大学にほんじゅういちくさんだいがくげん日本にっぽん獣医じゅうい生命せいめい科学かがく大学だいがく)の羽山はやま伸一しんいち助教授じょきょうじゅ当時とうじ)が指摘してきしている。また、日本にっぽんくじらるい研究所けんきゅうじょでは、捕鯨ほげい対象たいしょうしゅくじらしゅのうちシロナガスクジラとホッキョククジラ以外いがい資源しげん健全けんぜんであると発表はっぴょうしている[34]が、これは、すべての生息せいそくすう合算がっさんしたものであり[35]、それにたいして、もと日本にっぽんくじらるい研究所けんきゅうじょ粕谷あらや俊雄としお教授きょうじゅは、くじら生息せいそくすう世界せかい均一きんいつではなく、その地域ちいき個体こたいぐんごとに資源しげん管理かんりおこなわなければいけないと指摘してきしている[36]

IUCNレッドリスト

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下記かきにIUCN(国際こくさい自然しぜん保護ほご連合れんごう)が作成さくせいした2006年版ねんばんレッドリスト記載きさいされているおもくじらるいしめす。括弧かっこない分類ぶんるいされたとしで、「」ないはIUCN日本にっぽん委員いいんかい訳語やくごである。

絶滅ぜつめつ寸前すんぜん」 (CR:Critically Endangered) 2しゅ
絶滅ぜつめつ危機きき」 (EN:Endangered) 7しゅ
脆弱ぜいじゃく」 (VU:Vulnerable) 5しゅ
ていリスク - 保全ほぜん対策たいさく依存いぞん」 (LRcd:Lower Risk - Conservation Dependent) 14しゅ
ていリスク - じゅん絶滅ぜつめつ危惧きぐ」 (LRnt:Lower Risk - Near Threatened) 1しゅ
ていリスク - 軽度けいど懸念けねん」 (LRlc:Lower Risk - Least Concern) 13しゅ
情報じょうほう不足ふそく」 (DD:Data Deficient) 39しゅ

ワシントン条約じょうやく附属ふぞくしょ

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下記かき絶滅ぜつめつのおそれのある野生やせい動植物どうしょくぶつたね国際こくさい取引とりひきかんする条約じょうやく(ワシントン条約じょうやく)の附属ふぞくしょかかげられたくじらたねしめす。

附属ふぞくしょI
附属ふぞくしょII
  • 附属ふぞくしょIにかかげるたね以外いがいくじらぜんたね

人類じんるいとのかかわり

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利用りよう

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くじら弁当べんとう
館山たてやまえき、2005ねん3がつ21にち

人類じんるいふるくからくじらるい全般ぜんぱん食用しょくようとしており、日本にっぽんにおいてもすでに縄文じょうもん時代じだい前期ぜんき能登半島のとはんとう真脇まわき遺跡いせきにおいて多数たすうのイルカのほね出土しゅつどしていることから、すでにイルカりょうはじまっていたとかんがえられている[37]日本にっぽんにおいて捕獲ほかくされたくじらるいくじらにくとして消費しょうひされるのが基本きほんであり、ほとんどすべての部位ぶい食用しょくようとする[38]くじら食用しょくようとする地域ちいき日本にっぽんだけではなく、ノルウェーアイスランド食用しょくよう習慣しゅうかんがあり、またアラスカやカナダのイヌイットカリブ海かりぶかいすうカ国かこくでもくじらるい捕獲ほかく食用しょくようおこなわれている[39]一方いっぽうヨーロッパのおおくのくにやアメリカなどではくじらるい食用しょくようとする習慣しゅうかんがなく、おも鯨油げいゆ目的もくてきとして捕鯨ほげいおこなっていた。鯨油げいゆランプよう燃料ねんりょうろうそく原料げんりょうとして需要じゅようたかさかんに生産せいさんされたものの、20世紀せいきはいると石油せきゆ生産せいさんさかんになるにつれて需要じゅようみ、ほとんど生産せいさんされなくなった[40]。また日本にっぽんにおいてはにく油脂ゆし以外いがい部位ぶいさかんに利用りようされ、くじらひげはゼンマイやかさほねなどの工芸こうげい材料ざいりょうとして、鯨骨げいこつ工芸こうげい材料ざいりょう肥料ひりょうとして利用りようされてきた[41]

捕鯨ほげい

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くじらるい食料しょくりょうとしても資源しげんとしても有用ゆうようなため、くじらるいおお生息せいそくする海域かいいきではふるくから捕鯨ほげいおこなわれてきた。初期しょき捕鯨ほげい沿岸えんがんながいてきた個体こたい捕獲ほかくする程度ていどのものだったとかんがえられているが、すでに縄文じょうもん時代じだい真脇まわき遺跡いせきではイルカのりょうおこなわれていたとかんがえられている[42]。その、ヨーロッパでは11世紀せいき日本にっぽんでは12世紀せいき捕鯨ほげいぎょう成立せいりつし、によるとっしき漁法ぎょほう捕鯨ほげいおこなっていたが、日本にっぽんでは16世紀せいきあみしき捕鯨ほげい考案こうあんされて主流しゅりゅうとなった[43]。20世紀せいきはいると捕鯨ほげいほうで銛を近代きんだい捕鯨ほげいほう成立せいりつしてぜん世界せかいひろまったが[44]効率こうりつした捕鯨ほげいほう乱獲らんかくんでいくつかのくじらるい個体こたいすう激減げきげんし、1982ねんには指定していされたたね商業しょうぎょう捕鯨ほげい禁止きんしされた[43]一方いっぽうで、先住民せんじゅうみん生存せいぞん目的もくてきおこな先住民せんじゅうみん生存せいぞん捕鯨ほげい商業しょうぎょう捕鯨ほげい禁止きんし操業そうぎょうみとめられており、北極ほっきょくかい沿岸えんがんのアメリカ・カナダ・ロシア・グリーンランドではイヌイットなどの先住民せんじゅうみんによって捕鯨ほげい継続けいぞくされているほか、インドネシアなどいくつかの地域ちいきでも捕鯨ほげいおこなわれている[45]

日本にっぽんではふるくから捕鯨ほげい一大いちだい産業さんぎょうとなっており、また漁村ぎょそんおおくのめぐみをもたらす存在そんざいであったことから、祭礼さいれい伝統でんとう芸能げいのう捕鯨ほげい施設しせつなどさまざまな捕鯨ほげい文化ぶんか現代げんだいいたるまでのこされている[46]

水族館すいぞくかんとホエールウォッチング

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小型こがたくじらるい水族館すいぞくかん飼育しいくすることもおおく、また知能ちのうたかいイルカやシャチを訓練くんれんしてイルカショーをおこなうところもおお[47]

1980年代ねんだい後半こうはん以降いこう、クジラの生態せいたい観察かんさつするホエールウォッチング世界せかい各地かくち急速きゅうそく人気にんきあつめるようになり、エコツーリズム観点かんてんからも、またおおくの観光かんこうきゃくせることによる経済けいざいてき社会しゃかいてき観点かんてんからも期待きたいされ、経済けいざいてき効果こうかげている[48]一方いっぽうで、ふね直接ちょくせつちかくにって観察かんさつおこなうことはくじらるいおおきな負担ふたんをかける行為こういであり、短期たんきてきにも長期ちょうきてきにも影響えいきょうおおきいため、法律ほうりつ自主じしゅ規制きせいによってある程度ていどのルールが形作かたちづくられているところも存在そんざいする[49][50]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ CITES, Appendices I, II and III valid from 22 June 2021, Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora, Accessed on 10 April 2022.
  2. ^ James G. Mead and Robert L. Brownell, Jr., “Order Cetacea,” In: Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (eds.), Mammal Species of the World (3rd ed.), Volume 1, Johns Hopkins University Press, 2005, Pages 723-743.
  3. ^ a b c アンソニー・マーティン・吉岡よしおかはじめやく「クジラとは?」アンソニー・マーティン編著へんちょ粕谷あらや俊雄としお監訳かんやく『クジラ・イルカだい図鑑ずかん平凡社へいぼんしゃ、1991ねん、10-11ぺーじ
  4. ^ 川田かわたしん一郎いちろう岩佐いわさ真宏まさひろ福井大ふくいだい新宅しんたくいさむふとし天野あまの雅男まさおした稲葉いなばさやか・たるはじめ姉崎あねざき智子さとこ横畑よこばたけ泰志やすし世界せかい哺乳類ほにゅうるい標準ひょうじゅん和名わみょう目録もくろく」『哺乳類ほにゅうるい科学かがくだい58かん 別冊べっさつ日本にっぽん哺乳類ほにゅうるい学会がっかい、2018ねん、1-53ぺーじ
  5. ^ すみほんせい哺乳類ほにゅうるい日本語にほんご分類ぶんるいぐんめいとく目名めな取扱とりあつかいについて —文部省もんぶしょうの“目安めやす”にどう対応たいおうするか—」『哺乳類ほにゅうるい科学かがくだい40かん 1ごう日本にっぽん哺乳類ほにゅうるい学会がっかい、2000ねん、83-99ぺーじ
  6. ^ Indo-European Etymology Database
  7. ^ せつぶんかい』「䲔、从魚畺聲。くじら、䲔或したがえきょう。」
  8. ^ りゅうこころざしもと (2013), 中國ちゅうごく漢字かんじ文物ぶんぶつ大系たいけい, 11, ていしゅう: だいぞう出版しゅっぱんしゃ, p. 559, ISBN 978-7-5347-7728-8 
  9. ^ 「クジラ・イルカの疑問ぎもん50」p109 加藤かとう秀弘ひでひろ中村なかむらげん編著へんちょ 成山なりやまどう書店しょてん 2018ねん6がつ28にち初版しょはん発行はっこう
  10. ^ 「クジラ・イルカの疑問ぎもん50」p2 加藤かとう秀弘ひでひろ中村なかむらげん編著へんちょ 成山なりやまどう書店しょてん 2018ねん6がつ28にち初版しょはん発行はっこう
  11. ^ 「イルカ概論がいろん 日本にっぽん近海きんかいさん小型こがたくじらるい生態せいたい保全ほぜん」p1 粕谷あらや俊雄としお 東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかい 2019ねん2がつ15にち初版しょはん
  12. ^ 「シャチがく」p21-23 村山むらやまつかさ 東海とうかい教育きょういく研究所けんきゅうじょ 2021ねん7がつ30にちだい1はんだい1さつ発行はっこう
  13. ^ この時期じきにはすでにクジラはくじらるいであった。よって、理論りろんじょうはさらなる過去かこはじまりがあってもよい。そこに後述こうじゅつのカバの進化しんか系統けいとうとの分水嶺ぶんすいれいがある。
  14. ^ ひらたくえば、血筋ちすじ分析ぶんせきと、には骨格こっかくてき特徴とくちょう観察かんさつ、それらをもとにした見極みきわめの結果けっかである。
  15. ^ 「シャチがく」p21 村山むらやまつかさ 東海とうかい教育きょういく研究所けんきゅうじょ 2021ねん7がつ30にちだい1はんだい1さつ発行はっこう
  16. ^ くじらるいがく」p23-25 村山むらやまつかさ編著へんちょ 東海大学とうかいだいがく出版しゅっぱんかい 2008ねん5がつ20日はつかだい1はんだい1さつ発行はっこう
  17. ^ 「クジラ・イルカの疑問ぎもん50」p3 加藤かとう秀弘ひでひろ中村なかむらげん編著へんちょ 成山なりやまどう書店しょてん 2018ねん6がつ28にち初版しょはん発行はっこう
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  19. ^ つづけ イルカ・クジラがく」p136-137 村山むらやまつかさ鈴木すずき美和みわ吉岡よしおかはじめ編著へんちょ 東海大学とうかいだいがく出版しゅっぱん 2015ねん4がつ20日はつかだい1はんだい1さつ発行はっこう
  20. ^ a b 「クジラ・イルカの疑問ぎもん50」p68-71 加藤かとう秀弘ひでひろ中村なかむらげん編著へんちょ 成山なりやまどう書店しょてん 2018ねん6がつ28にち初版しょはん発行はっこう
  21. ^ くじらるいがく」p110-111 村山むらやまつかさ編著へんちょ 東海大学とうかいだいがく出版しゅっぱんかい 2008ねん5がつ20日はつかだい1はんだい1さつ発行はっこう
  22. ^ 「イルカ概論がいろん 日本にっぽん近海きんかいさん小型こがたくじらるい生態せいたい保全ほぜん」p12 粕谷あらや俊雄としお 東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかい 2019ねん2がつ15にち初版しょはん
  23. ^ 「クジラ・イルカの疑問ぎもん50」p92-94 加藤かとう秀弘ひでひろ中村なかむらげん編著へんちょ 成山なりやまどう書店しょてん 2018ねん6がつ28にち初版しょはん発行はっこう
  24. ^ くじらるいがく」p21-23 村山むらやまつかさ編著へんちょ 東海大学とうかいだいがく出版しゅっぱんかい 2008ねん5がつ20日はつかだい1はんだい1さつ発行はっこう
  25. ^ 「イルカ概論がいろん 日本にっぽん近海きんかいさん小型こがたくじらるい生態せいたい保全ほぜん」p3-6 粕谷あらや俊雄としお 東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかい 2019ねん2がつ15にち初版しょはん
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関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん外部がいぶリンク

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