ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ

「カンサス・シティ/ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」
ビートルズのシングル
初出しょしゅつアルバム『ビートルズ・フォー・セール』
B面めん	アイル・フォロー・ザ・サン
リリース	1965年ねん3月がつ15日にち
録音ろくおん	1964年ねん10月がつ18日にち; EMIレコーディング・スタジオ;
ジャンル	ロックンロール
時間じかん	2分ふん38秒びょう
レーベル	オデオン / 東芝とうしば音楽おんがく工業こうぎょう
作詞さくし・作曲さっきょく	ジェリー・リーバーとマイク・ストーラー（カンサス・シティ）; リチャード・ペニーマン（ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ）;
プロデュース	ジョージ・マーティン
ビートルズシングル日本にっぽん年表ねんぴょう
『ビートルズ・フォー・セール』収録しゅうろく曲きょく
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「ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」
リトル・リチャードの楽曲がっきょく
英語えいご名めい	Hey-Hey-Hey-Hey
リリース	1958年ねん1月がつ
規格きかく	7インチシングル
A面めん	グッド・ゴリー・ミス・モリー（英語えいご版ばん）
録音ろくおん	1956年ねん5月がつ9日にち; J&Mスタジオ;
ジャンル	R&B; ロックンロール;
時間じかん	2分ふん2秒びょう
レーベル	スペシャルティ・レコード
作詞さくし者しゃ	リチャード・ペニーマン
作曲さっきょく者しゃ	リチャード・ペニーマン
プロデュース	バンプス・ブラックウェル
リトル・リチャードシングル年表ねんぴょう
『リトル・リチャード（英語えいご版ばん）』収録しゅうろく曲きょく

リトル・リチャード > ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ

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「ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」（Hey-Hey-Hey-Hey^{[注釈ちゅうしゃく 1]}）は、リトル・リチャードの楽曲がっきょくである。1956年ねん5月がつ9日にちにルイジアナ州しゅうニューオーリンズにあるJ&Mスタジオでレコーディングされ、1958年ねん1月がつにシングル盤ばん『グッド・ゴリー・ミス・モリー（英語えいご版ばん）』のB面めん曲きょくとして発売はつばいされた。後のちにビートルズやボブ・シーガーらによってカバーされている。

背景はいけい

1955年ねんにリトル・リチャードは、ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーによって書かかれた楽曲がっきょく「カンサス・シティ」のカバー・バージョンのレコーディングを行おこなった。カバー・バージョンのレコーディングは、1955年ねん9月がつ13日にち（ロバート・ブラックウェルがプロデュース）と11月29日にち（アート・ループ（英語えいご版ばん）がプロデュース）の2回かいに分わけて行おこなわれた^[1]。

1955年ねん9月がつ13日にちに録音ろくおんされた音源おんげんは、1952年ねんに発売はつばいされたリトル・ウィリー・リトルフィールド（英語えいご版ばん）によるカバー・バージョンに近ちかいアレンジで、1970年ねん11月に発売はつばいされたコンピレーション・アルバム『Well Alright!』に収録しゅうろくされた。1955年ねん11月29日にちに録音ろくおんされた音源おんげんは、リトル・リチャードによって大幅おおはばに作つくり変かえられ、後半こうはんが「Hey, hey, hey, hey; Hey baby, hey child, hey now」というフレーズのリフレインに変更へんこうされた。11月29日にち版ばんは、1958年ねん後半こうはんに発売はつばいされた3作さく目めのアルバム『ザ・ファビュラス・リトル・リチャード（英語えいご版ばん）』に収録しゅうろくされた^[2]のち、1959年ねん4月がつにはシングル盤ばんとしてリリースされた^[1]。

「カンサス・シティ」の第だい2バージョンがレコーディングされた6か月げつ後ご、本ほん作さくのレコーディングが行おこなわれた。本ほん作さくには「カンサス・シティ」の第だい2バージョンの後半こうはんのフレーズが含ふくまれている。本ほん作さくは、1958年ねん1月がつにシングル盤ばん「グッド・ゴリー・ミス・モリー（英語えいご版ばん）」のB面めん曲きょくとしてリリースされた後のち、7月がつに発売はつばいされたアルバム『リトル・リチャード（英語えいご版ばん）』に収録しゅうろくされた^[2]。

クレジット（リトル・リチャード版ばん）

カバー・バージョン

ビートルズによるカバー

ビートルズは、1962年ねん9月がつ5日にちにキャヴァーン・クラブ公演こうえんで初はじめて演奏えんそうしており、同年どうねん12月がつにハンブルクのスター・クラブ公演こうえんでも演奏えんそうした^[3]。

1964年ねん10月がつ18日にちに「カンサス・シティ」のカバー・バージョンをレコーディングした際さい、ビートルズはリチャードによるカバー・バージョンに忠実ちゅうじつなアレンジで演奏えんそうした^[4]。この日ひに録音ろくおんされた演奏えんそうは、1964年ねん12月4日にちにパーロフォンから発売はつばいされた4作さく目めのイギリス盤ばん公式こうしきオリジナル・アルバム『ビートルズ・フォー・セール』のA面めん6曲きょく目めに収録しゅうろくされ^[5]、アメリカでは1965年ねん6月がつ14日にちにキャピトル・レコードから発売はつばいされた『ビートルズ VI』にオープニング・ナンバーとして発売はつばいされた^[5]^{[注釈ちゅうしゃく 2]}。日本にっぽんではシングル盤ばんとしても発売はつばいされ、B面めんには「アイル・フォロー・ザ・サン」が収録しゅうろくされた。

1994年ねんに発売はつばいされた『ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC』には、1963年ねん7月がつ16日にちにBBCラジオの番組ばんぐみ用ように録音ろくおんされた演奏えんそうが収録しゅうろくされている^[6]。

クレジット（ビートルズ版ばん）

※出典しゅってん^[7]

その他たのアーティストによるカバー

1974年ねん、テン・イヤーズ・アフターはアルバム『バイブレーションズド（英語えいご版ばん）』に「Going Back to Birmingham」というタイトルでカバー・バージョンを収録しゅうろく。

ボブ・シーガーのカバー・バージョンは、1989年ねん公開こうかいの映画えいが『ロードハウス/孤独こどくの街まち』のサウンドトラック盤ばんに収録しゅうろくされた。ファッツ・ドミノによる「Blue Monday」のカバー・バージョンと同おなじセッションで録音ろくおんされたが、長ながらく未み発表はっぴょうのままであった。その後ご、2011年ねんに発売はつばいされたコンピレーション・アルバム『Ultimate Hits: Rock and Roll Never Forgets』からの先行せんこうシングルとしてリリースされて22年ねん越こしに日ひの目めを見みることとなった^[8]^[9]^[10]。

ザ・ジム・ジョーンズ・レビュー（英語えいご版ばん）は、2008年ねんに発売はつばいしたデビュー・アルバムに本ほん作さくのカバー・バージョンを収録しゅうろく。その後ごライブの定番ていばん曲きょくとなった。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ 「Hey-Hey-Hey-Hey! (Goin' Back to Birmingham)」とされる場合ばあいもある。
^ 発売はつばい当初とうしょ、曲目きょくもくには「カンサス・シティ」と表記ひょうきされていたが、後のちに「カンサス・シティ/ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」（Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey）に改あらためられた。また、作曲さっきょく者しゃのクレジットも「Leiber-Stoller/Penniman」に変更へんこうされた。

出典しゅってん

^ ^a ^b ^c Little Richard - The Specialty Sessions – 8 Album Set (booklet). Little Richard. Ace Records. 1989. p. 29. ABOXLP 1 (set), ABOXBK1 (booklet)。
^ ^a ^b Charles 1994, p. 259.
^ Unterberger, Richie (November 15, 2006). The Unreleased Beatles: Music & Film. Backbeat Books. pp. 34, 36–41. ISBN 978-0879308926
^ Dogget & Humphries 2010, p. 62.
^ ^a ^b Russell 2006, p. 40.
^ Everett 2001, p. 160.
^ Dowlding 2009, p. 142.
^ “Recorded but Unreleased”. The Seger File. 2019年ねん10月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ “Ultimate Hits”. BobSeger.com. 2012年ねん9月がつ10日とおか時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2011年ねん10月がつ26日にち閲覧えつらん。
^ “ボブ・シーガー、未み発表はっぴょう音源おんげんを含ふくむ新しんベスト盤ばん登場とうじょう”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク株式会社かぶしきがいしゃ (2012年ねん2月がつ19日にち). 2019年ねん10月がつ10日とおか閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん

Dogget, Peter; Humphries, Patrick (2010). The Beatles: The Music And The Myth. Omnibus Press. ISBN 0-8571-2361-0
Dowlding, William J. (2009). Beatlesongs. Touchstone. ISBN 1-4391-4719-1
Everett, Walter (2001). The Beatles As Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul. Oxford and New York: Oxford University Press. ISBN 978-0-19-514105-4
Russell, Jeff P. (2006) [1982]. The Beatles Complete Discography. Universe. ISBN 0-7893-1373-1
White, Charles (1994). The Life and Times of Little Richard: The Quasar of Rock. Da Capo Press. ISBN 0-306-80552-9

外部がいぶリンク

Hey-Hey-Hey-Hey - Genius（英語えいご版ばん）の歌詞かしページ
Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey! - Genius（英語えいご版ばん）の歌詞かしページ

[1] 「Hey-Hey-Hey-Hey! (Goin' Back to Birmingham)」とされる場合ばあいもある。

[7] 発売はつばい当初とうしょ、曲目きょくもくには「カンサス・シティ」と表記ひょうきされていたが、後のちに「カンサス・シティ/ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」（Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey）に改あらためられた。また、作曲さっきょく者しゃのクレジットも「Leiber-Stoller/Penniman」に変更へんこうされた。

[a-2] Little Richard - The Specialty Sessions – 8 Album Set (booklet). Little Richard. Ace Records. 1989. p. 29. ABOXLP 1 (set), ABOXBK1 (booklet)。

[FOOTNOTECharles1994259-3] Charles 1994, p. 259.

[4] Unterberger, Richie (November 15, 2006). The Unreleased Beatles: Music & Film. Backbeat Books. pp. 34, 36–41. ISBN 978-0879308926

[FOOTNOTEDoggetHumphries201062-5] Dogget & Humphries 2010, p. 62.

[FOOTNOTERussell200640-6] Russell 2006, p. 40.

[FOOTNOTEEverett2001160-8] Everett 2001, p. 160.

[FOOTNOTEDowlding2009142-9] Dowlding 2009, p. 142.

[The_Seger_File-10] “Recorded but Unreleased”. The Seger File. 2019年ねん10月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[BobSeger.com-11] “Ultimate Hits”. BobSeger.com. 2012年ねん9月がつ10日とおか時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2011年ねん10月がつ26日にち閲覧えつらん。

[12] “ボブ・シーガー、未み発表はっぴょう音源おんげんを含ふくむ新しんベスト盤ばん登場とうじょう”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク株式会社かぶしきがいしゃ (2012年ねん2月がつ19日にち). 2019年ねん10月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[注釈ちゅうしゃく 1]

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[注釈ちゅうしゃく 2]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]