ルカ・モドリッチ

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ルカ・モドリッチ
2021年ねんのモドリッチ
名前なまえ
本名ほんみょう ルカ・モドリッチ
愛称あいしょう el Cruyff de los Balcanes（バルカンのクライフ）[1]
Maestro（巨匠きょしょう）[2]
El Pájaro（鳥とり）[3]
ラテン文字もじ Luka Modrić
キリル文字もじ Лука Модрић
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき クロアチアの旗 クロアチア
生年月日せいねんがっぴ (1985-09-09) 1985年ねん9月9日にち（38歳さい）
出身しゅっしん地ち ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア ザダル
身長しんちょう 172 cm[4]
体重たいじゅう 66.2 kg[4]
選手せんしゅ情報じょうほう
在籍ざいせきチーム スペインの旗 レアル・マドリード
ポジション MF[4]
背番号せばんごう 10[4]
利きき足あし 右足みぎあし
ユース
1996–2001 クロアチアの旗 NKザダル
2002-2003 クロアチアの旗 NKディナモ・ザグレブ
クラブ1
年とし クラブ 出場しゅつじょう (得点とくてん)
2003-2008 クロアチアの旗 ディナモ・ザグレブ 94 (26)
2003-2004 →ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ズリニスキ・モスタル（loan） 22 (8)
2004-2005 →クロアチアの旗 インテル・ザプレシッチ（loan） 18 (4)
2008-2012 イングランドの旗 トッテナム 127 (13)
2012- スペインの旗 レアル・マドリード 355 (28)
代表だいひょう歴れき2
2001  クロアチア U-15 2 (0)
2001  クロアチア U-17 2 (0)
2003  クロアチア U-18 7 (0)
2003-2004  クロアチア U-19 11 (1)
2004-2005  クロアチア U-21 15 (2)
2006- クロアチアの旗 クロアチア 174 (24)
獲得かくとくメダル
男子だんしサッカー
 クロアチア
FIFAワールドカップ
銀ぎん 2018 ロシア
銅どう 2022 カタール
UEFAネーションズリーグ
銀ぎん 2022-23 オランダ
1. 国内こくないリーグ戦せんに限かぎる。2023年ねん6月がつ15日にち現在げんざい。
2. 2023年ねん10月がつ17日にち現在げんざい。
■テンプレート（■ノート ■解説かいせつ）■サッカー選手せんしゅpj

ルカ・モドリッチ（Luka Modrić; クロアチア語ご発音はつおん: [lûːka mǒːdrit͡ɕ]、1985年ねん9月9日にち - ）は、ユーゴスラビア（現げん・クロアチア）・ザダル出身しゅっしん[5]のサッカー選手せんしゅ。レアル・マドリード所属しょぞく。クロアチア代表だいひょう。ポジションはミッドフィールダー[4]。同国どうこく代表だいひょうの出場しゅつじょう数すう歴代れきだい最多さいた記録きろく保持ほじ者しゃ。

山脈さんみゃくにある人口じんこう500人にんほどの村むらで育そだち[6]、6歳さいでクロアチア紛争ふんそうとボスニア・ヘルツェゴビナ紛争ふんそうの泥沼どろぬま化かに巻まき込こまれ、18歳さいまで難民なんみん生活せいかつをしていた[7]。紛争ふんそう中ちゅう、父ちちはクロアチア軍ぐんの車くるまの整備せいび士し、母ははは織物おりもの労働ろうどう者しゃであった[8]。

地元じもとクラブであるNKザダルのユース出身しゅっしんで、2002年ねんに国内こくないの強豪きょうごうクラブであるNKディナモ・ザグレブへの移籍いせきが転機てんきとなる。入団にゅうだん後ごすぐにクオリティーの高たかさを見みせつけ、クラブはすぐに契約けいやくを10年ねん延長えんちょう。クラブ職員しょくいんによって多おおくの成長せいちょう補助ほじょ食品しょくひんも与あたえられ、コンプレックスであった身長しんちょうもゆっくりと成長せいちょうしていった[9]。

その後ご、HŠKズリニスキ・モスタル、NKインテル・ザプレシッチへのレンタル移籍いせきを経へて2005年ねんにディナモ・ザグレブのトップチームデビューした。

2008年ねんからはプレミアリーグに活躍かつやくの場ばを移うつし、トッテナム・ホットスパーFCではスコット・パーカーやガレス・ベイルらとチームを牽引けんいんした[10]。2012年ねんにレアル・マドリードへ移籍いせき、UEFAチャンピオンズリーグ優勝ゆうしょうなどのタイトルを獲得かくとくした。

2018 FIFAワールドカップではクロアチアを初はつの準じゅん優勝ゆうしょうに導みちびき、大会たいかいMVPにあたるゴールデンボールを受賞じゅしょうした[11]。

クロアチア年間ねんかん最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうに最多さいたとなる9度ど選出せんしゅつされているほか、2015年ねんにFIFA/FIFProワールドイレブン、2016年ねんにはUEFAチーム・オブ・ザ・イヤーにクロアチア人じんで初はじめて選えらばれた。2018年ねん、東ひがしヨーロッパ出身しゅっしん選手せんしゅで初はじめてUEFA欧州おうしゅう最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう、FIFA最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうを受賞じゅしょうし、クロアチア人じん初はつとなるバロンドールにも選えらばれた[12]。

クラブ経歴けいれき[編集へんしゅう]

クロアチア時代じだい[編集へんしゅう]

1985年ねん、旧きゅうユーゴスラビアのザダル郊外こうがいにあるモドリッチという名前なまえの村むらで生うまれた[13]。1991年ねん、クロアチアが独立どくりつを宣言せんげんし、クロアチア紛争ふんそうが始はじまると故郷こきょうは戦場せんじょうとなり、祖父そふをセルビア民兵みんぺいに殺害さつがいされた[13]。この事件じけんに関かんしては「あまり話はなしたくない」としている[14]。また、名前なまえの“ルカ”は祖父そふの名前なまえから来きている[15]。一家いっかはザダルへ逃のがれ、難民なんみんが暮くらすホテルで仮住かりずまいを始はじめ、6歳さいのモドリッチ少年しょうねんはホテルの駐車ちゅうしゃ場じょうでサッカーに熱中ねっちゅうした[16]。クロアチア代表だいひょうでも活躍かつやくしていたズボニミール・ボバンのファンであり、当時とうじボバンも所属しょぞくしていたACミランでのプレーを夢見ゆめみていた[17]。

10歳さいの頃ころにハイドゥク・スプリトのトライアルを受うけるも、華奢きゃしゃで力ちからがなさすぎるという理由りゆうから不合格ふごうかくとなり[18]、その後ご地元じもとクラブのNKザダルの下部かぶ組織そしきに入団にゅうだんした。16歳さいでディナモ・ザグレブの下部かぶ組織そしきに移籍いせきする。

18歳さいでトップチームに昇格しょうかくし10年間ねんかんのプロ契約けいやくを結むすび、故郷こきょうにアパートを買かって一家いっかの難民なんみん生活せいかつにピリオドを打うった[7]。同おなじポジションにニコ・クラニチャールが居いたため、HŠKズリニスキ・モスタルにレンタル移籍いせき。ここでは18歳さいながらキャプテンを務つとめ年間ねんかんMVPの活躍かつやくを見みせるものの、ディナモへの復帰ふっきは叶かなわず、翌年よくねんNKインテル・ザプレシッチに再ふたたびレンタルに出だされた。ザプレシッチではタイトル争あらそいに大おおきく貢献こうけんし[18]、最終さいしゅう的てきにクラブをリーグ2位いへ導みちびくと年間ねんかん最優秀さいゆうしゅう若手わかて選手せんしゅ賞しょうを受賞じゅしょうした[19]。

転機てんきが訪おとずれたのはクラニチャールがハイデュク・スプリトに移籍いせきしてから。2005年ねん1月がつにディナモへ急せきょ呼よび戻もどされると、ヨジップ・クゼ監督かんとくの下した、エドゥアルド・ダ・シルヴァ、ヴェドラン・チョルルカ、オグニェン・ヴコイェヴィッチらとともに、リーグ優勝ゆうしょうを達成たっせい。モドリッチもチーム内ないで確固かっこたる地位ちいを築きずき、リーグ3連覇れんぱに貢献こうけん。2007年ねんにはリーグ年間ねんかん最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅに選出せんしゅつされた。

トッテナム・ホットスパー[編集へんしゅう]

2008年ねん5月がつ30日にちにトッテナム・ホットスパーFCへ同どうクラブの当時とうじ史上しじょう最高さいこう額がくとなる移籍いせき金きん2300万まんユーロで移籍いせき[20]。

8月がつ16日にちのミドルスブラFCとの開幕かいまく戦せんでプレミアリーグデビュー[21]。ファンデ・ラモス監督かんとくの下したでは中盤ちゅうばんの底そこで司令塔しれいとうとしての役割やくわりを求もとめられたものの、プレミアリーグに適応てきおうできない中なかでの不慣ふなれなポジションでのプレーとあり、また膝ひざの怪我けがもあり低調ていちょうなパフォーマンスが続つづいた[22][23]。しかし10月がつ末まつにファンデ・ラモスが解任かいにんされハリー・レドナップが就任しゅうにんすると、セントラルハーフや左ひだりサイドでプレーするようになり、レギュラーに定着ていちゃく。2008年ねん12月18日にちのUEFAカップ、FCスパルタク・モスクワ戦せんで移籍いせき後ご初はつ得点とくてんを挙あげると[24]、その3日にち後ごにはニューカッスル・ユナイテッドFC戦せんでプレミアリーグ初はつ得点とくてんを挙あげた[25]。移籍いせき初年度しょねんどから計けい44試合しあいに出場しゅつじょうし、5得点とくてんを挙あげた。

2009-10シーズンもレギュラーとしてスタートしたものの、2009年ねん8月がつ29日にちのバーミンガム・シティFC戦せんでリー・ボウヤーと接触せっしょくし右足みぎあしの腓骨ひこつを骨折こっせつ[26]。当初とうしょは6週間しゅうかんの離脱りだつとみられたが[27] 復帰ふっきは遅おくれ、12月にようやく戦列せんれつに復帰ふっきした[28]。復帰ふっき後ごはトッテナム躍進やくしんの原動力げんどうりょくとなり、クラブ史上しじょう初はつのUEFAチャンピオンズリーグ出場しゅつじょう権けん獲得かくとくに貢献こうけんした[22]。シーズン終了しゅうりょう後ご、トッテナムと新あらたに6年ねん契約けいやくを結むすんだ[29]。

トッテナム時代じだいのモドリッチ（2010年ねん）

2010-11シーズンは自身じしん初はじめてチャンピオンズリーグ本戦ほんせんに進すすんだ。2010年ねん9月がつ29日にちのグループリーグ第だい2節せつ、ホームでのFCトゥウェンテ戦せんでチャンピオンズリーグ初はつ出場しゅつじょうを果はたし、ガレス・ベイルの得点とくてんを導みちびくなど4-1の大勝たいしょうに貢献こうけん[30]。続つづく10月がつ20日はつかのアウェーでのインテル戦せんではゴメスの退場たいじょうにより前半ぜんはん11分ふんで交代こうたいとなるも[31]、11月2日にちのホームでのインテル戦せんではラファエル・ファン・デル・ファールトの先制せんせい点てんをアシストし、3-1での勝利しょうりに貢献こうけん[22]。続つづく11月24日にちのヴェルダー・ブレーメン戦せんではチャンピオンズリーグ初はつ得点とくてんを挙あげた[32]。チャンピオンズリーグでは8試合しあいに出場しゅつじょうし、グループリーグ首位しゅい通過つうかと初はつのベスト8進出しんしゅつに貢献こうけんした。プレミアリーグでは32試合しあいに出場しゅつじょうし、パス成功せいこう数すうとインターセプト数すうでリーグベスト3に入はいる活躍かつやくをみせた[22]。トッテナムは2シーズン連続れんぞくのチャンピオンズリーグ出場しゅつじょう権けん獲得かくとくは逃のがしたものの5位いにつけ、UEFAヨーロッパリーグ出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくした。これらの活躍かつやくにより、プレミアリーグで最もっともクリエイティブな選手せんしゅの1人にんという評価ひょうかを得えた[33]。

2012年ねん夏なつの移籍いせき市場いちばでは、レアル・マドリードがモドリッチへ強つよい関心かんしんを示しめした。モドリッチ自身じしんも移籍いせきを希望きぼうし、練習れんしゅうの欠場けつじょうやアメリカ遠征えんせいを辞退じたいした[34]。プレシーズンツアーに参加さんかしなかったモドリッチに対たいし、クラブは罰金ばっきんを課かした[35]。

レアル・マドリード[編集へんしゅう]

2012年ねん8月がつ27日にちにレアル・マドリードへの移籍いせきを発表はっぴょうした。契約けいやくは5年間ねんかんで、移籍いせき金きんは推定すいてい4200万まんユーロ。モドリッチ移籍いせきと同おなじタイミングでトッテナムとレアル・マドリードが提携ていけい契約けいやくを締結ていけつ、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長かいちょうは「我々われわれ両りょうクラブの強固きょうこで親密しんみつな関係かんけいが、長期ちょうき的てきなパートナーシップの締結ていけつとルカ・モドリッチの移籍いせきにつながった。ルカを歓迎かんげいし、今後こんごトッテナムと密接みっせつに協力きょうりょくしていくことを楽たのしみにしている」と語かたり、トッテナムのダニエル・レヴィ会長かいちょうは「ルカは我々われわれにとって素晴すばらしい選手せんしゅだった。彼かれを手放てばなすのは本望ほんもうではないが、移籍いせき先さきがマドリーであることに満足まんぞくしている。また、マドリーと長期ちょうき的てきかつ生産せいさん的てきなパートナーシップを共有きょうゆうすることを楽たのしみにしている」と語かたった[36]。

8月がつ29日にち、FCバルセロナとのスーペルコパ・デ・エスパーニャ第だい2戦せんで途中とちゅう出場しゅつじょうし、レアル・マドリードデビューした。試合しあいは2-1でレアル・マドリードが勝利しょうりし、移籍いせき後ごおよそ36時じ間あいだ後ごにスペインでの初はつタイトルを手てにした。しかし、移籍いせき初年度しょねんどはマルカ読者どくしゃによりシーズン最悪さいあくの補強ほきょうに選えらばれるなど、厳きびしい批判ひはんに晒さらされる不本意ふほんいなシーズンとなった[37]。2013年ねんにカルロ・アンチェロッティが監督かんとくに就任しゅうにんすると先発せんぱつの地位ちいを確立かくりつ[38]、翌よくシーズンにはリーグ最優秀さいゆうしゅうミッドフィールダーに選えらばれるなど[39]重要じゅうような選手せんしゅの1人ひとりとなった[40]。レアル・マドリードでの100試合しあい目めとなるUEFAチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦せんではアシストを記録きろくして4-0での大勝たいしょうに貢献こうけんし、決勝けっしょうにおいてもコーナーキックからセルヒオ・ラモスの同点どうてんゴールをアシストした。チャンピオンズリーグの優勝ゆうしょうを祝いわってトレードマークでもあった長髪ちょうはつを切きり、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウでのセレモニーでは短髪たんぱつで姿すがたを表あらわした[41]。

2014年ねん夏なつの移籍いせき市場いちばでは中盤ちゅうばんで共ともにプレーをしていたアンヘル・ディ・マリアとシャビ・アロンソが揃そろって移籍いせきし、入いれ替かわるようにトニ・クロースが加入かにゅう。アンチェロッティは10番ばんタイプであるモドリッチとクロースを中盤ちゅうばんの底そこで併用へいようした[42]。前ぜんシーズンにチャンピオンズリーグ優勝ゆうしょうの立役者たてやくしゃの一人ひとりとなったモドリッチだが、11月に行おこなわれたEURO予選よせんのイタリア戦せんで大腿だいたい部ぶを負傷ふしょうしたことによってFIFAクラブワールドカップに参加さんかすることは出来できなかった。2015年ねん3月がつ10日とおか、チャンピオンズリーグのシャルケ04戦せんで戦線せんせん復帰ふっき[43]。チャンピオンズリーグ準々じゅんじゅん決勝けっしょうとなったアトレティコ・マドリード戦前せんぜん、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督かんとくは「モドリッチの復帰ふっきによりチームの中盤ちゅうばんはアグレッシブかつダイナミックになる。彼かれはレアル・マドリードの物凄ものすごいポテンシャルを一段いちだんと高たかめることができる」と影響えいきょう力りょくの高たかさに言及げんきゅうした[44]。しかし、4月がつ18日にちのマラガCF戦せんで靭帯じんたいを損傷そんしょうしたことにより再ふたたび長期ちょうき離脱りだつを強しいられた[45]。チャンピオンズリーグ決勝けっしょうに向むけての復帰ふっきを目指めざしていたが、チームはベスト4で敗退はいたいしシーズン中ちゅうの復帰ふっきは叶かなわなかった。

レアル・マドリードでのモドリッチ（2015年ねん）

2015-16シーズンは2年ねんぶりとなるチャンピオンズリーグ優勝ゆうしょうを手てにした。自身じしん2度目どめとなるリーグ最優秀さいゆうしゅうMFに選えらばれたほか、FIFProからは2015年ねんのベストイレブンに選出せんしゅつされた。また、成績せいせき不振ふしんによりシーズン途中とちゅうに解任かいにんされたラファエル・ベニテスに代かわり監督かんとくに就任しゅうにんしたジネディーヌ・ジダンの初陣ういじんでデポルティーボ・ラ・コルーニャに大勝たいしょうした後のち、「監督かんとく交代こうたいは良よいものだった」とのコメントを残のこした[46]。

2016年ねん10月がつ18日にち、レアル・マドリードとの契約けいやくを2020年ねんまで契約けいやくを延長えんちょうしたことが発表はっぴょうされた[47]。

FIFAクラブワールドカップでも2試合しあい連続れんぞくで先発せんぱつ出場しゅつじょうし、大会たいかいシルバーボールに選えらばれた[48]。2016年ねんには2年ねん連続れんぞくとなるFIFProベストイレブンに選えらばれたほか、UEFAチーム・オブ・ザ・イヤーにも初はつ選出せんしゅつされた。2016-17シーズンはプリメーラ・ディビシオン制覇せいは、前年ぜんねんに続つづきチャンピオンズリーグ連覇れんぱに貢献こうけんした。その活躍かつやくにより、チャンピオンズリーグの大会たいかい最優秀さいゆうしゅうMFに選えらばれた。

2017年ねん7月がつ、ハメス・ロドリゲスの後のちを継つぎ、ルイス・フィーゴ以降いこう着用ちゃくようした選手せんしゅが期待きたい外はずれもしくは不本意ふほんいな形かたちで退団たいだんしていることから呪のろわれた番号ばんごうとも呼よばれている10番ばんを着用ちゃくようすることが決定けっていした[49]。モドリッチは19番ばんへ愛着あいちゃくを持もちながらも「10番ばんが空すくことが分わかった時とき、このチャンスを逃のがす訳わけにはいかないと思おもった。なぜなら、自分じぶんが最もっとも好すきな番号ばんごうだからだ」と語かたった[50]。

チャンピオンズリーグ優勝ゆうしょう後ご、アルムデナ大だい聖堂せいどうで称賛しょうさんを受うけるモドリッチ（2018年ねん）

8月がつ13日にちに行おこなわれたスーペルコパ第だい1戦せんは、3年ねん前まえの同どう大会たいかいでレッドカードを受うけたことから出場しゅつじょうすることができなかった[51]。シーズン途中とちゅうに発表はっぴょうされたザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズでは6位い、バロンドールでは5位いに入はいり、それぞれ自己じこ最高さいこう位い且かつミッドフィールダー最高さいこう位いとなった。同どうシーズンのUEFAチャンピオンズリーグにおいても優勝ゆうしょう、チームメイトのクリスティアーノ・ロナウド、クロース、ラモス、マルセロらとともに3年ねん連続れんぞくで優秀ゆうしゅう選手せんしゅに選えらばれるなどレアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグ3連覇れんぱに貢献こうけんした。

UEFAチャンピオンズリーグ3連覇れんぱやFIFAワールドカップ準じゅん優勝ゆうしょうが評価ひょうかされ、同年どうねんのUEFA欧州おうしゅう最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう、FIFA最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうを受賞じゅしょうしたほか、長年ながねんロナウドとリオネル・メッシの独占どくせん状態じょうたいにあったバロンドールにおいても、2007年ねんのカカ以来いらい11年ねんぶりとなる2選手せんしゅ以外いがいの受賞じゅしょう者しゃとなった[52]。授賞じゅしょう式しきにてモドリッチもそのことに触ふれ、シャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタ、ヴェスレイ・スナイデルらも本来ほんらいバロンドールを獲えれる選手せんしゅであったと語かたった[53]。その他た、クロアチアのスポーツ記者きしゃによるクロアチア年間ねんかん最優秀さいゆうしゅうアスリートや、ブルガリア通信つうしん社しゃが主催しゅさいするバルカン半島ばるかんはんとう年間ねんかん最優秀さいゆうしゅうスポーツ選手せんしゅにも選えらばれた[54][55]。

2019年ねん3月がつ6日にち史上しじょう初はつの4連覇れんぱを目指めざして臨のぞんだUEFAチャンピオンズリーグではラウンド16のアヤックス戦せんで敗退はいたいし、ベスト16に終おわる[56]。2018-19シーズンの獲得かくとくタイトルはFIFAクラブワールドカップのみに終おわり、モドリッチ自身じしんも不調ふちょうに陥おちいった[57]。翌よく2019-20シーズンには、フェデリコ・バルベルデのブレイクもあり一時いちじ出場しゅつじょう機会きかいが減少げんしょうしたが[58][59][60]、新型しんがたコロナウイルスの流行りゅうこうに伴ともなう中断ちゅうだん後ごは再ふたたび高たかいパフォーマンスを披露ひろう、シーズン5得点とくてん、リーグ7アシストと共ともにレアル・マドリード加入かにゅう以降いこうでキャリアハイとなる数字すうじを記録きろくし[61]、ラ・リーガ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした[62]。

2020-21シーズンにはモドリッチの後継こうけい者しゃ候補こうほと目めされていたマルティン・ウーデゴールがレアル・ソシエダから復帰ふっきし、バルベルデも含ふくめた若手わかて選手せんしゅとのポジション争あらそいや世代せだい交代こうたいにも注目ちゅうもくが集あつまった。しかし、モドリッチはドリブル、パス、守備しゅびなど様々さまざまなスタッツで昨季さくきを上回うわまわるパフォーマンスを見みせて出場しゅつじょう機会きかいを確保かくほした[63][64][65]。シーズン終了しゅうりょう後ご、2021年ねん6月がつ末まつまでとなっていたレアル・マドリードとの契約けいやくを一いち年ねん延長えんちょうした[66]。

2021-22シーズンは、フェデリコ・バルベルデの台頭たいとうやフランスの新星しんせいエドゥアルド・カマヴィンガの加入かにゅう、チームのハイプレス戦術せんじゅつにより、ベテランのモドリッチはシーズン序盤じょばんは出場しゅつじょう機会きかいが限かぎられた。しかし、シーズン途中とちゅうからカゼミーロ、モドリッチ、クロースのUEFAチャンピオンズリーグ3連覇れんぱメンバーが中盤ちゅうばんに固定こてい化かされたことで、例年れいねん同様どうよう出場しゅつじょう機会きかいを増ふやした。シーズンを通とおして36歳さいながら高たかいパフォーマンスを披露ひろうし、チームの35度目どめのリーグ優勝ゆうしょう、14度目どめのUEFAチャンピオンズリーグ優勝ゆうしょうの2冠かんに大おおきく貢献こうけんした。とりわけ、UEFAチャンピオンズリーグでは、ラウンド16パリ・サンジェルマン戦たたかえ2ndレグでのドリブルからの2点てん目めのアシスト、準々じゅんじゅん決勝けっしょうチェルシー戦せん2ndレグでは得意とくいのアウトサイドパスでロドリゴの同点どうてんゴールをアシストするなど、大だい逆転ぎゃくてんが続つづいたチームで決定的けっていてきな活躍かつやくを見みせ、UEFAチャンピオンズリーグ制覇せいはの立役者たてやくしゃの一人ひとりとなった。大会たいかい終了しゅうりょう後ご、UEFA公式こうしきのチャンピオンズリーグベスト11に選出せんしゅつされた。シーズン終了しゅうりょう後ごには2022年ねん6月がつ末まつまでとなっていたレアル・マドリードとの契約けいやくを再ふたたび1年ねん延長えんちょうしたことが発表はっぴょうされた。このシーズン36歳さいにしてこれまでのキャリアで最高さいこうのシーズン10アシストを決きめた[67]。

2022-23シーズン、チャンピオンズリーググループステージ、セルティックFC戦せんでレアル・マドリードの選手せんしゅとして大会たいかい100試合しあい出場しゅつじょうを果はたし、その試合しあいで得点とくてんも挙あげた[68]。2023-24シーズンは開幕かいまく戦せんから3試合しあいベンチスタートとなった[69]。10月28日にちに行おこなわれたバルセロナ戦せんでは決勝けっしょう点てんをお膳立ぜんだて、この試合しあいでレアル・マドリードの選手せんしゅとして通算つうさん500試合しあい出場しゅつじょうを果はたした[70]。2024年ねん4月がつ30日にちのFCバイエルン・ミュンヘン戦せんでジュード・ベリンガムに代かわって途中とちゅう出場しゅつじょうし、38歳さい229日にちでの出場しゅつじょうはフェレンツ・プスカシュの持もつ欧州おうしゅうカップ戦せんにおけるクラブ最年長さいねんちょう出場しゅつじょう記録きろくを更新こうしんした[71]。

代表だいひょう経歴けいれき[編集へんしゅう]

代表だいひょうでのモドリッチ（2013年ねん）

各かく世代せだいの代表だいひょうに選出せんしゅつ後ご、2006年ねん3月がつ1日にちのアルゼンチンとの親善しんぜん試合しあいでフル代表だいひょうデビュー。ドイツワールドカップのメンバーにも選出せんしゅつされるが、同おなじポジションのニコ・クラニチャールも選出せんしゅつされたため、グループリーグの日本にっぽん戦せんとオーストラリア戦せんに途中とちゅう出場しゅつじょうしたのみに終おわった。

監督かんとくがスラヴェン・ビリッチに交代こうたいすると、それまでより1列れつ下さがったポジションを任まかされ、代表だいひょうのレギュラーに定着ていちゃく。ニコ・クラニチャールとの共存きょうぞんにも成功せいこうする。ワールドカップ後ご最初さいしょの試合しあいとなった、世界せかい王者おうじゃのイタリアとの親善しんぜん試合しあいで代表だいひょう初はつ得点とくてんを記録きろく。EURO2008予選よせんで全ぜん試合しあいに出場しゅつじょうし、アウェーでのイングランド戦せんではドリブルで数々かずかずのチャンスを作つくり出だしクロアチアの本戦ほんせん出場しゅつじょうに貢献こうけんするとともに、イングランドを予選よせん敗退はいたいに追おい込こんだ[19]。

EURO2008ではグループリーグ初戦しょせんの開催かいさい国こくオーストリア戦せんでPKにより決勝けっしょう点てんを記録きろく[72]。グループリーグ第だい2戦せんのドイツ戦せんではマン・オブ・ザ・マッチに選えらばれる活躍かつやくで金星きんぼしに貢献こうけん。準々じゅんじゅん決勝けっしょうのトルコ戦せんでは延長えんちょう後半こうはん14分ふんにイヴァン・クラスニッチの先制せんせい点てんをアシストしたものの直後ちょくごに同点どうてんとされ、PK戦せんでは最初さいしょのキッカーとして失敗しっぱいし、チームはベスト8で敗退はいたいした[73]。しかし「EURO2008最大さいだいの収穫しゅうかく」と評ひょうされる活躍かつやくにより、自身じしんはUEFA選定せんてい大会たいかい優秀ゆうしゅう選手せんしゅに選えらばれた[74]。

UEFA EURO 2012予選よせんでは全すべての試合しあいに出場しゅつじょうし、本ほん大会たいかい出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくする。グループリーグ初戦しょせんのアイルランド戦せんでは勝利しょうりするも、第だい2戦せんイタリア戦せんで引ひき分わけ、最終さいしゅう戦せんであるスペイン戦せんで敗やぶれた。その結果けっか、イタリアと勝かち点てん1差さでグループリーグ敗退はいたいとなった。2年ねん後ごのワールドカップにおいても、開幕かいまく戦せんでブラジルに敗やぶれるなど1勝しょう2敗はいとなり、グループリーグ突破とっぱはならなかった。

EURO2016では、初戦しょせんとなるトルコ戦せんでボレーシュートを決きめ、スペイン戦せんではセルヒオ・ラモスのキックの癖くせをダニエル・スバシッチに伝つたえPK阻止そしに導みちびくなど[75] グループステージ突破とっぱに貢献こうけん。しかし、決勝けっしょうトーナメントでは延長えんちょうの末すえポルトガルに敗やぶれた。大会たいかい終了しゅうりょう後ごに代表だいひょうを引退いんたいしたダリヨ・スルナに代かわって、2016年ねん以降いこうはクロアチア代表だいひょうのキャプテンに就任しゅうにんした[76]。

2017年ねん10月がつ6日にち、2018年ねんW杯はい予選よせんのフィンランド戦せんにて代表だいひょう100試合しあい出場しゅつじょうを達成たっせいした。

ワールドカップでプレーするモドリッチ（2018年ねん）

2018年ねんW杯はい本戦ほんせんでは、グループリーグ初戦しょせんナイジェリア戦たたかえ、2戦せん目めのアルゼンチン戦せんと2試合しあい連続れんぞくで得点とくてんを奪うばうなど勝利しょうりに貢献こうけんし、2試合しあい連続れんぞくでマン・オブ・ザ・マッチに選えらばれた。決勝けっしょうトーナメント第だい1戦せんとなるデンマーク戦せんでは1-1で迎むかえた延長線えんちょうせん終盤しゅうばんにアンテ・レビッチへのスルーパスからPKを獲得かくとくするも、カスパー・シュマイケルに阻はばまれた。その後ごのPK戦せんでは3人にん目めのキッカーを務つとめると、ゴール正面しょうめんへのシュートを決きめて成功せいこうさせた[77]。出場しゅつじょうした7試合しあい中ちゅう3試合しあいでマン・オブ・ザ・マッチに選えらばれるなどクロアチア代表だいひょうを牽引けんいんし、代表だいひょうを史上しじょう最高さいこう位いとなる準じゅん優勝ゆうしょうに導みちびくとともに大会たいかい最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅにも選えらばれた。

UEFAネーションズリーグ第だい1回かい大会たいかいとなる2018-19シーズンでも引ひき続つづきキャプテンを務つとめた。初戦しょせんのスペイン戦せんでは6-0と敗戦はいせんを喫きっすると、4戦せんで1勝しょう2敗はい1分ふんでリーグBに降格こうかくとなった。

2021年ねん3月がつ27日にちに行おこなわれた2022年ねんW杯はい予選よせんのキプロス戦せんで、クロアチア代表だいひょう最多さいたとなる135試合しあい目めの出場しゅつじょうを達成たっせいした[78]。2021年ねん、ユーロ2020ではグループリーグ第だい3戦せんのスコットランド戦せんでは決勝けっしょうゴールとなったミドルシュートで得点とくてんを奪うばうと、CKからペリシッチのゴールをアシスト、決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつに貢献こうけんした[79]。

2022年ねんカタールワールドカップのクロアチア代表だいひょうのメンバーとして選えらばれた。グループを2位いで通過つうか、日本にっぽん戦たたかえ、ブラジル戦せんとPK戦せんの末すえ、勝かち進すすんだが、準決勝じゅんけっしょうでアルゼンチンに敗やぶれ、2大会たいかい連続れんぞくとなる決勝けっしょう進出しんしゅつとはならなかった。3位い決定けってい戦せんに回まわったクロアチア代表だいひょうはモロッコに2-1で勝利しょうりし、大会たいかいを3位いで終おえた。また、ブロンズボールを受賞じゅしょうした。

2022-23シーズンのネーションズリーグではクロアチアを決勝けっしょうまで導みちびくも、2018年ねんワールドカップに続つづき準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

プレースタイル[編集へんしゅう]

10代の頃ころは典型てんけい的てきな10番ばんの攻撃こうげき的てきMFとして年代ねんだい別べつ代表だいひょうでプレーしていたが、ディナモ・ザグレブ時代じだいの2度どのレンタル移籍いせきを経へてハードワーカーとしての資質ししつも身みにつけ、20代だい半なかばよりボランチやサイドハーフもこなす攻守こうしゅ万能ばんのうのプレーヤーとして新しん境地きょうちを開拓かいたくした[7]。

高たかいボールテクニックを持もち両足りょうあしで精度せいどの高たかいボールコントロールが可能かのうで、長短ちょうたん織おり交まぜたパスでボールを散ちらしたりFWへの楔くさびのパスなど鮮あざやかなキックを持もつ。特とくにコントロールは難むずかしいがタイミングや軌道きどうを相手あいてに読よまれにくいアウトサイドでのパス技術ぎじゅつは際立きわだち、試合しあいでも多用たようしている[80][81][82]。高たかいパス成功せいこう率りつもさることながら運はこぶドリブルにも優すぐれ、ボールを確実かくじつに前まえに動うごかしてチームに有利ゆうりな状況じょうきょうを生うみ出だす中盤ちゅうばんの羅針盤らしんばんの役割やくわりを果はたす[83][84][85]。その他たにも強烈きょうれつなミドルシュートを備そなえており、得点とくてんの多おおくはペナルティエリア外がいからのものである[86]。

また、オフ・ザ・ボールの動うごきにも優すぐれ[22]、その優すぐれた戦術せんじゅつ眼めや戦略せんりゃくプランによるゲーム作づくりは、オーケストラの指揮しき者しゃ[87] や傀儡かいらい子こ[88]、魔法使まほうつかい[89] などにたとえられる。

小柄こがらで線せんは細ほそいが的確てきかくな読よみと激はげしい寄よせで守備しゅびにも貢献こうけんできる。2010-11シーズンのプレミアリーグでパス成功せいこう数すうとインターセプト数すうの両方りょうほうでベスト3に入はいり、スペインリーグでもトップクラスのインターセプト数すうを記録きろくするなど、巧たくみさとしぶとさを兼かね備そなえ攻守こうしゅに高たかいレベルでプレーができる[22][38][90]。2016-17シーズン、カンプ・ノウでのエル・クラシコにおいて中盤ちゅうばんの底そこのポジションで起用きようされたモドリッチは、守備しゅびの名手めいしゅで知しられるエンゴロ・カンテ以上いじょうとも称となえられるプレーを披露ひろうした[91]。

HŠKズリニスキ・モスタル時代じだいにプレミイェル・リーガ特有とくゆうの激はげしくダーティなプレーの中なかで、心身しんしんの強つよさを培つちかった[19]。モドリッチ自身じしんも「ボスニアでプレーしたなら世界せかいのどこでもプレーできる」と語かたっている[22]。

人ひととなり[編集へんしゅう]

日頃ひごろは寡黙かもくであり、チームメイトによれば、モドリッチは鋭するどい観察かんさつ眼めの持もち主ぬしで、普段ふだんはいたって無口むくちだと言いわれる。ロッカールームではフクロウのように静しずかに鋭するどい視線しせんを送おくって、周囲しゅういで起おこっているありとあらゆる出来事できごとを観察かんさつしているという[85]。しかしながらピッチ上じょうでは言動げんどうやプレーで周囲しゅういを引ひっ張ぱるリーダーであり[85]、2018年ねんW杯はいの際さいにはクロアチアサッカー連盟れんめいの会長かいちょうを務つとめるダヴォール・シューケルから「延長えんちょう戦せんでもあらゆるボールに飛とび込こんでいく。ルカは我々われわれのリーダーであり、こういう選手せんしゅがいるのは大おおきい」と常つねにファイトする姿勢しせいを称賛しょうさんされた[92]。

自分じぶんのことを話はなすのを得意とくいとしないためインタビュアー泣なかせの選手せんしゅと言いわれるが、一方いっぽうでピッチ上じょうでは激情げきじょうの持もち主ぬしであり、レアル・マドリードのチームメイトからはスペイン語ごで「怒いかりっぽい人ひと」「不機嫌ふきげんな人ひと」を意味いみするビネガーと揶揄やゆされている。モドリッチ自身じしん、「自分じぶんはおとなしい性格せいかくだけど、ピッチに立たつと不思議ふしぎと臆病おくびょうさが消きえる。たぶん、サッカーが僕ぼくの心しんを熱あつくして、”変身へんしん”することができるのさ。日々ひびの練習れんしゅうも、試合しあいも、ボールを蹴けるのは楽たのしくて仕方しかたない。負まけるのは嫌きらいだけどね」と語かたっている[93]。

評価ひょうか[編集へんしゅう]

ワールドカップ最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうを受うけ取とったモドリッチ（左ひだり）と最優秀さいゆうしゅう若手わかて選手せんしゅ賞しょうを受うけ取とったキリアン・エムバペ（右みぎ）

ダレン・アンダートンはモドリッチがトッププレーヤーであり、ポール・スコールズの完璧かんぺきな後継こうけい者しゃとなり得えると賞賛しょうさん[94]。ライアン・ギグスもまた、スコールズの真しんの後継こうけい者しゃとしてモドリッチを指名しめいした[95]。スコールズ本人ほんにんも自身じしんに近ちかい選手せんしゅとしてモドリッチの名前なまえを挙あげているが、ゲームをコントロールする部分ぶぶんには同おなじ特徴とくちょうを感かんじながらもスピードや突破とっぱ力りょくでの違ちがいを指摘してきしており、レアル・マドリードのチームメイトであるトニ・クロースをより近ちかい存在そんざいとして語かたっている[96]。ジョン・テリーはモドリッチを「対戦たいせんするのが難むずかしいワールドクラスのプレイヤーで、機敏きびんな素晴すばらしいフィニッシャー」と賞賛しょうさんした[97]。

歳としも近ちかく、小柄こがらでありながら同どう時期じきにレアル・マドリードとFCバルセロナの中盤ちゅうばんに君臨くんりんしていたアンドレス・イニエスタとは度々どど比較ひかくされている[98][99]。トッテナム時代じだいの恩師おんしであるハリー・レドナップはモドリッチを「模範もはん的てきで、違ちがうレベルのプレーヤー」と表現ひょうげんし[22]、そのプレーやサッカーへの真面目まじめな姿勢しせい、プロ意識いしきを高たかく評価ひょうかするなどベイルらとともに「代かえの利きかない売却ばいきゃく不可能ふかのうな選手せんしゅ」であるとしている[100][101][102]。息子むすこのジェイミー・レドナップもモドリッチを世界せかい最高さいこうのミッドフィールダーであるとし、シャビ・エルナンデスやイニエスタによって狭せまいスペースでもボールをさばける確たしかなテクニック、ドリブル、パスとあらゆる要素ようそが求もとめられ世界せかい最高さいこうのミッドフィールダーのハードルが高たかくなったが、モドリッチはそれらの要素ようそに加くわえクロアチア代表だいひょう時じの決定けってい力りょくなどにより再ふたたびそのハードルを上あげたと語かたった[103]。

トッテナム・ホットスパーで同僚どうりょうだったディミタール・ベルバトフはモドリッチを「イニエスタやシャビと同等どうとうの領域りょういきにおり、過去かこ10年間ねんかんにおける最高さいこうのMFを3人にん挙あげるとすれば、彼かれはその中なかに間違まちがいなく入はいってくるだろう」と語かたっている[104]。クロアチア代表だいひょうでモドリッチと、FCバルセロナでイニエスタと共ともにプレーしたイヴァン・ラキティッチは「彼かれらはどちらともそのポジションにおけるベストな選手せんしゅであり、別べつの惑星わくせいから来きた選手せんしゅたち」と評ひょうしている[105]。イニエスタ自身じしんも「僕ぼくたちは異ことなる特徴とくちょうを持もつ選手せんしゅだが、フィールド上じょうのポジション、ゲームの考かんがえ方かた、ボールの扱あつかい方かたなどは似にていると思おもう。彼かれは現存げんそんする、そしてこれからも最高さいこうのミッドフィルダーの１人ひとりだ。マドリーのようなクラブで何なん年ねんも活躍かつやくするのは簡単かんたんではないよ」と評価ひょうかしている[106]。

かつてNKディナモ・ザグレブやレアル・マドリードでプレーした同郷どうきょうのロベルト・プロシネチキは「テクニックと判断はんだん力りょくを兼かね備そなえたうえ、強つよい意志いしを持もった本物ほんもののミッドフィルダー」と評ひょうし[107]、歴代れきだい最高さいこうのクロアチア人じん選手せんしゅと主張しゅちょうしている[108]。同おなじく同郷どうきょうのズボニミール・ボバンはEURO 2012でのイタリア戦前せんぜんに「イタリアにおけるピルロのように極きわめて重要じゅうような選手せんしゅであり、モドリッチ抜ぬきのクロアチアは想像そうぞうできない。試合しあいを読よむ力ちからが素晴すばらしく、チームリーダーとしての自覚じかくも高たかい」と語かたった[109]。

フロレンティーノ・ペレスからの信頼しんらいも厚あつく、同おなじくクロアチア代表だいひょうマテオ・コヴァチッチの獲得かくとくもモドリッチによる進言しんげんから実現じつげんした[85]。

スペイン紙しマルカは37歳さいながらトップレベルを維持いじしているモドリッチにスポットを当あて、2022年ねんに41歳さいで現役げんえきを引退いんたいしたテニスのロジャー・フェデラーと重かさねて「数すう十じゅう年ねんに一いち度どしか現あらわれないフットボール界かいのフェデラー」であるとした[110]。

バロンドール投票とうひょう
年とし 順位じゅんい ポイント 所属しょぞくクラブ
2016 17位い 1 レアル・マドリード
2017 5位い 84
2018 1位い 753
2021 29位い 得票とくひょうなし
2022 9位い 20
2023 10位い 19

エピソード[編集へんしゅう]

そのプレーや容姿ようしからヨハン・クライフと比較ひかくされ、モドリッチもトッテナム・ホットスパーやクロアチア代表だいひょうではクライフの代名詞だいめいしでもある背番号せばんごう14番ばんを背負せおってプレーしたほか、クライフが亡なくなった2016年ねん3月がつにはSNSにてクライフの名前なまえが入はいったオランダ代表だいひょうの14番ばんユニフォームと共ともに写うつった写真しゃしんを投稿とうこうし哀悼あいとうの意いを表あらわした[19][111]。憧あこがれの選手せんしゅとして、クライフや母国ぼこくの選手せんしゅであるボバンのほかフランチェスコ・トッティの名なを挙あげている[112]。

ズドラヴコ・マミッチ副ふく会長かいちょうを中心ちゅうしんとしたクロアチアサッカー連盟れんめいの腐敗ふはいによりサポーターがクロアチア代表だいひょうへ強つよい不信ふしん感かんを持もっていた時期じきがあり、NKディナモ・ザグレブの経営けいえいにも参画さんかくしていたマミッチは売却ばいきゃく時じの50%の移籍いせき金きんを選手せんしゅ側がわに分割ぶんかつする条項じょうこうを契約けいやくに盛もり込こんだ上じょうで選手せんしゅには全額ぜんがく拒否きょひの宣言せんげん書しょを書かかせることでマミッチが横領おうりょうする詐欺さぎ行為こういを行おこなっていたことで懲役ちょうえき6年ねん半はんの判決はんけつが下くだった。その選手せんしゅの中なかにはモドリッチも含ふくまれており、サポーターの中なかにはモドリッチの名前なまえに拒否きょひ反応はんのうを示しめす者ものもあらわれた。しかし、マミッチとの騒動そうどうに巻まき込こまれる中なかで迎むかえた2018年ねんのFIFAワールドカップではクロアチアを決勝けっしょうに導みちびいたことで母国ぼこく凱旋がいせん時じには数すう千せん人にんのサポーターがモドリッチを称となえ、クロアチアの英雄えいゆうとしての地位ちいを確立かくりつした[113][114]。

試合しあいに臨のぞむときには必かならず左足ひだりあしからスパイクを履はき、18歳さいのときに父ちちからもらい受うけた十字架じゅうじかのネックレスを外はずすことをルーティーンとしている[93]。

モドリッチはスペインの税務局ぜいむきょくから、ルクセンブルクに妻つまヴァンニャ名義めいぎで設立せつりつしたペーパーカンパニーを通つうじて、2013年ねんから2014年ねんにかけて合計ごうけい87万まん728ユーロを脱税だつぜいしたと告発こくはつされていた。モドリッチは禁錮きんこ8カ月かげつの罪つみを認みとめて、脱税だつぜい額がくの40％となる34万まん8291ユーロの罰金ばっきんを支払しはらうことで検察けんさつ当局とうきょくと合意ごういした。また、ほかの選手せんしゅと同様どうように禁固きんこ1日にちにつき250ユーロ、合計ごうけい6万まんユーロを支払しはらうことで収監しゅうかんを免まぬかれた[115]。

ロドリゴのレアル・マドリード加入かにゅう時じ、ロドリゴの父親ちちおやが自分じぶんの1歳さい上じょうと知しったモドリッチは驚おどろきつつも「じゃあ、僕ぼくに敬意けいいを払はらいなよ。僕ぼくは君きみの父親ちちおやくらい年上としうえなんだから」と話はなした。それ以来いらいロドリゴのことを息子むすこと呼よんで親子おやこのような関係かんけいを築きずいている[116]。

個人こじん成績せいせき[編集へんしゅう]

クラブ[編集へんしゅう]

2023年ねん6月がつ15日にち現在げんざい
クラブ シーズン リーグ リーグ戦せん カップ戦せん 国際こくさい大会たいかい その他た 合計ごうけい
出場しゅつじょう 得点とくてん 出場しゅつじょう 得点とくてん 出場しゅつじょう 得点とくてん 出場しゅつじょう 得点とくてん 出場しゅつじょう 得点とくてん
HŠKズリニスキ・モスタル 2003-04 プレミイェル 25 8 – – 0 0 25 8
通算つうさん 25 8 - - 0 0 25 8
NKインテル・ザプレシッチ 2004-05 プルヴァHNL 18 4 – – 0 0 18 4
通算つうさん 18 4 - - 0 0 18 4
ディナモ・ザグレブ 2004-05 プルヴァHNL 7 0 1 0 – 0 0 8 0
2005-06 32 7 1 0 – 0 0 33 7
2006-07 30 6 8 2 6 0 0 0 44 8
2007-08 25 13 8 1 10 3 0 0 43 17
通算つうさん 94 26 18 3 16 3 0 0 128 32
トッテナム・ホットスパーFC 2008-09 プレミアリーグ 34 3 6 1 4 1 0 0 44 5
2009-10 25 3 7 0 - 0 0 32 3
2010-11 32 3 2 0 9 1 0 0 43 4
2011-12 36 4 2 0 2 1 0 0 40 5
通算つうさん 127 13 17 1 15 3 0 0 159 17
レアル・マドリード 2012-13 プリメーラ 33 3 9 0 11 1 0 0 53 4
2013-14 34 1 6 0 11 1 0 0 51 2
2014-15 16 1 2 0 7 0 0 0 25 1
2015-16 32 2 - 12 1 0 0 44 3
2016-17 25 1 2 0 14 0 0 0 41 1
2017-18 26 1 3 0 14 1 0 0 43 2
2018-19 34 3 3 0 9 1 0 0 46 4
2019-20 31 3 3 1 6 1 0 0 40 5
2020-21 35 5 1 0 12 1 0 0 48 6
2021-22 28 2 4 1 13 0 0 0 45 3
2022-23 33 4 4 0 10 2 5 0 52 6
通算つうさん 327 26 28 0 109 8 24 3 488 37
総そう通算つうさん 591 77 59 3 142 14 25 4 821 98

代表だいひょう[編集へんしゅう]

国際こくさいAマッチ 165試合しあい24得点とくてん（2006年ねん- ）


クロアチア代表だいひょう国際こくさいAマッチ
年とし出場しゅつじょう得点とくてん
2006 12 2
2007 10 1
2008 11 3
2009 3 1
2010 8 0
2011 9 1
2012 9 0
2013 10 0
2014 11 2
2015 4 0
2016 8 1
2017 8 1
2018 15 2
2019 9 2
2020 6 0
2021 13 4
2022 16 3
2023 3 1
通算つうさん 165 24
得点とくてん数すう
# 日時にちじ 場所ばしょ 対戦たいせん相手あいて スコア 最終さいしゅう結果けっか 大会たいかい
1. 2006年ねん8月がつ16日にち イタリアの旗 スタディオ・アルマンド・ピッキ、リヴォルノ イタリアの旗 イタリア
0-2
0-2
 親善しんぜん試合しあい
2. 2006年ねん10月がつ7日にち クロアチアの旗 スタディオン・マクシミール、ザグレブ アンドラの旗 アンドラ
7-0
7-0
 UEFA EURO 2008予選よせん
3. 2007年ねん2月がつ7日にち クロアチアの旗 スタディオン・カントゥリダ、リエカ ノルウェーの旗 ノルウェー
2-0
2-1
 親善しんぜん試合しあい
4. 2008年ねん6月がつ8日にち オーストリアの旗 エルンスト・ハッペル・シュターディオン、ウィーン オーストリアの旗 オーストリア
1-0
1-0
 UEFA EURO 2008
5. 2008年ねん9月がつ6日にち クロアチアの旗 スタディオン・マクシミール、ザグレブ カザフスタンの旗 カザフスタン
2-0
3-0
 2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせん
6. 2008年ねん10月がつ15日にち アンドラの旗 アンドラ
3-0
4-0
7. 2009年ねん6月がつ6日にち ウクライナの旗 ウクライナ
2-2
2-2
8. 2011年ねん9月がつ6日にち イスラエルの旗 イスラエル
1-0
3-1
 UEFA EURO 2012予選よせん
9. 2014年ねん9月がつ9日にち マルタの旗 マルタ
1-0
2-0
 UEFA EURO 2016予選よせん
10. 2014年ねん10月がつ13日にち クロアチアの旗 スタディオン・グラドスキ・ヴルト、オシエク アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
5-0
6-0
11. 2016年ねん6月がつ12日にち フランスの旗 パルク・デ・プランス、パリ トルコの旗 トルコ
0-1
0-1
 UEFA EURO 2016
12. 2017年ねん11月9日にち クロアチアの旗 スタディオン・マクシミール、ザグレブ ギリシャの旗 ギリシャ
1-0
4-1
 2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせんプレーオフ
13. 2018年ねん6月がつ17日にち ロシアの旗 カリーニングラード・スタジアム ナイジェリアの旗 ナイジェリア
2-0
2-0
 2018 FIFAワールドカップ
14. 2018年ねん6月がつ21日にち ロシアの旗 ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム アルゼンチンの旗 アルゼンチン
2-0
3-0
15. 2019年ねん9月がつ9日にち アゼルバイジャンの旗 en:Eighth Neftçi Arena、バクー アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
0-1
1-1
 UEFA EURO 2020予選よせん
16. 2019年ねん10月がつ10日とおか クロアチアの旗 スタディオン・ポリュド、スプリト ハンガリーの旗 ハンガリー
1-0
3-0
17. 2021年ねん3月がつ30日にち クロアチアの旗 スタディオン・ルイェヴィツァ、リエカ  マルタ
2–0
3–0
 2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせん
18. 2021年ねん6月がつ22日にち スコットランドの旗 ハムデン・パーク、グラスゴー スコットランドの旗 スコットランド 1-2 1-3 UEFA EURO 2020
19. 2021年ねん10月がつ11日にち クロアチアの旗 グラドスキ・ヴルト、オシエク スロバキアの旗 スロバキア 2-1 3-1 2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせん
20. 2021年ねん11月11日にち マルタの旗 ナショナル・スタジアム、タカリ マルタの旗 マルタ 1-4 1-7 2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせん
21. 2022年ねん3月がつ29日にち カタールの旗 エデュケーション・シティ・スタジアム、ライヤーン ブルガリアの旗 ブルガリア 1-1 2-1 親善しんぜん試合しあい
22. 2022年ねん6月がつ13日にち フランスの旗 スタッド・ドゥ・フランス、サン＝ドニ フランスの旗 フランス 0-1 0-1 UEFAネーションズリーグ2022-23
23. 2022年ねん9月がつ25日にち オーストリアの旗 エルンスト・ハッペル・シュターディオン、ウィーン オーストリアの旗 オーストリア 1-0 3-1 UEFAネーションズリーグ2022-23
24. 2023年ねん6月がつ14日にち オランダの旗 フェイエノールト・スタディオン、ロッテルダム オランダの旗 オランダ 2-4 2-4 UEFAネーションズリーグ2022-23・決勝けっしょうラウンド

獲得かくとくタイトル[編集へんしゅう]

クラブタイトル[編集へんしゅう]

UEFAチャンピオンズリーグ優勝ゆうしょうを祝福しゅくふくするモドリッチとガレス・ベイル（2018年ねん）
ディナモ・ザグレブ
  • プルヴァHNL：3回かい （2005-06, 2006-07, 2007-08）
  • クロアチアカップ：2回かい （2007, 2008）
  • クロアチアスーパーカップ：1回かい （2006）
レアル・マドリード

個人こじんタイトル[編集へんしゅう]

ワールドカップ決勝けっしょう後ご、最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅに選えらばれたモドリッチはプーチン大統領だいとうりょうからゴールデンボールのトロフィーを受うけ取とった（2018年ねん）

その他た[編集へんしゅう]

  • クロアチア年間ねんかん最優秀さいゆうしゅうアスリート：2018
  • バルカン半島ばるかんはんとう年間ねんかん最優秀さいゆうしゅうスポーツ選手せんしゅ：2018

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Luca Modric: el Cruyff de los Balcanes abc.com 2012年ねん6月がつ7日にち
  2. ^ Luka Modric: The elegant maestro dictating from deep eurosport.com 2016年ねん5月がつ27日にち
  3. ^ 'El Pájaro' emigra a Madrid Marca 2012年ねん8月がつ27日にち
  4. ^ a b c d e “モドリッチ”. レアル・マドリードCF. 2020年ねん1月がつ4日にち閲覧えつらん。
  5. ^ “モドリッチ選手せんしゅは6歳さいで戦争せんそう難民なんみんになった。爆ばく撃げきの合間あいまに練習れんしゅうした少年しょうねん時代じだい。「あんな体験たいけん、誰だれにもして欲ほしくない」【カタールW杯はい】”. 2022年ねん12月28日にち閲覧えつらん。
  6. ^ “モドリッチ選手せんしゅは6歳さいで戦争せんそう難民なんみんになった。爆ばく撃げきの合間あいまに練習れんしゅうした少年しょうねん時代じだい。「あんな体験たいけん、誰だれにもして欲ほしくない」【カタールW杯はい】”. 2022年ねん12月28日にち閲覧えつらん。
  7. ^ a b c “モドリッチが世界せかい最高さいこうと呼よばれるまで。天才てんさいでなくとも、時代じだいの要請ようせいに応こたえたハイブリッドMF【西部せいぶの目め】”. footballchannel. (2018年ねん5月がつ26日にち). https://www.footballchannel.jp/2018/05/26/post271061/ 2020年ねん10月がつ15日にち閲覧えつらん。 
  8. ^ “モドリッチってどんな人ひと？生おい立たちや人柄ひとがらに迫せまる…貧まずしかった少年しょうねんが世界せかい最高さいこうのMFに成長せいちょうするまで”. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
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  117. ^ “FIFA World Cup Fan Dream Team”. FIFA.com. 2018年ねん7月がつ23日にち閲覧えつらん。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

ウィキメディア・コモンズには、ルカ・モドリッチに関連かんれんするカテゴリがあります。
レアル・マドリード - 2023-2024
スタッフ
選手せんしゅ
GK
DF
MF
FW
関連かんれん項目こうもく
 
タイトル・受賞じゅしょう歴れき
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
バロンドール(1956-2009,2016-) - FIFA最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう(1991-2009,2016-) - FIFAバロンドール(2010-2015)
選手せんしゅ賞しょう(男子だんし, 女子じょし) - 監督かんとく賞しょう(男子だんし, 女子じょし) - プスカシュ賞しょう - FIFA 100
1950年代ねんだい
1960年代ねんだい
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
バロンドール(1956-2009,2016-) - FIFA最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう(1991-2009,2016-) - FIFAバロンドール(2010-2015)
男子だんし - 女子じょし - コパ賞しょう - ヤシン賞しょう - ゲルト・ミュラー賞しょう
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
男子だんし - 女子じょし
AFC - CAF - CONCACAF - CONMEBOL - OFC - UEFA
男子だんし
女子じょし
選手せんしゅ - GK - DF - MF - FW - 監督かんとく
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
1982年ねん大会たいかい制定せいてい。
MVP - 得点とくてん王おう - 最優秀さいゆうしゅうGK - ベストヤングプレイヤー
FIFA - AFC - CONCACAF - CONMEBOL - UEFA
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
トヨタカップ - クラブワールドカップ
GK
DF
MF
FW
GK - DF - MF - FW
 
クロアチア代表だいひょう - 出場しゅつじょう大会たいかい
クロアチア代表だいひょう - 2006 FIFAワールドカップ
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - UEFA EURO 2008
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - UEFA EURO 2012
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - 2014 FIFAワールドカップ
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - UEFA EURO 2016
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - 2018 FIFAワールドカップ 準じゅん優勝ゆうしょう
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - UEFA EURO 2020
クロアチアの旗
クロアチア代表だいひょう - 2022 FIFAワールドカップ 第だい3位い
クロアチアの旗
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