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強羅ごうらえき

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強羅ごうらえき
山小屋やまごやふう駅舎えきしゃ(2016ねん12がつ
ごうら
Gora
地図
所在地しょざいち 神奈川かながわけん足柄下あしがらしもぐん箱根はこねまち強羅ごうら1300-329
北緯ほくい3515ふん2.5びょう 東経とうけい1392ふん53.5びょう / 北緯ほくい35.250694 東経とうけい139.048194 / 35.250694; 139.048194座標ざひょう: 北緯ほくい3515ふん2.5びょう 東経とうけい1392ふん53.5びょう / 北緯ほくい35.250694 東経とうけい139.048194 / 35.250694; 139.048194
えき番号ばんごう OH57
所属しょぞく事業じぎょうしゃ 小田急おだきゅう箱根はこね
えき構造こうぞう 地上ちじょうえき
ホーム 2めん2せん鉄道てつどうせん
2めん1せん鋼索線こうさくせん
乗車じょうしゃ人員じんいん
-統計とうけい年度ねんど-
鉄道てつどうせん:2,441にん/降車こうしゃきゃくふくまず)
鋼索こうさくせん:1,232にん/降車こうしゃきゃくふくまず)
-2018ねん[1]-
乗降じょうこう人員じんいん
-統計とうけい年度ねんど-
鉄道てつどうせん:6,280にん/にち
鋼索こうさくせん:2,406にん/にち
-2018ねん[1]-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ 1919ねん大正たいしょう8ねん6月1にち
乗入のりいれ路線ろせん 2 路線ろせん
所属しょぞく路線ろせん 鉄道てつどうせん箱根はこね登山とざん電車でんしゃ
キロほど 15.0 km(小田原おだわら起点きてん
箱根湯本はこねゆもとから8.9 km
所属しょぞく路線ろせん 鋼索線こうさくせん箱根はこね登山とざんケーブルカー)
キロほど 0.0 km(強羅ごうら起点きてん
(0.24 km) 公園こうえん OH 58
備考びこう 標高ひょうこう541 m[2]
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強羅ごうらえき(ごうらえき)は、神奈川かながわけん足柄下あしがらしもぐん箱根はこねまち強羅ごうらにある小田急おだきゅう箱根はこねえきである。

とうえき終点しゅうてんとする鉄道てつどうせん箱根はこね登山とざん電車でんしゃ)と、とうえき起点きてんとする鋼索線こうさくせん箱根はこね登山とざんケーブルカー)の2路線ろせんれる。えき番号ばんごうりょう路線ろせんともにOH 57

神奈川かながわ県内けんない普通ふつう鉄道てつどうえきとしては最高さいこう地点ちてん位置いちする。

歴史れきし

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えき構造こうぞう

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とうえき変則へんそくてきえき構造こうぞうで、登山とざん電車でんしゃは2めん2せんゆうするが、箱根湯本はこねゆもとえきりの1ばんホーム、おくの2ばんホームがたてならぶような配置はいちになっている。駅舎えきしゃ構造こうぞうじょう1ばんホームと2ばんホームを直接ちょくせつすることはできない。旅客りょかくホームのとなりにはモニ1かたち留置りゅうちされる側線そくせんがある。またケーブルカーは2ばんホームのよこより発着はっちゃくし、北側きたがわ降車こうしゃホーム、南側みなみがわ乗車じょうしゃホームとなっている。

現行げんこうダイヤでは、登山とざん電車でんしゃちゅう(ケーブルカー営業えいぎょう時間じかんたい)は2ばんホームから発着はっちゃく、それ以外いがい時間じかんたいでは1ばんホームを使用しようしている(夜間やかんとどこおはく使つかわれる場合ばあいは2ばんホームも使用しようする)。多客たきゃくには1ばんホームを降車こうしゃ専用せんようホームとして使用しようする場合ばあいがあり、1ばんホームで客扱きゃくあつか箱根湯本はこねゆもとかた踏切ふみきり付近ふきんまでげたうえで2ばんホームに入線にゅうせんさせている。そのため、踏切ふみきり遮断しゃだんは2ばんホームへの入線にゅうせん完了かんりょうまでひらかない。

改札かいさつはいずれも有人ゆうじんである。かつて1ばんホームがわには自動じどう改札かいさつ設置せっちされていたが、PASMO使用しよう開始かいし撤去てっきょされ、わって1ばん・2ばんホーム出入口でいりぐちにPASMO簡易かんい改札かいさつ設置せっちされた。また、ケーブルカー降車こうしゃホームから2ばんホームへの通路つうろにも入場にゅうじょうようのPASMO簡易かんい改札かいさつ設置せっちされている(ケーブルカーではICカードを利用りようできない)。

以前いぜん[いつ?]は1番線ばんせん延長線えんちょうせんじょうに2番線ばんせんがあり、1番線ばんせん降車こうしゃホームで2番線ばんせん乗車じょうしゃホームとかれていた。通常つうじょう時間じかんたいは1番線ばんせん降車こうしゃ、2番線ばんせん回送かいそうされかえす。しかし、1番線ばんせん出口でぐち自動じどう改札かいさつ設置せっちされていた時期じきは、深夜しんやなど一部いちぶげん便びんされるときあいだたいのみ、2番線ばんせん乗車じょうしゃホームとせず、1番線ばんせん乗降じょうこうかえ列車れっしゃ存在そんざいした。増便ぞうびんされるときあいだたいは1番線ばんせん・2番線ばんせん手前てまえおく)に列車れっしゃならび、1番線ばんせん乗車じょうしゃホームのため2番線ばんせんのち到着とうちゃくした列車れっしゃ回送かいそう側線そくせん現在げんざいの2番線ばんせん)に待避たいひし、1番線ばんせん列車れっしゃ発車はっしゃしたのちふたた待避たいひさせた電車でんしゃを1番線ばんせん入線にゅうせんさせるという手順てじゅんをとっていた。また、箱根はこね大文字おおもじ開催かいさい当時とうじ臨時りんじダイヤは、増便ぞうびん時間じかんたいダイヤ拡張かくちょうさせたもので、側線そくせん手前てまえおくに2りょう編成へんせいと3りょう編成へんせいいち編成へんせいずつ一時いちじてき留置りゅうちし、まつ終了しゅうりょうにあわせてそれぞれ1番線ばんせん・2番線ばんせんもどし、箱根湯本はこねゆもときとした。

駅舎えきしゃ山小屋やまごやをイメージした特徴とくちょうてき建物たてものである。1997ねんころまで駅舎えきしゃ右側みぎがわっていた。特徴とくちょうてき建物たてものゆえにドラマなどにたびたび登場とうじょうすることがあり、テレビ東京てれびとうきょう系列けいれつ放送ほうそうされたアニメばくはし兄弟きょうだいレッツ&ゴー!!』ではあめるゴール地点ちてんとしてえがかれている。

終日しゅうじつ社員しゃいん配置はいちえき出札しゅっさつ窓口まどぐち小田急おだきゅうロマンスカー特急とっきゅうけん発売はつばい)、自動じどう券売けんばい設置せっち

なお、箱根登山鉄道はこねとざんてつどう表示ひょうじ看板かんばんやパンフレットでは各駅かくえき標高ひょうこうしめされており、かつては553 mと表記ひょうきされていたが、2013ねんさい調査ちょうさで541 mに訂正ていせいされている[2]

発車はっしゃメロディ

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唱歌しょうか箱根はこねはち』が鉄道てつどうせん鋼索線こうさくせんともに使用しようされている。鉄道てつどうせん鋼索線こうさくせんでそれぞれイメージのことなるバージョンが使つかわれている。

なお、1981ねん1000かたち電車でんしゃ導入どうにゅうされたさい姉妹しまい鉄道てつどうであるスイスレーティッシュ鉄道てつどうから大型おおがたカウベル贈呈ぞうていされ、それまでの発車はっしゃベルから、駅員えきいんひもいて天井てんじょうるされたカウベルをらし、乗客じょうきゃく発車はっしゃ合図あいずらせていた時期じきがあった。

利用りようじょうきょう

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近年きんねんの1にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいん推移すいい下記かきとおり。

年度ねんど 鉄道てつどうせん 鋼索線こうさくせん 出典しゅってん
1998ねん 2,521 2,879 [4]
1999ねん 2,429 2,768 [5]
2000ねん 2,392 2,625 [5]
2001ねん 2,415 2,516 [6]
2002ねん 2,217 2,576 [6]
2003ねん 2,742 2,486 [7]
2004ねん 2,474 2,264 [7]
2005ねん 2,758 2,113 [8]
2006ねん 2,827 2,128 [8]
2007ねん 2,851 2,497 [9]
2008ねん 2,674 2,710 [9]

えき周辺しゅうへん

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バス路線ろせん

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2ばんのりば

その

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鉄道てつどうせんえき構内こうないには、「さかなさい電車でんしゃ」のユ1かたち(1983ねん11月から)とモハ3かたちの115ごう(1984ねん11月から)が保存ほぞん展示てんじされていたが、腐食ふしょくすすんだため、1999ねんまでに解体かいたい撤去てっきょされた。保存ほぞんされていた場所ばしょには、前述ぜんじゅつのバスようターンテーブルが設置せっちされている。

となりえき

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小田急おだきゅう箱根はこね
OH 鉄道てつどうせん箱根はこね登山とざん電車でんしゃ
彫刻ちょうこくもりえき (OH 56) - 強羅ごうらえき (OH 57)
OH 鋼索こうさくせん箱根はこね登山とざんケーブルカー)
強羅ごうらえき (OH 57) - 公園こうえんえき (OH 58)

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 統計とうけいはこね(れい元年がんねんばん
  2. ^ a b 各駅かくえきにおける標高ひょうこう表示ひょうじ修正しゅうせいについて』(PDF)(プレスリリース)箱根登山鉄道はこねとざんてつどう、2013ねん11月29にちオリジナルの2017ねん12月8にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171208231527/http://www.hakone-tozan.co.jp/dat/pdf/%C9%B8%B9%E2%C9%BD%BC%A8%BD%A4%C0%B5%A5%EA%A5%EA%A1%BC%A5%B9%A1%CA20131129%BA%C7%BD%AA%A1%CB.pdf2020ねん7がつ8にち閲覧えつらん 
  3. ^ a b 監修かんしゅう)「鉄道てつどう関東かんとう実行じっこう委員いいんかいえき旅物たびもの 関東かんとうえきひゃくせん』(初版しょはん人文じんぶんしゃ、2000ねん10がつ14にち、116 - 117・226ぺーじぺーじISBN 4795912807 
  4. ^ 神奈川かながわけん県勢けんせい要覧ようらん平成へいせい12年度ねんど)226ページ
  5. ^ a b 神奈川かながわけん県勢けんせい要覧ようらん平成へいせい13年度ねんど)228ページ
  6. ^ a b 神奈川かながわけん県勢けんせい要覧ようらん平成へいせい15年度ねんど)226ページ
  7. ^ a b 神奈川かながわけん県勢けんせい要覧ようらん平成へいせい17年度ねんど)228ページ
  8. ^ a b 神奈川かながわけん県勢けんせい要覧ようらん平成へいせい19年度ねんど)230ページ
  9. ^ a b 神奈川かながわけん県勢けんせい要覧ようらん平成へいせい21年度ねんど)244ページ

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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