大学院 だいがくいん (だいがくいん、英 えい : Graduate school )とは、学問 がくもん の理論 りろん と応用 おうよう について研究 けんきゅう する[1] とともに、主 しゅ として学士 がくし の学位 がくい を取得 しゅとく した者 もの を対象 たいしょう として教育 きょういく を行 おこな い、上級 じょうきゅう 学位 がくい (修士 しゅうし 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 、博士 はかせ )を付与 ふよ する高等 こうとう 教育 きょういく 機関 きかん である[2] [3] 。国際 こくさい 標準 ひょうじゅん 教育 きょういく 分類 ぶんるい (ISCED2011)ではレベル7と8に分類 ぶんるい される。「修士 しゅうし 課程 かてい (博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい )」「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい 」「博士 はかせ 課程 かてい (博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい )」がある。大学院 だいがくいん のうち、特 とく に専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい の授与 じゅよ を目的 もくてき とする大学院 だいがくいん を専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん という。
大学院 だいがくいん には「修士 しゅうし 課程 かてい (博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 、Master's course)」「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい (Professional course)」「博士 はかせ 課程 かてい (博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい 、Doctor's course)」があり、各 かく 課程 かてい を修了 しゅうりょう し、かつ所定 しょてい の基準 きじゅん を満 み たした場合 ばあい に、修士 しゅうし 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 、博士 はかせ の学位 がくい が授与 じゅよ される。
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく やカナダ においては学部 がくぶ レベルの部局 ぶきょく とは別 べつ に大学院 だいがくいん レベルの教育 きょういく を行 おこな う部局 ぶきょく として"graduate school" が設置 せっち されている大学 だいがく が多 おお い。一方 いっぽう で多 おお くの英語 えいご 圏 けん 諸国 しょこく (イギリス 、オーストラリア 、カナダ、アイルランド 、インド 、バングラデシュ 、ニュージーランド )では各 かく 専門 せんもん 部局 ぶきょく において学部 がくぶ 教育 きょういく と"postgraduate education" と呼 よ ばれる大学院 だいがくいん 教育 きょういく が同時 どうじ に行 おこな われている。
大学院 だいがくいん に通 かよ う学生 がくせい を、アメリカ英語 えいご とイギリス英語 えいご では"graduate students" と呼 よ ぶ。またイギリス英語 えいご では"postgraduate students" 、"postgraduates" 、"postgrads" と呼 よ ばれることがある。日本 にっぽん では大学院生 だいがくいんせい などと呼 よ ばれる。
上級 じょうきゅう 学位 がくい をとるための制度 せいど は国 くに によって多少 たしょう 異 こと なる。日本 にっぽん やアメリカなど多 おお くの国 くに では大学院 だいがくいん に学生 がくせい として所属 しょぞく し、必要 ひつよう な履修 りしゅう 受講 じゅこう をした講義 こうぎ の単位 たんい を修得 しゅうとく した上 うえ で論文 ろんぶん を書 か き、学位 がくい を取得 しゅとく するのが通常 つうじょう である。一方 いっぽう で、ドイツ などでは博士 はかせ 取得 しゅとく を目指 めざ す者 もの は、教員 きょういん に指導 しどう を受 う けるとしても、学生 がくせい となるとは限 かぎ らない。日本 にっぽん においても、学生 がくせい として大学 だいがく に所属 しょぞく せずに論文 ろんぶん を書 か き、大学 だいがく に提出 ていしゅつ して審査 しんさ を経 へ て博士 はかせ の学位 がくい を取得 しゅとく する論文 ろんぶん 博士 はかせ の制度 せいど が残 のこ されている。
また、大学院 だいがくいん は教育 きょういく だけでなく、大学 だいがく における研究 けんきゅう 活動 かつどう を行 おこな う機関 きかん である。研究 けんきゅう 及 およ びこれを通 つう じた高度 こうど な人材 じんざい の育成 いくせい に重点 じゅうてん を置 お き、世界 せかい で激 はげ しい学術 がくじゅつ の競争 きょうそう を続 つづ けてきている大学 だいがく グループとして、RU11 がある。RU11の構成 こうせい 大学 だいがく は、北海道大学 ほっかいどうだいがく 、東北大学 とうほくだいがく 、東京大学 とうきょうだいがく 、早稲田大学 わせだだいがく 、慶應義塾大学 けいおうぎじゅくだいがく 、名古屋大学 なごやだいがく 、京都大学 きょうとだいがく 、大阪大学 おおさかだいがく 、九州大学 きゅうしゅうだいがく 、筑波大学 つくばだいがく 、東京工業大学 とうきょうこうぎょうだいがく の11大学 だいがく である[5] 。
政府 せいふ の統計 とうけい によると、文系 ぶんけい 理系 りけい の合算 がっさん データでは40歳 さい 代 だい 以上 いじょう で年収 ねんしゅう 700万 まん 円 えん 以上 いじょう の労働 ろうどう 者 しゃ の比率 ひりつ は大学 だいがく の学部 がくぶ 出身 しゅっしん 者 しゃ で30%、大学院 だいがくいん 出身 しゅっしん 者 しゃ で50%以上 いじょう である[6] 。
1876年 ねん 、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく のジョンズ・ホプキンス大学 だいがく に世界 せかい で初 はじ めて「大学院 だいがくいん 」が設置 せっち された[7] 。
日本 にっぽん では、1880年 ねん (明治 めいじ 13年 ねん )に東京大学 とうきょうだいがく の法 ほう ・文 ぶん ・理 り の3学部 がくぶ に設置 せっち された「学士 がくし 研究 けんきゅう 科 か 」が大学院 だいがくいん の起源 きげん とされる[7] 。1886年 ねん (明治 めいじ 19年 ねん )の帝国 ていこく 大学 だいがく 令 れい により、帝国 ていこく 大学 だいがく は「分科 ぶんか 大学 だいがく 」(後 ご の学部 がくぶ )と「大学院 だいがくいん 」とで構成 こうせい されると規定 きてい され、各 かく 帝国 ていこく 大学 だいがく に大学院 だいがくいん が設置 せっち されていくことになる。また、1887年 ねん (明治 めいじ 20年 ねん )の学位 がくい 令 れい により、博士 はかせ 号 ごう の授与 じゅよ が行 おこな われるようになった。1918年 ねん (大正 たいしょう 7年 ねん )の大学 だいがく 令 れい により、帝国 ていこく 大学 だいがく 以外 いがい にも大学 だいがく が設置 せっち 可能 かのう となった。だが帝国 ていこく 大学 だいがく が学部 がくぶ と「大学院 だいがくいん 」とで構成 こうせい されるのに対 たい し、帝国 ていこく 大学 だいがく 以外 いがい の大学 だいがく は学部 がくぶ と「研究 けんきゅう 科 か 」で構成 こうせい されることになり、「大学院 だいがくいん 」の設置 せっち は認 みと められなかった[8] 。
太平洋戦争 たいへいようせんそう 後 のち に新制 しんせい 大学 だいがく になって、大学院 だいがくいん の設置 せっち が旧 きゅう 帝国 ていこく 大学 だいがく 以外 いがい でも可能 かのう になった。1947年 ねん (昭和 しょうわ 22年 ねん )制定 せいてい の学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう は第 だい 62条 じょう および第 だい 65条 じょう ~第 だい 68条 じょう 等 とう で大学院 だいがくいん について規定 きてい している[9] 。
1974年 ねん (昭和 しょうわ 49年 ねん )には文部 もんぶ 省令 しょうれい として大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん が定 さだ められた[10] 。
1991年 ねん に文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう の大学 だいがく 審議 しんぎ 会 かい が、大学院 だいがくいん の量的 りょうてき 整備 せいび の緩和 かんわ を答申 とうしん した。それまで研究 けんきゅう 者 しゃ 養成 ようせい 機関 きかん と考 かんが えられていた大学院 だいがくいん に、高度 こうど 職業 しょくぎょう 人 じん を養成 ようせい するための夜間 やかん 大学院 だいがくいん や専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん などが加 くわ わり、院生 いんせい の数 かず が大幅 おおはば に増加 ぞうか した。
2003年 ねん (平成 へいせい 15年度 ねんど )に、専門 せんもん 職 しょく において修士 しゅうし 課程 かてい 相当 そうとう の教育 きょういく を行 おこな う専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の制度 せいど が作 つく られて以降 いこう は、学部 がくぶ を持 も たず大学院 だいがくいん を置 お く大学 だいがく (いわゆる大学院 だいがくいん 大学 だいがく )も増加 ぞうか した。
日本 にっぽん では、大学 だいがく の学部 がくぶ 課程 かてい の上 うえ に設 もう けられ、学術 がくじゅつ の理論 りろん および応用 おうよう を教育 きょういく 研究 けんきゅう し、文化 ぶんか の進展 しんてん に寄与 きよ することを目的 もくてき とするものである(学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう (以下 いか 「法 ほう 」)第 だい 99条 じょう )。
大学院 だいがくいん は法 ほう 第 だい 102条 じょう に基 もと づき、下記 かき のいずれかに該当 がいとう する者 もの が対象 たいしょう となる。
1.法 ほう 第 だい 104条 じょう [12] 第 だい 7項 こう の規定 きてい により、独立 どくりつ 行政 ぎょうせい 法人 ほうじん 大学 だいがく 改革 かいかく 支援 しえん ・学位 がくい 授与 じゅよ 機構 きこう から学士 がくし の学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの 。
2.外国 がいこく において、学校 がっこう 教育 きょういく における16年 ねん [注 ちゅう 1] の課程 かてい (以下 いか 「16年 ねん の課程 かてい 」)を修了 しゅうりょう した者 もの 。
3.外国 がいこく の学校 がっこう が行 おこな う通信 つうしん 教育 きょういく における授業 じゅぎょう 科目 かもく を我 わ が国 くに において履修 りしゅう することにより、16年 ねん の課程 かてい を修了 しゅうりょう した者 もの 。
4.我 わ が国 くに において、外国 がいこく の大学 だいがく の課程 かてい [注 ちゅう 2] を有 ゆう するものとして、当該 とうがい 外国 がいこく の学校 がっこう 教育 きょういく 制度 せいど において位置 いち づけられた教育 きょういく 施設 しせつ であって、大臣 だいじん が別 べつ に指定 してい するものの当該 とうがい 課程 かてい を修了 しゅうりょう した者 もの 。
4の2.外国 がいこく の大学 だいがく その他 た の外国 がいこく の学校 がっこう [注 ちゅう 3] において、修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が3年 ねん [注 ちゅう 4] 以上 いじょう である課程 かてい を修了 しゅうりょう すること[注 ちゅう 5] により、学士 がくし の学位 がくい に相当 そうとう する学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの 。
5.専修 せんしゅう 学校 がっこう の専門 せんもん 課程 かてい (専門 せんもん 学校 がっこう )[注 ちゅう 6] で、大臣 だいじん が別 べつ に指定 してい するものを大臣 だいじん が定 さだ める日 ひ 以後 いご に修了 しゅうりょう した者 もの 。
6.大臣 だいじん の指定 してい した者 もの 。
7.法 ほう 第 だい 102条 じょう 第 だい 2項 こう の規定 きてい により大学院 だいがくいん に入学 にゅうがく した者 もの であって、当該 とうがい 者 しゃ をその後 ご に入学 にゅうがく させる大学院 だいがくいん において、大学院 だいがくいん における教育 きょういく を受 う けるにふさわしい学力 がくりょく があると認 みと めた者 もの 。
8.大学院 だいがくいん において、個別 こべつ の入学 にゅうがく 資格 しかく 審査 しんさ により大学 だいがく を卒業 そつぎょう した者 もの と同等 どうとう 以上 いじょう の学力 がくりょく があると認 みと めた者 もの で、22歳 さい [注 ちゅう 7] に達 たっ した者 もの 。
大学院 だいがくいん には、博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 、博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい 、一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 、後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい 、4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 、修士 しゅうし 課程 かてい 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい などと通称 つうしょう される多数 たすう の課程 かてい がある。
課程 かてい
修士 しゅうし 課程 かてい
博士 はかせ 課程 かてい
専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい
概要 がいよう
広 ひろ い視野 しや に立 た って精 せい 深 ふか な学識 がくしき を授 さづ け、専攻 せんこう 分野 ぶんや における研究 けんきゅう 能力 のうりょく 又 また はこれに加 くわ えて高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか うこと[13] 。
専攻 せんこう 分野 ぶんや について、研究 けんきゅう 者 しゃ として自立 じりつ して研究 けんきゅう 活動 かつどう を行 おこな うこと。又 また 、その他 た の高度 こうど に専門 せんもん 的 てき な業務 ぎょうむ に従事 じゅうじ するに必要 ひつよう な高度 こうど の研究 けんきゅう 能力 のうりょく 及 およ びその基礎 きそ となる豊 ゆた かな学識 がくしき を養 やしな うこと[14] 。
高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための深 ふか い学識 がくしき 及 およ び卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか うこと[15] 。
付与 ふよ される学位 がくい
修士 しゅうし
博士 はかせ
専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい
大学 だいがく の中 なか に学部 がくぶ と研究 けんきゅう 科 か が置 お かれており、大学院 だいがくいん では専攻 せんこう 分野 ぶんや の大 おお きな括 くく りを「研究 けんきゅう 科 か 」、研究 けんきゅう 科 か の分野 ぶんや を細分 さいぶん したものを「専攻 せんこう 」と呼 よ んでいる。ただし、2000年 ねん (平成 へいせい 12年 ねん )4月 がつ 1日 にち 以降 いこう は異 こと なった名称 めいしょう ・形態 けいたい の下部 かぶ 組織 そしき も現 あらわ れた。大学院 だいがくいん には「修士 しゅうし 課程 かてい 」「博士 はかせ 課程 かてい 」「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい 」がある。更 さら に細分 さいぶん 化 か された課程 かてい が置 お かれている場合 ばあい もある。
大学院 だいがくいん に進学 しんがく するためには、一般 いっぱん 的 てき には大学 だいがく の学部 がくぶ を卒業 そつぎょう するか、大学 だいがく 改革 かいかく 支援 しえん ・学位 がくい 授与 じゅよ 機構 きこう より授与 じゅよ されるかして学士 がくし の学位 がくい を取得 しゅとく するか、個別 こべつ の入学 にゅうがく 資格 しかく 審査 しんさ に合格 ごうかく し学部 がくぶ 卒業 そつぎょう と同等 どうとう の学力 がくりょく を有 ゆう すると認 みと められる必要 ひつよう がある。大学院 だいがくいん によっては、学部 がくぶ の卒業 そつぎょう を経 へ ない飛 と び級 きゅう の制度 せいど を設 もう けている場合 ばあい もある。その後 ご 、大学院 だいがくいん に進学 しんがく し大学院 だいがくいん の課程 かてい を修了 しゅうりょう した者 もの は、その課程 かてい に応 おう じて修士 しゅうし 号 ごう 、博士 はかせ 号 ごう 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい の学位 がくい が授与 じゅよ される。修士 しゅうし 号 ごう 、博士 はかせ 号 ごう 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい はAdvanced Degree(上級 じょうきゅう 学位 がくい )と呼 よ ばれる。
授与 じゅよ される学位 がくい [ 編集 へんしゅう ]
大学 だいがく は、学位 がくい 規則 きそく (昭和 しょうわ 28年 ねん 文部省 もんぶしょう 令 れい 第 だい 9号 ごう )などに基 もと づき、大学院 だいがくいん (専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん を除 のぞ く)の課程 かてい を修了 しゅうりょう した者 もの に対 たい し、修士 しゅうし または博士 はかせ の学位 がくい を、専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の課程 かてい を修了 しゅうりょう した者 もの に対 たい し専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい を授与 じゅよ する[16] 。
大学 だいがく は、学位 がくい 規則 きそく などに基 もと づき、大学院 だいがくいん (専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん を除 のぞ く)の課程 かてい を修了 しゅうりょう することで博士 はかせ の学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの と同等 どうとう 以上 いじょう の学力 がくりょく があると認 みと める者 もの に対 たい し、博士 はかせ の学位 がくい を授与 じゅよ することができる[17] 。大学院 だいがくいん (専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん を除 のぞ く)の課程 かてい を修了 しゅうりょう することで授与 じゅよ をされる博士 はかせ の学位 がくい を課程 かてい 博士 はかせ と呼 よ ぶことがある。また、「大学院 だいがくいん (専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん を除 のぞ く)の課程 かてい を修了 しゅうりょう することで博士 はかせ の学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの 」と同等 どうとう 以上 いじょう の学力 がくりょく があると認 みと められて授与 じゅよ される博士 はかせ の学位 がくい を論文 ろんぶん 博士 はかせ と呼 よ ぶことがある。いずれも学位 がくい 規則 きそく 等 とう に規定 きてい された正式 せいしき な呼称 こしょう ではなく、一般 いっぱん 的 てき には、どちらの取得 しゅとく 方法 ほうほう であっても同 おな じ博士 はかせ の学位 がくい として扱 あつか われる。
日本 にっぽん の教育 きょういく 制度 せいど においては、大学院 だいがくいん は、大学 だいがく に置 お くことができる(学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 97条 じょう )、とされている。
大学院 だいがくいん は、学術 がくじゅつ の理論 りろん 及 およ び応用 おうよう を教授 きょうじゅ 研究 けんきゅう し、その深奥 しんおう を究 きわ め、または高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための深 ふか い学識 がくしき 及 およ び卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか い、文化 ぶんか の進展 しんてん に寄与 きよ することを目的 もくてき とする(学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 99条 じょう 第 だい 1項 こう )。
また、大学院 だいがくいん のうち、学術 がくじゅつ の理論 りろん および応用 おうよう を教授 きょうじゅ 研究 けんきゅう し、高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための深 ふか い学識 がくしき および卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか うことを目的 もくてき とするものは、専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん とされる[18] 。
大学院 だいがくいん を置 お く大学 だいがく には、研究 けんきゅう 科 か を置 お くことを常例 じょうれい とされる[19] 。研究 けんきゅう 科 か は、専門 せんもん 分野 ぶんや に応 おう じて、教育 きょういく 研究 けんきゅう 上 じょう の目的 もくてき から組織 そしき されるものである[20] 。
ただし、当該 とうがい 大学 だいがく の教育 きょういく 研究 けんきゅう 上 じょう の目的 もくてき を達成 たっせい するため有益 ゆうえき かつ適切 てきせつ である場合 ばあい においては、文部 もんぶ 科学 かがく 大臣 だいじん の定 さだ めるところにより、研究 けんきゅう 科 か 以外 いがい の教育 きょういく 研究 けんきゅう 上 じょう の基本 きほん となる組織 そしき を置 お くことができる[21] 。研究 けんきゅう 科 か 以外 いがい の教育 きょういく 研究 けんきゅう 上 じょう の基本 きほん となる組織 そしき を置 お くことができるようになったのは、2000年 ねん 4月 がつ 1日 にち からである。この日 ひ に、九州大学 きゅうしゅうだいがく の全 すべ ての大学院 だいがくいん が、学生 がくせい が所属 しょぞく する教育 きょういく 部 ぶ として学府 がくふ 、教員 きょういん が所属 しょぞく する研究 けんきゅう 部 ぶ として研究 けんきゅう 院 いん という組織 そしき を持 も つ大学院 だいがくいん へと改組 かいそ された。東京 とうきょう 大学 だいがく では新 あら たに教育 きょういく 部 ぶ として学府 がくふ を、研究 けんきゅう 部 ぶ として学 がく 環 たまき を持 も つ大学院 だいがくいん 情報 じょうほう 学 がく 環 たまき ・学際 がくさい 情報 じょうほう 学府 がくふ が設置 せっち された。
大学院 だいがくいん には、二 ふた つ以上 いじょう の大学 だいがく が協力 きょうりょく して教育 きょういく 研究 けんきゅう を行 おこな う研究 けんきゅう 科 か ・課程 かてい をおくことができる方式 ほうしき が二 ふた つある。一 ひと つ目 め は、連合 れんごう 研究 けんきゅう 科 か (れんごうけんきゅうか)、連合 れんごう 大学院 だいがくいん などと呼 よ ばれる方式 ほうしき (大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん 第 だい 7条 じょう )で、例 たと えば、東京学芸大学 とうきょうがくげいだいがく 、横浜国立大学 よこはまこくりつだいがく 、千葉大学 ちばだいがく 、埼玉大学 さいたまだいがく よりなる東京学芸大学 とうきょうがくげいだいがく 大学院 だいがくいん 連合 れんごう 学校 がっこう 教育 きょういく 学 がく 研究 けんきゅう 科 か (教育 きょういく 学 がく の博士 はかせ 課程 かてい )がある。その他 た に連合 れんごう 農学 のうがく 研究 けんきゅう 科 か 、連合 れんごう 獣 じゅう 医学 いがく 研究 けんきゅう 科 か 、連合 れんごう 小児 しょうに 発達 はったつ 学 がく 研究 けんきゅう 科 か がある。二 ふた つ目 め は、共同 きょうどう 教育 きょういく 課程 かてい を編成 へんせい する方式 ほうしき (大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん 第 だい 31条 じょう )で、共同 きょうどう 大学院 だいがくいん ともよばれ、例 たと えば東京女子医科大学 とうきょうじょしいかだいがく と早稲田大学 わせだだいがく による共同 きょうどう 先 さき 端 はし 生命 せいめい 医科 いか 学 がく 専攻 せんこう がある。なお、連合 れんごう 大学院 だいがくいん では基幹 きかん となる研究 けんきゅう 科 か に組織 そしき を設置 せっち し、教員 きょういん ・学生 がくせい は基幹 きかん 校 こう に所属 しょぞく し、基幹 きかん 校 こう の名義 めいぎ の学位 がくい を出 だ す一方 いっぽう 、共同 きょうどう 教育 きょういく 課程 かてい ではすべての構成 こうせい 大学 だいがく に組織 そしき を設置 せっち し、教員 きょういん ・学生 がくせい はすべての構成 こうせい 大学 だいがく に所属 しょぞく し、全 すべ ての構成 こうせい 大学 だいがく の連名 れんめい で学位 がくい を出 だ すといった違 ちが いがある。
2000年 ねん 代 だい 以降 いこう は、大学院 だいがくいん において専 せん 門 もん の教育 きょういく と訓練 くんれん を受 う けた、各 かく 分野 ぶんや において指導 しどう 的 てき 役割 やくわり を果 は たす、高度 こうど で専門 せんもん 的 てき な職業 しょくぎょう 能力 のうりょく を有 ゆう する人材 じんざい (高度 こうど 専門 せんもん 職業 しょくぎょう 人 じん )の養成 ようせい という社会 しゃかい 的 てき な要望 ようぼう から、主 おも に社会 しゃかい 人 じん の経歴 けいれき を有 ゆう する者 もの を教育 きょういく する大学院 だいがくいん の課程 かてい (社会 しゃかい 人 じん 大学院 だいがくいん などとも呼 よ ぶ)の設置 せっち も相次 あいつ いでいる。
2003年 ねん 度 ど からは、専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の制度 せいど が作 つく られ、法曹 ほうそう に必要 ひつよう な学識 がくしき 及 およ び能力 のうりょく を培 つちか うことを目的 もくてき とする法科 ほうか 大学院 だいがくいん などが作 つく られた。専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん については、学術 がくじゅつ の理論 りろん および応用 おうよう を教授 きょうじゅ 研究 けんきゅう し、高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための深 ふか い学識 がくしき および卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか うことが要求 ようきゅう される。
大学院 だいがくいん の設置 せっち 基準 きじゅん としては、大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん (昭和 しょうわ 49年 ねん 文部省 もんぶしょう 令 れい 第 だい 28号 ごう )などがあり、専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん に関 かん しては、加 くわ えて、専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん (平成 へいせい 15年 ねん 文部 もんぶ 科学 かがく 省令 しょうれい 第 だい 16号 ごう )などが適用 てきよう される。
研究 けんきゅう 大学 だいがく [ 編集 へんしゅう ]
文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう は国際 こくさい 競争 きょうそう 力 りょく の向上 こうじょう のため「研究 けんきゅう 大学 だいがく 強化 きょうか 促進 そくしん 事業 じぎょう 」を打 う ち出 だ し、学部 がくぶ よりも大学院 だいがくいん に重点 じゅうてん を置 お いている大学 だいがく を研究 けんきゅう 大学 だいがく と銘打 めいう って、他 た の大学 だいがく よりも大 おお きな補助 ほじょ 金 きん を与 あた えている。文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう により選出 せんしゅつ された研究 けんきゅう 大学 だいがく は、北海道大学 ほっかいどうだいがく 、東北大学 とうほくだいがく 、筑波大学 つくばだいがく 、東京大学 とうきょうだいがく 、東京工業大学 とうきょうこうぎょうだいがく 、東京医科歯科大学 とうきょういかしかだいがく 、電気通信大学 でんきつうしんだいがく 、名古屋大学 なごやだいがく 、豊橋技術科学大学 とよはしぎじゅつかがくだいがく 、京都大学 きょうとだいがく 、大阪大学 おおさかだいがく 、奈良先端科学技術大学院大学 ならせんたんかがくぎじゅつだいがくいんだいがく 、神戸大学 こうべだいがく 、広島大学 ひろしまだいがく 、岡山大学 おかやまだいがく 、九州大学 きゅうしゅうだいがく 、熊本大学 くまもとだいがく 、慶應義塾大学 けいおうぎじゅくだいがく 、早稲田大学 わせだだいがく である。[22]
専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん [ 編集 へんしゅう ]
大学院 だいがくいん 大学 だいがく [ 編集 へんしゅう ]
北陸先端科学技術大学院大学 ほくりくせんたんかがくぎじゅつだいがくいんだいがく
日本 にっぽん においては、大学 だいがく には学部 がくぶ (学部 がくぶ 以外 いがい の教育 きょういく 研究 けんきゅう 上 じょう の基本 きほん となる組織 そしき を含 ふく む。以下 いか この項 こう で「学部 がくぶ 等 とう 」という)を置 お くことを常例 じょうれい としている[23] 。しかし教育 きょういく 研究 けんきゅう 上 じょう 特別 とくべつ の必要 ひつよう がある場合 ばあい においては、学部 がくぶ 等 とう を置 お くことなく大学院 だいがくいん を置 お くものを大学 だいがく とすることができる[24] 。この大学 だいがく は大学院 だいがくいん 大学 だいがく (だいがくいんだいがく)などと呼 よ ばれる。
日本 にっぽん 初 はつ の大学院 だいがくいん 大学 だいがく は1982年 ねん に財界 ざいかい 主導 しゅどう で設立 せつりつ された国際大学 こくさいだいがく である。大学院 だいがくいん 大学 だいがく でない大学 だいがく では、例 たと えば工学部 こうがくぶ に対 たい する工学 こうがく 研究 けんきゅう 科 か のように学部 がくぶ 名 めい と同一 どういつ の名称 めいしょう をもつ、あるいは同 どう 一 いち 名称 めいしょう でなくとも直接 ちょくせつ 関連 かんれん する大学院 だいがくいん を置 お くことが多 おお く、これを2階 かい 建 だ て大学院 だいがくいん という。それに対 たい して対応 たいおう する学部 がくぶ を持 も たない大学院 だいがくいん 研究 けんきゅう 科 か は独立 どくりつ 大学院 だいがくいん あるいは独立 どくりつ 研究 けんきゅう 科 か と呼 よ ばれる。大学院 だいがくいん 大学 だいがく のうち、大学 だいがく 以外 いがい の研究 けんきゅう 機関 きかん と協力 きょうりょく しているものは、連携 れんけい 大学院 だいがくいん (れんけいだいがくいん)などと呼 よ ばれることもある。
大学院 だいがくいん には各種 かくしゅ の課程 かてい がある。大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん (昭和 しょうわ 49年 ねん 文部省 もんぶしょう 令 れい 第 だい 28号 ごう )においては、修士 しゅうし 課程 かてい 、博士 はかせ 課程 かてい 、そして専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい (専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の課程 かてい )の3種類 しゅるい の課程 かてい が規定 きてい されている。専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の課程 かてい は組織 そしき 上 じょう 、各 かく 大学 だいがく が置 お く大学院 だいがくいん に専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい として置 お かれる。大学院 だいがくいん を置 お く各 かく 大学 だいがく の学則 がくそく などでの運用 うんよう においては、3種類 しゅるい の課程 かてい について細 こま かく分 わ けたり、合 あ わせたりして呼称 こしょう している。各 かく 大学 だいがく の学則 がくそく などにおける呼称 こしょう としては、主 おも に修士 しゅうし 課程 かてい ・博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 、博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい ・後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい 、一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 、4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 、そして専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい などがある。
各種 かくしゅ 定義 ていぎ と用法 ようほう [ 編集 へんしゅう ]
大学院 だいがくいん における課程 かてい について表現 ひょうげん するにあたってはいくつかの方法 ほうほう があり、方法 ほうほう ごとに意味 いみ が異 こと なっている。
大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん によるもの[ 編集 へんしゅう ]
大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん に定 さだ められている大学院 だいがくいん の課程 かてい は、「修士 しゅうし 課程 かてい 」「博士 はかせ 課程 かてい 」、そして「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい 」の3種 しゅ となっている[25] 。
修士 しゅうし 課程 かてい は、学部 がくぶ 卒業 そつぎょう 後 ご の標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が一般 いっぱん に2年 ねん である課程 かてい であり[26] 、修了 しゅうりょう した者 もの には修士 しゅうし の学位 がくい が授与 じゅよ される[27] 。
博士 はかせ 課程 かてい は、学部 がくぶ 卒業 そつぎょう 後 ご の標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が一般 いっぱん に5年 ねん の課程 かてい であり[28] 、修了 しゅうりょう した者 もの には博士 はかせ の学位 がくい が授与 じゅよ される[27] 。この博士 はかせ 課程 かてい は、さらに以下 いか のように区分 くぶん される。
前期 ぜんき 2年 ねん と後期 こうき 3年 ねん に区分 くぶん 、または区分 くぶん を設 もう けないもの[29]
前期 ぜんき 2年 ねん 前期 ぜんき 2年 ねん と後期 こうき 3年 ねん に区分 くぶん するもの[注 ちゅう 8] 。なお、前期 ぜんき 2年 ねん の課程 かてい は修士 しゅうし 課程 かてい とみなすことになっている[30] 。
区分 くぶん を設 もう けないもの[注 ちゅう 9]
後期 こうき 3年 ねん のみのもの[31] [注 ちゅう 10]
修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が6年 ねん の学部 がくぶ に接続 せつぞく する、医学 いがく ・歯学 しがく ・臨床 りんしょう 薬学 やくがく ・獣医 じゅうい 学 がく を履修 りしゅう するもの(修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が4年 ねん の課程 かてい )[32] [注 ちゅう 11]
専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい は、修了 しゅうりょう した者 もの には文部 もんぶ 科学 かがく 大臣 だいじん の定 さだ める学位 がくい [27] (専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい [33] )が授与 じゅよ される課程 かてい であり、学部 がくぶ 卒業 そつぎょう 後 ご の標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は一般 いっぱん に2年 ねん 以内 いない であるが[34] 、法科 ほうか 大学院 だいがくいん [注 ちゅう 12] [35] の標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は3年 ねん [36] 、教職 きょうしょく 大学院 だいがくいん [注 ちゅう 13] [37] の標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は2年 ねん である[38] 。
学則 がくそく 等 とう に見 み られる用法 ようほう [ 編集 へんしゅう ]
各 かく 大学 だいがく によって異 こと なるが、しばしば学則 がくそく 等 とう では、「修士 しゅうし 課程 かてい 」「博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 」「博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい 」「一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 」「後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい 」「4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 」「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい 」などに区分 くぶん する方法 ほうほう が見 み られる。
修士 しゅうし 課程 かてい は、学部 がくぶ 卒業 そつぎょう 後 ご の修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を2年 ねん とし、修士 しゅうし の学位 がくい が授与 じゅよ される課程 かてい である。下記 かき の博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい が設 もう けられていない場合 ばあい に設置 せっち される。
博士 はかせ 課程 かてい は、博士 はかせ の学位 がくい が授与 じゅよ される課程 かてい であるが、学則 がくそく 等 とう では以下 いか のように区分 くぶん される。
学部 がくぶ 卒業 そつぎょう 後 ご の修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を5年 ねん とする課程 かてい については、以下 いか のように区分 くぶん される。
博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい および博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい は、学部 がくぶ 卒業 そつぎょう 後 ご の修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を前期 ぜんき 2年 ねん と後期 こうき 3年 ねん に区分 くぶん する課程 かてい である。
一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい は、上記 じょうき と異 こと なり前期 ぜんき 2年 ねん と後期 こうき 3年 ねん に区分 くぶん しない5年 ねん 一貫 いっかん 制 せい の課程 かてい である。
後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい は、後期 こうき 3年 ねん のみの課程 かてい である。
4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい は、修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が6年 ねん の学部 がくぶ に接続 せつぞく する、医学 いがく ・歯学 しがく ・臨床 りんしょう 薬学 やくがく ・獣医 じゅうい 学 がく を履修 りしゅう するもの(修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が4年 ねん の課程 かてい )である。
専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい は、修了 しゅうりょう した者 もの には専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい が授与 じゅよ されるという専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の課程 かてい である。
俗 ぞく な用法 ようほう においては、学則 がくそく 等 とう で用 もち いられる「修士 しゅうし 課程 かてい 」と「博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 」について単 たん に「修士 しゅうし 課程 かてい 」と呼 よ び、学則 がくそく 等 とう で用 もち いられる「博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい 」「一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 」「後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい 」「4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 」を「博士 はかせ 課程 かてい 」と呼 よ ぶ表現 ひょうげん も見 み られる。なお、学則 がくそく で博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい を修士 しゅうし 課程 かてい と呼 よ ぶと正式 せいしき に定 さだ めている場合 ばあい もある[39] 。
教育 きょういく 内容 ないよう [ 編集 へんしゅう ]
日本 にっぽん では、一般 いっぱん 的 てき には、修士 しゅうし の学位 がくい や専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい を授与 じゅよ された後 のち に、後期 こうき 3年 ねん の博士 はかせ 課程 かてい に進学 しんがく できるようになっている形態 けいたい が多 おお い。しかし、一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい を設 もう けて修士 しゅうし 水準 すいじゅん から博士 はかせ 水準 すいじゅん までの一貫 いっかん 教育 きょういく を行 おこな う大学院 だいがくいん もある。
修士 しゅうし 課程 かてい ・博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい では、一般 いっぱん 的 てき に2年 ねん 以上 いじょう 在学 ざいがく して要件 ようけん を満 み たすことで学位 がくい の授与 じゅよ を受 う けることができる。授与 じゅよ される学位 がくい は、修士 しゅうし 課程 かてい ・博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい では「修士 しゅうし の学位 がくい 」、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい では「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 」である。
「修士 しゅうし の学位 がくい 」または「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 」の授与 じゅよ を受 う けた後 のち に、博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい ・後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい で3年 ねん 在学 ざいがく して要件 ようけん を満 み たせば博士 はかせ の学位 がくい の授与 じゅよ を受 う けることができる。また、「修士 しゅうし の学位 がくい 」または「専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 」の授与 じゅよ を受 う けていなくても、一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい で5年 ねん 在学 ざいがく して要件 ようけん を満 み たしても「博士 はかせ の学位 がくい 」の授与 じゅよ を受 う けることができる。
なお、以下 いか の課程 かてい の分類 ぶんるい においては、#学則 がくそく 等 とう に見 み られる用法 ようほう を用 もち いた。
修士 しゅうし 課程 かてい ・博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい [ 編集 へんしゅう ]
博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 、修士 しゅうし 課程 かてい は、「広 ひろ い視野 しや に立 た って精 せい 深 ふか な学識 がくしき を授 さづ け、専攻 せんこう 分野 ぶんや における研究 けんきゅう 能力 のうりょく 又 また はこれに加 くわ えて高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか うこと」を目的 もくてき としている。学部 がくぶ を卒業 そつぎょう した者 もの などが入学 にゅうがく 者 しゃ 選考 せんこう 試験 しけん を経 へ て、合格 ごうかく したものが入学 にゅうがく できる。標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は2年 ねん 。ただし、在学 ざいがく 中 ちゅう に特 とく に優 すぐ れた成果 せいか を挙 あ げたものは修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を短縮 たんしゅく できる学校 がっこう もある。修了 しゅうりょう するためには、規定 きてい の単位 たんい を取得 しゅとく し、研究 けんきゅう 指導 しどう を受 う け、各 かく 大学院 だいがくいん による修士 しゅうし 論文 ろんぶん 審査 しんさ と試験 しけん に合格 ごうかく することが必要 ひつよう である。修士 しゅうし 論文 ろんぶん 審査 しんさ は、課程 かてい によっては、研究 けんきゅう 成果 せいか の審査 しんさ (つまり修士 しゅうし 論文 ろんぶん を作成 さくせい しなくてもよい)であることもある。修了 しゅうりょう すると修士 しゅうし の学位 がくい が授与 じゅよ される。
博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい ・後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい [ 編集 へんしゅう ]
博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい ・後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい は、「専攻 せんこう 分野 ぶんや について、研究 けんきゅう 者 しゃ として自立 じりつ して研究 けんきゅう 活動 かつどう を行 おこな い、又 また はその他 た の高度 こうど に専門 せんもん 的 てき な業務 ぎょうむ に従事 じゅうじ するに必要 ひつよう な高度 こうど の研究 けんきゅう 能力 のうりょく 及 およ びその基礎 きそ となる豊 ゆた かな学識 がくしき を養 やしな うこと」を目的 もくてき としている。修士 しゅうし の学位 がくい や専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの などが入学 にゅうがく 者 しゃ 選考 せんこう 試験 しけん を経 へ て、合格 ごうかく した者 もの が入学 にゅうがく できる。標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は3年 ねん 。ただし、在学 ざいがく 中 ちゅう に特 とく に優 すぐ れた成果 せいか を挙 あ げたものは標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を短縮 たんしゅく できる学校 がっこう もある。修了 しゅうりょう するためには、規定 きてい の単位 たんい を取得 しゅとく し、研究 けんきゅう 指導 しどう を受 う け、各 かく 大学院 だいがくいん による博士 はかせ 論文 ろんぶん 審査 しんさ と試験 しけん に合格 ごうかく することが必要 ひつよう である。修了 しゅうりょう すると博士 はかせ の学位 がくい が授与 じゅよ される。(「課程 かてい 博士 はかせ ・論文 ろんぶん 博士 はかせ 」も参照 さんしょう )
標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は3年 ねん であるが諸 しょ 外国 がいこく と同様 どうよう 、業績 ぎょうせき を得 え るためにそれ以上 いじょう の年限 ねんげん 在学 ざいがく する者 もの も珍 めずら しくはない。そのため、経済 けいざい 的 てき ・将来 しょうらい 性 せい の面 めん から断念 だんねん (中途 ちゅうと 退学 たいがく )する者 もの が比較的 ひかくてき 多 おお いのが博士 はかせ 課程 かてい の特徴 とくちょう である。また、修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん 以上 いじょう 在学 ざいがく したものの論文 ろんぶん 審査 しんさ に合格 ごうかく できずに中退 ちゅうたい した者 もの は単位 たんい 取得 しゅとく 退学 たいがく 、満期 まんき 退学 たいがく と呼 よ ばれる。従来 じゅうらい は、退学 たいがく の場合 ばあい でも研究 けんきゅう 業績 ぎょうせき によっては大学 だいがく 、国 くに の研究 けんきゅう 機関 きかん 等 とう で正規 せいき の研究 けんきゅう 員 いん として職 しょく を得 え ている者 もの も少 すく なくなかった。しかし、現在 げんざい では、研究 けんきゅう 機関 きかん に職 しょく を得 え る時 とき の応募 おうぼ 条件 じょうけん として、博士 はかせ の取得 しゅとく が条件 じょうけん となっていることが多 おお い。
一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい [ 編集 へんしゅう ]
一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい は、前期 ぜんき 2年 ねん および後期 こうき 3年 ねん の課程 かてい の区分 くぶん を設 もう けない課程 かてい であり、「専攻 せんこう 分野 ぶんや について、研究 けんきゅう 者 しゃ として自立 じりつ して研究 けんきゅう 活動 かつどう を行 おこな い、又 また はその他 た の高度 こうど に専門 せんもん 的 てき な業務 ぎょうむ に従事 じゅうじ するに必要 ひつよう な高度 こうど の研究 けんきゅう 能力 のうりょく 及 およ びその基礎 きそ となる豊 ゆた かな学識 がくしき を養 やしな うこと」(大学院 だいがくいん 設置 せっち 基準 きじゅん の1989年 ねん (平成 へいせい 元年 がんねん )改正 かいせい )[10] を目的 もくてき として一貫 いっかん して教育 きょういく を行 おこな う。この課程 かてい は、学部 がくぶ を卒業 そつぎょう した者 もの などが入学 にゅうがく 者 しゃ 選考 せんこう を経 へ て、合格 ごうかく した者 もの が入学 にゅうがく できる。修了 しゅうりょう するためには、規定 きてい の単位 たんい を取得 しゅとく し、研究 けんきゅう 指導 しどう を受 う け、各 かく 大学院 だいがくいん による博士 はかせ 論文 ろんぶん 審査 しんさ と試験 しけん に合格 ごうかく することが必要 ひつよう である。修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は5年 ねん 。ただし、在学 ざいがく 中 ちゅう に特 とく に優 すぐ れた成果 せいか を挙 あ げたものは修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を短縮 たんしゅく できる学校 がっこう もある。修了 しゅうりょう すると博士 はかせ の学位 がくい が授与 じゅよ される。
一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい に入学 にゅうがく し、前述 ぜんじゅつ の博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 、修士 しゅうし 課程 かてい の修了 しゅうりょう 要件 ようけん を満 み たした場合 ばあい 、大学院 だいがくいん によっては、修士 しゅうし の学位 がくい が授与 じゅよ される。
卓越 たくえつ 大学院 だいがくいん [ 編集 へんしゅう ]
5年 ねん 一貫 いっかん 制 せい の博士 はかせ 課程 かてい で、民間 みんかん 企業 きぎょう や海外 かいがい 一流 いちりゅう 大学 だいがく と連携 れんけい して、世界 せかい 最高 さいこう 水準 すいじゅん の教育 きょういく ・研究 けんきゅう を行 おこな う大学院 だいがくいん を支援 しえん する「卓越 たくえつ 大学院 だいがくいん プログラム」が2018年度 ねんど に導入 どうにゅう された[40] 。
4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい (後期 こうき 4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい ) [ 編集 へんしゅう ]
4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい は、標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を4年 ねん としている、医学 いがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、歯学 しがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、6年 ねん 制 せい 薬学 やくがく 系 けい の大学 だいがく の学部 がくぶ に接続 せつぞく している薬学 やくがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、獣医 じゅうい 学 がく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい である。修了 しゅうりょう すると博士 はかせ の学位 がくい が授与 じゅよ される。目的 もくてき 、修了 しゅうりょう 要件 ようけん 、授与 じゅよ される学位 がくい は、一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい と同様 どうよう である。
4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい に接続 せつぞく する学部 がくぶ の修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は6年 ねん であるため、4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい に入学 にゅうがく できる者 もの は、修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん を6年 ねん とする大学 だいがく の学部 がくぶ を卒業 そつぎょう した者 もの 、修士 しゅうし の学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの 、専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい を授与 じゅよ された者 もの などである。
専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい [ 編集 へんしゅう ]
専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい は、専門 せんもん 職 しょく 大学院 だいがくいん の課程 かてい であり、「高度 こうど の専門 せんもん 性 せい が求 もと められる職業 しょくぎょう を担 にな うための深 ふか い学識 がくしき 及 およ び卓越 たくえつ した能力 のうりょく を培 つちか うこと」を目的 もくてき としている。大学 だいがく を卒業 そつぎょう した者 もの などが入学 にゅうがく できるが、通例 つうれい として入学 にゅうがく 者 しゃ 選考 せんこう が課 か され、合格 ごうかく したもののみが入学 にゅうがく できる。修了 しゅうりょう するためには、規定 きてい の単位 たんい の取得 しゅとく その他 た の教育 きょういく 課程 かてい の履修 りしゅう により課程 かてい を修了 しゅうりょう することが必要 ひつよう である。標準 ひょうじゅん 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は、通例 つうれい 2年 ねん であるが、専攻 せんこう 分野 ぶんや によっては、1年 ねん 以上 いじょう 2年 ねん 未満 みまん である。修了 しゅうりょう すると修士 しゅうし (専門 せんもん 職 しょく ) の専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい が付与 ふよ される。
法科 ほうか 大学院 だいがくいん は、法曹 ほうそう 養成 ようせい のための特別 とくべつ な専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい である。修了 しゅうりょう するためには、規定 きてい の単位 たんい の取得 しゅとく が必要 ひつよう である。修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん は3年 ねん 。修了 しゅうりょう すると「法務 ほうむ 博士 はかせ (専門 せんもん 職 しょく ) 」の学位 がくい が授与 じゅよ される。
夜間 やかん 授業 じゅぎょう ・通信 つうしん 教育 きょういく [ 編集 へんしゅう ]
大学院 だいがくいん の夜間 やかん 授業 じゅぎょう [ 編集 へんしゅう ]
主 おも に夕刻 ゆうこく から授業 じゅぎょう を始 はじ める大学院 だいがくいん の課程 かてい であり、通常 つうじょう の研究 けんきゅう 科 か が夜間 やかん にも授業 じゅぎょう を行 おこな っている形態 けいたい と「夜間 やかん において授業 じゅぎょう を行 おこな う研究 けんきゅう 科 か 」(夜間 やかん 研究 けんきゅう 科 か 、夜間 やかん 大学院 だいがくいん )の形態 けいたい の2種類 しゅるい がある。学部 がくぶ の夜 よる 間 あいだ 部 ぶ (第 だい 2部 ぶ )や「夜間 やかん において授業 じゅぎょう を行 おこな う学部 がくぶ 」(夜間 やかん 学部 がくぶ )の大学院 だいがくいん 版 ばん ともいえる。日 にち 中 ちゅう 、仕事 しごと を持 も つ社会 しゃかい 人 じん などが、終業 しゅうぎょう 後 ご に通学 つうがく するなど利便 りべん 性 せい の点 てん で、大学院 だいがくいん の通信 つうしん 教育 きょういく とともに注目 ちゅうもく されている。なお、修了 しゅうりょう して授与 じゅよ される学位 がくい は、大学院 だいがくいん の(昼間 ひるま において授業 じゅぎょう を行 おこな う)通常 つうじょう の課程 かてい を修了 しゅうりょう して授与 じゅよ されるものと同一 どういつ のものである。なお、日本 にっぽん 初 はつ の夜間 やかん 大学院 だいがくいん は1958年 ねん に開設 かいせつ された東京電機大学 とうきょうでんきだいがく 大学院 だいがくいん 工学 こうがく 研究 けんきゅう 科 か 電気 でんき 工学 こうがく 専攻 せんこう である。また文科 ぶんか 系 けい における日本 にっぽん 初 はつ の夜間 やかん 大学院 だいがくいん は、1990年 ねん 開設 かいせつ の青山学院大学 あおやまがくいんだいがく 大学院 だいがくいん 国際 こくさい マネジメント研究 けんきゅう 科 か である。さらに社会 しゃかい 人 じん を対象 たいしょう とする日本 にっぽん 初 はつ の夜間 やかん 大学院 だいがくいん は1989年 ねん 開設 かいせつ の筑波大学 つくばだいがく 大学院 だいがくいん 修士 しゅうし 課程 かてい 教育 きょういく 研究 けんきゅう 科 か 、経営 けいえい ・政策 せいさく 科学 かがく 研究 けんきゅう 科 か (経営 けいえい システム科学 かがく 専攻 せんこう )である。
大学院 だいがくいん の通信 つうしん 教育 きょういく [ 編集 へんしゅう ]
通信 つうしん による教育 きょういく を行 おこな う大学院 だいがくいん の課程 かてい であり、大学 だいがく 通信 つうしん 教育 きょういく を大学院 だいがくいん で行 おこな うものである。「印刷 いんさつ 教材 きょうざい 等 とう による授業 じゅぎょう 」(印刷 いんさつ 授業 じゅぎょう )、「面接 めんせつ 授業 じゅぎょう 」などの授業 じゅぎょう や、研究 けんきゅう 指導 しどう を経 へ て学位 がくい が授与 じゅよ される。
修士 しゅうし 課程 かてい ・博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい では、放送大学 ほうそうだいがく 大学院 だいがくいん 、明星大学 めいせいだいがく 大学院 だいがくいん 、東北福祉大学 とうほくふくしだいがく 大学院 だいがくいん 、名古屋学院大学 なごやがくいんだいがく 大学院 だいがくいん 、帝京平成大学 ていきょうへいせいだいがく 大学院 だいがくいん 、中京大学 ちゅうきょうだいがく 大学院 だいがくいん 、吉備 きび 国際大学 こくさいだいがく 大学院 だいがくいん 、倉敷芸術科学大学 くらしきげいじゅつかがくだいがく 大学院 だいがくいん 、人間 にんげん 総合 そうごう 科学 かがく 大学 だいがく 大学院 だいがくいん 、桜美林大学 おうびりんだいがく 大学院 だいがくいん 、東京 とうきょう 福祉 ふくし 大学 だいがく 大学院 だいがくいん 、高野山大学 こうやさんだいがく 大学院 だいがくいん 、東亜大学 とうあだいがく 大学院 だいがくいん 、京都 きょうと 造形 ぞうけい 芸術 げいじゅつ 大学 だいがく 大学院 だいがくいん 、京都産業大学 きょうとさんぎょうだいがく 大学院 だいがくいん などがある。
また、博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい には、放送大学 ほうそうだいがく 大学院 だいがくいん 、明星大学 めいせいだいがく 大学院 だいがくいん 、佛教大学 ぶっきょうだいがく 大学院 だいがくいん 、聖徳大学 せいとくだいがく 大学院 だいがくいん 、日本福祉大学 にほんふくしだいがく 大学院 だいがくいん 、九州 きゅうしゅう 保健 ほけん 福祉 ふくし 大学 だいがく 大学院 だいがくいん などがある。
学位 がくい の取得 しゅとく について[ 編集 へんしゅう ]
これまでの大学院 だいがくいん 教育 きょういく では、学位 がくい の修得 しゅうとく が即 すなわ ち修了 しゅうりょう 資格 しかく と不可分 ふかぶん の関係 かんけい にあり、修了 しゅうりょう するということは学位 がくい の修得 しゅうとく を意味 いみ していた。
また、その学位 がくい の修得 しゅうとく 状 じょう 況 きょう については修士 しゅうし の学位 がくい についてはともかく、一般 いっぱん に日本 にっぽん 国内 こくない における人文 じんぶん 科学 かがく 、社会 しゃかい 科学 かがく 分野 ぶんや の博士 はかせ 号 ごう については、課程 かてい 期間 きかん 内 ない で取得 しゅとく するのが困難 こんなん で、単位 たんい 取得 しゅとく 満期 まんき 退学 たいがく で教職 きょうしょく に就 つ き、その後 ご 研究 けんきゅう を積 つ み重 かさ ね、定年 ていねん 近 ちか くになって名誉 めいよ 称号 しょうごう 的 てき に授与 じゅよ されるのが慣例 かんれい になっていた。しかしながら近年 きんねん 、日本 にっぽん の慣例 かんれい を嫌 きら う留学生 りゅうがくせい が日本 にっぽん への留学 りゅうがく を回避 かいひ したり、あるいは日本 にっぽん の大学 だいがく の学生 がくせい が海外 かいがい の大学院 だいがくいん へ流出 りゅうしゅつ したりするという状況 じょうきょう が問題 もんだい とされた。文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう が博士 はかせ 課程 かてい の本来 ほんらい の趣旨 しゅし に従 したが うよう指導 しどう を行 おこな うなど、現在 げんざい では、諸 しょ 外国 がいこく や理系 りけい 分野 ぶんや 並 なみ に人文 じんぶん ・社会 しゃかい 系 けい であっても博士 はかせ 課程 かてい 在学 ざいがく 中 ちゅう の博士 はかせ 号 ごう の取得 しゅとく が可能 かのう となる状況 じょうきょう となっている。
また、今日 きょう ではその大学院 だいがくいん の修士 しゅうし 課程 かてい 及 およ び専門 せんもん 職 しょく 学位 がくい 課程 かてい 、または博士 はかせ 課程 かてい の定 さだ める学位 がくい の他 ほか に、他 た の大学 だいがく との提携 ていけい による他 た 大学 だいがく の学位 がくい 修得 しゅうとく の道 みち が開 ひら かれている分野 ぶんや もあり、これをダブルディグリー・プログラムという。一方 いっぽう で、技術 ぎじゅつ と知識 ちしき の習得 しゅうとく のみを前提 ぜんてい とし学位 がくい の授与 じゅよ を行 おこな わないノンディグリー・プログラムも存在 そんざい し、大学院 だいがくいん 教育 きょういく の幅 はば や選択肢 せんたくし は多岐 たき に拡 ひろ がりつつある。
国際 こくさい 機関 きかん では、その機関 きかん の多 おお くの職種 しょくしゅ において修士 しゅうし 号 ごう 以上 いじょう の学歴 がくれき を有 ゆう することが求 もと められる。
代表 だいひょう 的 てき な国際 こくさい 機関 きかん
国際 こくさい 連合 れんごう 、国際 こくさい 連合 れんごう 開発 かいはつ 計画 けいかく 、世界銀行 せかいぎんこう 等 ひとし 。
JPO派遣 はけん 制度 せいど
外務省 がいむしょう として派遣 はけん 可能 かのう な国際 こくさい 機関 きかん に関連 かんれん する分野 ぶんや における大学院 だいがくいん 修士 しゅうし 課程 かてい を修了 しゅうりょう していることが必要 ひつよう 。
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく [ 編集 へんしゅう ]
アメリカの学位 がくい は日本 にっぽん と同 おな じように、修士 しゅうし と、研究 けんきゅう 者 しゃ を目指 めざ す人 ひと が取得 しゅとく を目指 めざ す博士 はかせ とがある。実学 じつがく 系 けい の専攻 せんこう の場合 ばあい は一般 いっぱん に博士 はかせ 課程 かてい がないことが多 おお く、逆 ぎゃく にその他 た の学術 がくじゅつ 系 けい 専攻 せんこう の場合 ばあい は博士 はかせ まで進 すす むことが多 おお い。修士 しゅうし と博士 はかせ が一貫 いっかん した課程 かてい も多 おお く、その場合 ばあい は修士 しゅうし 課程 かてい と博士 はかせ 課程 かてい が並列 へいれつ して存在 そんざい するか、修士 しゅうし 課程 かてい がなくて博士 はかせ 課程 かてい のみが存在 そんざい し、研究 けんきゅう 者 しゃ を目指 めざ す人 ひと は学部 がくぶ 卒 そつ 後 ご すぐに博士 はかせ 課程 かてい に入 はい る(自然 しぜん 科学 かがく 系 けい や工学 こうがく 系 けい に多 おお い。この場合 ばあい でも、まず修士 しゅうし 課程 かてい を履修 りしゅう することを奨 すす められる場合 ばあい もある)。
修士 しゅうし の後 のち に博士 はかせ 課程 かてい に入 はい るか、学部 がくぶ 卒 そつ 後 ご に博士 はかせ 課程 かてい に入 はい るかのいずれが一般 いっぱん 的 てき かは分野 ぶんや による。一貫 いっかん 性 せい 博士 はかせ 課程 かてい で、途中 とちゅう 退学 たいがく する学生 がくせい に修士 しゅうし 号 ごう を授与 じゅよ する制度 せいど を設 もう けているところもある。この場合 ばあい 、大学 だいがく や分野 ぶんや によるがその修士 しゅうし 号 ごう 取得 しゅとく 方法 ほうほう には、必要 ひつよう な単位 たんい 数 すう などを確保 かくほ した上 うえ で主 しゅ として2通 とお りの方法 ほうほう がある。一 ひと つは、後述 こうじゅつ する適性 てきせい 試験 しけん に合格 ごうかく して取得 しゅとく する方法 ほうほう 。もう一 ひと つは、適性 てきせい 試験 しけん を受験 じゅけん しないか不 ふ 合格 ごうかく だった場合 ばあい に修士 しゅうし 論文 ろんぶん を提出 ていしゅつ して審査 しんさ を経 へ て取得 しゅとく する方法 ほうほう 、である。特 とく に、博士 はかせ 課程 かてい の必要 ひつよう 単位 たんい 数 すう も取得 しゅとく して適性 てきせい 試験 しけん に合格 ごうかく してから退学 たいがく する場合 ばあい は、日本 にっぽん でいう「博士 はかせ 課程 かてい 単位 たんい 取得 しゅとく 退学 たいがく 」に相当 そうとう する「All But Dissertation」あるいは「All But Thesis」と呼 よ ばれることが多 おお く、多 おお くの大学 だいがく で公式 こうしき に認 みと められている呼称 こしょう である。また、この呼称 こしょう は、在学 ざいがく 中 ちゅう でも「あとは学位 がくい 論文 ろんぶん だけ」という立場 たちば の意味 いみ で用 もち いられることがある。
博士 はかせ 課程 かてい では、必須 ひっす クラスを履修 りしゅう した後 のち 、研究 けんきゅう 論文 ろんぶん を執筆 しっぴつ する前 まえ に適性 てきせい 試験 しけん (Qualifying Examination[41] 。専攻 せんこう 分野 ぶんや の知識 ちしき や技能 ぎのう を十分 じゅうぶん に有 ゆう しているかを試 ため す試験 しけん で、ほとんどの場合 ばあい 筆記 ひっき 試験 しけん である。この試験 しけん は日本 にっぽん では「大学院 だいがくいん 入学 にゅうがく 試験 しけん 」にほぼ相当 そうとう する)を受 う ける。合格 ごうかく した者 もの だけが、博士 はかせ 号 ごう 候補 こうほ 生 せい (Ph.D candidate)として博士 はかせ 課程 かてい に残 のこ ることを許 ゆる される。適性 てきせい 試験 しけん に落 お ちると博士 はかせ 課程 かてい に籍 せき を置 お けなくなるが、再 さい 受験 じゅけん を許 ゆる されることも多 おお い。なお、この試験 しけん は「いつまでに合格 ごうかく しなければならない」という規定 きてい があることが多 おお く、その場合 ばあい は期限 きげん までに合格 ごうかく できなくても退学 たいがく になってしまう。また、例 たと えば学部 がくぶ 卒 そつ から博士 はかせ 課程 かてい に入学 にゅうがく した学生 がくせい は入学 にゅうがく 後 ご 2年 ねん 以内 いない に、修士 しゅうし 卒 そつ から入学 にゅうがく した学生 がくせい は1年 ねん 以内 いない に合格 ごうかく しなければならない、というように細 こま かい規定 きてい を定 さだ めている場合 ばあい もある。
適性 てきせい 試験 しけん の試験 しけん 内容 ないよう は、専門 せんもん 科目 かもく の試験 しけん (一般 いっぱん に複数 ふくすう の科目 かもく に分 わ かれており、2つ以上 いじょう を要求 ようきゅう される場合 ばあい もある)と、大学 だいがく や分野 ぶんや によってはさらに外国 がいこく 語 ご やプログラミング言語 げんご の試験 しけん が課 か されるところもある。以前 いぜん は日本語 にほんご も外国 がいこく 語 ご として多 おお くの大学 だいがく で採用 さいよう されていたが、現在 げんざい ではほとんどの大学 だいがく で廃止 はいし され、フランス語 ふらんすご [42] 、ドイツ語 ご 、ロシア語 ご などが主流 しゅりゅう である。
外国 がいこく 語 ご の試験 しけん 方法 ほうほう は、その言語 げんご で書 か かれた自分 じぶん の専門 せんもん 分野 ぶんや の専門 せんもん 書 しょ の文章 ぶんしょう を英訳 えいやく する、などの方法 ほうほう で行 おこな われることが多 おお いが、中 なか には口頭 こうとう による会話 かいわ 試験 しけん を課 か す大学 だいがく もある。現在 げんざい では、これらの外国 がいこく 語 ご 試験 しけん は廃止 はいし する大学 だいがく が増 ふ えてきている。英語 えいご が既 すで に学術 がくじゅつ 界 かい においての共用 きょうよう 語 ご としての地位 ちい を確立 かくりつ しており(これには冷戦 れいせん の終結 しゅうけつ なども関係 かんけい している)、さらに、一般 いっぱん 的 てき には専門 せんもん 科目 かもく についての学術 がくじゅつ 的 てき な成功 せいこう にこれら外国 がいこく 語 ご の能力 のうりょく はあまり影響 えいきょう が無 な い上 うえ に、専門 せんもん 分野 ぶんや において類 るい 希 まれ な才能 さいのう や業績 ぎょうせき のある人 ひと でも、外国 がいこく 語 ご の試験 しけん をパスできずに博士 はかせ 号 ごう を取得 しゅとく できなかったという例 れい もあったためである。
適性 てきせい 試験 しけん に合格 ごうかく すれば学位 がくい 取得 しゅとく のための研究 けんきゅう を開始 かいし することを認 みと められる。研究 けんきゅう 成果 せいか がうまく実 みの れば、それを学会 がっかい で発表 はっぴょう し、査読 さどく 付 つ き学術 がくじゅつ 雑誌 ざっし に論文 ろんぶん を投稿 とうこう ・掲載 けいさい し、十分 じゅうぶん に研究 けんきゅう の経験 けいけん を積 つ んだと判断 はんだん されれば、学位 がくい 論文 ろんぶん としてそれらをまとめ、いよいよ博士 はかせ 号 ごう 取得 しゅとく のための最後 さいご の口頭 こうとう 試験 しけん である「最終 さいしゅう 防衛 ぼうえい 試験 しけん (Final Defence Examination、Final Oral、Thesis Defence、など。専 せん 門 もん の教授 きょうじゅ 陣 じん からの鋭 するど い質問 しつもん や指摘 してき から“防御 ぼうぎょ ”することからこのように呼 よ ばれる。日本 にっぽん での「学位 がくい 論文 ろんぶん 口頭 こうとう 発表 はっぴょう 会 かい 」にほぼ相当 そうとう する)」を受 う けることができる。再 さい 受験 じゅけん が許 ゆる されることも多 おお いものの、この試験 しけん に落 お ちても退学 たいがく になってしまう(最終 さいしゅう 防衛 ぼうえい 試験 しけん を受 う けずに博士 はかせ 号 ごう の授与 じゅよ が認 みと められる場合 ばあい もある。ただし、その場合 ばあい は普通 ふつう 、受験 じゅけん すれば確実 かくじつ に合格 ごうかく であると見込 みこ まれている実力 じつりょく ・業績 ぎょうせき のある場合 ばあい に限 かぎ られる)。しかし、この口頭 こうとう 試験 しけん は大学 だいがく や分野 ぶんや によっては、大学院 だいがくいん での研究 けんきゅう 業績 ぎょうせき や苦労 くろう を称 たた える儀式 ぎしき の場 ば という位置付 いちづ けのところもある(この場合 ばあい 、査読 さどく に耐 た え得 え る一定 いってい のレベル以上 いじょう の研究 けんきゅう 成果 せいか を出 だ せるかどうかが鍵 かぎ となる)。また、家族 かぞく や友人 ゆうじん を招待 しょうたい して自分 じぶん の研究 けんきゅう 成果 せいか を説明 せつめい するセクションが設 もう けられている場合 ばあい もあり、その場合 ばあい はそのセクションの後 のち に、大学 だいがく の教授 きょうじゅ 陣 じん を含 ふく む専門 せんもん 家 か 向 む けの発表 はっぴょう ・口答 こうとう 試験 しけん を行 おこな うことになる。
試験 しけん が終 お われば受験 じゅけん 者 しゃ は部屋 へや からの退室 たいしつ を命 めい じられ、試験 しけん 官 かん 達 たち がすぐその場 ば で合格 ごうかく か不 ふ 合格 ごうかく かを合議 ごうぎ する。結果 けっか が決 き まれば受験 じゅけん 者 しゃ は再 ふたた び入室 にゅうしつ するように言 い われ、そこで試験 しけん の結果 けっか を伝 つた えられる。合格 ごうかく すれば晴 は れて博士 はかせ を名乗 なの ることを許 ゆる され卒業 そつぎょう となり、合格 ごうかく した場合 ばあい に備 そな えて祝賀 しゅくが パーティーが準備 じゅんび されていることもある。なお、この口頭 こうとう 試験 しけん は大学 だいがく や分野 ぶんや によっては、独特 どくとく の雰囲気 ふんいき や伝統 でんとう がある。
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく も学位 がくい の認定 にんてい は緩 ゆる くなっており、かつてなら「DM」 (Doctor of Music)[43] だったのが、「Ph.D」に格上 かくあ げされるなど、意識 いしき に変化 へんか がみられる。
^ 医学 いがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、歯学 しがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、薬学 やくがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい (当該 とうがい 課程 かてい に係 かか る研究 けんきゅう 科 か の基礎 きそ となる学部 がくぶ の修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が6年 ねん であるものに限 かぎ る)または獣医 じゅうい 学 がく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい への入学 にゅうがく については18年 ねん 。
^ その修了 しゅうりょう 者 しゃ が当該 とうがい 外国 がいこく において、16年 ねん の課程 かてい を修了 しゅうりょう したとされるものに限 かぎ る。
^ その教育 きょういく 研究 けんきゅう 活動 かつどう 等 とう の総合 そうごう 的 てき な状況 じょうきょう について、当該 とうがい 外国 がいこく の政府 せいふ または関係 かんけい 機関 きかん の認証 にんしょう を受 う けた者 もの による評価 ひょうか を受 う けた者 もの 、またはこれに準 じゅん ずる者 もの として文部 もんぶ 科学 かがく 大臣 だいじん が別 べつ に指定 してい する者 もの に限 かぎ る。
^ 医学 いがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、歯学 しがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、薬学 やくがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい または獣医 じゅうい 学 がく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい への入学 にゅうがく については5年 ねん 。
^ 当該 とうがい 外国 がいこく の学校 がっこう が行 おこな う通信 つうしん 教育 きょういく における授業 じゅぎょう 科目 かもく を我 わ が国 くに において履修 りしゅう することにより、当該 とうがい 課程 かてい を修了 しゅうりょう することおよび当該 とうがい 外国 がいこく の学校 がっこう 教育 きょういく 制度 せいど において位置 いち づけられた教育 きょういく 施設 しせつ であって、前号 ぜんごう の指定 してい を受 う けたものにおいて課程 かてい を修了 しゅうりょう することを含 ふく む。
^ 修業 しゅうぎょう 年限 ねんげん が4年 ねん 以上 いじょう であること、その他 た の大臣 だいじん が定 さだ める基準 きじゅん を満 み たす者 もの に限 かぎ る。
^ 医学 いがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、歯学 しがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、薬学 やくがく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい 、または獣医 じゅうい 学 がく を履修 りしゅう する博士 はかせ 課程 かてい への入学 にゅうがく については24歳 さい 。
^ 学則 がくそく 等 とう では主 おも に「博士 はかせ 前期 ぜんき 課程 かてい 」「博士 はかせ 後期 こうき 課程 かてい 」などと呼称 こしょう 。
^ 学則 がくそく 等 とう では主 おも に「一貫 いっかん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 」などと呼称 こしょう 。
^ 学則 がくそく 等 とう では主 おも に「後期 こうき 3年 ねん 博士 はかせ 課程 かてい 」などと呼称 こしょう 。
^ 学則 がくそく 等 とう では主 おも に「4年 ねん 制 せい 博士 はかせ 課程 かてい 」などと呼称 こしょう 。
^ 専 もっぱ ら法曹 ほうそう の養成 ようせい を行 おこな う課程 かてい 。
^ 専 もっぱ ら小学校 しょうがっこう 等 とう 教員 きょういん の養成 ようせい を行 おこな う課程 かてい 。