石川いしかわ優太ゆうた

石川いしかわ優太ゆうた 五ご段だん
名前なまえ	石川いしかわ優太ゆうた
生年月日せいねんがっぴ	(1994-11-11) 1994年ねん11月11日にち（29歳さい）
プロ入いり年月日ねんがっぴ	2019年ねん10月がつ1日にち（24歳さい）
棋士きし番号ばんごう	320
出身しゅっしん地ち	三重みえ県けん三重みえ郡ぐん川越かわごえ町まち
所属しょぞく	日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい（関西かんさい）
師匠ししょう	森もり信雄のぶお七なな段だん
段位だんい	五ご段だん
棋士きしDB	石川いしかわ優太ゆうた
2022年ねん9月がつ21日にち現在げんざい

石川いしかわ 優太ゆうた（いしかわ ゆうた、1994年ねん11月11日にち - ）は、三重みえ県けん三重みえ郡ぐん川越かわごえ町まち出身しゅっしんの将棋しょうぎ棋士きし。森もり信雄のぶお七なな段だん門下もんか。棋士きし番号ばんごうは320。

棋歴

6歳さいの頃ころ、祖父そふと父ちちが指さしているのをみて将棋しょうぎを始はじめる。2006年ねんに開催かいさいされた第だい31回かい小学生しょうがくせい将棋しょうぎ名人めいじん戦せんで優勝ゆうしょう。同年どうねん9月がつに奨励しょうれい会かい入会にゅうかい。

2013年ねん4月がつに奨励しょうれい会かい三さん段だんとなる。三さん段だんとして2016年度ねんどの第だい6回かい加古川かこがわ青あお流りゅう戦せんに出場しゅつじょうして決勝けっしょうに進出しんしゅつ。井出いで隼はやぶさ平ひらたとの三さん番ばん勝負しょうぶは1勝しょう2敗はいに終おわり、準じゅん優勝ゆうしょうとなる。

奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグは第だい58回かい（2015年度ねんど下期しもき）と第だい64回かい（2018年度ねんど下期しもき）にて最終さいしゅう局きょくで敗やぶれて昇段しょうだんを逃のがす（第だい64回かいでは、次点じてんを獲得かくとくしている）。そして第だい65回かい（2019年度ねんど上期かみき）にて、13勝しょう5敗はいでリーグ2位いの成績せいせきを挙あげ、遂ついに四よん段だん昇段しょうだんによるプロ入いりを決きめた。なお、三重みえ県けん出身しゅっしんの棋士きしがプロになるのは、澤田さわだ真しん吾われ以来いらい10年ねんぶりの事ことだった。

プロ入いり後ご

デビュー年度ねんどとなった2020年度ねんどは、第だい46期き棋王きおう戦せんで活躍かつやく。初はつ参戦さんせんながら予選よせんを5連勝れんしょうで突破とっぱすると、本戦ほんせんでも2連勝れんしょうし準々じゅんじゅん決勝けっしょうまで進出しんしゅつ。このままタイトル挑戦ちょうせんまで勝かち進すすんでいた場合ばあい、前代未聞ぜんだいみもんの初はつ参戦さんせん棋士きしによる2期き連続れんぞく挑戦ちょうせん、という事態じたいになっていたが、久保くぼ利明としあきに敗やぶれた（久保くぼに勝利しょうりしていた場合ばあい、ベスト4入いりによって最低さいていでも次期じき棋王きおう戦せんの本戦ほんせんシードを手てに入いれていた）。

2021年度ねんどは第だい34期き竜王りゅうおう戦せんで昇級しょうきゅう者しゃ決定けってい戦せんを制せいし、5組くみへの昇級しょうきゅうを決きめた。

2022年度ねんどは第だい35期き竜王りゅうおう戦せんで昇級しょうきゅう者しゃ決定けってい戦せんを制せいし、4組くみへの昇級しょうきゅうと、竜王りゅうおうランキング戦せん連続れんぞく昇級しょうきゅうによる五ご段だん昇段しょうだんを決きめた。

棋風きふう

得意とくい戦法せんぽうは三さん間あいだ飛車ひしゃ。「2018年ねん頃ごろから連投れんとう」、「何なん度ども指さすと相手あいてに手ての内うちがばれるが、それでもいいと思おもうくらい面白おもしろい戦型せんけい」、「山本やまもと博志ひろしを参考さんこうにしている」などと語かたっている。

人物じんぶつ

• 前述ぜんじゅつ通どおり、第だい64回かい三さん段だんリーグの最終さいしゅう局きょくでは連敗れんぱいを喫きっし昇段しょうだんを逃のがしたが、本人ほんにん曰いわく「これまでの人生じんせいで１番ばんきつかった」、「とりあえずは生存せいぞんを選択せんたくした」と語かたる程ほどのダメージを受うけていた。しかし、次つぎの第だい65回かいで昇段しょうだんを果はたした事ことについては「(なぜ)昇段しょうだんできたのかは自分じぶんでもわからない」、「（最終さいしゅう局きょくの対局たいきょく中ちゅうに、なぜ奨励しょうれい会かいを受うけようとしたのか、なぜ棋士きしを目指めざそうとしたのか、など考かんがえて）出でた答こたえは、強つよい相手あいてと指さしたいから。そう思おもうと、昇段しょうだんだの、競争きょうそう相手あいてだの、悪夢あくむの再来さいらいだの、そんなもんどうでもいいと思おもえた。この時とき思おもったこと、考かんがえたことを極力きょくりょく忘わすれないようにしたい」と振ふり返かえっている。

• 趣味しゅみは「ざっと言いうとアニメと乃木坂のぎざか」。

• 藤井ふじい聡さとし太ふとしに対たいしては、「一いち局きょくでも多おおく当あたれるように、頑張がんばりたい」とコメントしている。

昇段しょうだん履歴りれき

昇段しょうだん規定きていは、将棋しょうぎの段だん級きゅう を参照さんしょう。

• 2006年ねん09月00日にち : 6級きゅう = 奨励しょうれい会かい入会にゅうかい
• 2013年ねん04月がつ00日にち : 三さん段だん（第だい53回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ戦せんから）
• 2019年ねん10月がつ01日にち : 四よん段だん（第だい65回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ成績せいせき2位い） = プロ入いり
• 2022年ねん09月がつ20日はつか : 五ご段だん（竜王りゅうおうランキング戦せん連続れんぞく昇級しょうきゅう）

主おもな成績せいせき

在籍ざいせきクラス

竜王りゅうおう戦せんと順位じゅんい戦せんのクラスについては「将棋しょうぎ棋士きしの在籍ざいせきクラス」を参照さんしょう

順位じゅんい戦せん・竜王りゅうおう戦せんの在籍ざいせきクラスの年別ねんべつ一覧いちらん

開始かいし 年度ねんど	(出典しゅってん)順位じゅんい戦せん (出典しゅってん)								(出典しゅってん)竜王りゅうおう戦せん (出典しゅってん)
	期き	名人めいじん	A級きゅう	B級きゅう		C級きゅう		0	期き	竜王りゅうおう	1組くみ	2組くみ	3組くみ	4組くみ	5組くみ	6組くみ	決勝けっしょう T
				1組くみ	2組くみ	1組くみ	2組くみ
2019	78	四よん段だん昇段しょうだん前まえ							33							6組くみ	--	1-2
2020	79						C250	5-5	34							6組くみ	--	6-1
2021	80						C232	4-6	35						5組くみ		--	4-1
2022	81						C236	7-3	36					4組くみ			--	1-2
2023	82						C213	7-3	37					4組くみ			--	1-2
2024	83						C209		38					4組くみ			--
順位じゅんい戦せん、竜王りゅうおう戦せんの 枠わく表記ひょうき は挑戦ちょうせん者しゃ。右みぎ欄らんの数字すうじは勝かち-敗はい(番ばん勝負しょうぶ/PO含ふくまず)。 順位じゅんい戦せんの右みぎ数字すうじはクラス内ない順位じゅんい ( x当期とうき降くだ級きゅう点てん / *累積るいせき降くだ級きゅう点てん / +降くだ級きゅう点てん消去しょうきょ ) 順位じゅんい戦せんの「F編へん」はフリークラス編入へんにゅう /「F宣せん」は宣言せんげんによるフリークラス転出てんしゅつ。 竜王りゅうおう戦せんの 太字ふとじ はランキング戦せん優勝ゆうしょう、竜王りゅうおう戦せんの 組くみ(添字そえじ) は棋士きし以外いがいの枠わくでの出場しゅつじょう。

年度ねんど別べつ成績せいせき

公式こうしき棋戦きせん成績せいせき

年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2019	7	4	3	0.5714	[1]
2020	43	25	18	0.5813	[2]
2019-2020 (小計しょうけい)	50	29	21	0.5800
年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2021	37	20	17	0.5405	[3]
2022	31	14	17	0.4516	[4]
2023	33	22	11	0.6666	[5]
2021-2023 (小計しょうけい)	101	56	45
通算つうさん	151	85	66	0.5629	[6]
2023年度ねんどまで

関連かんれん項目こうもく

• 将棋しょうぎ棋士きし一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 石川いしかわ優太ゆうた｜棋士きしデータベース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい