稲葉いなば陽よう

稲葉いなば陽よう八はち段だん
	平成へいせい27年ねん11月28日にち姫路ひめじ市しで行おこなわれた人間にんげん将棋しょうぎにて
名前なまえ	稲葉いなば陽よう
生年月日せいねんがっぴ	1988年ねん8月がつ8日にち（36歳さい）
プロ入いり年月日ねんがっぴ	2008年ねん4月がつ1日にち(19歳さい)
棋士きし番号ばんごう	269
出身しゅっしん地ち	兵庫ひょうご県けん西宮にしのみや市し
所属しょぞく	日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい（関西かんさい）
師匠ししょう	井上いのうえ慶太けいた九きゅう段だん
段位だんい	八はち段だん
棋士きしDB	稲葉いなば陽よう
戦績せんせき
一般いっぱん棋戦きせん優勝ゆうしょう回数かいすう	2回かい
	2021年ねん3月がつ21日にち現在げんざい
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稲葉いなば陽よう（いなばあきら、1988年ねん 8月がつ8日にち - ）は、西宮にしのみや市し出身しゅっしんの将棋しょうぎ棋士きし。井上いのうえ慶太けいた九きゅう段だん門下もんか。棋士きし番号ばんごうは269。アマ強豪きょうごうの稲葉いなば聡さとしは実兄じっけい。関西かんさい所属しょぞくであり、糸谷いとたに哲郎てつろう、豊島としま将之まさゆき、村田むらた顕あらわ弘ひろしとともに「関西かんさい若手わかて四天王してんのう」と呼よばれる棋士きしの一人ひとり^[1]^[2]。

兵庫ひょうご県立けんりつ高砂たかさご南みなみ高等こうとう学校がっこう卒業そつぎょう。既婚きこん^[3]。

棋歴

プロフィール上じょうの出身しゅっしん地ちは西宮にしのみや市しだが、幼少ようしょう期きに同おなじ兵庫ひょうごの加古川かこがわ市しに引ひっ越こしており、加古川かこがわ市し出身しゅっしんとして扱あつかわれることも多おおい^[4]。2017年ねん現在げんざいも加古川かこがわ市し在住ざいじゅうで、加古川かこがわ市しからは加古川かこがわ観光かんこう大使たいしを委嘱いしょくされている^[5]。

修行しゅぎょう時代じだい

三さん人にん兄弟きょうだいの末すえっ子こ三さん男なん。幼稚園ようちえん時代じだいに父親ちちおやの影響えいきょうで将棋しょうぎを覚おぼえるが、父ちちと兄あに（次兄じけいの稲葉いなば聡さとし。長兄ちょうけいについては後述こうじゅつ。）が全まったく勝かたせてくれないため、最初さいしょは逃にげていたという^[6]。当時とうじは運動うんどう好すきで主おもにサッカーをやっていた^[6]。加古川かこがわ市立しりつ氷ごおり丘おか南みなみ小学校しょうがっこう2年ねんのときに井上いのうえ慶太けいたの主宰しゅさいする「加古川かこがわ将棋しょうぎ倶楽部くらぶ」に兄あにとともに通かよい始はじめる^[7]。奨励しょうれい会かいの入会にゅうかい試験しけんでは二に次じ試験しけんで糸谷いとたに哲郎てつろうと当あたり勝利しょうりする^[8]。第だい42回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ（2007年度ねんど後期こうき）で13勝しょう5敗はいの成績せいせき（1位い）を修おさめ、2008年ねん4月がつ、19歳さいでプロ入いり^[9]。

新人しんじん・若手わかて時代じだい

プロ1年ねん目めで10連勝れんしょうと8連勝れんしょうを各かく1回かい記録きろくしたが、金井かない恒ひさし太ふとしの11連勝れんしょうにあと1つ及およばず、将棋しょうぎ大賞たいしょうの連勝れんしょう賞しょうを受賞じゅしょうできなかった。

初はつ参加さんかの棋聖きせい戦せんとなる第だい80期き（2009年度ねんど）棋聖きせい戦せん（2008年ねん - 2009年ねん）において、タイトル経験けいけん者しゃでA級きゅう九きゅう段だんの谷川たにがわ浩司こうじ、郷田ごうだ真しん隆たかしらを破やぶり、8連勝れんしょう（リーグ戦せんも無敗むはい）で決勝けっしょうトーナメント（ベスト8）に進出しんしゅつ。さらに、元もと竜王りゅうおうでA級きゅう九きゅう段だんの藤井ふじい猛たけし、谷川たにがわ（2度目どめ）を破やぶって挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せんに進出しんしゅつ。しかし、木村きむら一基いっきに敗やぶれ、羽生はぶ善治よしはる棋聖きせいへの挑戦ちょうせん権けん獲得かくとくと五ご段だん昇段しょうだんのチャンスを逃のがした。

さらに、竜王りゅうおう戦せんでは、初はつ参加さんかの第だい22期き（2009年度ねんど）竜王りゅうおうランキング戦せん6組くみ（2008 - 2009年ねん）で優勝ゆうしょうし、本戦ほんせんトーナメント入いりを果はたす。その一方いっぽうで、新人しんじん王おう戦せんの初戦しょせん（2009年ねん1月がつ9日にち）で女流じょりゅう棋士きしの里見さとみ香奈かなに敗やぶれ、女流じょりゅう棋士きしの対たい男性だんせい棋士きし勝利しょうりの最年少さいねんしょう記録きろくを献上けんじょうしてしまった。

2010年度ねんどの第だい81期き棋聖きせい戦せんは、前期ぜんき成績せいせき（ベスト4以上いじょう）により本戦ほんせんにシードされる。準決勝じゅんけっしょうで渡辺わたなべ明あきらに敗やぶれたものの、またもベスト4入いりし、次期じきのシード権けんは確保かくほした。同どう年度ねんど、第だい69期き順位じゅんい戦せんC級きゅう2組くみでは稲葉いなばを含ふくむ5人にんが8勝しょう2敗はいで終おえたが、前期ぜんき順位じゅんいの差さで昇級しょうきゅうを果はたし、これに伴ともない五ご段だんに昇段しょうだんした。

第だい24期き（2011年度ねんど）竜王りゅうおう戦せん5組くみで優勝ゆうしょうし、2度目どめの本戦ほんせん進出しんしゅつ。翌よく第だい25期き（2012年度ねんど）竜王りゅうおう戦せん4組くみでも優勝ゆうしょう（準決勝じゅんけっしょう勝利しょうり時点じてんで規定きていにより六ろく段だん昇段しょうだん^[10]）。

2013年ねん、第だい21期き銀河ぎんが戦せんで橋本はしもと崇たかし載のを降くだし、初はつの一般いっぱん棋戦きせん優勝ゆうしょう。これにより、七なな段だんへ昇段しょうだんを果はたす^[11]。

2015年ねん3月がつ28日にち、将棋しょうぎ電でん王おう戦せんFINAL第だい3局きょくにてやねうら王おうと対局たいきょくし、116手てで敗やぶれた。

A級きゅう

2016年ねん2月がつ18日にち、第だい74期き順位じゅんい戦せんB級きゅう1組くみ第だい12回戦かいせんにて畠山はたけやま鎮七なな段だんに勝利しょうりし、最終さいしゅう局きょくを残のこして2位い以上いじょうが確定かくてい。A級きゅう昇級しょうきゅうと八はち段だん昇段しょうだんを決きめた。

2017年ねん2月がつ25日にち、第だい75期き順位じゅんい戦せんA級きゅう最終さいしゅう戦せんで森内もりうち俊之としゆき九きゅう段だんに勝利しょうりし、8勝しょう1敗はいの成績せいせきで首位しゅいを保持ほじし、佐藤さとう天たかし彦名人めいじんとの名人めいじん戦せんの挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとくした（2敗はいで追おいかけていた羽生はぶ善治よしはると広瀬ひろせ章人あきひとがともに敗やぶれて3敗はいとなったため、結果けっかに関かかわらず挑戦ちょうせん権けんは獲得かくとくしていた）。これにより、2年ねん連続れんぞくA級きゅうに初はつ昇進しょうしんした棋士きしが名人めいじん戦せんに挑戦ちょうせんすることとなり、20代だい同士どうしの対局たいきょくは、1996年ねんの羽生はぶ善治よしはる名人めいじん対たい森内もりうち俊之としゆき八はち段だん（いずれも当時とうじ）以来いらい、21年ねんぶりとなった。

2017年度ねんどの第だい75期き名人めいじん戦せん七なな番ばん勝負しょうぶは2勝しょう4敗はいに終おわり、稲葉いなばの名人めいじん位い奪取だっしゅは成ならなかった^[12]。

第だい76期き順位じゅんい戦せんA級きゅうでは、2勝しょう4敗はいからの4連勝れんしょうで、自身じしんも含ふくめた6人にんによるプレーオフとなる。2年ねん連続れんぞくの名人めいじん挑戦ちょうせん権けん獲得かくとくを掛かけたプレーオフでは羽生はぶ善治よしはるに敗やぶれた。第だい67回かい NHK杯はい戦せんでは、中学生ちゅうがくせい棋士きしとして話題わだいになっていた藤井ふじい聡さとし太ふとしを3回戦かいせんで破やぶる等とうで順調じゅんちょうに勝かち進すすみ、決勝けっしょうに進出しんしゅつ。決勝けっしょうで山崎やまざき隆之たかゆきに敗やぶれ、準じゅん優勝ゆうしょうとなる。第だい69回かいNHK杯はい戦せんで2年ねんぶりに決勝けっしょうまで勝かち進すすむも、決勝けっしょうで深浦ふかうら康やすし市しに敗やぶれ、またもや準じゅん優勝ゆうしょうとなった。翌年よくねん、第だい70回かいNHK杯はい戦せんで2年ねん連続れんぞくで決勝けっしょうに進出しんしゅつ。決勝けっしょうで斎藤さいとう慎太郎しんたろう八はち段だんに勝利しょうりし、3回かい目めの挑戦ちょうせんで初はつ優勝ゆうしょうを果はたした。第だい79期き順位じゅんい戦せんA級きゅうでは2勝しょう7敗はいでB級きゅう1組くみへ降くだ級きゅうするが、翌よく期きの第だい80期き順位じゅんい戦せんB級きゅう1組くみでは藤井ふじい聡さとし太ふとしらを破やぶり、9勝しょう3敗はいでA級きゅう復帰ふっきを決きめた^[13]。第だい36期き竜王りゅうおう戦せんでは、1組くみで優勝ゆうしょうを果はたした。

棋風きふう

基本きほん的てきには、角かく換がわり、横よこ歩ふ取とりなどを多おおく指さす居きょ飛車ひしゃ党とうである。どちらかと言いえば受うけ将棋しょうぎであり、カウンターの鋭するどさには定評ていひょうがある。電でん王おう戦せんでの二ふたつ名めいは「泰然たいぜん自若じじゃくの冒険ぼうけん家か」。

人物じんぶつ

名前なまえの由来ゆらいは「太陽たいようのように明あかるい子こに育そだってほしいという意味いみだったと思おもう」とのこと^[14]。
高校こうこうの同級生どうきゅうせいにプロ野球やきゅう選手せんしゅの藤井ふじい亮太りょうた（東京とうきょうヤクルトスワローズ）がいる^[15]。
2021年度ねんどの第だい4回かいABEMAトーナメントでチームリーダーとなった時ときは、メンバーを加古川かこがわ市し出身しゅっしんである久保くぼ利明としあきと船江ふなえ恒つね平ひらたを迎むかえて『チーム加古川かこがわ観光かんこう大使たいし』、同どう年度ねんど第だい1回かい師弟していABEMAトーナメントで師匠ししょうで加古川かこがわ在住ざいじゅうである井上いのうえ慶太けいたから指名しめいを受うけたときは、『加古川かこがわの太陽たいよう』として戦たたかった。
第だい80期き棋聖きせい戦せん挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せんで木村きむら一基いっきに敗やぶれた後のち、2009年ねん6月がつ13日にち放送ほうそうの囲碁いご・将棋しょうぎジャーナルに、羽生はぶ対たい木村きむらの第だい1局きょくの解説かいせつ役やくとして出演しゅつえん。その頃ころ、木村きむらが和服わふくを着きた対局たいきょくで10戦せん全敗ぜんぱいであることに室田むろた伊い緒いとぐち（き手きて役やく）が触ふれた際さい、「（自分じぶんとの）挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せんのときにも着きてほしかった」と冗談じょうだんを言いった。
兄あに・稲葉いなば聡さとしも同おなじ井上いのうえ門下もんかで奨励しょうれい会かいに在籍ざいせきしていた。入会にゅうかい年度ねんどは1999年ねんで陽ひより1年ねん先輩せんぱいであったが、2001年ねんに3級きゅうで退会たいかい。その後ごアマチュアに転向てんこうし、第だい1回かい（2007年ねん）、第だい3回かい（2009年ねん）の朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せんにアマチュア枠わくで出場しゅつじょうし、第だい3回かいの開幕かいまく戦せんでは陽ひとの同時どうじ出場しゅつじょうが実現じつげんした。2011年ねんにはアマ竜王りゅうおうとなり、平成へいせい23年度ねんど後期こうき奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ編入へんにゅう試験しけんを受験じゅけんした（結果けっかは不ふ合格ごうかく）。2015年ねんの加古川かこがわ青あお流りゅう戦せんで、一般いっぱん棋戦きせんにおけるアマチュア枠わくの優勝ゆうしょうという史上しじょう初はつの快挙かいきょを果はたした。陽ひは聡さとしについて、「自分じぶんより強つよいときにやめて、兄あにが将棋しょうぎをやめている間あいだに実力じつりょくで抜ぬいてしまったので、勝負しょうぶとして抜ぬいた実感じっかんはありません」と述のべている。なお、もう一人ひとり兄けいがいるが（聡さとしは二男じなん、陽ひは三男さんなん）、その兄あには将棋しょうぎに興味きょうみを持もたず、ルールを知しっているかどうかという程度ていどという^[7]。
趣味しゅみのひとつがテニス。関西かんさい将棋しょうぎ会館かいかんのテニス部ぶに所属しょぞくし、西川にしかわ和宏かずひろや船江ふなえ恒つね平ひらた、宮本みやもと広志ひろし、平ひら藤ふじ眞ま吾われ、出口いでぐち若わか武たけとともにプレイしている^[14]。
モノポリーが好すきで特別とくべつ枠わくで全国ぜんこく大会たいかいに出場しゅつじょうしたことがある^[14]。
阪神はんしんタイガースのファン^[14]。
酒好さけずき。甘あまい日本酒にほんしゅが好すきで富山とやま県けんの「勝かち駒こま」は、味あじも名前なまえも気きに入いっているとのこと^[14]。また、棋士きし仲間なかまでバーベキューをしていた際さいに飲のみすぎて急性きゅうせいアルコール中毒ちゅうどくになり救急きゅうきゅう車しゃで運はこばれたことを山崎やまざき隆之たかゆきに暴露ばくろされた^[16]。
2021年ねん1月がつ11日にちに一般いっぱん女性じょせいと入籍にゅうせき^[3]。

昇段しょうだん履歴りれき

昇段しょうだん規定きていは、将棋しょうぎの段だん級きゅう を参照さんしょう。

2000年ねん09月00日にち： 6級きゅう = 奨励しょうれい会かい入会にゅうかい
2005年ねん02月がつ00日にち：三さん段だん（第だい37回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ<2005年度ねんど前期ぜんき>から三さん段だんリーグ参加さんか）
2008年ねん04月がつ01日にち：四よん段だん（第だい42回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ成績せいせき1位い）^[17] = プロ入いり
2011年ねん03月がつ08日にち：五ご段だん（順位じゅんい戦せんC級きゅう1組くみ昇級しょうきゅう）^[18]
2012年ねん05月01日にち：六ろく段だん（竜王りゅうおうランキング戦せん連続れんぞく2回かい昇級しょうきゅう）^[19]
2013年ねん08月がつ16日にち：七なな段だん（全ぜん棋士きし参加さんか棋戦きせん優勝ゆうしょう=銀河ぎんが戦せん優勝ゆうしょう）^[11]
2016年ねん02月がつ18日にち：八はち段だん（順位じゅんい戦せんA級きゅう昇級しょうきゅう）^[21]

主おもな成績せいせき

タイトル戦せん履歴りれき

名人めいじん戦せん挑戦ちょうせん 1回かい（2017年度ねんど）

登場とうじょう回数かいすう 1回かい（タイトル獲得かくとくなし）

一般いっぱん棋戦きせん優勝ゆうしょう

銀河ぎんが戦せん優勝ゆうしょう 1回かい（2013年度ねんど）
NHK杯はいテレビ将棋しょうぎトーナメント優勝ゆうしょう1回かい（2020年度ねんど）

優勝ゆうしょう回数かいすう合計ごうけい2回かい

非公式ひこうしき戦せん優勝ゆうしょう

ABEMAトーナメント 1回かい（2022年ねん・第だい5回かい、チーム稲葉いなばの一員いちいんとして）

在籍ざいせきクラス

竜王りゅうおう戦せんと順位じゅんい戦せんのクラスについては「将棋しょうぎ棋士きしの在籍ざいせきクラス」を参照さんしょう

**順位じゅんい戦せん・竜王りゅうおう戦せんの在籍ざいせきクラスの年別ねんべつ一覧いちらん**
開始かいし年度ねんど	(出典しゅってん)順位じゅんい戦せん出典しゅってん^[22]								(出典しゅってん)竜王りゅうおう戦せん出典しゅってん^[23]
	期き	名人めいじん	A級きゅう	B級きゅう		C級きゅう		0	期き	竜王りゅうおう	1組くみ	2組くみ	3組くみ	4組くみ	5組くみ	6組くみ	決勝けっしょう T
	期き	名人めいじん	A級きゅう	1組くみ	2組くみ	1組くみ	2組くみ	0	期き	竜王りゅうおう	1組くみ	2組くみ	3組くみ	4組くみ	5組くみ	6組くみ	決勝けっしょう T
2008	67						C²₄₂	5-5	22							6組くみ	0-1	6-0
2009	68						C²₂₈	6-4	23						5組くみ		--	1-2
2010	69						C²₁₃	8-2	24						5組くみ		0-1	5-0
2011	70					C¹₂₉		7-3	25					4組くみ			1-1	5-0
2012	71					C¹₀₇		9-1	26				3組くみ				--	4-1
2013	72				B²₂₁			6-4	27			2組くみ					--	2-2
2014	73				B²₁₁			9-1	28			2組くみ					1-1	4-0
2015	74			B¹₁₂				10-2	29		1組くみ						--	0-2
2016	75		A₀₉					8-1	30			2組くみ					1-1	4-0
2017	76		A₀₁					6-4	31		1組くみ						--	2-2
2018	77		A₀₂					3-6	32		1組くみ						--	2-2
2019	78		A₀₈					4-5	33		1組くみ						--	2-2
2020	79		A₀₈					2-7	34		1組くみ						--	2-2
2021	80			B¹₀₁				9-3	35		1組くみ						--	2-2
2022	81		A₁₀					4-5	36		1組くみ						0-1	4-0
2023	82		A₀₇					4-5	37		1組くみ						--	0-2
2024	83		A₀₅						38			2組くみ					--
順位じゅんい戦せん、竜王りゅうおう戦せんの枠わく表記ひょうきは挑戦ちょうせん者しゃ。右みぎ欄らんの数字すうじは勝かち-敗はい(番ばん勝負しょうぶ/PO含ふくまず)。順位じゅんい戦せんの_{右みぎ数字すうじ}はクラス内ない順位じゅんい ( ^x当期とうき降くだ級きゅう点てん / 累積るいせき降くだ級きゅう点てん / ⁺降くだ級きゅう点てん消去しょうきょ ) 順位じゅんい戦せんの「F編へん」はフリークラス編入へんにゅう /「F宣せん」は宣言せんげんによるフリークラス転出てんしゅつ。竜王りゅうおう戦せんの太字ふとじ* はランキング戦せん優勝ゆうしょう、竜王りゅうおう戦せんの組くみ_{(添字そえじ)} は棋士きし以外いがいの枠わくでの出場しゅつじょう。

年度ねんど別べつ成績せいせき

**公式こうしき棋戦きせん成績せいせき**
年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2008	43	30	13	0.6976	^[24]
2009	40	25	15	0.6250	^[25]
2010	42	31	11	0.7380	^[26]
2008-2010 (小計しょうけい)	125	86	39
年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2011	43	28	15	0.6511	^[27]
2012	42	31	11	0.7380	^[28]
2013	34	24	10	0.7058	^[29]
2014	37	26	11	0.7027	^[30]
2015	42	29	13	0.6904	^[31]
2016	32	22	10	0.6875	^[32]
2017	46	27	19	0.5869	^[33]
2018	33	15	18	0.4545	^[34]
2019	43	22	21	0.5116	^[35]
2020	34	17	17	0.5000	^[36]
2011-2020 (小計しょうけい)	386	241	145
年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2021	40	24	16	0.6000	^[37]
2022	36	19	17	0.5277	^[38]
2023	30	12	18	0.4000	^[39]
2021-2023 (小計しょうけい)	106	55	51
通算つうさん	617	382	235	0.6191	^[40]
2023年度ねんどまで

著書ちょしょ

マイナビ将棋しょうぎBOOKS 横よこ歩ふ取とり必勝ひっしょうガイド（2012年ねん2月がつ、マイナビ、ISBN 978-4839941789）
稲葉いなば陽ようの熱闘ねっとう順位じゅんい戦せん(マイナビ将棋しょうぎBOOKS)（2013年ねん9月がつ、マイナビ、ISBN 978-4839948580）

出演しゅつえん

テレビ

将棋しょうぎフォーカス（NHK Eテレ、2020年ねん10月がつ - 2021年ねん3月がつ）番組ばんぐみ内ない将棋しょうぎ講座こうざ「稲葉いなば陽ようの急戦きゅうせんでノックアウト」講師こうし

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ 2010年ねん2月がつ13日にち放送ほうそうの「囲碁いご・将棋しょうぎジャーナル」
^ 「羽生はぶ世代せだいがもたらした、速はやさと若わかさの時代じだい」（倉沢くらさわ鉄也てつや）WEBRONZA+社会しゃかい・メディア - WEBマガジン - 朝日新聞社あさひしんぶんしゃ（Astand）
^ ^a ^b “将棋しょうぎ・稲葉いなば陽ひ八はち段だんが一般いっぱん女性じょせいと結婚けっこん１１日にちに入籍にゅうせき兵庫ひょうご・西宮にしのみや市し出身しゅっしん/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2021年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。
^ 初陣ういじん・稲葉いなば八はち段だんへのエール（１）家族かぞく - 神戸こうべ新聞しんぶんNEXT・2017年ねん4月がつ2日にち
^ 棋士きしのまち加古川かこがわ - 加古川かこがわ市しウェルネス協会きょうかい
^ ^a ^b 今期こんきの順位じゅんい戦せんを全勝ぜんしょう中ちゅう！「はじめはイヤで逃にげていた・・・」【注目ちゅうもくの若手わかて・稲葉いなば八はち段だんインタビュー vol.1】 - 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい・2016年ねん12月8日にち
^ ^a ^b 「すごく弱よわくてびっくりした」──稲葉いなば陽ひ八はち段だん、自みずからを語かたる　2016.10.19 - 『NHK将棋しょうぎ講座こうざ』2016年ねん10月がつ号ごう
^ 兄あにが辞やめたことが転機てんき。「強つよい人ひとと指さしたくて奨励しょうれい会かいに入はいった」【注目ちゅうもくの若手わかて・稲葉いなば八はち段だんインタビュー vol.2】 - 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい・2017年ねん1月がつ25日にち
^ 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいホームページ・お知しらせ「稲葉いなば陽よう・田中たなか悠一ゆういち三さん段だんが新しん四よん段だんに！」
^ 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいホームページ・お知しらせ「稲葉いなば陽ひ五ご段だんが六ろく段だんに昇段しょうだん」
^ ^a ^b 昇段しょうだん規定きていの「六段昇段後全棋士参加棋戦優勝」による昇段しょうだん。昇段しょうだん理由りゆうの銀河ぎんが戦せんは「放送ほうそう前まえのテレビ棋戦きせん」であるため、勝敗しょうはい等とうの情報じょうほうは対局たいきょく直後ちょくごの日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいウェブサイトに掲載けいさいされず、リリースにおける昇段しょうだん理由りゆうには「規定きていの成績せいせきを挙あげたため」として詳細しょうさいが明あかされなかった^[20]。
^ 名人めいじん戦せん棋譜きふ速報そくほう「第だい75期き名人めいじん戦せん七なな番ばん勝負しょうぶ第だい６局きょくは112手てで佐藤さとう名人めいじんが制せいしました。第だい４局きょくからの３連勝れんしょうで４勝しょう２敗はい。名人めいじん位い初はつ防衛ぼうえいです」（2017.6.6　20:25）
^ 藤井ふじいは稲葉いなば八はち段だんと千田せんだ翔太しょうた七なな段だんに敗やぶれたが、10勝しょう2敗はいでB級きゅう1組くみトップとなり稲葉いなばと同時どうじのA級きゅう入いりを決きめた。
^ ^a ^b ^c ^d ^e “【PR：ローソン×稲葉いなば陽ひ八はち段だん】地元じもと愛あい、将棋しょうぎ愛あい、誰だれかと暮くらす安心あんしん――稲葉いなば陽ひ八はち段だんの素顔すがお｜将棋しょうぎコラム｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい”. www.shogi.or.jp. 2021年ねん12月27日にち閲覧えつらん。
^ https://twitter.com/kansaishogi/status/876696731206860800
^ 編集へんしゅう部ぶ, ABEMA TIMES. “「不良ふりょうに囲かこまれてこの世よの終おわりかと…」「飲のみすぎて救急きゅうきゅう車しゃで運はこばれた」稲葉いなば陽ひ八はち段だんの隠かくされた自伝じでん／将棋しょうぎ・AbemaTVトーナメント | ニュース”. ABEMA TIMES. 2021年ねん12月27日にち閲覧えつらん。
^ 『稲葉いなば陽よう・田中たなか悠一ゆういち三さん段だんが新しん四よん段だんに！｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2008年ねん3月がつ10日とおか。
^ 『稲葉いなば陽ひ四よん段だんが五ご段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2011年ねん3月がつ9日にち。
^ 『稲葉いなば陽ひ五ご段だんが六ろく段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2012年ねん5月がつ2日にち。
^ 『稲葉いなば陽ひ六ろく段だんが七なな段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2013年ねん8月がつ17日にち。
^ 『稲葉いなば陽ひ七なな段だんが八はち段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2016年ねん2月がつ19日にち。
^ “名人めいじん戦せん・順位じゅんい戦せん”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい. 棋戦きせん. 2023年ねん12月2日にち閲覧えつらん。
^ “竜王りゅうおう戦せん”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい. 棋戦きせん. 2023年ねん12月2日にち閲覧えつらん。
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外部がいぶリンク

日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいプロフィール
チーム稲葉いなば (@abT_inaba) - X（旧きゅうTwitter）（久保くぼ利明としあき、船江ふなえ恒つね平ひらたとの共同きょうどうアカウント、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい管理かんり）
チーム稲葉いなば (@abT5_inaba) - X（旧きゅうTwitter）（出口いでぐち若わか武たけ、服部はっとり慎一郎しんいちろうとの共同きょうどうアカウント、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい管理かんり）

[1] 2010年ねん2月がつ13日にち放送ほうそうの「囲碁いご・将棋しょうぎジャーナル」

[2] 「羽生はぶ世代せだいがもたらした、速はやさと若わかさの時代じだい」（倉沢くらさわ鉄也てつや）WEBRONZA+社会しゃかい・メディア - WEBマガジン - 朝日新聞社あさひしんぶんしゃ（Astand）

[:2-3] “将棋しょうぎ・稲葉いなば陽ひ八はち段だんが一般いっぱん女性じょせいと結婚けっこん１１日にちに入籍にゅうせき兵庫ひょうご・西宮にしのみや市し出身しゅっしん/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2021年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。

[4] 初陣ういじん・稲葉いなば八はち段だんへのエール（１）家族かぞく - 神戸こうべ新聞しんぶんNEXT・2017年ねん4月がつ2日にち

[5] 棋士きしのまち加古川かこがわ - 加古川かこがわ市しウェルネス協会きょうかい

[renmei161208-6] 今期こんきの順位じゅんい戦せんを全勝ぜんしょう中ちゅう！「はじめはイヤで逃にげていた・・・」【注目ちゅうもくの若手わかて・稲葉いなば八はち段だんインタビュー vol.1】 - 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい・2016年ねん12月8日にち

[textview-7] 「すごく弱よわくてびっくりした」──稲葉いなば陽ひ八はち段だん、自みずからを語かたる　2016.10.19 - 『NHK将棋しょうぎ講座こうざ』2016年ねん10月がつ号ごう

[8] 兄あにが辞やめたことが転機てんき。「強つよい人ひとと指さしたくて奨励しょうれい会かいに入はいった」【注目ちゅうもくの若手わかて・稲葉いなば八はち段だんインタビュー vol.2】 - 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい・2017年ねん1月がつ25日にち

[9] 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいホームページ・お知しらせ「稲葉いなば陽よう・田中たなか悠一ゆういち三さん段だんが新しん四よん段だんに！」

[10] 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいホームページ・お知しらせ「稲葉いなば陽ひ五ご段だんが六ろく段だんに昇段しょうだん」

[:0-11] 昇段しょうだん規定きていの「六段昇段後全棋士参加棋戦優勝」による昇段しょうだん。昇段しょうだん理由りゆうの銀河ぎんが戦せんは「放送ほうそう前まえのテレビ棋戦きせん」であるため、勝敗しょうはい等とうの情報じょうほうは対局たいきょく直後ちょくごの日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいウェブサイトに掲載けいさいされず、リリースにおける昇段しょうだん理由りゆうには「規定きていの成績せいせきを挙あげたため」として詳細しょうさいが明あかされなかった^[20]。

[12] 名人めいじん戦せん棋譜きふ速報そくほう「第だい75期き名人めいじん戦せん七なな番ばん勝負しょうぶ第だい６局きょくは112手てで佐藤さとう名人めいじんが制せいしました。第だい４局きょくからの３連勝れんしょうで４勝しょう２敗はい。名人めいじん位い初はつ防衛ぼうえいです」（2017.6.6　20:25）

[13] 藤井ふじいは稲葉いなば八はち段だんと千田せんだ翔太しょうた七なな段だんに敗やぶれたが、10勝しょう2敗はいでB級きゅう1組くみトップとなり稲葉いなばと同時どうじのA級きゅう入いりを決きめた。

[:1-14] “【PR：ローソン×稲葉いなば陽ひ八はち段だん】地元じもと愛あい、将棋しょうぎ愛あい、誰だれかと暮くらす安心あんしん――稲葉いなば陽ひ八はち段だんの素顔すがお｜将棋しょうぎコラム｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい”. www.shogi.or.jp. 2021年ねん12月27日にち閲覧えつらん。

[15] ttps://twitter.com/kansaishogi/status/876696731206860800

[16] 編集へんしゅう部ぶ, ABEMA TIMES. “「不良ふりょうに囲かこまれてこの世よの終おわりかと…」「飲のみすぎて救急きゅうきゅう車しゃで運はこばれた」稲葉いなば陽ひ八はち段だんの隠かくされた自伝じでん／将棋しょうぎ・AbemaTVトーナメント | ニュース”. ABEMA TIMES. 2021年ねん12月27日にち閲覧えつらん。

[17] 『稲葉いなば陽よう・田中たなか悠一ゆういち三さん段だんが新しん四よん段だんに！｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2008年ねん3月がつ10日とおか。

[18] 『稲葉いなば陽ひ四よん段だんが五ご段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2011年ねん3月がつ9日にち。

[19] 『稲葉いなば陽ひ五ご段だんが六ろく段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2012年ねん5月がつ2日にち。

[20] 『稲葉いなば陽ひ六ろく段だんが七なな段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2013年ねん8月がつ17日にち。

[21] 『稲葉いなば陽ひ七なな段だんが八はち段だんに昇段しょうだん｜将棋しょうぎニュース｜日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい』2016年ねん2月がつ19日にち。

[22] “名人めいじん戦せん・順位じゅんい戦せん”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい. 棋戦きせん. 2023年ねん12月2日にち閲覧えつらん。

[23] “竜王りゅうおう戦せん”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい. 棋戦きせん. 2023年ねん12月2日にち閲覧えつらん。

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