NHK杯 テレビ将棋 トーナメント
テレビ |
NHK | |
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NHK | |
3月( | |
1951 | |
(いずれも | |
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NHK、 | |
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NHK
1951
方式 [編集 ]
本戦 シード[編集 ]
前年度 ベスト4(確定 2回戦 シードでさらに準決勝 まで直接 対決 しないようにトーナメント表 が組 まれる)- タイトル
保持 者 (確定 2回戦 シード) 順位 戦 A級 の棋士 (基本 2回戦 シードだが人数 によっては1回戦 からの参加 になることもある。シードは確定 )永世 称号 呼称 者 (2回戦 もしくは1回戦 からのシード)[注釈 4]順位 戦 B級 1組 の棋士 (基本 1回戦 からの参加 だが人数 によっては2回戦 からの参加 になることもある)棋戦 優勝 者 [注釈 5](将棋 オープン戦 ・将棋 日本 シリーズ[注釈 6]・新人 王 戦 [注釈 7]・銀河 戦 )(ここから下 は確定 で1回戦 からの参加 となる)女流 タイトル保持 者 1名 (女流 タイトル保持 者 が複数 いる場合 に出場 女流 棋士 決定 戦 が行 われる)総合 成績 優秀 者 [注釈 8]
1
この
本戦 の対局 ルール[編集 ]
予選 [編集 ]
在籍 期限 を満了 したフリークラス編入 棋士 の特例 参加 [編集 ]
本戦 トーナメント準決勝 進出 者 (ベスト4)が、フリークラス規定 の在籍 期限 を満了 したフリークラス編入 棋士 である場合 [注釈 17]、その在籍 期限 満了 者 は他 棋戦 については出場 資格 がなくなるが、NHK杯 戦 については次 年度 の棋戦 に参加 が可能 となり、引退 とはならない(2010年 7月 9日 以降 )[3][注釈 18]。
各種 記録 [編集 ]
本戦 出場 記録 [編集 ]
最多 出場 第 74回 (2024年度 )までの本戦 最多 出場 は加藤 一二三 の44回 。全 棋士 参加 棋戦 となった第 31回 以降 では谷川 浩司 の42回 が最多 [注釈 19]。連続 出場 第 74回 (2024年度 )までの本戦 最多 連続 出場 は大山 康晴 と中原 誠 の42回 。休場 不戦敗 の年度 を除 いた場合 [注釈 20]は、大山 康晴 ・中原 誠 ・谷川 浩司 の41回 。全 棋士 参加 棋戦 となった第 31回 以降 では谷川 浩司 の40回 が最多 [注釈 21]。最年長 ・最年少 出場 本戦 最年長 出場 は、有吉 道夫 の74歳 (第 60回 )。本戦 最年長 勝利 は、丸田 祐三 の73歳 (第 42回 )。本戦 最年少 出場 ・最年少 勝利 は藤井 聡 太 の14歳 (第 67回 )。
優勝 記録 [編集 ]
最多 優勝 第 73回 (2023年度 )までの最多 優勝 は羽生 善治 の11回 であり、次 いで大山 康晴 が8回 、加藤 一二三 が7回 、中原 誠 が6回 (下表 を参照 )。連覇 最高 記録 は羽生 善治 の4連覇 (第 58回 -第 61回 )。他 に、大山 康晴 (第 4回 -第 5回 )・羽生 (第 47回 -第 48回 )・佐藤 康光 (第 56回 -第 57回 )が2連覇 を記録 。最年長 ・最年少 ・最低 段 最年長 優勝 は、大山 康晴 の61歳 (第 33回 )。全 棋士 参加 棋戦 の史上 最年長 優勝 でもある。最年少 優勝 は、羽生 善治 の18歳 (第 38回 )。最低 段位 優勝 は、櫛田 陽一 の四 段 での優勝 (第 39回 )。
名誉 NHK杯 選手権 者 [編集 ]
なお、
歴代 決勝 結果 [編集 ]
(
( |
ベスト4 | ||||||
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1 | 1951 | ラジオ | |||||
2 | 1952 | ||||||
3 | 1953 | ||||||
4 | 1954 | ||||||
5 | 1955 | 2 | |||||
6 | 1956 | ||||||
7 | 1957 | 2 | |||||
8 | 1958 | ||||||
9 | 1959 | ||||||
10 | 1960 | ||||||
11 | 1961 | 3 | |||||
12 | 1962 | 2 | テレビ | ||||
13 | 1963 | 3 | |||||
14 | 1964 | 4 | |||||
15 | 1965 | 2 | |||||
16 | 1966 | 2 | |||||
17 | 1967 | ||||||
18 | 1968 | 3 | |||||
19 | 1969 | ||||||
20 | 1970 | 5 | |||||
21 | 1971 | 3 | |||||
22 | 1972 | 6 | |||||
23 | 1973 | 4 | |||||
24 | 1974 | ||||||
25 | 1975 | ||||||
26 | 1976 | 5 | カラー | ||||
27 | 1977 | 2 | |||||
28 | 1978 | ||||||
29 | 1979 | 7 | |||||
30 | 1980 |
( |
ベスト4 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
31 | 1981 | 6 | |||||
32 | 1982 | 3 | |||||
33 | 1983 | 8 | |||||
34 | 1984 | ||||||
35 | 1985 | ||||||
36 | 1986 | ||||||
37 | 1987 | 4 | |||||
38 | 1988 | ||||||
39 | 1989 | ||||||
40 | 1990 | ||||||
41 | 1991 | 2 | |||||
42 | 1992 | 5 | |||||
43 | 1993 | 7 | |||||
44 | 1994 | 6 | |||||
45 | 1995 | 3 | |||||
46 | 1996 | ||||||
47 | 1997 | 4 | |||||
48 | 1998 | 5 | |||||
49 | 1999 | ||||||
50 | 2000 | 6 | |||||
51 | 2001 | 2 | |||||
52 | 2002 | ||||||
53 | 2003 | ||||||
54 | 2004 | ||||||
55 | 2005 | ||||||
56 | 2006 | ||||||
57 | 2007 | 2 | |||||
58 | 2008 | 7 | |||||
59 | 2009 | 8 | |||||
60 | 2010 | 9 | 2 | ||||
61 | 2011 | 10 | |||||
62 | 2012 | 2 | |||||
63 | 2013 | ||||||
64 | 2014 | 3 | |||||
65 | 2015 | ||||||
66 | 2016 | 3 | |||||
67 | 2017 | 2 | 2 | ||||
68 | 2018 | 11 | |||||
69 | 2019 | ||||||
70 | 2020 | ||||||
71 | 2021 | ||||||
72 | 2022 | ||||||
73 | 2023 | 2 |
女流 棋士 の出場 枠 [編集 ]
2021
結果 [編集 ]
|
|
出場 女流 棋士 決定 戦 [編集 ]
過去 の出場 女流 棋士 決定 戦 [編集 ]
※
43 | 49 |
1993 | 1999 |
( 1 |
( - ) | ( - ) | ||
50 | 2000 | ○ |
-
| |||
○ | ||||||
51 | 54 |
2001 | 2004 |
( 1 |
( - ) | ( - ) | ||
55 | 2005 | ( |
タイトル ( | |||
56 | 2006 | ( |
||||
57 | 2007 | ○ ○ |
||||
58 | 2008 | ○ |
||||
59 | 2009 | ○ ○ |
||||
60 | 2010 | 【 (1 (2 |
( | |||
61 | 2011 | ( |
||||
62 | 2012 | ( |
[ | |||
63 | 2013 | ( |
-
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( |
[ | |
64 | 2014 | ( |
[ | |||
65 | 2015 | ( |
[ | |||
66 | 2016 | ( |
-
|
( ( |
[ | |
67 | 2017 | (1 (1 (2 (3 |
[ |
( タイトル タイトル | ||
68 | 2018 | (1 |
[ | |||
69 | 2019 | (1 |
( タイトル | |||
70 | 2020 | ( |
||||
71 | 2021 | ( |
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72 | 2022 | (1 |
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73 | 2023 | (1 |
||||
74 | 2024 | ( |
テレビ放送 ・ラジオ放送 [編集 ]
- ラジオ
放送
![]() |
- テレビ
放送
1962
1966
1977
【
- 1962
年度 (第 12回 ) :隔週 日曜 16:30-17:55 (85分間 、1962年 10月 14日 -1963年 1月 3日 ) - 1963
年度 (第 13回 ) :隔週 日曜 12:00-13:30 (90分間 、1964年 1月 3日 -1964年 3月 22日 ) - 1964
年度 (第 14回 )-1965年度 (第 15回 ):隔週 日曜 12:30-14:00 (90分間 、1月 -3月 ) - 1966
年度 (第 16回 )-1976年度 (第 26回 ):隔週 日曜 12:00-13:30 (90分間 、9月-翌年 3月 ) - 1977
年度 (第 27回 )-1980年度 (第 30回 ):隔週 日曜 12:00-13:30 (90分間 、4月 -翌年 3月 )
【
- 1981
年度 (第 31回 )-1983年度 (第 33回 ):毎週 日曜 11:15-12:30 (75分間 ) - 1984
年度 (第 34回 )-1985年度 (第 35回 ):毎週 日曜 10:45-12:00 (75分間 ) - 1986
年度 (第 36回 )-1989年度 (第 39回 ):毎週 日曜 10:35-12:00 (85分間 ) - 1990
年度 (第 40回 ) :毎週 日曜 10:20-11:45 (85分間 ) - 1991
年度 (第 41回 )-2010年度 (第 60回 ):毎週 日曜 10:20-12:00 (100分間 ) - 2011
年度 (第 61回 ) :毎週 日曜 10:15-11:45 (90分間 ) - 2012
年度 (第 62回 )- :毎週 日曜 10:30-12:00 (90分間 )
2012
2010
ラジオ
オープニング
第 54回 の決勝 戦 の放送 (2005年 3月 20日 )は福岡 県 西方 沖 地震 発生 のニュースで中断 し、そのまま1週間 後 の3月27日 10:05に延期 された。その時間 に放送 される予定 だった女流 予選 (第 55回 )の放送 は同日 13:30からに変更 された。第 57回 (2007年度 )の女流 予選 は、大会 史上 初 めて女流 4タイトルを分 け合 う4名 によるトーナメント戦 となった。この模様 は女流 棋士 出場 者 決定 戦 として2007年 3月25日 10:05からの放送 予定 であったが能登半島 地震 の発生 により中止 となり、同年 3月30日 23:00および4月 21日 15:00(再 放送 )からの放送 となった。- 2011
年 3月11日 に発生 した東北 地方 太平洋 沖 地震 (東日本 大震災 )及 び東京電力 ・福島 第 一 原子力 発電 所 での事故 に伴 う非常 報道 体制 により、第 60回 (2010年度 )の準決勝 ・第 2局 (当初 放送 予定 2011年 3月 13日 )と決勝 (同 3月 20日 )は全 て放送 が中止 となり、それぞれ1週間 先 に放送 日 が延期 された[15][16]。また、決勝 は4月 17日 にも再 放送 がされた[17]。また、第 60回 記念 として2011年 3月 21日 に放送 予定 だったNHKラジオ第 1放送 「復活 !ラジオNHK杯 将棋 トーナメント」(決勝 戦 の模様 を放送 。解説 は米長 邦雄 永世 棋聖 ・渡辺 明 竜王 ・佐藤 康光 九 段 [18]。司会 は村上 信夫 アナウンサー。)も、放送 日 が5月5日 (17:05分 ごろ-18:50)に変更 された。なお、NHKワールド・ラジオ日本 では本 番組 は同時 放送 せず、FM放送 ・デジタルラジオ実用 化 試験 放送 の音楽 番組 に差 し替 えた(18:00からのニュースのみ通常 通 りラジオ第 1と同時 放送 )。
ネット配信 [編集 ]
放送 スケジュールの変更 [編集 ]
第 70回 大会 [編集 ]
トーナメント
なお、このセットは
なお、1
第 11局 :郷田 真 隆 -青嶋 未来 :7月 25日 0:50 - 2:20(7月 24日 深夜 )第 12局 :畠山 鎮 -長谷部 浩平 :7月 26日 0:30 - 2:00(7月 25日 深夜 )第 14局 :菅井 竜也 -渡辺 大夢 :8月 1日 0:50 - 2:20(7月 31日 深夜 )第 15局 :阿久津 主税 -斎藤 明 日 斗 :8月 2日 0:30 - 2:00(8月 1日 深夜 )第 17局 :佐々木 慎 -西山 朋 佳 :8月 7日 0:45 - 2:15(8月 6日 深夜 )
第 71回 大会 [編集 ]
なお、
- 1
回戦 第 17局 :行方 尚史 -西川 和宏 :7月 26日 0:45 - 2:15(7月 25日 深夜 ) - 1
回戦 第 18局 :郷田 真 隆 -石井 健太郎 :8月 2日 0:45 - 2:15(8月 1日 深夜 ) - 2
回戦 第 1局 :斎藤 慎太郎 -出口 若 武 :8月 9日 0:45 - 2:15(8月 8日 深夜 ) - 2
回戦 第 4局 :三浦 弘行 -松尾 歩 :8月 30日 1:10 - 2:40(8月 29日 深夜 ) - 2
回戦 第 5局 :丸山 忠久 -糸谷 哲郎 :9月6日 0:45 - 2:15(9月 5日 深夜 ) - 3
回戦 第 6局 :佐藤 康光 -佐々木 大地 :2022年 1月 23日 0:30 - 2:00(1月 22日 深夜 )
司会 [編集 ]
なお、
? - 30 | ? - 1980 | |
31 - 40 | 1981 - 1990 | |
41 - 43 | 1991 - 1993 | |
44 - 46 | 1994 - 1996 | |
47 - 49 | 1997 - 1999 | |
50 - 52 | 2000 - 2002 | |
53 - 55 | 2003 - 2005 | |
56 - 58 | 2006 - 2008 | |
59 - 63 | 2009 - 2013 | |
64 - 65 | 2014 - 2015 | |
66 - 67 | 2016 - 2017 | |
68 |
2018 |
|
69 - 71 | 2019 - 2021 | |
72 - 73 | 2022 - 2023 | |
74 - | 2024 - |
第 59回 の2009年 7月 26日 と8月 2日 放送 分 は、収録 される対局 に矢内 理絵子 が出場 する分 が含 まれていたため、代役 として千葉 涼子 が司会 を務 めた。- 1970
年代 中頃 には、講談 師 の田辺 一 鶴 が司会 (き手 )を務 めた時期 があった。 - ラジオ
放送 時代 には倉島 竹二郎 (作家 、観戦 記者 )がき手 を務 めた時期 があった。 - 2014
年 5月 18日 ・25日 放送 分 は清水 が女流 王位 決定 戦 に、2015年 3月 1日 ・8日 放送 分 は女流 名人 戦 五 番 勝負 に出場 するため、代役 として矢内 が司会 を務 めた。 - 2018
年度 司会 の藤田 綾 が出産 及 び育児 のために2018年 8月 11日 ~2018年 11月30日 の期間 を休場 し[24]、合 わせて番組 司会 も休 むため、その間 、棋譜 読 み上 げ担当 の2人 (飯野 愛 、和田 あき)が代役 で司会 を務 めた。具体 的 には、この期間 に放送 日 もしくは対局 日 がかかる対局 、すなわち2回戦 第 2局 から3回戦 第 6局 までが対象 となった。収録 が休場 明 けとなった3回戦 第 7局 から復帰 した。詳 しくは第 68回 の本戦 対局 結果 と放送 日 一覧 を参照 。
決勝 戦 [編集 ]
ラジオ放送 での決勝 戦 [編集 ]
テレビ |
ラジオ | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
き |
||||||||||||
60 | 2010 |
2011 3月27 |
2011 5月 5 |
|||||||||
61 | 2011 |
2012 3月18 |
2012 3 |
|||||||||
62 | 2012 |
2013 3月17 |
2013 5月 3 |
特別 番組 [編集 ]
歴代 優勝 者 が選 ぶ名 勝負 十 局 [編集 ]
2010
1 | 38 | 1988 | 1989 |
||||
2 | 44 | 1994 | 1995 |
||||
3 | 47 | 1997 | 1998 |
||||
4 | 38 | 1988 | 1989 |
||||
5 | 39 | 1989 | 1990 |
||||
6 | 54 | 2004 | 2005 |
||||
7T | 53 | 2003 | 2003 |
1 |
|||
7T | 57 | 2007 | 2008 |
||||
7T | 57 | 2007 | 2007 |
2 |
|||
10 | 29 | 1979 | [ |
3 |
(この △
|
(この △
|
(この △
|
エピソード[編集 ]
新鋭 羽生 五 段 名人 経験 者 をすべて破 る
第 38回 (1988年 度 )の羽生 善治 五 段 は当時 現役 だった名人 経験 者 4人 (大山 康晴 、加藤 一二三 、谷川 浩司 、中原 誠 )[注釈 50]を全 て撃破 して初 優勝 した。3回戦 で羽生 が大山 を下 した直後 、当時 司会 を務 めていた永井 は「あーすごいですね、いやーたいしたもんですねー、勝率 8割 1分 8厘 からまた上 がりましたよ」と驚嘆 していた。また、準々 決勝 の加藤 戦 での▲5二 銀 は伝説 の一 手 と言 われ、この手 が指 された瞬間 に解説 の米長 邦雄 は、「おぉー、やった!」とマイクの音 が割 れる大声 をあげた。解説 室 は対局 場 とは別 の部屋 であったにもかかわらず、その大声 は対局 場 の羽生 に聞 こえたようで、解説 の声 が対局 場 まで届 いたのは後 にも先 にもこれが初 めてとされる[26]。尚 これらの対局 の模様 は前述 の通 り2020年 5月 17日 放送 分 から6月 7日 放送 分 まで4週 にわたって再 放送 された。
反則 負 け
時間切 れ
二 歩
第 54回 1回戦 (2004年度 、2004年 6月 20日 放送 )豊川 孝弘 六 段 対 田村 康 介 五 段 -豊川 六 段 の二 歩 (反則 負 け)第 55回 1回戦 (2005年度 放送 )松尾 歩 五 段 対 先崎 学 八 段 -松尾 五 段 の二 歩 (反則 負 け)第 64回 準決勝 (2014年度 、2015年 3月 8日 放送 )橋本 崇 載 八 段 対 行方 尚史 八 段 -橋本 八 段 の二 歩 [27](反則 負 け)
駒 が取 れない
- カラー
放送 開始 後 にはスタジオのライトが強 くなったことで、駒 に塗 られたワックスが熱 により溶 けて盤 に貼 り付 いてしまうトラブルが発生 した[28]。それに遭遇 した森安 秀光 は、秒読 みに追 われる中 、次 の指 し手 を大声 で発 し、切 れ負 けをしのいだ[29][注釈 52]。
対局 予定 者 の休場 時 の扱 い
第 34回 (1984年度 )で、前回 優勝 者 の大山 康晴 NHK杯 が急病 で休場 となり、穴埋 めとして谷川 浩司 名人 と米長 邦雄 王将 の特別 対局 が行 われた。この勝負 は米長 の勝利 に終 わる。ところがこの対局 がエキシビションではなく「公式 戦 」の扱 いとなってしまったため、本戦 トーナメントで青野 照 市 八 段 に敗 れた谷川 は、名人 がNHK杯 において1年 で2敗 を喫 すると言 う珍 記録 を作 ってしまった[30]。第 42回 (1992年度 )の年度 途中 で大山 康晴 十 五 世 名人 が死去 し、2回戦 で大山 との対戦 予定 が組 まれていた島 朗 七 段 戦 は、島 の不戦勝 扱 いとなった。また、第 58回 (2008年度 )では中原 誠 十 六 世 名人 が急病 で休場 し、2回戦 第 16局 で対戦 予定 が組 まれていた阿久津 主税 六 段 戦 は、阿久津 の不戦勝 扱 いとなった。
- 「ノータイム
指 し」糸谷 哲郎 の活躍
第 59回 の準決勝 ・渡辺 明 竜王 対 糸谷 哲郎 五 段 では、糸谷 が得意 の超 早 指 しに渡辺 も超 早 指 しで対抗 した結果 、糸谷 が勝利 。感想 戦 の放送 も早 く終了 し、久々 に臨時 の番組 が後 ろに挿入 された(NHK杯 将棋 名 局 選 )。第 60回 の準決勝 (2011年 3月 20日 放送 分 )において、糸谷 が丸山 忠久 九 段 に39手 で勝利 した[31]。これは、本戦 での最短 手数 記録 [注釈 53][信頼 性 要 検証 ]。このときも前述 の渡辺 竜王 との対戦 時 同様 時間 が余 ったが、臨時 の番組 が挿入 されることなく番組 終了 まで感想 戦 が放送 された。第 69回 (2019年度 )は、1回戦 で「マッハ指 し」と称 されている超 早 指 しの田村 康 介 七 段 と対戦 。両 者共 超 早 指 しで応戦 した結果 、対局 開始 から30分 足 らずの91手 で糸谷 が勝利 。感想 戦 は対局 時間 より長 い50分間 も放送 終了 まで行 われた。
高齢 棋士 ・遅咲 き棋士 ・引退 直前 の棋士 の健闘
第 33回 (1983年度 )は、65歳 の花 村元 司 九 段 が予選 を勝 ち抜 き本戦 出場 。1回戦 で中村 修 五 段 を破 り、2回戦 は60歳 大山 康晴 十 五 世 名人 との「還暦 超 え対決 」となった。結果 は106手 で後手 大山 の勝 ち。大山 はそのまま3回戦 以降 も勝 ち抜 いて「還暦 優勝 」を果 たし、1985年 に現役 のまま死去 した花村 にとっては最後 のNHK杯 本戦 出場 となった。第 42回 (1992年 度 )では丸田 祐三 九 段 が73歳 で予選 を突破 し、本戦 1回戦 で森安 秀光 九 段 に勝利 した。第 43回 (1993年 度 )では加藤 一 二 三 九 段 が54歳 で12年 ぶりに優勝 、当時 の最長 間隔 優勝 記録 であった(現在 の最長 間隔 優勝 記録 は13年 で、森内 俊之 が第 51回 (2001年度 )・第 64回 (2014年度 )、山崎 隆之 が第 54回 (2004年度 )・第 67回 (2017年度 )で達成 )。なお最 高齢 優勝 は大山 康晴 の61歳 。第 52回 (2002年度 )は、共 に62歳 で優勝 経験 者 の内藤 國雄 九 段 (予選 通過 者 )と加藤 一 二 三 九 段 (順位 戦 A級 シード)が、2回戦 で「還暦 超 え対決 」となり、内藤 が勝利 している。第 60回 (2010年度 )は、順位 戦 C級 2組 からの陥落 により引退 が決 まっていた有吉 道夫 九 段 が74歳 で予選 を突破 。本戦 出場 の最年長 記録 を更新 した。1回戦 で高橋 道雄 九 段 に敗 れたため、前記 した丸田 祐三 の持 つ最年長 勝利 記録 は更新 できなかった。この件 がきっかけとなり、日本 将棋 連盟 の引退 日 の規定 が「引退 が決 まった年度 末 (3月 31日 )」から「引退 が決 まった年度 に勝 ち残 っていた棋戦 の最終 対局 日 。ただし、テレビ棋戦 の場合 は、対局 の放映 日 」に変更 された。第 68回 (2018年度 )では、40歳 代 にして本戦 初 出場 を決 めた2人 がいずれも本戦 1回戦 勝利 以上 の活躍 を見 せた。安用 寺 孝 功 六 段 は、1999年 のプロ入 り以来 予選 敗退 が続 いていたが、プロ19年 目 にして本戦 初 出場 を決 め、本戦 1回戦 (放送 当時 43歳 )でも、前年度 朝日 杯 将棋 オープン戦 優勝 の実績 を持 つ八代 弥 六 段 に勝利 、2回戦 へ進出 した(広瀬 章人 八 段 に敗 れた)。更 には、戦後 最年長 プロデビューの今泉 健司 四 段 も本戦 初 出場 を決 め、本戦 1回戦 (放送 当時 45歳 )で藤井 聡 太 七 段 との対戦 となり、「当時 の戦後 最年長 プロデビューの今泉 四 段 vs戦後 最年少 プロデビューの藤井 七 段 の初 対局 」として、当年度 の注目 対局 となった[32]。その結果 、今泉 が藤井 に勝利 し、こちらも本戦 初 出場 にして難 敵 を倒 しての2回戦 進出 となった。さらに今泉 は2回戦 で深浦 康 市 を破 って3回戦 に進出 した(久保 利明 王将 に破 れた)。
最初 で最後 の決勝
第 47回 (1997年 度 )の決勝 (1998年 2月 対局 )では、最終 盤 で村山 聖 八 段 にミスが出 て羽生 に逆転 負 けをする。準 優勝 のインタビューでは、村山 らしく笑顔 で「優勝 したはずだったんですが」とおどけてみせた。村山 は病気 療養 のため同年 4月 から全 ての棋戦 を休場 したが、復帰 を果 たせぬまま同年 8月 に死去 した。
- ファッション・パフォーマンス
橋本 崇 載 四 段 が第 54回 (2004年 度 )の本戦 に出場 し、対 松尾 歩 五 段 戦 では金髪 、パンチパーマ、紫 のシャツというファッションで対局 した。また、第 57回 (2007年 度 )での対 阿部 隆 八 段 戦 でのカメラを意識 した目線 は話題 を呼 んだ。吉田 正和 四 段 は本戦 初 出場 となった第 60回 (2010年 度 )の第 1回戦 (屋敷 伸之 九段 戦 )に剃髪 をして登場 した。第 62回 (2012年 度 )1回戦 第 3局 (2012年 4月 22日 放送 )では佐藤 紳 哉六 段 がカツラをつけて登場 し、豊島 将之 六 段 との対局 前 インタビューで、格闘技 やプロレスの煽 りのような受 け答 えをして話題 となった[33]。その(放送 日 基準 で)半年 後 の2回戦 第 12局 (10月 28日 放送 )では、橋本 崇 載 八 段 が羽生 善治 NHK杯 との対局 前 インタビューで佐藤 の発言 を引用 してパフォーマンスを真似 た。佐藤 の「煽 り発言 」は以降 も多 く引用 され、対象 となった豊島 自身 も、解説 を務 めた第 63回 (2013年 度 )準々 決勝 第 4局 (2014年 2月 23日 放送 ・屋敷 伸之 九 段 対 大石 直 嗣六 段 )で、対局 する両者 を評 するために引用 した。
喫煙
解説 者 がトイレに
第 36回 (1986年度 )準決勝 ・第 2局 (1987年 3月 15日 放送 )、淡路 仁 茂 八 段 と森 雞二 九 段 の対戦 。解説 者 は晩年 の升田 幸三 実力 制 第 4代 名人 が務 めたが、途中 でトイレに行 き解説 者 一 時 不在 となった。その間 司会 の永井 が1人 で間 をつないだ。
- 2
年 連続 同 一 カードの決勝 戦
第 60回 (2010年度 )では、前年 第 59回 のベスト4によるシード棋士 4人 が全員 準決勝 に進出 し、NHK杯 テレビ将棋 トーナメントで史上 初 めて2年 連続 で同一 のベスト4となった(羽生 善治 ・渡辺 明 ・丸山 忠久 ・糸谷 哲郎 )。さらに、決勝 戦 も2年 連続 で同 一 カードとなり(羽生 対 糸谷 )、これもNHK杯 史上 初 の出来事 であった。同 一 カード決勝 戦 はいずれも羽生 が優勝 した。第 62回 (2012年度 )では、前年 第 61回 の決勝 進出 者 であった羽生 善治 、渡辺 明 がともに勝 ち進 み、2年 連続 同 一 カードの決勝 戦 となった(2年 ぶり、史上 2度目 )。同 一 カード決勝 戦 は1年 目 は羽生 が優勝 、2年 目 は渡辺 が羽生 の5連覇 ・NHK杯 対局 25連勝 を阻止 し初 優勝 した。第 73回 (2023年度 )では、前回 第 72回 の決勝 進出 者 であった藤井 聡 太 、佐々木 勇気 がともに勝 ち進 み、2年 連続 同 一 カードの決勝 戦 となった(11年 ぶり、史上 3度目 )。
- 2
回 連続 千日手
羽生 世代 の決勝 進出
第 45回 (1995年度 )~第 64回 (2014年度 )の20年間 、毎年 必 ず羽生 世代 の誰 かが決勝 に進出 していた。第 65回 (2015年度 )は、羽生 善治 名人 が初戦 である2回戦 敗退 など波乱 が多 く、準々 決勝 で藤井 猛 九 段 ・郷田 真 隆 王将 が敗 れたことで、決勝 はおろか準決勝 進出 者 もいなくなり、記録 が途切 れた。第 66回 (2016年度 )以降 は再 び、羽生 世代 の棋士 が少 なくとも1人 勝 ち残 る状態 が続 いている。第 66回 (2016年度 )では佐藤 康光 九 段 が優勝 し、第 67回 (2017年度 )では郷田 真 隆 九 段 が準決勝 まで勝 ち残 った(同 年度 優勝 の山崎 隆之 に敗 れた)。第 68回 (2018年度 )の準々 決勝 では第 1局 で森内 俊之 九 段 が三 枚 堂 達也 六 段 に、第 2局 で丸山 忠久 九 段 が久保 利明 王将 に、第 3局 で羽生 善治 九 段 が豊島 将之 二 冠 に、第 4局 で郷田 真 隆 九 段 が広瀬 章人 竜王 に、それぞれ勝利 し、第 51回 (2001年度 )以来 17年 ぶりにベスト4全員 が羽生 世代 となった。
同姓 対決
第 66回 (2016年度 )では準決勝 に進出 した4人 中 3人 が佐藤 姓 となり[注釈 55]、佐藤 康光 九 段 が佐藤 天 彦名 人 ・佐藤 和俊 六 段 を連破 して優勝 。
- 「
将棋 フォーカス」MC対決
第 67回 (2017年度 )の1回戦 第 16局 (2017年 7月 16日 放送 )、山崎 隆之 八 段 対 中村 太地 六 段 の対局 は、同 年度 、両者 とも「将棋 フォーカス」で伊藤 かりん(当時 乃木坂 46)とともにMCを交替 で担当 しており、MC対決 となった。両者 ともに2017年 当時 のNHK杯 では珍 しい和服 姿 での対局 となった[注釈 56]。対局 者 の両者 が和服 というのは、2008年 3月 放送 の決勝 戦 (佐藤 康光 二 冠 対 鈴木 大介 八 段 )以来 、およそ10年 ぶりの出来事 とされた[34]。また、この対局 の舞台裏 は翌週 (2017年 7月 23日 )の「将棋 フォーカス」でも特集 された[35]。結果 は山崎 隆之 八 段 が勝利 した。なお山崎 はそのまま勝 ち進 んで、13年 ぶりの優勝 も手 にした。
- 「
低 段位 者 ・女流 棋士 」対 「永世 称号 資格 者 」
四 段 棋士 の本戦 初 出場 ・初 優勝
第 39回 (1989年度 )で本戦 に初 出場 した櫛田 陽一 四 段 は、そのまま本戦 を勝 ち進 み、準決勝 で中原 誠 二 冠 (十 六 世 名人 資格 者 )と対局 (1990年 2月 5日 放送 )。永世 称号 資格 者 の中原 二 冠 にも勝利 した櫛田 四 段 が、決勝 では島 朗 七 段 を破 り、歴代 唯一 の四 段 棋士 による初 出場 ・初 優勝 を果 たした[36]。第 61回 (2011年度 )で本戦 に初 出場 した永瀬 拓 矢 四 段 は本戦 1回戦 で佐藤 康光 九 段 (永世 棋聖 資格 者 )と対局 (2011年 5月 9日 放送 )、2回 連続 千日手 の末 に永瀬 が勝利 している(上述 )。2回戦 に進出 した永瀬 は広瀬 章人 七 段 を相手 に敗退 している。第 67回 (2017年度 )で本戦 に初 出場 した藤井 聡 太 四 段 は本戦 2回戦 で森内 俊之 九 段 (十 八 世 名人 資格 者 )と対局 (2017年 9月 3日 放送 )。この年 に「デビュー後 29連勝 」の新 記録 を樹立 し注目 を集 めていたこともあり、この2回戦 の対局 は生放送 [37]された(結果 は藤井 聡 が勝 ち)。しかし3回戦 で藤井 聡 四 段 は稲葉 陽 八 段 に敗 れ、櫛田 四 段 以来 となる「四 段 棋士 の本戦 初 出場 ・初 優勝 」は果 たせなかった。
- 「
女流 タイトル保持 者 」対 「永世 十 段 」
女流 枠 出場 者 と永世 称号 者 のNHK杯 本戦 での対局 は第 53回 (2003年度 )で行 われている。第 53回 の女流 枠 から出場 した中井 広恵 女流 三 冠 は本戦 を勝 ち進 み、3回戦 で中原 誠 永世 十 段 と対局 (2003年 12月15日 放送 )。女流 タイトル保持 者 と永世 称号 者 との対局 となった(結果 は中原 の勝 ち)[36]。
- 「
奨励 会 初段 」対 「九 段 ・永世 称号 資格 保持 者 」
- 「
第 68回 (2018年度 )の女流 枠 として加藤 桃子 女王 が出場 、本戦 1回戦 (2018年 5月 27日 放送 )に勝利 後 に「女王 」を失 冠 した。そのため続 く本戦 2回戦 (2018年 10月 7日 放送 )では加藤 桃 の肩書 を奨励 会 の段位 である「初段 」と呼称 された。女流 枠 からの出場 者 が「奨励 会員 である女流 タイトル保持 者 (非 女流 棋士 )」で、かつ「本戦 中 に女流 タイトル失 冠 」したために生 じた現象 である。さらに、加藤 桃 の2回戦 での対局 相手 は森内 俊之 九 段 (十 八 世 名人 資格 者 )だったため、公式 棋戦 の本戦 に奨励 会 初段 の肩書 で登場 し、最高 段位 の九 段 かつ永世 称号 資格 保持 者 と対局 するという二 重 の珍事 となった(結果 は森内 の勝 ち)。
優勝 トロフィーの台座 優勝 トロフィーの台座 には回数 ・年度 と歴代 優勝 者 の氏名 が刻 まれる。台座 に氏名 を刻 むスペースが無 くなると下 に新 たな台座 が継 ぎ足 され、2019年 現在 は三 段 目 まで増 やされている。このためカップは非常 に重 くなっている[38]。この優勝 トロフィーは優勝 者 でも持 って帰 ることはできない[注釈 57][39]。
- NHK
杯 本戦 での長手 数 対局 上位 5局 - 2023
年 12月17日 放送 「将棋 フォーカス」で特集 されたNHK杯 戦 での長手 数 対局 の上位 5局 (持 将棋 局 を含 む。予選 は除 く)
- (1976
年度 ) 276手 :大内 延 介 ● - ○勝浦 修 - (1991
年度 ) 263手 :桐山 清澄 ○ - ●高田 尚 平 - (1980
年度 ) 257手 :勝浦 修 -板谷 進 (=持 将棋 引 き分 け) - (2014
年度 ) 252手 :行方 尚史 -澤田 真 吾 (=持 将棋 引 き分 け) - (1972
年度 ) 240手 :有吉 道夫 ● - ○丸田 祐三
- 2014
年度 の行方 対 澤田 の持 将棋 局 は81手 目 で両者 30秒 将棋 となったが、252手 での持 将棋 成立 まで対局 時間 が2時 間 を超 えたため、持 将棋 成立 の直前 までの62手分 の指 し手 をカットの上 で放送 された。澤田 は「将棋 フォーカス」内 のインタビューで「公式 戦 で持 将棋 の経験 がなく、どう終 わればいいのか、相手 の行方 への持 将棋 の切 り出 し方 が分 からなかった」といい、対局 では行方 が切 り出 す形 で持 将棋 が成立 した。指 し直 し局 では88手 で行方 が勝利 した。
|
- NHK
杯 の本戦 未 出場 者 、最多 予選 敗退 者
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^
同日 放送 のNHK杯 テレビ囲碁 トーナメントにおいては、優勝 賞金 が500万 円 であることが明 らかになっている。 - ^
本 番組 や「将棋 フォーカス」などでは、たとえタイトル保持 者 であっても、名前 の後 ろにNHK杯 とのみ付 けて呼 ばれることが多 い。他 の番組 では、2002年度 後期 の「将棋 講座 」で講師 の森内 俊之 が「名人 ・NHK杯 」と称 されたように、タイトル称号 と併記 されることもある。また、第 30回 優勝 の有吉 道夫 までは称号 が「NHK杯 選手権 者 」ではなく「NHK杯 保持 者 」とされていた。かつて司会 を務 めていた永井 英明 は番組 内 で「NHKチャンピオン」と紹介 することがあった(「選手権 者 」は"Champion"の意訳 である)。 - ^ NHK
杯 戦 、朝日 杯 将棋 オープン戦 、銀河 戦 の3棋戦 が、全 棋士 参加 棋戦 に該当 する。 - ^
現役 で永世 称号 を名乗 っていた米長 邦雄 永世 棋聖 と中原 誠 永世 十 段 (のちに十 六 世 名人 )は、フリークラス転出 後 も本戦 にシードされていた。また、谷川 浩司 十 七 世 名人 は、襲 位 後 の第 73回 大会 (順位 戦 在籍 クラスはB級 2組 )では2回戦 シードで出場 している。 - ^
加古川 青 流 戦 は対象 外 になっている。 - ^
将棋 日本 シリーズは棋戦 のシステム上 、出場 者 自体 がタイトル保持 者 や順位 戦 B級 1組 以上 になることがほとんどであるが、過去 には1992年 にC級 2組 在籍 で王位 のタイトルを獲得 した郷田 真 隆 が、翌年 の王位 失 冠 後 に日本 シリーズ優勝 。優勝 翌年 も前回 優勝 者 の資格 で日本 シリーズ出場 と優勝 を重 ねて3連覇 まで達成 し、優勝 翌 年度 のNHK杯 戦 も1回戦 シードで出場 したことがある。 - ^ NHK
杯 戦 への参加 資格 を持 たない奨励 会員 は、優勝 してもシード対象 とならない(2013年度 新人 王 戦 優勝 の都 成 竜馬 は翌 年度 の第 64回 NHK杯 戦 に出場 していない)。ただし、奨励 会員 が新人 王 戦 参加 中 に四 段 に昇段 して棋士 となって優勝 した場合 は本戦 シード対象 となる(第 38回 本戦 初 出場 の森内 俊之 ・第 57回 本戦 初 出場 の糸谷 哲郎 ・第 74回 本戦 初 出場 の上野 裕 寿 が該当 者 であった)。 - ^
成績 優秀 による選抜 者 の人数 は、32名 から他 のシード者 数 を引 いたものとなる。選抜 者 の決定 は前年 1月 から12月における対局 数 、勝 数 、勝率 の3部門 の各 順位 を合計 した総合 ランキングによる。同 順位 の場合 は、年度 一覧 の順位 が優先 される。 - ^
第 68回 ~第 70回 では順位 戦 A級 の順位 下位 の棋士 が1回戦 から参加 している。 - ^
第 61回 ~第 63回 、第 65回 、第 66回 では順位 戦 B級 1組 の順位 上位 の棋士 が2回戦 から参加 している。 - ^
過去 には「名人 は後手 」の規則 があった。 - ^
第 61回 (2011年度 )から現行 の持 ち時間 。第 44回 (1994年度 )から第 60回 (2010年度 )まで各 15分 であったものが、各 10分 に短縮 された。第 36回 (1986年度 )から第 43回 (1993年度 )までは、現在 と同 じ持 ち時間 であった。さらに過去 には、予選 と同 じく持 ち時間 各 20分 、切 れたら1手 30秒 未満 (考慮 時間 なし)であった。その当時 には決勝 のみ各 30分 となることがあった。 - ^
千日手 2回 が発生 した2011年 6月 5日 放送 分 (第 61回 1回戦 ・佐藤 康光 対 永瀬 拓 矢 )では、当初 の対局 では両者 が考慮 時間 を1分 も使 わずに千日手 が成立 。指 し直 し局 は考慮 時間 10分 ずつが与 えられ、余 りが3分 と1分 の状態 で千日手 が成立 。再 指 し直 し局 は考慮 時間 5分 ずつが与 えられて行 われた。その次週 の6月 12日 放送 分 (1回戦 ・有森 浩三 対 阿部 健治郎 )で、またも千日手 が発生 。このときは当初 の対局 で有森 は考慮 時間 を使 わず10分 残 し、阿部 だけが考慮 時間 を3つ使 った。そして、指 し直 し局 ではそのまま有森 に10分 、阿部 に7分 の考慮 時間 が与 えられた。なお、この指 し直 し局 で阿部 が最初 の考慮 時間 を使 ったとき、記録 係 は「阿部 四 段 、4回 目 の考慮 時間 に入 りました。残 り6分 です」と考慮 時間 の回数 を当初 の対局 からの通算 回数 でコールした。 - ^
東西 の出場 枠 数 は各 所属 の予選 参加 人数 に応 じたものとなる。また、1枠 が東西 混合 枠 となる場合 があり(例 として第 62回 ~64回 )、混合 枠 では東西 どちらかで先 に対局 を行 い、勝 ち残 った1名 が遠征 して予選 決勝 を戦 う。 - ^
予選 2回戦 からの出場 枠 は、主 に順位 戦 B級 2組 の上位 棋士 に割 り当 てられる。 - ^
第 68回 NHK杯 将棋 トーナメント決勝 戦 は2019年 3月17日 (日 )に放映 された[1]。第 69回 NHK杯 テレビ将棋 トーナメント出場 女流 棋士 決定 戦 は2019年 3月24日 (日 )に放映 された[2]。 - ^
順位 戦 C級 2組 からの降 級 ・棋士 編入 試験 の合格 ・奨励 会 三 段 リーグで次点 (リーグ3位 )2回 獲得 によりフリークラスに編入 した棋士 が対象 となる。60歳 以上 で順位 戦 C級 2組 から降 級 した棋士 を含 む。ただし「フリークラス宣言 」による転出 者 については含 まれない。 - ^
他 棋戦 においても同様 の規定 があるが、2022年 時点 での適用 例 は竜王 戦 のみとなっている。 - ^
谷川 の本戦 初 出場 は26人 選抜 時代 の第 30回 であり、それも含 めると谷川 の出場 回数 は43回 となる。 - ^
大山 は第 42回 (1992年度 )で2回戦 シードされていたが、対局 前 に死去 している。中原 は第 58回 (2008年度 )で2回戦 シードされていたが、対局 前 に病気 休場 している。 - ^
予選 制 を導入 した第 31回 から第 70回 まですべて本戦 シードにより出場 していたが、2020年度 の順位 戦 B級 2組 降 級 と他 のシード対象 にならなかったため、2021年度 の第 71回 にて予選 会 「41年 目 で"初 出場 "」となり、予選 で星野 良 生 に敗 れて連続 本戦 出場 がストップした。 - ^
名誉 NHK杯 の認定 証 は、当 番組 ではなく、2012年 4月 8日 に放送 された『将棋 フォーカス』初回 放送 で授与 式 が行 われた。 - ^
同 例 は囲碁 ・将棋 ともに日本経済新聞社 主催 となる王座 戦 の「名誉 王座 」がある。 - ^ NHK
杯 戦 も含 めた複数 の棋戦 でシード権 が得 られるタイトル戦 の永世 称号 と異 なり、名誉 NHK杯 の称号 はNHK杯 以外 の棋戦 でシード権 などの特典 はない。 - ^
棋士 の本戦 シード枠 が32名 。棋士 の予選 枠 が19名 。うち1名 はNHK杯 歴代 優勝 者 で本戦 シード対象 にならなかった4名 によるトーナメント予選 枠 となった。また、女流 予選 2名 による決勝 が本戦 扱 い(勝者 は本戦 1回戦 進出 )となった。 - ^
藤井 はNHK杯 の他 、将棋 日本 シリーズ、銀河 戦 、将棋 オープン戦 の4棋戦 を2022年度 中 に優勝 。藤井 が出場 資格 のない新人 ・低 段位 者 限定 の棋戦 は除 く。 - ^
加藤 桃子 女王 は「タイトルを保持 する女性 奨励 会員 」として、出場 女流 棋士 決定 戦 に参加 ・優勝 し、第 68回 (2018年 )NHK杯 に「女流 棋士 枠 」で出場 した。この時 の加藤 は女流 棋士 ではなかったが、本 棋戦 においては「女流 棋士 の扱 い」であった。2回戦 の森内 俊之 との対局 時 には女王 位 を失 冠 しており、奨励 会 段位 の初段 として対局 している。 - ^ 「NHK
将棋 - Eテレ - トーナメント日程 ・概要 - トーナメント表 を見 る」に「第 68回 出場 資格 本戦 シード32名 (中略 )⑤出場 女流 棋士 決定 戦 による勝者 」と記載 されている。 - ^
例 えば、2019年度 の第 69回 NHK杯 戦 について、出場 女流 棋士 決定 戦 は2019年 3月24日 (日 )に放映 されたが[2]、日本 将棋 連盟 公式 サイトの「第 69回 NHK杯 <予選 >[7]」では言及 が一切 ない。 - ^
複数 の女流 棋士 出場 枠 が設 けられている男性 棋戦 では、理論 上 は、女流 棋士 が複数 勝 ち上 がり、勝 ち上 がった女流 棋士 同士 が対局 することがありえるが、そのような事例 はまだ存在 しない。 - ^
第 63回 (2013年度 )と第 66回 (2016年度 )は、出場 女流 棋士 決定 戦 を行 わずに、本戦 に出場 する女流 棋士 1名 を決定 した。 - ^
里見 香奈 (女流 名人 ・女流 王将 ・倉敷 藤花 )および加藤 桃子 (女流 王座 )は奨励 会員 のため不参加 。 - ^
里見 香奈 (女流 名人 ・女流 王将 ・倉敷 藤花 ・女流 王位 )および加藤 桃子 (女流 王座 )は奨励 会員 のため不参加 となり、出場 資格 を持 つ者 が上田 のみであったため女流 予選 は行 われなかった。 - ^ a b
里見 香奈 (女王 ・女流 王座 ・女流 名人 )は奨励 会員 のため不参加 。 - ^
奨励 会員 の加藤 と里見 香奈 (女流 名人 ・女流 王位 ・倉敷 藤花 ・女流 王将 )が女流 タイトルを独占 し、出場 資格 を持 つ女流 棋士 が一人 もいなくなったため、連盟 の推薦 により加藤 が出場 。 - ^ a b
女流 五 冠 (女流 王座 ・女流 名人 ・女流 王位 ・女流 王将 ・倉敷 藤花 )の里見 香奈 は出場 辞退 。 - ^
夏 の高校 野球 開催 期間 中 は、高校 野球 の総合 テレビとのリレー中継 を行 う関係 で、11:54まで。 - ^ ハイビジョン
放送 には第 58回 (2008年度 )の1回戦 第 1局 (2008年 4月 6日 放送 分 )から対応 している(アナログは14:9サイズ)。デジタル教育 テレビでは通常 サブチャンネル3(023ch)で独自 編成 (マルチ編成 )を行 なっていたため、16:9の標準 画質 で放送 されていた。 - ^ ただし、
駒 には「王 」と「玉 」があるため、慣例 で上位 とされている対局 者 が「王 」を使用 している。 - ^ ただし、2020
年度 から2023年度 5月 21日 放送 分 までは、新型 コロナウイルス感染 拡大 防止 によるソーシャルディスタンスを採 る観点 から、椅子 に座 って対局 する形 を採 った。 - ^ タイトル
戦 の現地 や将棋 会館 での大盤 解説 会 ・ニコニコ生放送 やAmebaTVの中継 では女流 棋士 が「き手 」を務 めるが、NHK杯 では同様 の役割 を「司会 」と表現 する。 - ^
記録 係 と棋譜 読 み上 げはそれぞれ、年度 ごとに担当 する2名 がおり、対局 ごとにそのいずれかが務 める。以前 は棋譜 読 み上 げを蛸島 彰子 が長 らく務 め、記録 係 も山下 カズ子 や谷川 治 恵 などの女流 棋士 が務 めていた。かつて放送 されていた「テレビ将棋 対局 」(テレビ東京 )でも、読 み上 げ・記録 はどちらも女流 棋士 であった。なお、同 じテレビ棋戦 の「銀河 戦 」(囲碁 ・将棋 チャンネル)では第 1期 から記録 係 しかおらず棋譜 読 み上 げは行 われていなかったが、第 21期 からはNHK杯 同様 棋譜 読 み上 げ係 が設 けられている。 - ^
例 として2017年 の藤井 聡 太 (藤井 聡 太 四 段 が13連勝 、NHK杯 1回戦 に勝 ち記録 更新 -産経 ニュース・2017年 4月 17日 など)のケースなど。藤井 のケースは#エピソードで詳述 。 - ^ トーナメント
表 に記載 されている段位 ・タイトルは収録 当時 のもので、収録 後 に昇段 ・タイトル獲得 ・タイトル陥落 があった場合 は字幕 でフォローされる。対局 者 ・解説 者 ・棋譜 読 み上 げ・記録 係 がこれに該当 する場合 も、同様 の措置 がとられる。例 として、第 64回 で記録 係 の1人 であった黒沢 怜 生 (当時 奨励 会 三 段 )は、期間 中 に四 段 プロデビューしたために該当 する。 - ^
奨励 会 入会 時 の段 級 位 と時期 (プロ編入 試験 合格 者 はその時期 )、四 段 デビュー時期 、現在 の竜王 戦 ・順位 戦 のランク(及 び保持 しているタイトルと竜王 戦 ランキング戦 で優勝 していればその事実 、女流 棋士 枠 で出場 した場合 は女流 棋戦 での実績 )、トーナメントの勝 ち上 がり方 (初戦 の場合 は、予選 からの勝者 は予選 で対局 した相手 、本戦 シード者 はシードされた理由 (抽選 時 順位 戦 B級 1組 在籍 だったが、その後 収録 時点 でB級 2組 に陥落 した場合 は「規定 により」などと濁 した形 で紹介 される))、NHK杯 本戦 の通算 出場 回数 が紹介 される。 - ^ 1994
年度 から長 らく画面 情報 で紹介 していたが、現在 はNHK杯 テレビ囲碁 トーナメント同様 口頭 のみで紹介 している。 - ^ ただし、
囲碁 ・将棋 チャンネルでは表示 する候補 手 ごとの「パーセンテージ」は表示 しない。 - ^
第 72回 の2回戦 第 4局 「中川 大輔 八 段 対 出口 若 武 六 段 戦 」において「早送 り(10倍 速 で再生 )」と「ポイント解説 」が初 めて放送 で用 いられた。 - ^
対局 は1979年 12月23日 に放送 されたが、映像 が残 っていなかったため、対局 の当事 者 である加藤 が自 戦 を解説 しつつ述懐 した。 - ^
升田 幸三 はすでに引退 、米長 邦雄 は名人 獲得 前 。 - ^
日本 将棋 連盟 の対局 規定 (2017年 8月 20日 確認 )にあるように、「10」と読 まれた時点 で時間切 れ負 けとなる。 - ^
日本 将棋 連盟 の対局 規定 (2017年 8月 20日 確認 )には、「対局 者 が秒読 みの最中 に駒 を手 から落 とした場合 には、指 で盤面 部分 を押 さえ、どう指 すかを言 えば着手 の代用 と認 める。」とある。 - ^
翌週 3月27日 放送 の決勝 戦 冒頭 で、この39手 での勝利 は、トーナメント本戦 においては史上 最短 手数 であると紹介 された(予選 会 を含 めるとどうなるかは不明 )。 - ^
放送 (2011年 6月 5日 )にて司会 ・き手 の矢内 理絵子 談 。 - ^
佐藤 姓 の出場 者 は3人 のみであり、3人 とも準決勝 まで進出 した。もう1人 の進出 者 は橋本 崇 載 八 段 。 - ^ 2017
年 当時 の対局 者 では、番組 オープニングの佐藤 康光 NHK杯 、1回戦 の佐々木 勇気 六 段 、3回戦 の中村 修 九 段 が和服 で登場 していたが、それ以外 では極 稀 なケースである。 - ^
第 73回 NHK杯 優勝 者 の佐々木 勇気 八 段 が、第 73回 決勝 戦 放送 日 と同日 の2024年 3月 17日 のABEMA将棋 チャンネル中継 (第 49期 棋王 戦 第 4局 )内 で「優勝 トロフィーって持 ち帰 ることができると思 っていたんです。実際 は持 って帰 れない」とコメントしている。 - ^
第 74回 開始 時点 で、現役 棋士 174名 のうちNHK杯 本戦 未 出場 者 は、大平 武洋 、長岡 裕也 、田中 悠一 、上村 亘 、石田 直 裕 、石川 優太 、折田 翔 吾 、谷合 廣紀 、井田 明宏 、高田 明浩 、横山 友紀 、狩山 幹生 、岡部 怜 央 、小山 直 希 、森本 才 跳 、柵 木 幹太 、宮嶋 健太 の17名 (棋士 番号 順 )。
出典 [編集 ]
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羽生 善治 九 段 VS郷田 真 隆 九段 優勝 を手 にするのは? NHK杯 将棋 トーナメント決勝 戦 ”.日本 将棋 連盟 (2019年 3月 17日 ). 2019年 11月7日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2019年 11月7日 閲覧 。 - ^ a b “NHK
将棋 番組 放送 予定 ”.日本 将棋 連盟 (2019年 3月 22日 ). 2019年 11月17日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2019年 11月7日 閲覧 。 - ^ “フリークラス
棋士 の引退 について|将棋 ニュース|日本 将棋 連盟 ” (2010年 7月 14日 ). 2010年 7月 14日 閲覧 。 - ^ “
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佐々木 勇気 NHK杯 選手権 者 「棋士 人生 の中 で忘 れられない日 に」初 優勝 報告 にファン祝福 「良 かったなあ」「涙 出 た」 |将棋 」『ABEMA TIMES | アベマタイムズ』2024年 3月 17日 。
参考 文献 [編集 ]
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