紅葉山もみじやま御ご養蚕ようさん所しょ

紅葉山もみじやま御ご養蚕ようさん所しょ

紅葉山もみじやま御ご養蚕ようさん所しょ（もみじやまごようさんじょ）は、東京とうきょう都と千代田ちよだ区く千代田ちよだの皇居こうきょ・紅葉山もみじやまにある養蚕ようさん施設しせつで、歴代れきだいの皇后こうごうによる「御ご親おや蚕かいこ（ごしんさん）」が行おこなわれている。現在げんざいの建屋たきのやは、1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）に建たてられた木造もくぞう2階かい建けんで、1階かいが飼育しいく室しつ、2階かいが上蔟じょうぞく室しつとなっている。地下ちかに貯桑室しつを備そなえた平屋ひらやや御ご休きゅう所しょが別棟べつむねとして隣接りんせつしており、御ご休きゅう所しょの神座かんざには、養蚕ようさんの神かみとされる和久わぐ産さん巣す日び神しんと大だい宜むべ都と比ひ売うれ神しんが祀まつられている。

皇室こうしつと養蚕ようさん

「富岡とみおか製糸せいし場じょう行啓ぎょうけい」1873年ねん（明治めいじ6年ねん）6月がつ

ご養蚕ようさんを行おこなう香こう淳じゅん皇后こうごう
1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）6月がつ

皇室こうしつにおける養蚕ようさんの歴史れきしは古ふるく、462年ねんに「天皇てんのう、后妃こうひをして、親おやら桑くわこかしめて、蚕かいこの事ことを勧すすめむと欲ほっす（雄略天皇ゆうりゃくてんのうが皇后こうごうに蚕かいこを飼かうように勧すすめた）」との記述きじゅつが『日本書紀にほんしょき』に見みられる。

1871年ねん（明治めいじ4年ねん）、明治天皇めいじてんのうの皇后こうごうである昭憲皇太后しょうけんこうたいごうが吹上御苑ふきあげぎょえん内うちに蚕室さんしつを設もうけ、長ながらく途絶とだえていた宮中きゅうちゅうでの養蚕ようさん（ご養蚕ようさん）を再興さいこう。以来いらい、「皇后こうごう御ご親おや蚕かいこ（こうごうごしんさん）」と呼よばれ、皇后こうごうの公務こうむとして継承けいしょうしている。生糸きいとと蚕種さんしゅ（蚕かいこの卵たまご）は、開国かいこく直後ちょくごの日本にっぽんにとって最大さいだいの輸出ゆしゅつ品目ひんもくで、1872年ねん（明治めいじ5年ねん）、政府せいふは群馬ぐんま県けんに富岡とみおか製糸せいし場じょうを設もうけ、フランスの先進せんしん技術ぎじゅつが導入どうにゅうされた。養蚕ようさん業ぎょうは国くにの最さい重要じゅうよう産業さんぎょうと位置付いちづけられ、宮中きゅうちゅうの養蚕ようさんは殖産しょくさん興業こうぎょうとして奨励しょうれいするという意味いみがあった。

その後ご、1873年ねん（明治めいじ6年ねん）の火災かさいで蚕室さんしつが消失しょうしつし、ご養蚕ようさんは中断ちゅうだんしたが、同年どうねん6月がつ、昭憲皇太后しょうけんこうたいごうは、英えい照あきら皇太后こうたいごう（孝明天皇こうめいてんのうの皇后こうごう）と共ともに富岡とみおか製糸せいし場じょうを行啓ぎょうけいし、場ば長ちょうの尾高おだか惇あつし忠ただしとフランス人じん技師ぎし（お雇やとい外国がいこく人じん）ポール・ブリューナの案内あんないで製糸せいし作業さぎょうや機械きかい室しつなどを視察しさつした。

1879年ねん（明治めいじ12年ねん）、英えい照あきら皇太后こうたいごうが青山あおやま御所ごしょに御ご養蚕ようさん所しょを新設しんせつし、ご養蚕ようさんを再開さいかいした。同どう皇太后こうたいごうの崩御ほうぎょにより中断ちゅうだんの後のち、1908年ねん（明治めいじ41年ねん）に貞明皇后ていめいこうごう（大正天皇たいしょうてんのうの皇后こうごう）よって再開さいかい。1914年ねん（大正たいしょう4年ねん）、皇居こうきょの紅葉山もみじやまに現在げんざいの御ご養蚕ようさん所しょが建たてられた。1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）に香こう淳じゅん皇后こうごうが引ひき継つぎ、1990年ねん（平成へいせい2年ねん）には上うえ皇后こうごう美智子みちこが引ひき継ついだ。

絹きぬ産業さんぎょうを振興しんこうする大だい日本にっぽん蚕糸さんし会かいの総裁そうさいは、皇太后こうたいごう時代じだいの貞明皇后ていめいこうごうや親王しんのう・王おうなどの皇族こうぞくが務つとめ、1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）4月がつからは常陸宮ひたちのみや正ただし仁じん親王しんのうが務つとめている。

2012年ねん（平成へいせい24年ねん）には、三さんの丸まる尚なお蔵館くらだてにて養蚕ようさんを主題しゅだいとした皇后こうごう陛下へいか喜寿きじゅ記念きねん特別とくべつ展てん「紅葉山もみじやま御ご養蚕ようさん所しょと正せい倉くら院いん裂きれ復元ふくげんのその後ご」が開催かいさいされている。

令れい和わへの改元かいげんと新型しんがたコロナウイルス禍か

平成へいせいから令れい和わへの改元かいげん（お代替だいがわり）に伴ともない、2018年ねん（平成へいせい30年ねん）5月がつ13日にちに上うえ皇后こうごう美智子みちこから皇后こうごう雅子まさこへと引ひき継つがれた。2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）のご養蚕ようさんは天皇てんのうの退位たいい・即位そくいの諸しょ儀式ぎしきがあったことから行おこなわれず、2020年ねん（令れい和わ2年ねん）5月がつ11日にちから本格ほんかく的てきに行おこなわれた。例年れいねんは養蚕ようさんの専門せんもん家かである主任しゅにんと4人にんの若わかい助手じょしゅ、計けい5人にんがご養蚕ようさんを手伝てつだっているが、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの流行りゅうこうに伴ともない、主任しゅにん1人にんへと減へったことから人手ひとでが足たりず、2020年度ねんどのご養蚕ようさんで取とり扱あつかう種類しゅるいをこれまでの4種しゅから純じゅん国産こくさん種しゅの小石丸こいしまるのみにすることとなった。

ご養蚕ようさんの主おもな作業さぎょう

「カイコ」も参照さんしょう

ご養蚕ようさんは、毎年まいとし春はるから初夏しょかにかけて行おこなわれるが、2 - 3月がつ頃ごろに、御ご養蚕ようさん所しょの主任しゅにんと助手じょしゅが準備じゅんびを始はじめる。

4月がつの終おわりか5月がつ初はじめ、「御ご養蚕ようさん始はじめの儀ぎ（ごようさんはじめのぎ）」が執とり行おこなわれ、養蚕ようさん作業さぎょうが本格ほんかく的てきに始はじまる。御ご養蚕ようさん始はじめの儀ぎでは、豊作ほうさくを祈いのる神事しんじの後のち、皇后こうごうが孵化ふかしたばかりの蟻あり蚕かいこ（ぎさん）を蚕かいこ座ざ（さんざ）という蚕かいこを育そだてる道具どうぐの上うえに羽箒はねぼうきで掃はき下おろす「掃立はきたて」を行おこない、小ちいさく刻きざんだ桑くわの葉はを与あたえる。

御ご養蚕ようさん始はじめの儀ぎの1週間しゅうかんから10日にち後ごに、皇后こうごう自みずから蚕かいこに桑くわの葉はを与あたえる「御給ごきゅう桑くわ行事ぎょうじ（ごきゅうそうぎょうじ）」の1回かい目めが行おこなわれ、それから10日にち後ごに2回かい目めが行おこなわれる。蚕かいこに与あたえる桑くわは、皇居こうきょ内ないの桑園そうえんで栽培さいばいされている。繭まゆをつくる段階だんかいになった熟じゅく蚕かいこ（じゅくそう）になると「上蔟じょうぞく（じょうぞく）」が行おこなわれ、種類しゅるいに適てきした蔟まぶし（まぶし）という蚕かいこが繭まゆを作つくる用具ようぐに移うつす。蔟まぶしは一般いっぱん種しゅに使つかわれるボぼール紙るがみ製せいの回転かいてん蔟まぶしのほか、体からだの小ちいさい小石丸こいしまるには皇后こうごう自みずから藁わらを編あんで作つくる藁わら蔟まぶし（わらまぶし）が使用しようされる。上蔟じょうぞくから1週間しゅうかん後ごから10日にち後ごに、「初繭はつまゆ掻（はつまゆかき）」にて収おさむ繭まゆが行おこなわれる。

その後ご、製糸せいし材料ざいりょうとなる上うえ繭まゆ（じょうけん）を蚕糸さんし科学かがく研究所けんきゅうじょに出荷しゅっかし、繰糸そうし（そうし）、揚あげ返がえし、仕上しあげを行おこない生糸きいとになる。その生糸きいとで織おられた絹きぬ製品せいひんは、宮中きゅうちゅう儀式ぎしきや祭祀さいしに用もちいられるほか、外国がいこく元首げんしゅへの贈物おくりもの（御お贈おく進すすむ品ひん）にも用もちいられている。また、皇室こうしつの儀典ぎてん用よう衣裳いしょう等とうにも用立ようだてられる。

繭まゆの出荷しゅっか後ごも卵たまごを採とる採種さいしゅなどの重要じゅうような作業さぎょうが続つづき、初夏しょか、「御ご養蚕ようさん納おさめの儀ぎ（ごようさんおさめのぎ）」で終了しゅうりょうする。

皇后こうごうは定例ていれいとされている前述ぜんじゅつの行事ぎょうじ以外いがいにも、皇居こうきょ内ないの桑園そうえんでの桑くわ摘つまみや、蚕かいこが繭まゆを吐はくための藁わら蔟まぶし作づくり、繭まゆの毛羽けば取とりなどあらゆる工程こうていに、公務こうむの合間あいまをぬって携たずさわっている。

定例ていれい行事ぎょうじ

• 御ご養蚕ようさん始はじめの儀ぎ - ご養蚕ようさんを始はじめるにあたり行おこなわれる、その年としの豊作ほうさくを祈いのる儀式ぎしき。この儀式ぎしきの供物くもつの一ひとつが小石丸こいしまるの繭まゆをかたどった「繭まゆ団子だんご」で、天皇てんのうが皇居こうきょ内ないの水田すいでんで栽培さいばいした御ご親裁しんさい米まいを用もちいてつくられる。
• 掃立はきたて
• 御給ごきゅう桑くわ
• 上蔟じょうぞく
• 初繭はつまゆ掻
• 御ご養蚕ようさん納おさめの儀ぎ - 収穫しゅうかくした生糸きいとを神前しんぜんに供そなえ、神かみ恩おんに感謝かんしゃする儀式ぎしき。祭壇さいだんの両りょう脇わきには白はく繭まゆ種しゅと黄き繭まゆ種しゅの繭まゆ飾かざりが立たてられ、収穫しゅうかくされた白糸しらいとと黄き糸いとの束たば、真綿まわたなどが供そなえられる。供物くもつの一ひとつが「五色ごしきの糸いと」で、絹糸けんしの束たば（綛かせ）をかたどっている。

歴代れきだい御ご世話せわ役やく・主任しゅにん

主任しゅにんは2か月げつ近ちかくを宮中きゅうちゅうで過すごす。助手じょしゅは群馬ぐんま県立けんりつ安中あんなか実業じつぎょう高等こうとう学校がっこうなど農業のうぎょう高校こうこうのOBが務つとめているという。かつては華族かぞくの子女しじょなどが作業さぎょうを手伝てつだっており、平成へいせい期きには秋篠宮あきしののみや家かの眞子しんじ内親王ないしんのうや佳子けいこ内親王ないしんのうが手伝てつだうこともあった。

• 田島たじま武平たけひら（1871年ねん） - 当時とうじ大蔵省おおくらしょう官吏かんりで、富岡とみおか製糸せいし場じょうの設置せっち主任しゅにん者しゃだった渋沢しぶさわ栄一えいいちの推薦すいせんにより世話せわ役やくとなる。養蚕ようさんが盛さかんだった群馬ぐんま県けん佐さ位い郡ぐん島村しまむら（現げん・伊勢崎いせざき市し）出身しゅっしんで、4人にんの婦人ふじん奉仕ほうし者しゃとともに参内さんだいした。
• 田島たじま弥平やへい（1872年ねん - 1873年ねん）
• 神戸こうべ禮れい二郎じろう（?年とし - ?年とし）
• 佐藤さとう好こう祐ゆう（1996年ねん - 2007年ねん3月がつ）
• 藤枝ふじえだ貴たか和わ（2007年ねん - ）

取とり扱あつかう種たね

合計ごうけいで12 - 15万まん頭とうのカイコを飼育しいくしている。

小石丸こいしまる（こいしまる）

純じゅん国産こくさん種しゅ。日にち中ちゅう交雑こうざつ種しゅなどの新しん品種ひんしゅに比くらべ繭まゆが小ちいさく、手間てまがかかることなどから次第しだいに飼育しいくされなくなり、宮中きゅうちゅうでも昭和しょうわ60年代ねんだいから飼育しいく中止ちゅうしが論議ろんぎされていたが、皇后こうごう美智子みちこの「もうしばらく古ふるいものを残のこしておきたいので、小石丸こいしまるを育そだててみましょう」との意向いこうで続つづけられることになった。その繭まゆから採とれた絹糸けんしは、古代こだいの糸いとに最もっとも似にているとして、正せい倉くら院いん宝物ほうもつの古代こだい裂きれ（こだいぎれ）の復元ふくげんや春日しゅんじつ権現ごんげん験けん記き絵えの修理しゅうりに用もちいられている。

白はく繭まゆ（はっけん）

日にち中ちゅう交雑こうざつ種しゅ。

黄き繭まゆ（こうけん）

欧おう中ちゅう交雑こうざつ種しゅ。

天蚕てんさん（てんさん）

日本にっぽん原産げんさんの野生やせい種しゅ。

御歌おうた・発言はつげん

• 真夜まよ（まよ）こめて秋蚕しゅうさん（あきご）は繭まゆをつくるらしただかすかなる音おとのきこゆる
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 時折ときおり（ときをり）に糸いと吐はかずをり薄うすき繭まゆの中なかなる蚕かいこ（かひこ）つかれしならむ
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 籠こもる蚕かいこ（こ）のなほも光ひかりに焦こげがるるごと終おわり（つひ）の糸いとかけぬたたずまひあり
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 音おとややにかすかになりて繭まゆの中野なかのしじまは深ふかく闇やみにまさらむ
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 夏なつの日ひに音おとたて桑くわを食しょく（は）みゐし蚕かいこ（こ）ら繭まゆごもり季き節ぶししづかに移うつる
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• いく眠ねむり過すごしし春はる蚕かいこ（ご）すでにして透とおる（とほ）る白しろさに糸いと吐はき初ぞめぬ
  • 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）、蚕かいこに関かんする皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 葉はかげなる天蚕てんさんはふかく眠ねむりゐて櫟くぬぎ（くぬぎ）のこずゑ風ふう渡わたりゆく
  • 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）、歌会うたかい始はじめ御題ぎょだい「風ふう」に対たいする皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• この年としも蚕かいこ（こ）飼（がひ）する日ひの近ちかづきて桑くわおほし立たつ五月晴さつきばれのもと
  • 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）、五月晴さつきばれに関かんする皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 初繭はつまゆを掻かきて手向たむけけむ長ながき年とし宮みや居きょ（ゐ）の蚕かいこ（こ）飼（がひ）君きみは目め（ま）守もり（も）りし
  • 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）、神戸こうべ禮れい二郎紅葉山御養蚕所主任をいたみて皇后こうごう美智子みちこの御歌おうた。
• 「約やく二にか月げつにわたる紅葉山もみじやまでの養蚕ようさんも、私わたしの生活せいかつの中なかで大切たいせつな部分ぶぶんを占しめています。毎年まいとし、主任しゅにんや助手じょしゅの人ひとたちに助たすけてもらいながら、一ひとつ一ひとつの仕事しごとに楽たのしく携たずさわっています。小石丸こいしまるという小粒こつぶの繭まゆが、正せい倉くら院いんの古代こだい裂きれの復元ふくげんに最もっともふさわしい現存げんそんの生糸きいととされ、御物ぎょもつの復元ふくげんに役立やくだてていただいていることを嬉うれしく思おもっています。」
  • 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）10月がつ20日はつか、誕生たんじょう日びに際きわする記者きしゃ会見かいけんにて、「プライベートの皇后こうごうさま」についての質問しつもんに対たいして、皇后こうごう美智子みちこ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 「皇室こうしつの20世紀せいき」編集へんしゅう部ぶ編へん『図説ずせつ　天皇てんのう家かのしきたり案内あんない』小学館しょうがくかん、2011年ねん
• 久能くのう靖やすし『知しられざる皇室こうしつー伝統でんとう行事ぎょうじから宮内庁くないちょうの仕事しごとまで』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、2019年ねん
• 「皇室こうしつ Our Imperial Family」編集へんしゅう部ぶ編へん『天皇てんのう・皇后こうごう両りょう陛下へいかご成婚せいこん60年ねん記念きねん　宮中きゅうちゅう季き節ぶしのお料理りょうり』扶桑社ふそうしゃ、2019年ねん
• 竹内たけうち正浩まさひろ『最後さいごの秘境ひきょう　皇居こうきょの歩あるき方かた』小学館しょうがくかん、2019年ねん
• 「皇室こうしつ The Imperial Family」編集へんしゅう部ぶ編へん『皇室こうしつ The Imperial Family　令れい和わ2年ねん秋あき88号ごう』扶桑社ふそうしゃ、2020年ねん
• 皇室こうしつ事典じてん編集へんしゅう委員いいん会かい編へん『皇室こうしつ事典じてん　令れい和わ版ばん』KADOKAWA、2019年ねん

外部がいぶリンク

• 皇后こうごう陛下へいかのご養蚕ようさん（2014年ねん2月がつ14日にち配信はいしん・全ぜん30分ふん） - 政府せいふインターネットテレビ
• 天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかのご日程にってい - 宮内庁くないちょう
  • 毎年まいとし4 - 6月がつなどのページに養蚕ようさんに関かんする日程にっていが明記めいきされている。