皇祖こうそ神しん

皇祖こうそ神しん（こうそしん）とは、天皇てんのうの祖そとされる神かみ。

概要がいよう

現在げんざいでは天てん照あきら大神おおがみを指さし、記紀ききによれば太陽たいようを神格しんかく化かした神かみである。『日本書紀にほんしょき』神代かみよ下かの冒頭ぼうとうでは高こう皇すめらぎ産さん霊れい尊みことを「皇祖こうそ」と記しるしている。

天孫てんそん降臨こうりん神話しんわの本来ほんらいの司令しれい者しゃはタカミムスビであり、天孫てんそん降臨こうりん神話しんわの原型げんけいはタカミムスビがホノニニギを降臨こうりんさせるという素朴そぼくな話はなしであり、これにアマテラス、オシホミミ、五部ごへ神しん、神器じんぎ、神かみ勅みことのりが後世こうせい加くわえられて現在げんざい伝つたわる形かたちの神話しんわとなったと言いわれる。 またタカミムスビは神祇官じんぎかん八はち神殿しんでん主神しゅしんとして、天皇てんのうの守護神しゅごじんとして、鎮魂ちんこん祭さい、祈年祭としごいのまつり、月次げつじ祭さいにも祭まつられており、皇室こうしつ本来ほんらいの氏神うじがみはタカミムスビであったことはまず間違まちがいないと言いわれている。

『日本書紀にほんしょき』敏さとし達たち天皇てんのう紀きには宮廷きゅうてい内ないに日ひ祀まつ部ぶの設置せっちが記しるされているが、これは神祇官じんぎかん以前いぜんの古ふるい祭まつり官かんであり、太陽たいよう神しんの祭祀さいしを司つかさどっていた。この太陽たいよう神しん祭祀さいしに朝鮮半島ちょうせんはんとうや、仁徳天皇にんとくてんのうの時代じだいの「ほむだの日ひの御子みこ、大だい雀すずめ・・」の歌うたに見みられる「日にちの御子みこの統治とうち」という思想しそうが合あわさり、大王だいおう家かの祖神そしんとしての太陽たいよう神しんが探さがし求もとめられるようになった。尾張おわり氏しのアマテル神しんや紀きの国造くにのみやつこ家かの日前ひくま神宮じんぐうも候補こうほとされたものの古ふるくから漁民ぎょみんによる太陽たいよう神しん信仰しんこうの篤あつい伊勢いせの度ど会かい氏しの奉ほうじる日ひ神かみ崇拝すうはいの地ちにアマテラスをまつったのが伊勢いせと宮廷きゅうていの交渉こうしょう記事きじの多おおくなる雄略ゆうりゃく朝あさと見みられている。 最初さいしょは守護神しゅごじん程度ていどであったものが、継つぎ体たい朝あさ頃ころから斎とき王おうが派遣はけんされたり、中ちゅう臣しんや忌部いむべの宮廷きゅうてい祭祀さいし氏族しぞくが度会わたらいや宇治うじ土ど公こうなどの土着どちゃく氏族しぞくの上うえに立たって祭祀さいしを管掌かんしょうしたりして皇祖こうそ神しんと化かしていったと言いわれる。

性別せいべつ

天てん照あきら大神おおがみは一般いっぱん的てきには女神めがみとされるが男神おかみ説せつもあり、通常つうじょうの結婚けっこんはせず、誓約せいやくによって素す戔嗚尊みことが産うんだ天てん忍しのぶ穂みのる耳みみ尊みことら五ご柱はしらの息子むすこを養子ようしにし、自みずからが産うんだ宗像むなかた三さん女神めがみを素もと戔嗚尊みことに与あたえたとされる。高こう皇すめらぎ産さん霊れい尊みことは男女だんじょが分わかれる以前いぜんの神かみとされるが男神おかみのようにも見みられ、『日本書紀にほんしょき』神代かみよ上じょうの末尾まつびによると千せん五ご百ひゃく座ざの児こを産うんだという。

神話しんわ学者がくしゃの松前まさき健けんによればアマテラスの原型げんけいは日本にっぽん各地かくちで祀まつられていたアマテル神しんであり、その多おおくは男神おかみとされていたという。 鎌倉かまくら時代じだいの通つう海上かいじょう人じん『大神宮だいじんぐう参詣さんけい記き』には伊勢いせ斎宮いつきのみやの寝所ねどこに天てん照あきら大神おおがみが通かよい御ご衾ふすまに蛇へびの鱗うろこをおとしていくという伝承でんしょうがあり、これを筑紫つくし申さる真しんは巫女ふじょとしての斎とき王おうと婚こんする男おとこ神しんとしての記憶きおくであると推定すいていした。 江戸えど時代じだいの度会わたらい延のべ経けいも皇すめらぎ大神宮だいじんぐうの北きたにある別宮べつく荒あら祭まつり宮みやの祭神さいじんアマザカルムカツヒメの名なはムカヒメすなわち正妻せいさいの意味いみであるとし、男神おかみとしての天てん照あきら大神だいじんの后きさき神しんであろうと推測すいそくしている。 近代きんだいにおいても折口おりぐち信夫しのぶはオホヒルメの原義げんぎは「日にち女おんな（ひるめ）」ではなく「日妻ひづま（ひるめ）」であり、太陽たいよう神しんの妻つまとして使つかえる巫女ふじょ、斎とき王おうを指さす言葉ことばであり、このイメージが祭神さいじんの姿すがたに投影とうえいされアマテラス即そくオオヒルメとなり女性じょせい化かしたものだろうと説とく。 他ほかにも津田つだ左右吉そうきち、筑紫つくし申さる真しん、岡田おかだ精きよし司し、松前まさき健けんもアマテラス男神おかみ説せつを説といている。

神代かみよ〜現げん皇室こうしつまでの系譜けいふ

• 各人かくじんの囲かこみ上部じょうぶの数字すうじは生年せいねんと没年ぼつねん、下部かぶの数字すうじは即位そくい年ねんと退位たいい年ねん、「前まえ」は紀元前きげんぜん、「?」は不ふ詳しょうを示しめす（すべて西暦せいれきによる。初期しょきの天皇てんのうの年代ねんだいは『日本書紀にほんしょき』により、考古学こうこがく的てきに不ふ確実かくじつなものを含ふくむ）。
• 太字ふとじは地神ちじん五ご代だいの神かみ々及および歴代れきだい天皇てんのう（神功じんぐう皇后こうごうを含ふくむ）の漢かん風ふう諡おくりな号ごう・追号ついごう、生なま没年ぼつねんに併記へいきされているのは諱いみな、斜体しゃたい字じは別名べつめい。
• 赤色あかいろの囲かこみは女性じょせいを示しめす。
• カッコ付つきの太ふとし数字すうじは天皇てんのうの代数だいすう。

天てん照あきら大神おおがみ

高こう皇すめらぎ産さん霊れい尊みこと

正せい哉吾勝しょう勝かち速そく日び天てん忍しのぶ穂みのる耳みみ尊みこと

栲たえ幡はた千せん千せん姫ひめ命いのち

天津てんしん彦彦火ひ瓊瓊杵きね尊みこと

彦火火ひ出で見み尊みこと

彦波瀲武鸕鶿草葺くさぶき不ふ合ごう尊みこと

前ぜん711-前ぜん585 神武じんむ天皇てんのう 前ぜん660–前まえ585(1)

前ぜん632-前ぜん549 綏靖天皇てんのう 前ぜん581–前まえ549(2)

前ぜん577-前ぜん510 安寧天皇あんねいてんのう 前ぜん549–前まえ510(3)

前ぜん553-前ぜん476 懿徳天皇てんのう 前ぜん510–前まえ476(4)

前ぜん506-前ぜん393 孝昭たかあき天皇てんのう 前ぜん475–前まえ393(5)

前ぜん427-前ぜん291 孝安たかやす天皇てんのう 前ぜん392–前まえ291(6)

前ぜん342-前ぜん215 孝こう靈れい天皇てんのう 前ぜん290–前まえ215(7)

前ぜん273-前ぜん158 孝こう元もと天皇てんのう 前ぜん214–前まえ158(8)

前ぜん208-前ぜん98 開化かいか天皇てんのう 前ぜん157–前まえ98(9)

前ぜん148-前ぜん29 崇たかし神かみ天皇てんのう 前ぜん97–前まえ29(10)

彦坐王おう

前ぜん68–紀元きげん後ご70 垂たれ仁じん天皇てんのう 前ぜん29–70(11)

前ぜん13–130 景けい行ぎょう天皇てんのう 71–130(12)

82?–113? 日本にっぽん武たけ尊たかし

84–191 成なり務つとむ天皇てんのう 131–191(13)

148? –200 仲哀ちゅうせつ天皇てんのう 192–200(14)

170-269 神功じんぐう皇后こうごう 摂政せっしょう 201–269

200-310 應神天皇おうじんてんのう 270–310(15)

257–399 仁徳天皇にんとくてんのう 313–399(16)

稚やや野毛のげ二に派は皇子おうじ

336? –405 履中天皇りちゅうてんのう 400–405(17)

336? –410 反はん正せい天皇てんのう 406–410(18)

376? –453 允恭天皇いんぎょうてんのう 413–453(19)

忍しのぶ坂大ばんだい中姫なかひめ

意い富とみ富とみ杼ひ王おう

市辺いちのべ押磐皇子おうじ

401-456 安康天皇あんこうてんのう 454–456(20)

418-479 雄略天皇ゆうりゃくてんのう 456–479(21)

乎非王おう

440-484 飯豊青皇女いいとよあおのひめみこ 臨朝秉政 484

大だい脚あし 449-498 仁賢天皇にんけんてんのう 488–498(24)

450-487 顯宗けんそう天皇てんのう 484–487(23)

444-484 清せい寧やすし天皇てんのう 480–484(22)

彦主人じん王おう

489-507 武たけ烈れつ天皇てんのう 498–507(25)

手て白しろ香が皇女おうじょ

450-531 繼つぎ體たい天皇てんのう 507–531(26)

509-571 欽明天皇てんのう 540–571(29)

465-536 安閑天皇あんかんてんのう 531–536(27)

高田たかだ 467-539 宣せん化か天皇てんのう 536–539(28)

538-585 敏さとし達たち天皇てんのう 572–585(30)

額田ぬかた部ぶ 554-628 推古天皇すいこてんのう 593–628(33)

540? -587 用よう明天めいてん皇すめらぎ 585–587(31)

泊とまり瀬部せべ 　553? –592 崇たかし峻たかし天皇てんのう 587–592(32)

押坂彦人大兄たいけい皇子おうじ

574-622 厩戸皇子うまやどのおうじ （聖徳太子しょうとくたいし） 摂政せっしょう 593-622

茅かや渟王

軽けい 596-654 孝徳天皇こうとくてんのう 645–654(36)

宝たから 594-661 皇すめらぎ極ごく天皇てんのう 642–645(35) 齊ひとし明天めいてん皇すめらぎ 654–661(37)

田村たむら 593-641 舒明天皇てんのう 629–641(34)

葛城かつらぎ 626-672 天智天皇てんぢてんのう 661–672(38)

大友おおとも 648-672 弘文天皇こうぶんてんのう 672(39)

鸕野讚たたえ良よ 645-701 持もち統すべ天皇てんのう 690–697(41)

大だい海人あま 631?-686 天武天皇てんむてんのう 672-686(40)

668?–716 志貴しき皇子おうじ （春日かすが宮みや天皇てんのう）

阿おもね閇 661-721 元明もとあき天皇てんのう 707-715(43)

662–689 草壁皇子くさかべのおうじ （岡宮おかみや天皇てんのう）

676–735 舎人親王とねりしんのう （崇道尽敬皇帝すどうじんけいこうてい）

氷こおり高だか 680-748 元正がんしょう天皇てんのう 715–724(44)

珂瑠 683-707 文武ぶんぶ天皇てんのう 697–707(42)

大炊おおい 733-765 淳仁天皇じゅんにんてんのう 758–764(47)

首くび 701-756 聖武天皇しょうむてんのう 724-749(45)

？ -790 高野たかの新しん笠かさ

白壁しらかべ 709-782 光ひかり仁じん天皇てんのう 770–781(49)

717–775 井上いのうえ内親王ないしんのう

阿倍あべ 718-770 孝こう謙けん天皇てんのう 749–758(46) 称しょう徳とく天皇てんのう 764–770(48)

山部やまべ 737-806 桓武かんむ天皇てんのう （柏原かしわばら帝みかど） 781–806(50)

750?–785 早良親王さわらしんのう （崇道天皇すどうてんのう）

安あん殿どの 774-824 平城ひらじろ天皇てんのう （奈良なら帝みかど） 806–809(51)

神野かみの 786-842 嵯峨天皇さがてんのう 809–823(52)

大伴おおとも 786-840 淳和天皇じゅんなてんのう （西院さいいん帝みかど） 823–833(53)

正良まさよし 810-850 仁明天皇にんみょうてんのう （深草ふかくさ帝みかど） 833–850(54)

道みち康やすし 827-858 文徳ふみのり天皇てんのう （田た邑帝） 850–858(55)

時どき康やすし 830-887 光孝みつたか天皇てんのう （小松こまつ帝みかど） 884–887(58)

惟おもんみ仁じん 850-880 清和せいわ天皇てんのう （水尾みずお帝みかど） 858–876(56)

定じょう省しょう 867-931 宇多天皇うだてんのう 887–897(59)

貞明ていめい 869-949 陽成ようぜい天皇てんのう 876–884(57)

敦あつし仁じん 885-930 醍醐天皇だいごてんのう 897–930(60)

寛明ひろあき 923-952 朱雀すざく天皇てんのう 930–946(61)

成明しげあき 926-967 村上むらかみ天皇てんのう 946–967(62)

憲けん平ひら 950-1011 冷泉れいせん天皇てんのう 967–969(63)

守まもり平ひらめ 959-991 圓融天皇えんゆうてんのう 969–984(64)

師し貞さだ 968-1008 花山はなやま天皇てんのう 984–986(65)

居きょ貞さだ 976-1017 三條さんじょう天皇てんのう 1011–1016(67)

懐ふところ仁じん 980-1011 一條天皇いちじょうてんのう 986–1011(66)

1013-1094 禎子さだこ内親王ないしんのう

敦あつし良りょう 1009-1045 後こう朱雀すざく天皇てんのう 1036–1045(69)

敦あつし成なり 1008-1036 後一條天皇ごいちじょうてんのう 1016–1036(68)

尊みこと仁じん 1034-1073 後三條ごさんじょう天皇てんのう 1068–1073(71)

親仁おやじ 1025-1068 後冷泉天皇ごれいぜいてんのう 1045–1068(70)

貞仁さだひと 1053-1129 白河天皇しらかわてんのう 1073–1087(72)

善仁よしひと 1079-1107 堀河ほりかわ天皇てんのう 1087–1107(73)

宗そう仁ひとし 1103-1156 鳥羽天皇とばてんのう 1107–1123(74)

顕あらわ仁じん 1119-1164 崇徳天皇すとくてんのう 1123–1142(75)

雅まさ仁ひとし 1127-1192 後白河天皇ごしらかわてんのう 1155–1158(77)

憲仁のりひと 1161-1181 高倉天皇たかくらてんのう 1168–1180(80)

守まもり仁じん 1143-1165 二條天皇にじょうてんのう 1158–1165(78)

1140-1202 藤原ふじわら多子おいご

体からだ仁じん 1139-1155 近衞天皇このえてんのう 1142–1155(76)

1179-1223 守まもり貞さだ親王しんのう （後ご高倉たかくら院いん）

言げん仁じん 1178-1185 安徳天皇あんとくてんのう 1180–1185(81)

尊みこと成なり 1180-1239 後鳥羽ごとば天皇てんのう 1185–1198(82)

順じゅん仁じん 1164-1176 六ろく條じょう天皇てんのう 1165–1168(79)

茂しげる仁じん 1212-1234 後こう堀河ほりかわ天皇てんのう 1221–1232(86)

為ため仁じん 1196-1231 土御門天皇つちみかどてんのう 1198–1210(83)

守成しゅせい 1197-1242 順徳天皇じゅんとくてんのう 1210–1221(84)

秀仁ひでひと 1231-1242 四條しじょう天皇てんのう 1232–1242(87)

邦仁くにひと 1220-1272 後こう嵯峨天皇さがてんのう 1242–1246(88)

懐ふところ成なり 1218-1234 仲恭天皇ちゅうきょうてんのう 1221(85)

1242-1274 宗尊親王むねかたしんのう 1252-1266(鎌倉かまくら将軍しょうぐん6)

久仁くに 1243-1304 後深草天皇ごふかくさてんのう 1246–1260(89)

恒仁つねひと 1249-1305 龜山天皇かめやまてんのう 1260–1274(90)

1264-1326 惟おもんみ康かん親王しんのう 1266-1289(鎌倉かまくら将軍しょうぐん7)

熈仁 1265-1317 伏見天皇ふしみてんのう 1287–1298(92)

1279-1308 久明ひさあき親王しんのう 1289-1308(鎌倉かまくら将軍しょうぐん8)

世よ仁じん 1267-1324 後こう宇多天皇うだてんのう 1274–1287(91)

胤たね仁じん 1288-1336 後こう伏見天皇ふしみてんのう 1298–1301(93)

富とみ仁じん 1297-1348 花園天皇はなぞのてんのう 1308–1318(95)

1301-1333 守まもり邦くに親王しんのう 1308-1333(鎌倉かまくら将軍しょうぐん9)

邦治くにじ 1285-1308 後こう二條天皇にじょうてんのう 1301–1308(94)

尊みこと治ち 1288-1339 後醍醐天皇ごだいごてんのう 1318–1339(96)

量りょう仁じん 1313-1348 光ひかり厳げん天皇てんのう 1332–1334(北朝ほくちょう1)

豊仁とよひと 1322-1380 光明こうみょう天皇てんのう 1336–1348(北朝ほくちょう2)

義良のりなが 1328-1368 後村上天皇ごむらかみてんのう 1339-1368(97)

1308-1335 護良親王もりよししんのう 征夷大将軍せいいたいしょうぐん 1333-1334

1326-1338/1344 成良親王なりながしんのう 征夷大将軍せいいたいしょうぐん 1334-1338

興きょう仁じん 1334-1398 崇たかし光こう天皇てんのう 1348–1351(北朝ほくちょう3)

弥わたる仁じん 1336-1374 後光ごこう嚴げん天皇てんのう 1352–1371(北朝ほくちょう4)

寛成かんせい 1343-1394 長慶天皇ちょうけいてんのう 1368–1383(98)

熙成 1350?-1424 後こう龜山天皇かめやまてんのう 1383-1392(99)

1351-1416 伏見ふしみ宮栄みやさかえ仁じん親王しんのう

緒いとぐち仁じん 1339-1393 後こう圓融天皇えんゆうてんのう 1371–1382(北朝ほくちょう5)

参照さんしょう: 南朝なんちょう、北朝ほくちょう

1372-1456 伏見ふしみ宮みや貞さだ成なり親王しんのう （後ご崇たかし光ひかり院いん）

幹みき仁じん 1377-1433 後こう小松こまつ天皇てんのう 1382-1392(北朝ほくちょう6) 1392–1412(100)

彦仁 1419-1471 後こう花園天皇はなぞのてんのう 1428–1464(102)

躬仁 1401-1428 称しょう光こう天皇てんのう 1412–1428(101)

成仁しげひと 1442-1500 後こう土御門天皇つちみかどてんのう 1464–1500(103)

勝かつ仁ひとし 1464-1526 後こう柏原かしわばら天皇てんのう 1500–1526(104)

知ち仁じん 1497-1557 後こう奈良なら天皇てんのう 1526–1557(105)

方ほう仁ひとし 1517-1593 正親町おおぎまち天皇てんのう 1557–1586(106)

1552-1586 誠まこと仁じん親王しんのう （陽光ようこう院いん）

和仁わに 1572-1617 後こう陽成ようぜい天皇てんのう 1586–1611(107)

政仁まさひと 1596-1680 後水尾天皇ごみずのおてんのう 1611–1629(108)

興きょう子こ 1624-1696 明正めいせい天皇てんのう 1629-1643(109)

紹仁 1633-1654 後こう光明こうみょう天皇てんのう 1643–1654(110)

良仁よしひと 1638-1685 後こう西にし天皇てんのう 1655–1663(111)

識仁 1654-1732 靈れい元もと天皇てんのう 1663–1687(112)

朝仁あさに 1675-1710 東山ひがしやま天皇てんのう 1687–1709(113)

1704-1753 閑院宮みや直ただし仁じん親王しんのう

慶けい仁じん 1702-1737 中御門天皇なかみかどてんのう 1709–1735(114)

昭仁あきひと 1720-1750 櫻さくら町まち天皇てんのう 1735–1747(115)

1733-1794 閑院宮みや典のり仁じん親王しんのう （慶けい光こう天皇てんのう）

遐仁 1741-1762 桃園ももぞの天皇てんのう 1747–1762(116)

智子さとこ 1740-1813 後こう櫻さくら町まち天皇てんのう 1762–1771(117)

英えい仁じん 1758-1779 後こう桃園ももぞの天皇てんのう 1771–1779(118)

1780-1843 勧修寺かんしゅうじ婧子

師し仁じん 1771-1840 光ひかり格かく天皇てんのう 1780–1817(119)

1779-1846 欣子きんこ内親王ないしんのう

恵めぐみ仁じん 1800-1846 仁孝天皇にんこうてんのう 1817–1846(120)

統すべ仁じん 1831-1867 孝明天皇こうめいてんのう 1846–1867(121)

睦むつみ仁じん 1852-1912 明治天皇めいじてんのう 1867–1912(122)

嘉よしみ仁じん 1879-1926 大正天皇たいしょうてんのう 1912–1926(123)

裕仁ひろひと 1901-1989 昭和しょうわ天皇てんのう 摂政せっしょう 1921-1926 1926–1989(124)

明仁あきひと 1933- 上皇じょうこう 1989–2019(125)

徳とく仁じん 1960- 今上きんじょう天皇てんのう 2019– (126)

1965- 秋篠宮あきしののみや文ぶん仁じん親王しんのう

1969- 黒田くろだ清子きよこ

2001- 愛子あいこ内親王ないしんのう

1991- 小室こむろ眞子しんじ

1994- 佳子けいこ内親王ないしんのう

2006- 悠ゆう仁じん親王しんのう

参考さんこう文献ぶんけん

• 松前まさき健けん『日本にっぽん神話しんわの謎なぞがよくわかる本ほん』大和やまと書房しょぼう、2007年ねん12月30日にち。 

関連かんれん項目こうもく

• 地神ちじん五ご代だい