(Translated by https://www.hiragana.jp/)
JR九州YC1系気動車 - Wikipedia コンテンツにスキップ

JR九州きゅうしゅうYC1けい気動車きどうしゃ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
JR九州きゅうしゅうYC1けい気動車きどうしゃ
佐世保線させぼせんはしるYC1けい気動車きどうしゃ
(2023ねん1がつ 北方きたかたえき - 大町おおまちえきあいだ
基本きほん情報じょうほう
運用うんようしゃ 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう
製造せいぞうしょ 川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう車両しゃりょうカンパニー→川崎かわさき車両しゃりょう
製造せいぞうねん 2018ねん - 2027ねん予定よてい)
製造せいぞうすう 1編成へんせい2りょう(0番台ばんだい
2編成へんせい4りょう(100番台ばんだい
+増結ぞうけつよう4りょう(1100番台ばんだい
19編成へんせい38りょう(200番台ばんだい
運用うんよう開始かいし 2020ねん3月14にち[1][2][3]
投入とうにゅうさき 佐世保線させぼせん佐世保させぼ - 江北こうほく
大村線おおむらせん早岐はいき - 諫早いさはや
長崎本線ながさきほんせん小長井こながい - 長崎ながさき
きゅうせん長与ながよ経由けいゆ)をふく
主要しゅようしょもと
編成へんせい 2りょう編成へんせい
軌間きかん 1,067 mm狭軌きょうき
最高さいこう運転うんてん速度そくど 110 km/h
設計せっけい最高さいこう速度そくど 110 km/h [4]
起動きどう加速度かそくど 2.3 [5] km/h/s
減速げんそく常用じょうよう 4.2 [5] km/h/s
減速げんそく非常ひじょう 4.2 [5] km/h/s
編成へんせい定員ていいん 232にん(0番台ばんだい/うち座席ざせき定員ていいん76にん[4]
235にん(100,200番台ばんだい/うち座席ざせき定員ていいん72にん
車両しゃりょう定員ていいん 110にん(M’c/0番台ばんだい
122にん(Mc/1000番台ばんだい
112にん(M’c/100,200番台ばんだい
123にん(Mc/1100,1200番台ばんだい
自重じちょう 39.7t(M'c)
39.4t(Mc)
編成へんせい重量じゅうりょう 79.1 t
全長ぜんちょう 20,000 mm
車体しゃたいちょう 19,500 mm
全幅ぜんぷく 2,800 mm
ぜんこう 4,046 mm
ゆかめんだか 1,140 mm
車体しゃたい 軽量けいりょうステンレスefACE
台車だいしゃ タンデム式台しきだいしゃ
DT411K(M)・TR411K(T)
車輪しゃりんみち 810 mm
固定こていじく 2,100 mm
動力どうりょく伝達でんたつ方式ほうしき WN駆動くどう方式ほうしき
機関きかん SA6D140HE-3ちょく噴式直列ちょくれつ6気筒きとうディーゼルエンジン
機関きかん出力しゅつりょく 450PS
発電はつでん DM601Kかたち 開放かいほうがた強制きょうせい通風つうふう方式ほうしきかごけい誘導ゆうどう発電はつでん
しゅ電動でんどう ぜん閉自ひやしき誘導ゆうどう電動でんどう MT407K
しゅ電動でんどう出力しゅつりょく 95kw×2
歯車はぐるま 6.5
制御せいぎょ方式ほうしき PWMコンバータ+PWMインバータ制御せいぎょ
制動せいどう装置そうち 回生かいせい発電はつでん併用へいよう電気でんき指令しれいしき空気くうきブレーキ
直通ちょくつう予備よびブレーキ
おう荷重かじゅう排気はいきそもそもそく
保安ほあん装置そうち ATS-SKがた
ATS-DKがた
EB装置そうち
列車れっしゃ防護ぼうご無線むせん装置そうち
備考びこう 出典しゅってん交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン 2019ねん3がつごう
テンプレートを表示ひょうじ

YC1けい気動車きどうしゃ(YC1けいきどうしゃ)は、2018ねん平成へいせい30ねん)に登場とうじょうした九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう(JR九州きゅうしゅう)の一般いっぱんがた気動車きどうしゃ[ちゅう 1]ディーゼル・エレクトリック方式ほうしきシリーズ・ハイブリッド車両しゃりょう[2]

概要がいよう

[編集へんしゅう]

JR九州きゅうしゅう821けい電車でんしゃともに「やさしくて力持ちからもちの鉄道てつどう車両しゃりょう」と銘打めいうって導入どうにゅうする、同社どうしゃはつのハイブリッド車両しゃりょう[4]である。従来じゅうらい形式けいしき称号しょうごうとはまったことなる「YC1けい」というあらたな系列けいれつめい付与ふよされたが、この「YC」という形式けいしきめい開発かいはつコンセプトである「やさしくて力持ちからもち(Yasashikute Chikaramochi)」の頭文字かしらもじをとったものである[4]

ディーゼル・エレクトリック方式ほうしき採用さいよう蓄電池ちくでんち併用へいようによりしょうエネ効率こうりつ両立りょうりつ目指めざした車両しゃりょうで、国鉄こくてつ時代じだい製造せいぞうされたキハ66・67けいキハ40系列けいれつくらべて燃料ねんりょう消費しょうひりょうやく2わり削減さくげんし、さらに液体えきたい変速へんそくはた推進すいしんじくといった液体えきたいしき気動車きどうしゃ特有とくゆう回転かいてん部品ぶひんのメンテナンスにようするコストの削減さくげん念頭ねんとういた[9]。JR九州きゅうしゅう鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶふく本部ほんぶちょう福永ふくなが嘉之よしゆき将来しょうらいてきには液体えきたいしき気動車きどうしゃをディーゼル・エレクトリック方式ほうしきえて標準ひょうじゅんすすめる意向いこうであるとべている[9]

量産りょうさん先行せんこうしゃが0番台ばんだい+1000番台ばんだい量産りょうさんしゃが100番台ばんだい+1100番台ばんだいおよび200番台ばんだい+1200番台ばんだいの、いずれもかた運転うんてんだいの2りょういちくみ編成へんせいむ。

車両しゃりょう概説がいせつ

[編集へんしゅう]

車体しゃたい

[編集へんしゅう]

どう時期じき並行へいこうして開発かいはつ投入とうにゅうされた821けい様々さまざま部分ぶぶん共通きょうつうはかられており、前部ぜんぶ標識ひょうしき後部こうぶ標識ひょうしき行先ゆくさき表示ひょうじ空調くうちょう設備せつびは821けい共通きょうつうのものが搭載とうさいされている[4]正面しょうめんは821けい同様どうよう車体しゃたい断面だんめん縁取へりと部分ぶぶんLEDライトまれ、前部ぜんぶ標識ひょうしき後部こうぶ標識ひょうしき補助ほじょてき役割やくわりたす。なお、車体しゃたい断面だんめんは821けいことなりストレートとなっている。

車体しゃたい軽量けいりょうステンレスせいで、片側かたがわ3かしょ両開りょうびらとびらもうけられている。乗務じょうむいんしつおよび乗降じょうこうとびらにはアクセントカラーとしてオレンジしょくはいる。

また、0番台ばんだいと1000番台ばんだい、100番台ばんだいと1100番台ばんだいこうがわ連結れんけつにも電気でんき連結れんけついており、ほかの2りょう編成へんせいのYC1けい連結れんけつして、2+1りょうの3りょう編成へんせいでの運行うんこう可能かのうとなっている。200番台ばんだい・1200番台ばんだいこうがわ連結れんけつはん固定こてい連結れんけつとなっているため、分割ぶんかつしての運転うんてん不可能ふかのうとなっている。

内装ないそう

[編集へんしゅう]

乗降じょうこうとびらは1りょうあたり片側かたがわ2かしょであったキハ66・67けいよりもかずやされている。乗降じょうこうとびらしボタンしき開閉かいへいドア(スマートドア)とされ[ちゅう 2]車体しゃたい外側そとがわとびらりょうわき下部かぶにはホーム足元あしもとらすライトが設置せっちされている。また、乗降じょうこうこう段差だんさ解消かいしょうされ、バリアフリーはかられている。量産りょうさん先行せんこうしゃには821けいおなじくドアじょうに「マルチサポートビジョン(MSV)」が設置せっちされていたが、のち撤去てっきょされている。

座席ざせきは、0/1000番台ばんだい車体しゃたいがわ一方いっぽう車体しゃたい中央ちゅうおう一方いっぽう大型おおがたテーブルをそなえた2人ふたりけの固定こていしきクロスシート(ボックスシート)、その反対はんたいがわとその座席ざせき部分ぶぶんとびら横部よこべのみヘッドレストをそなけたロングシートわせたセミクロスシートとなっているが、100/200/1100/1200番台ばんだいではとびらあいだ座席ざせきはハイバックがたロングシートとし、くるまはしの1区画くかくのみ固定こていしきクロスシートが設置せっちされ、0/1000番台ばんだいにあった大型おおがたテーブルは省略しょうりゃくされている。トイレよこ区画くかくかんしても0番台ばんだいでは1人ひとりけのテーブルづけボックスシートが2区画くかく設置せっちされていたが、100/200番台ばんだいではトイレのかいがわ座席ざせき設置せっちされず、当該とうがい空間くうかんすべ通路つうろたてせき変更へんこうされた。クロスシートはロングシート4せきぶんはばわせて寸法すんぽうられているため、1,840mmの広々ひろびろとしたシートピッチで設計せっけいされているが、通路つうろがわ肘掛ひじかけが省略しょうりゃくされている。

最前さいぜんとびら横部よこべのロングシートのうち、車体しゃたい左右さゆうそれぞれ3にんぶん優先ゆうせんせきとされている。

トイレ車椅子くるまいすでの利用りよう対応たいおうした大型おおがたのもので、長崎ながさきかたの0/100/200番台ばんだい車両しゃりょうもうけられている。設置せっち場所ばしょくるまはしではなくとびらあいだもうけられ、このとびらあいだにはまどもうけられない。

0番台ばんだい1人ひとりよう座席ざせきからこうがわ空間くうかん前述ぜんじゅつの100/200番台ばんだいのトイレよこたてせき部分ぶぶん車椅子くるまいすようスペースとしても使つかわれており、まど壁面へきめんには介助かいじょしゃようちいさいりたたみ腰掛こしかけが1つ格納かくのうされている。

車内しゃない乗務じょうむいんしつ(運転うんてんせき)付近ふきんみぎじょう液晶えきしょうディスプレイしき車内しゃない案内あんない表示ひょうじ装置そうちが、車外しゃがいにはフルカラーLEDしき行先いきさき案内あんない表示ひょうじ設置せっちされており、これらの表示ひょうじ装置そうち日本語にほんご英語えいご中国ちゅうごく韓国かんこくの4かこく対応たいおうする。

0番台ばんだいと100・200番台ばんだいのそれぞれの車内しゃないとしてほかに、0番台ばんだいゆかやテーブル、荷物にもつだなうら車内しゃない広告こうこくわく使つかっているのにたいし、100・200番台ばんだいゆか305けい,819けい,821けい同様どうようのQRコードじょう模様もようがらにして、荷物にもつだな統一とういつ素材そざいにするなどの差異さいがある。

乗務じょうむいんしつにはJR九州きゅうしゅう気動車きどうしゃでははじめて、ワンハンドルマスコンを採用さいようした。

動力どうりょく関係かんけい

[編集へんしゅう]
しゅ回路かいろおおまかなシステム構成こうせい

ディーゼルエンジン発電はつでん駆動くどうさせてさんそう交流こうりゅう電力でんりょく発生はっせいさせ、モーター回転かいてんさせて走行そうこうするディーゼル・エレクトリック方式ほうしき車両しゃりょうであるが、YC1けい特徴とくちょうとして、「蓄電池ちくでんち搭載とうさいがたディーゼルエレクトリック」とばれるシステムを採用さいようしたいわゆる「ハイブリッド車両しゃりょう」(シリーズしきハイブリッド)となっている。

これは屋上おくじょう蓄電池ちくでんち搭載とうさいし、発電はつでん電力でんりょく一部いちぶ回生かいせいブレーキ発生はっせいした電力でんりょくたくわえて活用かつようすることで効率こうりつてき走行そうこう実現じつげんするシステムで、これによりキハ66・67けい比較ひかくして燃料ねんりょう消費しょうひりょうをおよそ20%らしている[4]えき発車はっしゃ蓄電池ちくでんちからの給電きゅうでん加速かそくし、速度そくどがおよそ30〜40km/h付近ふきんえるとディーゼルエンジンが起動きどうする。また走行そうこうさい、惰行運転うんてんちゅうはエンジン出力しゅつりょくちた状態じょうたいとなるが、さい加速かそくさせる(アクセルノッチをれる)と出力しゅつりょくふたたがる。えき停車ていしゃちゅうはアイドリングストップ状態じょうたいとなり、えき停車ていしゃちゅう蓄電ちくでんりょうがると自動じどうでエンジンが起動きどう充電じゅうでんはじめ、一定いっていりょう蓄電ちくでんされるとエンジンが停止ていししてふたたびアイドリングストップ状態じょうたいとなる。

まんいちエンジンが故障こしょうしたさいも、室内しつないとう一部いちぶ消灯しょうとう冷暖房れいだんぼうったうえで、くるま蓄電池ちくでんちざん電力でんりょく故障こしょう当該とうがいしゃ以外いがい車両しゃりょうのまだきているエンジンからの給電きゅうでんにて運行うんこう続行ぞっこう可能かのうである。そのさい走行そうこうようモーターの駆動くどうまっているためしゃ動力どうりょくによる牽引けんいん状態じょうたいとなる。

運用うんよう

[編集へんしゅう]

2020ねんれい2ねん3月14にちダイヤ改正かいせいより、佐世保線させぼせん佐世保させぼ - 早岐はいき)、大村線おおむらせん長崎本線ながさきほんせん諫早いさはや - 長崎ながさききゅうせんふくむ)で営業えいぎょう運転うんてん開始かいしした[1][2][3]

2021ねん7がつ以降いこう長崎ながさき地区ちくのJR電化でんか区間くかんにおける定期ていき列車れっしゃ基本きほんてきほん形式けいしき運用うんようされている。朝夕ちょうせき一部いちぶ列車れっしゃは2編成へんせいを併結させた4りょう編成へんせいで、その昼夜ちゅうや一部いちぶ列車れっしゃは3りょう編成へんせい運用うんようされている。2021ねん10がつより信用しんよう乗車じょうしゃ方式ほうしき採用さいようしており、ほん形式けいしき運用うんようされる列車れっしゃ編成へんせいすうかかわらずワンマン運転うんてんとなっている(終日しゅうじつ有人ゆうじんえきでもドアは自動じどうひらかず、きゃく自分じぶんでドアよこのボタンをしてける。異常いじょうには車掌しゃしょう乗務じょうむ)。この時期じき前後ぜんごして前面ぜんめん縁取へりとにあるLEDは点灯てんとうりやめている。2022ねん2がつ上旬じょうじゅんごろから、長崎ながさき地区ちくから6りょう編成へんせい熊本くまもと車両しゃりょうセンターへ疎開そかい回送かいそうされた。

2022ねん4がつからの有田ありた陶器とうきごう長崎ながさきじょう有田ありた)ではそれまでのキハ200けい・キハ220けいならびにキハ66・67けいわってほん系列けいれつ使用しようされており(キハ200けい・キハ220けいは、2021ねん3がつ11にちもっ長崎ながさき地区ちく運転うんてんえ、大分おおいた熊本くまもと鹿児島かごしま転属てんぞく、キハ66・67けいは、同年どうねん6がつ30にちもっ運転うんてん終了しゅうりょうし、熊本くまもとけん八代やしろえき川尻かわじりえき付近ふきん留置とめおきせん疎開そかいしている)、佐世保線させぼせん早岐はいきじょう有田ありた回送かいそうさんあいだざかまで)へもれている。

2022ねん9がつ23にちより、電化でんか区間くかんとなる長崎ながさき本線ほんせん肥前ひぜんはま - 諫早いさはやあいだのうち、諫早いさはや - 小長井こながいあいだ一部いちぶ列車れっしゃにも運用うんよう拡大かくだいした。また、佐世保線させぼせん江北こうほく - 早岐はいきあいだでも運用うんようされるようになった[11]

沿革えんかく

[編集へんしゅう]
  • 2018ねん平成へいせい30ねん
  • 2019ねん平成へいせい31ねん3月4にち早岐はいきえき - 吉野ケ里よしのがり公園こうえんえきあいだ試運転しうんてんおこなわれる[14]
  • 2020ねんれい2ねん
    このとき甲種こうしゅ輸送ゆそう両日りょうじつとも200番台ばんだい2編成へんせい4りょうと100番台ばんだいトイレなし車両しゃりょう(1100ばん)2りょうおこなわれた[16][17]
    • 11月16にち追加ついか量産りょうさんしゃ6りょう(200番台ばんだい3編成へんせい6りょう)が川崎重工かわさきじゅうこう兵庫ひょうご工場こうじょうから小倉おぐら総合そうごう車両しゃりょうセンターまで甲種こうしゅ輸送ゆそうされる[18]
    • 8がつ6にち:YC1けいによる3りょう編成へんせい列車れっしゃ一部いちぶ運転うんてん開始かいし
  • 2021ねんれい3ねん
    • 3月12にちキハ200・220かたち長崎ながさき本線ほんせんきゅうせん長与ながよ経由けいゆおよ大村線おおむらせん定期ていき運用うんよう終了しゅうりょうともない、3りょう編成へんせい列車れっしゃがYC1けい統一とういつされたが、4りょう編成へんせい運転うんてんつづき、キハ66・67かたち運転うんてんとなる。
    • 6月30にち:YC1けいによる4りょう編成へんせい列車れっしゃ運転うんてん開始かいし
    • 7がつ1にち:キハ66・67かたち長崎本線ながさきほんせんきゅうせん長与ながよ経由けいゆおよ大村線おおむらせん定期ていき運用うんよう列車れっしゃ終了しゅうりょうともない、4りょう編成へんせい列車れっしゃおよ長崎本線ながさきほんせんきゅうせん長与ながよ経由けいゆ)・大村おおむらせん定期ていき運用うんよう列車れっしゃがすべてYC1けい統一とういつされた。
    • 10月1にち:YC1けいによる3・4りょうワンマン運転うんてん開始かいし
  • 2022ねん (れい4ねん)
    • 1がつ17にち量産りょうさんしゃ(200番台ばんだいが2編成へんせい、100番台ばんだいが1編成へんせい)が投入とうにゅうされた。
    • 4がつ29にち - 5月5にち:キハ200・220かたち、キハ66・67かたち運転うんてんされていた臨時りんじ快速かいそく有田ありた陶器とうきごうがすべてYC1けいえられる
    • 9月23にち長崎ながさき本線ほんせん諫早いさはや - 小長井こながいあいだ佐世保線させぼせん江北こうほく - 早岐はいきあいだでの運用うんよう開始かいし

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 車内しゃない設備せつび性能せいのうめんなど、基本きほん設計せっけい着目ちゃくもくすれば近郊きんこうがたとされるが[6]近郊きんこうがた国鉄こくてつ・JRのしん性能せいのう電車でんしゃ独自どくじ概念がいねんであり、気動車きどうしゃについては厳密げんみつ意味いみ近郊きんこうがた分類ぶんるいされる車両しゃりょうではないことと(近郊きんこうがた車両しゃりょう#気動車きどうしゃ参照さんしょう)、通勤つうきんがた近郊きんこうがたとして製作せいさくされた車両しゃりょうであっても電車でんしゃとはことなり、運用うんようじょう区別くべつ明確めいかくでなく、慣例かんれいてき一般いっぱんがたのカテゴリにくくられ[7][8]通勤つうきんがた近郊きんこうがた広義こうぎでは一般いっぱんがた一種いっしゅであるため(一般いっぱんがた車両しゃりょう (鉄道てつどう)参照さんしょう)、ほんこうでは一般いっぱんがたとする。
  2. ^ 新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだい防止ぼうし対策たいさくとして、運行うんこう開始かいしから当面とうめんあいだ使用しようせず、乗務じょうむいんによるドアの開閉かいへいとしている[10]

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c 新型しんがた車両しゃりょう 蓄電池ちくでんち搭載とうさいがたディーゼルエレクトリック車両しゃりょう YC1けい運行うんこう開始かいししました』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう、2020ねん3がつ14にちオリジナルの2021ねん10がつ23にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211023120425/https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2020/03/14/200314_YC1_debut.pdf2021ねん10がつ25にち閲覧えつらん 
  2. ^ a b c d 新型しんがた車両しゃりょう投入とうにゅうし、通勤つうきん通学つうがくをより快適かいてきにします ダイヤをよりわかりやすく利用りようしやすくします』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう、2019ねん12月13にち、3ぺーじオリジナルの2019ねん12月24にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191224235633/http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2019/12/13/201912132020harusingatasyaryoudounyuusimasu.pdf2020ねん3がつ29にち閲覧えつらん 
  3. ^ a b c しょうエネ新型しんがた車両しゃりょうYC1けい 長崎ながさき佐世保させぼ営業えいぎょう運転うんてん開始かいし. 長崎ながさき新聞しんぶん (長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ). (2020ねん3がつ16にち). オリジナルの2020ねん4がつ8にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200408133429/https://this.kiji.is/612088503782851681 2020ねん4がつ8にち閲覧えつらん 
  4. ^ a b c d e f g 九州きゅうしゅうあかるくらす次世代じせだい車両しゃりょう誕生たんじょうします!!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう、2018ねん1がつ26にちオリジナルの2020ねん3がつ19にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200319053530/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/01/26/180126_001821_1.pdf2020ねん3がつ29にち閲覧えつらん 
  5. ^ a b c 日本にっぽん鉄道てつどう車輌しゃりょう工業こうぎょうかい鉄道てつどう車両しゃりょう工業こうぎょう」258ごう(2019ねん9がつ)「JR九州きゅうしゅう YC1けい蓄電池ちくでんち搭載とうさいがたディーゼルエレクトリック車両しゃりょう」8-9P記事きじ
  6. ^ 『JRぜん車両しゃりょうハンドブック2009』ネコ・パブリッシング、2009ねん、489ぺーじISBN 978-4777008360 
  7. ^ 平成へいせいがた車両しゃりょう 厳選げんせん140形式けいしき講談社こうだんしゃ、2011ねん、114ぺーじISBN 978-4062171816 
  8. ^ 石井いしい幸孝ゆきたか『キハ47物語ものがたりJTBパブリッシングJTBキャンブックス〉、2009ねん、36-37ぺーじISBN 978-4533074271 
  9. ^ a b 従来じゅうらいがたディーゼルしゃ引導いんどう、JR九州きゅうしゅう新車しんしゃりょう 電池でんち搭載とうさいハイブリッドしゃカル線かるせんかお”. 東洋とうよう経済けいざいオンライン. 東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ (2018ねん10がつ23にち). 2020ねん4がつ11にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2020ねん8がつ30にち閲覧えつらん
  10. ^ しんドアボタン当面とうめん封印ふういん感染かんせん対策たいさく乗員じょういん開閉かいへい 長崎ながさき県内けんない運行うんこうJR車両しゃりょう. 長崎ながさき新聞しんぶん (長崎新聞社ながさきしんぶんしゃ). (2020ねん3がつ10日とおか). オリジナルの2020ねん3がつ29にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200329025041/https://this.kiji.is/609765918861608033?c=174761113988793844 2020ねん3がつ29にち閲覧えつらん 
  11. ^ JR九州きゅうしゅうキハ47かたち&YC1けい佐世保線させぼせん江北こうほく早岐はいきあいだにちちゅう普通ふつう列車れっしゃ”. マイナビニュース (2022ねん9がつ24にち). 2022ねん9がつ24にち閲覧えつらん
  12. ^ “JR九州きゅうしゅうYC1けい甲種こうしゅ輸送ゆそうされる”. 鉄道てつどうファンrailf.jp鉄道てつどうニュース (交友こうゆうしゃ). (2018ねん6がつ3にち). https://railf.jp/news/2018/06/03/195500.html 
  13. ^ “JR九州きゅうしゅう821けい・YC1けい「やさしくて力持ちからもち」新型しんがた車両しゃりょう公開こうかい! 写真しゃしん149まい. マイナビニュース. (2018ねん10がつ5にち). https://news.mynavi.jp/article/20181005-jrkyushu821yc1/ 
  14. ^ “YC1けい佐世保線させぼせん長崎ながさき本線ほんせん試運転しうんてん. 鉄道てつどうファンrailf.jp鉄道てつどうニュース (交友こうゆうしゃ). (2019ねん3がつ5にち). https://railf.jp/news/2019/03/05/170000.html 
  15. ^ “YC1けい6りょう甲種こうしゅ輸送ゆそうされる”. 鉄道てつどうファンrailf.jp鉄道てつどうニュース (交友こうゆうしゃ). (2020ねん2がつ22にち). https://railf.jp/news/2020/02/22/202000.html 
  16. ^ “YC1けい6りょう甲種こうしゅ輸送ゆそうされる”. 鉄道てつどうファンrailf.jp鉄道てつどうニュース (交友こうゆうしゃ). (2020ねん5がつ23にち). https://railf.jp/news/2020/05/23/203000.html 
  17. ^ “YC1けい6りょう甲種こうしゅ輸送ゆそうされる”. 鉄道てつどうファンrailf.jp鉄道てつどうニュース (交友こうゆうしゃ). (2020ねん6がつ5にち). https://railf.jp/news/2020/06/05/133000.html 
  18. ^ “JR九州きゅうしゅうYC1けい甲種こうしゅ輸送ゆそうされる”. 鉄道てつどう投稿とうこう情報じょうほうきょく (鉄道てつどうホビダス). (2020ねん11月17にち). https://rail.hobidas.com/rmnews/307131/ 

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]