胡えびす瑗

胡えびす瑗
字じ	翼つばさ之の
通稱つうしょう	安定あんてい先生せんせい
出生しゅっしょう	993年ねん (0993)
逝世	1059年ねん（65—66歲さい）

胡えびす瑗（993年ねん—1059年ねん）。字じ翼つばさ之の，泰たい州しゅう海うみ陵りょう（今いま江蘇こうそ南みなみ通どおり如皋）人にん。因よし世よ居きょ安定あんてい堡，故こ世よ稱しょう安定あんてい先生せんせい。北きた宋そう教育きょういく家か，為ため「宋そう初はつ三さん先生せんせい」之の一いち，被ひ認みとめ為ため是ぜ理學りがく先さき聲ごえ。

生平おいだいら

世よ居きょ陕西路ろ安定あんてい堡（今いま陕西省しょう子こ长县），祖父そふ胡えびす修おさむ已やめ任にん泰たい州しゅう司つかさ寇参まいり军，迁居泰たい州しゅう海うみ陵りょう。父ちち亲胡えびす讷官かん宁海军节度推官，定てい居きょ泰たい州しゅう海うみ陵りょう（今こん江蘇ちぁんすー泰たい縣けん）。胡えびす瑗生于宋そう太ふとし宗むね淳じゅん化か四よん年ねん（993年ねん）。幼年ようねん“家いえ贫无以自じ给”，七なな岁能のう文ぶん，曾游ゆう學まなぶ於山東さんとう泰山たいざん苦く讀十じゅう年ねん，“食しょく不ふ甘あま味あじ，宿やど不安ふあん枕まくら”，每まい得とく家か書しょ见有“平安へいあん”二に字じ即そく投入とうにゅう山やま涧，與あずか孫まご復ふく、石いし介かい是ぜ同學どうがく。胡えびす瑗溫和おんわ可か親おや，被ひ稱しょう為ため「冬日ふゆび之の陽ひ」，《宋そう史し·胡えびす瑗傳》曰：「瑗教人じん有ゆう法ほう，科か條じょう纖悉（細ほそ）具備ぐび，以身先さき之の。雖盛暑せいしょ必公服ふく坐すわ堂上どうじょう，嚴いむ師し弟子でし之の禮れい。」世よ居きょ陝西せんせい路ろ的てき安定あんてい堡，學者がくしゃ稱しょう安定あんてい先生せんせい。

景けい祐ゆう初年しょねん（1034年ねん），教學きょうがく於泰たい州しゅう城内きうち华佗庙旁つくり的てき经武祠ほこら（今いま江こう苏省泰たい州しゅう中学ちゅうがく民みん营初中部ちゅうぶ内ない），景けい祐ゆう二に年ねん（1035年ねん），受范仲淹之これ聘，任にん蘇州そしゅう郡こおり學まなぶ（今いま蘇州そしゅう中學ちゅうがく）。精通せいつう儒家じゅか經學けいがく，以“聖賢せいけん自じ期き許もと”，致力於維護まもる儒家じゅか的てき綱つな常つね名めい教きょう。胡えびす瑗講こう學がく分ぶん“經けい義よし”、“治ち事ごと”二に類るい，治ち事ごと包括ほうかつ水利すいり、算術さんじゅつ、曆法れきほう等ひとし，表現ひょうげん了りょう經世けいせい致用的てき特とく點てん；又また精せい於鐘しょう律ただし，史し載の“與あずか鎮東軍ぐん節度せつど推官阮逸同どう較鐘律りつ，分ふん造づくり鐘かね磬かおる各かく一いち虡。以一黍きび之これ廣こう為ため分ぶん，以製尺しゃく，律りつ徑みち三さん分ふん四よん厘りん六ろく毫四よん絲いと，圍かこえ十じゅう分ふん三さん厘りん九きゅう毫三絲いと。又また以大黍きび累るい尺じゃく，小しょう黍きび實み龠。”嘉よしみ祐ゆう元年がんねん（1056年ねん），升ます为太子たいし中なか允まこと、天てん章あきら阁侍さむらい学がく、管かん勾太ふとし学がく。嘉よしみ祐ゆう四よん年ねん，以太ふと常つね博士はかせ官かん衔东归，赴杭州こうしゅう养病，送おく行人こうじん潮しお“百里ひゃくり不ふ绝，时以为荣”。是ぜ年ねん六ろく月がつ六ろく日にち病びょう故こ，葬そう於烏程ほど何なん山やま（今こん湖みずうみ州しゅう道場どうじょう鄉きょう青あお塢），佔地約やく8000平方へいほう米まい，歷代れきだい皆みな重じゅう修おさむ其墓。曾孫そうそん胡えびす滌輯錄ろく《胡えびす先生せんせい言行げんこう錄ろく》一いち帙ちつ。

王おう安やすし石せき譽ほまれ之の為ため“天下てんか豪傑ごうけつ魁さきがけ”。“是ぜ时礼れい部ぶ所得しょとく士し，先生せんせい弟子でし，十じゅう常つね居きょ四よん五ご，随ずい才ざい高下こうげ而修饰之。人ひと遇ぐう之の虽不识，皆みな知ち为先生せんせい弟子でし也。”。胡えびす瑗與孫まご復ふく、石いし介かい並稱へいしょう“宋そう初はつ三さん先生せんせい”，開ひらき宋そう代だい理學りがく之これ先さき河かわ，對たい於王安やす石せき後來こうらい的てき熙寧變へん法ほう，有ゆう決定けってい性せい的てき影響えいきょう，其弟子でし之の眾对于王安やす石せき是ぜ一股很大的牵制力量。熙宁二に年ねん宋そう神かみ宗はじめ问：“胡えびす瑗与王おう安やす石せき孰优？”胡えびす瑗高弟こうてい刘彝答こたえ：“臣しん师胡瑗以道德どうとく仁ひとし义教きょう东南诸生，时王安やす石せき方かた在ざい场屋中ちゅう，修おさむ进士业……”又また说：“今こん学者がくしゃ明夫あきお圣人体用たいよう，以为政教せいきょう之の本ほん，皆みな臣しん师之功こう，非ひ安やす石せき比ひ也。”。

姓名せいめい

由よし于“瑗”字じ与あずか「瑷」（“璦”的てき簡化字じ或ある異體いたい字じ）相近すけちか，在ざい文献ぶんけん中ちゅう常つね被ひ错误的てき光学こうがく字じ符ふ识别或ある者もの抄しょう成なり胡えびす瑷。

著作ちょさく

著作ちょさく有ゆう《周しゅう易えき口こう義よし》、《洪ひろし範はん口こう義よし》，皆みな收入しゅうにゅう清きよし初はつ《四よん庫こ全書ぜんしょ》。

後世こうせい影響えいきょう

胡えびす瑗於其故鄉こきょう泰たい州しゅう，創設そうせつ安定あんてい書院しょいん（今こん中國ちゅうごく江蘇ちぁんすー泰たい州しゅう中學ちゅうがく校内こうない）。1902年ねん，后きさき人じん胡えびす趾祥在ざい杭州こうしゅう创办私立しりつ安定あんてい学堂がくどう，校こう名めい就取自じ胡えびす瑗之号ごう。