湯ゆ斌あきら

湯ゆ斌あきら
《清しん代だい學者がくしゃ象ぞう傳でん》第だい一集之湯斌像
大だい清しん中ちゅう憲けん大夫たいふ工こう部ぶ尚書しょうしょ
籍せき貫ぬき	河南かなん歸かえり德とく府ふ睢州
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ孔あな伯はく，號ごう荊峴，晚ばん號ごう潛せん庵あん
諡號しごう	文正ふみまさ
出生しゅっしょう	明あきら天啟てんけい七なな年ねん十じゅう月がつ二に十じゅう日にち（1627年ねん11月28日にち） 河南かなん睢州
逝世	清きよし康かん熙二に十じゅう六ろく年ねん十じゅう月がつ十じゅう一いち日にち（1687年ねん11月17日にち）） 京師けいし
出身しゅっしん
順治じゅんじ九年壬辰科進士出身 康かん熙十じゅう八年己未科博學宏詞

汤斌书法

湯ゆ斌あきら（1627年ねん11月28日にち—1687年ねん11月17日にち），字じ孔あな伯はく，號ごう荊峴，晚ばん號ごう潛せん庵あん，河南かなん睢州（今いま睢縣）人にん，清朝せいちょう政治せいじ人物じんぶつ、理學りがく家か暨書法しょほう家か，官かん至いたり工こう部ぶ尚書しょうしょ，卒そつ諡おくりな文正ふみまさ。

生平おいだいら

明あかり熹宗天啟てんけい七なな年ねん，十じゅう月がつ二に十日生于河南睢州（今こん河南かなん睢縣）。是ぜ閥ばつ閱舊きゅう族ぞく，家いえ教きょう甚嚴，明あきら崇たかし禎ただし十じゅう四よん年ねん（1641年ねん）應おう童子どうじ試こころみ，十じゅう五ご歲さい前まえ讀畢《左ひだり傳でん》、《戰國せんごく策さく》、《公おおやけ羊ひつじ》、《史記しき》、《漢書かんしょ》等とう。崇たかし禎ただし十じゅう五ご年ねん（1642年ねん），李り自じ成なり率りつ軍ぐん攻擊こうげき湯ゆ斌あきら的てき家鄉かきょう，其母赵氏殉節而死，在ざい戰亂せんらん環境かんきょう下か成長せいちょう的てき他た，立だて下か為國ためくに為ため民みん的てき心願しんがん。

清きよし順治じゅんじ九きゅう年ねん（1652年ねん）中ちゅう進士しんし，踏上仕つかまつ途と，選せん宏文ひろふみ院いん庶吉士し，授國史し院いん檢討けんとう。順治じゅんじ十じゅう二に年ねん（1655年ねん），出で任にん陝西せんせい潼關道みち員いん，為ため不ふ擾地方ちほう百姓ひゃくしょう，他た買かい了りょう三さん頭とう騾，主しゅ僕ぼく各かく坐すわ一いち頭とう，另一頭馱著兩副破舊被褥，一いち個こ竹ちく書しょ箱ばこ，康かん熙三さん年ねん（1664年ねん），湯ゆ斌あきら的てき父親ちちおや過か世よ，他た回かい家守かもり孝たかし三さん年ねん。

康かん熙五ご年ねん（1666年ねん），湯ゆ斌あきら拜はい孫まご奇き逢為ため師し，曾與顧炎武たけし、黃き宗むね羲等とう學者がくしゃ研けん讀宋そう明あきら理學りがく。康かん熙十じゅう八はち年ねん應おう博學はくがく鴻おおとり詞し科か，湯ゆ斌あきら前ぜん去さ應おう考かんがえ，一舉拔得頭籌，授翰林院かんりんいん侍講じこう，康かん熙二に十じゅう一いち年ねん充たかし《明あかり史し》總裁そうさい。康かん熙二に十じゅう三さん年ねん（1684年ねん）升ます任にん內閣學士がくし，是これ年ねん出で任にん江こう寧やすし巡めぐ撫なで，任にん職しょく期間きかん魚肉ぎょにく葷腥概がい不入ふにゅう衙署，每日まいにち只ただ買かい三さん塊かたまり豆腐とうふ作さく菜さい餚，人稱にんしょう“豆腐とうふ湯ゆ”、“羊ひつじ裘公”，興きょう禮れい作さく教きょう，撫なで民みん化か俗ぞく，掃蕩そうとう五ご通つう神しん迷信めいしん有ゆう成なり。康かん熙二に十じゅう五ご年ねん（1686年ねん）升ます任にん禮れい部ぶ尚書しょうしょ管かん詹事府ふ事こと。再さい充たかし《明あかり史し》总裁。

湯ゆ斌あきら歷任れきにん江西えにし嶺みね北道ほくどう參政さんせい、內閣學士がくし、禮れい部ぶ侍さむらい郎ろう、江蘇こうそ巡じゅん撫なで、禮れい部ぶ尚書しょうしょ、工こう部ぶ尚書しょうしょ等とう職しょく，始終しじゅう生活せいかつ清しん苦く、勤つとむ政せい為ため民みん，在ざい朝廷ちょうてい上じょう，湯ゆ斌あきら忠直ただなお敢言，不ふ附ふ權けん貴たか，勇いさむ於針砭時弊へい、抨擊朋黨ほうとう。他た手書しゅしょ一聯いちれん以自勉つとむ：「君恩くんおん高だか似に天てん、臣しん心こころ直ちょく如矢。」，也由於敢言げん直ちょく諫的作風さくふう，使つかい得とく他た在官ざいかん場じょう上じょう樹き敵てき不ふ少しょう，其中得とく罪ざい當時とうじ權けん傾かたぶけ朝野ちょうや的てき明あかり珠たま，湯ゆ斌あきら就任しゅうにん江蘇ちぁんすー巡じゅん撫なで時じ，明あきら珠たま的てき黨とう羽わ曾向其索賄まかなえ，被ひ湯ゆ斌あきら嚴いむ詞し拒絕きょぜつ，這令明あかり珠たま耿耿於懷。

康かん熙二に十じゅう五ご年ねん（1686年ねん），康かん熙帝打算ださん為ため太子たいし胤たね礽選擇せんたく講師こうし。胤たね礽本人じん自じ幼よう深ふか受寵愛ちょうあい、行為こうい放縱ほうしょう，明あきら珠たま知道ともみち此事棘とげ手しゅ，故意こい舉薦汤斌。康かん熙帝表示ひょうじ同意どうい，並稱へいしょう湯ゆ斌あきら「素行そこう謹慎きんしん，潔きよし己おのれ率りつ屬ぞく，實じつ心しん任にん事ごと，以風有ゆう位い」。於是，湯ゆ斌あきら被ひ任命にんめい為ため禮れい部ぶ尚書しょうしょ兼けん太子たいし首席しゅせき講師こうし。上うえ任つとむ後ご，湯ゆ斌あきら悉心講こう授，盡力じんりょく輔佐ほさ太子たいし，然しか而胤礽積習已久ひさし，成なり效こう十じゅう分有ぶんゆう限げん。明あかり珠たま便びん以「教導きょうどう無な方かた」為ため由よし參さん奏そう湯ゆ斌あきら，康かん熙帝信しん以為真しん，便びん將はた湯ゆ斌あきら治ち罪ざい，降くだ官職かんしょく五ご級きゅう。消息しょうそく一いち出で，百姓無不義憤填膺，康かん熙帝平ひら息いき民みん怨，於是改あらため詔みことのり宣布せんぷ赦免しゃめん湯ゆ斌あきら，不ふ久ひさ後ご，湯ゆ斌あきら染しみ上じょう重病じゅうびょう。

康かん熙二に十じゅう六ろく年ねん（1687年ねん）十じゅう月がつ十じゅう一いち日にち，於工こう部ぶ尚書しょうしょ的てき任にん內病逝。湯ゆ斌あきら為ため官かん一生いっしょう，身上しんじょう僅有俸银八はち两，其友徐じょ乾いぬい学まなぶ“赙以二に十じゅう金きん，乃能成なり殡”。

評價ひょうか

湯ゆ斌あきら一生いっしょう清正きよまさ廉れん明あきら，是ぜ實踐じっせん朱しゅ學まなぶ理論りろん的てき倡導者しゃ，所しょ到いた之これ處しょ體たい恤民艱，弊へい絕ぜっ風ふう清きよし，政せい績斐然しか，被ひ尊みこと為ため“理學りがく名めい臣しん”。雍正十じゅう年ねん（1732年ねん），湯ゆ斌あきら被ひ平ひらめ反はん，一いち年ねん後ご入いれ賢良けんりょう祠ほこら。乾いぬい隆たかし元年がんねん（1736年ねん），乾いぬい隆たかし帝みかど賜たまもの予よ湯ゆ斌あきら諡號しごう「文正ふみまさ」。清しん代だい散文さんぶん学がく家か方ほう苞つと称しょう赞他：“国くに朝あさ语名臣しん，必首推睢州しゅう汤公。”

著作ちょさく

著しる有ゆう《湯ゆ子こ遺書いしょ》。

参まいり见

• 汤斌祠ほこら

延伸えんしん阅读

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《清史きよし稿こう·卷まき265》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》

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參考さんこう書目しょもく

• 《清史きよし列傳れつでん》8卷かん，5
• 《碑いしぶみ傳でん集しゅう》，2冊さつ16卷かん，85
• 馮景：《湯ゆ中ちゅう丞すすむ雜記ざっき》
• 《康かん乾いぬい盛もり世よ》，童わらわ超ちょう，知ち書房しょぼう出版しゅっぱん社しゃ，ISBN 978-986-6344-28-2

外部がいぶ連結れんけつ

• 湯ゆ斌あきら （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 中研ちゅうけん院いん史し語ご所しょ