盧の蔭かげ溥

盧の蔭かげ溥（1760年ねん—1839年ねん），字じ南みなみ石せき，號ごう霖生，山東さんとう德とく州しゅう人ひと，清朝せいちょう大臣だいじん，歷れき乾いぬい隆たかし、嘉よしみ慶けい、道みち光こう三朝みささ，從したがえ政せい五ご十じゅう餘よ年ねん，歷任れきにん吏、戶と、禮れい、兵へい、刑けい、工こう各部かくぶ尚書しょうしょ。

生平おいだいら

乾いぬい隆たかし三さん十じゅう二に年ねん（1767年ねん）盧の蔭かげ溥九きゅう歲さい，祖父そふ盧の見み曾因いん「兩りょう淮鹽引案」死し於獄中ちゅう，家產かさん被ひ籍せき沒ぼつ，子孫しそん連坐れんざ，父親ちちおや盧の謙けん被ひ充たかし軍ぐん，盧の母はは帶たい盧の蔭かげ溥回外祖父がいそふ家か。三さん年ねん後ご，大だい學士がくし劉りゅう統みつる勳くん才能さいのう為ため盧の見み曾昭雪ゆき。

乾いぬい隆たかし四よん十じゅう六ろく年ねん（1781年ねん）中ちゅう進士しんし，點てん翰林院かんりんいん庶吉士し，三さん年ねん後ご授翰林院かんりんいん編修へんしゅう，為ため掌てのひら院いん阿おもね桂かつら激賞げきしょう。

乾いぬい隆たかし五ご十じゅう九きゅう年ねん（1794年ねん）往山西さんせい主持しゅうもち鄉さと試ためし，充たかし任にん副ふく考こう官かん。

乾いぬい隆たかし六ろく十じゅう年ねん（1795年ねん）提督ていとく河南かなん學がく政せい。

嘉よしみ慶けい六ろく年ねん（1801年ねん），任にん軍機ぐんき章あきら京きょう。

嘉よしみ慶けい十じゅう三さん年ねん（1808年ねん），升ます鴻おおとり臚寺少しょう卿きょう，次じ年ねん，遷光ひかり祿ろく寺てら少しょう卿きょう。

嘉よしみ慶けい十じゅう六ろく年ねん（1811年ねん）大だい學士がくし戴衢亨とおる病やまい逝，帝みかど以盧蔭かげ溥「諸しょ習樞務つとむ，數かず奉たてまつ有ゆう勞ろう」，加か四よん品ひん卿きょう銜，命いのち在ざい在ざい軍機ぐんき大臣だいじん上うえ行ぎょう走はし。不ふ久ひさ遷通つう政せい司つかさ制せい使し、光ひかり祿ろく寺てら卿きょう、通つう政せい使し、內閣學士がくし兼けん禮れい部ぶ侍さむらい郎ろう、文淵ぶんえん閣かく直ちょく閣かく事ごと、兵部ひょうぶ、戶部とべ侍さむらい郎ろう。

嘉よしみ慶けい十じゅう八はち年ねん（1813年ねん），天理教てんりきょう首領しゅりょう林はやし清きよし派は二に百ひゃく餘人よにん潛入せんにゅう紫むらさき禁城きんじょう與あずか清しん軍ぐん激戰げきせん，是ぜ為ため天理教てんりきょう之の變へん。當時とうじ嘉よしみ慶けい帝みかど在ざい熱ねつ河かわ狩獵しゅりょう，盧の蔭かげ溥「夜半やはん聞報」，即そく「面めん進しん機宜きぎ」，回かい京きょう後ご，在ざい軍機ぐんき處しょ「夙夜勤勞きんろう」、「贊さん襄じょう機き務つとむ」，調しらべ遣や各地かくち清きよし軍ぐん鎮河南かなん，鎮壓ちんあつ李り文成ふみなり動亂どうらん。

嘉よしみ慶けい二に十じゅう三さん年ねん（1818年ねん），擢禮れい部ぶ尚書しょうしょ兼けん國史こくし館かん總裁そうさい，旋調兵部ひょうぶ尚書しょうしょ兼けん署しょ刑部おさかべ尚書しょうしょ，加か太子たいし少しょう保ほ銜。同年どうねん秋あき，授戶部とべ尚書しょうしょ兼けん吏部尚書しょうしょ。嘉よしみ慶けい二に十じゅう五ご年ねん（1820年ねん），嘉よしみ慶けい崩くずし於熱河かわ避暑ひしょ山莊さんそう，盧の蔭かげ溥偕托たく津つ，戴均元もと撰せん寫うつし遺のこ詔みことのり，旋遭大だい學士がくし曹振鏞密奏みっそう道みち光こう帝みかど，指ゆび軍機ぐんき擬なずらえ遺のこ詔みことのり犯はん了りょう「重大じゅうだい錯誤さくご」，錯撰清しん高だか宗むね的てき出生しゅっしょう地點ちてん。道みち光こう帝みかど大だい怒いか，嚴いむ懲托津つ、戴均元もと降くだ四よん級きゅう留任りゅうにん，逐出軍機ぐんき處しょ；盧の蔭かげ溥降五ご級きゅう留任りゅうにん，仍在軍機ぐんき大臣だいじん上じょう行ぎょう走はし，旋調工こう部ぶ尚書しょうしょ。

道みち光こう元年がんねん（1821年ねん），任にん吏部尚書しょうしょ兼けん順じゅん天てん府ふ尹いん。同年どうねん，道みち光こう以「職しょく任にん較繁」罷やめ去ざ盧の軍機ぐんき大臣だいじん之の職しょく。道みち光こう七なな年ねん（1827年ねん）兼任けんにん協きょう辦大學士がくし。道みち光こう十じゅう年ねん（1830年ねん），升ます體からだ仁じん閣かく大だい學士がくし。道みち光こう十じゅう一いち年ねん（1831年ねん），充たかし文淵ぶんえん閣かく領りょう閣かく事ごと。

道みち光こう十じゅう三さん年ねん（1833年ねん），以病乞休。道みち光こう十じゅう九きゅう年ねん（1839年ねん）卒そつ，贈おく太子たいし太ふとし師し，諡おくりな文ぶん肅。

延伸えんしん阅读

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《清史きよし稿こう/卷まき341》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》

參考さんこう文獻ぶんけん

• 《清史きよし稿こう·卷まき341》
• 高こう陽よう著ちょ《清朝せいちょう的てき皇帝こうてい》

官かん衔
前任ぜんにん： 吳ご璥	兵部ひょうぶ漢かん尚書しょうしょ 嘉よしみ慶けい二に十じゅう二に年ねん三さん月がつ辛からし未み－嘉よしみ慶けい二に十じゅう二に年ねん九きゅう月がつ辛からし酉とり （1817年ねん5月がつ13日にち－1817年ねん10月がつ30日にち）	繼つぎ任にん： 章あきら煦
前任ぜんにん： 劉りゅう鐶之	戶部とべ漢かん尚書しょうしょ 嘉よしみ慶けい二に十じゅう二に年ねん九きゅう月がつ辛からし酉とり－嘉よしみ慶けい二に十じゅう五ご年ねん九きゅう月がつ壬みずのえ戌いぬ （1817年ねん10月がつ30日にち－1820年ねん10月がつ15日にち）	繼つぎ任にん： 黃き鉞
前任ぜんにん： 劉りゅう鐶之	吏部漢かん尚書しょうしょ 道みち光こう元年がんねん十じゅう二に月がつ癸巳きし－道どう光こう十じゅう年ねん九きゅう月がつ戊つちのえ寅とら （1822年ねん1月がつ9日にち－1830年ねん11月8日にち）	繼つぎ任にん： 湯ゆ金きん釗