公おおやけ皙哀

公おおやけ皙哀（?—?），字じ季き次じ，孔子こうし七なな十じゅう二に弟子でし之これ一いち。齐国人ひと，《孔子こうし家か语》作さく“公おおやけ皙克”。

孔子こうし曰：“天下てんか无行，多た为家臣かしん，仕つかまつ於都；唯ただ季き次じ未み尝仕。”

司馬しば遷. 游ゆう俠列傳でん. 史記しき. [-61]. 及若季き次じ、原はら宪，闾巷人じん也，读书怀独行どっこう君子くんし之の德とく，义不苟合当世とうせい，当世とうせい亦また笑わらい之の。故こ季き次じ、原はら宪终身み空室くうしつ蓬よもぎ户，褐衣疏食不ふ厌。死し而已四よん百ひゃく馀年，而弟子でし志こころざし之の不ふ倦。

唐から玄げん宗むね尊みこと之の为“郳伯”，宋そう真宗しんしゅう加か封ふう为“北海ほっかい侯こう”。明あきら嘉よしみ靖やすし九きゅう年ねん改称かいしょう“先さき贤公子こうし”。清朝せいちょう改正かいせい为“先さき贤公皙子”。

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