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朱子語類 : 論語七 - Chinese Text Project
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論語ろんごなな

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はち佾篇

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孔子こうしいいあきら

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1 孔子こうしいい... :
はち佾,とめ人數にんずう有明ありあけぶん夫子ふうし就其ごとせめわかさんいえ雍徹,のり分明ぶんめい天子てんし夫子ふうし引其以曉人傑じんけつ

2 孔子こうしいい... :
とい:「にん也,孰不可ふかにん也!」曰:「初心しょしん,也須知しゅうち其為不安ふあんしか這八佾人數にんずう熱鬧ねっとう便びんにん而用。這便遏絕天理てんりしつ其初こころ也。」

3 孔子こうしいい... :
ますといしゅうちゅうりょうせつ不同ふどう。曰:「如今また未見みけん聖人せいじんげんはしてき如何いか。如後せつまたとうそんぶたただ此便天理てんりはつしょ聖人せいじん言語げんごかたこれむね歸一きいつ後人こうじん有未ゆみはしてきしょだいりつ意義いぎ長者ちょうじゃろくざいまえゆう當知とうち而未甚穩しゃろくざい。如『於利而行怨』,あるものまたせつもとめとぎ而不のり怨天ゆうじん。此意またただし以意むねかんにん怨之せつためぶんあかつきただしたがえ一說いっせつ。」

4 孔子こうしいい... :
きょちちとい:「『にん也』,こうせつおそれやす聖人せいじん氣象きしょう如此暴露ばくろ。」曰:「前日ぜんじつちょう欽亦うたぐ此,またただし聖人せいじんまたゆうだいだん叵耐じんしょ。如孔さく春秋しゅんじゅうだいだん叵耐,しのぶとくしょ。」まご

5 孔子こうしいい... :
とい:「『にん也』,范氏いいつみよう誅』,莫是ゆうようにん?」曰:「ただ大概たいがい如此せつゆう此意。」どき

三家者以雍徹章

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1 さんいえしゃ以... :
といさんいえしゃ以雍とおる」。曰:「這箇當用とうようさらうたぐ。」とい:「なりおうたまものしゅうこう?」曰:「便びんなりおうたまものしゅうこう,也是なりおうわかおうたまもの,也是たけおう公道こうどうなりおうたまもの便びん敢道りょう。雍詩たけおうらく餘人よにんようとくなりおうやめもちいとくりょうなにきょうさらよう他人たにん!」たく

2 さんいえしゃ以... :
とい:「雍徹,ほどいいなりおうたまものはく禽之受,みな也』。」曰:「使つかい魯不曾用天子てんし禮樂れいがくのり三家亦無緣見此等禮樂而用之。」どき

3 さんいえしゃ以... :
とい:「范氏以成おうたまもの魯以天子てんし禮樂れいがくおもんみよう以祀しゅうこう於大おだいびょう使つかい魯君またとく以用也。如伊がわ斷然だんぜん便びん道成みちなりおう不當ふとうたまものはく禽不とう受。」曰:「しか。范先生せんせいせつしょ大抵たいてい言語げんごひろし所以ゆえんいたり此。」

4 さんいえしゃ以... :
きょくに大夫たいふ」,ただ其過あくわか大夫たいふゆう不善ふぜんごうとう諫正しゃまた不可ふかただしやめ孔子こうしいい八佾與三家雍徹之事,また卻不しか人傑じんけつ

ひと不仁ふじん如禮なんしょう

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1 ひと不仁ふじん... :
あるとい:「ひと不仁ふじん,如禮なにひと不仁ふじん,如樂なに!」曰:「如禮たのしなにいい其不柰禮樂れいがくなん也。『心中しんちゅうの斯須不和ふわらく,而鄙いつわり心入こころいれ外貌がいぼう斯須そう不敬ふけい,而慢えき心入こころいれ。』すんで和樂わらくそうけい如何いかぎょうとく禮樂れいがく!儒用ろくうん:「そう不敬ふけい不和ふわらく便びん不仁ふじん暴慢ぼうまんひないつわりのり禮樂れいがくなん矣。」たとえ不善ふぜんみさおぶね,必不柰一ぶねなん不善ふぜん乘馬じょうば,必不柰一なに。」またとい:「禮樂れいがくだま帛鐘ぶん?」曰:「其文ぜい,卻是せつだま帛鐘禮樂れいがく也。」人傑じんけつ儒用どう

2 ひと不仁ふじん... :
ひとすんで不仁ふじん與那よな禮樂れいがくそうかん禮樂れいがく雖是こうそこごとこころすんで不在ふざいよび喚他また不為ふためわれよう矣。こころすんで不仁ふじん便びん醒了。如人身體しんたい麻木あさぎ醒了,あずか禮樂れいがくあいごと所以ゆえん孟子もうこせつ:『學問がくもんみちもとめ其放こころ而已矣。』ただいち箇求放心ほうしんさらべつ工夫くふう。」ある曰:「はつもとめ放心ほうしん,須是ざい此,不可ふかれい。」曰:「也不ようとりこ捉他,ただようつねざい這裏。」ある曰:「ただ常常つねづね省察せいさつあきらかんざい便びん不可ふか用心ようじん把持はじとりこ捉他。」曰:「しかただ知得ちとく不在ふざいさいしょうさとる便びんざい這裏。」ある曰:「ぼうじんただ恁擒せい這心,しょうあいだたおせ生出おいでびょうつう心氣しんき不定ふてい。」曰:「如此。ただようあきらかんつねざい此,便びん。」

3 ひと不仁ふじん... :
とい:「禮者れいしゃ天理てんりふしぶんらくしゃ天理てんり和樂わらく仁者じんしゃ人心じんしん天理てんり人心じんしんわかそんとく天理てんり便びんあずか禮樂れいがくみなとあいとくちょわか天理てんり便びんあずか禮樂れいがくみなとあいちょ。」曰:「かたこれ若人わこうど不仁ふじんそらゆう周旋しゅうせんひゃくはい,鏗鏘鼓舞こぶ許多きょたろう攘,とうとく禮樂れいがく。」

4 ひと不仁ふじん... :
ひと不仁ふじん」,のり其心やめ;其心すんで便びんよう禮樂れいがく,也則きょぶん決然けつぜん不能ふのうためこころすんで不正ふせい,雖有鐘鼓しょうこだま帛,またなに所用しょようたく

5 ひと不仁ふじん... :
ひと不仁ふじん,如禮なん」!而今莫說「はち佾」、「雍徹」,如禮たのしなに便びんきょうようよん佾以さい,也無如禮たのしなにえん不仁ふじんりょう夔孫

6 ひと不仁ふじん... :
蜚卿とい:「『ひと不仁ふじん,如禮なん』!惻隱そくいんしんのり禮樂れいがくみなためきょぶん。」曰:「此仁ゆび全體ぜんたい而言,ゆび惻隱そくいん。」がく

7 ひと不仁ふじん... :
まれとい:「『ひと不仁ふじん』,あずか不能ふのう禮讓れいじょう為國ためくに』,みな曰『如禮なん』!どう?」曰:「『ひと不仁ふじん』,以仁たい禮樂れいがくごと。『禮讓れいじょう』,以禮じつたいれい文言もんごんのう以遜ゆずるためさきのり人心じんしん感服かんぷく乖爭りょうはんふう。」つとむ

8 ひと不仁ふじん... :
あるとい:「しゅうちゅううん禮樂れいがく不為ふためこれよう』,如何いか?」曰:「れい恭敬きょうけいそこ物事ものごとしか心中しんちゅうの恭敬きょうけい外面がいめんそら做許般模さまらく和樂わらくそこ物事ものごとしか心中しんちゅうの和樂わらく外面がいめんきょう和樂わらく,也不とく心裏しんり恁地,外面がいめんきょう做,おわりゆうしつたてにょう做得しつ,也只表裏ひょうり不相應ふそうおう,也不禮樂れいがく。」しゅうちゅう

9 ひと不仁ふじん... :
しゅうちゅううん禮樂れいがく不為ふためよう』,如何いか?」曰:「不仁ふじんこれにん,渾是いちだん私意しい柰那禮樂れいがくなに禮樂れいがく須是中和ちゅうわ溫厚おんこうそこじん便びんぎょうわか不仁ふじんこれにんあずか禮樂れいがく相關そうかんりょうたとえ如無じょうこれにん讀語はじめ六經りくけいかたりはじめ六經自是語孟六經,あずかそく干涉かんしょうまたやす為之ためゆきよう!」どき

10 ひと不仁ふじん... :
あるといひと不仁ふじんちゅうしたすう。曰:「『其如禮樂れいがくなん哉』,柰他した禮樂れいがく不為ふためもちい也,不為ふためわが使つかいわが使つかいとく。雖玉帛交錯こうさく不足ふそく以為れい;雖鐘鏗鏘,不足ふそく以為らく。雖有れい非禮ひれい,雖有らく而非らく。」いんごと當初とうしょなりおうたまものはく禽不受,のり後人こうじん雖欲僭,また樣子ようす也做なり」。また曰:「かん天子てんしれい於魯そうそうただし二王におうゆう天子てんしれい當時とうじ諸侯しょこうみな識天れいみな於魯そうかん。」ふし

11 ひと不仁ふじん... :
仁者じんしゃ天下てんかせい」。ただひろしせつ以此せつじんたいわか曰「しゃ天下てんかせい,也得」。義剛よしたけ

12 ひと不仁ふじん... :
とい仁者じんしゃ天下てんかせい」。曰:「說得せっとくこのみただふとひろし。須是せつじん本心ほんしん全德ぜんとく便びんゆう天理てんりざいわか天理てんり不在ふざいにんよくよこ肆,如何いかとくじょ而和!」どき

13 ひと不仁ふじん... :
ほどせつ仁者じんしゃ天下てんかせい」,かたこうただししょう疏,じん仁者じんしゃ本心ほんしん全德ぜんとくひとわか本然ほんぜん天理てんり良心りょうしんそん而不しつのりしょ作為さくいゆうじょ而和。わか此心いちただじんよく私心ししん做得出來できやすゆうじょやすゆう

14 ひと不仁ふじん... :
とい仁者じんしゃ天下てんかせい」。曰:「此說ふとひろし。如義,またいい天下でんかせいれいまたいい天下でんかせい。」またとい:「ひとしあい知覺ちかくあずか而為あずか,捨知覺ちかく而為あずか?」曰:「ひとし知覺ちかく。」またとい:「知覺ちかくじんちゅういちけん?」久之ひさゆき,曰:「なまそこじん。」また曰:「仁義じんぎれいさとし四箇しか根子ねっこ惻隱そくいん羞惡しゅうお恭敬きょうけい是非ぜひ根上ねあがりしょはつそこなえ。」また曰:「なまもとちょうただしとおる收斂しゅうれんぞうさだただ一氣いっき無形むけい就氣じょう,也是恁地。」つぎまた曰:「ひとしあいなえ。」また曰:「古人こじんごとひとし以慈しょう愷悌。えきそく曰:『安土あづちあつし乎仁,のうあい。』なに嘗以知覺ちかくためひとし!」また曰:「ほど曰『ひとし』,此說ふとひろし。如曰『へんげんそく一事いちじせんげん則包のりかねよんしゃ』,此說卻是緊要きんようそこ。」とい:「ひとし如何いかつつみよんしゃ?」曰:「えき便びん說得せっとくこう:『もとしゃ善之よしゆきちょう。』よしれい莫非ぜん,這箇卻是善之よしゆきちょう。」また曰:「よしれいじんのり矣,何處どこさら討義れい知來ちらい?」また曰:「如一あいだぶんためよんだんひとし中間なかま緊要きんよういちだん孟子もうこごとひとし人心じんしん義人ぎじん』,こう不言ふげんしゃつつみよしざい其中。如『克己こっきふくれいためじん』,また恁地。」ふし

15 ひと不仁ふじん... :
とい:「仁者じんしゃしん德也とくや不仁ふじんこれにんこころとくすんでほろび方寸ほうすんなか絕無ぜつむ天理てんり平日へいじつうんりょうむくいつき是非ぜひへきいんよこしまふく本心ほんしんただし。如此とうじん,雖周旋於だま交錯こうさくあいだ鐘鼓しょうこ鏗鏘さい,其於禮樂れいがくばんためぶつ,如猿ねらえころもしゅうこうふく一般いっぱん,其如禮樂れいがくなに伊川いがわ所謂いわゆる仁者じんしゃ天下てんかせいしつせいのりじょ不和ふわ』。所謂いわゆるせいそくしん德也とくやわか天理てんりほろびのり禮樂れいがく本意ほんいみな天理てんりちゅう發出はっしゅつらい自然しぜんゆうじょ而和。わか胸中きょうちゅう有正ありまさ,雖周旋於禮樂れいがくあいだただし私意しい擾擾,所謂いわゆるますくだ揖遜,鏗鏘節奏せっそうためなんとうぶつ禮樂れいがくじょあずか不和ふわじょあずか不和ふわ,而禮らく自在じざい也。」曰:「ただ如此。」みなみます

16 ひと不仁ふじん... :
とい:「『ひと不仁ふじん,如禮たのしなに』!よりどころせつのりゆび在外ざいがい禮樂れいがくごと,如玉帛鐘るいほど先生せんせい所謂いわゆるじょ不和ふわ』,卻是ぬしざい內者ごと如何いか?」曰:「りょうせつただ一意いちいえんざいしゃじょ不和ふわ在外ざいがい禮樂れいがくまた不為ふためよう。」またとい:「仁義じんぎれいさとしみなせい也,而程どく以仁ため天下でんかせい如何いか?」曰:「便びんほどせつゆうふとひろししょ,此只且恁ひろしせつ。」曰:「以其せんげんしゃげんいや?」曰:「也是如此。」ひろ

17 ひと不仁ふじん... :
とい:「しゅうちゅう舉三せつわかゆうそくげんしんほどぬしいい待人まちびと而後ぎょう』。」曰:「ところうたぐしゃなに?」曰:「いまかんまえせつあずかせつ相似そうじ。」曰:「なかおもえ以為如何いか?」曰:「此正『苟非其人,みちきょぎょうぶたしん,而所以存しんしゃのりざい乎人也。」曰:「恁地のりどく。」道夫みちお

18 ひと不仁ふじん... :
とい:「りょ曰:『禮樂れいがくじょうみな於仁。』此語こう。」曰:「大概たいがい也只如此。」とい:「ゆう曰:『ひと不仁ふじんのり人心じんしんほろび矣,如何いか?」曰:「此說このみ。」とい:「曾見先生せんせいせつ仁者じんしゃしんとく』。れいさとしみなしんとく?」曰:「ただひとし箇大そこ。」とい:「しゃ曰:『のう顛沛造次ぞうじよし於是,如禮なにのうゆう如樂なに!』說得せっとくひろし。」曰:「ただ時文じぶんよう故事こじ,也不必恁。」とい:「ほど先生せんせいいん先生せんせいみな以仁ためせい如何いか是正ぜせい?」曰:「ただ是正ぜせいとうそこ道理どうり。」榦。しゅうよし

はやしといれい本章ほんしょう

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1 はやしといれい... :
とい:「『はやしといれいあきら先生せんせいいいとく其本,のりれい全體ぜんたい不在ふざい其中』,如何いかれい全體ぜんたい?」曰:「兼文かねぶみしつ本末ほんまつごと。」曰:「こうめんただ以質ためれいほん如何いかまたせつぶんしつみな備?」曰:「ゆうしつそくゆうぶんゆう本則ほんそくゆうまつぶん而無しつ如何いかぎょうとくたとえ樹木じゅもく,必有ほんのり自然しぜんゆう枝葉えだははなみのるわかほんのり雖有枝葉えだははなみのるずいそくあまどころ落矣。」ひろ

2 はやしといれい... :
はやしいちもん:「『はやしといれいほん』,而孔并以つげなに也?」曰:「またれいおごそこれいきちしゃれいきょうしゃ。」ふし

3 はやしといれい... :
からし適正てきせいとい:「『はやしといれいほん』,何故なぜただ以喪れいこたえ?」曰:「れい吉凶きっきょうしゃ而已。うえ泛以吉禮きれ而言,したせんゆびきょうれい而言。しか此章大意たいい不在ふざい此,須看問答もんどう本意ほんい孔子こうしただこたえといれいほんしか儉戚またただれいほん而已。及其よう也,ゆうとうぶん不可ふか一向以儉戚為是,曰:『しなぶし斯,斯之いいれい』,ぶたゆう箇得ちゅう恰好かっこうしょ。」

4 はやしといれい... :
といあずか其易也,やすし戚」。曰:「其他かんむりこん祭祀さいしみなれいみないいあずか其奢也寧儉』。おもんみれいどく不可ふかげんあずか其易也寧戚』。易者えきしゃ也,げんれいいたり習熟しゅうじゅく也。しゃ人情にんじょうこれしょとくやめわか習治其禮有可ゆかかんのりらく於喪,而非あい戚之じょう也,れいうん:『ごとよく其縱たてなんじ。』」たく

5 はやしといれい... :
とい:「『あずか其易也寧戚』,ちゅうえきためなに也?」曰:「古人こじん做物すべりきよし些礙しょ便びんえきざいれいただふとしすべりじゅくりょうなまかた誠實せいじつにん纔太すべりじゅくまた便びんしょう誠實せいじつ。」曰:「夫子ふうし何故なぜただ以儉戚答禮とうれいほん?」曰:「初頭しょとうただ如此,ゆう後來こうらい許多きょた文飾ぶんしょく文飾ぶんしょく後來こうらいごと初頭しょとうただ戚,れい初頭しょとうただ儉。當初とうしょまたゆう儉,儉是たい後來こうらいおご而言ぶたおいせつみみ。如堯かいさんしゃく當初とうしょただ恁地,ため儉,後來こうらい人稱にんしょうため儉耳。ひがし坡說ちゅうしつぶんいい當初とうしょまたゆうしつただいん後來こうらいぶん便びんたたえためしつ孔子こうし曰:『したがえ先進せんしん。』しゅう雖尚ぶん初頭しょとうなおゆう些質ざい。」曰:「三綱さんこう五常ごじょうまたれいほん?」曰:「初頭しょとうまたただゆう箇意みみ。如君臣くんしんまたただ箇誠けい而已,ゆう許多きょたごと。」あつし

6 はやしといれい... :
といれいほん」。曰:「はつあいだただゆう箇儉戚,ゆうぶん。儉戚ゆう這根しかこう枝葉えだは自發じはつ出來でき。」またとい:「戚是此心自然しぜん發出はっしゅつそこ;儉又るい。」曰:「儉亦故意こい儉,もとはつ且只ゆう汙樽抔飲これるい。」あつしちちとい:「先生せんせいきゅうせつ,儉戚且是きんほん。」曰:「たいおごえきごと,且得せつ儉、戚是ほんわかろんれいほんのりまたざい儉、戚之まえよう如此說得せっとく。」どき

7 はやしといれい... :
おごえき於文,儉、戚則及而しつあずか其過也,やすし及,及底添得。夔孫

8 はやしといれい... :
とい:「『はやしといれいほんいちしょうぼうらいおごえきつとむかざり於外,儉、戚是よしちゅう。」曰:「也如此說とく天下てんかごといちけんゆかりこころ做。ただし儉、戚底はつつきざいおごえきそこはつ過去かこりょうしかみやこゆかりしんはつたとえ於花,ただいち箇花しん,卻有ひらき而未全開ぜんかいそこゆうひらき而將はなれ披底。儉、戚底便びんなおはな全開ぜんかいおごえきそこ便びんなおはなはなれ披者。且如じん,其初あに些哀しん外面がいめんそうてんとくらい過當かとう便びん埋沒まいぼつりょうあいしんひとこれぎょうれい,其初あに些恭敬之たかゆきこころまたえんそうてんとくらい過當かとう便びん埋沒まいぼつりょう恭敬きょうけいしん。而今じんはつ以書しょうあずか,莫不ゆう恭敬きょうけいしん後來こうらいぎょうとくれいすうじゅうふく使つかいじんいやはん恭敬きょうけいしん便びん埋沒まいぼつりょう。」あるとい:「『えきしゅうちゅう引孟えき其田そのだ疇』えき』,習熟しゅうじゅく平易へいい?」曰:「えきただ習得しゅうとくらいじゅく歡喜かんき做,做得らい手輕てがるあしかい惻怛にんそこ意思いし。」いん舉檀ゆみごとよく其縱たてなんじあずかきょくれいごとさきとお」,みなそん惻怛忘之也。

9 はやしといれい... :
えびす叔器せつはやしといれいほんいちしょう。曰:「はやしわかといれい大體だいたい便びんつつみとく闊。いまただしといほんためだいしか當時とうじ習於しげるぶんにんただしゆび此為れいさら不知ふちゆうじつしょとえ,而夫子ふうしだいそう此問だいだんちぎり夫子ふうししんぶたゆうほんぶん便びんざいりょうわかゆうぶん而無ほんのりあにためれい!『えき其田そのだ疇』これせつぶたよし范氏『えき而文』これ推之。治田はったしゃ須是けい犁經耙,とく窒礙,ぽうげんじゅく也。わかきょ習熟しゅうじゅく於禮ぶんぎょうとくみな窒礙,のりあい戚必不能ふのうつき曰『わか戚而不文ふぶんいよいよ也』。如楊『汙樽抔飲』これせつ就儉せつ,卻不甚親切しんせついたり於『不可ふか以徑ぎょう直情ちょくじょういち大覺だいかく文意ぶんい顛倒てんとうこうめんうんのり其本戚而やめ』,卻似あずか前面ぜんめんおさむころせ。此須せつきょさきよう戚,しか不可ふかおとろえあさ哭踊すう以為ふし,如此せつぽうこん說得せっとくおとろえあさ哭踊さきそこ,卻覺語意ごいかん龜山かめやま說話せつわ如此,不知ふち如何いか。卻是范氏『儉者,ものしつ;戚者,しんまことこのみ。」また曰:「ひとただ習得しゅうとく文飾ぶんしょくしょえき忘了ぼくみのるあたましょ,如『巧言令色こうげんれいしょく鮮矣じんこれるい。」義剛よしたけ

10 はやしといれい... :
楊氏いいれいはじめしょ飲食いんしょく燔炙。げんれいはつほんざい飲食いんしょくしか其用ただし以火おきせき,其石すんでねつ,卻以にくしき其上,じゅく而食あんゆうかなえまないた籩豆也!しかかた其為かなえまないたはじめまたゆう文章ぶんしょう,雕鏤はん而質めつ矣,うんあずかおごやすし儉」。またうん:「楊說『不可ふか直情ちょくじょう徑行けいこう』。此いちややきずあい戚之。其意とう如上じょじょうめんはじめしょ飲食いんしょくこれいい喪主もしゅ於哀戚,為之ためゆき哭泣擗踊,所以ゆえんぶし,其本則ほんそく戚而やめ。」楊氏如此,しょ以取彼處あそこまたしょうこうむ

11 はやしといれい... :
とい:「『はやしといれいほん』。おっとれいとくちゅうおごえきそく於文,儉、戚則及而しつみなためあいれいしかしつ乃禮ほん於文そくほんやめとお。且禮はじめほんしょ飲食いんしょく,『汙樽而抔いん,簣桴而土』,あに儉。いまわか一向いっこうおご而文,のりほんやめとおやすし儉而しつ喪主もしゅ於哀戚,だておとろえあさ哭踊すう以節こんわか一向治其禮文,而無あい戚之のりほんやめとおやすし戚而しつ,乃禮ほん。」曰:「也只如此。」みなみます

12 はやしといれい... :
とい:「えき,乃慢えき如何いか范氏以為『えき而文』?」曰:「えき也近ぶん。『えき字訓じくん慢易、簡易かんいえき』。わか慢易、簡易かんい聖人せいじん便びん直道なおみちこうりょうなんさらとくあずか其』ただ此可。」

夷狄いてきゆうくんあきら

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1 夷狄いてきゆう... :
とい:「『夷狄いてきゆうくんいちしょうほどちゅうせんせめざいしたしゃおちいきみつみくんちゅうせんせめざいうえしゃ不能ふのうつきためくんみちなに如?」曰:「ただ一意いちいみなせつ上下じょうげ僭亂,不能ふのうつき君臣くんしんみち,如無くん也。」義剛よしたけ

2 夷狄いてきゆう... :
夷狄いてきゆうくん如諸なつきみ且勝これしゃ」。此說無意義むいぎ

3 夷狄いてきゆう... :
とい:「范氏りょみな以為夷狄いてきゆうくん無禮ぶれいよし如諸なつきみ而有れいよしこわとう。」曰:「不知ふち如何いか恁地せつ。且如聖人せいじん恁地せつ便びんゆう甚好しょなる中國ちゅうごくくん恰好かっこう!」とい:「ほろび,莫只有無うむくんこころいや?」曰:「しか。」

たび泰山たいざんあきら

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1 たび於... :
といたび泰山たいざん一段いちだん。曰:「天子てんしさい天地てんち諸侯しょこうさい其國山川やまかわただえんぞくわがさいほかわかぞくわがのり便びんあずかこれしょうかん如何いかさいほか。」いん太子たいしさるせいはたすすむまつことどき

2 たび於... :
とい「曾謂泰山たいざん如林乎」!曰:「聖人せいじん也不曾是故意こいためせつただよりどころごとせつ聞之とうとめ。」

君子くんししょそうあきら

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1 君子くんししょ... :
とい君子くんししょそうあきら。曰:「『君子くんししょそう』,必於しゃこれげんゆう勝負しょうぶしょうそう,而猶わか此,そう也。語勢ごせい如此。」みなみます

2 君子くんししょ... :
「其爭也君子くんし」,げんそうどくらい也君

3 君子くんししょ... :
とい:「『其爭也君子くんし』,ただよこみぞせつそうためやめへりくだそこ?」曰:「しか畢竟ひっきょうため君子くんしそう不為ふため小人こどもそう。」

たくみわらい倩兮あきら

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1 たくみわらい倩兮... :
もと以為あや」,不知ふちなんわか以為いませきじんのり章句しょうくぜん。且此いちさい有理ゆうりまたおう刪去。いんせつ古人こじんごと未必みひつゆういまじんはなたくみ。如『くも、『かみなり筆談ひつだん」。㽦。にせどう

2 たくみわらい倩兮... :
とい:「伊川いがわうん美質びしつまちれい以成とくなおもとまち以成あや』,卻似ゆうしつ須待れいゆうもと須待あや。」曰:「しか。此質卻重。」

3 たくみわらい倩兮... :
もと以為あや」,げんじんゆうこうそこ姿容しよう材質ざいしつまたゆうくち輔之,盼倩けい所以ゆえんひょう其質也。此見もと以為しつ,而絢以文也。「おこりしゃいい孔子こうしげん事後じご素之もとゆき思量しりょういたれい乎處,而子なつくび以為ごとせい所以ゆえん啟發けいはつ夫子ふうしいい夫子ふうし不能ふのう,而子なつのう以教夫子ふうし也。こうむ

4 たくみわらい倩兮... :
いんろんおこりしゃしょう」,「かいじょとうしょうん:「聖人せいじんあに必待げん,而後ゆうしょ啟發けいはつ耶!しか聖人せいじん胸中きょうちゅう包藏ほうぞう許多きょた道理どうりわか無人むじん叩擊,のりおわり發揮はっき於外。一番いちばんせつおこりのりいちばん精神せいしん也。」

なつあやわれのうごとあきら

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1 なつあやわれのう... :
とい:「『なつあやわれのうごと』,所謂いわゆるれいせつ制度せいど文章ぶんしょうせつ三綱さんこう五常ごじょう,如前こたえはりしょ問者もんじゃ?」曰:「這也ただせつ三綱さんこう五常ごじょう。」とい:「『われのうごと』,げん甚事?」曰:「聖人せいじん也只說得せっとく大綱たいこう,須是ゆうしょしょうぽうはしてき。『あしそくわれほっしょう』。あかし,須是杞宋文獻ぶんけんあしぽうしょうしかまた須是聖人せいじんぽう能取のとろ以證其言。れいこんふくそん。如周れい許多きょたごと當時とうじべつゆう箇禮しょ,如云『宗伯そうはくてのひらくにれい』,這分明ぶんめい有禮ありのりしょらくしょいままた不可ふか。」まご

2 なつあやわれのう... :
といぶんけんじ」。曰:「ただ典籍てんせき賢人けんじんわか以獻さく法度はっと,卻要よう這『けん。」とい:「『しるし字訓じくんなり如何いか?」曰:「也有やゆう。如此,ただしょう成之しげゆきちょうげんなり』。」また曰:「這いちだん中庸ちゅうよう說得せっとくこうせつどうゆうそうそん焉』,便びん杞又りょう。如今春秋しゅんじゅうでんちゅうそうなおゆう些商れいざい。」

3 なつあやわれのう... :
あるとい:「孔子こうしのうげんなついんれい而無其證。文獻ぶんけん不足ふそく孔子こうしなにしたがえ知得ちとく?」曰:「聖人せいじんせい聰明そうめいしょ不通ふつうしかまた當時とうじ賢者けんじゃ識其だい賢者けんじゃ識其しょう』。孔子こうしこう詢博とえ所以ゆえん知得ちとく。杞國最小さいしょう所以ゆえん文獻ぶんけん不足ふそくかん春秋しゅんじゅう所書ところがき,杞初しょうこうやめ而稱はくやめ而稱ぶた其土極小きょくしょうざいやすし甘心かんしんくだためおとこくに,而其あさ覲貢りつ以子、おとこれい從事じゅうじ聖人せいじんいん其實しょ貶之也。」

4 なつあやわれのう... :
とい:「『なつあやわれのうごとあきら,以中庸ちゅうよう參看さんかんいんなおかんがえなつ文獻ぶんけん不足ふそくゆう甚。」曰:「杞國最小さいしょう所以ゆえん文獻ぶんけん不足ふそくかん春秋しゅんじゅう所書ところがきはつしょうこうやめ而稱はくやめ而稱ぶた其朝覲貢ぞくりつ以子、おとこれい從事じゅうじ聖人せいじんいん其實而書貶之也。如滕こくまたしょうかくれじゅういちねん來朝らいちょうしょこう,桓ねん來朝らいちょうしょかいしゃ以為桓公かんこう弒君ぞく,滕不あいあさ貶稱ぼう嘗疑,以為此以一向いっこうしょ使つかい聖人せいじん實惡じつあく其黨あく來朝らいちょうつみのりとうとめ貶其一身いっしん。其子孫しそんなんざいいちれい貶之,あに所謂いわゆるあくあくとめ其身』耶!後來こうらいいんすなずいうん:『滕國いたりしょう,其朝覲貢不足ふそく以附諸侯しょこう大國たいこく甘心かんしんくだため子孫しそん一向いっこう微弱びじゃくおわり春秋しゅんじゅうつねしょう聖人せいじんいん其實而書みみ。』ていさん嘗爭みつぎつぎ,曰:『むかし天子てんしはんみつげ輕重けいちょう以列。ていはくおとこ也,而使したがえこうほうみつげ,懼弗きゅう也,敢以ため請。』そく其事也。春秋しゅんじゅうあさ往來おうらい,其禮ごくしげるだい國務こくむ吞并,なお以辦。小國しょうこくおかせそぎなにしたがえ而辦。其自くだため,而一切いっさいしたがえしょうしゃまたなんそくかいわかいい聖人せいじん貶人,のり當時とうじ大國たいこくめつ典禮てんれい,叛君ちちつとむ吞并しゃつねしょおおやけしょこう貶此,而獨せめ備於不能ふのう自存じそん小國おぐになに聖人せいじんかしこきょうりょうじゃく尊大そんだいそもそもしょう,其心おおやけ甚!こんかい春秋しゅんじゅうしゃぼう敢信,せい以此みみ。」えびすおよげ

禘自すんで灌而往者おうしゃあきら

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1 禘自すんで灌... :
禘,たださい始祖しそ及所だしみかど。祫,乃合ぐんびょうみなざいとう以趙ただしこれせつためただししたがえしゅう方子のりころくうんところだしみかどびょう。」

2 禘自すんで灌... :
ほど先生せんせいせつ:『禘,禘其始祖しそこれしょ,併群びょうしゅみなさい。祫,のりとめ始祖しそ而下,ごうぐんびょうしゅみなさい。』所謂いわゆる禘之せつこわしか論語ろんごしゅうかい中止ちゅうしちょうはく循之せつ。」こううん:「かん『禘祫』りょうよしまた。」曰:「禘,ただ王者おうじゃすんでりつ始祖しそびょうまた請他始祖しそみことちょうらいしょうねつらく相似そうじ。」ひろ

3 禘自すんで灌... :
じんちちとい:「『禘自すんで灌而往者おうしゃわれよくかん。』しゅうちゅうゆうりょう。」曰:「這其じつ也只せつすんで灌而往不足ふそくかんわかおう禘』,而今自著じちょ恁地せつ將來しょうらい。其實這一句只說灌以後不足觀。」またうん:『たらい而不こもゆうまこと顒若,したかん而化也。』這盥,あずか不同ふどう。灌,以秬鬯之しゅ灌地以降いこうかみ。這盥,ただあらいしゅ。凡祭祀さいしすうすうたらいしゅ,一拜則掌拊地,便びんまたちょあらい伊川いがわうん:『人君じんくんせい其表,以為みんとう莊嚴しょうごん如始たらいはつ,勿使誠意せいいしょう如既こもこれ。』ぼうかん意思いし如此。かん自說じせつ聖人せいじん至德しとく天下てんか自然しぜん而化,さらまちようりょく,而下莫不かんかん而化,よし於盥。いいせき誠之せいしいたりただしたらい滌而まち乎薦とおるゆうまことやめ顒若,曰『したかん而化也』。」蔡季どおりいんうん:「『たらい而不こもゆうまこと顒若』,げん其理也;『かん而化』,じゅつ德也とくや。」まご

4 禘自すんで灌... :
とい:「禘之せつ諸家しょかうん,魯躋僖公,あきらきよし不順ふじゅん聖人せいじんよくかん如何いか?」曰:「禘是於始祖しそびょう推所だしみかどしつらえ虛位きょい以祀,而以始祖しそはいそく曾序あきらきよししゅう禘帝嚳,以后きびはい王者おうじゃゆう禘有祫,諸侯しょこうゆう祫而禘,此魯所以ゆえんため失禮しつれい也。」どき

5 禘自すんで灌... :
とい:「りょ以未たらいまえ誠意せいい交於神明しんめいすんで灌而とく人事じんじみみ如何いか?」曰:「便びんゆう一說いっせつみち灌以ぜんかん以後いご必觀。聖人せいじんせいれいよう終始しゅうしみなつきまこと必如此說。」

6 禘自すんで灌... :
こうみそとい:「其說しゃ於天也,其如しめせしょ斯乎!」曰:「此尚あかりなにきょう其他!此尚感得かんとくなにきょう其他!」ふし

7 禘自すんで灌... :
うつわとい:「禘之せつ天下でんか如指しょてのひらおそれ至誠しせい感動かんどう。」曰:「禘是さい甚遠甚大じんだいしゃわか其他よんまつり及祫さいまつりとめ於太わか禘,またまつり其祖これしょ,如祭きさききびまた推后きびじょういちだいさいしゅうじん禘嚳是也これや。『れいおう禘。』禘者,まつり其祖これしょ,而以はいぶたびょう而祭於祖廟そびょう所以ゆえんなん以答あるひとかたこれ魯禘非禮ひれいしかことからだだいなんせつわか主祭しゅさいしゃ須是ごく誠意せいいぽうかんかく。」まご

8 禘自すんで灌... :
とい:「『あるとい禘之せつ』,しゅうちゅう所謂いわゆる仁孝にんこうまこと敬之たかゆきいたり不足ふそく以與此』,なに也?ぶた祭祀さいしこと,以吾而交於鬼しんさい大事だいじおもんみじんそく不死ふし其親,おもんみ孝則たかのりあつし於愛おやまたまことけい以聚しゅうわれ精神せいしん精神せいしんすんで聚,所謂いわゆるこう精神せいしん便びんわれ精神せいしん』,あにゆうらいかくしゃ!」曰:「文字もじみなこのみ。」みなみます

9 禘自すんで灌... :
禘是おいとおこれちゅうまたついとおほうほんちゅうまたほうほんぶたじん於近おや曾奉やしなえそこのりまことえきかんかく,如思其居しょ言笑げんしょう,此尚えきかんわかふととおしゃきょく至誠しせい不足ふそく以格所以ゆえんなんこたえ。此等しょごく要理ようりかいざい論語ろんごちゅうためだい節目ふしめまた曰:「聖人せいじんせい祭祀さいし深遠しんえん非常ひじょうじんしょのう祖宗そそう以來いらいせんすうひゃくねんもと一氣いっき相傳そうでんとくあつしゃりゅうこうとくうすしゃりゅう卑。ただしほうゆう止處とめど所以ゆえん天子てんしただとくななびょう諸侯しょこう大夫たいふさん。此是ほうとう如此。しか聖人せいじんこころなお不滿ふまんまた始祖しそだしみかど,以始祖しそはいしかやめびょうただ祔於始祖しそびょうしかまたおもんみ天子てんしとく如此,諸侯しょこう以下いかあずか焉。こんしゃえきかんとおしゃなんかくわかうすぞくほぼあさこれにん誠意せいい如何いかいた這裏!だいだん義理ぎり分明ふんみょうそこ如何いか推得聖人せいじんほうほんはんはじめ如此深遠しんえんはた這事推那ごとただ知得ちとく此說,のり人見ひとみとく義理ぎり儘高,以之かん他事たじ自然しぜん沛然はいぜん所以ゆえん天下でんかなん也。」あかりさく

10 禘自すんで灌... :
叔共とい禘之せつ。曰:「尋常じんじょう祭祀さいしなおゆう捉摸。いた禘時,のり渺茫びょうぼうぶた始祖しそこれしょだししゃ,而祭始祖しそびょう,以始祖しそはい,其所禘者びょう無主むしゅ便びん聖人せいじんおいとおほうほんゆうきゅうやめわかまこと敬之たかゆきいたりなに以及此!禘之せつのりまことかく』,此聖じん所以ゆえんなんげん也。」どき

11 禘自すんで灌... :
とい:「『禘之せつのり理無わりな不明ふめい』,如何いか?」曰:「幽明ゆうめいただ一理いちりわか於那渺茫びょうぼうかそけふかこれあいだ知得ちとく道理どうりのり天下でんかみな推而あかり矣。」つとむ

12 禘自すんで灌... :
とい:「『禘之せつのり理無わりな不明ふめいまことかく天下でんか不為ふためなん矣。』先王せんおうほうほんはんはじめ,雖莫ふか於禘,如何いか纔知其說,便びんのう於理しょ不明ふめい?」曰:「此是理之まさゆき至大しだいしゃぶたじん推至始祖しそのりやめごく矣。いままた始祖しそしょだしみかど而祀焉,のり其理いいきゅうふかごくとお矣。仁孝にんこうまこと敬之たかゆきいたりなに以及此!のう此,のり自然しぜん理無わりな不明ふめいまことかく,於治天下でんか不為ふためなん矣。」ひろ

13 禘自すんで灌... :
ますとい禘之せつ。曰:「禘之最深さいしんちょう。如祖かんがえあずか自家じか身心しんしんあいりょうぜっ祭祀さいしまたえき理會りかいいたり如郊てんまつなおゆう天地てんち顯然けんぜんしゃ不盡ふじん其心。いたりさい始祖しそやめ自大じだいだん闊遠,なんつき其感かくみちいままた推其始祖しそこれしょ而祀,苟非察理精微せいび誠意せいいごくいたりやすのうあずか於此哉!如此,のり於治天下でんかなん也。」

14 禘自すんで灌... :
とい「『禘之せつのり理無わりな不明ふめいまことかく,而天難治なんじ。』此只せつ聖人せいじんきゅうつき物理ぶつり,而無一念いちねん不實ふじつ,雖至かそけいたりとおこれしんなおのうかんどおりのり其治天下でんかあかり且易?」曰:「此是せつ禘與さい不同ふどうとう『禘』。」義剛よしたけげん:「禘是さい始祖しそしょだしみかどぶたどお而易忘,人情にんじょうしょついねんしゃ,而乃のうかん而通仁孝にんこうまこと敬之たかゆきいたり,孰能あずか此!」曰:「しか。」義剛よしたけ

15 禘自すんで灌... :
じんちちとい:「『禘之せつのり理無わりな不明ふめいまことかく天下でんかなん。』如何いか?」曰:「天地てんち陰陽いんよう生死せいし晝夜ちゅうや鬼神きじんただ一理いちりわかあかり祭祀さいし鬼神きじんのり天下でんかそと於此。『ななにち戒,三日みっかひとし必見ひっけん其所さいしゃ』,『郊焉そくてん神格しんかくびょう焉則じんおにとおる』。此可いいいたりほろ而難どおりしゃわかのう如此,いた得治とくじ天下でんか以上いじょうかん,以いちにんかん萬民ばんみんまたはつ無難ぶなんしゃ。這鬼しん生死せいし,卻惟じょう蔡見とくせつわれ精神せいしんそくこう精神せいしん』,說得せっとくゆう道理どうり。如說『其鬼而祭いちだんまた說得せっとくこのみ。」まご

16 禘自すんで灌... :
とい:「禘之せつ何故なぜ天下でんか便びんえき?」曰:「禘,諸公しょこう說得せっとく也多あたまこう,而今也見とくしゅうちゅうちゅう且依やく如此せつ。」あるとい:「以魯じん僭,孔子こうしせつ?」曰:「也未必是如此。不知ふちただ敢知。」ある曰:「ただ知得ちとくほうほん?」曰:「またせん如此。中庸ちゅうようあきら乎禘嘗之よし治國ちこく其如しめせしょてのひら』,また如此せつぶた禘是箇大さいうらゆう君臣くんしんよしゆう父子ふしおや知得ちとくそくだいしょりょう便びん也自えき。」曰:「おそれ此只既知きちとくほうほんまた知得ちとく名分めいぶんまた知得ちとく誠意せいい?」曰:「此處ここゆう說得せっとくこのみまつりみつるちゅうせつまつりゆうじゅうりん』,また甚好。子細しさいぽう知得ちとく空言くうげん。」あつし

17 禘自すんで灌... :
あるとい「禘之せつ」。曰:「しゃうんぜんとく自家じか精神せいしん便びんこう精神せいしん』,此說このみ。苟能ぜんとく自家じか精神せいしんのり『郊焉而天神格しんかくびょう焉而じんおにとおる』。」こうむ

18 禘自すんで灌... :
とい:「魯之郊、禘,なりおうたまものはく禽之受不りょう後世こうせい子孫しそんあい如何いか而改?」曰:「どきおうめいじ如何いか敢改!」曰:「おそれ不可ふかあらためのりとう請命於天おう而改いや?」先生せんせい首肯しゅこう,曰:「。」あつし

まつり如在あきら

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1 まつり如在あきら:
とい:「『まつり如在』,にんかたこれつきまこと以祭,不知ふちしん使祖宗そそうかんかく?」曰:「うえ蔡言:『自家じか精神せいしんそくこう精神せいしん。』這裏つき其誠けい祖宗そそう便びんざい這裏,ただいち箇根なえらい。如樹やめ枯朽,へんはたしんそく接續せつぞく這正らい。」

2 まつり如在あきら:
あるといまつり如在,祭神さいじん如神ざい」。曰:「まつりさきしゅ於孝,祭神さいじんぬし於敬。雖孝けい不同ふどう,而如ざいこれこころ則一のりかず聖人せいじんまん一有故而不得與祭,雖使じんだいわか其人のうごく其恭けいかた不可ふかしかわが這裏かけしょうりょう如不さい。」どき

3 まつり如在あきら:
せいはじめといまつり如在,祭神さいじん如神ざい」。曰:「まつりさき如在,さい外神とがみまた如神ざい愛敬あいきょう不同ふどう,而如ざいまこと則一のりかずわれあずかさい,而他人たにんこれ,雖極其誠けい,而我とくおや致其如在まこと,此心おわり闕然。」

4 まつり如在あきら:
まつり如在,祭神さいじん如神ざい」。此是弟子でし平時へいじ孔子こうしさい祖先そせん及祭外神とがみこれ,致其こうけい以交鬼神きじん也。孔子こうしとうまつり祖先そせんとき孝心こうしんじゅんあつし,雖死しゃやめとおいんついおもえわかこえようせっとく以竭つき其孝こころ以祀也。まつり外神とがみいい山林さんりん溪谷けいこくかみのうきょうくもしゃ,此孔在官ざいかん也。雖神明しんめいわかゆうわかほろび聖人せいじんただしつき其誠けい儼然げんぜん神明しんめいかくとく以與せっ也。「われあずかさい,如不さい」,孔子こうしいいとうさいときあるゆう而使じんこれれい雖不はいしかとく自盡じじん其誠けいおわり不滿ふまん於心也。范氏所謂いわゆるゆう其誠そくゆう其神,其誠そく其神」。ぶた神明しんめい不可ふかおもんみ此心つき其誠けいせん一在於所祭之神,便びん洋洋ようようしか如在其上,如在其左みぎ」。しかのりしん有無うむみなざい於此しんまことあずかまこと必求とぼけゆるがせあいだ也。みなみます

5 まつり如在あきら:
とい:「『祭神さいじん如神ざい』,なにしん也?」曰:「如天山川やまかわ社稷しゃしょくまつこれるい。」曰:「范氏いいゆう其誠そくゆう其神,其誠そく其神』,ただこれこころまことそくのう體得たいとく鬼神きじん?」曰:「まことしゃじつ也。ゆうまことそく凡事ゆうまことそく凡事。如祭祀さいしゆう誠意せいいのり幽明ゆうめい便びん交;誠意せいい便びんあいせっりょう。」曰:「如非しょとうさい而祭,のりため矣。わかゆう誠心せいしんかえまたゆうかみ?」曰:「かみ有無うむ不可ふか必,しか此處ここら以當さいしゃ而言。わかしょとうさいそこ便びんまてゆう誠意せいいしか這箇やめ錯了。」あつし

6 まつり如在あきら:
とい:「范氏うん:『ゆう其誠そくゆう其神,其誠そく其神。』こわこれ自家じか心裏しんり以為ゆう便びんゆう,以為便無びんな。」曰:「わかただよりどころ自家じか以為ゆう便びんゆう便無びんな,如此卻是私意しいりょう。這箇乃是自家じかかけりょうそこぶた自家じかむなしざい這裏さい誠意せいい卻不たち於彼,便びん如不曾祭相似そうじ。」

7 まつり如在あきら:
ぜんとい鬼神きじん:「范氏かいまつり如在』うん:『ゆう其誠そくゆう其神,其誠そく其神。』虛空こくうちゅう死者ししゃすんで不可ふかとく而求矣,子孫しそんつき其誠けいのりこう即應そくおう其誠。かえ虛空こくうおうわれまことかえただわれ?」曰:「ただ自家じかぶたこうあずかおのれ連續れんぞく。」まご

あずか其媚於奧あきら

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1 あずか其媚於... :
おうまご賈之よく夫子ふうしこびおのれ緊要きんようこびこのみ。如夫子ふうしごとくんつきれい,也何嘗是こび他見たけん夫子ふうしとう時事じじくんつきれい便びんどう夫子ふうしこびおく夫子ふうしこたえただどう如此,ざい於天,のりしょ禱。なにためこびおくまたなにためこび灶!逆理ぎゃくり而動,便びんざい於天。」とい:「此兩おそれ時人じじんゆうとい曰:『なにいい也?』」曰:「おそれ如此。」

2 あずか其媚於... :
おうまご賈庸ぞくこれにん孔子こうしざいまもるはたいいゆうもとめつかまつこれよく孔子こうしおのれゆうこびおくあずかこび灶之ごとかれまた須聞ゆう孔子こうしきよしただし其氣習卑陋ひろういい有權ゆうけん以引援得孔子こうし也。「曰『しか』」しゃいいこびおくあずかこび灶皆也。天下てんかただゆういち箇正とう道理どうり。循理而行,便びんてんわかややたがえもど於理,便びんとくざい於天,さらしょ禱告而得めん其罪也。なおげんたがえどう以干すすむ,乃是とくざい至尊しそん至大しだいしゃかしここれ甚,あにこびくんあずかこび權臣けんしん所得しょとく而免乎!此是へりくだ以拒おうまご賈,また使つかい聞天有正ありまさ也。みなみます

3 あずか其媚於... :
しゅうとい:「『ざい於天』,しゅうちゅう曰:『てんそく也。』此指ざい蒼蒼そうそうてん耶,そもそもとくざい於此也?」曰:「てん所以ゆえんためてんしゃ而已。てんゆう道理どうり不能ふのうためてん蒼蒼そうそうしゃそく此道理之まさゆきてん曰:『其體そくいいてん,其主宰しゅさいそくいいみかど。』如『父子ふしゆうおや君臣くんしんゆう』,雖是如此,また須是上面うわつらゆう道理どうりきょう如此はじめとくただし如道せつゆう箇『三清さんきょう大帝たいていちょ衣服いふく如此坐みみ!」

4 あずか其媚於... :
とい:「ちゅううん:『てんそく也。逆理ぎゃくりのりざい於天矣。』にんわかじゅん而行,のりこころ平氣へいき,而自然しぜんあんひろしわか悖理はいりきずどう必有所謂いわゆるてんじんけい,而其むね錯亂さくらん,乖氣たかしせき,此即ざい於天?」曰:「かたこれ如此,也不けしせつどう心氣しんき和平わへい。這也只見ただみ有為ゆういあくこうめんしゃゆう此說。しか也不必說どう有無うむじん天刑てんけいそく逆理ぎゃくり便びんざい於天。」まご

5 あずか其媚於... :
あるとい灶陘。曰:「そう灶門外平ほかひらせいひたすらしばしょ。」義剛よしたけ

6 あずか其媚於... :
とい「五祀皆設主而祭於所,しかむかえしかばね而祭於奧」。曰:「たとえ如祭灶,はつしつらえしゅ於灶陘。陘非做好やすはいまたまつり於奧以成れい。凡五まつみなしかただしまたゆう不可ふかあかつきしゃわかひとといだい便びんあかつきとくとい以何人為じんいしかばね便びんあかつきとくまつかくゆうぬしまつり及祭畢,不知ふち於何しょぞうしょこう也。」まご

しゅうかんだいあきら

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1 しゅうかん於二... :
しゅうこうせいなりしゅういちだいてん,乃視なつしょうれい而損えきさんだいれい,其實則一のりかずただしいたりしゅう而文ためだい備,孔子こうし其文而從みなみます

2 しゅうかん於二... :
夫子ふうしとくこころざし大概たいがいしたがえしゅうしょ道夫みちお

3 しゅうかん於二... :
といわれしたがえしゅう」。曰:「孔子こうし為政いせいしたがえしゅうしょぶた法令ほうれいりゃく而日にゅう於詳,しょうしゃ,以其へい也,すんでしょうそく不可ふかふくりゃくこん法令ほうれいあかり備,なおかん宄,あにさらりゃくりゃくそくかん宄愈しげる矣!」

いれふとしびょうあきら

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1 いれふとしびょう... :
といにゅうふとしびょうまいこととい」。曰:「雖是有司ゆうしこと孔子こうしまた須理かいただし其器ぶつ須有人家じんかしゃとくこんいれ宗廟そうびょうかた及見また須問かたとく。」みなみます

2 いれふとしびょう... :
にゅうふとしびょうまいこととい。」そこさら審問しんもんぽう聖人せいじん自足じそくしょまご

3 いれふとしびょう... :
「『にゅうふとしびょうまいこととい。』宗廟そうびょう朝廷ちょうていおもことよう謹,雖知またとい。」曰:「當然とうぜん。必有しつしょまいつね思量しりょう行事ぎょうじ所以ゆえん錯處,ゆうゆるがせこれこころ。且如使じん一事いちじ丁寧ていねい諄復,其中やめ有意ゆうい以為えきあかつき而忽しょくしゃしょうあいだごとしょみやこゆかりゆるがせしょせい。」

しゅかわあきら

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1 あるじがわ... :
せつしゅかわあきら,曰:「夫子ふうしまたあくぬきかわただし當時とうじみな習於此,げん古人こじんみちみみ。如古じんまたただれいしゅかわわかきゅうようぬきかわわかぬきかわなにえき。」義剛よしたけ

2 あるじがわ... :
あるとい:「『しゅかわ』,ぜっ於貫かわ?」曰:「先王せんおうしつらえいい,以威天下でんか』,あにねがいふかなか。如『しつ其馳,しゃ如破』,『はつかれしょう●,殪此だい兕』これるいみなようとくとおるあにかた以不しゅかわためとうと,而但ほっりゃくちゅう而已。ぶたきょうこれ習禮ようしか習禮ようこれにん未必みひつみな勇敢ゆうかんおっとわか以貫かわためとうとのりしつ所以ゆえん習禮いいわかゆう人體じんたい直心ひたごころただしもちりょうゆみ矢又やまたしんかたわかぬきかわ,其禮ようあに必責其貫かわ哉!此所以謂『ためりょく不同ふどう』也。」どき

3 あるじがわ... :
あるといしゅかわためりょく不同ふどう」。先生せんせい舉易「,以威天下でんか」;また舉詩「しゃ如破」,曰:「本意ほんい,也是ようとくぬきかわただだいしゃれいぬし於觀とく,卻不ぜん股肱ここうけつそこじんただよう『內志ただしそとたいじき』,其中,せん其力みみ。」倪。うえどう

4 あるじがわ... :
古人こじんようたたかえ鬥,須用ぬきかわわかよう禮樂れいがくのりかんとく而已。たけおうかつしょうぐん郊射,而貫かわいきのりぜん此用へいとき,須用ぬきかわこんのりふくよう矣。また曰:「かく先生せんせいうん:『ゆみいしゆみこれせいかみはじめあらためとくこのみ。』こうはじめまた嘗如此說。」また曰:「かく先生せんせいいい古人こじんしゃほう易學えきがくいまじんしゃ法難ほうなんがくみぞ須理會得えとくかく先生せんせいろんゆみいしゆみ及馬甚精。」みなみます

5 あるじがわ... :
とい:「明道あけみちせつ:『此與ためりょく而射しゃ不同ふどう。』伊川いがわ曰:『功力くりきいちはし,苟有必同。』此二せつ本文ほんぶんじょう添了ぽうほどけこわ穩。」曰:「便びん如此,這處分明ふんみょう。」またとい:「明道みょうどう曰『せん以中ためぜん』,如何いか?」曰:「也只いちあいだ恁地せつひとうつしさつじょう便びんゆう礙。如『內志ただしそとたいじき』,ただよう箇中こちゅう不要ふようちゅうよう甚底!」とい:「『しゅかわ如何いかせつ?」曰:「『かわらいただ做箇『ぬきかわぬし便びんぬし於貫かわ。」いんとい:「古人こじんよう如何いかよう?」曰:「其初也只おさむ武備ぶびせい人文じんぶん以禮らく。」

みつぎほしつげついたち餼羊あきら

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1 みつぎほし... :
あるとい論語ろんごすうだん。曰:「ぶんかいただしょう如此せつたださらよう聖人せいじんだいそこ意思いし。且如てきあいだおおやけせつあいれいそんひつじいちだん須見すみとく聖人せいじん意思いしだい常人じょうじんただくずくず惜那しょう聖人せいじんこころ卻將しょう當事とうじしょ惜者れい所存しょぞんしゃだいさら這般しゃはん意思いしぽう有益ゆうえき自家じか意思いしかたひろしてんほうゆう活動かつどうちょうすすむしょ。」

2 みつぎほし... :
きょちちとい:「『餼羊』,ちゅううん:『とくひつじ。』」曰:「乃專とくとく』,うし也。『とく牲』、『ようとく』,みな特用とくよういちうしゆびとくためうし也。」まご

ことくんつきれいあきら

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1 ことくんつきれい... :
如「はいれい也,こんはい乎上」,而孔必拜乎下,此孔つきれいしょ

きみ使臣ししん以禮あきら

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1 きみ使臣ししん以... :
あるせつ:「『きみ使臣ししん以禮,臣事しんじくん以忠。』こうしゃゆう以先儒謂『きみ使臣ししん以禮,のり臣事しんじくん以忠』ためしゃ。其言曰:『きみ使臣ししん以禮,のりしん以事くん不忠ふちゅう乎!くん使臣ししん以禮,しんそくゆう而已矣。こと以忠,人臣じんしんこれしょむべため也。』」先生せんせい曰:「此說甚好,しかただ說得せっとくいちへんいんいいきみ使臣ししん以禮,のり臣事しんじくん以忠』,またゆう警君またせん主人しゅじんしん而言也。如孟げん:『きみしん如犬のりしんくん如寇讎!』此豈孟子もうこきょう人臣じんしん如此哉!せい以警其君禮遇れいぐう臣下しんかなんじためくん當知とうちためくんみち不可ふか使臣ししん以禮;ためしんとうつきためしんみち不可ふかことくん以忠。君臣くんしん上下じょうげりょうつき其道,天下てんか其有不治ふちしゃ哉!乃知聖人せいじんげん本末ほんまつりょうつき。」にせ

2 きみ使臣ししん以... :
とい:「いんいいきみ使臣ししん以禮,のり臣事しんじくん以忠』,此恐ただせつ泛然しんわかにん重之しげゆきしんこわ不當ふとう如此せつ。」曰:「就人くん而言,のり如此せつただし道理どうりまた如此。じんしゅ不善ふぜんぐうのり下面かめんじん不盡ふじんしん。如孟所謂いわゆるきみしん手足てあしのりしんくん如腹しん』,道理どうり如此。」義剛よしたけいんとい:「孟子もうし此章,ぜんやからみないいゆう圭角けいかく如何いか?」やすきょうごと:「孟子もうしこわただため戰國せんごく人君じんくん而設。」曰:「也是とう如此。人臣じんしんごとかた不可ふか不忠ふちゅうただし人君じんくんまたあに使臣ししん以禮!わかただ以為臣下しんかとうちゅう,而不及人ぬしのり道之みちゆきくん聞之,はたいい人臣じんしんとうちゅうわが無禮ぶれいまたとく。如此,のりざいうえしゃとく肆其無禮ぶれい後人こうじんこう避形あと分明ぶんめいせつ。卻不知ふち使じょう不盡ふじんれい,而致君臣くんしん以善おわり,卻是ぞく其君しゃ也。わか使つかいくんのうつきれいのり君臣くんしんりん長久ちょうきゅう。」義剛よしたけ

せき雎樂而不いんあきら

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1 せき雎樂而... :
とい:「『せき雎樂而不いんあい而不きず』,於詩なん以見?」曰:「ゆうとめ於『輾轉反側てんてんはんそく』,わか憂愁ゆうしゅう哭泣,のりきず矣;らくどめ於鐘琴瑟きんしつわか沉湎いん泆,のりいん矣。」僩。またうん:「詩人しじんとく性情せいじょう正也まさや。」

2 せき雎樂而... :
といせき雎樂而不いんあい而不きず」。曰:「此言作詩さくしひとたのしいんあいきず也。」いんとい:「此詩何人なんにんさく?」曰:「おそれ宮中きゅうちゅうじんさくぶた宮中きゅうちゅうじんおもえ淑女しゅくじょ以配君子くんしとくそくあい既得きとくそくらくしかとうあい而哀,而亦とめ於『輾轉反側てんてんはんそく』,のりあい其則;とうらく而樂,而亦とめ於鐘琴瑟きんしつのりたのし其則,此其じょうせい正也まさや。」

3 せき雎樂而... :
とい:「『せき雎樂而不いんあい而不きず』,人情にんじょうせい如此,そもそも如此?」曰:「ゆうじょうせいほうゆう聲音こわね。」あつし

4 せき雎樂而... :
とい:「せき雎之とくじょうせいせい如此。學者がくしゃ須是『玩其やめしん其音』,而後知之ともゆき。」曰:「ただ玩其便びんわかしん其音,也難。せき雎是たのしこれそつあきら曰『せき雎之らん』。らんしゃたのしこれそつあきら也。すわえゆうらん曰』,是也これや前面ぜんめん須更ゆうただしこん不可ふかこうみみ。」みなみますしゅうちゅう

5 せき雎樂而... :
とい:「『しん其音』,如何いか?」曰:「音節おんせつまたとく其正。如人でん嵇康さく廣陵こうりょうみさおとうまつすすむはつ,其怒すすむよくだつ,慢了しょうつるれいあずかみやつる相似そうじみやためくんしょうためしんしんりょうくんぞう。其聲憤怒ふんぬ躁急そうきゅう,如人鬧相似そうじ便びんおと節也せつや。」

6 せき雎樂而... :
こうせき雎「らく而不いんあい而不きず」,ゆう引明道之みちゆきせつためしょうしゃ:「『あい窈窕ようちょうおもえ賢才けんさい,而無きず善之よしゆきこころ焉。』此言『無傷むきずぜん』,あずか所謂いわゆるあい而不きずしゃ如何いか?」こうしゃうん:「ため相似そうじ明道あけみち舉以ためしょう?」曰:「しか無傷むきずぜんあずかあい而不きずりょう般。『らく而不いんあい而不きず』,げん哀樂あいらくちゅうぶしいいきずため無傷むきず善之よしゆきしん』,のり矣。」

あいこうもんおさむわがあきら

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1 あいこうもんおさむ... :
とい:「『いにしえしゃかく其所よろしこれ以為しゃ。』不知ふち木造もくぞうぬしかえ便びん以樹ためぬし?」曰:「古人こじん意思いしただ以樹ため社主しゃしゅ使つかいしん焉,如今じんせつかみじゅこれるい。」とい:「不知ふちしゅうあや社主しゃしゅ如何いか?」曰:「古人こじん多用たよう主命しゅうめい,如出ぎょう大事だいじのりようきぬ帛就びょうしゃ請神以往いおう,如今たましい帛之るいしゃただだんわかゆうづくりぬしなに所藏しょぞういにしえしゃおもんみこく社屋しゃおく。」まご

2 あいこうもんおさむ... :
あるとい:「ゆう以『使つかいみんせんぐりためあいこうげんしゃ。」曰:「諸家しょか如此せつ,卻恐未然みぜんこわただおさむうえ有一ゆういち『曰』しゃおさむわがかいしゅうじん以栗』よしいち『曰』以發其辭みみ。『聞之曰:「なりごとせつとげごと諫,既往きおうとがめ。」』ぶたうん及舌』,げんあに以輕はつよこしまげんおさむわがこれくちにゅうあいこうみみ矣,あにさら諫而おい哉!」

3 あいこうもんおさむ... :
とい:「『なりごとせつとげごと諫,既往きおうとがめ』,さんゆうべつ?」曰:「またゆう輕重けいちょうしかしゃ也無說話せつわ便びんまちおさむわが當初とうしょこたえとくこのみ,也無說話せつわきょう使つかいみんせんぐりこれ下面かめんまたはたけい許多きょたごとよこしま!」あつし

4 あいこうもんおさむ... :
とい:「おさむわがところげんなお未見みけん於事,如何いか不可ふかすくい?」曰:「此只せめえき其言,とい其見於事あずか未見みけん於事。所謂いわゆる及舌』,『斯言玷,不可ふかため也!』ぶたほっ使謹於げんみみ。」

かん仲之なかのしょう哉章

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1 かん仲之なかの... :
といかんなか小器しょうき。曰:「えんうつわしょうしょ以做出來事できごとみな如此。」

2 かん仲之なかの... :
あるせつかんなかしょうあきら義剛よしたけげん:「使つかいなかきょくひろし闊,須知しゅうちわが所為しょいこうれつ如彼其卑』,あに肯侈しか肆,いたり於奢僭如此!」曰:「也不せつどうこうれつ卑時不當ふとう如此。便びんこうだいまた不可ふか如此。」義剛よしたけ

3 かん仲之なかの... :
かんなかしょう。」すえけいうん:「須是如孟げんきょ天下でんかこうたて天下てんかせいぎょう天下でんか大道だいどう』,ほうただし大器たいき。」曰:「。」こうむ

4 かん仲之なかの... :
「『かんゆうさん』,いちめとさんせいおんなわか此,卻是僭。此いちだんただ舉管なかおごしょ,以形容けいよう儉。下段げだん所說しょせつ,乃形容けいよう不知ふちれいしょ便びん僭。竊恐不可ふか做三めとせつ。」あかりさく

5 かん仲之なかの... :
とい:「『かん仲之なかのしょう哉?』しゅうちゅううん:『度量どりょう褊淺,規模きぼ卑狹。』」曰:「度量どりょう褊淺,よう受不りょうよう受不のり富貴ふうきのういんひん賤能うつり威武いぶのうこごめ矣。規模きぼ就他施設しせつしょせつ。」僩。しゅうちゅう

6 かん仲之なかの... :
はやしいちもん:「『度量どりょう褊淺,規模きぼ卑狹』,ただこれ一意いちいいな?」曰:「ぼう當時とうじ此兩便びん有意ゆうい。」いんかいすわあいだ朋友ほうゆうかくせつ其意。叔重うん:「『度量どりょう褊淺』,げんようおさめとく也。かんなかこころざし功利こうり功利こうりなりこころやめ滿足まんぞく,此便しょうしょぶたしたがえ反身そりみ修德しゅうとくじょう做來,規模きぼ卑狹,おご而犯れいうつわしょう可知かちうつわだいのりれい矣。」舉云:「かんなか以正天下でんかせい諸侯しょこうため莫大ばくだいこう,卻不知ふちゆうくだりいち不義ふぎころせいち辜』そこごとさらだい於此。此所以為しょう也。」先生せんせい曰:「必兼ぼう上面うわつらりょうぽう它器しょうぶたおご而犯れい便びん它裏めんちょ此些しょう功業こうぎょう便びん以為驚天動地きょうてんどうち所以ゆえん肆然はんれいしょ也。またえんただざい功利こうりじょうはし所以ゆえん施設しせつ如此。ざい做到此,便びん不覺ふかく自足じそく矣。古人こじんろんおうはく,以為王者おうじゃ兼有けんゆう天下でんかはくしゃ能率のうりつ諸侯しょこう。此以ろんかたこれ如此。しか使つかい其正天下でんかせい諸侯しょこうみな於至こう,而無一毫いちごうわたしこころのり雖在下位かいなにがい其為王道おうどうおもんみ其『摟諸こう以伐諸侯しょこう』,かり仁義じんぎ以為よく其功つき於己,四方貢賦皆歸於其國,天下てんかただしゆうはく而不ふくゆう天子てんし。此其所以ゆえんため功利こうりしん,而非於至公也きみや在學ざいがくしゃ身上しんじょうろん,凡日よう常行つねゆきおうごとせっぶつさいさいゆういち毫利しん便びん王道おうどう便びんはくしゃ習,此不可ふか省察せいさつ也。」あるうん:「おうはくこれぶんかたこれ如此。しか邵康ぶしせつすめらぎおうみかどはくみち』,不知ふちすめらぎみかどあずかおうまたゆうなん異同いどう使しか耶?」曰:「此亦其德ゆうあつゆううすすめらぎあずかみかどおわり自然しぜんしかみかどまた曾用へいせん鬥,また全然ぜんぜんしょ作為さくい也。」どき

7 かん仲之なかの... :
とい:「『かん仲之なかのしょう哉!』うつわ,莫只以資しつごといや?」曰:「しか。」「わか學問がくもん充滿じゅうまんのりしょう須可だい?」曰:「かたこれ。」曰:「先生せんせいいい其『度量どりょう褊淺,規模きぼ卑狹』,此二句盡得器小之義否?」曰:「前日ぜんじつまたようあらため度量どりょうさく『識量』,ぶたざいせつ度量どりょう便びんただ寬大かんだいしょりょうひとただえん見識けんしきしょう器量きりょうしょうこうまた思量しりょうまた須改。度量どりょうげん其資しつ規模きぼげん所為しょいおもんみ其器しょう所為しょいまたてんひらけひらきただほしめん添說所以ゆえん如此しゃただえん不知ふちがく以充これかんなかただえん器量きりょうしょうざい做得這些功業こうぎょう便びん包括ほうかつじゅうとげいたり於奢あずかはんれいおごあずかはんれい便びんしょうそこかげわかだいしゃ自然しぜんいたり如此。ゆう甚功ぎょうしょ如無。えびすぶんてい春秋しゅんじゅうでん卻只以執ながえ一事いちじためしょう,此太拘泥こうでい。」いんごと:「かんなかしょう桓公かんこう以伐すわえただといつつみちがや』、『あきらおうかえしこと便びんとく如此きゅうよりどころすわえ當時とうじ,憑陵ちゅうなつ,僭號しょうおう,其罪だい矣!如何いか理會りかいぶたざいせつちょ此事,すわえけつ肯服,便びんことぜいじゅうとくただひろ此年だい久遠くおんやめひやそこ罪過ざいか及些しょうきょうみつぎごととえそう它見だい利害りがいけつふか較。ただようややややつい聽,便びんおさむころせりょう。此亦しょうざいしょう自然しぜん大功たいこうぎょう。」ひろ

8 かん仲之なかの... :
とい:「『かん仲之なかのしょう哉!』此是孔子こうしせつかんなか胸中きょうちゅうしょ蘊及其所施設しせつしょはたうつわしょうだんつきりょうぶた當時とうじこれにん只見ただみかんなかゆうきゅうごうこうはたいい它大しょだいゆえ孔子こうし卻見它一せいぜん本領ほんりょうただよう私意しい小智しょうち出來でき,僅能以功利こうりつよし其國;わか王佐おうさざい,必不如此,いいうつわしょう』。ぶたおごあずか僭,便びんしょうひとかた肯做。しかまたただしょうそこじん,一兩件事看得來。孔子こうしうつわしょうりょう包括ほうかつかんなか一生いっしょうほんいたりまつ箇褊あさ卑狹そこじん。」曰:「かんなかかたよう私意しい小智しょうち出來できこんためかんなか思量しりょうとう做如何方どなたとく?」ぼううん:「須如孟子もうこつげひとしはりきみわか不可ふか則休のりやす。」曰:「しゅうしつなおおとろえ,此最難事なんじごうため思量しりょう。」ちょくきょううん:「えびすぶんていおおやけうん:『とう上告じょうこく天王てんのうしもつげかたはく。』天王てんのうまた做不おこり桓公かんこうがかりかたはくりょう,也做とくすわえ強大きょうだいいくしゅうしつわか桓公かんこう出來でき,也可おもんばかただしかんなか須相桓公かんこうすわえりょう,卻令桓公かんこう入相いりあい于周,輔助天子てんし。」曰:「有毛ありげかん諸公しょこうみなため天子てんし三公みつきみあに肯便しんじ桓公かんこう便びん桓公かんこう入來にゅうらい。」またうん:「わかりつ諸侯しょこう以朝おう如何いか?」曰:「也恐諸公しょこう肯放桓公かんこうりつ許多きょた諸侯しょこうにゅうしゅうらい。此事思量しりょう難事なんじまた也難せつ。」みなみます

9 かん仲之なかの... :
とい:「規矩きく如何いかため大器たいき?」曰:「這一箇物事ものごとかたただ這一箇物事ものごとかた不能ふのうれい其他そこかた。如規以令天下でんか物事ものごとえんのり以令天下でんか物事ものごとかた這一箇矩よう甚麼いんもみな以方,大器たいき而何!」ふし

10 かん仲之なかの... :
しょうけいあきら舉楊曰:「道學どうがく不明ふめい,而王、はくほぼこんためいちぬり聞管仲之なかのしょうのりうたぐ其為儉;以不儉告のりまたうたぐ其知れい。」先生せんせい曰:「おそれこんためいちぬりこれしょう曲折きょくせつぶた當時とうじじんただしゆう箇管なかさら敢擬うたぐうつわしょうため儉,またうたぐ儉之ためれい。」どき

11 かん仲之なかの... :
といかんなか小器しょうき。曰:「ただため本領ほんりょうあさただ做得『きゅうごう諸侯しょこういちただし天下でんかこうあげゆう說得せっとくごくこう:「大器たいき其猶規矩きく準繩じゅんじょうほどこせ不可ふか。」かんなかしょうただ做得這いちけんごと。及三歸反坫等事,ようしょみなしょううえ說得せっとくらいふとししょう,如曰:『のり其得くん而專せいおっとあに以天為心いしん哉,すみ耳目じもくよく而已。』かんなかまたあにとめ如此。わか如此,またあにのうきゅうごう諸侯しょこういちただし天下でんか』!大凡おおよそせいしん誠意せいい,以及たいら天下でんかのり其本りょう便びんだいいまじんただずい稟去做。かんなか稟極だかとく天下でんか利害りがい明白めいはく所以ゆえん做得許多きょたごとりゅうかん而下,高祖こうそふとしむねまた如此,みやこただし智謀ちぼう功力くりきちゅう做來,聖賢せいけん門戶もんこらい自家じか心地ごこち義理ぎりちゅう流出りゅうしゅつ使つかい高祖こうそふとしそうとうたけかたとくわかとう桓文,なお可知かち。」とい:「使つかい二君與桓文同時,かえざい其上,かえ其下?」曰:「桓公かんこう精密せいみつ,做工夫くふう多年たねんわかぶんこうただろくねん一作いっさく「疏淺」。やめ甚快。ただしかんなかさく內政,つきしたがえ腳底做出,所以ゆえんどくもり於諸こうかんだかしたがえはつおこりいたりにゅうはたただ擄掠はたあずか項羽こううなんことただし寬大かんだい甚殺じんみみはた以苛しいたげほろび高祖こうそとく寬大かんだいずい以拒諫失こくふとしそうとく聽人ごとみな天資てんしだか利害りがい分明ふんみょうやや如此,のり天下でんか便びん叛而去。如太むねしたがえ諫,甚不とくやめしか當時とうじただゆう這一しょふくとくじん。」また曰:「かんとうあずかひとしすすむこれ不同ふどうかんから甚倉猝。」またとい:「しゃ卻言くもせつしか。」曰:「えんかいただみとめとくりょうあさそこ意思いし便びんせつはた:『しょ往而不利ふりしょてき而不どおり所為しょい而不なりしょ受而不可ふか。以之ためおのれのりじゅん而祥;以之ためじんのりあい而公;以之為心いしん則和のりかず而平;以之ため天下でんか國家こっかしょしょ不當ふとう。』『富貴ふうき不能ふのういんひん不能ふのううつり威武いぶ不能ふのうこごめ』,よう大器たいきそく此便如上じょじょう蔡,ただみとめ箇『富貴ふうき不能ふのういん』。」驤。しゅうよし

魯太樂章がくしょう

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1 魯太... :
とい:「『はじめさく翕如也』,いいらくはつさくこえろくりつ合同ごうどう而奏,曰翕如。從者じゅうしゃ也。げん聲音こわね發揚はつよう出來でき清濁せいだく高下こうげそうずみ而和。すんで清濁せいだくだか下相おりあいずみ而和りょう就中なかんづくまたかくゆう條理じょうり,皦然而明,あいおかせだつすんでゆう倫理りんり其聲しょう連續れんぞく,而遂おわり其奏。げんはじめいたりおわりみな條理じょうり如此。」曰:「此亦よりどころ夫子ふうし所說しょせつ如此。古樂こがくすんでほろびこうしょただしこえろくりつ翕然きゅうぜんどうそうりょう,其聲おんまた純然じゅんぜん而和,さら一聲いっせい參差しんしわかゆう一聲いっせい參差しんし便びんなりらく。且如一宮いちのみやただとくななこえわかがね一宮いちのみやごうとくしゅうとあらいとうななこえあるしょう一聲いっせい也不一聲いっせい也不とく。」みなみます

ふうじん請見あきら

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1 ふうじん請... :
とい:「人相見にんそうみみなゆうはたいのち。而論どくふうじんせつ,及出,便びんせつ三子何患於喪乎』!如何いか便びん?」曰:「ぼう嘗謂這裏儘好如何いか從者じゅうしゃこれ便びん夫子ふうし恁地?這也ふうじんだかしょよりどころいい君子くんしいたり於斯,われ嘗不とく』。だいだんこうひと所以ゆえん一見いっけんころ便びんせい人出ひとで大抵たいていとうしゅうこれまつなおゆう賢人けんじん君子くんしざい故人こじんとく而見。」いたりうん:「いた孟子もうしことたいまたべつ。如公都子くにこつげ萬章之徒尚不知孟子,きょう其他乎!」曰:「しか。」道夫みちお

2 ふうじん請... :
とい:「ふうじんまたよりどころ而言。わか其得しつのりしょ知也ともや。」曰:「ふうじんあずか夫子ふうし說話せつわみな不可ふかこうただし此人さいこのみ,必是箇賢有德うとくひと一見いっけん夫子ふうし,其觀かんあいだ,必有所見しょけんため此言。ぜんやからいい作者さくしゃななにん』,以儀ふうじんしょ其一,以此。」みなみます

いい韶盡矣章

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1 いい韶盡... :
とい:「韶盡つきぜんたけつきつきぜんらくこえようつき,而事じつゆうつきぜんつきいや?」曰:「不可ふか如此ぶんせつ便びん就樂ちゅうこれぶたゆう這德,しかこう做得這樂出來できわか這德,卻如なん做得這樂出來でき於韶らく便びんしゅんとく如此;於武らく便びんたけおうとく如此。ただ一統いっとうそこごと。」ことぶき

2 いい韶盡... :
あるとい韶、武美たけみぜん。曰:「とくゆうあさふかしゅんせいたけおうはんこれゆうあさふかまたしゅん以揖遜,たけ征伐せいばつ,雖是じゅんてんおうじんゆう不盡ふじん善處ぜんしょこんわかようきょうせつしゅんたけ同道どうどう,也不とく;必欲しゅん而貶たけ,也不とく。」また曰:「しゅんたけ不同ふどうせい如孟げんはくえびすいん於孔不同ふどういたりいいとく百里之地而君之,みなのう以朝諸侯しょこうゆう天下てんかぎょういち不義ふぎころせいち辜,而得天下でんか不為ふため是則これのりどう也』。しゅんたけどうせい如此。武之たけゆきとく雖比しゅんゆう深淺しんせん,而治こうまたそう。韶、武之たけゆきらくせい聖人せいじんいち箇影ようとくいん此以かん其心。大凡おおよそ道理どうり須寬こころ使つかい各自かくじひらけたたみりょうこころむねやすひたぶる許多きょた道理どうりざい裏面りめんこうしゃかえこうしたしゃかえしただいしゃかえだい小者こものかえしょう歷歷れきれき落落,これ多少たしょう快活かいかつ!」道夫みちお

3 いい韶盡... :
叔蒙とい韶盡つきぜんたけつきつきぜん。曰:「意思いし不同ふどうかんれい所說しょせつたけおうまい:『はじめ而北』,しゅうざいみなみしょうざいきた,此便做箇こうきた意思いし;『さいなり而滅しょう』,須做箇伐しょう意思いし;『さんなり而南』,また做箇轉歸てんきみなみ意思いし;『四成而南國是疆,五成而分周公左,召公みぎ』,またぶんろくじゅうよん箇做りょうしょ此舞,想見そうけん樂音がくおん須是つよし純然じゅんぜん而和。たけ須有些威武いぶ意思いし。」またとい:「堯舜しょ武之たけゆき,肯如たけ所為しょい?」曰:「聖德せいとくえきもり使つかいふくみみしかいた不服ふふくわか征伐せいばつ也免また如征ゆうなえとうごとまた如黃みかどだいだん用兵ようへいただし古人こじん用兵ようへいあずか後世こうせい不同ふどう古人こじんただ趲將退すさ便びん贏,曾做後世こうせいさま殺人さつじんあるじゅうまんあるよんじゅうまんぼう從來じゅうらい不信ふしんいい殺人さつじんしんゆうしか指定していすうよんじゅうまん,必無此理。ただ如今やすひたぶるよんじゅうまんにんまた自大じだいだんちょ地位ちいよんじゅうまんにん也須かいはし,也須そう如何いか箇窟うめ許多きょた!」まご

4 いい韶盡... :
ぜんとい「韶盡矣」いちしょう。曰:「後世こうせい所謂いわゆる文武ぶんぶまえまた就韶たけまいへん出來でき。韶舞ぞう地平ちへい天成てんせい,六府三事允治』,天下てんか恁地和平わへいそこ意思いしたけまいぞう當時とうじしょうそこ意思いしかん二箇にか意思いしゆう優劣ゆうれつただしわかろん其時,のり當時とうじ聚一だんあく人為じんい天下でんかがい不能ふのう消散しょうさんたけおうただわか使つかいぶんおうまていたたけおう舊習きゅうしゅうまた消散しょうさんぶんおう也只しゅんいた這裏,也著ただしこわしゅんぶん德盛とくもり,其徒あるあい叛以また可知かちただしおうときただとく如此做。『堯舜せい也,たけ也。』せいゆうそこしたがえ身上しんじょう做得らい,其實ただ稟資りゃくゆう些子相似そうじしょみみ。」つとむ

5 いい韶盡... :
「韶與たけこんみな不可ふかこう但書ただしがき所謂いわゆる:『正德しょうとく利用りよう厚生こうせいおもんみ,九功惟敘,きゅう敘惟,戒之ようきゅうすすむ以九。』此便さく韶樂ほん也。所謂いわゆるきゅうとくうたきゅう韶之らく』,是也これや此歌,ほん下之したのじん作歌さっか不知ふち當時とうじ如何いかこれ以為らく,卻以此勸ざい下之したのじんたけおうたけらく便びんぶたぞう紂之ごと。其所謂いわゆる北出きたいでしゃ,乃是みなみ而北紂也,らく氣象きしょう便びん恁地。韶樂ただ而已。所以ゆえんつきぜん。」またうん:「らくごえ也易とく亡失ぼうしつ。如唐ふとしむねやぶじんらくいまやめ不可ふかこう矣。」みなみます

6 いい韶盡... :
とい:「あつまりちゅう:『しゃこえようもりぜんしゃ美之みゆき。』如何いか美之みゆきみのる?」曰:「よりどころ書中しょちゅうせつ韶樂うん:『とくおもんみ善政ぜんせいせいざいやしなえみん水火すいか金木かなぎこくおもんみおさむ正德しょうとく利用りよう厚生こうせいおもんみ。九功惟敘,きゅう敘惟。』此是韶樂きゅうしょう意思いし如何いかいたたけらく所謂いわゆるたけはじめ而北さいなり而滅しょう三成みなり而南,四成而南國是疆,五成而分周公左,召公みぎ,六成而復綴以崇』,あずかおっとそう山立やまだちたけおうこと也;發揚はつよう蹈厲,ふとしこうこころざし也』,其意思いしあずか韶自不同ふどう。」ひろしゅうちゅう

7 いい韶盡... :
ぜんしゃ美之みゆき。」ただごとたけおうことしょう也。しゅん德性とくせいたけおうはんこれ身上しんじょうごとあずか揖遜、征伐せいばつあいただししゅんしょおう畢竟ひっきょうまたべつあかりさく

8 いい韶盡... :
といぜんしゃ美之みゆき」。曰:「じつ美之みゆき所以ゆえんしかしょ。且如織きぬあずかぬの,雖皆このみしかぬのおわりわかきぬこのみ。」とい:「『せいはんこれ』,此精ほろしょらくちゅう如何いか?」曰:「せいらく上見うわみただ自家じか識它らく所以ゆえんとく。」

9 いい韶盡... :
といぜんしゃ美之みゆき」。曰:「よしげんこうぜんげんとく。如舜「九功惟敘,きゅう敘惟」,あずかたけおう大義たいぎ救民きゅうみん,此其こう一般いっぱんそうただとくしょたけおう便びん不同ふどう。」曰:「『つきぜん』,また征伐せいばつしょ未滿みまん?」曰:「ぜんただせつとくたけおう身上しんじょうごと征伐せいばつごと。」曰:「就武おうはんしょ?」曰:「。」しゃきょう,曰:「畢竟ひっきょう揖遜あずか征伐せいばつ也自不同ふどう征伐せいばつ箇不とくやめ。」曰:「またざい其中,しかせん就此せつ。」あつし曰:「すんで征伐せいばつそこりょう何故なぜまたゆうとくやめ?」曰:「征伐せいばつそこかたこれ畢竟ひっきょう莫如此也このみ所以ゆえん孔子こうし再三さいさん誦文おう至德しとく,其意また矣。らく便びんせい人影ひとかげ,這處『つきぜん』,便びんうらゆう未滿みまんしょ。」あつし

10 いい韶盡... :
あるとい韶、たけ善美よしみこれべつ。曰:「ただ就世俗論ぞくろんよし如人生得しょうとくこのみ善則よしのり其中有德うとくぎょうみみ。以樂ろん,其聲音節おんせつそうあずか功德くどく相稱そうしょういい矣,善則よしのり美之みゆき。」またとい:「あるせつたけおうこころあずかしゅん一般いっぱんただ所行しょぎょうしょあずかこころ相反あいはん所以ゆえんゆうつきぜんつきぜんこれべつ。」曰:「聖人せいじんかたりょうしん烏有うゆうこころ如此而所行しょぎょう相反あいはんしゃ!且如堯之まつねんみずがい如此,とくしゅんうけたまわとうりょう天下てんかとげきょく。紂之天下てんか大亂たいらんとくたけおう仁義じんぎ,誅殘ぞく天下てんかとげ大治おおはる。以聖人せいじん功業こうぎょうろんみないいつき矣。しか其美じつゆうつきつきしゃただしゅん較細,たけおう較粗些。しかまた聖人せいじんじつよう如此,ただしょぐうとき不同ふどうみみ。」

11 いい韶盡... :
とい:「征伐せいばつかたたけおう不幸ふこう使つかいしゅんとうこれ不知ふち如何いか?」曰:「ただしゅんせい知之ともゆききよし,其德もりにん征伐せいばつみみしかこと到頭とうとう,也住とく。如文おうまたしか。且如『いんはじめとがめしゅうしゅうじんじょうはじむおそれ,奔告于受』。這事ぜい便びんじゅうとくわか曰『奔告于受』,のりしょう忠臣ちゅうしん義士ぎしなにいちにち忘周。昏迷こんめいなんじ。」道夫みちおとい:「ひえでんいいしょじょ後人こうじんでんかい不足ふそくしん。」曰:「また必序,ただ經文きょうもんいいおそれ,奔告于王曰:「天子てんしてんすんで訖我いんいのち!」のりやめ交手そうきおいりょう。紂固無道むどうしかまたたけ王事おうじぜいそうやすじゅうとくりょうなか虺告なり曰:『はじめわがくに于有なつわかなえゆう莠,わかあわゆうしいなしょう大戰たいせんせん,罔不懼于辜。』のりなか虺分明言めいげんごといきおいようじゅうわが誅彼,のりかれはたはかわが矣。後人こうじんきょく為之ためゆきせつ以諱よう避不とく。」道夫みちお

12 いい韶盡... :
あるとい:「『つきぜんつき』,せつ揖遜、せい誅足矣,なに以說『せいはんこれしょ?」曰:「也要ひろ它本身上しんじょうらい不同ふどう使つかいしゅんとうおう畢竟ひっきょうさらきょう大武おおたけ使たけおうとうしゅん,必不及韶らくこのみ。」

13 いい韶盡... :
とい:「『いい韶盡矣』あきら,引程曰:『堯舜たけ,其揆一也かずや征伐せいばつ其所よくしょぐうときしかみみ。』使つかいしゅんぐう武之たけゆき不知ふち如何いか?」曰:「ただ怕舜德盛とくもりひとわかだいだんまけかたとくやめ,也須征伐せいばつ,如伐なえ是也これや。」またとい:「『しゅんせいたけはんこれ』,地位ちいまた不同ふどう。」曰:「しゅんとく如此,また撞著こう時節じせつたけおういさお及舜,また撞著こう時節じせつ。」

14 いい韶盡... :
とい:「堯舜ざいかえ做湯武事ぶじ?」曰:「堯舜且做堯舜たけ且做其心分明ふんみょう。」がく

15 いい韶盡... :
武之たけゆき征伐せいばつただ一意惻怛救民而已,不知ふち其他。

16 いい韶盡... :
といたけつきぜん」。曰:「わかほかせいはんこれ不同ふどうしょまたあに所謂いわゆる『聞其らく而知其德』乎!しゅんあずかたけおうかたまちろんこん且論たけのり其反いたりあずかいたり,雖非後學こうがくしょ敢議,しかすんで嘗讀其書,こわまたまち聞樂而知也。」請問。曰:「以書かん畢竟ひっきょうはんこれ工夫くふうごく細密さいみつただし以仲しょうしょかん,如『以禮せいこころ,以義せいごととうまたいいゆう慚德』,さとし往往おうおう此益こう。如武おうだい疏,其數紂之ざい暴厲。如湯,便びん如此。」たまもの

17 いい韶盡... :
あるといたけつきぜん一段いちだん先生せんせい以所こたえしめせしょともうん:「如何いか?」みなゆうしょこたえつぎといどうこたえ曰:「らい武也たけやべつ。如湯歸來きらいなお工夫くふう,如『したがえ諫弗咈』,『あらためしわ』,『昧爽まいそう丕顯,つくりもとめしゅん彥』,こくばんめいじおさむじん,如此るい敢少たてたけおう歸來きらい建國けんこくぶん散財さんざいはつあわのち便びんただたれ拱了。また如西たび獒費りょうふとし許多きょた氣力きりょく,以此おう工夫くふう及成甚遠。先生せんせい所謂いわゆるかん詩書ししょしゃ竊以ため如此。」先生せんせいわらい曰:「しかぼうせい如此。」どう

18 いい韶盡... :
とい:「范氏以為とく不同ふどうしゃ以為不同ふどうゆう為事しごと不同ふどう三者さんしゃ孰是?」曰:「畢竟ひっきょうみやこゆう些子,如何いかどう?楊氏曰:『武之たけゆきたけ聖人せいじんこれしょほっ。』よこみぞまた曰:『征伐せいばつあに其所よく!』此說このみ。」榦。しゅうよし

きょじょう寬章ひろあき

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1 きょじょうひろし... :
ますといきょじょうひろし」。曰:「『ひろしなん識。ぶたゆう政教せいきょう法度はっと,而行以寬みみはいたゆこれいい也。如『けいじき五教ごきょうざいひろし』,ぶたひろしぎょう於五きょう中也ちゅうや。」

2 きょじょうひろし... :
きょじょうひろしさんまつさんほんゆう其本,ぽう就其本上ほんじょう得失とくしつあつうすわか其本,さら甚麼いんもあかりさく

3 きょじょうひろし... :
きょじょう而不ひろしためれい而不けい,臨喪而不あい」,さらよりどころ以為かんしゃ矣。ぶたひろし也,けい也,あい也,所謂いわゆるほん也。其本すんでほろびのり雖有じょう教法きょうほうれいほどこせ威儀いぎ進退しんたいふし,擗踊哭泣すうみなあしかんしゃわかのうひろしのうけいのうあいりょう,卻就它這ひろしけいあいちゅう考量こうりょう所行しょぎょうこれいなわかひろし不敬ふけいあいのりたて其他ゆうしょみな不在ふざいろんりょうかぎり矣。如醋,須是さんぽう就它さんなか箇釅,箇淡。わかただすい相似そうじさらろんりょう甚麼いんもせつ矣。

4 きょじょうひろし... :
といきょじょうひろしいちしょう。曰:「ざいひろしけいあいさんしゃ便びんかんりょう什麼いんもかんおもんみゆうさんしゃぽうかん其至あずかいたりつきあずか不盡ふじんぎょう此三しゃ得失とくしつ也。ただし以觀便びんかんちょ。」

5 きょじょうひろし... :
まれといわれなん以觀哉」あきら。曰:「如寬便びんゆう過不及かふきゅうあい便びんゆうあさふかけい便びんゆういたりいたり。須有上面うわつら這箇物事ものごとほうはじめ就這上見うわみとく得失とくしつわか這箇物事ものごと,卻把甚麼いんもかんとく!」つとむ

6 きょじょうひろし... :
といわれなん以觀哉」。曰:「きょじょう緊要きんようざいひろしためれい緊要きんようざいけい,臨喪緊要きんようざいあい三者さんしゃ俱無,のりきょじょうためれい、臨喪,卻似一般いっぱんはた以何しゃかん哉!げんはた甚底它,它都りょう。」銖。にせろくうん:「きょじょうただようかん它寬,ためれいただようかん它敬,臨喪ただようかん它哀。こん皆無かいむかん矣!」

URN: ctp:zhuzi-yulei/25