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イカ - Wikipedia
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イカ

十じゅう腕うで形がた上目うわめに属ぞくする海うみ生せい軟体動物なんたいどうぶつの一群いちぐん
曖昧さ回避 「イカ」のその他たの用法ようほうについては「イカ (曖昧あいまいさ回避かいひ)」をご覧らんください。

イカ（烏賊いか・鰞・柔やわら魚ぎょ・魷・墨ぼく魚ぎょ・鰂・纜ともづな魚ぎょ[1]　英語えいご：squid（ツツイカ）またはcuttlefish（コウイカ））は、海うみ生せい軟体動物なんたいどうぶつの一群いちぐんである。分類ぶんるい学がく上じょうは軟体動物なんたいどうぶつ門もん頭あたま足あし綱つな十じゅう腕うで形がた上目うわめ（または十じゅう腕うで形がた目め） Decapodiformes とされる。十じゅう腕うで目め Decembrachiata とも。英語えいごでは体内たいないに甲かぶとを持もつものを英えい: cuttlefish、ないものを英えい: squidと呼よんでいる。

イカ
分類ぶんるい
界さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
門もん : 軟体動物なんたいどうぶつ門もん Mollusca
綱つな : 頭あたま足あし綱つな Cephalopoda
亜あ綱つな : 鞘さや形がた亜あ綱つな Coleoidea
上目うわめ : 十じゅう腕うで形がた上目うわめ Decapodiformes
シノニム
和名わみょう
イカ（烏賊いか・鰞）
目め
スルメイカ Todarodes pacificusの体からだの各部かくぶ。
1-漏斗ろうと（ただし腹はら側がわにあって見みえない）
2-触さわ腕うで
3-口くち
4-鰭ひれ（えんぺら）
5-腕うで
6-頭あたま
7-外套がいとう膜まく

形態けいたい

編集へんしゅう

神経しんけい系けいや筋肉きんにくがよく発達はったつしていて、たいていの種類しゅるいは夜よるに行動こうどうする。漏斗ろうとからの噴水ふんすいと外套がいとう膜まくの収縮しゅうしゅく・ひれを使つかって前後ぜんごに自在じざいに泳およぐ。 10本ほんの腕うでは筋肉質きんにくしつでしなやかに伸縮しんしゅくし、腕うでの内側うちがわにはキチン質しつの吸盤きゅうばんが並ならんでいる。吸盤きゅうばんにはスパイクのような歯はの付ついた角質かくしつの環たまきがみられ、筋肉きんにくの収縮しゅうしゅくを利用りようするタコの吸盤きゅうばんとは構造こうぞうが異ことなる[2]。実際じっさいの腕うでは8本ほんで、残のこりの腕うで2本ほんは吸盤きゅうばんが先端せんたんに集中しゅうちゅうする「触さわ腕うで（しょくわん）」とよばれる構造こうぞうである。この触さわ腕うでを伸縮しんしゅくさせて魚類ぎょるいや甲殻こうかく類るいを捕食ほしょくするが、釣つりの時ときに触さわ腕うでをちぎって逃にげることや、テカギイカの仲間なかまでは成長せいちょうに伴ともない触さわ腕うでを欠かくことから、必かならずしも必要ひつようというわけではないようである。

コウイカ目め・ダンゴイカ目め・トグロコウイカ目めでは触さわ腕うでは第だい3腕うでと第だい4腕うでとの間あいだにある「ポケット」に収おさめることができ、普段ふだんは8本ほん脚あしに見みえる。ツツイカ目め（閉眼目め・開眼かいがん目め）では長ながさを縮ちぢめることはできるが完全かんぜんに収おさめることはできない。

タコの仲間なかまとの違ちがいは腕うでの数かず（イカは8本ほんの腕うでに加くわえ、1対ついの触さわ腕うでをもつ）のほか、ミミ（ヒレ）を持もつことであるが、これらには例外れいがいもある（腕うでが8本ほんのタコイカやミミのあるメンダコなど）[2]。

体内たいないには貝殻かいがらを持もつが、種たねによって組成そせいや形状けいじょうが大おおきく異ことなる。閉眼目め・開眼かいがん目めでは有機ゆうき質しつの薄膜うすまくで、軟甲（gladius、イカの骨ほね）と呼よばれる。コウイカ科かでは石灰せっかい質しつの舟形ふながたで、甲きのえ (cuttlebone, sepion)と呼よばれる。トグロコウイカでは、オウムガイのように巻貝まきがい状じょうで内部ないぶに規則正きそくただしく隔壁かくへきが存在そんざいし、細こまかくガスの詰つまった部屋へやに分わけられている。

皮膚ひふには色素しきそ細胞さいぼうがたくさん並ならんでおり、精神せいしん状態じょうたいや周囲しゅういの環境かんきょうによって体からだ色しょくを自在じざいに変化へんかさせる。調理ちょうりに際さいして、両目りょうめの間あいだにある神経しんけい系けいの基部きぶを刺さしてしめると、ただちに体からだ色しょくが白濁はくだくする。

イカは本来ほんらいの心臓しんぞうの他ほかに、2つの鰓えら（えら）心臓しんぞうを持もっている。鰓えら心臓しんぞうは鰓えらに血液けつえきを急送きゅうそうする働はたらきを担になっている。

イカの血ちは銅どうタンパク質たんぱくしつであるヘモシアニンを含ふくむために青色あおいろである（ほとんどの脊椎動物せきついどうぶつ血液けつえき中ちゅうに含ふくまれる鉄てつタンパク質たんぱくしつのヘモグロビンは赤色あかいろ）。

特とくにダイオウイカなど一部いちぶの深海しんかいイカは、浮力ふりょくを得えるために、塩化えんかアンモニウムを体内たいないに保有ほゆうしている。特定とくていのイカにある“えぐみ”はこのためである（特とくにダイオウイカなどは辛からし臭くさくて食くえたものではないという報告ほうこくもある）。

体からだの大おおきさに対たいしての眼球がんきゅうの割合わりあいが大おおきいことから、行動こうどうの多おおくは視覚しかくによる情報じょうほうに頼たよっていると思おもわれる。イカやタコの眼球がんきゅうは外見がいけん上じょう脊椎動物せきついどうぶつの眼球がんきゅうとよく似にているが、まったく異ことなる発生はっせい過程かていを経へて生うまれた器官きかんであり、内部ないぶ構造こうぞうに明確めいかくな違ちがいがある（眼めの進化しんか）。研究けんきゅうによると同おなじタンパク質たんぱくしつとツールキット遺伝子いでんしによって並行へいこうに獲得かくとくされた器官きかんである。脊椎動物せきついどうぶつと違ちがい視神経ししんけいが網膜もうまくの背面はいめん側がわを通とおっており、視認しにんの邪魔じゃまにならない。そのため視力しりょくに優すぐれ、盲点もうてんが存在そんざいしない。

嗅覚きゅうかくや味覚みかくに関かんする研究けんきゅうはほとんどない。

敵てきに襲おそわれた時ときなど、漏斗ろうとから水みずを勢いきおいよく噴出ふんしゅつし、ジェット噴射ふんしゃの要領ようりょうで空中くうちゅうに飛とび出だし、腕うでとヒレを広ひろげた状態じょうたいで滑空かっくうする種たねもいる[3]。

学術がくじゅつ的てきには、「頭あたま足あし綱つな」の名なのとおり頭部とうぶに足あしを持もつと解釈かいしゃくされているため、イカを縦長たてながに表示ひょうじする際さいには足あしがある方ほうを上うえに配置はいちする。

生態せいたい

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全ぜん世界せかいの浅海せんかいから深海しんかいまで、あらゆる海うみに分布ぶんぷする。淡水たんすい域いきに生息せいそくする種類しゅるいは確認かくにんされていない。体長たいちょうは2 cm程度ていどから20 mに達たっするものまで、種類しゅるいによって差さがある。

イカは小しょう魚さかなや甲殻こうかく類るいを主食しゅしょくとする。イカは自身じしんの体からだの大おおきさに比くらべてかなり大おおきい獲物えものを襲おそう。アオリイカの幼体ようたいは自身じしんより大おおきなムギイワシを襲おそうことが知しられている。コウイカはエビやカニ、小しょう魚さかなを好このんで食たべる。スルメイカがハダカイワシを捕食ほしょくする際さいは丸まるごと捕食ほしょくしているのが見みられるのに対たいし、イワシを捕食ほしょくする際さいは、触さわ腕うでで捕とらえ、腕うでで抱かかえ込こみ、上顎じょうがく及および下しも顎あごで頭部とうぶを落おとし、胴体どうたいのみを食たべるように持もち変かえる様子ようすが確認かくにんされており、底そこ生せいの魚類ぎょるいエゾイソアイナメはこの棄すてられた頭部とうぶを多おおく食たべている。しかしスルメイカは小しょう魚さかなよりウミノミやツノナシオキアミなどの甲殻こうかく類るいを好このんで食たべる[4]。

一方いっぽうで、イカ類るいは海うみの蛋白たんぱく源げんとして重要じゅうような位置いちを占しめている[4][5]。天敵てんてきはサメやマグロ、ミズウオなどの大型おおがた魚類ぎょるい・ウミスズメやフルマカモメ、アホウドリやペンギンなどの海鳥うみどり・アザラシやオットセイなどの海獣かいじゅう・イルカやゴンドウクジラ、マッコウクジラなどのハクジラ類るいを含ふくむ海うみ生せい哺乳類ほにゅうるいである[4][5]。久保田くぼた正ただしによるミズウオの胃い内容ないよう物ぶつの調査ちょうさでは、150尾びのミズウオから10科か27種しゅのイカが確認かくにんされた[4]。また、マッコウクジラは14科か50種しゅのイカを食たべているとされ、あるマッコウクジラの胃い内容ないよう物ぶつの調査ちょうさでは、軟体部ぶが残のこっている830個体こたい中ちゅう、600個体こたい9科か15種しゅが同定どうていされたが、このうちクラゲイカが最多さいたで、次ついでアカイカ、ニュウドウイカの順じゅんに個体こたい数すうが多おおかった[4]。マッコウクジラの食料しょくりょうとして、テカギイカ科か（北きた太平洋たいへいよう）やクラゲイカ科か（大西洋たいせいよう）が圧倒的あっとうてきに多おおくみられるが、これは各かく海域かいいきの大型おおがたイカ類るいの多寡たかを反映はんえいしていると考かんがえられている[4]。サウスジョージア島とうのゾウアザラシ60頭とうの胃いの内容ないよう物ぶつの96.2%はイカで、1年ねんあたり230万まん tのイカを摂食せっしょくしている[5]。オットセイでは、スルメイカやホタルイカ、タコイカ等ひとしを捕食ほしょくすることが知しられている[4]。また、サメもイカ類るいを捕食ほしょくしており、捕食ほしょくするものとしてはダルマザメ、アオザメ、ヨゴレ、ユメザメ、ナヌカザメ、ニホンヤモリザメ、ホオジロザメ、アブラツノザメ、クロヘリメジロザメ、ミズワニ、ヨシキリザメ、ネズミザメ、ヒョウモントラザメなどの多おおくの種類しゅるいが知しられている[6]。共食ともぐいも行おこない、深海しんかい性せいのイカの一種いっしゅは食料しょくりょうの42%が共食ともぐいである[5]。陸生りくせいのクマやオオカミでさえ、偶然ぐうぜん浜はまに打うちあがったイカを食たべることが観察かんさつされている[5]。

敵てきから逃にげるときは頭あたまと胴どうの間まから海水かいすいを吸すい込こみ漏斗ろうとから一気いっきに吹ふきだすことで高速こうそく移動いどうする。さらに体内たいないの墨袋すみぶくろ（墨汁ぼくじゅう嚢）に墨すみを蓄たくわえており敵てきが現あらわれると墨すみを吐はき出だして敵てきの目めをくらませる[2]。タコと比較ひかくすると、タコの墨すみはイカの墨すみより脂質ししつが少すくなくさらさらしており、これを煙幕えんまくのようにして外敵がいてきの視界しかいをさえぎることを目的もくてきとする[2]。イカの場合ばあいは墨すみの粘ねば度たびが高たかくタコの墨すみのように拡散かくさんせず塊かたまりのようになる[2]。イカの墨すみが紡錘形ぼうすいけいにまとまるのは自分じぶんの体からだと似にた形かたちのものを出だし、敵てきがそちらに気きを取とられているうちに逃にげるためと考かんがえられている。

分類ぶんるい

編集へんしゅう
鞘さや形がた類るい
 

タコ目め

 
 
 

コウモリダコ

 
十じゅう腕うで形がた類るい（イカ）
 

コウイカ目め Sepiida

 
 

ダンゴイカ目め Sepiolida (コウイカ目め)

 
 

トグロコウイカ目め Spirulida (コウイカ目め)

 
 

閉眼目め Myopsida (ツツイカ目め)

 
 

開眼かいがん目め Oegopsida (ツツイカ目め)

 
 
 
 

十じゅう腕うで形がた類るい（イカ）は八はち腕うで類るい（タコ）と近きん縁えんだが、姉妹しまい群ぐんの関係かんけいにはなく、イカの姉妹しまい群ぐんはコウモリダコだとする説せつが有力ゆうりょくである。

十じゅう腕うで形がた類るいは伝統でんとう的てきには、触さわ腕うでを収納しゅうのうできるコウイカ目め Sepiida (Sepioidea, Sepioida) と、収納しゅうのうできないツツイカ目め Teuthida (Teuthoidea, Teuthoida) の2目もくに分わけられ、ツツイカ目めは験けん膜まくがある閉眼亜あ目め Myopsida (Myopsina) と験けん膜まくがない開眼かいがん亜あ目め Oegopsida (Oegopsina) に分わけられてきた。しかし近年きんねん[いつ?]は目めを細分さいぶんする傾向けいこうにあり、細こまかく分わけた場合ばあいは、ツツイカ目めは閉眼目め・開眼かいがん目めに、コウイカ目めはコウイカ目め・ダンゴイカ目め・トグロコウイカ目めに分割ぶんかつされ、5目もくとなる。ツツイカ目めは分割ぶんかつせず4目もくとする分類ぶんるい、コウイカ目めからダンゴイカ目めのみを分離ぶんりし3目もくとする分類ぶんるいもある。これらの目めのうち開眼かいがん目めに、科か・属ぞく・種たねの大半たいはんが含ふくまれる。

近年きんねん[いつ?]の分子ぶんし系統けいとう[7]によると、伝統でんとう的てきな2目もくはいずれも単たん系統けいとうではない。細こまかく分わけた5目もく間あいだの系統けいとう関係かんけいは解析かいせき法ほうにより異ことなる結果けっかが出でており、ダンゴイカ目め・コウイカ目め・閉眼目め・トグロコウイカ目めがこの順じゅんに分岐ぶんきしたか、あるいは、開眼かいがん目めが最初さいしょに分岐ぶんきし残のこりが単たん系統けいとうをなす。ただし、狭義きょうぎのコウイカ目めも単たん系統けいとうではない可能かのう性せいがある。

コウイカ目め

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英語えいご: Cuttlefish

ダンゴイカ目め

編集へんしゅう

広義こうぎにはコウイカ目めに含ふくめる。

英語えいご: Bobtail squid

トグロコウイカ目め

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広義こうぎにはコウイカ目めに含ふくめる。

閉眼目め

編集へんしゅう

ヤリイカ目めとも。ツツイカ目め内ないの亜あ目め（あるいは下目しため）とすることも。

英語えいご: close-eyed squid

開眼かいがん目め

編集へんしゅう

スルメイカ目めとも。ツツイカ目め内ないの亜あ目め（あるいは下目しため）とすることも。

英語えいご: open-eyed squid

利用りよう

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科学かがく

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  • 神経しんけい細胞さいぼう - 他たの生物せいぶつに比くらべて極端きょくたんに太ふとく扱あつかいやすい「巨大きょだい軸じく索さく」と呼よばれる神経しんけいがあり、これを利用りようして神経しんけい細胞さいぼうや神経しんけい線維せんいの仕組しくみや薬理やくり作用さようの解明かいめいが進すすんだ。なおこの実験じっけんで用もちいられたのはヤリイカであった。ヤリイカはコンラート・ローレンツに「人工じんこう飼育しいくが不可能ふかのうな唯一ゆいいつの動物どうぶつ」とさえ呼よばれるほど飼育しいくが難むずかしい生物せいぶつであったが、松本まつもと元はじめがその飼育しいくに成功せいこうした。ローレンツは実際じっさいに水槽すいそうで生いきたヤリイカを見みるまで、そのことが信しんじられなかったという[8]。
  • 平衡へいこう石せき - 平衡へいこう石せきという平衡へいこう感覚かんかくをつかさどる組織そしきを持もつ。平衡へいこう石せきには特定とくていの周期しゅうきで樹木じゅもくの年輪ねんりんと同おなじ様ような環状かんじょうの模様もようが形成けいせいされる。これを使つかい、イカの年齢ねんれいや生育せいいく環境かんきょうを知しることができる。
  • 放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつ - 肝臓かんぞうには、108mAg 或あるいは 60Co が蓄積ちくせきされやすく、海洋かいようの放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつによる汚染おせんの状況じょうきょうを知しることが出来できる。中央ちゅうおう水産すいさん研究所けんきゅうじょでは、蓄積ちくせき量りょうを継続けいぞく的てきに調査ちょうさしている。また、108mAg の蓄積ちくせきには、分子ぶんし量りょう70kDaの蛋白質たんぱくしつが関与かんよしている[9]。

工業こうぎょう

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  • 液晶えきしょう - 1980年代ねんだいに函館はこだてにあった日本にっぽん化学かがく飼料しりょうがイカの肝きもを原料げんりょうとしたダーク油ゆからコレステリック液晶えきしょうを製造せいぞう販売はんばいしていた。

また、この液晶えきしょうをアクセサリーとして販売はんばいしていた会社かいしゃも存在そんざいする。 液晶えきしょうディスプレイにイカが使つかわれているという話はなしには2つの系統けいとうがあり、一ひとつは、コレステリック液晶えきしょうを使つかったカラーテレビという、まったく実現じつげんされなかった話はなしで、もう一ひとつは、TN型がた液晶えきしょうディスプレイにイカ由来ゆらいの原料げんりょうが使つかわれているという話はなしである。 後者こうしゃに関かんしては、TN型がた液晶えきしょうディスプレイでコレステロール誘導体ゆうどうたいが使用しようされていたのは事実じじつであるが、イカ由来ゆらいのコレステロール誘導体ゆうどうたいの使用しようは確認かくにんされていない。 また、イカ墨すみが天然てんねんの液晶えきしょう物質ぶっしつであるという話はなしも流布るふしているが、これも事実じじつではない。

食材しょくざい

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イカ、生せい
100 gあたりの栄養えいよう価か
エネルギー 385 kJ (92 kcal)
3.08 g
糖類とうるい 0 g
食物しょくもつ繊維せんい 0 g
1.38 g
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 0.358 g
一価いっか不ふ飽和ほうわ 0.107 g
多た価あたい不ふ飽和ほうわ 0.524 g
0.492 g
15.58 g
トリプトファン 0.174 g
トレオニン 0.67 g
イソロイシン 0.678 g
ロイシン 1.096 g
リシン 1.164 g
メチオニン 0.351 g
シスチン 0.204 g
フェニルアラニン 0.558 g
チロシン 0.498 g
バリン 0.68 g
アルギニン 1.136 g
ヒスチジン 0.299 g
アラニン 0.942 g
アスパラギン酸さん 1.503 g
グルタミン酸ぐるたみんさん 2.118 g
グリシン 0.974 g
プロリン 0.635 g
セリン 0.698 g
ビタミン
ビタミンA相当そうとう量りょう
(1%)
10 µg
(0%)
0 µg
0 µg
チアミン (B1)
(2%)
0.02 mg
リボフラビン (B2)
(34%)
0.412 mg
ナイアシン (B3)
(15%)
2.175 mg
パントテン酸さん (B5)
(10%)
0.5 mg
ビタミンB6
(4%)
0.056 mg
葉酸ようさん (B9)
(1%)
5 µg
ビタミンB12
(54%)
1.3 µg
コリン
(13%)
65 mg
ビタミンC
(6%)
4.7 mg
ビタミンD
(0%)
0 IU
ビタミンE
(8%)
1.2 mg
ビタミンK
(0%)
0 µg
ミネラル
ナトリウム
(3%)
44 mg
カリウム
(5%)
246 mg
カルシウム
(3%)
32 mg
マグネシウム
(9%)
33 mg
リン
(32%)
221 mg
鉄分てつぶん
(5%)
0.68 mg
亜鉛あえん
(16%)
1.53 mg
マンガン
(2%)
0.035 mg
セレン
(64%)
44.8 µg
他たの成分せいぶん
水分すいぶん 78.55 g
コレステロール 233 mg
%はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける
成人せいじん栄養えいよう摂取せっしゅ目標もくひょう (RDI) の割合わりあい。
出典しゅってん: USDA栄養えいようデータベース（英語えいご）

食用しょくようになる種類しゅるいが多おおく、日本にっぽんでは軟骨なんこつやクチバシを除のぞくほぼ全身ぜんしんが食しょくされる（クチバシも周囲しゅういの肉にくは「とんび」と呼よばれて珍味ちんみとされる）。料理りょうり・加工かこう法ほうも刺身さしみ、焼やき、揚あげ、カレーやパスタの具ぐを含ふくめた煮物にもの・炒いため物ぶつ、塩辛しおから、干物ひものなど多彩たさいである。酒さけの肴さかなとしても好このまれる。イカ焼やきは、お祭まつり・海うみの家いえの屋台やたいの定番ていばんとなっている他ほか、イカそうめん・イカめしなどが収穫しゅうかく量りょうの多おおい地域ちいきの特産とくさん品ひんとなっている。長野ながの県けんでは、古ふるくから保存ほぞん食しょくとして用もちいられていた塩しおいか（茹ゆでたイカの腹はらに、ゲソと共ともに粗塩あらしおを詰つめたもの）が、現在げんざいでも食たべられていて学校がっこう給食きゅうしょくでも供きょうされる。干ほしたイカは出汁だし取とり用ようとして東ひがしアジア・東南とうなんアジア全域ぜんいきで好このまれる。しかし、中なかにはダイオウイカのように食用しょくようには適てきさない種たねも存在そんざいする。

日本にっぽんは世界せかい第だい一いち位いのイカ消費しょうひ国こくであり、その消費しょうひ量りょうは世界せかいの年間ねんかん漁獲ぎょかく量りょうのほぼ2分ぶんの1（2004年ねん現在げんざい 約やく68万まんトン）とも言いわれている。また、イカの一種いっしゅであるスルメイカは、日本にっぽんで最もっとも多おおく消費しょうひされる魚介ぎょかい類るいである。他たにギリシアなど正せい教徒きょうとが多おおい東ひがし地中海ちちゅうかい地方ちほうでは、斎ときのためイカ料理りょうりがよく食しょくされる。スペインやイタリアなど地中海ちちゅうかいの国くにでも常食じょうしょくされる。[10]逆ぎゃくにユダヤ教きょうでは鱗うろこがない海うみ生せい動物どうぶつはカシュルートでないためイカを食たべることは禁きんじられ、欧米おうべい諸国しょこくでもタコと同様どうよう不吉ふきつな生いき物ものとされ、イカを食たべない地域ちいきは多おおい。

栄養えいよう的てきには、ビタミンE・タウリンほかアミノ酸あみのさんが多おおく独特どくとくのうまみを感かんじさせる。他ほかにも亜鉛あえん・DHA・EPAなどの有用ゆうような栄養分えいようぶんも豊富ほうふである。

イカは消化しょうかしにくく、胃いもたれの原因げんいんと思おもわれがちだが、消化しょうか率りつは魚類ぎょるいと大差たいさない。

アニサキス

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イカはアニサキス寄生虫きせいちゅうの宿主しゅくしゅである。食材しょくざいとして用もちいる際さいは、加熱かねつまたは-20度ど以下いかの環境かんきょうで24時間じかん以上いじょう冷凍れいとうするのが望のぞましい[11]。生食なましょくする場合ばあいは、目視もくしで確認かくにんし、かつ刃物はもので切きれ目めを入いれて提供ていきょうする[12]。醤油じょうゆ、酢す、わさびでは死滅しめつしない[12]。内臓ないぞうは生食なましょくしてはならない[12]。

日本にっぽんにおける主おもな料理りょうり法ほう

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他た、揚あげかまぼこの類るいなど様々さまざまな揚あげ物ものの具ぐとして使用しようされる。

イカゲソ

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食用しょくようにする際さいには10本ほんの腕うで全すべてを日本にっぽんでは下足げそく（げそ）と呼よぶ。主おもなイカゲソ料理りょうりとしては、天てんぷら（げそ天てん）・から揚あげ・イカ天てん（すり身みのてんぷら）・塩辛しおからがある。主おもに山形やまがた県けんで盛さかんに食たべられる。

高度こうど経済けいざい成長せいちょうの頃ころはイカの胴体どうたい部分ぶぶんに比くらべ足あしの部分ぶぶんは全まったく売うれなかった為ため、築地つきじ市場いちばでは一いち斗と缶かんに大量たいりょうのげそが無造作むぞうさに置おかれ、タダ同然どうぜんで売うられていたという[13]。

イカスミ

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イカスミのパエリア（アロス・ネグロ）
→詳細しょうさいは「イカ墨すみ」を参照さんしょう

パスタのソースに使つかったイカスミスパゲッティや、パエリア（アロス・ネグロ「Arròs negre」）に混まぜるなどして使つかわれる。

イカゴロ

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中ちゅう腸ちょう腺せんはイカゴロと呼よばれ、イカ塩辛しおからの特徴とくちょう的てきな味あじを構成こうせいする。ルイベとして食たべられることもある。加熱かねつするとカニの中なか腸ちょう腺せんであるカニミソのような味あじとなる。しかしイカ加工かこう時じの発生はっせい量りょうに対たいして需要じゅようは少すくなく、廃棄はいき物ぶつとして処理しょりされるものが多おおい。他たの生物せいぶつの中なか腸ちょう腺せんと同様どうようにカドミウムの含有がんゆう濃度のうどが比較的ひかくてき高たかく、通常つうじょう食しょくする量りょうでは健康けんこうに影響えいきょうはないが、廃棄はいき物ぶつとして大量たいりょうに処理しょりしたり、飼料しりょうとして家畜かちく類るいの主食しゅしょくに用もちいる場合ばあいは問題もんだいとなる。

観賞かんしょう用よう

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イカは魚類ぎょるいなどより飼育しいくが難むずかしいため、一般いっぱん的てきな趣味しゅみとはなりえていないが、一部いちぶの水族館すいぞくかんでは展示てんじが行おこなわれている。

ホタルイカの群ぐん遊ゆう海面かいめんがある富山とやま県けんでは、ホタルイカ漁りょうが観光かんこう資源しげんとして生いかされている。漁期ぎょきには、青白あおじろく光ひかるホタルイカが漁獲ぎょかくされる様子ようすを間近まぢかに見みられる他ほか、滑川なめかわ市しの博物館はくぶつかん「ほたるいかミュージアム」や魚津うおづ水族館すいぞくかんで捕獲ほかく個体こたいが展示てんじされる。また安価あんかなことから水族館すいぞくかんで他たの魚さかなや海獣かいじゅうの餌えさとして広ひろく用もちいられる。

漁業ぎょぎょう・水産すいさん

編集へんしゅう
 
イカ漁船ぎょせん

漁法ぎょほうとしては、イカ釣づり漁船ぎょせんによるものがあり、集魚しゅうぎょ灯とうによって集あつまった（一般いっぱん的てきにはイカは光ひかりを求もとめて集あつまる習性しゅうせいがあるとされるが、本来ほんらい夜行やこう性せいであるため、むしろ集魚しゅうぎょ灯とうの強つよい光ひかりを避さけて船ふねの陰かげに集あつまっているだけという説せつもある[14]）イカを自動じどうイカ釣つり機き[15]で釣つり上あげる。日本にっぽんにおけるシーズンはイカの種類しゅるいにより異ことなる。

日本にっぽんの陸揚りくあげ漁港ぎょこう

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2002年度ねんど
第だい1位い 八戸はちのへ漁港ぎょこう 青森あおもり県けん
第だい2位い 石巻いしのまき漁港ぎょこう 宮城みやぎ県けん
第だい3位い 羅臼らうす漁港ぎょこう 北海道ほっかいどう
第だい4位い 境さかい漁港ぎょこう 鳥取とっとり県けん
第だい5位い 函館はこだて漁港ぎょこう 北海道ほっかいどう

文化ぶんか

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語源ごげんなど

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「いか」の語源ごげんについては、いかめしい形かたちに由来ゆらいするとの説せつなどがあるが、はっきりとしていない[16]。漢字かんじ「烏賊いか」の由来ゆらいは、海うみに飛とび込こんでイカを食たべようとしたカラスをイカの方ほうが巻まきついて食たべてしまったとの故事こじに由来ゆらいするとの説せつや黒くろい墨すみを吐はき出だすことから黒くろを意味いみする「烏がらす」の賊ぞくという字じがあてられたとの説せつなど諸説しょせつがある[17]。

イカの数かぞえ方かたは状態じょうたいによって異ことなる。生いきている時ときは匹ひきだが、水揚みずあげされると杯はい、干ほすと枚まいである。

水揚みずあげ漁港ぎょこうにおけるイカ食しょく振興しんこう

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→詳細しょうさいは「イカノポリス計画けいかく」を参照さんしょう
  • 青森あおもり県けん八戸はちのへ市しは遠洋えんよう漁業ぎょぎょうを含ふくめたイカの水揚みずあげ量りょうが日本一にっぽんいちで、「イカの街まちはちのへ」を宣言せんげんしている。イカの足あしの数かずから毎月まいつき10日にちを「イカの日ひ」、市し名めいをかけて8月がつ10日とおかを「八戸はちのへイカの日ひ」としている[19]。
  • 石川いしかわ県けん能登のと町まちでは九十九湾つくもわんにある能登小木のとおぎ港みなとがイカの水揚みずあげ漁港ぎょこうであることから、観光かんこう物産ぶっさん施設しせつ「のと九十九湾つくもわん観光かんこう交流こうりゅうセンター（愛称あいしょう・イカの駅えきつくモール）」を開設かいせつし、巨大きょだいなイカモニュメント「イカキング」を設置せっちした[20][21][22]。
  • 唐津からつ市し呼子よびこ町まちの観光かんこう協会きょうかいでは2007年ねんから2014年ねんまで、イカの生態せいたい・産業さんぎょうをはじめとした食しょくに関かんする問題もんだいや自然しぜん・歴史れきし・文化ぶんか等とうについて「唐津からつ・呼子よぶこイカ検定けんてい」を実施じっししていた[23]。合格ごうかく者しゃは呼子よびこ朝市あさいち通どおりにあるモニュメントに名前なまえが掲示けいじされて栄誉えいよが称となえられた。

慣用かんよう句く・比喩ひゆ

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

出典しゅってん

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  1. ^ 『和漢わかん音おん釈しゃく書しょ言げん字じ考こう節用せつよう集しゅう(https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100217663/1?ln=ja)』-、明和めいわ３。 
  2. ^ a b c d e “vol8.タコ - 南みなみ三陸さんりく味あじわい開発かいはつ室しつ” (PDF). 海うみの自然しぜん史し研究所けんきゅうじょ. 2019年ねん10月がつ18日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “イカは空そらを"飛とぶ"ことができる!! - 北大ほくだいがイカの飛行ひこう行動こうどうを解明かいめい”. マイナビニュース. (2013年ねん2月がつ7日にち). https://news.mynavi.jp/techplus/article/20130207-a140/ 2013年ねん2月がつ7日にち閲覧えつらん。 
  4. ^ a b c d e f g 奥谷おくたに 2009, pp.193-195
  5. ^ a b c d e Staaf 2017, p.15-21
  6. ^ 仲谷なかたに 2011, pp.80-182
  7. ^ Strugnell, J.; Nishiguchi, M.K. (2007), “Molecular phylogeny of coleoid cephalopods (Mollusca: Cephalopoda) inferred from three mitochondrial and six nuclear loci: a comparison of alignment, implied alignment and analysis methods”, J. Mollus. Stud. 73 (4): 399–410, doi:10.1093/mollus/eym038 
  8. ^ 池田いけだ譲ゆずる『イカの心しんを探さぐる : 知ちの世界せかいに生いきる海うみの霊長れいちょう類るい』NHK出版しゅっぱん、2011年ねん6月がつ25日にち、38頁ぺーじ。ISBN 978-4-14-091180-8。 
  9. ^ イカ・タコでの人工じんこう放射ほうしゃ性せい核種かくしゅの蓄積ちくせきのされ方かたについて 中央ちゅうおう水産すいさん研究所けんきゅうじょ 中央ちゅうおう水産すいさん研究所けんきゅうじょ主要しゅよう成果せいか集しゅう 第だい5号ごう（平成へいせい19年ねん 9月がつ発行はっこう）ISSN : 1881-5944
  10. ^ “世界せかいが驚おどろいた→ニッポン！スゴ～イデスネ”. (2015年ねん9月がつ26日にち). https://www.tv-asahi.co.jp/shisatsudan/backnumber/2015/0027/ 
  11. ^ 食中毒しょくちゅうどくアニサキス生せいの魚介ぎょかい類るいで猛威もうい 毎日新聞まいにちしんぶん（2017年ねん5月がつ8日にち）2017年ねん5月がつ9日にち閲覧えつらん
  12. ^ a b c “アニサキスによる食中毒しょくちゅうどくを予防よぼうしましょう”. 厚生こうせい労働ろうどう省しょう. 2016年ねん6月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  13. ^ “なぜ「げそ天てん」は老舗しにせそば屋やにないのか？　みんなの知しらない“げそ天てんそば”の世界せかい”. 文春ぶんしゅんオンライン (株式会社かぶしきがいしゃ文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう). (2021年ねん3月がつ2日にち). https://bunshun.jp/articles/-/43675?page=1 2021年ねん4月がつ9日にち閲覧えつらん。 
  14. ^ 【参考さんこう】 Q.27 イカはどんな方法ほうほうで獲えるのですか？（全国ぜんこくいか加か工業こうぎょう協同きょうどう組合くみあいHPより）
  15. ^ 【参考さんこう】お魚さかななんでも辞典じてん>漁法ぎょほうから調しらべる>イカ釣づり（水産すいさん大だい百科ひゃっかより）
  16. ^ フリーランス雑学ざつがくライダーズ編へん『あて字じのおもしろ雑学ざつがく』 p.48 1988年ねん 永岡書店ながおかしょてん
  17. ^ フリーランス雑学ざつがくライダーズ編へん『あて字じのおもしろ雑学ざつがく』 pp.47–48 1988年ねん 永岡書店ながおかしょてん
  18. ^ スルメイカ（函館はこだて市し資料しりょう） (PDF)
  19. ^ 「イカの街まちはちのへ」連絡れんらく協議きょうぎ会かい
  20. ^ "【能登のと町まち】能登のとの魅力みりょくを堪能たんのうできる「イカの駅えきつくモール」"　DISCOVER NOTO 2023年ねん12月13日にち閲覧えつらん
  21. ^ "批判ひはんにめげず　「イカキング」を大だい化ばけさせた製作せいさく者しゃの意地いじとプライド"　ITmediaビジネスオンライン　2022年ねん10月がつ08日にち7時じ30分ふん更新こうしん　2023年ねん12月がつ20日はつか閲覧えつらん
  22. ^ "【石川いしかわ】命名めいめい イカキング　能登のと町まちのモニュメントに愛称あいしょう" 中日新聞ちゅうにちしんぶん　2021年ねん6月がつ22日にち10:01更新こうしん　2023年ねん12月13日にち閲覧えつらん
  23. ^ 「唐津からつ・呼子よぶこイカ検定けんてい ８年ねんの歴史れきしに幕まく」佐賀さが新聞しんぶん（2014年ねん2月がつ20日はつか）

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 奥谷おくたに喬司たかし『イカはしゃべるし、空そらも飛とぶ』講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃブルーバックス〉、2009年ねん、183-195頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-257650-5。 
  • ダナ・スターフ(Danna Staaf)原著げんちょ、和わ仁良にら二に監修かんしゅう 著しる、日向ひゅうがやよい 訳わけ『イカ4億おく年ねんの生存せいぞん戦略せんりゃく (Squid Empire: The Rise and Fall of the Cephalopods)』X-Knowledge、2018年ねん7月がつ2日にち、100-102頁ぺーじ。 
  • 仲谷なかたに一宏かずひろ『サメ―海うみの王者おうじゃたち―』（初版しょはん）ブックマン社しゃ、2011年ねん9月がつ1日にち、80,112-118,139,152,159,165,172,177,182頁ぺーじ。ISBN 978-4-89308-753-9。 

外部がいぶリンク

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