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赤部 - Wikipedia

赤部あかべせきぶは、漢字かんじ部首ぶしゅにより分類ぶんるいしたグループのひとつ。 かん字典じてん214部首ぶしゅでは155番目ばんめかれる(7かくの9番目ばんめとりしゅうの9番目ばんめ)。

あか
かん字典じてん 214 部首ぶしゅ
かい 赤部あかべ はし
1 いち 丿 おつ 2 ひと いれ はち
かたな ちから じゅう ぼく
また 3 くち ゆう だい おんな すん しょう
しかばね やま こう おのれ はば 广 ゆみ
4 しん ほこ ささえ ぶん きん ほう
つき かけ とめ もう みず
つめ ちち へん きば うし いぬ 5 げん たま ふり かわら あま せい
よう しろ かわ さら ほこ いし しめせ
あな だて 6 たけ べい いと かん ひつじ はね ろう みみ
にく しん いたり うす した ます ふね うしとら いろ そうこう むし くだり
ころも 7 かく げん たに まめ いのこ かい あか はし あし
くるま からし たつ とり さと 8 きむ なが もん ふるとり
あめ あお 9 めん かわ にら おと ぺーじ ふう しょく くび こう
10 うま ほね こう おに 11 さかな とり 鹿しか むぎ
あさ 12 きび くろ 13 かなえ ねずみ 14 はな ひとし 15
16 りゅう かめ 17

概要がいよう

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あか赤色あかいろ意味いみする。「だい」(ひと象形しょうけい)と「」をわせた会意かいい文字もじであり、いろ引伸ひきのばして赤色あかいろ意味いみするようになった。

また「あかにはまれたての嬰児えいじ意味いみがあり、「赤子あかご」といった熟語じゅくごつくる。

また形容詞けいようしとしてなにいという意味いみがあり、引伸ひきのばして動詞どうしとしてころしつくすこと、ほろぼすことを意味いみしたり、くもりのない純粋じゅんすいしん忠誠ちゅうせいしんはだかなどむきしのよう意味いみした。

その仮借かしゃくとして「」につうじてスパイを、「しゃく」につうじてながさの単位たんい意味いみすることがあった。

なおあかという色彩しきさいあらわはいくつかあるが、それをふかいろからあさいろじゅんならべると、「」「しゅ」「あか」「」「べに」のじゅんであった[1]。しかし、「あか」と「べに」は中古ちゅうこには混同こんどうされるようになり、赤色あかいろはもっぱら「べにあらわされるようになって現代げんだいいたっている。

このため日本語にほんごはいってきた赤色あかいろかんする熟語じゅくごでもさきしんかんだい文献ぶんけん由来ゆらいするものは「あか使つかわれるが、唐詩とうしなど中古ちゅうこ文献ぶんけん由来ゆらいするものには「べに使つかわれていることがおおい。

ただし、日本にっぽんでは、これら熟語じゅくごべつにして、「紅色こうしょく」(べにいろ・くれないいろ)といった場合ばあい上古じょうこ字義じぎであるうすあかでも、中古ちゅうこ字義じぎであるあかでもなく、鮮紅せんこうしょくすなわちあざやかな赤色あかいろすので注意ちゅうい必要ひつようである。

偏旁へんぼうとしては赤色あかいろかんすることをしめす。このとき左側ひだりがわへん位置いちかれ、左右さゆう構造こうぞうつくる。

部首ぶしゅ通称つうしょう

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  • 日本にっぽん:あか・あかへん
  • 韓国かんこく붉을적부(bulgeul jeok bu、あかの赤部あかべ
  • えいべい:Radical red

部首ぶしゅ

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あか

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ おうつとむおうつとむ漢語かんご字典じてん中華ちゅうかしょきょく、2000ねん、p.1341