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缶部の
項目があります。
缶部()は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では121番目に置かれる(6画の4番目、未集の4番目)。
缶部には「缶」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。
単独の「缶」字は、胴が太く口が小さい、酒や飲料を入れる素焼きの器を意味する。字源としては音を表す部分(元々は枹の形に由来する)と区別のための記号「口」とからなる文字で、容器を意味する単語を表記するのは仮借による[1][2][3]。なお「缶」の字音はフであり、常用漢字の「缶」は「罐」(音はクヮン、円筒形の容器)の新字体である。
「缶」は意符としては液体を入れる容器(陶器を主とする)に関する文字に含まれる。「瓦」に類似し、「甕」と「罋」、「瓶」と「缾」のような異体字を作っているが、どちらかといえば「瓦」は土製という素材に重みがあり、「缶」は液体を入れておく容器という形体に重みがある。
- 日本:ほとぎ、ほとぎへん、かん
- 韓国:장군부부(janggun bu bu、ほとぎの部)
- 英米:Radical jar
- ^ 郭小武 (2001). "古文字考釈五題". 殷都学刊. 2001 (3): 90–1.
- ^ 徐宝貴; 孫臣 (2001). "古文字考釈四則". 考古与文物. 2001 (1): 78–9.
- ^ 謝明文 (2022). "談"宝"論"富"". 文献. 2022 (1): 116.