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亀部 - Wikipedia

かめきぶ、(きゅう漢字かんじ: かめ)は、漢字かんじ部首ぶしゅにより分類ぶんるいしたグループのひとつ。 かん字典じてん214部首ぶしゅでは213番目ばんめかれる(16かく最後さいご2番目ばんめしゅうの27番目ばんめ)。

かめ(かめ)
かん字典じてん 214 部首ぶしゅ
りゅう かめ 龠部
1 いち 丿 おつ 2 ひと いれ はち
かたな ちから じゅう ぼく
また 3 くち ゆう だい おんな すん しょう
しかばね やま こう おのれ はば 广 ゆみ
4 しん ほこ ささえ ぶん きん ほう
つき かけ とめ もう みず
つめ ちち へん きば うし いぬ 5 げん たま ふり かわら あま せい
よう しろ かわ さら ほこ いし しめせ
あな だて 6 たけ べい いと かん ひつじ はね ろう みみ
にく しん いたり うす した ます ふね うしとら いろ そうこう むし くだり
ころも 7 かく げん たに まめ いのこ かい あか はし あし
くるま からし たつ とり さと 8 きむ なが もん ふるとり
あめ あお 9 めん かわ にら おと ぺーじ ふう しょく くび こう
10 うま ほね こう おに 11 さかな とり 鹿しか むぎ
あさ 12 きび くろ 13 かなえ ねずみ 14 はな ひとし 15
16 りゅう かめ 17

概要がいよう

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かめかめ)」カメ爬虫類はちゅうるい総称そうしょうとしてもちいられる。カメはふるくよりかみこと霊獣れいじゅうとしてあつかわれており、『れいれいうんへんおおとりりゅうならんでよんれいひとつにげられている。このためその甲羅こうらいてうらないにもちいた。これを「かめぼく」という。その甲羅こうらうらないの言葉ことばきざんだものが現存げんそん最古さいこ漢字かんじである亀甲きっこうじゅうこつ文字もじ、いわゆる甲骨文字こうこつもじである。

その小篆しょうてん字形じけいはカメを側面そくめんからかたちかたどっており、上部じょうぶはカメのあたまあらわし、みぎはカメの甲羅こうらで、そこに甲羅こうら紋様もんようがあり、ひだり手足てあし下部かぶあらわす。なおかぶとこつぶん金文きんぶんのうちには側面そくめんからかたちだけでなく、上部じょうぶからかたちのものも見受みうけられる。

偏旁へんぼうとしてはかめかんすることをしめとなるものもあるが、かめ種類しゅるいあらわ偏旁へんぼうがあり、こちらのほうがよく使つかわれている。

かめはこのような構成こうせい要素ようそにもつ漢字かんじおさめる。2024ねん現在げんざいのUnicodeには、「かめ」「かめ」「龟」以外いがいにも、「かめかめ・龟)」自身じしん異体いたいふくめて、様々さまざま変形へんけいもちいられている漢字かんじ収録しゅうろくされている。

字体じたい

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かめ字体じたい地域ちいきによって差異さいがある。

印刷いんさつ書体しょたい明朝体みんちょうたい)において『かん字典じてん』はあたまを「ク」かたちとし、中央ちゅうおうかぎ)とたてぼうがクとせっするよこからており、手足てあし甲羅こうらわくせんからたてつらぬいてびている。また中央ちゅうおうたてかぎよこ部分ぶぶんまでせっしている。台湾たいわん国字こくじ標準ひょうじゅん字体じたいもほぼこれにしたがうが、中央ちゅうおうたてが「コ」の下部かぶ先端せんたんまでせっし、かぎからははなれている。香港ほんこんつね用字ようじ字形じけいひょうはこれにくわえて手足てあしたてつらぬかず、かぎせっするのみである。中国ちゅうごくしん字形じけいあたまみじかひだりばらいとし、かぎたてぼうしたよこぼうからて、手足てあしかぎちかくからるもののせっせず、中央ちゅうおうたてかぎよこ部分ぶぶんまでせっしている。

かん字典じてん日本にっぽん 韓国かんこく 台湾たいわん 中国ちゅうごく 香港ほんこん
かめ かめ かめ かめ
記号きごう Unicode JIS X 0213 文字もじ参照さんしょう 名称めいしょう
かめ U+9F9C 1-83-93 龜
龜
U+2FD4 ⿔
⿔

簡略かんりゃく字体じたい

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日本にっぽんしん字体じたいではこれを「かめ」とする。

かめ漢字かんじのうち、日本にっぽんしん字体じたいの「かめ」のかたちもちいられている漢字かんじは、2024ねん現在げんざいのUnicodeでは、「かめ自身じしんのぞけば「𪚲」「𫠝」の2のみである。

一方いっぽう中国ちゅうごく簡体字かんたいじではさらに簡略かんりゃくし「」としている。

かめ漢字かんじのうち、中国ちゅうごく簡体字かんたいじの「龟」のかたちもちいられている漢字かんじは、2024ねん現在げんざいのUnicodeでは、前述ぜんじゅつの「かめ」で部首ぶしゅもちいている漢字かんじよりはおおいが、「龟」自身じしんのぞけばすべ拡張かくちょうC以降いこうにあり、そこには類推るいすい簡化などが少数しょうすうおさめられているのみである。

部首ぶしゅ通称つうしょう

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  • 日本にっぽん:かめ
  • 韓国かんこく거북구부(geobuk gu bu、カメのかめ
  • えいべい:Radical turtle

部首ぶしゅ

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かめかめ