エリス・バークス

エリス・バークス
Ellis Burks

2007年ねん3月がつ5日にち
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
出身しゅっしん地ち	ミシシッピ州しゅうヴィックスバーグ
生年月日せいねんがっぴ	(1964-09-11) 1964年ねん9月11日にち（60歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	6' 2" ＝約やく188 cm 200 lb ＝約やく90.7 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	外野がいや手しゅ、指名しめい打者だしゃ
プロ入いり	1983年ねん ドラフト1巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう	1987年ねん4月がつ30日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2004年ねん10月がつ2日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
ボストン・レッドソックス (1987 - 1992) シカゴ・ホワイトソックス (1993) コロラド・ロッキーズ (1994 - 1998) サンフランシスコ・ジャイアンツ (1998 - 2000) クリーブランド・インディアンス (2001 - 2003) ボストン・レッドソックス (2004)
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エリス・レナ・バークス（Ellis Rena Burks, 1964年ねん9月11日にち - ）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくミシシッピ州しゅうヴィックスバーグ出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（外野がいや手しゅ、指名しめい打者だしゃ）。

NPBのオリックス・ブルーウェーブでもプレイしたルーズベルト・ブラウンとは従兄弟いとこにあたる。

経歴けいれき

レッドソックス時代じだい

1983年ねん1月がつのMLBドラフトでボストン・レッドソックスから1巡じゅん目め（全体ぜんたい20位い）に指名しめいを受うけ入いれ団だん。1987年ねん4月がつ30日にちのシアトル・マリナーズ戦せんでメジャーデビュー。「1番ばん・中堅ちゅうけん手しゅ」のレギュラーに定着ていちゃくし、6月がつ10日とおかのボルチモア・オリオールズ戦せんで満塁まんるい本塁打ほんるいだを含ふくむ2本塁打ほんるいだ・7打点だてんを記録きろく。打率だりつ.272・20本塁打ほんるいだ・59打点だてん・27盗塁とうるいの好成績こうせいせきを残のこしたが、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票とうひょうでは票ひょうを獲得かくとくできなかった。1988年ねんは打率だりつ.294・18本塁打ほんるいだ・92打点だてん・25盗塁とうるいを記録きろくし、チームの地区ちく優勝ゆうしょうに貢献こうけん。オークランド・アスレティックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは打率だりつ.235と振ふるわず、チームは4連敗れんぱいで敗退はいたいした。1989年ねんは故障こしょうの影響えいきょうで97試合しあいの出場しゅつじょうに留とまるものの打率だりつ.303・21盗塁とうるいを記録きろく。1990年ねんはオールスターゲームに初はつ選出せんしゅつされる。打率だりつ.296・21本塁打ほんるいだ・89打点だてんを記録きろくし、チームは2年ねんぶりの地区ちく優勝ゆうしょう。アスレティックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは本塁打ほんるいだ・打点だてん共どもに0。チームは4試合しあい続つづけて1点てんしか奪うばえず、またも4連敗れんぱいで敗退はいたいした。オフにシルバースラッガー賞しょう、キャリア唯一ゆいいつのゴールドグラブ賞しょうを受賞じゅしょう。1991年ねんは打率だりつ.251・14本塁打ほんるいだと平凡へいぼんな成績せいせきに終おわる。1992年ねんは故障こしょうで6月がつ24日にちを最後さいごに離脱りだつして66試合しあいの出場しゅつじょうに留とまり、オフにフリーエージェントとなった。

ホワイトソックス時代じだい

1993年ねん1月がつ4日にちにシカゴ・ホワイトソックスと契約けいやく。同年どうねんは右翼うよく手しゅとして大おおきな故障こしょうもなくプレイして打率だりつ.275・17本塁打ほんるいだを記録きろくし、チームは10年ねんぶりの地区ちく優勝ゆうしょうを果はたす。トロント・ブルージェイズとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第だい5戦せんで本塁打ほんるいだを放はなつなど打率だりつ.304を記録きろくするが、チームは2勝しょう4敗はいで敗退はいたいした。オフに再ふたたびフリーエージェントとなり、11月30日にちに創設そうせつ間あいだもないコロラド・ロッキーズと契約けいやく。

ロッキーズ時代じだい

1994年ねんは4月がつに打率だりつ.413・9本塁打ほんるいだを記録きろくし、プレイヤー・オブ・ザ・マンスを受賞じゅしょうするなど好調こうちょうな滑すべり出だしだったが、故障こしょうで5月がつ中旬ちゅうじゅんに離脱りだつ。7月がつ末まつに復帰ふっきしたが、間まもなく1994年ねんから1995年ねんのMLBストライキに突入とつにゅう。そのままシーズンが打うち切きられたため42試合しあいの出場しゅつじょうに終おわった。新しん球場きゅうじょうクアーズ・フィールドが開場かいじょうした1995年ねんは打率だりつ.266・14本塁打ほんるいだと平凡へいぼんな数字すうじだったが、チームはワイルドカードを獲得かくとくし、球団きゅうだん創設そうせつ3年ねん目めにしてポストシーズン進出しんしゅつ。アトランタ・ブレーブスとのディビジョンシリーズでは第だい1戦せんで2打点だてんを挙あげるなど活躍かつやくするが、チームは1勝しょう3敗はいで敗退はいたいした。1996年ねんは前半ぜんはん戦せんで打率だりつ.341・22本塁打ほんるいだ・72打点だてんを記録きろくし、6年ねんぶりにオールスターゲームに選出せんしゅつされる。9月17日にちのロサンゼルス・ドジャース戦せんで、チームが野茂のも英雄ひでおにノーヒットノーランを喫きっした際さいに最後さいごの打者だしゃとなった。リーグ2位いの打率だりつ.344・40本塁打ほんるいだ・128打点だてん・211安打あんだ・32盗塁とうるい、いずれもリーグトップの142得点とくてん・長打ちょうだ率りつ.639・392塁打るいだを記録きろく。チームメイトのダンテ・ビシェットと共ともに「30-30」（30本塁打ほんるいだ30盗塁とうるい）を達成たっせいし、MVPの投票とうひょうで3位いに入はいった。1997年ねんは5月がつ中旬ちゅうじゅんまで打率だりつが.200前後ぜんこうと低調ていちょうで、6月がつ末まつから故障こしょうで1ヶ月かげつ離脱りだつ。復帰ふっき後ごは調子ちょうしを上あげ、打率だりつ.290・32本塁打ほんるいだを記録きろくした。1998年ねん7月がつ31日にちに3選手せんしゅとの交換こうかんトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍いせき。

ジャイアンツ時代じだい

移籍いせき後ごは打率だりつ.306を記録きろく。チームはワイルドカード争あらそいでシカゴ・カブスと同率どうりつで並ならんだが、ワイルドカード決定けってい戦せんで敗やぶれポストシーズン進出しんしゅつを逃のがした。1999年ねんは6月がつ29日にちの古巣ふるすロッキーズ戦せんで2本塁打ほんるいだ7打点だてん。120試合しあいの出場しゅつじょうながら31本塁打ほんるいだ・96打点だてんを記録きろくした。新しん球場きゅうじょうパシフィック・ベル・パークが開場かいじょうした2000年ねんは故障こしょうがちだったが開幕かいまくから好調こうちょうを維持いじし、前半ぜんはん戦せんで打率だりつ.363を記録きろく。規定きてい打席だせき不足ふそくながら打率だりつ.344・24本塁打ほんるいだ・96打点だてんの好成績こうせいせきでチームの地区ちく優勝ゆうしょうに貢献こうけん。ニューヨーク・メッツとのディビジョンシリーズでは第だい1戦せんでマイク・ハンプトンから本塁打ほんるいだを放はなち勝利しょうりするがその後ごは振ふるわず、チームも1勝しょう3敗はいで敗退はいたいした。オフにフリーエージェントとなり、11月19日にちにクリーブランド・インディアンスと契約けいやく。

インディアンス時代じだい

2001年ねんは6月がつ19日にちのミネソタ・ツインズ戦せんでキャリア初はつの1試合しあい3本塁打ほんるいだを放はなつなど前半ぜんはん戦せんで21本塁打ほんるいだ。後半こうはん戦せんはやや調子ちょうしを落おとしたものの打率だりつ.280・28本塁打ほんるいだ・74打点だてんを記録きろくし、チームは2年ねんぶりの地区ちく優勝ゆうしょう。マリナーズとのディビジョンシリーズでは第だい1戦せんで本塁打ほんるいだを放はなつなど打率だりつ.316を記録きろくするが、チームは2勝しょう3敗はいで敗退はいたいした。2002年ねんは後半こうはん戦せんで打率だりつ.339と調子ちょうしを上あげ、打率だりつ.301・32本塁打ほんるいだ・91打点だてんの好成績こうせいせきで最優秀さいゆうしゅう指名しめい打者だしゃ賞しょうを受賞じゅしょうした。2003年ねんは6月がつ7日にちを最後さいごに離脱りだつして55試合しあいの出場しゅつじょうに留とまり、オフにフリーエージェントとなった。

以後いご

2004年ねん2月がつ6日にちに古巣ふるすレッドソックスと契約けいやく。11試合しあいの出場しゅつじょうで打率だりつ.182・1本塁打ほんるいだに終おわる。チームはワイルドカードから18年ねんぶりのリーグ優勝ゆうしょうを果はたし、ワールドシリーズでセントルイス・カージナルスを下くだして86年ねんぶりのワールドチャンピオンとなったが、ポストシーズンのロースター入いりはできなかった。同年どうねん限かぎりで現役げんえき引退いんたい。

2005年ねんにインディアンスのGM補佐ほさに就任しゅうにんした。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
1987	BOS	133	606	558	94	152	30	2	20	246	59	27	6	4	1	41	0	2	98	1	.272	.324	.441	.765
1988		144	615	540	93	159	37	5	18	260	92	25	9	4	6	62	1	3	89	8	.294	.367	.481	.848
1989		97	446	399	73	121	19	6	12	188	61	21	5	2	4	36	2	5	52	8	.303	.365	.471	.836
1990		152	641	588	89	174	33	8	21	286	89	9	11	2	2	48	4	1	82	18	.296	.349	.486	.835
1991		130	524	474	56	119	33	3	14	200	56	6	11	2	3	39	2	6	81	7	.251	.314	.422	.736
1992		66	263	235	35	60	8	3	8	98	30	5	2	0	2	25	2	1	48	5	.255	.327	.417	.744
1993	CWS	146	574	499	75	137	24	4	17	220	74	6	9	3	8	60	2	4	97	11	.275	.352	.441	.793
1994	COL	42	165	149	33	48	8	3	13	101	24	3	1	0	0	16	3	0	39	3	.322	.388	.678	1.066
1995		103	321	278	41	74	10	6	14	138	49	7	3	1	1	39	0	2	72	7	.266	.359	.496	.855
1996		156	685	613	142	211	45	8	40	392	128	32	6	3	2	61	2	6	114	19	.344	.408	.639	1.047
1997		119	477	424	91	123	19	2	32	242	82	7	2	1	2	47	0	3	75	17	.290	.363	.571	.934
1998		100	405	357	54	102	22	5	16	182	54	3	7	2	5	39	0	2	80	10	.286	.355	.510	.865
	SF	42	177	147	22	45	6	1	5	68	22	8	1	4	4	19	1	3	31	2	.306	.387	.463	.850
'98計けい		142	582	504	76	147	28	6	21	250	76	11	8	6	9	58	1	5	111	12	.292	.365	.496	.861
1999		120	469	390	73	110	19	0	31	222	96	7	5	0	4	69	2	6	86	11	.282	.394	.569	.963
2000		122	458	393	74	135	21	5	24	238	96	5	1	0	8	56	5	1	49	10	.344	.419	.606	1.025
2001	CLE	124	515	439	83	123	29	1	28	238	74	5	1	0	9	62	2	5	85	16	.280	.369	.542	.911
2002		138	570	518	92	156	28	0	32	280	91	2	3	1	1	44	3	6	108	13	.301	.362	.541	.903
2003		55	228	198	27	52	11	1	6	83	28	1	1	0	0	27	2	3	46	4	.263	.360	.419	.779
2004	BOS	11	37	33	6	6	0	0	1	9	1	2	0	0	0	3	0	1	8	1	.182	.270	.273	.543
MLB：18年ねん		2000	8176	7232	1253	2107	402	63	352	3691	1206	181	84	29	62	793	33	60	1340	171	.291	.363	.510	.873

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	左翼さよく（LF）						中堅ちゅうけん（CF）						右翼うよく（RF）
		試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ
1987	BOS	-						132	320	15	4	2	.988	-
1988		-						142	370	9	9	0	.977	-
1989		-						95	244	7	6	3	.977	-
1990		-						143	325	7	2	0	.994	-
1991		-						126	283	2	2	1	.993	-
1992		-						63	122	3	2	0	.984	-
1993	CWS	-						21	48	2	0	0	1.000	132	264	4	6	1	.978
1994	COL	-						39	77	2	3	0	.963	-
1995		23	27	1	2	0	.933	65	131	2	3	0	.978	1	0	0	0	0	----
1996		129	209	4	5	1	.977	32	64	2	0	1	1.000	-
1997		66	53	3	2	0	.966	89	151	3	2	1	.987	-
1998		45	45	0	3	0	.938	78	141	5	2	0	.986	-
	SF	-						36	72	1	1	0	.986	10	18	0	0	0	1.000
'98計けい		45	45	0	3	0	.938	114	213	6	3	0	.986	10	18	0	0	0	1.000
1999		-						-						107	210	3	2	2	.991
2000		-						-						108	214	4	4	1	.982
2001	CLE	18	21	2	0	0	1.000	-						2	4	0	0	0	1.000
2002		6	7	0	0	0	1.000	-						-
2003		2	5	0	0	0	1.000	-						-
MLB		289	367	10	12	1	.969	1061	2348	60	36	8	.985	360	710	11	12	4	.984

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう
• 各かく年度ねんどの太字ふとじ年ねんはゴールドグラブ賞しょう受賞じゅしょう

表彰ひょうしょう

• シルバースラッガー賞しょう（外野がいや手しゅ部門ぶもん）：2回かい（1990年ねん、1996年ねん）
• ゴールドグラブ賞しょう（外野がいや手しゅ部門ぶもん）：1回かい（1990年ねん）
• 最優秀さいゆうしゅう指名しめい打者だしゃ賞しょう：1回かい（2002年ねん）
• 月間げっかんMVP：1回かい（1994年ねん4月がつ）

記録きろく

• MLBオールスターゲーム選出せんしゅつ：2回かい（1990年ねん、1996年ねん）

背番号せばんごう

• 12（1987年ねん - 1992年ねん）
• 26（1993年ねん - 1998年ねん途中とちゅう）
• 23（1998年ねん途中とちゅう - 2003年ねん）
• 25（2004年ねん）

外部がいぶリンク

• 選手せんしゅの通算つうさん成績せいせきと情報じょうほう MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)