カレリアントレインズSm6電車でんしゃ

カレリアントレインズ Sm6 (Allegro)
ヘルシンキ中央ちゅうおう駅えきに停車ていしゃ中ちゅうのSm6
基本きほん情報じょうほう
製造せいぞう所しょ	アルストム
主要しゅよう諸しょ元もと
編成へんせい	7両りょう×4編成へんせい
軌間きかん	1,524/1,520 mm
電気でんき方式ほうしき	交流こうりゅう25kV 50Hzへるつ, 直流ちょくりゅう3kV
最高さいこう運転うんてん速度そくど	220 km/h
編成へんせい定員ていいん	342人にん+2人ふたり
編成へんせい重量じゅうりょう	423t
最大さいだい寸法すんぽう （長ちょう・幅はば・高こう）	25,000mm(中間なかま車しゃ) 27,200mm(先頭せんとう車しゃ) ×3,200mm×4,270mm
編成へんせい出力しゅつりょく	5,500kW

カレリアントレインズSm6電車でんしゃ(Sm6 Allegro)はフィンランドの首都しゅとヘルシンキと、ロシア第だい2の都市としサンクトペテルブルクを結むすぶ高速こうそく列車れっしゃに使用しようされる、カレリアントレインズの所有しょゆうする電車でんしゃ(EMU)である。

運行うんこう開始かいしは2010年ねん12月12日にちからで、開業かいぎょう時じにはヘルシンキ、サンクトペテルブルク間あいだをフィンランド大統領だいとうりょうタルヤ・ハロネンと、ロシア首相しゅしょうウラジーミル・プーチンが乗車じょうしゃしている。

Sm6はVRグループのSm3によく似にているが、Sm3がETR460をベースにしているのに対たいしSm6はニューペンドリーノと呼よばれる最新さいしん型がたのETR600・610をベースとしており異ことなっている。Sm3はフィアットが設計せっけいした油圧ゆあつ式しきの強制きょうせい車体しゃたい傾斜けいしゃシステムを用もちいているが、Sm6はアルストムが新あらたに設計せっけいした空気圧くうきあつを用もちいた車体しゃたい傾斜けいしゃシステムを採用さいようしている。 最高さいこう運転うんてん速度そくどは220km/hで、従来じゅうらい5時じ間あいだ30分ふんかかっていたヘルシンキ、サンクトペテルブルク間あいだの所要しょよう時間じかんを3時じ間あいだ30分ふん程度ていどに短縮たんしゅくすることを目的もくてきをしており、VRグループとロシア鉄道てつどうがそれぞれ50%ずつ出資しゅっしする合弁ごうべん会社かいしゃカレリアントレインズが設立せつりつされた。Sm6はVRグループ、ロシア鉄道てつどうそれぞれの路線ろせんでの異ことなった区間くかんの運行うんこうに対応たいおうする設備せつびを備そなえ、電気でんき方式ほうしきはフィンランド国内こくない用ようの交流こうりゅう25kV50Hz、ロシア国内こくない用ようの直流ちょくりゅう3kVに対応たいおうする交流こうりゅう直流ちょくりゅう両用りょうよう電車でんしゃである。台車だいしゃはフィンランド国内こくないの軌間きかん1,524mmと若干じゃっかん狭せまいロシア国内こくないの軌間きかん1,520mmに対応たいおうし、出入でいり口ぐちは高たかさが低ひくい550mmのフィンランドのプラットホームとロシア直流ちょくりゅう区間くかんの高たかい1,100mmのプラットホームの両方りょうほうに対応たいおうするため可動かどう式しきステップを装備そうびしている。フィンランド北きた中部ちゅうぶやロシア交流こうりゅう区間くかんはさらに低ひくい200mmのプラットホームが標準ひょうじゅんになっており、本ほん形式けいしきの可動かどう式しきステップで乗降じょうこう可能かのうではあるが、現時点げんじてんで定期ていき列車れっしゃにおいては客扱きゃくあつかいの実績じっせきがない。愛称あいしょうには、音楽おんがく用語ようごとして一般いっぱんに「速はやく」を意味いみする「ALLEGRO（アレグロ）」の名称めいしょうが付つけられている。

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  運転うんてん台だい
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  一等いっとう座席ざせき
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  二に等とう座席ざせき
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  食堂しょくどう車しゃ
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  子供こども遊戯ゆうぎ室しつ
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  乗車じょうしゃ券けん

外部がいぶリンク

• Footage of a stop at Kerava station during a test run on April 7, 2010
• Oy Karelian Trains Ltd
• Скоростной поезд "Аллегро" (Russian)