ナタナエル

ナタナエル（英語えいご:Nathanael）は、新約しんやく聖書せいしょのヨハネの福音ふくいん書しょに登場とうじょうする人物じんぶつである。バルトロマイと同どう一人物いちじんぶつであるという説せつがある。

ナタナエルはガリラヤのカナの生うまれである。12弟子でしのピリポによってイエス・キリストを紹介しょうかいされたが、彼かれはナザレからメシヤが出でるとは信しんじなかった。しかし、彼かれがイエスに会あうと、すでにイエスは彼かれを知しっており、いちじくの下したにいるのを見みたと聞きき、彼かれはイエスが神かみの子こであると信しんじ告白こくはくした。そして、イエスの12弟子でしの一人ひとりになったと言いわれる。

イエス・キリストの復活ふっかつ後ごに、キリストにガリラヤ湖こで出会であった。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『新しん聖書せいしょ辞典じてん』いのちのことば社しゃ、1985年ねん