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ノストラティックだい語族ごぞく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Bomhard (2008)によるノストラティックだい語族ごぞく系統けいとう仮説かせつ

ノストラティックだい語族ごぞく(Nostratic languages)[1]とは、ユーラシアおおくの語族ごぞくふくむ、仮説かせつ段階だんかいだい語族ごぞくである。ホルガー・ペデルセンによって、20世紀せいき初頭しょとう最初さいしょ提唱ていしょうされた。最小限さいしょうげんのくくりでは、インド・ヨーロッパ語族ごぞくウラル語族ごぞくアルタイ諸語しょごみなみコーカサス語族ごぞくふくまれる。くわえて、アフロ・アジア語族ごぞくドラヴィダ語族ごぞくニブフエラムシュメールユカギールエスキモー・アレウト語族ごぞくチュクチ・カムチャツカ語族ごぞくなどがふくまれることもある。

原郷はらごう拡散かくさん

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ノストラティックだい語族ごぞく仮説かせつによる言語げんご系統けいとう

Bomhard (2008) [2]は、ノストラティック祖語そご紀元前きげんぜん8,000ねんレバントしん石器せっき革命かくめい開始かいしとも分化ぶんかし、肥沃ひよく三日月みかづき地帯ちたいえてコーカサスカルトヴェリ祖語そご)、エジプト紅海こうかいえてアフリカのかくアフロ・アジア祖語そご)、イラン高原こうげんエラム・ドラヴィダ祖語そご)、中央ちゅうおうアジアユーラシア祖語そご、その紀元前きげんぜん5,000ねんインド・ヨーロッパ祖語そごアルタイ祖語そごウラル祖語そご分化ぶんか)へそれぞれ拡散かくさんしていったとしている。

だい語族ごぞくとしての位置いちづけ

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Evolution of Human Languages (March 2014).
  2. ^ Bomhard, Allan R. (2008). Reconstructing Proto-Nostratic: Comparative Phonology, Morphology, and Vocabulary, 2 volumes. Leiden: Brill. ISBN 978-90-04-16853-4