嘉よしみ保ほ

嘉よしみ保ほ（かほう）は、日本にっぽんの元号げんごうの一ひとつ。寛治かんじの後のち、永長ながおさの前まえ。1094年ねんから1096年ねんまでの期間きかんを指さす。この時代じだいの天皇てんのうは堀河ほりかわ天皇てんのう。

改元かいげん

『史記しき』の「嘉よしみ保ほ太平たいへい」から。

1094年ねん（嘉よしみ保ほ元もと）
- 4月がつ - 美作みさく国こくの申請しんせいにより、新立しんだて荘園しょうえん (日本にっぽん)の制止せいしを議定ぎていする。
- 5月 - 田楽でんがく流行りゅうこうの兆きざし
1096年ねん（嘉よしみ保ほ3年ねん（12月に「永長ながおさ」に改元かいげん））
- 6月がつ - 庶民しょみんだけではなく貴族きぞくらをも巻まき込こんだ永長ながおさの大だい田楽でんがくが流行りゅうこう
- 8月がつ7日にち - 田楽でんがく観覧かんらんが好すきだった媞子内親王ないしんのう急死きゅうし、衝撃しょうげきを受うけた実父じっぷの白河しらかわ上皇じょうこうが出家しゅっけ。水みずを差さされた形かたちで田楽でんがくブームが終息しゅうそく。
- 10月 - 大宰府だざいふに来着らいちゃくの宋そう人ひとのことを議ぎする。
- 11月 - 畿内きないで大だい地震じしん（永長ながおさ地震じしん）が発生はっせい。
- 12月17日にち - 永長ながおさに改元かいげん

※は小しょうの月つきを示しめす。

嘉よしみ保ほ元年がんねん（甲きのえ戌いぬ）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	閏うるう三さん月がつ※	四よん月がつ	五月ごがつ※	六ろく月がつ	七なな月がつ	八はち月がつ※	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ※	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1094/1/19	2/18	3/19	4/18	5/17	6/16	7/15	8/14	9/13	10/12	11/11	12/11	1095/1/9
嘉よしみ保ほ二に年ねん（乙おつ亥い）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ※	五月ごがつ	六月ろくがつ※	七なな月がつ	八はち月がつ※	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1095/2/7	3/9	4/7	5/7	6/5	7/5	8/3	9/2	10/1	10/31	11/30	12/30
嘉よしみ保ほ三さん年ねん（丙へい子こ）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ※	四よん月がつ	五月ごがつ※	六月ろくがつ※	七なな月がつ	八はち月がつ※	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1096/1/28	2/27	3/27	4/25	5/25	6/23	7/22	8/21	9/19	10/19	11/18	12/18