貞さだ永ひさし

貞さだ永ひさし（じょうえい）は、日本にっぽんの元号げんごうの一ひとつ。寛ひろし喜きの後のち、天福てんぷくの前まえ。1232年ねんから1233年ねんまでの期間きかんを指さす。この時代じだいの天皇てんのうは後こう堀河ほりかわ天皇てんのう、四条しじょう天皇てんのう。鎌倉かまくら幕府ばくふ将軍しょうぐんは藤原ふじわら頼よりゆき経けい、執権しっけんは北条ほうじょう泰やすし時とき。

改元かいげん

• 寛ひろし喜き4年ねん4月がつ2日にち（ユリウス暦れき1232年ねん4月がつ23日にち）：改元かいげん。
• 貞さだ永なが2年ねん4月がつ15日にち（ユリウス暦れき1233年ねん5月25日にち）：天福てんぷくに改元かいげん。

出典しゅってん

「易えき経けい」(坤ひつじさる卦け)の「用もちい六ろく、利り_二に永えい貞さだ_一いち」

貞さだ永なが期きにおきた出来事できごと

元年がんねん

• 8月がつ10日とおか：御ご成敗せいばい式目しきもくが制定せいていされる。
• 10月4日にち：後こう堀河ほりかわ天皇てんのうが2歳さいの四条しじょう天皇てんのうに譲位じょうい。

西暦せいれきとの対照たいしょう表ひょう

※は小しょうの月つきを示しめす。

貞さだ永なが元年がんねん（壬みずのえ辰たつ）	一いち月がつ	二に月がつ	三さん月がつ※	四よん月がつ	五月ごがつ※	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ※	九きゅう月がつ	閏うるう九きゅう月がつ※	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ※	十二月じゅうにがつ
ユリウス暦れき	1232/1/24	2/23	3/24	4/22	5/22	6/20	7/20	8/18	9/16	10/16	11/14	12/14	1233/1/12
貞さだ永なが二に年ねん（癸巳きし）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ	五月ごがつ※	六月ろくがつ※	七なな月がつ	八はち月がつ※	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ※	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1233/2/11	3/13	4/11	5/11	6/10	7/9	8/7	9/6	10/5	11/4	12/3	1234/1/2